JPH03133789A - 継手システム - Google Patents

継手システム

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JPH03133789A
JPH03133789A JP26503089A JP26503089A JPH03133789A JP H03133789 A JPH03133789 A JP H03133789A JP 26503089 A JP26503089 A JP 26503089A JP 26503089 A JP26503089 A JP 26503089A JP H03133789 A JPH03133789 A JP H03133789A
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valve
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Kazumi Shima
一己 島
Osamu Okuda
修 奥田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は化学プラントや産業設備などで使用される継手
システムに関する。さらに詳しくは、多品種少量生産に
用いられる自走式回分反応装置などの移動性容器に適す
る、流動体の授受を行うための継手システムに関する。
〔従来の技術〕
化学プラントや産業設備に広く用いられている固定でな
い継手の一つに、いわゆるクイックジヨイントと称する
ものがある。
例えばガス管やホースなどの先端部にこれらの継手部が
設けられ、着脱が容易にできる構造になっている。必要
に応じて、これらの継手部を切り離し、別の流体が流れ
るようにつなぎかえたりするためのものである。
固定式であるフランジ継手にあっては、このような着脱
が容易ではない。
このような着脱自在なりイックジヨイントなどの継手同
志を接合して、必要な流体を供給する場合は、通常の場
合は圧力がかかるので、接合時にあって、流体のもれを
防止するための、Oリングなどの適切な形状をもつシー
ル機構を有している。さらに、流体の反力によりホニス
が離脱してはずれようとするのを防止するために、接合
時に機械的に固持するようにロック機構が設けられてい
る。
このロック機構は通常時には外れてはならないので、着
脱のためには、例えば人間の手により、ロック機構を解
除し、機械的固持を解放する必要がある。通常、ロック
機構を解除するためには、スリーブを引く場合が多い。
[発明が解決しようとする課題] 近年の産業設備の自動化への要求は、組立て産業のみな
らず、典型的な設備産業である化学プラントにおいても
同様である。特に回分式生産を行っている化学プラント
ではこのような要求が多い。例えば、薬品、化粧品、食
品などを生産する業界にあっては、回分式の生産が専ら
であり、さらに最近の需要の多様化に伴って、生産工程
が多目的化され、すなわち多品種少量生産への対応が強
く要求されている。
このような背景のもとで、例えば、雑誌「化学経済J 
 (1986年3月号、32〜41ページ、信江道生、
高橋馨著°“21世紀型化学工場゛°)にあるようない
わゆるパイプレス化学工場の概念が提唱されており、さ
らには、特開昭62144745にあるような無人搬送
台車に搭載された反応・混合などの処理用容器自体が自
在に移動して、回分生産を自動的にかつ能率よく行う考
えが提唱されている。このような自走式処理容器装置に
対しても、原料の供給を受けたり、処理終了物質を系外
へ払い出すための管台が設備されるが、処理装置が自走
する搬送台車上にあることを考慮して、該容器側管台と
原料供給側または払い出し受取り側管台との接続を的確
に行う必要がある。(以下、原料供給側および払い出し
受取り側管台を総称して「外部管台」、移動性容器側管
台を「容器側管台」ということがある。)従来の固定さ
れた配管設備および反応装置などの処理容器に用いられ
ているフランジにあっては、着脱が容易でないことより
、これによらない別の継手システムが必要である。
従来技術の一つであるクイックジヨイントにあっても、
これを自走式反応装置に用いようとする場合には次のよ
うな問題点がある。
クイックジヨイントにおいて着脱を行おうとする場合に
は、継手部の雌雄のいずれか/もしくは両方を押し込む
または引き抜く動作を必要とする。
接合時にあって流体の漏れを防止するためにシール機構
を有していることは前述の通りであるが、このシール部
は通常ゴムなどのシール効果の大きい材質でできている
ので、接触抵抗が大きいのが通常である。したがって、
押し込むまたは引き抜く際にはこれに対抗する力が必要
になる。
さらに、これらの継手には、着脱時の液の漏れを防ぐた
めに内弁を有しているものがある。
内弁は継手が離脱しようとするときに自動的に閉になり
液体の流出を防止するように設計されている。内弁を閉
にするための駆動源としては通常はわが用いられ、例え
ば接合時に押し込まれて縮んでいるスプリングの復元力
に依存している。内弁をもつ継手は弁座、弁体、スプリ
ングなどが内部に設けられており、このため流体通路が
小さくなり、圧力損失が大きく、単位時間あたりの可能
通過流量を制限することにもなっている。
内弁を設けている継手にあってはまた、接合しようとす
る際に、この内弁を支えているスプリングの力に対抗し
て一方の先端部を押し込む必要がある。このスプリング
が一方では、離脱時に弁を閉とするための必要な力の源
であるので、強力なスプリングになっている。このため
、なおさら大きな押し込み力を必要とする。
前述のように、使用時に流体圧力により外れるのを防止
するためにロックまたは固持機構が設けられているが、
着脱時にはこの固持機構を解除するための動作が必要で
、通常この目的のために雌側に設けられているスリーブ
などを軸方向に引っ張り、それから雄側の部分を押し込
み接合または引き抜いて脱離させることが必要である。
上記−船釣クイックジヨイントでは、着脱時に(1)相
当の押し込み/引き抜き力を要する、(2)スリーブの
移動を要する、(3)流体通路を小とするなどの問題点
が上述のとおりある以外に、通常0.1〜2.0mm以
下の精度で芯合せをする必要がある。
最近この固持機構は有するがスリーブを引くことなく、
いわゆるワンアクションで着脱可能なりイックジヨイン
トも市販されているが、スリーブによる固持機構を有し
ている形式のものに比してさらに高い水準の芯合せが必
要とされており、なおさら問題がある。
以上の一般的形式を持つ継手にあっては、接合しようと
する場合には、位置決めが重要である。
雌雄の部品を接合するための当然の要求であるが、これ
らの一連の作業を自動的に行おうとすると、かなりの大
掛かりな設備になるのが通例である。例えば、位置決め
についてもゲージプレートに設けられた一対のガイドビ
ンにより行うことが通例である。クイックジヨイントの
雌雄部はそれぞれにこのゲージプレートに設けられ、ガ
イドビンで位置を決められた後に、接合される。このゲ
ージプレートはそれ自身の加工精度もさることながら、
特にビンの位置は全体の継手接合を可能ならしめるよう
に加工する必要がある。
以上の難点は移動式容器を用いない相互に固定式の設備
であっても、この接合を自動化させようとする際には大
いに問題となる点である。
一方、前述のごとく移動性容器にこれらの継手を用いよ
うとする場合には、容器を移動させる代表的には自動搬
送台車の停止位置精度が悪いことを考慮する必要がある
。一般に用いられている搬送台車にあっては、通常の停
止精度は±5〜10mmであり、クイックジヨイントで
要求されている前述の芯合せの精度を大きく越えている
さきに触れたように、従来の継手にあってはこれらの接
続のために高い精度を有する位置決め装置が必要であり
、停止位置精度の悪い移動性容器に固有に設備される管
台と外部装置の管台とを結合する継手の接続を行うには
大掛かりな設備を必要とする。
一方、工場の無人化に伴って、ロボットなどが導入され
ており、ロボットにこれらの作業を行わせることもでき
ようが、以下の問題点が生じる。
すなわち、ガイドビンなしで位置決め芯合せを行うだめ
にロボットハンドの先端に人間の目にあたる視覚センサ
などを設けることができるが、視覚センサの分解能に大
きく依存することになるので現在経済性を充たして実用
することは困難である。
無人搬送台車などでは、その停止位置はその都度変わる
ことになるので、別の位置センサで、まず搬送台車の停
止位置を確認し、その位置から接続しようとする必要な
管台相互の位置を割り出して、接近することになる。継
手部の芯のずれ検出可能範囲内まで接近してから、継手
同志の芯のずれを検出し、それを補正して、芯ずれを許
容範囲内にし、その後継手同志を接合させることになる
。これらをさせるのに、精度の良い視覚センサなどが必
要とされ実用性が少ない。
さらに継手を押し込んで接合させようとすると、従来の
継手では前述のように相当な押し込み力が必要になる。
この力をロボットの先端に付加すると曲げモーメントが
大きくなり、この荷重に耐えるためにこの種の目的に一
般的な多関節口1 ポットを応用する場合には大掛かりなロボットになり、
これも実用性が低い。
さらに着脱させようとする際には、スリーブに代表され
るような固持機構を解放するなどの副次的動作を要し、
ロボットに必要以上の動作を多くするとともに、特別な
工夫の治具を要し、これらがまた実用性を妨げている。
本発明は上記の問題点を解決するためのシステムを提供
するものであり、従来の構造を持つ継手に代えて、副次
的動作を要するような固持機構を要せず、特別な芯合せ
装置を要せず、しかも押し込む力を格別に要しないこと
を特徴とする継手システムを提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 本発明は、 移動性容器に対して固有に接続された管台すなわち容器
側管台と、該容器には固有には接続されていない流動体
の該容器への供給側もしくは該容器からの払い出し受取
り側管台すなわち外部管台との流動体移送用接合のため
の継手システムに 2 あって、全ての管台の軸は実質的に鉛直であり、該容器
が流動体の供給受取りまたは払い出し位置に停止したと
きに容器側管台に対して水平位置で略同一位置にあって
対応する外部管台と、容器側または外部管台の何れかに
付設された膨張ならびに収縮復帰可能の環状弾性シール
材料と、容器側または外部管台の何れかを実質的に水平
方向の移動自在に上下方向の位置を実質的に一定に維持
する手段と、容器側および外部管台間の上下相対位置を
変更させる手段とからなり、該容器が流動体の供給受取
りまたは払い出し位置に停止し、該上下相対位置度゛更
手段により、管台の内周面に付設された該シール材料が
収縮復帰状態で与える円孔内に当該管台に対応する管台
が挿入されまたは管台の外周面に付設された該シール材
料が収縮復帰状態で与える円筒ないし円錐様面が当該管
台に対応する管台内に挿入され、それから該シール材が
膨張状態とされ対応する管台間が結合されシールされる
と同時に、挿入された管台と挿入を受け入れた管台の何
れかが実質的に水平方向に移動して両管台間の芯合せが
なされることを特徴とする継手システムであり、さらに
、このシステムなどに適したとくに管台下端用封止弁を
提供するものである。本発明で言う流動体とは、液体、
気体、粒状体、液中への固体、液体及び/又は気体含有
物を言い、液体、各種分散物含有液および流動性ある高
粘性体が代表的である。
なお、勿論流動体には、処理や反応に供されるものばか
りでなく、目的とする処理に使用後の移動性容器内部等
の洗浄等に用いられる洗浄水に代表される液媒等が含ま
れる。
本発明のシステムの基本構成要素は、容器側管台と、こ
れに対応する外部管台と、容器側または外部管台の、好
ましくは外部管台の、内側またはおよび外側円筒面に与
えられた大きな弾性変形を許容する材料例えばゴムなど
の材料からなる膨張・収縮復帰可能の環状弾性シール材
料と、外部または容器側に固有の管台の何れかを実質的
に水平方向の移動自在に支持する支持手段と、互いに対
応する容器側および外部管台を上下方向に相対的に変更
、即ち昇降させる手段である、エアーシリンダに代表さ
れる、昇降装置とから構成される。
本発明では、移動性容器側に付設する各種装置およびユ
ーティリティなどの結合脱着部を少なくして移動体を軽
量化、小型化する観点から、弾性シール材料、上下方向
位置維持手段、上下相対位置変更手段などは外部管台側
に与えるのが好ましい。但し場合によっては移動体側に
、例えば上下相対位置移動即ち変更手段を、自動ないし
無人搬送台車に与えた昇降手段として与えることもでき
る。
なお本発明は無人移動式移動容器に特に適するものであ
るが、人間が直接関与して移動される移動容器の利用に
際しても勿論、習熟度の低い作業者での作業が可能とな
るなど有用である。また、従来の固定された配管設備に
おける脱着の自動化にも有用である。
以下図を用いて本発明を説明する。
(a)、(b) 第11fflGfEE発明システムの代表的例を示す概
念 5 図である。少なくとも1個の、代表的にはエアーシリン
ダー1である昇降装置すなわち上下相対位置変更手段に
より、上下させられる少なくとも1個の流動体供給側管
台3がある。この管台の下部に、搬送台車5に搭載され
た反応装置または各種処理槽である移動容器7が位置さ
れる。この搬送台車は、移動の自由度の確保のためレー
ルなどの有軌道形式の台車ではなく、例えばガイドテー
プによるだけの走行方式のもので、その停止位置の精度
は、前述の通りに5〜10mmと大きい。
従って、この台車上に搭載された反応装置に固定的に設
けられている少なくとも1個の、最大限管台3全数の夫
々に対応する管台9の位置はその停止位置の精度に応じ
て、その都度位置のずれが生じることになる。また、反
応装置を横持ち装置などにより一旦台車から移送させて
、所定の固定位置に位置させておく方法も考えられる。
この場合には、横持ち手段の設備と横持ち作業を要する
が位置の精度はかなり高くなる。
上記のようにして位置させられた台車側と、台 6 車側に比しては相対的に固定的に設備されている例えば
原料の供給側とを接合させる必要がある。
上下方向については例えば供給側を昇降装置にて所定の
位置まで下ろすことで可能となる。その際、台車の停止
位置精度を考慮して内のり寸法を大きくした雌側である
、ここでは容器側管台9内に、雄側であるここでは供給
側管台3の方を相対的に差し込み接続させる。
すなわち、管台3の先端には環状弾性シール材料でなる
例えばゴム袋11が取付具13により与えられる。取付
具13は、略水平のつば15を持ち、つば15によって
、エアーシリンダlにより吊持される支持枠17により
、支えられる。取付具13の部位で管台3は枠17の透
孔19を貫く。
台車5が所定の精度で管台3の下方に停止すると、エア
ーシリンダ1により枠17、伴って管台3が下降させら
れ、ゴム袋11は反応槽であってもよい容器側の管台9
内に挿入される。
エアなどのガス21がゴム袋内に圧入されると、ゴム袋
11は外周側を拡大させて膨張し、枠17上をつば15
が殆どの場合スライドし管台9との芯合せをなし、最終
的に両者は圧接されてシール的に結合され継手の機能が
完成される。管台3と流体供給源(図外)との間はフレ
キシブル管などにより可動接続されており、流動体10
が流れる。
透孔19は充分大きくしであるから上記スライドによる
芯合せの支障とならない。また、雄側ゴム袋11の収縮
復帰時の外径よりも雌側管台9の内径が大きくされるの
で、その所定位置に停止した台車上の槽又は容器7の管
台9に対し、ゴム袋11が実質的接触なく挿入されつる
また自明であるが、対応する両管台が接合前にたまたま
芯合せ不要の相対位置にあれば本発明の利用に際し調芯
動作はなしでシールのみが達成される。
より具体的な接続の例を第2図により説明する。
第2図は、継手システムに用いられる継手ユニットの具
体例を示す断面図である。
すなわち、コート入りまたは総ゴムの筒状なとのゴムシ
ートを第1図に示す管台3の一部となる中空円筒300
の外周部にとめバンド450などによりとりつけて環状
の袋110を形成せしめ、空気に代表されるガス21を
ガス通路211を経由して供給すると袋が膨張して、こ
れにより、芯合せシールがなされる。
このような弾性シール材料ユニット111を第1図に示
すような取付は具などを利用し、例えばねじ400など
によりノズルすなわち管台3に取付ける。このようなユ
ニットは代表的には第1図に示すつば15を介し支持枠
17にセットされ、エアーシリンダにより、所定の上下
位置にまで降下させられる。所定の位置に達するとシリ
ンダーのセンサーが作動し、この信号により、ユニット
111の袋110に空気を供給する。空気供給前の環状
の袋110 (A)はこの空気圧により110(B)の
状態に膨張して、管台9の内面に堅く圧着し、所定の幾
何学形状にてバランスす 9 る。この場合に空気圧力を十分に高めておけば、固着が
十分、になされ、シール材料が例えばゴム袋の袋である
ことにもより、外気との遮断が可能となり、シール機能
を果たすことができる。従って、原料(流動体)が外空
気との接触を嫌う性質のものである場合には、接合固着
後、接合された管内に例えば窒素ガスを一旦導入してパ
ージし、その後に原料を供給することが可能となる。い
わば、このユニット111がシールボックスとして機能
する。
この場合、袋の材料として、ゴムを用い、しかも導電性
機能をもたせれば、膨張して管台(一般に鋼などの金属
製)内面に固着したことを電気信号で取り出すことがで
き、膨張が確実に行われたことを知ることができる。
また、確実にシリンダにより所定の位置に下げられたこ
とを確認しないで空気を導入すると、ユニットの袋が過
大に膨張して、袋の材質によっては破裂することもあり
得るので、所定の位置に来たことをシリンダの下方位置
センサーにより検知 0 し、その後に初めて空気が導入されるようにすることが
安全上望ましい。このために、電気信号を取り扱うシー
ケンサのみならず、シリンダおよびユニットへの空気配
管においても、フェイルセーフの考えによる配管を計画
すべきである。
ユニットとこれに対応する管台内面の間には、充分な隙
間が確保されるので格別な挿入のための力は不要になる
ユニットと対応管台の芯のずれが大きくあっても、格別
な芯合せ機構を要せずに接合されることが必要である。
ユニットの弾性袋11又は110に加圧空気を導入する
とこの例では袋は外側に均一に膨張する。従って、芯の
ずれをそのままにしてユニットが挿入されたとしても、
膨張に従って、ユニットは水平方向に移動して対応管台
の中心に位置するように動こうとする。そこで、本発明
ではユニットおよび取付具を水平方向に自在に移動可能
としてユニットに自動調心機能を与えた。このために第
1図で説明したように、支持枠17には、取付具の外径
よりも充分大きい内径なもつ一般に丸穴な設ける。取付
具が落下しないように、取付具にはっばを設け、このつ
ばと、支持枠はお互いに滑動自在にしておき、ユニット
の支持枠上面上での移動を自由にならしめる。これらの
諸寸法は、雌側管台内径、得られる停止精度、取付具の
大きさなどを総合的に勘案して決定される。
第3図は、例えば反応終了物質を移動容器である反応装
置7から系外に取り出す、いわゆる払い出し用の管台系
に適する本発明の概念図である。
第2図の場合とは異なり、空気を導入すると内側に膨張
する、ゴムなどでできた袋110iを内側に取付けたユ
ニット1111を示している。このようなユニットを、
つば15を介し支持枠17に取付け、この支持枠をエア
ーシリンダILにて押上げ、袋の内側に払い出し管23
を位置させて後、空気21を導入して袋を膨張させ、反
応装置7と払い出しライン27とを接合させる。ユニッ
ト111iが支持枠の上面上で移動自在なようにするの
も、第1図に示す場合と同様である。また、寸法も、払
い出し管の外径、停止精度、ユニットの寸法などを総合
的に勘案して決定するのも同様である。
第4図は、第2図に示すユニット111の内側に、寸法
の小さい中実円柱330とゴム袋310からなる管端封
止体311を配置して構成したものであり、この封止体
に通路3111から空気圧を加えると、ゴムなどででき
ている袋310が膨張し、ユニット111の内面に固着
する。このことにより、流動体の円筒300内流通に対
してのストップバルブとして封止体311が機能するこ
とができ、しかも、高圧の空気作動によっているので固
着までの時間が短くてすみ、開閉時間の比較的長い電動
バルブなどに比べると、例えば、原料の供給量の調節な
どに迅速に対処できる。さらに、封止体311はユニッ
ト111内の自由な位置に設定することができ、図のよ
うにユニット111の下端付近にとりつけた場合には、
封止体311を弁閉の状態にした後、封止体の下部のユ
ニット111内面付着液をなくすことができ、液 3 だれ防止にも対処できる。
第5図は第4図とは逆に管台下端部内筒300内面に与
えられた袋状体1101が経路2111から与えられる
エア21で内側に膨らみ、スポークリング330Sで管
台300と同軸に配されたコアプラグ330Cと係合し
て弁開するものである。第4図の封止体311と同様ス
トップバルブとして機能でき、下端付近に封止体311
を配すれば液たれ防止にも適する。液だれ防止を確実に
するために、この例ではネット層30ONがリング30
0Rで管台300下端と固定される。
第6図の例は第5図の形式の封止弁において、弁より上
方の液ホールド分、特に多数のマニホールドのホールド
分の集中などが1つの弁にある場合に一旦集中させてか
ら除去するのに便利である。中空のコアプラグ330T
はその上端付近でスポークリング330Sにより管台円
筒300中心に同軸に保持され、上側で閉止状態の袋状
体1101の上側露出部下端付近側面に開口330Hを
多数有するから、ホールト分液体はここから 4 中空コアプラグ330T内に集中流入する。
コアプラグ330Tの側面開口330Hより下方に、弁
座VSと弁体VMが、弁体が下方に移動すると開となる
よう円錐面を以て係合しており、さらに常閉となるよう
スプリング350で付勢されている。スプリングは保持
リング370で固定される。外周袋状弁を弁閉に維持す
ることにより液を溜め、弁体VMを例えば下方より真空
を作用させることにより下方に移動させると弁体VMが
開き溜まった液が下方に一挙に吸い出される。
〔発明の効果〕
本発明の継手システムにより、移動性容器側と固定装置
側との流動体授受にあたって、1、相対的な固定、即ち
静止待機側と停止する移動物体の間の位置ずれが大きく
ても確実に接合することができる。
2、接合する際に押し込む力を要しないので、小さな駆
動システムで済む。
3、着脱何れにおいても固持機構を解除するためなどの
余分の動作を必要としない。
4、自動的に調芯すなわち芯合せすることができる。
などの効果を生じ、さらに封止弁として利用できるなど
産業上有用である。
念図、第2図は、継手システムに用いられる継手ユニッ
トの具体例を示す断面図、第3図は、移動性容器の払い
出し管との継ぎ手システムを示す概念図、第4図は、継
手ユニットに補助となるストップバルブとしての内弁を
設けた具体例を示す断面図、第5図は、特に液だれ防止
に有用なストップバルブを示す断面図、第6図は、上方
ホールド分の一掃に有用なストップバルブを示す断面図
である。
1、IL・・・エアシリンダ、 3・・・供給側管台   5・・・搬送台車7・・・移
動容器    9・・・反応容器側管台10・・・流動
体 11・・・環状弾性シール材料よりなる袋13・・・取
付具    15・・・つげ17・・・支持枠    
19・・・透孔21・・・ガス(エアなど) 23・・・払い出し管  25・・・払い出し管台27
・・・払い出し管(フレキシブル)110.110i、
310・・・袋: (A)収縮時(B)膨張時 111.1lli、311・・・ユニット211.21
1i、311i・・・ガス通路300・・・中空円筒 
 330・・・中実円柱330c、330T・・・コア
プラグ 330H・・・開口 330S・・・スポークリング 350・・・スプリング 370・・・保持シンク45
0・・・とめバンド ■S・・・弁座VM・・・弁体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)移動性容器に対して固有に接続された管台すなわち
    容器側管台と、該容器には固有には接続されていない流
    動体の該容器への供給側もしくは該容器からの払い出し
    受取り側管台すなわち外部管台との流動体移送用接合の
    ための継手システムにあって、全ての管台の軸は実質的
    に鉛直であり、該容器が流動体の供給受取りまたは払い
    出し位置に停止したときに容器側管台に対して水平位置
    で略同一位置にあって対応する外部管台と、容器側管台
    または外部管台の何れかに付設された膨張ならびに収縮
    復帰可能の環状弾性シール材料と、容器側管台または外
    部管台の何れかを実質的に水平方向の移動自在に上下方
    向の位置を実質的に一定に維持する手段と、容器側管台
    および外部管台間の上下相対位置を変更させる手段とか
    らなり、該容器が流動体の供給受取りまたは払い出し位
    置に停止し、該上下相対位置変更手段により、管台の内
    周面に付設された該シール材料が収縮復帰状態で与える
    円孔内に当該管台に対応する管台が挿入され、または管
    台の外周面に付設された該シール材料が収縮復帰状態で
    与える円筒ないし円錐様面が当該管台に対応する管台内
    に挿入され、次いで該シール材が膨張状態とされて対応
    する管台間が結合されシールされると同時に、挿入され
    た管台と挿入を受け入れた管台の何れかが実質的に水平
    方向に移動して両管台間の芯合せがなされることを特徴
    とする継手システム。 2)該上下方向位置維持手段が外部管台に付設された請
    求項1記載のシステム。 3)該弾性シール材料が外部管台に付設された請求項1
    または2記載のシステム。 4)該上下相対位置変更手段が外部管台に付設された請
    求項1〜3の何れかに記載のシステム。 5)該上下相対位置変更手段が容器側管台に付設された
    請求項1〜3の何れかに記載のシステム。 6)該上下方向維持手段が外部管台に与えられたつば状
    部と、つば状部により該外部管台を前記水平方向移動自
    在に支えるスライド支持枠とからなる、請求項1〜5の
    何れかに記載のシステム。 7)前記上下相対位置変更手段としてエアシリンダーを
    用いる請求項1〜6の何れかに記載のシステム。 8)前記シール材料が、弾性変形可能な材料からなる環
    状袋状中空体であり、その中空部へのガス圧入または放
    出経路をもち、この経路からガスを送入または排出する
    ことにより、シール材料が膨張収縮復帰する請求項1〜
    7の何れかに記載のシステム。 9)下方に向けて開口する管台の下端内部に設けられる
    封止弁であって、円筒または円錐様面である管台内面と
    、管台内面と同軸の外周面をもち、該下端内部に固定さ
    れるプラグと、管台内面またはプラグ外周面に付設され
    たガス圧入排出により膨張・収縮復帰する弾性材料から
    なる環状袋状体とからなる封止弁。 10)下方に向けて開口する管台の下端内部に設けられ
    る封止弁であって、円筒または円錐様面である管台内面
    と、管台内面と同軸の外周面をもち、該下端内部に固定
    されるプラグと、管台内面に付設されたガス圧入排出に
    より膨張・収縮復帰する弾性材料からなる環状袋状体と
    からなる封止弁のプラグが、上下連通する管状であって
    、袋状体が膨張した弁閉時にプラグの上部開口は管台内
    部の袋状体よりも上方の空間と当該開口最下部が、袋状
    体が該空間に接する部位の最下端と略同位置にあり、該
    管状プラグは該開口最下部よりも下に下方に向って弁孔
    が拡大する弁座と、これに係合して下方に向って拡大す
    る弁体と、弁体が弁孔を押圧して弁閉するように付勢す
    るスプリングとからなる2重封止弁。
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CN106352109A (zh) * 2016-08-23 2017-01-25 国网重庆市电力公司电力科学研究院 一种气体稳流方法与一种气体稳流装置

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