JPH0313789Y2 - - Google Patents

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JPH0313789Y2
JPH0313789Y2 JP1983009046U JP904683U JPH0313789Y2 JP H0313789 Y2 JPH0313789 Y2 JP H0313789Y2 JP 1983009046 U JP1983009046 U JP 1983009046U JP 904683 U JP904683 U JP 904683U JP H0313789 Y2 JPH0313789 Y2 JP H0313789Y2
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JP
Japan
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driven roller
sphere
rotation angle
operating
casing
Prior art date
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JP1983009046U
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JPS59116815U (ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビゲームあるいはアーケードゲ
ームなどに使用されるX−Y方向入力装置に関す
る。
従来のこの種のX−Y方向入力装置は、通常画
面上のマークあるいは図形を任意方向に移動させ
るために使用されるものであり、例えば第1図に
示すように、ケーシング1上に露出する操作回転
球体2を任意方向に回転させて画面上の図形を移
動させ、またケーシング1上に設けたスイツチ3
を押すことにより、画面上、ミサイルあるいは玉
を発射させるものである。ところが、上述のよう
な装置にあつては、一方の手で回転球体2を回転
させ、他方の手でスイツチ3を押したり、または
一旦、回転球体2から手を放してからスイツチ3
を押す動作が必要であり、操作が煩雑であつたり
動作が一呼吸遅れ、即座の応答ができ難いなどの
欠点があつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、応答性に優れ、操作のし易いX−Y方向入力
装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、操作回転
球体、第1および第2の従動ローラならびに第1
および第2の回転角検出手段を設けた基板を、ケ
ーシングに対して上下動可能に設け、この基板の
上下動に応じてスイツチの切換え操作を行うこと
を特徴とする。
以下、本考案の一実施例を、第2図乃至第7図
に従い説明する。
第2図は、本実施例の斜視図であつてケーシン
グ1上に操作回転球体2の一部が露出されてい
る。ケーシング1の内部には、第3図に示すよう
に、前記操作回転球体2及び後述する従動ローラ
と回転角検出手段を基板3上に配設してなり、ま
たケーシング1の四隅に配した案内軸4に対して
基板3が上下動可能にしてある。前記案内軸4の
略中央には拡径のストツパ部5を設け、やはり案
内軸4に設けたばね6にて上圧されている前記基
板3の上動を規制すると共に操作回転球体2がケ
ーシング1に設けた透孔7より突出する量を一定
にしている。また基板3下方のケーシング1内に
は、信号入力用あるいは信号切換用のプツシユス
イツチ8が固定され、スイツチ操作体9を介して
前記基板3の上下動に応じて操作される。
次に、基板3上の従動ローラと回転角検出手段
及び操作回転球体2の作動部の関連構成を説明す
る。すなわち第5図にて、球体2の球面には第1
従動ローラ10と第2従動ローラ11とが接触し
ており、両ローラ10,11はそれぞれ軸受12
を介して基板3に回転自在に取付けられている。
この両ローラ10,11は、所定の割合にガラス
繊維を混入したポリアセタール樹脂で成形されて
いる。一方、軸受12は摩擦係数の小さい例えば
フツ素樹脂やポリアセタール樹脂などで成形され
ている。そして前記第1従動ローラ10と第2従
動ローラ11は互いに軸方向が直交するように配
置され、両ローラ10,11は球体2の回転力に
よつてそれぞれ個別に回転される。第1従動ロー
ラ10の回転方向と回転角は、回転軸13を介し
て連結されている可変抵抗器14よりなる第1の
回転角検出手段によつて検出される。一方、第2
従動ローラ11の回転方向と回転角は、回転軸1
3を介して連結される可変抵抗器15よりなる第
2の回転角検出手段によつて検出される。すなわ
ち第6図に示すように、第1従動ローラ10の回
転方向と回転角の変化は、可変抵抗器14におけ
る摺動子16のスライド方向とそれの移動量とし
て現われる。同様に第2従動ローラ11の回転方
向と回転角の変化は、可変抵抗器15における摺
動子17のスライド方向とそれの移動量として現
われる。従つて球体2の回転状態をX,Y両軸方
向の各成分に分けて、可変抵抗器14,15のそ
れぞれの電圧値として検出することができる。こ
のようなことからも可変抵抗器14,15は、小
さなトルクでも適正に応答できることが必要であ
る。
第7図は、球体2と従動ローラ10,11なら
びに弾性付勢ローラ18のそれぞれの配置状態を
示す説明図である。弾性付勢ローラ18は同図な
らびに第5図に示すように、球体2と接触し、そ
れを介して第1従動ローラ10ならびに第2従動
ローラ11と対向した位置に回転自在に軸承され
ている。この弾性付勢ローラ18は、球体2と第
1ならびに第2従動ローラ10,11との間での
動力伝達が確実に行なえるように設けられたもの
で、弾性付勢ローラ18は球体2の回転力によつ
て自在に回転すると共に、球体2を第1ならびに
第2従動ローラ10,11側へ弾性付勢してい
る。さらに第7図に示すように、球体2と第1従
動ローラ10との間の接触圧と、球体2と第2従
動ローラ11との間の接触圧が等しくなるよう
に、球体2と弾性付勢ローラ18の接触点Pと球
体2の回転中心Oを結ぶ直線Qが、第1従動ロー
ラ10と第2従動ローラ11との間の中心点を通
るように、すなわちθ1=θ2になるように弾性付勢
ローラ18が配置されている。
従つて、上記実施例装置をテレビゲームに使用
した例により説明すると、画面上のマークあるい
は図形は、操作回転球体2の突出部分を手により
任意方向へ回転させると、その回転が第1従動ロ
ーラ10と第2従動ローラ11を介して、第1回
転角検出手段14と第2回転角検出手段15によ
つて電気的に変換されるので、この変換された信
号によつて任意方向へと移動される。そして任意
時に、前記マークあるいは図形から玉などを発射
させたり、他のマークあるいは図形を切換え移動
させるなど、そのゲームの内容にてプツシユスイ
ツチ8を押圧する場合には、球体2を押下する。
すなわち、第4図に示すように球体2の押下操作
によつて、基板3がばね6に抗して案内軸4にガ
イドされて下方へ移動するので、スイツチ操作体
9を介してプツシユスイツチ8が投入されるので
ある。プツシユスイツチ8の必要操作が終了した
なら、球体2への押下を解除すると前記ばね6の
弾性力にて基板3が上昇すると共に球体2も上昇
し、基板3がストツパ部5に当接する位置で、球
体2がケーシング1の透孔7より外方に突出して
次の操作に備える。
上述のように本考案は、基板の上下動に応じて
スイツチの切換え操作を行うので、操作回転球体
の回転、押圧にて即座に種々の状況に応答でき、
応答性に優れ、操作のし易いX−Y方向入力装置
を提供することができる。
なお、上記実施例において、第1,第2回転角
検出手段を可変抵抗器によつて構成したが、これ
に限定されるものではなく、エンコーダを用いて
デイジタル信号を得ることができるのは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本考案
の一実施例を示す斜視図、第3図は同実施例の縦
断面図、第4図は同実施例の操作時を示す縦断面
図、第5図は同実施例の作動部を示す平面図、第
6図は同作動部の原理図、第7図は操作回転球体
と従動ローラと付勢ローラの配置状態を示す説明
図である。 1……ケーシング、2……操作回転球体、3…
…基板、8……スイツチ、10……第1従動ロー
ラ、11……第2従動ローラ、14……第1回転
角検出手段、15……第2回転角検出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在に配置された操作回転球体と、この操
    作回転球体と接して操作回転球体の回転力によつ
    て回転する第1の従動ローラと、操作回転球体と
    接して操作回転球体の回転力によつて回転すると
    共に軸方向が前記第1の従動ローラの軸方向と略
    直交する第2の従動ローラと、前記第1の従動ロ
    ーラの回転角を検出する第1の回転角検出手段
    と、前記第2の従動ローラの回転角を検出する第
    2の回転角検出手段とを基板上に設け、これら操
    作回転球体、第1および第2の従動ローラならび
    に第1および第2の回転角検出手段をケーシング
    に収納し、ケーシング上部の開口から前記操作回
    転球体の一部を操作可能に露出したX−Y方向入
    力装置において、前記基板をケーシングに対して
    上下動可能に設け、この基板の上下動に応じてス
    イツチの切換え操作を行うことを特徴とするX−
    Y方向入力装置。
JP1983009046U 1983-01-27 1983-01-27 X−y方向入力装置 Granted JPS59116815U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983009046U JPS59116815U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 X−y方向入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983009046U JPS59116815U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 X−y方向入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59116815U JPS59116815U (ja) 1984-08-07
JPH0313789Y2 true JPH0313789Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30140519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983009046U Granted JPS59116815U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 X−y方向入力装置

Country Status (1)

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089788Y2 (ja) * 1990-03-07 1996-03-21 アルプス電気株式会社 トラツクボール
JP2953775B2 (ja) * 1990-11-07 1999-09-27 富士通株式会社 ポインティング制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59116815U (ja) 1984-08-07

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