JPH03135101A - ループ・アンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、−船釣にアンテナに関する。さらに詳しくは
、本発明は、ラジオ周波数用のループ・アンテナに関す
る。

（従来の技術） ラジオ周波数による情報の送信及び受信のためのアンテ
ナは、当業者にはよく知られている。ポータプルラジオ
受信機に用いられているようなル−プ・アンテナは、通
常、導電材料からなる円形のワイヤまたは平らな条片で
形成される。

ポータプル受信機のハウジング内に、ループ・アンテナ
の構造体を設置し、保持することは難しい。ハウジング
内でアンテナの位置が少し変わっても、重大なアンテナ
性能の低下を引ぎ起こすことがある。アンテナの構造体
が、ハウジング内で制御不能になるまで、その位置を変
えないようにするための既知の方法はすべて、しっかり
固定した（ばね特性を持たない）アンテナ部材、または
物理的な拘束手段、またはその両方を用いることに終始
してきた。これらの方法は、製品に不必要な重量を追加
し、組立の工程を複雑なものとする。

そのため、与えられた機械的な条件に自動的に適合して
、組立が容易で、かつアンテナ性能を最適にするループ
・アンテナが必要となる。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は、上述の問題点に関し、改良されたルー
プ・アンテナを捉供することである。

（１１題を解決するための手段） 本発明の上記及び他の目的を実行するにあたって、少な
くとも１個の自由端を有する少なくとも１個の部材と、
少なくとも１個の部材の保持を行うラジオ受信機のハウ
ジングとからなるアンテナ・システムを設ける。

（実施例） 第１図では、単一ループ・アンテナ部材１０１は「弛緩
状態」　（上下方向の圧縮力が付加されていない状態）
で、屈曲部材１０２及び１０３は、ループの内側部分か
ら外側に屈曲している。ループは、ばね特性をもつ導電
性材料により形成されているので、外力がかからないと
きは、この形状を維持する。

第２図は、単一ループ・アンテナ部材の「緊張状態」　
（点２０１及び２０２に圧縮力が付加された状態）の縦
断面を示す。第１図のループ・アンテナをラジオ受信機
のハウジング２０３内に挿入すると、導電体２０４，２
０５，２０６，２０７゜２０８により形成される全体構
造は、上下方向に短くなり、水平方向に長くなって、ラ
ジオ受信機のハウジング２０３に適合する。単一ループ
・アンテナ部材２０４，２０５，２０６，２０７゜２０
８によって構成される部分の長さは、緊張状態において
も一定であり、そのため、ループ構造体の全体的な上下
方向の高さが小さくなるにつれて、有効ループ面積は大
きくなる。ハウジング２０３に最適状態に適合させて、
有効ループ面積を最大にする（それにより、アンテナ・
ゲインを大きくする）ためには、終端部材２０６を可動
状態にする。

導電性材料のばね特性により、ループ・アンテナ部材２
０４，２０５，２０６，２０７，２０８は、ラジオ受信
機のハウジング２０３に対して固定され、ラジオ受信機
内のどの構成部分からも離れている。これで、電磁負荷
を小ざくすることにより、ループ・アンテナの電気特性
（誘電体及び／または導電体を囲むことにより、望まし
い電磁場パターンによる干渉）が向上し、ループ・アン
テナが最大効率で動作することが可能になる。

第３図では、二重ループ・アンテナ・システムは、第１
の部材３０１及び第２の部材３０２によって構成され、
これらの部材はりアクタンス結合が生ずるように、プリ
ント回路基板３０３上に装着されている。二重ループ・
アンテナ・システムは、各部材を、そこに結合されたイ
ンピーダンス３０４と共娠ざぜることにより同調される
。このインピーダンス３０４は、２個またはそれ以上の
部材により構成されるシステムにおいては、複数の部材
間で共有される。アンテナは、同一の水平面上に装着さ
れ、同じ「向き」に方位を決めて、相互結合を生じざぜ
る。エレクトロニクス分野でいう場合のこの「向き」と
は、インダクタに属する巻線（またはこの場合はループ
）の巻き方向であり、第１の巻線内に誘導された電流は
、第１の巻線と同一平面、同一軸内に構築されたいずれ
かのまたは全ての巻線と相互に構造的な電磁結合を生ず
る。アンテナ・システムが適当なラジオ受信機のハウジ
ングに挿入されると、アンテナ部材３０１および３０２
は、自動的にハウジング内部の高ざの寸法に適合する。

適合したときにアンテナ部材により働くばねの力は、部
材が機械的衝撃や振動にあった場合に、部材の位置移動
や整合不良を防ぐのに充分である。

（発明の効果） 本発明によるループ・アンテナは、上述のとおり、少な
くとも１つの自由端を持ち、ラジオ受信機のハウジング
の内側に自動的にぴたりと嵌まり込むように構成されて
いるので、組込みが簡単で信頼性が増し、アンテナの性
能を最大限に利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、好適な実施例に対応する、単一ループ・アン
テナ部材の「弛緩状態」の縦断面図である。 第２図は、好適な実施例に対応する、単一ループ・アン
テナ部材の１緊張状態」の縦断面図である。 第３図は、二重のループ・アンテナを持つシステムの等
角投射図である。 （主要符号の説明） １０１．２０４，２０５，２０６，２０７゜２０８、、
、　　ループ・アンテナ部材（導電体）１０２．１０３
　　、、、　　屈曲部材、２０３、、、　　ラジオ受信
機のハウジング、３０１．３０２　　、、、　　アンテ
ナ部材、３０３、、、　　プリント回路基板、 ３０４、、、　　インピーダンス。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ハウジング；及び 少なくとも１つの自由端と固定端とを有する少なくとも
   １個の部材であって、ハウジング内に挿入されたとき、
   ばねの弾力が前記ハウジングに対して働き、前記の少な
   くとも１個の部材の位置を固定する部材； によつて構成されることを特徴とするループ・アンテナ
   ・システム。
2. （２）前記の少なくとも１個の部材は、少なくとも１個
   のループによって構成され、該ループを同調させる少な
   くとも１個のインピーダンスと結合していることを特徴
   とする、請求項１記載のループ・アンテナ・システム。
3. （３）前記アンテナ・システムが２個以上の部材によつ
   て構成されるとき、前記の少なくとも１個の部材に結合
   されたインピーダンスが、複数の前記部材により共有さ
   れることを特徴とする、請求項２記載のループ・アンテ
   ナ・システム。
4. （４）前記アンテナ・システムが２個以上の部材によつ
   て構成されるとき、前記の少なくとも１個の部材が、他
   の部材に対して相互に電磁結合を生じさせるように、指
   向させることを特徴とする、請求項１記載のループ・ア
   ンテナ・システム。
5. （５）少なくとも１つの自由端が、前記ハウジング内で
   可動状態に配置されることを特徴とする、請求項１記載
   のループ・アンテナ・システム。