JPH03140138A - 体型補償用血圧監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、身体の状態を測定する装置に関する。特に
この発明は、公衆によって使用される自動血圧試験装置
、特に使用者の体型および／または体位の変化を容易に
補正する形式の装置に関する。

〔従来の技術〕

血圧は、個人の健康の全般的な水準の評価に重要な要素
として長い間知られてきた。血圧は典型的に血圧計を使
用するいわゆる聴診法によって測定され、膨張自在のカ
フが被検者の体肢の上に配置され体肢の血液の循環が止
まる圧力まで膨張させ、次に聴診器で被検者の脈搏およ
び循環を聴覚的に監視する。膨張自在のカフは体肢の肉
の弾性に抗して体肢へ圧力を加えるから、体肢の肉の表
面下異なる深さにおける血液循環は圧力によって左右さ
れる。体肢における血液循環が中断した後、収縮すると
、循環が第１の圧力で深い組織において再び始まり（収
縮期の圧力と呼ばれる）、心臓による最高圧力を表わす
、そして肢体表面近傍の浅い組織において拡張期の圧力
として知られる第２の低圧力において心臓の働きに抗す
る最低圧力を表わす。

上記のプロセスが行われるとき、カフの収縮の制御又は
聴診器のような聴取装置を配置するめたに必要な筋張力
は測定精度に影響を与えるから、そのプロセスは血圧の
被測定者以外の人によって行う必要がある。また、使用
者の耳における血液循環はカフによって制御される間に
体肢における循環の変化に起因する音の微妙な変化を妨
げるから、循環における差を聞く能力は低下することに
なる。

最近、一部の人達の健康意識の増大は血圧および脈搏を
測定する個人用自動装置の開発をもたらした。かかる装
置のコストは高くなくそれらの利用度はかなり広まって
いるけれども、該装置は既に高血圧症と診断され医師に
よって強く推薦されない限り個人所有は不必要又は贅沢
と思われる。

従って、かかる装置は高血圧症や治療を必要とする他の
状態の発見をもたらさない。

一方、高圧症や高血圧は典型的に個人に医学的注意を引
かせる症状を伴わないから、最近、高圧症や高血圧は一
般に診断されない重い状態であることがますます明白に
なってきた。一定の期間に渡って診断されなかったり又
は治療されない高血圧症は心臓及び循環系にかなりの損
傷又は退化をもたらす。かかる高血圧症は心臓病の発生
や心臓発作の発生の主要因であることがわかってきた。

さらに、異常な血圧は動脈瘤の存在、血管の拡張の主た
る指標であって、それはしばしば高い確率で悲劇的な結
末及び高死亡率を有する。

かかる血圧試験の有効性を提供するために、病院のよう
な医療施設では高血圧および他の状態のスクリーニング
をするのが一般的になってきた。

かかるスクリーニングは多数の人々を試験およびカウン
セリングするための訓練された人を提供する利点を有す
る。しかし、かかるスクリーニングはそれらを提供する
施設には高価につくと共に管理経費及び宣伝および広告
のような他の経費を含む。かかるスクリーニングは特定
の健康問題の大衆意識の向上にはかなり成功であったけ
れども、それらは追跡試験や治療の促進、特に試験され
た身体的パラメーターが血圧の場合のように多くの原因
で広く変動を受ける場合には余り成功していない。さら
に、かかるスクリーニングには秘密保持の認識不足があ
り、保健料について高血圧症に関する情報を求めること
の潜在的な逆効果が個人にその状態に関する情報を求め
ることを躊躇させる。

従って、血圧測定装置を公衆が容易に利用できる必要が
あることが最近明らかになってきた。かかる容易な利用
可能性は訓練された異常のときには忠告とカウンセリン
グを提供する可能性を与えるが、高価で、不規則そして
利用が不便、プライバシーおよび秘密度の認識不足、重
要な結果をスクリーニングの異常な環境のために被検者
が忘れる可能性がある、等の欠点に苦しんでいる。また
、高血圧症は１回の血圧測定では確実に診断することが
できず、状態を確実に示すために−様な高度の測定を数
回行う必要があることが知られている。

高血圧症の診断後でも、定期的に血圧を監視する必要が
ある。かかる測定をする費用又は不便さが治療を妨げる
。上記の個人用血圧監視装置でも比較的高価であって該
装置の所有者の代りが必要である。

従って、最近、高血圧症の初期の検出に公共サービスと
して又は１回使用毎に支払う方式で公共の場所に自動血
圧試験装置を設けることが有効であることがわかった。

これは、血圧測定値が常に高い場合には医師に相談する
必要性の確認を個人的に与えることができる薬剤師を利
用するために処方箋薬物を配分する薬局および他の商業
施設に特に有効であることがわかった。また、かかる自
動血圧測定装置の設置はそれらを提供する商業施設に有
益であることがわかった、そしてかかる装置は一回毎の
有料方式で設置した場合にかなりの収入源となると共に
他の製品の販売促進になることも証明されている。かか
る設置によって、血圧試験が便利に、かつ、かなりの期
間に渡って一定の間隔でかなりの秘密性を保ちながら行
なうことができる。

適当な装置の一例は１９８６年９月２日付米国特許第４
，７２９，３８２号に開示されており、それをここに引
用する。本発明の完全理解に必要のない基本装置の操作
の詳細はここでは省略する。

基本的装置に関して、商業的施設に設置するには床のス
ペースが高コストであるからスタンドが望ましい。さら
に、同じ理由から、使用者が立った姿勢のときに基本装
置を使用できるようなスタンドを設けることが望ましい
ことがわかった。立った姿勢での使用は、顧客が座るこ
とが異常であるストアーの環境において目立つことなく
装置を使用できるから望ましい。

〔発明が解決しようとする課題］ しかしながら、かかる設置は使用者の立った姿勢は血圧
を一般に測定する典型的な標準的姿勢でないから問題を
提起する。特に、医療関係者によって行われるとき、血
圧は典型的な着座又は横たわった被検者の上腕で測定さ
れるので、測定に使用される膨張自在のカフは心臓の高
さに配置される。この点において、高血圧症を自分自身
でスクリーニングする使用者、および装置によって行わ
れる測定値が正確で血圧計を使用して訓練を受けた医療
個人によって行われた測定値で常に補正されるところの
治療補助として装置を使用する人々による潜在的使用を
考慮することが極めて望ましい。カフは１９８５年１２
月６日付は米国意匠特許第２９８．１６７号に示されて
いるように装置のハウジングに固着させることが望まし
いこともわかっている。この配置は、いじり回したり野
蛮な取扱いで傷つきやすい空気部品を保護すると共に加
圧カフ、ポンプおよび弁を容易に交換することができる
モジュールに組み立てることができる。その装置は動脈
カテーテルを使用した血圧測定の許容されている陥入法
において高精度であることがわかっている使用者の前腕
から血圧を測定しようとしている。血圧測定に使用者の
前腕を使用することは、楽で自然な姿勢を維持できるの
で使用者に便利である。同じ理由及び別の製造および保
守費用のために、かかる効果は使用の容易さおよび分離
性を妨げるところのかなり別の構造にしない限りいずれ
の場合にも得られないから、姿勢を標準化させる試みに
おいて機械全体の高さを変えることは余り実際的である
とは思われない。さらに、前腕の使用は上腕を露出する
必要がなく、従ってスリーブを完全にまくり上げる必要
がなく、測定結果に影響する衣類による拘束作用が回避
される。しかしながら、上腕を使用する方法と異なり、
カフが心臓の高さ又はその近傍にあることが保証されな
い、従って心臓とカフ間の高さの差に起因する静水圧の
差による誤差が、実際の測定値と被検者がもっと標準的
な姿勢で血圧を測定した場合に得られる値との間にかな
りの差をもたらす。

従って、本発明は、自動血圧測定装置の使用中に使用者
の心臓の高さと膨張自在カフの高さ間の差に起因する静
水圧の差を補正する方法を提供することを目的としてい
る。

本発明の別の目的は、使用者に容易に知られる、又は容
易に検知できるパラメーターに基づいて静水圧の誤差に
対する血圧測定値の補正をする補正法を提供することで
ある。

さらに本発明の目的は、目立たない楽なそして自然の方
法で使用者の姿勢を決めて簡単な方法で静水圧差を補正
することができる血圧測定装置を提供することである。

さらに本発明の目的は、使用時にも床のスペースは僅か
しかとらず、訓練された個人によって操作された聴診法
および血圧計の使用によって標準の姿勢で行われた血圧
測定値で正確に補正される出力値を提供する優れた自動
血圧計を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

従って、本発明の１面に従って、使用者の身長に対応す
るデータを登録するデータ登録手段を操作する工程、使
用者の下腕を膨張自在カフに挿入して装置に使用者の血
圧を測定させる工程、および使用者の身長に従って測定
結果を補正して補正結果を得る工程から成る方法が提供
される。

本発明の別の面に従って、使用者の身長に対する心臓の
高さの少なくとも平均高さと膨張自在カフの予め決めた
高さ及び標準姿勢で測定された血圧値間の補正関係を確
立する工程、使用者の身長を表わすデータを得る工程、
使用音の血圧を測定して測定結果を得る工程、および補
正関係に従って測定結果を補正して補正された測定値を
得る工程からなる方法が提供される。

本発明のさらに別の面に従って、使用者の体の一部を取
り巻き該使用者の支持体に対して予め決めた高さに取り
付けられた膨張自在カフと、該カフを制御自在に膨張お
よび収縮させる制御自在の流体ポンプ装置と、前記膨張
および収縮中にカフ内の圧力変動に対応して測定結果を
提供する圧力測定装置と、使用者の全身長を表すデータ
を提供する装置と、使用者の身長によって決まる予め決
めた姿勢および膨張自在カフの予め決めた高さにおける
典型的な使用者の平均血圧と標準姿勢間の補正関係を提
供する装置と、前記使用者の全身長データおよび前記補
正関係に基づいて前記測定結果を補正して補正測定値を
提供する装置から成る装置が提供される。

本発明のさらに別の面に従って、使用者の体型のパラメ
ーターを表わすデータを入力するデータ登録装置から成
り、かつ該データ登録装置に応答し、測定手段の出力に
補正値を与えてその出力値を補正する装置を含む改良が
自動血圧測定装置に加えられる。

本発明の上記の目的および他の目的の達成は添付した図
面と共に本発明の以下の詳細な説明から当事者には明白
となるであろう。

〔実施例〕

第１図は本発明による装置の外観を示す。本発明の装置
１０は有利なことに関係者の体重を測定する体重計を含
むことができるベース１５を含む。膨張自在カフ１２、
表示装置（デジタル式が望ましい）およびキーボード１
３用の取付は装置を含むハウジング１１は柱１４に支え
られている。パネル１６は書かれた使用説明、血圧情報
および解釈データ或いは使用者による通読用宣伝事項も
表示するために使用される。ハウジング１１は、ポンプ
、弁、カフおよび圧力センサを１つのユニットに収納し
て修理および現場交換が容易になるように仕切り１８で
示したように分割式に作るのが有利である。本発明に従
って作ったユニット全体は比較的に軽量であるが、装置
の全体の大きさは場所替えのときに移動するには若干扱
いにくい、そしてベース１５の片縁にホイール（図示せ
ず）を設けて、装置を傾斜させると共にホイール上で転
がせるが直立させたときに安定で固定させることができ
る。ベース１５の形状は特に重要ではない、そして寸法
１５ａは典型的に前述の体重計の踏み板を収納できる寸
法である。体重計が包含されない場合のベース１５は所
望の形状にすることができる、例えば第２Ａ図〜第２Ｃ
図のようにして、安定性と剛性を良くし、使用者が床に
立てれるようにできる。

必要な言語でメンセージ又は使用説明および必要ならば
、試験結果を周知の方法で音声を合成して報告するため
スピーカー１７を使用することができる。好適な実施形
態において、かかる音声のデータは、迅速アクセス、機
械的及びエージング劣化の無い（例えば、テープと比較
して）および必要ならば、メツセージの迅速な交換（例
えば、別の言語への変換）のために固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）に保持される。この特徴は盲人や視覚障害者による
装置の使用の場合に有利である。スピーカー１７の位置
は本発明の実施には重要でなく、便利と思われる場所に
配置することができる。

柱１４はベース１５を貫通して延在し、いずれの形も選
択することができ、はぼ床の高さで終わる。

ヒトの肘の屈曲角度のために、ヒトの平均身長よりも数
インチ小さい使用者の心臓の高さの水準にカフ１２を配
置するように装置が配列され、柱の高さが決定される。

本発明の好適な実施形態で採用された寸法は最小身長１
６２　ｃｍ　（６４インチ）の使用者に適応する。この
設計の特徴は、より背の高い人に対する全ての血液補正
が静水圧を差し引くことによって行われ、従ってマイク
ロプロセッサ２０のプログラミングを筒車にするという
利点を有する。カフ１２の特定の高さに対する一連の補
正をするためにソフトウェアを使用することは十分に筒
車であって、必要ならば異なるカフの高さに対する適用
は容易にできる。従って、著しい数の設置に対して、柱
１４の高さを標準化すること、およびベース１５の厚さ
１５ａに対して、ソフトウェアで異なる補正をすること
が経済的であることがわかった。

また、ハウジング１１は便利なことに柱１４から容易に
取り外せる構成にできるので、背の低い人は殆ど標準の
血圧測定ができる別の支持体上に配置したハウジング１
１でできる、その場合に６４インチ（１６２ｃｍ）の使
用者の不足身長の値は使用者の実際の身長に関係なく正
確な結果を与える。これとは別に、背の低い使用者はベ
ース又は他の支持装置によって標準の姿勢に近い高さに
支えることもできる。

最後に、ハウジング１１の望ましい形態は本発明の実施
に重要でないことがわかる、その詳細は省略する。しか
しながら、ハウジングの望ましい形態の詳細な説明は前
記米国意匠特許筒２９８．１６７号に詳細に説明されて
いるのでそれを参照されたい。

第２Ａ図、第２Ｂ図および第２Ｃ図は身長の異なる使用
者による本発明の詳細な説明する。第２Ａ図は最小の好
適設計身長の人による使用を示す。

この場合に、膨張自在のカフは心臓の高さにあり、使用
者は快適な直立位置で前腕をカフ１２に入れることがで
きる。上腕は使用者の肩に対して楽な上向き角度を執る
。また、この場合のカフは心臓の高さにあるので、静水
圧の補正を必要としない。

第２Ｂ図には、カフの位置に対する最小設計高さよりも
大きい使用者を示し、心臓の高さがカフの中心線から距
離３０ｂまで上にある。使用者の上腕は鋭角に立ち上が
るので、この姿勢はまだ直立で楽である。高さの差３０
ｂは測定血圧を距離３０ｂに対応する静水正分だけ高く
するので、以下に説明する方法で本発明によって補正さ
れる。

第２Ｃ図は、装置の最小設計高さよりも著しく高い使用
者による装置の使用を示す。この場合に、使用者が直立
に立つと、心臓の高さはカフ１２の中心線から距離３１
まで上にくる。しかしながら、使用者は膝と腰を少し曲
げた最も楽な姿勢を執る。

従って、かかる使用者の心臓の高さはカフ１２の中心線
から上に距離３０Ｃ（距離３１よりも短い）の高さにな
り、距離３１よりも短い距離３０Ｃに対する補正が必要
になる。

第２Ａ図〜第２Ｃ図を比較すると、好適な本発明の実施
態様には非直線的補正関数を用いるのが有利であること
がわかる。このことは、補正の必要な最大高さの限度を
効率的に与える。

第３図は本発明の好適な実施態様の模式図である。この
図はここに引用した米国特許筒４．７２９，３８２号の
第１図に極めて類似している。

開示した機能および本発明の操作説明から見て、本発明
によるマイクロプロセッサのプログラミングは当事者の
水準以内にあると思われるので、本発明の実施に用いら
れる基本的なマイクロプロセッサの操作を第５Ａ図〜第
５Ｇ図に示したフローチャートを参照して説明する。第
５Ａ図に示したように、本発明の装置に電圧を加えると
、表示装置、入力装置、出力装置およびクロック装置の
ような全ての周辺装置は５１で示すように初期化される
。次に、マイクロプロセッサにおいて共通するように、
変数が初期化され（５２）、割込みが許容され（５３）
そしてセンサの零値出力が読み取られる（５４）、これ
が実行されたら、メモリーに質問して装置の使用者の限
定可能な機器構成を得る。この機器構成を得る工程（５
５）は典型的な装置を無料使用又は１回毎の有料使用操
作用に構成されるために用いられる。この工程は音声合
成プロンプト、言語、等のような不履行を設定するため
にも用いられる。

システムの機器構成が達成されたら、目盛り（使用する
場合）の校正をチエツクしく５６）、零値出力に対する
センサの出力をチエツクする（５７）。

これらの値が所定の範囲内にない場合には、分岐させて
誤りを告知して（５８ａ）ｓ値を得る（５８　ｂ　）。

センサの値が零値を得たならば、プロセスを続ける。

第５Ｂ図に示すように、マイクロプロセッサにおけるフ
ラグ（標１ａｌｉ）が初期化され（６１）、アイドル・
ループがＤおよび工程６２で示すように入る。

このアイドル・ループにおいて、タイマが定期的に更新
され（６３）、センサが零点規正される（６４）。

この入力のチエツクをそれぞれ行った後、システムにそ
の構成によって規定されるように取り付けられるメンセ
ージの質問を受ける（６５）。この特徴は、装置に顧客
の注意を周期的に引かせると共に使用を勧誘させること
ができる。もしそうならば、音声告知装置又は表示機器
によって告知される。

メツセージの装着を判定し、そのプロセスをキーボード
の質問で続けて、使用者の身長のデータを登録する。Ｎ
Ｏの場合は、Ｂにおいてアイドル・ループを続ける。

そのアイドル・ループの次の工程を第５Ｃ図に示す。工
程７１はキーボードの停止スイッチにスピーチの合成を
続けるのか又は表示を続けるのを中断する問合せをして
、７１ａおよび７１ｂで示すように装置の不履行構成を
効果的に変えるためにフラグをリセットする。次にキー
ボードに装置の作動指示を要求するためにキーを作動し
たか否かの質問をさせる（７２）。ＹＥＳの場合には、
不履行フラグをリセットし、命令を上記のように表示又
は音声合成によって告知する。次の再びキーボードによ
って始動スイッチの押下げの怒知を間合せる。

ＹＥＳの場合は指示無しを入力しく７４）、使用者は再
び始動スイッチを押すことを促される（７４ａ）。

条件付分岐（７３）又は（７４）のいずれかを実行した
後、キーボードにより体重の問合せをしたか否かの質問
のプロセスを続ける（７５）。ＹＥＳの場合、サブルー
チン（７５ａ）を入れて体重のデータを表示する、要求
された場合には、体重のデータおよび表示を再び更新し
た（７６）、　（７７）後、アイドル表示を続け、装置
の血圧試験性能に関する残りのメソセージが与えられる
。残りのメツセージの後又は体重表示が選択されない場
合には、第２Ｂ図のＤにおいてアイドル・ループを再び
続ける。

そのアイドル・ループにおいて、（６６）における身長
の登録がされているか否かのキーボードの質問で、ＹＥ
Ｓの場合は記号Ｅで示したように第５Ｄ図において示し
た手順に分岐される。この分岐をとる場合、血圧（及び
脈搏）試験のためのタイマをリセットして零にしく８４
）、血圧試験のためにフラグをリセットする（８５）。

この時点で、停止スイッチに使用者に初期段階で試験を
中断させる質問をする。この試験を中断する初期の機会
は使用の信頼を教え込むのに役立つと思われる。またこ
の手順は、工程８１がシステムを第５Ｂ図のＤにおいて
アイドル・ループに戻すために停止スイッチを２回作動
させる必要があるから、試験の条件付中断である。停止
スイッチが１回だけ押された場合には、身長のデータが
登録されたか否かの質問がされる（８２）、Ｎｏの場合
には身長データを登録せよのメツセージが与えられる（
８２ａ）。その後、または身長のデータが既に登録され
ている場合には始動スイッチを押せのメツセージが与え
られる（８３）。この時点で身長のデータが登録さてい
る場合には、タイマおよびフラグがリセットされる（８
８）、（８９）。いずれの場合にも、表示装置をリセッ
トして、その手順を下において続ける。

第５Ｅ図を参照すると、使用者に前腕を膨張自在のカフ
に挿入して（９２）始動ボタンを押せ（９３）の指示が
でる。その指示が要求されない場合には、タイマーに間
合せて（９４）使用者が再びメツセージを受けるべきか
否かの判断をする。このメツセージが必要と判断された
場合、身長のデータの登録が再びテストされ（９５）、
身長データを登録せよのメソセージが再び出される（９
５ａ）　、必要ならば使用者に再び前腕をカフに入れて
（９５ｂ）　、始動ボタンを押せ（９５ｃ）のメツセー
ジを与える。これがタイマによって制御される所定の期
間内に実施されない場合には、アイドル・ループを分岐
によって９６に第５Ｂ図のＤに再び挿入する。身長のデ
ータが挿入されているが始動スイッチが押されていない
場合には、体重のデータを得て第５Ｄ図の已において工
程を再び始めて試験の初期終了をさせる。

始動キーが作動されている場合には、第５Ｆ図のＧへ分
岐される。

第５Ｆ図を参照して血圧試験を行う。フラグをリセット
しく１０１）　、表示を更新しく１０１ａ）、カウンタ
を更新しく１０１ｂ）、第３図又は第４図に示した弁を
米国特許第４，７２９，３８２号に開示されているよう
に閉じて、カフの膨張を開始させる（１０２）。カフが
膨張している間に、さらに再確認の指示又はメンセニジ
を出す（１０２ａ）。膨張をチエツクしく１０３）　、
機能不良を報告しカフの膨張が不良の場合はアイドル・
ループを再び始める。膨張良好の場合には、ポンプを停
止させ（１０４）　、さらに設定されたメツセージを伝
え（１０５）　、カフの空気を漏出させると共にデータ
の収集を開始する（１０６）。

工程１０６において、データを収集している間に使用者
に試験を中断する別の機会を与える（１０７）。

停止スイッチが作動されている場合には、試験の終了を
告知しく１０７ａ）、Ｄにおいてアイドル・ループを再
び取る。試験が停止されない場合には、カフのブリード
・ダウンを監視しく１０８）　、ｍりが検出された場合
には、ブリード・ダウンの不良を告知しく１０８ａ）、
第５Ｂ図のＤにおいてアイドル・ループを再びたどる。

ブリード・ダウンが良好の場合には、試験の完了を工程
１０９において否認のような他の必要なメツセージと共
に告知する。

第５Ｇ図を参照すると、測定された血圧（および脈博）
は、工程１１１において計算され、必要ならば第３図の
Ａ／Ｄ変換器から取り出される。今度は工程１１２にお
いてキーボードによって指定された記憶装置又は他のデ
ータ登録手段から補正データが取り出され、それに対応
して補正を行う。

血液、脈搏および誤差補正の計算の精度は１１３におい
て監視され、誤差のメツセージが１１３８において出さ
れ、補正が適切に行われない場合には表示が１１３ｂに
おいてクリアされる。誤差が検出されない場合には、結
果が表示される（１１３ｃ）。試験が成功してもしなく
てもいずれの場合にも、試験が終了して、フラグをリセ
ントして（１１４）　、第５Ｂ図のＡを介してアイドル
・ループに再び入る。

本発明により、多数のキーバンドおよび命令および結果
の音声合成告知の中止や他の選択の制御のような複数の
制御スイッチを含むことが望ましいキーボードが引用し
た装置の始動／停止スイッチの代りに用いられる。技術
的に周知の順序で使用者にデータの登録を促したり制御
をさせるためにキーボード１３に選択的にイルミネーシ
ョンを施すのが有利である。センサ２２と２３の出力を
デジタル化するためにＡ／Ｄ変換器も設ける。第２Ｂ図
および第２Ｃ図の高さ３０ｂと３０ｃの差に起因する静
水圧を補正するために測定された血圧値から差し引いた
正しいｍｍＨｇの数値を提供すべく理論的又は経験的に
決定された補正関数を示す数値データを保持する目的の
ルック・アップ・テーブルとして使用されるＥＰＲＯＭ
の形でＲＯＭチップの形が望ましい記憶装置２１も含ま
れる。記憶装置２１はマイクロプロセンサのプログラム
を記憶する記憶装置の一部にすることもできる。本発明
の望ましい形態に従った装置は表示装置１９も包含する
。

操作において、オペレータは装置の予備状態を終わらせ
るためにキーボード１３の表示キーを押すことによって
装置を付勢する。これを行うと、マイクロプロセンサ２
０の制御下の装置は使用者に表示又は音声告知によって
使用者の身長を登録することを促す。繰り返し勧誘後に
もこれが行われない場合には、使用者の最小設計身長を
採用する。

この特徴は、装置が意図する最小身長の使用者に対して
は補正が行われないから、血圧の出力値が補正される場
合には高くなるから安全機能を提供する。また、使用者
の身長は技術的に周知の方法で、機能的なアーム又は光
学的検出によって直接測定をすることができる。

使用者の身長を特定するデータを得た後、米国特許第４
．７２９．３８２号に開示されている方法で使用者によ
って試験を開始する。使用者の身長に関して得られたデ
ータを使用して記憶装置２１を指定し、記憶されている
補正数値を出力させ、次にセンサ２２および２３に対応
するＡ／Ｄ変換器２４および２５のデジタル出力から減
算する。このように補正された測定結果は表示装置１９
に表示される。

記憶装置２１に保持されたデータは、身長Ｉイチン（２
，５４ｃｍ）当たり１．５〜２ｍｍｔ１ｇの平均変動値
の補正に基づいて理論的に引き出すことができる、この
場合最小の設計身長近傍の身長及び第２Ｃ図に示したよ
うな姿勢をとる７４インチ（１８８ｃｍ以上）の身長に
対しては若干小さい補正となる。そのデータは経験的に
も決定することができる、次の第１表はさらに標準的な
姿勢をとった血液測定で良好な補正を提供することが実
験的にわかったデータを示す。

第−」−一表 使用者の身長 （ｉｎｃｈ）　　（ｃｍ） ６２　　１５７ ６４　　１６２ ６６　　１６８ ６８　　１７３ ７０　　１７８ ７２　　１８３ ７６　　１８８ ７６　　１９３ 第４図に示した別の実施態様（これは米国特許第４，７
２８，３８２号の第１図に類似する）において、身長デ
ータのマイクロブロセ・ンサへのキーボード登録は技術
的に周知の非直線的方法でＡ／Ｄ変換の増倍係数の調節
に利用される。この場合のＤ／Ａ変換器の出力は使用者
の身長に対して既に補正されていて、マイクロブロセ・
ンサの制御下で直接表示することができる。

上記第１表から、許容医療基準内にある測定値の解答を
与えるために２インチ（約５．１ｃｍ）宛増大する身長
に対して必要な補正のみが提供されていることがわかる
。例えば、上記の表は本発明で実行されたときＡＡＭＩ
　（米国医療機器振興協会）によって許容されている基
準である平均精度上３ｍｍｔ１ｇを有する。大部分の医
師は非陥入試験に対しては±１１０ｍｍ１（の平均精度
を許容している。必要な補正データの総数が小さいから
、第４図に示したものやデジタル表示デコーダのような
ものも数値補正機能を達成する別の可能な手段であるけ
れども、ルック・アップ・テーブルの使用は本発明の望
ましい形態である。

第１表から、本発明の装置は肩の高さで使用者の腕を完
全に伸ばしてかなり楽に使用できるから装置の設置高さ
よりも少し低い身長の人によっても使用できるように付
加的補正をすることが望ましいことがわかる、その場合
には測定された血圧における静水圧値が下がるから測定
値を高くすることによって補償する必要がある。

機能および精度を改善するために基本発明について別の
変化が可能である。例えば、測定した血圧および身長の
データの両方を一緒に使用してル・ンク・アンプ・テー
フ゛ルにアドレスして実馬尖データに一致させる本発明
の能力を改良することができる。この場合、減算の必要
はなく、ルック・アップ・テーブルから得られた値を直
接表示できる。

身長、体重を反映する他の変数も利用して補正データを
得るために使用できる。

以上、本発明の詳細な説明したが、本発明の意図および
範囲を逸脱することな（他の変化、改良がありうること
は当業者には明白である。例えば、前記のように本発明
の装置は体重のような体の他のパラメーターの独立又は
組合せ読み出しのための変換器を組み合わせことができ
る、そのパラメーターはマイクロプロセッサの制御下で
相互に関係させてさらに詳細な健康および状態の評価を
することができる。従って、本発明の詳細な説明は例と
して上げたのであって限定を意図するものではなく。本
発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ限定される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動血圧測定装置を示す斜視図、第２
Ａ図、第２Ｂ図および第２Ｃ図は身長の異なる使用者に
よる本発明の使用および使用者の身長とカフの高さの組
合せによって使用者の姿勢が決まる方法を示す概略図、
第３図は本発明の一実施態様の概略図、第４図は本発明
の別の実施態様の概略図、第５Ａ図、第５Ｂ図、第５Ｃ
図、第５Ｄ図、第５Ｅ図、第５Ｆ図および第５Ｇ図は、
本発明に従って全機能を遂行するマイクロプロセッサの
プログラミングを示すフローチャートである。　　　　
　　　　　符号の説明

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）使用者の体の一部を取り巻く膨張自在のカフ手段
   、該カフ手段を制御自在に膨張および収縮させる膨張手
   段、前記カフ手段の膨張および収縮の間に使用者の血液
   循環を監視する圧力変動感知手段、該圧力変動感知手段
   に応答し使用者の拡張期および収縮期の血圧を測定する
   測定手段を含み、使用者の血圧を決定する決定手段、お
   よび該決定手段の出力を使用者に伝える手段から成る使
   用者の血圧決定装置において、 使用者の体型のパラメーターを表わすデータを入力する
   データ登録手段から成り、 前記決定装置が前記データ登録手段に応答して前記測定
   手段の出力に補正値を提供して前記決定手段の出力を補
   正する手段を含むことを特徴とする血圧決定装置。 （２）前記決定手段がプログラムされたマイクロプロセ
   ッサ手段からなり、前記データ登録手段が補正値を含む
   ことを特徴とする請求項１記載の装置。 （３）前記データ登録手段がキーボードからなることを
   特徴とする請求項２記載の装置。（４）前記データ登録
   手段が前記使用者の身長を感知するセンサ手段を含むこ
   とを特徴とする請求項２記載の装置。 （５）前記装置を支える支持手段、 前記膨張自在のカフ手段を前記装置の少なくとも１つお
   よび前記支持手段に装着する取付け手段、前記使用者が
   立った姿勢でいる間に使用者の下腕を挿入するのに適し
   た高さで前記装置の少なくとも１つおよび前記膨張自在
   のカフ手段を含む前記支持手段、からなることを特徴と
   する請求項４記載の装置。 （６）前記データ登録手段が前記使用者の体重を測定す
   る体重測定手段を含むことを特徴とする請求項５記載の
   装置。 （７）使用者の体の一部を取り巻く膨張自在のカフ手段
   、該カフ手段を制御自在に膨張および収縮させる膨張手
   段、前記カフ手段の膨張および収縮の間に使用者の血液
   循環を監視する圧力変動感知手段、該圧力変動感知手段
   に応答し使用者の拡張期および収縮期の血圧を測定する
   測定手段を含み使用者の血圧を決定する手段、および該
   決定手段の出力を使用者に伝える手段を含む自動化装置
   の使用によって使用者の血圧を測定する方法であって、
   （ａ）前記データ登録手段を操作して前記使用者の身長
   に対応するデータを登録する工程、 （ｂ）前記膨張自在のカフ手段内に使用者の下腕を挿入
   する工程、 （ｃ）前記装置に使用者の血圧を測定させる工程、 （ｄ）前記使用者の身長に対応する前記データに従って
   前記決定手段の出力を補正して補正値を得る工程、およ
   び （ｅ）前記補正結果を表示する工程、 からなることを特徴とする使用者の血圧測定方法。 （８）使用者の支持体に対して予め決めた高さに膨張自
   在のカフ手段を有する血圧測定装置を使用する使用者の
   姿勢に対して血圧測定値を補正する方法であって、 使用者の身長に対する心臓の高さの少なくとも平均高さ
   と前記予め決めた高さおよび標準の姿勢で測定された血
   圧値間の補正関係を確立する工程、前記使用者の身長を
   表わすデータを得る工程、前記使用者の血圧を測定して
   測定結果を得る工程、 前記補正関係に従って前記測定結果を補正して補正測定
   値を得る工程、および 前記補正測定値を前記使用者に伝える工程、こうなるこ
   とを特徴とする使用者の姿勢に対して血圧測定値を補正
   する方法。 （９）使用者の支持体に対して予め決めた高さに装着さ
   れて使用者の一部を取り巻く膨張自在のカフ、前記カフ
   を制御自在に膨張および収縮させる膨張手段、 前記膨張および収縮の間に前記カフにおける圧力変化に
   応答して測定結果を提供する圧力測定手段、 前記膨張自在のカフの予め決めた高さおよび前記使用の
   支持体によって決まる予め決められた姿勢の前記使用者
   用支持体上の該使用者の全身長を表わすデータを提供す
   る手段、 前記予め決められた姿勢と標準の姿勢における典型的な
   使用者の平均血圧間の補正関係を提供する手段、 前記使用者の全身長データおよび前記補正関係に基づい
   て前記測定結果を補正して補正測定値を提供する手段、
   および 前記補正装置を前記使用者に伝える手段、 からなることを特徴とする血圧測定装置。