JPH03139321A - 食器洗浄方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、食器洗浄方法に関するものである。

［従来の技術］ 従来の食器洗浄方法は、第３図に示すような装置により
、密閉容器（１）中に固定している食器（２）に対して
、水用高圧ポンプ（３）により高圧にした高圧ジェット
水（４）を配管（５）により所定位置に設置の噴射部（
６）に導き、数方向から、又は噴射部（６）の角度を変
化させて噴射させることにより、食器（２）に付着して
いる汚染物を、高圧ジェット水（４）の衝突により、食
器（２）から離脱させて汚染物を除去していた。

すなわち、従来においては、水を水用高圧ポンプ（３）
により高圧にして噴射部（６）より噴射させ、この噴射
された高圧ジェット水（４）を、食器（２）の汚染物に
衝突させて汚染物を食器から引き離して、食器（２）上
の付着汚染物を押し除いていた。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の食器洗浄方法にあっては、以上のように構成され
作用するので、従来方法によっては、食器（２）上に付
着している汚染物のうち、付着力の強固な物や、油脂類
の汚染は非常に除去されにくく、高圧ジェット水（４）
の圧力を上げても完全には除去することができず、また
、高圧ジェット水（４）の圧力を上げる場合には、装置
が大形化し、コストが非常に上昇するという問題点を有
しており、このような問題点を解決したいという課題を
従来方法は有していた。

この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、付着力の強固な物や油脂類の汚染物でも、従
来の高圧ジェット水程度又はそれ以下の水圧で除去する
ことができる食器洗浄方法を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る食器洗浄方法は、高圧ジェット水中に微
小な氷粒子を混入させ、この微小氷粒子を混在させてい
る状態の高圧ジェット水を密閉容器中に固定している食
器に噴射させるようにしたものである。

「作　用コ この発明の食器洗浄方法においては、微小な氷粒子が噴
射部に近接した上流部分において、高圧ジェット水に混
入され、氷粒子を混在させた状態で噴射されるので、食
器上の強固な汚染物や油脂は、氷粒子の衝突によって食
器から剥離し、これを高圧ジェット水により押し除けな
がら除去する。

このように、氷粒子は、水に比較して硬度を有しており
、従って、押し除は効果は非常に高く、また、高圧ジェ
ット水は低温となるため、油脂等の有機付着物は食器上
で収縮し、除去され易くなる。

［実施例］ 以下、この発明方法をその一実施要領を示す図面により
説明する。なお、符号（１）〜（６）で示すものは、従
来装置において同一符号で示したものと同−又は同等の
ものである。

第１図において、符号（１１）は氷の大氷片を削って小
水片にする削氷機、（１２）は水を貯留していると共に
上記水の小氷片を受は入れ、かつ、撹拌機（１３）によ
って撹拌することによって、均一濃度の微小な氷粒子を
水中に混在させる水容器であり、その下端には、噴射部
（６）の上流側であって噴射部（６）に近接している部
分の配管（５）に設置のエジェクタ一部（１４）に接続
する送氷水管（１２ａ）を有している。

上記のように構成される水容器（１２）、撹拌機（１３
）、エジェクタ一部（１４）及び送水木管（１２ａ）に
よって、ｌｆｉ小氷粒子混入装置（１５）が構成されて
いる。

なお、エジェクタ一部（１４）が設置されている位置は
、微小氷粒子混入の高圧ジェット水が送られて噴射部（
６）から噴射される高圧ジェット水（番）中になお有効
な微小な氷粒子が混在しているような位置である６ また、ポンプ（３）、配管（５）及び噴射部（６）等に
よって、高圧ジェット水噴射装置（１６）は構成されて
いる。

次にこの発明方法について説明する。

水用高圧ポンプ（３）により昇圧された水は、高圧ジェ
ット水用の配管（５）を通り、食器洗浄装置の噴射部（
６）に導入されるが、その配管（５）の上流側の途中で
噴射部（６）に近接している部分に設けられているエジ
ェクタ一部（１４）より、微小な氷粒子を均一濃度に混
在させている水を水容器（１２）の送氷水管（１２ａ）
を介して吸引する。

次いで、微小な氷粒子を混入した高圧ジェット水は、噴
射部（６）に到り、噴射部（６）より固定されている食
器（２）に向けて噴射される。

φｒ；ｌ この噴射によって、食器（２）に付着丹汚染物に衝突し
た高圧ジェット水は、その冷温によって汚染物を収縮さ
せて食器（２）より剥離しやすくすると共に、高圧ジェ
ット水中に混在している微小氷粒子が衝突することによ
って、汚染物は食器（２）から剥離し、高圧ジェット水
によって押し除けられながら除去される。

なお、上記微小な氷粒子を均一濃度に混在させている水
の製造方法について次に説明する。

まず、冷凍機等により製造された大氷片を削氷ｔＲ（１
１）により削ることによって小水片にし、この小水片を
、あらかじめ水を貯留している水容器（１２）中に導入
して水中に小氷片を混入する。

次いで、この水容器（Ｉ２）中の小水片が混在している
水を、撹拌機（１３）によって撹拌し、均一濃度の微小
な氷粒子を有する水とする。

この微小な氷粒子が混在する水は、送氷水管（１２ａ）
により、エジェクタ一部（１４）に導かれる。

なお、このようにして、エジェクタ一部（１４）に導か
れた微小な氷粒子混在の水は、第２図に示すように、配
管（５）から圧送されてくる高圧ジェット水に引き込ま
れて混入し、噴射部（６）に到る。

なお、上記発明方法において、噴射部（６）の構造、特
に噴射方向あるいは噴射方向の揺動については、触れな
かったが、従来公知の方法と同様のもので構成される。

また、微小氷粒子が混在している水を配管（５）に混入
させる手段も、上記エジェクタ一部によるものに限らず
、いかなる手段でもよく、高圧ジェット水に微小な氷粒
子が均一濃度に混入されるものであればよい。

更に、大氷片を小水片にする手段も、また、小水片を微
細な氷粒子とし均一濃度に高圧ジェット更にまた、エジ
ェクター（１４）の設置位置も、噴射部（６）において
、高圧ジェット水中に１晟小な氷粒子が適切に混在して
いるようにするために、設置位置を調節し得るように構
成してもよい。

［発明の効果］ 以上のように、この発明方法によれば、食器洗浄に使用
する高圧ジェット水中に微小な氷粒子を混入し、微小な
氷粒子が混在している状態の高圧ジェット水を食器に対
して噴射させているので、食器上に固着している汚染物
は、微小な氷粒子の衝突力によってすみやかに食器から
Ｍ　Ｍされて除去され、非常に強い洗浄力が得られ、ま
た、氷粒子が高圧ジェット水中に混入していることによ
って、高圧ジェット水が低温化し、食器上の油脂等の汚
染物は収縮して食器上より剥離し易くなる食器洗浄方法
が得られる効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明方法の一実施要領を示す断面説明図、
第２図は第１図のエジェクタ一部（１４）の詳細説明図
、第３図は従来の食器洗浄方法の一例を示す断面説明図
である。 （１）・・・密閉容器、（２）・・・食器、（３）・・
・水用高圧ボン１、（４）・・・高圧ジェット水、（５
）・・・配管、（６）・・・噴射部、（１２）・・・水
容器、（１４）・・・エジェクタ一部。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代　　理　　人 大　　岩 増　　雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密閉容器中に固定している食器に対して、高圧ジェット
   水を噴射して食器に付着している汚染物を食器より離脱
   させる食器洗浄方法において、微小氷粒子を上記高圧ジ
   ェット水中に混入し、微小氷粒子が混在している状態の
   高圧ジェット水を食器に対して噴射させることを特徴と
   する食器洗浄方法。