JPH0313714Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313714Y2 JPH0313714Y2 JP4775584U JP4775584U JPH0313714Y2 JP H0313714 Y2 JPH0313714 Y2 JP H0313714Y2 JP 4775584 U JP4775584 U JP 4775584U JP 4775584 U JP4775584 U JP 4775584U JP H0313714 Y2 JPH0313714 Y2 JP H0313714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- temperature
- case block
- constant temperature
- gas
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 15
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 12
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 30
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/028—Material parameters
- G01N2291/02845—Humidity, wetness
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、感湿膜が付着された水晶振動子の振
動周波数の変化により水分を検出する水晶発振式
水分計に関するものである。
動周波数の変化により水分を検出する水晶発振式
水分計に関するものである。
(従来技術)
水晶発振式水分計では検出部の校正用に一定水
分濃度の標準ガス(スパンガスともいう)を用い
るが、この標準ガスをパーメーシヨン効果を用い
て発生させる方式のものがある。
分濃度の標準ガス(スパンガスともいう)を用い
るが、この標準ガスをパーメーシヨン効果を用い
て発生させる方式のものがある。
第1図にこの方式の水晶発振式水分計の概略を
示す。乾燥ガスを流量調節弁1及び電磁弁2を経
て検出部3へ導入する流路Aと、乾燥ガスを流量
調節弁4、標準ガス発生部5及び電磁弁6を経て
標準ガスを供給する流路Bと、測定ガスを流量調
節弁7及び電磁弁8を経て供給する流路Cとが備
えられ、流路Bの標準ガスと流路Cの測定ガスと
は電磁弁9の切替えによりいずれかが分析部3へ
導入されるようになつている。
示す。乾燥ガスを流量調節弁1及び電磁弁2を経
て検出部3へ導入する流路Aと、乾燥ガスを流量
調節弁4、標準ガス発生部5及び電磁弁6を経て
標準ガスを供給する流路Bと、測定ガスを流量調
節弁7及び電磁弁8を経て供給する流路Cとが備
えられ、流路Bの標準ガスと流路Cの測定ガスと
は電磁弁9の切替えによりいずれかが分析部3へ
導入されるようになつている。
この水晶発振式水分計では、校正時には流路A
の乾燥ガスと流路Bの標準ガスを電磁弁2と6に
より交互に分析部3へ導入し、両ガスによる水晶
振動子の振動数の差によりスパン点を設定する。
次に測定時には流路Aの乾燥ガスと流路Cの測定
ガスを電磁弁2と8により交互に分析部3へ導入
し、両ガスによる水晶振動子の振動数の差によ
り、既に設定したスパン点から測定ガスの水分濃
度を求める。
の乾燥ガスと流路Bの標準ガスを電磁弁2と6に
より交互に分析部3へ導入し、両ガスによる水晶
振動子の振動数の差によりスパン点を設定する。
次に測定時には流路Aの乾燥ガスと流路Cの測定
ガスを電磁弁2と8により交互に分析部3へ導入
し、両ガスによる水晶振動子の振動数の差によ
り、既に設定したスパン点から測定ガスの水分濃
度を求める。
標準ガス発生部5では流路B上に設けられた水
分透過性のパーメーシヨンチユーブ10を水に浸
し、このパーメーシヨンチユーブ10の管壁から
透過する水分をそのパーメーシヨンチユーブ10
の内部に流す乾燥ガスで運ぶ。このとき標準ガス
の水分濃度を一定に保つためには、そのパーメー
シヨンチユーブ10に流すガス流量を流量調節弁
4により一定に保つとともに、水温も一定に保つ
必要があり、標準ガス発生部5には恒温槽が必要
である。
分透過性のパーメーシヨンチユーブ10を水に浸
し、このパーメーシヨンチユーブ10の管壁から
透過する水分をそのパーメーシヨンチユーブ10
の内部に流す乾燥ガスで運ぶ。このとき標準ガス
の水分濃度を一定に保つためには、そのパーメー
シヨンチユーブ10に流すガス流量を流量調節弁
4により一定に保つとともに、水温も一定に保つ
必要があり、標準ガス発生部5には恒温槽が必要
である。
また、この水晶発振式水分計を精度よく使用す
るためには、分析部3も恒温槽内に収納する必要
がある。
るためには、分析部3も恒温槽内に収納する必要
がある。
ところで、従来は、これらの標準ガス発生部用
の恒温槽と、分析部用の恒温槽とを別個に設けて
いた。そのため、恒温槽ケース、温度制御用機器
(ヒータ、温度検出センサ、制御用増幅器)など
が2組必要となり、水晶発振式水分計を高価なも
のにしていた。
の恒温槽と、分析部用の恒温槽とを別個に設けて
いた。そのため、恒温槽ケース、温度制御用機器
(ヒータ、温度検出センサ、制御用増幅器)など
が2組必要となり、水晶発振式水分計を高価なも
のにしていた。
(目的)
本考案は、標準ガス発生用恒温槽と分析部用恒
温槽を一体化してコストダウンを図り、かつ、恒
温効果が高く、保温性もよい恒温槽を備えた水晶
発振式水分計を提供することを目的とするもので
ある。
温槽を一体化してコストダウンを図り、かつ、恒
温効果が高く、保温性もよい恒温槽を備えた水晶
発振式水分計を提供することを目的とするもので
ある。
(構成)
本考案の水晶発振式水分計では、ケースブロツ
クにより上下2個の空間が形成され、その上部空
間は水が入れられその水中にパーメーシヨン用チ
ユーブが浸されて標準ガス発生部となり、その下
部空間には分析部が収納されており、両空間は熱
伝導のよい金属で囲まれ、更にその外側が各部に
分割された断熱材で覆われ、前記ケースブロツク
には温度調節用ヒータ及び温度検出センサが設け
られて恒温に保たれるようになつている。
クにより上下2個の空間が形成され、その上部空
間は水が入れられその水中にパーメーシヨン用チ
ユーブが浸されて標準ガス発生部となり、その下
部空間には分析部が収納されており、両空間は熱
伝導のよい金属で囲まれ、更にその外側が各部に
分割された断熱材で覆われ、前記ケースブロツク
には温度調節用ヒータ及び温度検出センサが設け
られて恒温に保たれるようになつている。
(実施例)
第2図は本考案の一実施例を表わす。
11は恒温槽の一部をなすケースブロツクで、
その上下には分離された空間が形成されている。
上部空間は水槽であり、その水中にパーメーシヨ
ン用チユーブ10が浸されて標準ガス発生部とな
つている。水槽には水洩れを防ぐ水槽用蓋13が
設けられ、この蓋13には盲栓14により閉じら
れた注水用の穴と、パーメーシヨン用チユーブ1
0へのガスの出入口15,16用の穴が開けられ
ている。
その上下には分離された空間が形成されている。
上部空間は水槽であり、その水中にパーメーシヨ
ン用チユーブ10が浸されて標準ガス発生部とな
つている。水槽には水洩れを防ぐ水槽用蓋13が
設けられ、この蓋13には盲栓14により閉じら
れた注水用の穴と、パーメーシヨン用チユーブ1
0へのガスの出入口15,16用の穴が開けられ
ている。
ケースブロツク11の下部空間にはベースブロ
ツク17に取り付けられた分析部3が収納され、
ケースブロツク11とベースブロツク17とは固
定用ネジ18,19により締結されている。20
は分析部3への測定ガス又は標準ガスの導入管、
21は乾燥ガスの導入管であり、22は分析部3
からのガス排出管であり、それぞれ外部へ導かれ
ている。
ツク17に取り付けられた分析部3が収納され、
ケースブロツク11とベースブロツク17とは固
定用ネジ18,19により締結されている。20
は分析部3への測定ガス又は標準ガスの導入管、
21は乾燥ガスの導入管であり、22は分析部3
からのガス排出管であり、それぞれ外部へ導かれ
ている。
また、ケースブロツク11には、第2図のA−
A線断面図である第3図に示されるように、温度
調節用ヒータ23、サーミスタの如き温度検出セ
ンサ24、及び温度ヒユーズ25が設けられてい
る。
A線断面図である第3図に示されるように、温度
調節用ヒータ23、サーミスタの如き温度検出セ
ンサ24、及び温度ヒユーズ25が設けられてい
る。
ケースブロツク11、水槽用蓋13、及びベー
スブロツク17は熱伝導のよい金属で作られてお
り、それらの外側は断熱材26で覆われている。
スブロツク17は熱伝導のよい金属で作られてお
り、それらの外側は断熱材26で覆われている。
断熱材26は、第2図に示されるように、ケー
スブロツク部、水槽用蓋上部、及びケースブロツ
ク部にそれぞれ分割されており、水槽用蓋13の
上部の断熱材とベースブロツク部の断熱材はそれ
ぞれ独立して取り外すことができるようになつて
いる。
スブロツク部、水槽用蓋上部、及びケースブロツ
ク部にそれぞれ分割されており、水槽用蓋13の
上部の断熱材とベースブロツク部の断熱材はそれ
ぞれ独立して取り外すことができるようになつて
いる。
本実施例において、ケースブロツク11に設け
られた温度調節用ヒータ23、温度検出センサ2
4、及び温度ヒユーズ25を外部に設けた温度調
節用増幅器により制御してケースブロツク11を
恒温にすることにより、ケースブロツク11の上
部が標準ガス発生部用の恒温槽となり、ケースブ
ロツク11の下部が分析部3用の恒温槽となる。
られた温度調節用ヒータ23、温度検出センサ2
4、及び温度ヒユーズ25を外部に設けた温度調
節用増幅器により制御してケースブロツク11を
恒温にすることにより、ケースブロツク11の上
部が標準ガス発生部用の恒温槽となり、ケースブ
ロツク11の下部が分析部3用の恒温槽となる。
この水晶発振式水分計の保守は次のように行な
うことができる。
うことができる。
(1) ケースブロツク11の上部の水槽に水を補給
する場合。
する場合。
水槽用蓋13の上部の断熱材を取り外し、蓋1
3の盲栓14を抜いて注水すればよく、恒温槽を
開ける必要がない。
3の盲栓14を抜いて注水すればよく、恒温槽を
開ける必要がない。
(2) パーメーシヨン用チユーブ10を保守する場
合。
合。
水槽用蓋13の上部の断熱材と蓋13を取り外
して行なう。この間、下部の分析部3の空間まで
開ける必要はなく、分析部3は恒温に保たれたま
まである。
して行なう。この間、下部の分析部3の空間まで
開ける必要はなく、分析部3は恒温に保たれたま
まである。
(3) 分析部3を保守する場合。
固定用ネジ18,19を外してベースブロツク
17用の断熱材とベースブロツク17とを取り外
して行なう。この間、ケースブロツク11の上部
は恒温状態に保たれて待機しているので、保守終
了後分析部3が恒温状態に復帰するまでの時間が
短かくてすむ。
17用の断熱材とベースブロツク17とを取り外
して行なう。この間、ケースブロツク11の上部
は恒温状態に保たれて待機しているので、保守終
了後分析部3が恒温状態に復帰するまでの時間が
短かくてすむ。
(効果)
本考案の水晶発振式水分計によれば、標準ガス
発生用恒温槽と分析用恒温槽が一体化されている
ので低コストになる。
発生用恒温槽と分析用恒温槽が一体化されている
ので低コストになる。
また、両恒温槽は熱伝導のよい金属で囲まれ、
さらにその外側が断熱材で囲まれているので、温
度むらも少なく、外部の温度変化に対しても影響
が少なくなる。
さらにその外側が断熱材で囲まれているので、温
度むらも少なく、外部の温度変化に対しても影響
が少なくなる。
さらに、断熱材が各部に分割されているので、
保守がしやすく、恒温状態に復帰するまでの時間
も短かい利点も備えている。
保守がしやすく、恒温状態に復帰するまでの時間
も短かい利点も備えている。
第1図は水晶発振式水分計を示す概略図、第2
図は本考案の一実施例を示す断面図、第3図は第
2図のA−A線断面図である。 3……分析部、10……パーメーシヨン用チユ
ーブ、11……ケースブロツク、12……水、1
3……水槽用蓋、17……ベースブロツク、23
……温度調節用ヒータ、24……温度検出セン
サ、26……断熱材。
図は本考案の一実施例を示す断面図、第3図は第
2図のA−A線断面図である。 3……分析部、10……パーメーシヨン用チユ
ーブ、11……ケースブロツク、12……水、1
3……水槽用蓋、17……ベースブロツク、23
……温度調節用ヒータ、24……温度検出セン
サ、26……断熱材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケースブロツクにより上下2個の空間が形成さ
れ、その上部空間は水が入れられその水中にパー
メーシヨン用チユーブが浸されて標準ガス発生部
となり、その下部空間には分析部が収納されてお
り、 前記両空間は熱伝導のよい金属で囲まれ、更に
その外側が各部に分割された断熱材で覆われ、 前記ケースブロツクには温度調節用ヒータ及び
温度検出センサが設けられて恒温に保たれている
ことを特徴とする水晶発振式水分計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4775584U JPS60159364U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 水晶発振式水分計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4775584U JPS60159364U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 水晶発振式水分計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159364U JPS60159364U (ja) | 1985-10-23 |
JPH0313714Y2 true JPH0313714Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30563372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4775584U Granted JPS60159364U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 水晶発振式水分計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159364U (ja) |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4775584U patent/JPS60159364U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60159364U (ja) | 1985-10-23 |
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