JPH03137554A - 電極自動洗浄・校正装置 - Google Patents

電極自動洗浄・校正装置

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JPH03137554A
JPH03137554A JP27545789A JP27545789A JPH03137554A JP H03137554 A JPH03137554 A JP H03137554A JP 27545789 A JP27545789 A JP 27545789A JP 27545789 A JP27545789 A JP 27545789A JP H03137554 A JPH03137554 A JP H03137554A
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liquid
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本間 正紀
Hideo Mugiya
麦屋 英雄
Isamu Ogawara
勇 大河原
Hideji Ota
太田 秀二
Isamu Okamoto
勇 岡本
Minoru Kimura
実 木村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電極の自動洗浄・自動校正装置に関し、特に
、P)I計等の電極に付着したスケールを化学的に除去
すると共に、校正液による計器校正を自動的に行わせる
電極自動洗浄・校正方式に関するものである。
従来の技術 例えば、一般に多く使用されているガラス電極式pl(
計における薬液による洗浄は、以前よりti汚れを化学
的に分解する方法として実用化されている。
この薬液洗浄装置に校正液による計器校正を付加した薬
液洗浄付校正装置が一部提案されている。
従来におけるこれらの装置では、洗浄及び校正中に電極
部を測定液から隔離する必要がある為に、電極部を測定
液から上方に持ち上げることが一般に行われている。こ
れは測定槽の水面上より電極を持ち上げる為に、水位が
深く、測定槽下部のp)I値を測定しようとする場合に
は大幅な引上げを必要とするし、また保持異長により引
上げ長を加減する必要もでる。
また、操作及び機構を簡単に構成できる理由で、使用し
た洗浄水、薬液、校正液を測定槽に放出する方法が一最
的に行われている。
更にまた、校正液タンクより電極部への移送はポンプに
より行われている。これは電極保持具の設置場所にある
程度の自由度を与える長所はあるが、ポンプの寿命等を
考えた場合には欠点ともなり得る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来技術には以下に示す如き欠
点がある。
従来の薬液付校正装置では、各処理操作が全て人手によ
って行われている為に、それだけの人手が必要になるば
かりか、操作ミスも多く多大の時間も必要とする。
また、従来の方法では、電極保持具を被測定液の水面よ
り持ち上げる為に、大幅な引上げを必要とする場合もあ
り、電極保持具持ち上げ用駆動シリンダが大型になる欠
点が生ずる。
更にまた、使用に供された洗浄水、薬液、校正液を被測
定槽に放出することは、被測定槽が小さくて取扱う被測
定液の量が少ない場合には、被測定液に薬液等が混入さ
れる結果好ましくない現象が惹起されるという課題が提
起される。
また、従来においてはシーケンスが走行状態では、前も
って決められた周期で洗浄、校正測定が繰返され、測定
状態にて任意なときに洗浄→校正→測定を行わせること
は外部スイッチ等で可能であるが、洗浄→測定、校正→
測定、及び洗浄→校正→測定が任意に選択し、その上測
定中は勿論洗浄及び校正中にストップ(その状態を継続
させる)ことができない。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記諸欠
点を解消することを可能とした新規な電極自動洗浄・校
正装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係るt極自動洗浄・
校正装置は、被測定液内に配置され測定電極を備えた洗
浄・校正ユニットと、薬液用タンクと第1の標準液用タ
ンクと第2の標準液用タンクと洗浄水用タンクの4個の
タンク及び液用電磁弁を備えたタンクユニットと、操作
盤、シーケンスユニット、エア用電磁弁を有し前記操作
盤内に配設されたROIIIに格納され予めプログラミ
ングされたシーケンス工程に従って前記洗浄校正ユニッ
ト及び前記液用、エア用電磁弁を制御して前記測定電極
の洗浄及び標準液校正を行う制御ユニットとを備えて構
成される。
実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参照
しながら具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
第1図に示された洗浄校正ユニットの測定状態における
拡大断面図、第3図は洗浄校正ユニットの洗浄校正器本
体部の洗浄・校正時における状態を示す拡大部分断面図
、第4図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第
5図は制御ユニットの操作盤表面パネルを示す正面図、
第6図は制御ユニットの操作盤内のマイクロコンピュー
タ内蔵指示計内に設けられたシーケンス制御部の一実施
例を示すブロック構成図、第7図は本発明に係る自動洗
浄・校正処理の一実施例を示す概略フローチャートであ
る。
第1図〜第7図を参照するに、参照番号1は制御ユニッ
トを示し、該制御ユニット1は、操作盤4と、シーケン
スユニット5と、エア用電磁弁6とを有し、操作盤4内
に配設されたマイクロコンピュータ内蔵指示計(例えば
p)l計、ORP計)44に設けられたROM443 
(第6図)に格納された予めプログラミングされたシー
ケンス工程に従って洗浄・校正ユニット2及びエア用電
磁弁6、液用電磁弁14を制御して測定電極100の洗
浄及び標準液校正を行う、制御ユニット1は、また外部
から強制的にジ−クンスストップ強制の校正スタート等
を行わせることができるし、ステータス状態をランプ表
示及び指示計のデイスプレィに測定値表示と共に表示す
る機能及び外部へ情報を送出する機能を有している。
操作盤4は、操作用スイッチ41、シーケンス状態表示
部42(第6図のDISP447 )リモート・ローカ
ル切換スイッチ43、マイクロコンピュータ内蔵指示計
44、シーゲンス状態表示ランプ45を有している。
シーゲンスユニット5は、リレーサーキットボード51
、タイミングサーキットボード52、操作用リモート入
力部53、ステータス接点出部54を有している。
マイクロコンピュータ内蔵指示計44はシーケンス工程
を統率しており、各工程ごとに操作させるべく電磁弁を
決め、操作信号をリレーサーキットボード51へ送る。
リレーサーキットボード51ではこの信号が送られてき
たリレー(RL)のみ動作させる。リレーの接点と電磁
弁は個々に対応している(例、RLs −3Vt 、 
RL2−3Va等)。
タイミングサーキットボード52は、外部操作用入力が
5個設けられている。この入力はマイクロコンピュータ
内蔵指示計44に入り、各入力に相当する操作が行われ
る。つまり、入力5個に対し指示計への信号線も5組必
要となり、それだけのI10ボートも必要となるのが一
般的である0本装置では1組の信号線つまりI10ボー
トも1組だけ使用することで済み、I10ポートの節約
だけでなくその周辺電気デバイスの削減ができるメリッ
トがある。
本発明における操作盤4において操作部スイッチ(SW
)が5種類あるときには入力部は第14図のように構成
されている。この場合にはシーゲンスユニット5を用い
てスイッチの種類に応じたパルス幅を持ったパルス波が
出力される。そのパルスが入力として計器に入る。この
ように操作部に対して図示の入力部というようになって
いるのが本発明の特長となる。
第14図に示された接続構成によりPH計等の指示計の
I10ポートの使用する数が節約でき、操作盤内の端子
板の数も節約でき、I10ポートに使用されるフォトカ
プラの部品節約、実装プリント板の大きさの節約ができ
るという特長がある。
リレーサーキットボード51及びタイミングサーキット
ボード52は第15図に示す如く構成され、第15図、
第16図を用いて5種類の操作部を1人力として変換し
ているシーゲンスユニット5の中のタイミングサーキッ
トボード52についてどのようにしてパルス波を出力し
ているかについて説明する。
スイッチS11!2が入るとノアゲートN0R2の出力
点a2が“旧gh″レベルになり、フリップフロップF
FIのQ出力も“旧gh”レベルになる。この出力がオ
アゲートORの入力とパルス発生器17の入力となる。
パルス発生器17より周波数f3のパルスが発生し、パ
ルス発生器17の出力から全てのフリップフロップFF
のR(RESET)端子に電圧が印加される。このとき
のタイミングチャートを第16図に示す。
操作用リモート入力部53ヘケーブルを接続することに
より現場より離れた計器室等から瞬時にメーク接点信号
をこの入力部53に与えることによって、スタート、薬
洗スタート、校正スタート、薬洗・校正スタート、スト
ップ等の遠隔操作をすることができる。
ステータス接点出力部54からステータス情報をリレー
接点出力により収り出し、この接点出力を用いて現場か
ら離れた計器室等に情報の伝達ができる。
エア用電磁弁6は、電磁弁25.26,27.28から
構成され、圧力スイッチ61を有している。
洗浄・校正ユニット2は、被測定液内に配置され、本体
に固定されて下方部が被測定液に配置されると共に、下
端にパツキン92が設けられたパイプ91を有する洗浄
校正器9と、パイプ91との間に電極洗浄・校正用空間
部99を持つようにパイプ91の長手方向に沿って上下
動し且つ下端部に測定電極100を収容した電極カバー
101を有する電極保持具10とを有している。洗浄校
正ユニット2は、測定時には電極カバー101は最下位
に配置されて測定電極100が被測定液に接触し、洗浄
・校正時には電極カバー101は最上位に配置されて電
極カバー101の先端部の大径部101aがパイプ91
の下端に設けられたパツキン92と接触して電極洗浄・
校正用空間部99が密閉されるように作用する。電極洗
浄・校正用空間部99に被測定液が導入されないように
エアが抵抗管R1を通して排気されている。
タンクユニット3は、薬液用タンク29、標準液(例え
ばpH7>タンク30、標準液タンク(例えばPH4ま
たはPI(9)タンク31及び洗浄水(水道水)タンク
32を有している。タンク30.31.32にはそれぞ
れ液レベルスイッチ11.12.13が設けられ、また
タンク29.30,31.32に対応してそれぞれ液用
電磁弁20.21,22.23.24が設けられている
第7図の概略フローに示される如く、本発明においては
、測定→シーゲンススタート→洗浄、校正→待機→測定
のシーケンスに従って連続的に各処理が実行される。
第8図は本発明のシーケンス工程を詳しく示したフロー
チャートであり、第9図〜第11図は本゛発明の処理工
程を説明する為の各郡全体の概略配置図であって、その
うち、第9図は液の注入はタンク29〜32と電磁洗浄
・校正用空間部99との取付位置差、即ちヘッド差圧に
より行い且つ使用後の薬液は元のタンク29へ回収する
場合における配置図、第10図は液の注入はヘッド差に
より行い且つ使用後の薬液を他のタンク33へ回収する
場合の配置図、第11図は液の注入はポンプ34により
行い且つ使用後の薬液は元のタンク29または他のタン
ク33に回収する場合の配置図をそれぞれ示している第
8図において、※1は共洗いの工程を示し、配管の途中
に溜っている水を追い出し、標準液が希釈されることを
防ぐ為の工程であり、※2はpH4であるが、プロセス
によってはpH9の標準液を使用することもあることを
示す。
次に第8図〜第11図を参照しながら本発明の動作を詳
しく説明する。
■、測定状態 抵抗管R1を通ってエアが洗浄校正器9の内部に測定液
が侵入しないように排気している。
■、洗浄開始 電磁弁25.26が開き、多量のエアを排気しながらシ
リンダ80が上がり、洗浄・校正器9が上昇する。洗浄
・校正器9の下部パツキン92と1!極保持具10の電
極カバー101の大径部101aが密着し、洗浄・校正
器9の下部に洗浄・校正用空間部99を形成する。
■、洗浄液注入 電磁弁27が開き、洗浄校正用空間部99を大気開放に
する。続いて電磁弁20が設定された時間開き、ヘッド
差を利用して、空間部99に洗浄液を注入する。
■、洗浄 電磁弁28が設定された時間だけ開き、抵抗管R2を通
ってエアが導入される。導入されたエアにより、空間部
99に注入された薬液をバブリングし、洗浄を行う。
■1回収 再び電磁弁26.20.28が開き、エアの圧力で、タ
ンク29に薬液を圧送、回収する。
■、洗浄水注入 電磁弁27が開き、空間部99を大気開放にし、電磁弁
23を開き、水道水を空間部99に注入する。
■、洗浄 薬液洗浄と同様に、電磁弁28を開いてバブリングを行
い藻液を洗う。
■、排出 電磁弁26 、28 、24が開き、エアの圧力により
洗浄・′校正器9外に排出する。上記■〜■の工程は予
め設定された回数が行われる。
■、スタンバイ(1) 電磁弁27.21を開き、標準液(pH7)をタンク3
0より空間部99に注入する0次に電磁弁28を開いて
抵抗管R2を通してエアを送り、標準液中に吹込む、標
準液で共洗いをし、洗浄液による影響を少なくする。終
了後電磁弁24を開いて排出する。
[相]、標準液校正(1) 上記■と同様にpH7の標準液を注入し短時間エアを吹
込み、液を攪拌、均一化し、指示計< pH計)に信号
を送る。pH計は入力信号が安定したらこの信号を取込
む。
■、排出 校正終了の信号により電磁弁26.28.24を開きp
)+7標準液を洗浄・校正器9の外に排出する。
■、洗浄 電磁弁27.22を開き、洗浄水を注入する0次に電磁
弁28を開いてエアを吹込み、電極洗浄校正器内部に付
着した標準液を洗い落とす。
■、排出 洗浄が終了したら、電磁弁26.24を開き、エアを洗
浄校正器内部に送り込み、圧力により洗浄校正器外に排
出する。
■、スタンバイ(a 電磁弁27を開いて、洗浄校正器内部を大気開放にする
0次に電磁弁21を開いて、タンク31よりpH4また
はpH9の標準液を洗浄校正器9に注入する0次に電磁
弁28を開いて、洗浄液を標準液で共洗いをする。電磁
弁26,28.24を開いて洗浄校正器内部にエアを送
り込み、エア圧により洗浄校正器外に排出する。
■、標準液校正(2) 上記[相]のスタンバイ(2)と同様にp)14または
p)19の標準液を注入してエアを短時間吹込み、液を
攪拌、均一化し、pH計に信号を送る。 PH計は入力
信号が安定したらこの信号を取込み、前記[株]の標準
液校正(1)の信号と本標準液校正■の信号でSTD。
5LOPEを演算する。
[株]、排出 電磁弁26.28.24を開いて、洗浄校正器内にエア
を送り込み、エア圧により洗浄校正器外に排出する。
O0電磁弁27を開いて洗浄校正器内部を大気開放にし
、電磁弁23を開いてタンク32より洗浄水を注入する
。電磁弁28を開いて、電極洗浄校正器内部を洗浄して
排出する。
■、待機 電磁弁25を切換えてシリンダ80を下げ、電極100
を洗浄校正器10の下方に下げる。抵抗管R1を通して
エアを流して洗浄校正器内部に測定液が侵入しないよう
に排気している。一定時間経過するまで測定には入らな
い。
以上第9図を参照して説明したが、第10図の場合には
使用後の薬液を他のタンク33に回収する点が異なるだ
けでその他は第9図の場合と同様である。また第11図
の場合には液の注入は全てポンプ34を使用して行い使
用後の薬液を元のタンク29または他のタンク33に回
収する点が異なるだけであり、その他は第9図にて説明
した場合と同様である。
本発明においては、第8図に示したシーケンスにおける
各処理工程のうち現在実行されている処理工程と次に実
行される処理工程とをパネル表面のシーケンス状態表示
部42に表示している。第12図はそのシーケンス状態
表示フローの一例を示すフローチャートである。
第13図は強制スタート割込フローの一例を示すフロー
チャートである。
本発明においては、第5図に示したリモート・ローカル
切換スイッチ43をリモート側に作動させて強制割込を
することが可能である。その際に第6図に示したKEY
 446を操作して時間を設定することができる。 K
EY 446はシーケンスの洗浄、校正の時間を設定す
るのに使用されるのであるが、この割込の際にも用いら
れる。 KEY446にて設定された時間はRAM44
2に格納される。
本発明においては、また、測定電極100の自己診断を
することができる。
即ち、標準液校正を行うことにより、使用電極の特性(
劣化状態)を知ることができる。同温度の2種類の水容
液X及びSのそれぞれのPH値をPH(X)及びpH(
S)で表すと Ex−Es=go IpH(X)−pH(S)IEX:
水溶液X中でガラス電極と比較電極とを組合わせた電池
の起電力 Es:水溶液S中でガラス電極と比較電極とを組合わせ
た電池の起電力 cG:比例係数(1pH当たりの起電力)で表せる。 
IIGは測定温度での1pH当たりのガラス電極の起電
力であり、Ex、 Es、p)I(S)の値が標準液校
正時に既知となる為軸が求まる。 goの値は温度の関
数である。ガラス電極の代わりに水素電極を使用した場
合の1 pH当たりの起電力(118とする)を基準と
してanの値を比較する。
K400xgo/+g K:1g極のSLOPE に290%をガラス電極悪魔の良好状態としK〈90%
のとき電極をチエツクするようALM/FAILランプ
点滅により注意を促すことにしている。
このKの他に、標準液校正時に確認できることはpH7
の起電力であり、Kと共にpat極特極子性チエツクで
重要なデータとなる。このPH7の初期起電力は上10
mV程度であるが、使用し劣化してくると大きくなって
くる。この値を25℃時のpH値に換算して表示する。
これをpH(STD)で表わす、 pH(STD)値が
一1pH≦PH(STD)≦1p)Iのものを正常電極
とし、これを越えるものについては、Kの場合と同様に
ALM/FAILランプの点滅により警告を発すること
にしている。実際にはp)l(STD)はH,5p)l
になるまで、Kは85%になるまで使用可能である。つ
まり、ALM/FAILランプによって電極劣化の注意
、警報を電極が完全に不良になる前に知らされる為に、
電極交換等の対応がスムーズにできる。また、この値を
次回の校正時までストアしであるので、校正をこの値を
読取った後に行えば、電極劣化傾向が判断できる。
第17図は本発明の前記した動作をまとめてタイムチャ
ートにした図である。
発明の効果 本発明は以上の如く構成され作用するものであり、本発
明によれば以下に示す諸効果が得られる。
■1本発明においては、予め定められたシーケンスに従
って洗浄、校正、待機、測定の各処理工程が自動的に遂
行される為に、短時間処理が可能となるばかりか、省力
化することができ、しかも人的操作ミスを回避すること
が可能となる。
■99本発明おいては、を極保持具の掻くわずかの上動
により被測定液内で被測定液から密閉された電極洗浄・
校正用空間部を形成し、この空間部で、電極の洗浄・校
正が実行される為に、電極保持具を上下動させる駆動手
段を極めて小形に形成できると共に、電極の洗浄・校正
処理を最適制御することが可能となる。
■00本発明おいては、また現在処理中の工程と次に実
行されるべき処理工程を同時に外部に表示するように構
成されている為に、監視者に対して極めて有効な情報を
与えることができる。
、■00本発明おいては、また薬液、標準液、水道水の
電極洗浄・校正用空間部に対する供給を各タンクと空間
部の取付位置の差、即ちヘッド差圧によって行われるの
で、ポンプ等の動力源を使用しないで済み、従ってそれ
だけ部品点数が少なくなると共に故障率も小さくなる。
■、また、リモート・ローカル切換スイッチを操作して
外部(例えば本装置から離隔された地点)から現在処理
中のシーケンスに必要に応じてスタート、薬洗スタート
、校正スタート、薬洗・校正スタート、ストップ等の割
込を容易に実行することが可能となる。
■、更に本発明によれば、測定電極の自己診断を的確に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
第1図に示された洗浄・校正ユニットの測定状態におけ
る拡大断面図、第3図は洗浄・校正ユニットの洗浄・校
正器本体部の洗浄・校正時における状態を示す拡大部分
断面図、第4図は本発明の一実施例を示すブロック構成
図、第5図は制御ユニットの操作盤表面パネルを示す正
面図、第6因は制御ユニットの操作盤内のマイクロコン
ピュータ内蔵指示計内に設けられたシーケンス制御部の
一実施例を示すブロック構成図、第7図は本発明に係る
自動洗浄・校正処理のフローの一実施例を示す概略フロ
ーチャート、第8図は本発明のシーケンス工程を詳細に
示したフローチャート、第9図〜第11図は本発明の処
理工程を説明する為の各郡全体の概略配置図であり、そ
のうち、第9図は液(薬液、標準液、水道水)の注入を
ヘッド差圧により行い且つ使用後の薬液を元のタンクに
回収する場合における配置図、第10図は液の注入をヘ
ッド差圧により行い且つ使用後の薬液を他のタンクに回
収する場合の配置図、第11図は液の注入をポンプによ
り行い且つ使用後の薬液を一元のタンクまたは他のタン
クに回収する場合の配置図、第12図はシーケンス状態
表示フローの−実施例を示すフローチャート、第13図
は強制スタート割込フローの一実施例を示すフローチャ
ート、第14図は本発明に係るシーケンスユニットの接
続方法を示す一実施例のブロック構成図、第15図は本
発明に係るタイミングサーキットボードの一実施例を示
すブロック構成図、第16図は第15図に示した回路の
動作を示すタイミングチャート、第17図は本発明の全
体の動作をまとめて示すタイミングチャートである。 l・・・制御ユニット、2・・・洗浄・校正ユニット、
3・・・タンクユニット、4・・・操作盤、5・・・シ
ーケンスユニット、6(25〜28)・・・エア用電磁
弁、9・・・洗浄・校正器、10・・・電極保持具、1
1〜13・・・レベルスイッチ、17・・・パルス発生
器、20〜24・・・液相電磁弁、29・・・薬液用タ
ンク、30.31・・・標準液タンク、32・・・洗浄
水タンク、33・・・薬液回収用タンク、34・・・ポ
ンプ、38・・・電磁弁、41・・・操作用スイッチ、
42・・・シーケンス状態表示部、43・・・リモート
・ローカル切換スイッチ、44・・・マイクロコンピュ
ータ内蔵指示計、45・・・シーケンス状態表示ランプ
、51・・・リレーサーキットボード、52・・・タイ
ミングサーキットボード、53・・・操作用リモート入
力部、54・・・ステータス接点出力部、61・・・圧
力スイッチ、80・・・シリンダ、82.92・・・パ
ツキン、91・・・パイプ、93・・・押え板、99・
・・電極洗浄・校正用空間部、100・・・測定電極、
101・・・電極カバー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、被測定液内に配置され測定電極を備えた洗浄・
    校正ユニットと、薬液用タンクと第1の標準液用タンク
    と第2の標準液用タンクと洗浄水用タンクの4個のタン
    ク及び液用電磁弁を備えたタンクユニットと、操作盤、
    シーケンスユニット、エア用電磁弁を有し予めプログラ
    ミングされたシーケンス工程に従って前記洗浄校正ユニ
    ット及び前記液用、エア用電磁弁を制御して前記測定電
    極の洗浄及び標準液校正を行う制御ユニットとを具備す
    ることを特徴とした電極自動洗浄・校正装置。
  2. (2)、前記洗浄・校正ユニットは、本体に固定され下
    方部が被測定液に配置されると共に下端にパッキンが設
    けられたパイプを有する洗浄校正器と、前記パイプとの
    間に電極洗浄・校正用空間部を持つように該パイプの長
    手方向に沿って上下動し且つ下端部に前記測定電極を収
    容した電極カバーを有する電極保持具とを有し、測定時
    には前記電極カバーは最下位に配置されて前記電極が被
    測定液に接触し、洗浄・校正時には前記電極カバーは最
    上位に配置されて該電極カバーの先端部の大径部が前記
    パイプの下端に設けられた前記パッキンと接触して前記
    電極洗浄・校正用空間部が密閉されることを更に特徴と
    する請求項(1)に記載の電極自動洗浄・校正装置。
  3. (3)、前記シーケンス工程は前記操作盤内に配設され
    たマイクロコンピュータ内蔵の指示計内に設けられたR
    OMに格納されていることを更に特徴とする請求項(1
    )または(2)に記載の電極自動洗浄・校正装置。
  4. (4)、前記電極洗浄・校正用空間部に被測定液が導入
    されないように常時エアを供給する手段を有することを
    更に特徴とする請求項(2)または(3)に記載の電極
    自動洗浄・校正装置。
  5. (5)、前記シーケンスユニットはリレーサーキットボ
    ードと、タイミングサーキットボードと、操作用リモー
    ト入力部と、ステータス接点出力部とを有し、前記リレ
    ーサーキットボードはマイクロコンピュータにより統率
    されている各シーケンスごとに操作させるべく前記電磁
    弁を決め操作信号を前記リレーサーキットボードへ送り
    、該リレーサーキットボードは該操作信号が送られたリ
    レーのみ動作させることを更に特徴とする請求項(1)
    に記載の自動洗浄・校正装置。
  6. (6)、前記操作用リモート入力部にまたは前記操作盤
    内の操作用スイッチの作動により外部からの割込信号を
    入力可能としたことを更に特徴とする請求項(5)に記
    載の自動洗浄・校正装置。
  7. (7)、前記操作盤にシーケンス状態を表示する表示手
    段を有することを更に特徴とする請求項(1)に記載の
    自動洗浄・校正装置。
  8. (8)、前記操作盤に洗浄、校正、待機、測定の所要時
    間を設定するキーと、該キーにより設定された時間を格
    納する記憶手段とを設けたことを更に特徴とする請求項
    (1)または(7)に記載の自動洗浄・校正装置。
  9. (9)、前記タンクユニットに設けられた各タンクを前
    記電極洗浄・校正用空間部の上部に配置したことを更に
    特徴とする請求項(1)に記載の電極自動洗浄・校正装
    置。
  10. (10)、洗浄・校正器を被測定液に浸漬したまま測定
    電極を被測定液内から電極洗浄・校正用空間に導入する
    と共に該電極洗浄・校正用空間を密閉し、薬液による洗
    浄処理を行い、次いで水道水による第1の洗浄処理、バ
    ブリング処理を含む第1の標準液による校正処理、水道
    水による第2の洗浄処理、バブリング処理を含む第2の
    標準液による校正処理及び水道水による第3の洗浄処理
    から成る校正処理を実行し、次に待機状態に入り、続い
    て前記測定電極を前記電極洗浄・校正用空間から被測定
    液内に導入して測定処理を行い、前記各処理をシーケン
    ス制御により自動化したことを特徴とする電極自動洗浄
    ・校正装置。
  11. (11)、前記水道水による第1の洗浄処理をn(設定
    値)回繰返すことを更に特徴とする請求項(10)に記
    載の電極自動洗浄・校正装置。
  12. (12)、前記各処理工程に強制割込を行い必要とする
    割込み処理を実行することを更に特徴とする請求項(1
    0)または(11)に記載の電極自動洗浄・校正装置。
  13. (13)、前記各処理工程のうち現在実行されている処
    理工程と次に実行される処理工程とをパネル面に表示す
    ることを更に特徴とする請求項(10)または(11)
    または(12)に記載の電極自動洗浄・校正装置。
  14. (14)、薬液、標準液、水の使用液をそれぞれ供給さ
    れたタンクに回収することを更に特徴とする請求項(1
    0)〜(13)のうち何れかの1項に記載の電極自動洗
    浄・校正装置。
  15. (15)、標準液校正時に前記測定電極の起電力により
    該測定電極の自己診断を行うことを更に特徴とする請求
    項(10)〜(14)のうち何れかの1項に記載の電極
    自動洗浄・校正装置。
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