JPH0313321A - フイルム状物 - Google Patents

フイルム状物

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JPH0313321A
JPH0313321A JP14860889A JP14860889A JPH0313321A JP H0313321 A JPH0313321 A JP H0313321A JP 14860889 A JP14860889 A JP 14860889A JP 14860889 A JP14860889 A JP 14860889A JP H0313321 A JPH0313321 A JP H0313321A
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JP
Japan
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resin
film
defects
foreign matter
fine
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JP14860889A
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English (en)
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Shuhei Asami
浅見 周平
Kazuhiko Hazama
和彦 間
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、美匠性、耐候性の良好なメタクリル酸メチル
を主成分とする共重合体樹脂のフィルム状物に関し、特
にデコラテブ用途及び保護用フィルム等として有用な表
面性に優れたフィルム状物に関する。
[従来の技術] メタクリル酸メチルの共重合体樹脂(以下メタクリル樹
脂と略記する)は、透明性、耐候性及び美匠性に優れ、
屋外用途、デコラテブ用途等に多く用いられており、そ
のフィルム状に成形されたものも公知である。例えば特
公昭57−32942号に二輪延伸フィルム及びシート
が提案されており、透明性、耐候性という、メタクリル
樹脂の優れた特性を保持したフィルムまたはシートが得
られ、シュリンクアート分野やその他印刷して美匠性を
活用するデコラテブ用途等に有用であると記述されてい
る。
しかしながら、本発明者等が実施例によって追試を試み
たところ、いわゆるフイシュアイと呼ばれる大きなブツ
状の欠点、更に微細な多数のブツ状の欠点があるものし
か得られなかった。
この欠点は樹脂組成を変えてもメタクリル樹脂のフィル
ム状物において一般に認められるものであり、メタクリ
ル樹脂が透明性、表面の光沢に優れるためこの欠点は目
立ちやすく、美匠性を著しく損い、その改良が望まれて
いた。
[5!明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は上記従来技術の問題点の解決にあり、す
なわちブツ状の欠点のない表面性に優れたメタクリル樹
脂のフィルム状物の開発である。
[問題点を解決するための手段] 本発明の目的は、メタクリル酸メチル単位40〜99重
量%からなるメタクリル樹脂のフィルム状物であって、
樹脂中に含まれる、微粒子カウンターで測定した10μ
以上の微小異物が100個/g樹脂以下で、かつ60μ
以上の微小異物が2゜0個/g樹脂以下である表面欠点
の改良されたフィルム状物により達成される。
本発明に使用されるメタクリル樹脂は、メタクリル酸メ
チル単位を40〜99重量%含有する共重合体である。
メタクリル酸メチル単位が99%をこえた場合、樹脂の
加工性が低下しフィルム状物の生産方式として好適な押
出し成形が困難となる。40%未満では耐候性が低下し
、また表面光沢が低下するなどメタクリル樹脂の特長が
損われたものとなる。
メタクリル酸メチルと共重合する単量体とじては、メタ
クリル酸メチルと共重合性の単量体が使用され、例えば
メタクリル酸メチル以外のメタクリル酸エステル、アク
リル酸エステル、メタクリル酸、アクリル酸、スチレン
などの芳香族ビニル化合物、無水マレイン酸、マレイミ
ド、N−置換マレイミド、アクリロニトリルなどが挙げ
られる。
具体的には、メタクリル酸メチル単位99〜85重量%
およびアルキル基の炭素数が1〜4であるアクリル酸ア
ルキルニスエル単位1〜15重量%からなる共重合体樹
脂、メタクリル酸メチル単位92〜45重量%、無水マ
レイン酸単位3〜25重量%および芳香族ビニル化合物
単位5〜30重量%からなる共重合体樹脂及びメタクリ
ル酸メチル単位99〜40重量%、マレイミドおよび/
またはN−置換マレイミド単位1〜50重量%および芳
香族ビニル化合物単位O〜30重量%からなる共重合体
樹脂が好ましい例として挙げられる。
共重合体樹脂のメルトフローインデックス(ASTM 
 D123g−I条件、以下MF工と略記する)は0.
5〜12g/10分が適当である。
MFI値が小さすぎる、すなわち分子量が高くなりすぎ
ると、加工性が劣り押出し成形が困難となる。また大き
すぎる、すなわち分子量が小さくなると、分子間の絡み
合いが弱くなり、機械的強度が低下する。
共重合体に、本発明の効果を損わない範囲で、可塑剤、
着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、および滑剤なとの
樹脂改質剤を添加、あるいは他の樹脂をブレンドするこ
とができる。
特に耐候性が要求される場合紫外線吸収剤の添加が有効
であり、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系の紫
外線吸収剤を0.005〜3重量%用いるのがよい。
ブレンドする樹脂としてはポリフッ化ビニリデンなどが
挙げられる。
従来、一般にアクリルフィルムのプヅ状欠点は重合度や
重合組成が平均値より大きく異なった未溶融物と呼ばれ
る微小の樹脂塊により生じると言われ、重合条件を変更
するなど改良が試みられてきたが満足できる結果は得ら
れていなかった。
本発明者等はこれの改良について検討を行なったところ
、肉眼で観察されるブツ状の欠点は10μ以上の微小異
物が核となり生じていること、また美匠性を損う0.0
5mm2以上の大きさのプツは60μ以上の異物による
ことを見出した。更に、意外にもこれらはメタクリル樹
脂の良溶媒であるクロロホルムに溶解あるいは膨潤しな
いことを見出した。つまり、従来の定説と異なり、ブツ
状欠点の原因物は未溶1ift物でないことが明らかに
なった。
そこで、これらの微小異物をFT−IR等で分析したと
ころ、繊維屑、微小金属片、異樹脂あるいは、いわゆる
黒ゴミと呼ばれる外来異物であると特定された。
これらの知見に基づき、微小異物の混入を防止すること
により本発明の目的を達成することができた。すなわち
本発明においては10μ以上の微小異物が100個/g
樹脂以下で、かつ60μ以上の微小異物が2 、Ofl
/ g樹脂以下にすることが必須であり、それにより本
発明の目的が達成される。
本発明のフィルム状物を実現する方法として、例えば微
小異物の混入の少ないメタクリル樹脂原料を塵埃の少な
い環境化、押出し成形する方法が挙げられる。このよう
な原料樹脂は5μのフィルターで濾過した原料から、バ
ルク重合法、懸濁重合法あるいは溶液重合法により共重
合することにより製造され、また環境は5μ以上の塵埃
を除去できるフィルターで濾過した空気の雰囲気とする
ことで達成される。塵埃の少ない樹脂を用いても通常の
雰囲気で取扱い、押出し成形した場合、周囲から微小異
物がiJK人しフィルム状物にプツ状の欠点が発生する
本発明においてフィルム状物とはlam以下の厚みのも
のをさす。また生産性から50℃以上が作りやすい。
単なるアクリル樹脂のフィルム状物は脆いためゴム物質
を添加したり、延伸することにより機械的強度を向上し
たものが好適に用いられる。特に延伸物は延伸により表
面の欠点、例えば筋状の欠点が軽減され、表面性が改良
されるため好ましいものである。フィルム平面両方向と
も脆性が改良された二軸延伸フィルムは、例えば樹脂の
ガラス転移温度より10〜40℃高い温度で両方向1゜
5〜2.4倍の条件で延伸することにより得られ、デコ
ラテブ用途に好適である。
また、−軸延伸物は同様な条件で帰られ、透明性が高く
位相差フィルムとして好ましい特性を示す。
以下に、発明の説明において用いた物性値の測定方法を
示す。
・MFI:ASTM  D1238により測定した。
・耐折強度:被測定物を15mm幅の短冊(;シて、M
 I T型耐折疲労試験機(東洋精機(株)製、折曲げ
速度30回/分)により破断するまでの折曲げ回数を求
めた。
・Tg  :サーマルアナライザーDT−40型(高滓
製作所(株)製)を用いて測定した。
・微粒子カウンター:バイアツク/ロイコ社製液体微粒
子カウンターにより試料をクロロホルムに溶解して測定
した。
[実施例ゴ 本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 単量体をはじめ、懸濁用蒸留水などすべての原料を5μ
以上のごみを除去できるフィルターで濾過し、懸濁重合
法により製造したメタクリル酸メチル94重量部、アク
リル酸メチル6重量部からなるメタクリル樹脂(Tg:
99℃、MFI:1゜5g/10分)を、5μ以上の塵
埃を除去できるフィルターで濾過した空気の雰囲気下、
塵埃の混入に注意し、押出し成形機で成形し、150μ
のフィルムを得た。
このフィルムの表面性は良好で、プツ状欠点は第1表に
示すように非常に少なかった。
フィルム中の微小異物を微粒子カウンターで測定したと
ころ、10℃以上の微小異物が21個/g樹脂で、また
60℃以上の微小異物が0.1i[1ig樹脂より少な
かった。
比較例1 実施例1において、入手した原料を特に濾過することな
く使用し、また通常の雰囲気下、特に塵埃の混入に注意
せずに、押出し成形機で成形し150μのフィルムを得
た。
このフィルムの表面性は不良で、プツ状欠点が非常に多
くa察された。
プツ状の欠点を顕微鏡で観察したところ、10℃以上と
測定される微小異物が核となっており、また0、05m
m2以上の大きさのプツの中心には60℃以上の異物が
観察された。これらの形状は細長い無色透明な繊維状物
、無色透明な樹脂状物及び黄色〜黒色の塊状物に大別さ
れ、メタクリル樹脂の良溶剤であるクロロホルムに溶解
も膨潤もしなかった。主だった異物をFT−IRで分析
したところ、繊維状物はセルロース、樹脂状物はポリエ
ステル、黄色〜黒色の塊状物はアミド結合を持つものと
特定され、重合中に生成したものでなく外部より混入し
た異物であることが判明した。
フィルム中の微小異物を微粒子カウンターで測定したと
ころ、10μ以上の微小異物が300個/gHJ詣で、
また60μ以上の微小異物が10゜2個/g樹脂であっ
た。
比較例2 実施例1において製造した樹脂を、通常の雰囲気下、特
に塵埃の混入に注意せずに、押出し成形機で成形し15
0μのフィルムを得た。
このフィルムの表面性は不良で、ブツ状欠点が多く観察
された。
フィルム中の微小異物を微粒子カウンターで測定したと
ころ、10μ以上の微小異物が154f[7g樹脂で、
また60μ以上の微小異物が4.2fll/g樹脂であ
った。
実m例2、比較1’M3〜5 実施例1の方法において、樹脂の製造、押出し成形にお
ける、IIII#iの混入の度合いを変えて、4種の1
50μのフィルムを得た。
これらのフィルムの表面性とフィルム中の微小異物量の
関係は第1表のようであった。実施例2のフィルムはプ
ツ状の欠点が少なく好ましいものであったが、比較例3
のフィルムにはプツ状欠点が多く観察された。また比較
例4のフィルムは大きなプツ状欠点は少なかったが微細
な欠点が多数ありクリアさに欠け、比較例5のフィルム
は微細な欠点は比較的少なかったが大きな欠点が目立ち
、両者とも表面性に劣っていた。
実施例3 実施例1と同様に製造されたメタクリル酸メチル92重
量部、アクリル酸メチル81i量部からなるメタクリル
樹脂(Tg : 96℃、MFIニアg/10分)を、
5μ以上の塵埃を除去できるフィルターで濾過した空気
の雰囲気下、塵埃の混入に注意し、押出し成形機で成形
し、0.4msの厚みの成形物を作製した。
これを、130°Cの温度、両方向2倍、延伸速度15
00%/分の延伸条件で、同時二輪延伸した。延伸後速
やかに空冷した。
得られた延伸物は耐折強度が20回以上であり、1回の
折りまげで破損する未延伸物に比べ機械的強度に優れて
いた。目立ったプツ状の欠点はなく、表面状態は良好で
あった。
フィルム中の微小異物を微粒子カウンターで測定したと
ころ、10μ以上の微小異物が19個/g樹脂で、また
60μ以上の微小異物が0.111/g樹脂であった。
比較例6 実施例4に使用した樹脂を、通常の雰囲気下、特に塵埃
の混入に注意せずに、押出し成形機で成形し、0.41
■の厚みの成形物を作製した。
これを、実施例4と同様にして同時二輪延伸した。
得られた延伸物は耐折強度など機械的強度に優れていた
が、ブツ状の欠点が多数あり表面性が不良であった。
フィルム中の微小異物を微粒子カウンターで測定し力と
ころ、10μ以上の微小異物が168個/g樹脂で、ま
た60μ以上の微小異物が4.6個/g樹脂であった。
実施例4〜5、比較例7〜8 実施例3及び比較例6の方法に従い、ただ延伸温度を1
40°Cに変更して第1表の組成のメタクリル樹脂のフ
ィルムを作製した。
これらのフィルムの表面性とフィルム中の微小異物量の
関係は第1表のとおりであった。
[発明の効果1 特定の微小異物の混入を防止することにより表面欠点の
改良されたメタクリル樹脂フィルムが得られた。これは
美匠性に優・れ、耐候性も良好で、デコラテブフィルム
、保護用フィルムとして有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタクリル酸メチル単位40〜99重量%からな
    るメタクリル樹脂のフィルム状物であって、樹脂中に含
    まれる、微粒子カウンターで測定した10μ以上の微小
    異物が100個/g樹脂以下で、かつ60μ以上の微小
    異物が2.0個/g樹脂以下である表面欠点の改良され
    たフィルム状物。
JP14860889A 1989-06-12 1989-06-12 フイルム状物 Pending JPH0313321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4646254B2 (ja) * 2004-05-05 2011-03-09 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高い耐候性を有する成形体のための成形材料
CN107540779A (zh) * 2016-06-29 2018-01-05 旭化成株式会社 甲基丙烯酸系树脂组合物、该甲基丙烯酸系树脂组合物的制造方法、颗粒、以及成型体

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