JPH03138737A - 大規模ファイル作成装置 - Google Patents

大規模ファイル作成装置

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JPH03138737A
JPH03138737A JP1277979A JP27797989A JPH03138737A JP H03138737 A JPH03138737 A JP H03138737A JP 1277979 A JP1277979 A JP 1277979A JP 27797989 A JP27797989 A JP 27797989A JP H03138737 A JPH03138737 A JP H03138737A
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secondary storage
file
storage device
file system
virtual driver
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JP1277979A
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Inventor
Hiroaki Nishino
浩明 西野
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、1つのファイルが複数かつ異機種の二次記憶
装置にまたがって存在することを可能にする大規模ファ
イル作成装置に関し、特にファイルシステムの領域が一
杯になりそれ以上データを書き込むことができなくなっ
たときに領域を動的に拡大する機能を持つ大規模ファイ
ル作成装置に関する。
〔従来の技術] 一般に従来のコンピュータシステムにおいては、1つの
ファイルシステムは1つの二次記憶装置内に閉じて作成
されるものであった。
このように、1つのファイルシステムが1つの二次記憶
装置内に閉じて作成されると、そのファイルシステム内
に作成できるファイルの大きさも、その二次記憶装置の
提供する記憶容量で制限されることになる。なお、個々
の二次記憶装置内に作成されているファイルシステムど
うしを動的に結合(マウン日することによって大規模か
つ大容量の集合ファイルシステムを構築することも提案
されているが、ファイルシステムの性格上、1つのファ
イルを異なる複数のファイルシステムにまたがって作成
することはできない為、やはり個々のファイルの大きさ
はマウントされる前の1つのファイルシステムの大きさ
即ち1つの二次記憶装置の提供する記憶容量で制限され
ることに変わりはなかった。
そこで本発明者は、1台の二次記憶装置の物理的な容量
を超えてファイルが作成できるように、先の特許出願(
特願平1−175928号)において、1つのファイル
を複数かつ異機種の二次記憶装置にまたがって作成する
ことができる大規模ファイル作成装置を提案した。
第7図は上記提案にかかる大規模ファイル作成装置の構
成図であり、機種の異なる複数の二次記憶装置116−
1〜116−nを有するコンピュータシステム/O1の
要部を示している。コンピュータシステム/O1は、複
数のユーザプログラム/O3−1〜/O3− iと、o
Sサービス切分は手段/O4と、仮想ドライバ情報テー
ブル登録手段/O5と、初期設定処理管理手段/O6と
、メモリ管理手段/O7.ファイル管理手段/O8およ
びプロセス管理手段/O9等の各OSサービス対応に設
けられた管理手段と、仮想ドライバ情報テーブル初期化
手段1/Oと、仮想ドライバ管理手段111と、仮想ド
ライバ情報テーブル112と、ブロック番号変換手段1
13と、実ドライバ呼出し手段114と、各機種の二次
記憶装置116−1〜116−n対応に設けられた実ド
ライバ115−1〜115−nとを有している。
第8図は仮想ドライバ情報テーブル112の内容例を示
す。同図に示すように仮想ドライバ情報テーブル112
には、ファイルシステムを構成する各二次記憶装置11
6−1〜116−nの装置番号(二次記憶装置番号)d
1〜d、と、各々の装置内ブロックサイズb、〜b、1
と、各々の装置が幾つのブロックを有しているかを示す
ブロック数N1〜N、、とが記憶されると共に、ファイ
ルシステムのブロックのサイズ(システムブロックサイ
ズ)Bが記憶される。ここでBは装置内ブロックサイズ
b1〜b11の最小公倍数(least com+no
nmultiple;L、C,M )に設定される。す
なわち、B=L、C,M (b、bt、・・・、 b、
l)である。なお、各二次記憶装置116−1〜116
−nはそれぞれの装置内ブロックサイズb、、b、、・
・・、bfiに区切られて使用され、ファイルシステム
はシステムブロックサイズBの大きさに区切られて管理
され使用される。
第9図は1つのファイルシステムが複数の二次記憶装置
にまたがって作成されている様子を示している。ファイ
ルシステムは同図に示すようにブートプロッタ、スーパ
ブロック、インデックス領域およびファイル領域を有し
、Bのサイズを持つ複数のブロック(ファイルシステム
内ブロック)で構成されている。また、当該ファイルシ
ステムは二次記憶装置116−1〜116−nにまたが
って構成されている。いま、各二次記憶装置116−1
,116−2. ・・・、116−nの有するブロック
(装置内ブロック)の数、各装置内ブロックとファイル
システム内ブロックとのサイズ関係が、同図に示すよう
に、2x、4y、・・・、3z、B=2 b、、B=4
 bx、・・・ B=3b、、とすると、ファイルシス
テムの先頭のX個のファイルシステム内プロンクが二次
記憶装置116−1に、次のy個のファイルシステム内
ブロンクが二次記憶装置116−2に、・・・・、最終
の2個のファイルシステム内ブロックが二次記憶装置1
16−nにそれぞれ割り当てられる。なお、B=2tz
、B=4b2.・・・、B=3b、中におけるr2」、
r4」「3」は各々の二次記憶装置116−1,116
−2.・・・、116−nのブロック化係数である。
第/O図は第7図中のブロック番号変換手段113によ
って、ファイルシステム内の成る1つのブロックのブロ
ック番号(ファイルシステム内ブロック番号j)を、そ
のブロックの実体が存在している二次記憶装置116−
iの装置番号(二次記憶装置番号i)および実体部分の
同装置1161内でのブロック番号(装置内ブロック番
号k)とブロック化係数(−システムブロックサイズ/
装置内ブロンクサイズ0図では「3」)によって示され
る装置別ブロック番号(i、に、3)に変換する一例を
示している。
次にこのように構成された大規模ファイル作成装置の動
作を第7図ないし第/O図を参照して説明する。
最初、コンビエータシステム/O1のシステム管理者/
O2は、仮想ドライバ情報テーブル登録手段/O5を用
いて、コンピュータシステム/O1において使用される
ファイルシステムの第9図に示した如き内容を格納する
二次記憶装置116−1〜116−nの二次記憶装置番
号d1〜d7と各装置の装置内ブロックサイズb1〜b
1およびブロック数N、−N、とを仮想ドライバ情報テ
ーブル112に格納する。この時点で第8図に示した仮
想ドライバ情報テーブル112の内容中のシステムブロ
ックサイズB以外のエントリに値が格納される。
次にコンピュータシステム/O1が立ち上がる時に、必
要となる初期設定処理を管理する初期設定処理管理手段
/O6から仮想ドライバ情報テーブル初期化手段1/O
が呼出される。仮想ドライバ情報テーブル初期化手段1
/Oは呼出されると、仮想ドライバ情報テーブル112
に既に格納されている、ファイルシステムの内容を格納
する各二次記憶装置116−1〜116−nの装置内ブ
ロックサイズb、〜b7から最小公倍数Bを算出し、同
テーブル112のシステムブロックサイズのエントリに
格納する。この時点で第8図に示されている仮想ドライ
バ情報テーブル112の全てのエントリに値が格納され
る。
次にコンピュータシステム/O1が立ち上がり、ユーザ
プログラム/O3−1〜/O3−4が動作している環境
で、各ユーザプログラム/O3−1〜/O3−iがO5
のサービスを要求すると、その要求は、OSサービス切
分は手段/O4によってメモリ管理関係のOSサービス
を行うメモリ管理手段/O7.ファイル管理関係のOS
サービスを行うファイル管理手段/O8.プロセス管理
関係のOSサービスを行うプロセス管理手段/O9等の
内の要求の内容に合致した管理手段に渡される。このと
き、要求内容がファイルに対するI/O処理の要求であ
った場合、ファイル管理手段/O8にファイルミ/O要
求が渡される。
ファイル管理手段/O8は、成るファイルミ/O要求に
対して実オにIloを行うべきファイルシステム内での
位置を認識している。今、その認識している位置を第/
O図のPで示す位置とすると、ファイル管理手段/O8
は仮想ドライバ管理手段111を呼出して同ポジション
値Pを同手段111に教える。
これに応じて仮想ドライバ管理手段111は、先ず、教
えられたPの位置を含むブロックのファイルシステム内
のブロック番号を求める。これは、P modulo 
Bにより計算される。第/O図によれば、その値はjで
ある0次に仮想ドライバ管理手段111は、求めたファ
イルシステム内ブロック番号jを引数としてブロック番
号変換手段113を呼出す。
ブロック番号変換手段113は、引数として渡されたフ
ァイルシステム内ブロック番号jに基づき且つ仮想ドラ
イバ情報テーブル112を参照して、同ブロック番号j
に対応するファイルシステム内ブロックの実体を格納し
ている二次記憶装置の装置番号と、その二次記憶装置中
のIloするファイルの実体の存在している領域を示す
情報すなわち実体領域の先頭ブロックの装置内ブロック
番号とそのブロック化係数とを求める。
前者の二次記憶装置の装置番号は、 が成立する二次記憶装置(装置番号=q)を求めること
で得られる。第/O図の場合、装置番号iの二次記憶装
置116−4となる。
また、後者の情報のうち先頭ブロックの装置内ブロック
番号は、 (jxB−Σb、 N、 ) 僻odulo Jで求め
られ、第1O図の場合にとなる。また、ブロック化係数
はB=3 b iとなっていることにより、「3」とな
る。
以上3つの数の組(i、に、3)が装置別ブロック番号
であり、ブロック番号変換手段113は、この装置別ブ
ロック番号を返却値として仮想ドライバ管理手段I’l
lに返す。
次に仮想ドライバ管理手段111は、その返却値を引数
として実ドライバ呼出し手段114を呼出す、実ドライ
バ呼出し手段114は引数として渡された装置別ブロッ
ク番号の第1要素(i)を見て二次記憶装置116−4
に対するI/O要求であることを認識し、その二次記憶
装置1161に対してI/O処理を行わせるために装置
別ブロック番号の第2要素(k)および第3要素(3)
を引数にして、二次記憶装置116−iに対応する実ド
ライバ115−iを呼出す。
実ドライバ115−iは渡された装置内ブロック番号に
とブロック化係数「3」をもとにして、二次記憶装置1
16−iでの第にブロック目の物理的位置を計算し、同
位置より3b、サイズ分の領域(第/O図の第に、(k
+1)、(k+2)番目の領域)に対してI/O要求を
発行し、実際のI/O処理を実行する。
以上説明したように、前記提案にかかる大規模ファイル
作成装置によれば、1つのファイルシステムを複数かつ
異機種の二次記憶装置にまたがって作成することができ
、従ってサイズが個々の二次記憶装置の提供できる記憶
容量を超えるようなファイルをそのファイルシステム内
に作成することが可能となる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述した大規模ファイル作成装置においては
、ファイルシステムの領域はそのファイルシステムを格
納するために使用可能な二次記憶装置を全て前もってシ
ステムに登録しておき、登録された二次記憶装置の領域
の総和をそのファイルシステムが利用可能な記憶領域と
して提供している。従って、前もって登録しておいた二
次記憶装置の領域を全て使いきってしまうと、それ以後
のファイルへの新規データ書き込みによるファイル領域
の拡大はエラーとなってしまい更にファイル領域を必要
とする実行中ジョブは処理の続行が不可能となり、異常
終了することを余儀なくされてしまうという問題点があ
る。特に長時間に渡って処理を行ってきたジョブでこの
ような事態が発生すると、−旦同ジョブが異常終了した
後、システム管理者等の人手を介してファイルシステム
の空き領域の性成作業を行った後に、異常終了してしま
った長時間の計算時間を要するジョブを最初から再度実
行しなければならないということになり、極めて非効率
な結果となってしまう。
そこで本発明の目的は、ファイルシステムの領域が一杯
になりそれ以上データを書き込むことが出来なくなった
場合には領域を動的に拡大してデータの書き込みを可能
ならしめる機能を持つ大規模ファイル作成装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の大規模ファイル作成装置は、上記の目的を達成
するために、ファイルシステムを構成している複数かつ
異機種の二次記憶装置についての情報を記憶する仮想ド
ライバ情報テーブルと、該仮想ドライバ情報テーブルを
参照し、前記ファイルシステム内のブロック番号を対応
する二次記憶装置の装置別ブロック番号に変換するブロ
ック番号変換手段と、ユーザプログラムから出された前
記ファイルシステムにかかるI/O要求を、前記ブロッ
ク番号変換手段の変換結果を使用して該当する二次記憶
装置へのI/O要求に変換する仮想ドライバ管理手段と
、該仮想ドライバ管理手段で得られたI/O要求に従い
、該当する二次記憶装置に対してのI/O処理を行う実
ドライバを呼出す実ドライバ呼出し手段とを含む大規模
ファイル作成装置において、ファイルシステムで使用す
る全ての二次記憶装置の割り当て状態を保持する二次記
憶装置割り当て状態テーブルと、ユーザプログラムが空
き領域の不足したファイルシステム中に作成されたファ
イルに新たにデータを書き込もうとしたときに、前記二
次記憶装置割り当て状態テーブルおよび前記仮想ドライ
バ情報テーブルの内容を変更して未割り当ての二次記f
、α装置を前記ファイルシステムに新たに割り当てるこ
とにより、前記ファイルシステムのファイル領域を動的
に拡大するファイル領域動的割り当て手段とを有してい
る。
〔作用〕
本発明の大規模ファイル作成装置においては、二次記憶
装置割り当て状態テーブルがファイルシステムで使用す
る全ての二次記憶装置の割り当て状態を保持しており、
ユーザプログラムが空き領域の不足したファイルシステ
ム内に作成されたファイルに新たにデータを書き込もう
としたときには、ファイル領域動的割り当て手段が二次
記憶装置割り当て状態テーブルおよび仮想ドライバ情報
テーブルの内容を変更して未割り当ての二次記憶装置を
そのファイルシステムに新たに割り当てることにより、
ファイル領域を動的に拡大する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図であり、機種の異な
る複数の二次記憶装置13−1−13yを有するコンピ
ュータシステム1の要部を示している。コンピュータシ
ステム1は、複数のユーザプログラム3−1〜3−iと
、OSサービス切分は手段4と、二次記憶装置割り当て
状態テーブル5と、テーブル登録手段6と、ファイル領
域動的割り当て手段7と、複数の仮想ドライバ情報テー
ブル8−1〜B−1と、ファイル管理手段9゜メモリ管
理手段IOおよびプロセス管理手段11等の各OSサー
ビス対応に設けられた管理手段と、大規模ファイル実現
手段12とを有している。
各部は次のような構成ないし機能を有する。
○仮想ドライバ情報テーブル8−1〜8−1コンピユー
タシステムlが提供する各ファイルシステムを構成して
いる複数かつ異機種の二次記憶装置13−1−13−y
についての各種の情報を保持する機能を持つ。その−例
を第2図に示す。
仮想ドライバ情報テーブルは実現されるファイルシステ
ムの数だけ存在し、1対1にファイルシステムと対応し
ている。第2図には合計2個のファイルシステムの内の
第1番目のファイルシステム(1)に対応する仮想ドラ
イバ情報テーブル8−1の内容例と第2番目のファイル
システム(42)に対応する仮想ドライバ情報テーブル
8−ffiの内容例のみを示している。同図に示すよう
に各仮想ドライバ情報テーフ′ル8−1〜B−Aは、自
ファイルシステムを構成する各二次記憶装置の装置番号
(二次記憶装置番号) dz、  d+z、・・・と、
各々の装置内ブロックサイズl)z、  b+□、・・
・と、各々の装置が幾つのブロックを有しているかを示
すブロック数N、、、N、□、・・・と、システムブロ
ックサイズBとが記憶される。ここで、システムブロッ
クサイズBは、コンピュータシステムlに含まれる全て
のファイルシステム用二次記憶装置(ファイルシステム
(1)〜(f)用の二次記憶装置および拡張領域用の二
次記憶装置)の装置内ブロックサイズの最小公倍数(l
east co+++n+on multiple;L
、C,M)に設定される。なお、各二次記憶装置はそれ
ぞれの装置内ブロックサイズに区切られて使用され、フ
ァイルシステムはシステムブロックサイズBの大きさに
区切られて管理使用される。
O二次記憶装置割り当て状態テーブル5各二次記憶装置
13−1〜13−yがどのファイルシステム用に割り当
てられているか、更にファイル領域の動的拡大用にどの
二次記憶装置が準備されているかといった情報を保持す
る。その−例を第3図に示す、同図の例では、二次記憶
装置番号d l+、’ +!、・・・dl+aの二次記
憶装置がファイルシステム(1)に現在割り当てられて
おり、二次記憶装置番号d l l ”” d L +
1の二次記憶装置がファイルシステム(2)に割り当て
られており、更に二次記憶装置番号d1〜d0の二次記
憶装置がファイル領域の動的拡大用に使用できる二次記
憶装置であることが記録されている。なお、二次記憶装
置番号d0〜d0の「ファイルシステム」欄に記述され
た「a」はauxiliaryの意味である。
○テーブル登録手段6 システム管理者2からの指示に従って、各仮想ドライバ
情報テーブル8−1〜B−1に第2図に示した如き情報
を初期登録し、また二次記憶装置割り当て状態テーブル
5に第3図に示した如き情報を初期登録する機能を持つ
○ファイル領域動的側り当て手段7 ユーザプログラム3−1〜3−iが空き領域の不足する
ファイルシステム中に作成されたファイルに新たにデー
タを書き込もうとした時にファイル管理手段9から呼び
出され、そのファイルシステムのファイル領域を動的に
拡大するために二次記憶装置割り当て状態テーブル5お
よび対応する仮想ドライバ情報テーブルを変更する機能
を持つ。
Oユーザプログラム3−1〜3−i コンピュータシステム1上で動作するプログラムであり
、その処理の過程でファイルシステム中のファイルに対
するI/O要求等の各種のOSサービスを要求する。
○OSサービス切分は手段4 ユーザプログラム3−1〜3−jから要求されたOSサ
ービスに対応する管理手段を呼出す機能を持つ。
Oファイル管理手段9.メモリ管理手段/O.プロセス
管理手段11 各OSサービス対応の管理を行う手段である。
特に、ファイル管理手段9は、本発明の大規模ファイル
作成装置にかかるファイルシステムに対するI/O要求
を管理する機能を有している。
O大規模ファイル実現手段12 第7図に示す仮想ドライバ管理手段111.フロック番
号変換手段113.実ドライバ呼出し手段114.実ド
ライバ115−1〜115−n等を含んでおり、1つの
ファイルシステムが複数かつ異機種の二次記憶装置にま
たがって存在することを可能にすることでその中に作成
されるファイルも1台の二次記憶装置の物理的な容量を
超えることを可能とする手段である。
次に、このように構成された本実施例の動作を説明する
最初にコンピュータシステムlのシステム管理者2は、
テーブル登録手段6を用いて、二次記憶装置割り当て状
態テーブル5および各仮想ドライバ情報テーブル8−1
〜8−2にそれぞれ第3図および第2図に示すような情
報を登録する。このとき第2図の各仮想ドライバ情報テ
ーブル8−1〜8−1内で指定されているシステムブロ
ックサイズBは、予めシステム管理者2がコンピュータ
システム1に接続されファイルシステムの構築用に使用
される全ての二次記憶装置を通して装置内プロ、クサイ
ズの最小公倍数を算出し、設定する。
勿論、このシステムブロックサイズBの計算および設定
を自動化することも可能である。
第4図は、各仮想ドライバ情報テーブル8−1〜B−1
に第2図に示すような情報が設定され、二次記憶装置割
り当て状態テーブル5に第3図に示すような情報が設定
された場合における各ファイルシステム(1)〜(ff
i)の構成を概念的に示している。同図において、ブー
トプロンク、スーパブロック、インデックス領域および
ファイル領域で構成されるファイルシステム(1)はB
のサイズの複数のブロック(ファイルシステム内ブロッ
ク)で構成され、二次記憶装置番号dll〜d1の複数
の二次記憶装置にまたがって作成されている。同様にフ
ァイルシステム(2)はBのサイズの複数のブロックで
構成され、二次記憶装置番号dll〜d、の複数の二次
記憶装置にまたがって作成されている。
そして、二次記憶装置番号(L、〜d□の二次記憶装置
がファイル領域拡張用として確保されている。
さて、コンピュータシステム1が立ち上がり、ユーザプ
ログラム3−1〜3−iが動作している環境で、各ユー
ザプログラムがO8のサービスを要求すると、その要求
はOSサービス切分は手段4によってファイル管理関係
のOSサービスを行うファイル管理手段9.メモリ管理
関係のO8す−ビスを行うメモリ管理手段/O.プロセ
ス管理関係のOSサービスを行うプロセス管理手段11
等にそれぞれ要求の内容に従って渡される。このとき、
要求内容がファイルに対するI/O処理の要求であった
場合、ファイル管理手段9に渡される。ファイル管理手
段9はこのI/O処理の要求を解析し、直ちに処理が可
能であれば大規模ファイル実現手段12を呼出す。
同I/O処理の対象となるファイルは、複数かつ異磯種
の二次記憶装置上にまたがって存在している可能性があ
るが、指定されたI/O先の領域が実際にどの二次記憶
装置上に存在しているかは大規模ファイル実現手段12
によって求められ、同手段12より目的の二次記憶装置
に対して■/O命令が発行される。なお、大規模ファイ
ル実現手段12はI/O先の二次記憶装置を求めるため
に、Iloの対象となっているファイルが存在するファ
イルシステムに対応する仮想ドライバ情報テーブルを参
照する等の処理を行うが、これらの処理は第7図と同様
である。
次に、本発明の特徴の1つであるシステムファイルの動
的拡張について説明する。
今、ユーザプログラム3−1〜3−iから出されたIl
oの内容がファイル領域の動的拡大を伴う新規データの
書き込みであり、なおかつI/O先のファイルが存在す
るファイルシステムがファイル領域の動的拡大を行うた
めの空き領域を全く有していない場合には、そのことを
認識したファイル管理手段9によってファイル領域動的
割り当て手段7が呼び出される。第2図に示したように
コンピュータシステム1は1個のファイルシステムを有
しており、ファイルシステム(f>がちょうどこのよう
な状態になっているとする。
ファイル領域動的割り当て手段7は先ず二次記憶装置割
り当て状態テーブル5を参照してファイルシステム(f
)のファイル領域の拡大用として、どの二次記憶装置が
使用できるかを見付けにいく。
このとき二次記憶装置割り当て状態テーブル5が第3図
のような状態であったとすると、ファイル領域の動的拡
大用に用意されている二次記憶装置の中で、同テーブル
の一番最初に登録されている二次記憶装置番号d0の二
次記憶装置を選択する。
そして、この二次記憶装置番号d0とその装置内ブロッ
クサイズbいとブロック数Nmlとを含むエントリを、
ファイルシステム(1)に対応する仮想ドライバ情報テ
ーブル8−1の一番最後に登録する。このときのファイ
ルシステム(2)用の仮想ドライバ情報テーブル8−1
の状態を示したのが第5図である。またファイル領域動
的割り当て手段7は、二次記憶装置番号d0の二次記憶
装置がファイルシステム(ffi)用に使用されたこと
を記録するために、第3図の二次記憶装置割り当て状態
テーブル5の二次記憶装置番号dilに対応するファイ
ルシステム欄の「a」という記述を、ファイルシステム
(N)の識別子lに更新する。このときの二次記憶装置
割り当て状態テーブル5の状態を示したのが第6図であ
る。以上のような操作が行われることにより、ファイル
システム(りは二次記・憶装置番号dMlの二次記憶装
置骨の空き領域を有する状態となる。
その後、制i′Bがファイル領域動的割り当て手段7か
らファイル管理手段9へ戻され、ファイル管理手段9は
大規模ファイル実現手段12を呼出して、今割り付けた
ばかりの二次記憶装置番号d0の二次記憶装置に対する
データの書き込み処理を行わせる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、ファイルシステムを動
的に拡大できるようにしたことにより、空き領域の全<
無<なったファイルシステム上のファイルに対してファ
イル領域の拡大が必要となるような新規データの書き込
み処理が発生しても、エラーとはならずに動的拡大され
たファイルシステムの領域にデータを書き込み、そのま
ま処理を続行できるという効果がある。本発明は大規模
なファイルを用いて長時間計算処理を行うようなジョブ
が多く稼動する環境で特に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、 第2図は仮想ドライバ情報テーブル8−1〜8lの内容
例を示す図、 第3図は二次記憶装置割り当て状態テーブル5の内容例
を示す図、 第4図は各ファイルシステムが複数の二次記憶装置にま
たがって作成されている様子を示す図、第5図はファイ
ル領域動的拡張後のファイルシステム(1)の仮想ドラ
イバ情報テーブル8−1の内容例を示す図、 第6図はファイル領域動的拡張後の二次記憶装置割り当
て状態テーブルの内容例を示す図、第7図は従来の大規
模ファイル作成装置の構成図、 第8図は仮想ドライバ情報テーブル112の内容例を示
す図、 第9図はファイルシステムが複数の二次記憶装置にまた
がって作成されている様子を示す図および、 第/O図はブロック番号変換手段113の動作説明図で
ある。 図において、 ■・・・コンピュータシステム 2・・・システム管理者 3−1〜3−4・・・ユーザプログラム4・・・OSサ
ービス切分は手段 5・・・二次記憶装置割り当て状態テーブル6・・・テ
ーブル登録手段 7・・・ファイル領域動的割り当て手段8−1〜8−I
!・・・仮想ドライバ情報テーブル9・・・ファイル管
理手段 /O・・・メモリ管理手段 11・・・プロセス管理手段 12・・・大規模ファイル実現手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ファイルシステムを構成している複数かつ異機種の二次
    記憶装置についての情報を記憶する仮想ドライバ情報テ
    ーブルと、該仮想ドライバ情報テーブルを参照し、前記
    ファイルシステム内のブロック番号を対応する二次記憶
    装置の装置別ブロック番号に変換するブロック番号変換
    手段と、ユーザプログラムから出された前記ファイルシ
    ステムにかかるI/O要求を、前記ブロック番号変換手
    段の変換結果を使用して該当する二次記憶装置へのI/
    O要求に変換する仮想ドライバ管理手段と、該仮想ドラ
    イバ管理手段で得られたI/O要求に従い、該当する二
    次記憶装置に対してのI/O処理を行う実ドライバを呼
    出す実ドライバ呼出し手段とを含む大規模ファイル作成
    装置において、ファイルシステムで使用する全ての二次
    記憶装置の割り当て状態を保持する二次記憶装置割り当
    て状態テーブルと、 ユーザプログラムが空き領域の不足したファイルシステ
    ム中に作成されたファイルに新たにデータを書き込もう
    としたときに、前記二次記憶装置割り当て状態テーブル
    および前記仮想ドライバ情報テーブルの内容を変更して
    未割り当ての二次記憶装置を前記ファイルシステムに新
    たに割り当てることにより、前記ファイルシステムのフ
    ァイル領域を動的に拡大するファイル領域動的割り当て
    手段とを具備したことを特徴とする大規模ファイル作成
    装置。
JP1277979A 1989-10-25 1989-10-25 大規模ファイル作成装置 Pending JPH03138737A (ja)

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