JPH03135732A - 石けん膜式流量計 - Google Patents

石けん膜式流量計

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JPH03135732A
JPH03135732A JP27448989A JP27448989A JPH03135732A JP H03135732 A JPH03135732 A JP H03135732A JP 27448989 A JP27448989 A JP 27448989A JP 27448989 A JP27448989 A JP 27448989A JP H03135732 A JPH03135732 A JP H03135732A
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soap film
soap
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加茂 政行
Koji Takeda
幸二 竹田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、気体の流量を測定する石けん膜式流量計の改
良に関する。
〔従来の技術〕
現在、気体の流量を測定する流量計の種類としては、質
量流量計と体積流量計とがあり、さらに、体積流量計の
一つに石けん膜式流量計がある。この石けん膜式流量計
は、構造の簡便さ、小型・軽量などの利点を有するとこ
ろから広く用いられており、例えば特公昭63−436
92号公報や実公昭63−30977号公報などに示さ
れるように、上下方向に設けられた体積管内に導入され
た測定対象の気体(以下、測定ガスと云う)によって体
積管内を下方から上方に向かって移動する石けん膜が体
積管の下部側に設けられたスタートディテクタと体積管
の上部側に設けられたストップディテクタとの間を通過
するのに要する時間Tを測定し、この時間Tと前記両デ
ィテクタ間における体積管の容積値(前記時間T内に石
けん膜が掃いた容積値)■とから、前記測定ガスの流量
5(=V/T)を求めるのである。
ところで、このような石けん膜式流量計は、その測定原
理上、測定ガスの温度や測定時における気圧(大気圧)
を補正しないと正確な流量が得られず、従って、測定ガ
スの温度や大気圧を別途測定し、測定ガスの温度や大気
圧による影響を補正するようにしている。
そして、大気圧については気圧計によって簡単に測定す
ることができる。ところが、測定ガスの温度については
、体積管内の中央部に温度計を挿入する直接測定が理想
的であるが、このようにした場合、石けん膜の形状に影
響が及ぼされ、その結果、測定に誤差が生ずるといった
問題点がある。
そこで、従来においては、0体積管が設けられている部
分の温度、つまり、雰囲気温度を測定してこれを測定ガ
スの温度と見做したり、■体積管を二重構造にし、内管
内に測定ガスおよび石けん膜を通過させ、外管内に水ま
たは油などの熱媒体が流れるようにして、この熱媒体の
温度が適宜の温度になるように制御していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記■の手段によれば、測定ガスの体積
管内における移動速度が遅く測定時間が十分に長いとき
は、測定ガスの温度と雰囲気温度との間に殆ど差がない
から測定精度は確保できるが、測定ガスが乾いており、
しがも、これが比較的大流量である場合、測定ガスの温
度と雰囲気温度とに差が住するため測定精度が低下する
。これは、乾いた測定ガスが体積管内で石けん液で加湿
されるとき、石けん液の気化熱で冷却され測定ガスの温
度が低下するためである。
これを回避するため、測定ガスが乾いている場合、体積
管へのガス流路に加湿器や冷却装置を設けて測定ガスが
体積管内に導入される前に適宜前処理を施すことが考え
られる。しかし、このようにすると、構造の簡便さ、小
型・軽量であるといった石けん膜式流量計の利点が損な
われてしまう。
また、上記■の手段によれば、体積管の構造が複雑・大
型化すると共に、その取付けも面倒になり、この場合も
前記利点が損なわれる。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、本来の利点を損なうことなく測定
ガスの温度を正確に把握することができ、これによって
測定ガスの流量を正確に測定することができる石けん膜
式流量計を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するため、本発明に係る石けん膜式流
量計は、内部を測定ガスおよび石けん膜が通過する体積
管の外壁に温度センサを設けている。
〔作用] 上記構成によれば、石けん膜の形状に影響が及ぼされる
ことがなく、しかも、体積管内を通過する測定ガスの温
度に可及的に近い温度を測定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明に係る石けん膜式流量計の一例を示す斜
視図、第2図はその構成を概略的に示すブロック図であ
る。
第1図において、lOは体積管ユニット、20は本体ユ
ニットで、体積管ユニット10は本体ユニット20に設
けられたセットレバ−21によって本体ユニット20に
着脱自在に取り付けられるようにしである。
前記体積管ユニット10内には、第2図にも示すように
、適宜の強度を有するガラスよりなる円筒状の体積管1
1が鉛直状態に設けられ、その下部側および上部側の適
宜位置には測定ガスの導入口12と導出口13とが設け
られている。
そして、導入口12よりやや下方には接続部14を介し
て体積管11の下部に連なる蛇腹状の石けん液貯留部1
5が設けられている。この石けん液貯留部15は後述す
る石けん膜発生操作レバー28を下方に操作することに
より押し上げられ、所定の石けん膜を形成するように構
成しである。
また、体積管11には前記導入口12よりやや上方にス
タートディテクタ16が設けられると共に、前記導出口
13より下方にストップディテクタ17が設けられてお
り、これらディテクタ16.17はそれぞれ一対の発光
素子と受光素子とを備えていて、石けん膜がスタートデ
ィテクタ16またはストップディテクタ17を通過する
毎に、これらディテクタ16゜17にそれぞれ接続され
た時計による計時を開始したり停止させるようにしであ
る。
なお、体積管11の前記ディテクタ16.17間におけ
る容積値Vは厳密に測定され、この容積値Vは例えばデ
ィジタルスイッチよりなる容積値設定部18に設定され
ている。
そして、前記本体ユニット20内には、第2図にも示す
ように、前記ディテクタ16.17からの検出信号を読
み取る信号読取部22と、この信号読取部22からの信
号に基づいて、スタートディテクタ16が石けん膜を検
出してからストップディテクタ17が石けん膜を検出す
るまでの時間Tを算出すると共に、その時間Tと前記容
積値Vとから測定ガスの流量Vを演算する演算部23が
設けられている。
そして、この演算部23はマイクロプロセッサ24と時
間算出の基となるパルスを発生するクロックパルス発振
器25とから構成されている。
また、本体ユニット20には上記信号読取部22゜演算
部23のほかに、接続コネクタ26.流量表示部27、
石けん膜発生操作レバー28などが設けられている0石
けん膜発生操作レバー28は、その一端が石けん液貯留
部15の底部に当接するように設けてあって、この石け
ん膜発生操作レバー28を下方に操作することによって
前記底部が押し上げられ、これによって石けん液が押し
上げられて体積管11内に所定の石けん膜が形成される
。なお、29は容積値設定部18内に設定された体積管
11の容積値Vを読み取る容積値読取部である。
上述の構成は従来のこの種の石けん膜式流量計と変わる
ところがなく、本発明においては、前記体積管ユニット
10内の体積管11の外壁11Aに温度センサ19を設
けた点に特徴がある。すなわち、この温度センサ19は
、第3図に示すように、体積管11のスタートディテク
タ16とストップディテクタ17との間の外壁11Aに
密着するように適宜の接着剤30を用いて取り付けられ
、外壁11Aの温度を検出するようにしである。この温
度センサ19としてはサーミスタ、熱電対、半導体セン
サなどが用いられる。そして、温度センサ19からの検
出信号は接続コネクタ26を介して本体ユニット20内
のマイクロプロセッサ24に入力されるようにしである
なお、このマイクロプロセッサ24には、図外の気圧計
からの測定値も入力されるようにしである。
次に、上記構成の石けん膜式流量計の動作について説明
する。
測定ガスは導入口12を経て体積管11内に入る。
このとき、石けん膜発生操作レバー28を下方に操作し
て石けん液貯留部15内の石けん液を押し上げると、接
続部14に石けん膜が形成され、この石けん膜は前記測
定ガスに押し上げられて体積管ll内を上方に移動する
0体積管11の内面が予め石けん液でよく濡れた状態に
なっていれば、石けん膜はスタートディテクタ16を通
過し、さらに、前記石けん膜はストップディテクタ17
を通過する。この石けん膜の通過によって、スタートデ
ィテクタ16およびストップディテクタ17が動作し、
時間の計測の開始および停止が行われ、各ディテクタ1
617から信号が出力される。
前記ディテクタ16.17からの信号は信号読取部22
によって読み取られ、この信号読取部22からの信号に
基づいて、演算部23においては、スタートディテクタ
16が石けん膜を検出してからストップディテクタ17
が石けん膜を検出するまでの時間Tが算出されると共に
、この時間Tと前記体積管11の両ディテクタ16.1
7間の容積値Vとから測定ガスの測定状態における流量
Vが演算される。そして、このとき、演算部23には温
度センサ19からの温度信号と、図外の気圧計からの気
圧信号とが入力されているので、これらの信号を用いて
演算された流量Vを補正することにより、標準状態にお
ける流量が得られる。
この実施例では、第3図に示すように、温度センサ19
は体積管11の外壁11Aに密着するように取り付けら
れているが、体積管11の肉厚が薄く、しかも、温度セ
ンサ19が外壁11^と熱伝導的に一体的になっていれ
ば、この温度センサ19によって体積管11内の測定ガ
スの温度を測定しているとみなすごとができる、しかし
ながら、実際には、第5図(A)に示すように、体積管
ll内の温度は必ずしも均一ではない、この図において
、16.19.17はスタートディテクタ16.温度セ
ンサ19.ストップディテクタ17をそれぞれ設けた位
置を示す。また、同図(B)に示すように、前記各位置
においても測定開始からの経過時間(T I< T z
 < 73)によっても異なり、さらに、体積管11内
を通過する測定ガス流量(Ql <Qs <Qs )に
よっても異なる。
そこで、前記スタートディテクタ16、ストップディテ
クタ17.温度センサ19を設ける位置を決めるには次
のように配慮するのが好ましい。
すなわち、上記各位置における温度に分布(差)がない
ときは、スタートディテクタ16、ストップディテクタ
17.温度センサ19などの設置位置に特別な制約はな
い。特に、測定ガスが小流量のときは、均一な石けん膜
が形成されるようにしてあればよい、そして、前記各位
置における温度に分布があるときは、■これらにおける
温度差ができるだけ小さく、そして、0時間が変化して
もこれらにおける温度差があまりなく、また、■測定ガ
スの流量が変化してもこれらにおける温度差があまりな
いようにする必要がある。
本発明は上述の実施例に限られるものではなく、種々に
変形して実施することができる。
例えば温度センサ19を、体積管11の外壁11^に取
り付けるのに、第4図(A)に示すように、外壁11^
にフラットな部分11aを形成して、この部分11aに
接着剤30によって温度センサ19を固定してもよく、
また、同図(B)に示すように、外壁11^に突起部1
1bを形成し、この突起部11bによって囲まれるよう
に温度センサ19を固定してもよく、さらに、外壁11
Aに凹入部lieを形成し、この凹入部11c内に温度
センサ19を固定するようにしてもよい、これらいずれ
の場合も外壁11Aと温度センサ19との接触面積が増
え、体積管11内の気体の温度をより確実に検出するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、内部を測定ガ
スおよび石けん膜が通過する体積管の外4゜ 壁に温度センサを設けているので、石けん膜の形状に影
響を及ぼすことなく、測定ガスの温度を正確に把握する
ことができ、これによって測定ガスの流量を正確に測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る石けん膜式流量計の一例を示す斜
視図、第2図はその構成を概略的に示すブロック図、第
3図は温度センサの取付は部分を示す図、第4図(A)
、(B)、(C)は温度センサの他の取付は態様を示す
図、第5図(A)。 (B)、(C)は体積管における温度分布を示す図であ
る。 11・・・体積管、IIA・・・外壁、16・・・スタ
ートディテクタ、17・・・ストップディテクタ、19
・・・温度センサ。 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下方向に設けられた体積管内に導入された測定
    ガスによって前記体積管内を下方から上方に向かって移
    動する石けん膜が前記体積管の下部側に設けられたスタ
    ートディテクタと前記体積管の上部側に設けられたスト
    ップディテクタとの間を通過するのに要する時間と前記
    両ディテクタ間における前記体積管の容積値とに基づい
    て前記測定ガスの流量を測定するようにした石けん膜式
    流量計において、前記体積管の外壁に温度センサを設け
    たことを特徴とする石けん膜式流量計。
  2. (2)前記温度センサを設けた位置が前記両ディテクタ
    の間である請求項第(1)項に記載の石けん膜式流量計
JP27448989A 1989-10-21 1989-10-21 石けん膜式流量計 Expired - Lifetime JP2754376B2 (ja)

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