JPH03140070A - 動きベクトル検出装置 - Google Patents

動きベクトル検出装置

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JPH03140070A
JPH03140070A JP1279584A JP27958489A JPH03140070A JP H03140070 A JPH03140070 A JP H03140070A JP 1279584 A JP1279584 A JP 1279584A JP 27958489 A JP27958489 A JP 27958489A JP H03140070 A JPH03140070 A JP H03140070A
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JP
Japan
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JP1279584A
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Masayoshi Sekine
正慶 関根
Toshiaki Kondo
俊明 近藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は動きベクトル検出装置に関し、より具体的には
、TVカメラ、ビデオ・カメラ、電子スチル・カメラな
どの撮像装置の防振や、被写体追尾のために、画像信号
から動きベクトルを検出する装置に関する。
[従来の技術] 画像信号処理による動きベクトル検出法とじては、昭和
60年特許出願公告第46878号や、テレビジョン学
会技術報告[反復勾配法による動き検出」などに記載さ
れる時空間勾配法がある。この時空間勾配法では、以下
の基本式に従って各点の動き量を算出する。即ち α=Σ、 d−sfgn(g’s)/Σm1g’−β 
= Σ、  d−sfgn(g′、)/Σm1g’y但
し、α、βは各々、X方向、X方向の動き量であり、d
は時間的に連続する画像間の同じ場所における濃度差、
即ち時間勾配を示し、g’−1g’rは画像をgで表わ
したときのX方向、X方向の空間勾配を示す。また、Σ
、は、ブロック内の総和演算を意味し、51gn0はg
’−1g’yの符号を出力する関数である。
Σ、におけるブロックの大きさ及び形状は一般的に一定
であるが、その大きさが大きい程検出レンジが広いこと
が知られている。これは、ブロックが大きいと、1つの
ブロックの中に様々な方向のエツジが含まれる可能性が
高くなり、ノイズに対して明瞭な信号が得られること、
及びベクトル合成のための精度が高いことによるもので
ある。
このことは、上記の文献及び信学技報IE78−67 
r画像信号による動対象の移動量、速度の測定」に説明
されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記従来例では、ブロックのサイズを大きくする
と、画面全体におけるブロック数が減少して検出できる
ベクトルの個数が減少し、従って細かいパターンの動き
を検出しにくくなるという欠点がある。
そこで本発明は、このような欠点を解消した動きベクト
ル検出装置を提示することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る動きベクトル検出装置は、画像を複数のブ
ロックに分割し、各ブロック毎に動きベクトルを検出す
る装置であって、画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と
、当該特徴抽出手段により抽出された特徴に従い、当該
ブロックの大きさ及び形状を決定するブロック・サイズ
算出手段とを設けたことを特徴とする。
[作用] 上記手段により、画像の特徴に応じた大きさ及び形状で
動きベクトルが検出される。従って、被写体の状態に応
じて高精度に、動きベクトルを検出できるようになる。
また、細かいパターンの画像に対しても、大きな検出レ
ンジを得ることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成ブロック図を示す。3
0は画像信号(例えば、カラー信号の場合の輝度信号)
の入力端子、31はローパスフィルタ(LPF) 、3
2.34は必要な時刻の画像信号を記憶するレジスタ、
36.38は減算器、40は乗算器、42は減算器38
の出力データの符号(正、負又はゼロ)を示す信号を出
力する符号出力回路、44は減算器38の出力データの
絶対値を出力する絶対値回路、46.48は指定ブロッ
ク内のデータを累積加算する総和回路、50は除算器、
52は空間勾配方向の動き量を示す信号の出力端子であ
る。
53は入力画像信号の特徴を抽出して、総和回路46.
48でのブロックの大きさ及び形状を決定する回路であ
り、LPF31の出力信号から特徴を抽出する特徴抽出
回路54、特徴抽出回路54の出力に従って最適なブロ
ックの大きさ及び形状、即ちブロック・サイズを算出す
るブロック・サイズ算出回路56、及びブロック・サイ
ズ算出回路56の出力をラッチし、総和回路46.48
の制御入力に印加するラッチ回路58からなる。
なお、水平・垂直の2方向で動きベクトルを検出するた
めには、上記の回路31〜58が2系統必要になる。
第1図の動作を説明する。入力端子30に人力した画像
信号はLPF31に入力し、特定周波数成分を抽出され
る。特徴抽出回路54はLPF31の出力から入力画像
信号の特徴を抽出し、ブロック・サイズ算出回路56は
特徴抽出回路54により抽出された特徴に応じたブロッ
ク・サイズ(大きさ及び形状)を算出する。そして、ラ
ッチ回路58が回路32〜44での回路処理時間との調
整及び同期調整のためにブロック・サイズ算出回路56
の出力をラッチし、総和回路46.48に印加する。
時空間勾配計算のために、LPF31の出力gは2つに
分けられ、レジスタ32及び減算器36により、時間的
に連続する2つの画面間での濃度差、即ち時間勾配dが
算出され、また、レジスタ34及び減算器38により、
任意時刻の画像内の空間勾配g′が算出される。符号出
力回路42は空間勾配g°が正のときには、+1、ゼロ
のときには0、負のときには−1を出力し、乗算器40
は時間勾配d(減算器36の出力)に符号出力回路42
の出力を乗算する。そして、総和回路46はラッチ回路
58からのブロック・サイズ信号に従ったブロック・サ
イズで各ブロック毎に乗算器40の出力の総和を計算す
る。また、絶対値回路44は空間勾配g’  (減算器
38の出力)の絶対値をとり、総和回路48がラッチ回
路58からのブロック・サイズ信号に従ったブロック・
サイズで各ブロック毎に絶対値回路44の出力の総和を
計算する。
除算器50は総和回路46の出力を総和回路48の出力
で除算する。除算器50による除算結果は、入力画像信
号の特徴に応じたブロック・サイズでの各ブロックでの
空間勾配方向の動き量を示している。
回路53の具体例を第2図、第3図及び第4図に示す。
第2図は、特徴抽出回路54として、BPF54Aを使
用した回路例を示す。BPF54Aの中心周波数は、通
常のテレビジョン信号(例えば、NTSC信号)では1
〜4MHz程度に設定される。LPF31から出力され
る画像信号gにこの周波数成分が少ないときには、その
画像は、コントラストが低く、シャープなエツジが少な
いことを示している。ブロック・サイズ算出回路56は
比較回路56A及びその比較結果により実際にブロック
・サイズを算出する演算回路56Bを具備し、比較回路
56Aは、BPF54Aによる周波数成分を閾値TRI
、TH2,・・・と比較し、演算回路56Bはその比較
結果により、最適なブロック・サイズを算出する。演算
回路56Bとしては通常のディジタル演算回路や、予め
データを記憶させたROMテーブルを使用する。また、
比較回路56Aの比較用閾値としては、1種類でも、第
2図に図示したように複数の閾値THI、TH2,・・
・を使用してもよい。ラッチ回路58はブロック・サイ
ズ算出回路56の出力をラッチし、テレビジョン同期信
号に合わせて出力する。
第5図は上記のようにして決定されたブロック・サイズ
による画面分割例を示す。最も簡単に本実施例の効果を
得るには、第5図(a)と同(b)の画面分割を切り換
えて使用すればよく、入力画像信号の特徴に従い、画像
の中にエツジが多いときには第5図(a)を使用し、エ
ツジが少なくボケが多いときに第5図(b)を使用する
また、一般には、画像の場所により、エツジの多い所、
少ない所があるので、第5図(C)のように、ブロック
の大きさ及び形状が画面位置で異なるような画面分割を
選択するのが望ましい。
更には、1方向に対して特にエツジが少ない場合、例え
ばカメラを水平方向にバンニングした場合には、第5図
(d)に示すようなブロック・サイズを選択するのが望
ましい。
風景を中心にした画像では、画面に対して傾いた方向の
成分が少ないとされている。このような場合には、第5
図(e)、(f)に示すような分割が有効である。第5
図(e)、(f)では、1ブロツク当たり、傾き方向よ
りも水平・垂直方向の距離が長く、水平・垂直方向のエ
ツジを含む可能性が高い。各ブロックに同じ数のエツジ
を含むようにブロック・サイズを決定したとすれば、第
5図(e)、  (f)は、第5図(a) 〜(d)の
分割よりも、ブロック・サイズを小さく出来る。
第3図は特徴抽出回路54として、エツジのシャープネ
スを検出する回路54Bを使用した場合の構成例を示す
。ブロック・サイズ算出回路56及びラッチ回路58は
第2図の場合と同じである。
このような回路54Bの具体的構成は、例えば昭和62
年特許出願公開第103616号に記載されている。
BPF54Aの場合には、画像の明るさやコントラスト
により出力値が左右されてしまうが、回路54Bではエ
ツジのシャープネス(ボケ幅の逆数)で評価するので、
被写体の明るさ、コントラスト、大きさに影響されない
。この評価値が大きいとき、即ち急峻なエツジが存在す
るときには、第5図(a)のような小さいなブロックを
選択し、評価値が小さいとき、即ちエツジが無いか又は
大キくぼけているときには、第5図(b)に示すような
大きなブロックを選択する。
第4図は特徴抽出回路54として空間勾配検出回路54
Cを用いた回路例を示す。ブロック・サイズ算出回路5
6及びラッチ回路58は第2図の場合と同じである。こ
の場合、BPF54Aの場合と同様に画像の明るさに左
右されるという問題があるが、レジスタ34と一部部品
を共通化でき、回路全体を小型化できるという利点があ
る。
[発明の効果] 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれ
ば、画像に応じて動きベクトルの演算ブロックのサイズ
を変更するので、大きな動きのある被写体に対しても精
度よく動きベクトルを検出できる。また、細かいパター
ンの被写体の動きの情報も高い空間分解能で検出できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第2図、
第3図及び第4図は回路53の回路構成例、第5図は画
面分割の例である。 30:画像信号入力端子 31:LPF  32゜34
=レジスタ 36,38:減算器 40:乗算器 42
:符号出力回路 44:絶対値回路46.48:総和回
路 50:除算器 52:出力端子 54:特徴抽出回
路 56:ブロック・サイズ算出回路 58:ラッチ回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に動きベ
    クトルを検出する装置であって、画像の特徴を抽出する
    特徴抽出手段と、当該特徴抽出手段により抽出された特
    徴に従い、当該ブロックの大きさ及び形状を決定するブ
    ロック・サイズ算出手段とを設けたことを特徴とする動
    きベクトル検出装置。
JP1279584A 1989-10-26 1989-10-26 動きベクトル検出装置 Pending JPH03140070A (ja)

Priority Applications (4)

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JP1279584A JPH03140070A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 動きベクトル検出装置
DE69033296T DE69033296T2 (de) 1989-10-26 1990-10-25 Bewegungsentdeckungsgerät
EP90311702A EP0425288B1 (en) 1989-10-26 1990-10-25 Movement detection apparatus
US07/925,247 US5198896A (en) 1989-10-26 1992-07-31 Movement detection apparatus for detecting movement vectors from an image signal

Applications Claiming Priority (1)

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JPH03140070A true JPH03140070A (ja) 1991-06-14

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ID=17613021

Family Applications (1)

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JP1279584A Pending JPH03140070A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 動きベクトル検出装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008035404A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toshiba Corp 補間フレーム作成方法及び補間フレーム作成装置
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