JPH0313831Y2 - - Google Patents
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- JPH0313831Y2 JPH0313831Y2 JP17248083U JP17248083U JPH0313831Y2 JP H0313831 Y2 JPH0313831 Y2 JP H0313831Y2 JP 17248083 U JP17248083 U JP 17248083U JP 17248083 U JP17248083 U JP 17248083U JP H0313831 Y2 JPH0313831 Y2 JP H0313831Y2
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- Japan
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- optical
- light
- circuit
- light emitting
- vehicle
- Prior art date
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
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- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は移動中の自動車や列車や自動倉庫にお
けるパレツト(荷物用移動可能台)などの移動体
を識別する識別装置に関するものである。
けるパレツト(荷物用移動可能台)などの移動体
を識別する識別装置に関するものである。
従来のこの種の装置において、例えば自動車を
識別する場合、一般には有料道路や有料駐車場ま
たは、特定地域内に出入する車に対し特別な契約
をなして、それぞれの車に異なる契約番号を与
え、これを磁気カードに記入し、運転者はしかる
べき磁気ゲートを通過するとき、その磁気カード
をゲートに備えつけのカード読取器に挿入し、自
動車は通過の許可を得て通過するという手段が採
られている。
識別する場合、一般には有料道路や有料駐車場ま
たは、特定地域内に出入する車に対し特別な契約
をなして、それぞれの車に異なる契約番号を与
え、これを磁気カードに記入し、運転者はしかる
べき磁気ゲートを通過するとき、その磁気カード
をゲートに備えつけのカード読取器に挿入し、自
動車は通過の許可を得て通過するという手段が採
られている。
しかしながら、この場合、運転者はゲートに差
掛かると自動車を停止させ、磁気カードをカード
読取器に挿入しなければならないという操作を必
要とする不便があつた。また、磁気カードの粉失
やその都度探し出すのに手間を要するなど不便な
ことが多かつた。
掛かると自動車を停止させ、磁気カードをカード
読取器に挿入しなければならないという操作を必
要とする不便があつた。また、磁気カードの粉失
やその都度探し出すのに手間を要するなど不便な
ことが多かつた。
一方、ゲートに備えられた通過許可の信号灯の
点灯または遮断機の開動作により通過できるよう
にすることも考えられるが、このような場合には
地上のゲートには車両を自動的に識別する手段が
必要である。そこで、車両に与えられた個有の番
号をコード化した光や、超音波、電磁波を車から
常時発射し、地上のゲート側の受信機でこれを受
信して識別するという手段が考えられるが、複数
の車両が接近してゲートを通過するような場合に
は、混信が問題であつた。
点灯または遮断機の開動作により通過できるよう
にすることも考えられるが、このような場合には
地上のゲートには車両を自動的に識別する手段が
必要である。そこで、車両に与えられた個有の番
号をコード化した光や、超音波、電磁波を車から
常時発射し、地上のゲート側の受信機でこれを受
信して識別するという手段が考えられるが、複数
の車両が接近してゲートを通過するような場合に
は、混信が問題であつた。
このような問題を解決する手段としては、ビー
ム状の光信号を車両側から発信し、地上側の受信
機では通過する車両毎に、順次そのビーム光信号
を受信し、1台づつ識別して行くことが有効であ
る。
ム状の光信号を車両側から発信し、地上側の受信
機では通過する車両毎に、順次そのビーム光信号
を受信し、1台づつ識別して行くことが有効であ
る。
そこで、このような方法については、この考案
の出願人は既に特公昭55−39235号「車両選別方
式」として提案している。
の出願人は既に特公昭55−39235号「車両選別方
式」として提案している。
そして、この内容は各車両に発光器を積載し、
この発光器より光をパルス状で時分割のサイクリ
ツク伝送を行なう一方、地上に発光器を設置し、
上記発光パルスのスタートパルスを判定し、調歩
同期方式で1キヤラクタの光パルスを受光して、
車両番号を判定するようにしたもので、それぞれ
の車両に、例えば8桁の異なる車両番号を設定
し、これを車載の光発信機より光のパルスデータ
として地上の受光器に発射し、時分割サイクリツ
ク伝送を行うようにしたものである。
この発光器より光をパルス状で時分割のサイクリ
ツク伝送を行なう一方、地上に発光器を設置し、
上記発光パルスのスタートパルスを判定し、調歩
同期方式で1キヤラクタの光パルスを受光して、
車両番号を判定するようにしたもので、それぞれ
の車両に、例えば8桁の異なる車両番号を設定
し、これを車載の光発信機より光のパルスデータ
として地上の受光器に発射し、時分割サイクリツ
ク伝送を行うようにしたものである。
これら光発信機を実際に車両に搭載した場合の
一例を第1図に示し説明すると、この第1図は車
両の電池から電源の供給を受けて、常時光信号を
発する車両が自動的にゲートを通過する態様を示
す構成図である。
一例を第1図に示し説明すると、この第1図は車
両の電池から電源の供給を受けて、常時光信号を
発する車両が自動的にゲートを通過する態様を示
す構成図である。
この第1図において、1は自動車、2はこの自
動車1に搭載された自動車用電池、3は自動車1
に搭載された光発信機、4はこの光発信機3の発
光部、5はこの発光部4より発射された光信号
で、光受信機6の受光部7に入射されるように構
成されている。
動車1に搭載された自動車用電池、3は自動車1
に搭載された光発信機、4はこの光発信機3の発
光部、5はこの発光部4より発射された光信号
で、光受信機6の受光部7に入射されるように構
成されている。
そして、この光受信機7からは車両の通過に伴
つて車両からのデータ(車両番号)が電気的に出
力されるので、その出力の1つは中央のコンピユ
ータ10へ送出され、また、他の1つを遮断機8
や信号灯9へ送り、車両の通過を許可するように
構成されている。この場合、光受信機6から出力
された車両番号をチエツクする機能は、この光受
信機6かまたは中央のコンピユータ10で行うよ
うに構成されている。なお、上記信号灯9におけ
るRは赤、Gは緑を示し、赤Rのハツテイングは
点灯中を示す。
つて車両からのデータ(車両番号)が電気的に出
力されるので、その出力の1つは中央のコンピユ
ータ10へ送出され、また、他の1つを遮断機8
や信号灯9へ送り、車両の通過を許可するように
構成されている。この場合、光受信機6から出力
された車両番号をチエツクする機能は、この光受
信機6かまたは中央のコンピユータ10で行うよ
うに構成されている。なお、上記信号灯9におけ
るRは赤、Gは緑を示し、赤Rのハツテイングは
点灯中を示す。
しかしながら、このように構成された識別装置
においては、第1図に示すように、その電源を車
両のバツテリーより給電する必要があり、その配
線が大変厄介であつた。これに対し、小型の乾電
池を光発信機3に内蔵し、これを使用することが
考えられるが、光発信機3においては常時、パル
スを発することになるため、すぐに電池が消耗し
てしまい、実用的でない。
においては、第1図に示すように、その電源を車
両のバツテリーより給電する必要があり、その配
線が大変厄介であつた。これに対し、小型の乾電
池を光発信機3に内蔵し、これを使用することが
考えられるが、光発信機3においては常時、パル
スを発することになるため、すぐに電池が消耗し
てしまい、実用的でない。
一方、電源スイツチを設け、運転者がゲート通
過時にその電源スイツチを“入”(オン)にする
ことも考えられるが、スイツチを切り忘れたり、
また、ゲート通過の都度スイツチを投入すること
自体が煩わしく、厄介であつた。
過時にその電源スイツチを“入”(オン)にする
ことも考えられるが、スイツチを切り忘れたり、
また、ゲート通過の都度スイツチを投入すること
自体が煩わしく、厄介であつた。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は操作ミスを誘発せず、電力消耗
が極めて微量な装置を提供することにある。
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は操作ミスを誘発せず、電力消耗
が極めて微量な装置を提供することにある。
このような目的を達成するためにこの考案は特
定周波数で変調された光線ビームを発射する光送
信機を地上側に設け、この光信機からの光線ビー
ムを移動局側で検出したときに所定時間だけパル
スを発生するようにしたものである。
定周波数で変調された光線ビームを発射する光送
信機を地上側に設け、この光信機からの光線ビー
ムを移動局側で検出したときに所定時間だけパル
スを発生するようにしたものである。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第2図は本考案による識別装置の一実施例を示
す構成図で、移動体として車両を例示し、地上よ
り発する特定周波数の変調光を車上で受信し、こ
れにより光信号を発する態様を示すものである。
す構成図で、移動体として車両を例示し、地上よ
り発する特定周波数の変調光を車上で受信し、こ
れにより光信号を発する態様を示すものである。
この第2図において第1図と同一符号のものは
相当部分を示し、11は地上側に設置した光受信
機6に隣接して特定周波数で変調された光源ビー
ムである変調光13を発光部12より発射する光
送信機である。14は移動体である自動車1に設
けられ光送信機11の発光部12からの変調光1
3を受光する受光部で、この変調光13を受ける
と電気出力として光送受信機15へ出力するよう
に構成されている。
相当部分を示し、11は地上側に設置した光受信
機6に隣接して特定周波数で変調された光源ビー
ムである変調光13を発光部12より発射する光
送信機である。14は移動体である自動車1に設
けられ光送信機11の発光部12からの変調光1
3を受光する受光部で、この変調光13を受ける
と電気出力として光送受信機15へ出力するよう
に構成されている。
そして、地上側に設置した光送信機11の発光
部12から発射される変調光13は、その特性上
比較的ビーム性の強い変調光を地上のゲート側よ
り送波できるので、複数の車両がゲートを通過す
る場合には、互いに接近していても1台づつ順序
よく変調光ビームを受けることができる。したが
つて、車両からはそれぞれ光信号5を地上の光受
信機6へタイミングよく発射して行くことができ
る。
部12から発射される変調光13は、その特性上
比較的ビーム性の強い変調光を地上のゲート側よ
り送波できるので、複数の車両がゲートを通過す
る場合には、互いに接近していても1台づつ順序
よく変調光ビームを受けることができる。したが
つて、車両からはそれぞれ光信号5を地上の光受
信機6へタイミングよく発射して行くことができ
る。
つぎに、光送受信機15はゲートよりの変調光
を受けると、これにより始めて光送受信機15の
発光部4を制御して光信号を送出するように構成
されており、第3図によりその構成および機能を
説明する。
を受けると、これにより始めて光送受信機15の
発光部4を制御して光信号を送出するように構成
されており、第3図によりその構成および機能を
説明する。
第3図は本考案における光送受信機の実施例を
示すブロツク図で、説明に必要な部分のみを示
す。
示すブロツク図で、説明に必要な部分のみを示
す。
この第3図で一点鎖線で囲んだ部分は第2図に
示す光送受信機15に対応する。そして、14は
受光部でこの受光部14は光起電効果型光電変換
素子によつて構成されている。
示す光送受信機15に対応する。そして、14は
受光部でこの受光部14は光起電効果型光電変換
素子によつて構成されている。
15−1は光起電効果型の光電変換素子よりな
る受光部14に接続された結合トランス、15−
2はこの結合トランス15−1の出力を入力とし
送信された変調光のの周波数に合わせて選択増幅
する選択増幅器、15−3はこの選択増幅器15
−2の出力を入力とし矩形波を発生するシユミツ
ト回路、15−4はこのシユミツト回路15−3
の出力に基いて予め設定した所定の時間だけ出力
を持続する第1のタイマー回路、15−5はこの
第1のタイマー回路15−4および後述する第2
のタイマー回路の出力によつて制御され“入”の
状態に移行する電源スイツチ回路、15−6は内
蔵電池、15−7は上記電源スイツチ回路15−
5の作動に基いて内蔵電池15−6からの電力を
入力とし、設定された車両番号をデイジタルコー
ド化してサイクリツクのパルス出力を発光部4に
出力する光送信回路である。
る受光部14に接続された結合トランス、15−
2はこの結合トランス15−1の出力を入力とし
送信された変調光のの周波数に合わせて選択増幅
する選択増幅器、15−3はこの選択増幅器15
−2の出力を入力とし矩形波を発生するシユミツ
ト回路、15−4はこのシユミツト回路15−3
の出力に基いて予め設定した所定の時間だけ出力
を持続する第1のタイマー回路、15−5はこの
第1のタイマー回路15−4および後述する第2
のタイマー回路の出力によつて制御され“入”の
状態に移行する電源スイツチ回路、15−6は内
蔵電池、15−7は上記電源スイツチ回路15−
5の作動に基いて内蔵電池15−6からの電力を
入力とし、設定された車両番号をデイジタルコー
ド化してサイクリツクのパルス出力を発光部4に
出力する光送信回路である。
15−8は手動押釦、15−9はこの手動押釦
15−8の出力により作動する第2のタイマー回
路で、これらは第2のタイマー回路15−9の出
力によつて制御され上記内蔵電池15−6からの
電力を光送信回路15−7に送り込む電源スイツ
チ回路15−5と共にタイマー回路によつて設定
される所定の時間だけ光発信機の発光部4へ電力
を供給し光信号を発せしめる手段を構成してい
る。なお、トランス15−1、選択増幅器15−
2、シユミツト回路15−3、タイマー15−
4、手動押釦15−8、タイマー15−9から構
成される記号18は検出信号に応じて電源スイツ
チ回路15−7を駆動する駆動回路を構成してい
る。
15−8の出力により作動する第2のタイマー回
路で、これらは第2のタイマー回路15−9の出
力によつて制御され上記内蔵電池15−6からの
電力を光送信回路15−7に送り込む電源スイツ
チ回路15−5と共にタイマー回路によつて設定
される所定の時間だけ光発信機の発光部4へ電力
を供給し光信号を発せしめる手段を構成してい
る。なお、トランス15−1、選択増幅器15−
2、シユミツト回路15−3、タイマー15−
4、手動押釦15−8、タイマー15−9から構
成される記号18は検出信号に応じて電源スイツ
チ回路15−7を駆動する駆動回路を構成してい
る。
つぎにこの第3図に示す実施例の動作を第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
まず、地上のゲート側に設けた第2図に示す光
送信機11の発光部12から特定の周波数、例え
ば3KHzの変調光13が送波されると、光起電効
果型の光電変換素子よりなる受光部14により
3KHzの入力に対応した電気出力を生ずる。そし
て、この出力は受信機15内の結合トランス15
−1を通り、選択増幅器15−2に入り、ここで
送信された変調光の周波数に合わせて選択増幅さ
れ、その出力はシユミツト回路15−3へ入力さ
れ矩形波を発生する。ここで、このシユミツト回
路15−3は選択増幅器15−2よりの入力があ
る程度大きい場合に出力を生じるもので、若干の
ヒステリシス特性を有している。
送信機11の発光部12から特定の周波数、例え
ば3KHzの変調光13が送波されると、光起電効
果型の光電変換素子よりなる受光部14により
3KHzの入力に対応した電気出力を生ずる。そし
て、この出力は受信機15内の結合トランス15
−1を通り、選択増幅器15−2に入り、ここで
送信された変調光の周波数に合わせて選択増幅さ
れ、その出力はシユミツト回路15−3へ入力さ
れ矩形波を発生する。ここで、このシユミツト回
路15−3は選択増幅器15−2よりの入力があ
る程度大きい場合に出力を生じるもので、若干の
ヒステリシス特性を有している。
つぎに、第1のタイマー回路15−4はシユミ
ツト回路15−3より出力があると、予め設定し
た所定の時間だけ出力を持続し、次段の電源スイ
ツチ回路15−5を“入”の状態にし、内蔵電池
15−6からの電力を光送信回路15−7へ送り
込む。ここで、この第1のタイマー回路15−4
は、一旦変調光入力を検出したら確実に時間光信
号を繰り返し送るために設けたものである。そし
て、この光送信回路15−7は、前段の電源スイ
ツチ回路15−5が“入”の状態にある間は、設
定された車両番号をデイジタルコード化して、サ
イクリツクのパルス出力として光発信機の発光部
4に出力する。ここで、この光発信機の発光部4
は発光ダイオードなどの光電変換素子群よりな
り、光送信回路15−7からの入力に応じてビー
ム状の光パルスが出力される。そして、このパル
ス状の光信号5は地上のゲート側にある光受信機
6の発光部7に投射されることになる。
ツト回路15−3より出力があると、予め設定し
た所定の時間だけ出力を持続し、次段の電源スイ
ツチ回路15−5を“入”の状態にし、内蔵電池
15−6からの電力を光送信回路15−7へ送り
込む。ここで、この第1のタイマー回路15−4
は、一旦変調光入力を検出したら確実に時間光信
号を繰り返し送るために設けたものである。そし
て、この光送信回路15−7は、前段の電源スイ
ツチ回路15−5が“入”の状態にある間は、設
定された車両番号をデイジタルコード化して、サ
イクリツクのパルス出力として光発信機の発光部
4に出力する。ここで、この光発信機の発光部4
は発光ダイオードなどの光電変換素子群よりな
り、光送信回路15−7からの入力に応じてビー
ム状の光パルスが出力される。そして、このパル
ス状の光信号5は地上のゲート側にある光受信機
6の発光部7に投射されることになる。
一方、手動押釦15−8を押圧することにより
出力が生じ、この出力に基いて第2のタイマー回
路15−9が動作し、この第2のタイマー回路1
5−9の出力が生じている間は、電源スイツチ回
路15−5が“入”の状態となり、前述の変調光
を受波したときと同様に光信号5が発光部4より
出力される。
出力が生じ、この出力に基いて第2のタイマー回
路15−9が動作し、この第2のタイマー回路1
5−9の出力が生じている間は、電源スイツチ回
路15−5が“入”の状態となり、前述の変調光
を受波したときと同様に光信号5が発光部4より
出力される。
ここで、この手動押釦15−8および第2タイ
マー回路15−9からなる押釦回路は、何らかの
原因で光送受信が正常に行なわれない場合とか、
地上のゲート側に光送信設備が設置されていない
ゲートを通過する場合のために設けたものであ
る。
マー回路15−9からなる押釦回路は、何らかの
原因で光送受信が正常に行なわれない場合とか、
地上のゲート側に光送信設備が設置されていない
ゲートを通過する場合のために設けたものであ
る。
そして、この第2のタイマー回路15−9に設
定する時間は、車両がゲートにさしかゝつたとき
に手動押釦15−8を押し、車両より光信号の発
射を開始してゲート側の光信号受信機6の受光部
7の前を車両が通過するまでの時間であればよい
ので、5秒程でよい。
定する時間は、車両がゲートにさしかゝつたとき
に手動押釦15−8を押し、車両より光信号の発
射を開始してゲート側の光信号受信機6の受光部
7の前を車両が通過するまでの時間であればよい
ので、5秒程でよい。
つぎに、通常、ゲート以外の場所を車両が走行
あるいは停止している場合には、周囲からの微弱
な雑音光が車上の受光部14に入射されるが、光
送受信機15内のシユミツト回路15−3を動作
させるほどの出力は前段の選択増幅器15−2か
らは生じない。したがつて、シユミツト回路15
−3以降の各回路は動作せず、また、光送信回路
15−7にも電力が供給されない。
あるいは停止している場合には、周囲からの微弱
な雑音光が車上の受光部14に入射されるが、光
送受信機15内のシユミツト回路15−3を動作
させるほどの出力は前段の選択増幅器15−2か
らは生じない。したがつて、シユミツト回路15
−3以降の各回路は動作せず、また、光送信回路
15−7にも電力が供給されない。
このように、常時はゲートから発する特定周波
数の変調光を受光すべく待ち受けている状態であ
り、このために要する電力量は極めて微小にする
ことができる。そして、低消費電力のC−MOS
型半導体素子により回路を構成すれば、待受状態
時には光送受信機15として20〜30μAの消費電
流でその機能を発揮することができる。
数の変調光を受光すべく待ち受けている状態であ
り、このために要する電力量は極めて微小にする
ことができる。そして、低消費電力のC−MOS
型半導体素子により回路を構成すれば、待受状態
時には光送受信機15として20〜30μAの消費電
流でその機能を発揮することができる。
一方、地上のゲートを通過するときには、所要
の時間だけ光パルスを発することになるが、この
ときに要する電源の平均出力電流は計算による
と、1mA程である。これにより、2000mA・H
(時間)程度のリチウム電池を用いると、4〜5
年も電池を交換しなくとも実用に耐えることがで
きる。
の時間だけ光パルスを発することになるが、この
ときに要する電源の平均出力電流は計算による
と、1mA程である。これにより、2000mA・H
(時間)程度のリチウム電池を用いると、4〜5
年も電池を交換しなくとも実用に耐えることがで
きる。
以上本考案を移動体として車両がゲートを通過
する場合を例にとつて説明したが、本考案はこれ
に限定されるものではなく、移動中の自動車や列
車や自動倉庫におけるパケツトの識別にも適用す
ることができ、また、将来その回路部品をLSI化
し、極めて小型にできることから、その用途も多
くかつ効果的であり、例えば有料道路や有料駐車
場の自動料金徴集システムや自動作業における移
動台などに本考案による識別装置を取り付け応用
することもできる。
する場合を例にとつて説明したが、本考案はこれ
に限定されるものではなく、移動中の自動車や列
車や自動倉庫におけるパケツトの識別にも適用す
ることができ、また、将来その回路部品をLSI化
し、極めて小型にできることから、その用途も多
くかつ効果的であり、例えば有料道路や有料駐車
場の自動料金徴集システムや自動作業における移
動台などに本考案による識別装置を取り付け応用
することもできる。
以上説明したように、本考案によれば、地上か
らの光ビームを受信したときだけ所定時間にわた
つてパルスを送出するようにしたので、待ち受け
時の消費電力は少なくなるとともに特別な操作が
不要であるから操作ミスを誘発しないという効果
を有するので、実用上の効果は極めて大である。
らの光ビームを受信したときだけ所定時間にわた
つてパルスを送出するようにしたので、待ち受け
時の消費電力は少なくなるとともに特別な操作が
不要であるから操作ミスを誘発しないという効果
を有するので、実用上の効果は極めて大である。
第1図は従来の識別装置の一例を示す構成図、
第2図は本考案による識別装置の一実施例を示す
構成図、第3図は本考案における光送受信機の実
施例を示すブロツク図である。 1……自動車、4……光発信機の発光部、6…
…光受信機、11……光送信機、12……発光
部、14……受光部、15……光送受信機、15
−2……選択増幅器、15−4……第1のタイマ
ー回路、15−5……電源スイツチ回路、15−
6……内蔵電池、15−7……光送信回路、15
−8……手動押釦、15−9……第2のタイマー
回路。
第2図は本考案による識別装置の一実施例を示す
構成図、第3図は本考案における光送受信機の実
施例を示すブロツク図である。 1……自動車、4……光発信機の発光部、6…
…光受信機、11……光送信機、12……発光
部、14……受光部、15……光送受信機、15
−2……選択増幅器、15−4……第1のタイマ
ー回路、15−5……電源スイツチ回路、15−
6……内蔵電池、15−7……光送信回路、15
−8……手動押釦、15−9……第2のタイマー
回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光送信機11と、光送受信機15と、光受信
機6とを有する移動体識別装置であつて、 光送信機11と光受信機6とは、接近してゲ
ート近傍に設置され、 光受信機6は、受光部7によつて光信号を受
信するものであり、 光送信機11は、発光部12によつて変調光
を送信するものであり、 光送受信機15は、移動体1に搭載され、発
光部4と、受光部14と、駆動回路18と、電
源スイツチ回路15−5と、内蔵電池15−6
と、光送信回路15−7とを有するものであつ
て、受光部14が発光部12からの変調光13
を検出し、駆動回路18がその検出信号を処理
して電源スイツチ回路15−5を駆動し、電源
スイツチ回路15−5が内蔵電池15−6の電
力を光送信回路15−7に供給し、光送信回路
15−7が発光部4を介してデータパルス光を
サイクリツクに受光部7へ発信するものである
ことを特徴とする移動体識別装置。 (2) 電源スイツチ回路15−5は、駆動回路18
の手動押釦15−8によつて起動されるタイマ
ー15−9によつも駆動されることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の移動体
識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17248083U JPS6082400U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 移動体識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17248083U JPS6082400U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 移動体識別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082400U JPS6082400U (ja) | 1985-06-07 |
JPH0313831Y2 true JPH0313831Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30375966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17248083U Granted JPS6082400U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 移動体識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082400U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2763971B2 (ja) * | 1991-04-19 | 1998-06-11 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄道の保守用車用踏切警報制御装置 |
JP5868656B2 (ja) * | 2011-10-24 | 2016-02-24 | 三菱重工業株式会社 | 通信システム、通信方法、及び車載器 |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP17248083U patent/JPS6082400U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082400U (ja) | 1985-06-07 |
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