JPH03133085A - 誘導加熱における未焼検出装置 - Google Patents

誘導加熱における未焼検出装置

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JPH03133085A
JPH03133085A JP26816489A JP26816489A JPH03133085A JP H03133085 A JPH03133085 A JP H03133085A JP 26816489 A JP26816489 A JP 26816489A JP 26816489 A JP26816489 A JP 26816489A JP H03133085 A JPH03133085 A JP H03133085A
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coil
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健 伊藤
Takashi Masuda
隆 増田
Masami Inoue
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数の分割型加熱コイルを有する誘導加熱装置
により高周波加熱を行う際の、加熱対象物の未焼状態を
検出する装置に関するものである。
(従来の技術) 誘導加熱装置の従来例としては、例えば第3図に示すも
のがある。この装置は高周波変成器30と、変成器30
の1次側に並列接続される、高周波電源装置31および
高周波異常電圧検出手段としてのメータリレー32と、
変成器30の2次側に並列接続される複数(例えば5個
)の分割型加熱コイル33と、コイル33を構成する上
コイル33aおよび下コイル33bを夫々連結する、こ
こでは図示しない連結手段としてのクランプ装置34と
を具えて成るものである。ここで上コイル33aは、第
4図(a)およびその側面図である同図(b)  に示
すように、高周波変成器30に接続するためのリード線
33c、 33dを有するとともに、下方に半円形の切
欠33eが設けられており、図示しないフレームに整列
状態で固定されている。一方、下コイル33bは、上方
に半円形の切欠33fおよび連結用の導電性のピン33
g。
33hが設けられており、下面にクランプ装置34が結
合されている。下コイル33bは、加熱対象物35をセ
ットする際にはクランプ装置34のストロークの下端に
位置する分割状態になり、加熱対象物35を切欠33e
内にコイルと接触しないように貫通させ位置決め保持し
た後に、クランプ装置34の駆動により図示矢印へ方向
に移動してピン33g、 33hを介して上コイル33
aと連結される。このときピン33g、 33hは上下
コイル間を導通させるため、上コイル33aと下コイル
33bとは1つのコイル33を構成し、このコイル33
により加熱対象物35の各部分に対し高周波加熱が行わ
れる。
(発明が解決しようとする課題) ところでこの従来装置においては、高周波電圧の監視の
ためのメークリレー32を高周波変成器30の1次側に
接続したため、高周波電源装置31からの高周波電源電
圧が変成器3001次巻線に印加されたか否かを検出す
ることはできるが、変成器30の2次巻線に接続される
各分割型加熱コイル33の高周波電圧の有無を検出する
ことはできず、したがって分割型加熱コイル33の少な
くとも何れか1つにおいて上コイル33aと下コイル3
3bとが導通していない場合であってもシステムは停止
しないため、加熱対象物35の当該部分が未焼状態にな
ってしまう。
本発・明は、分割型加熱コイルの夫々に高周波電圧異常
検出手段を設けることにより、上述した問題を解決する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため本発明の誘導加熱における未焼検出装置
は、高周波変成器と、この高周波変成器の1次側に接続
される高周波電源と、この高周波変成器の2次側に並列
接続される複数の分割型加熱コイルと、これら分割型加
熱コイルを夫々連結するコイル連結手段とを具え、前記
各分割型加熱コイルの中空部を貫通して配置される加熱
対象物の高周波加熱を行う誘導加熱装置において、前記
分割型加熱コイルを構成する分割コイルの一方に高周波
電圧異常検出手段を夫々接続し、これら高周波電圧異常
検出手段により分割型加熱コイルの少なくとも1つの非
導通による加熱対象物の未焼状態を検出するようにした
ことを特徴とするものである。
(作 用) 本発明装置によれば、誘導加熱時複数の分割型加熱コイ
ルの何れかにおいて、この加熱コイルを構成する2つの
分割コイル間が非導通になった場合、当該分割コイルの
一方に接続された高周波電圧異常検出手段は、1次側の
高周波電源により高周波変成器の2次側に誘起される高
周波電圧の加熱コイルへの供給が遮断される異常状態を
検出する。
これにより加熱対象物の高周波加熱すべき部分の内の少
なくとも1個所が未焼状態になる不良品の発生を即座に
検出して、それ以後の不良品の製造を未然に防止するこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の誘導加熱における未焼検出装置の一実
施例の構成を示す回路図(一部ブロック図を含む)であ
り、図中10は高周波変成器を示す。
高周波変成器10の1次側には高周波電源装置11を接
続する。ここで高周波電源装置11は、加熱対象物(例
えばクランクシャフト)としての金属の材質、・形状、
寸法等に応じた最適周波数の高周波電圧を安定的に供給
し得るものとする。一方、高周波変成器10の2次側に
は複数(本例では5個)の分割型加熱コイル12を並列
接続し、各分割型加熱コイル12には安定器13を介し
てメータリレー(本例ではバーグラフメータ)14を接
続する。なお実際の装置においては、2個所同時に誘導
加熱を行うために上述のような5個1組の加熱コイルを
夫々独立して2組設けるものとする。また安定器13は
分割された加熱コイル12が連結される際の突入電流を
平滑化するものとし、メータリレー14は高周波電圧を
検出してその検出値が設定範囲外のとき信号出力を行う
ものであり、上限値、下限値の電圧設定が可能なものと
する。
各メータリレー14の出力端をコントローラ15に接続
し、コントローラ15にはさらに異常表示灯16、警報
装置17および既設強電盤18を接続する。コントロー
ラ15は、CPUとして通常のマイクロコンピュータ等
を用いるプログラムコントローラとし、各メータリレー
14からの人力信号に基づき、異常(非導通)が発生し
た加熱コイルに対応する、異常表示灯盤16の表示灯を
点灯して異常の個別表示を行うとともに、警報装置17
を作動させて警報を発する。なお本例に用いる誘導加熱
装置自体の制御を司る既設強電盤18と、本例の未焼検
出装置のコントローラ15とは、信号の授受により相互
にインターロックを取っておくものとする。
ところで各分割型加熱コイル12は、第2図(a)およ
びその側面図である同図(b)  に示すように、上コ
イル12a及び下コイル1211の1対の分割コイルか
ら成り、上コイル12aは、高周波変成器10に接続す
るためのリード線12C,12dを有するとともに、下
方に半円形の切欠12eが設けられており、図示しない
フレームに整列状態で固定されている。
一方、下コイル12bは、上方に半円形の切欠12fお
よび連結用の導電性のピン12g、 12hが設けられ
ており、下方に下コイル12bの巻線と接続された、リ
ード線12j、 12にと接続される2点端子(本例で
はステレオジャック)121が設けられてオリ、さらに
その下面にクランプ装置19(例えば油圧シリンダ)・
が結合されている。ここで2点端子12βは下コイル1
2bの巻線と安定器13との間を接続する図示しない電
線の着脱を容易にするものとする。
次に本例の未焼検出装置の作用について詳細に説明する
誘導加熱を行う際には、高周波電源装置11より高周波
電源電圧が高周波変成器1001次巻線に印加され、そ
の2次巻線に高周波電圧が誘起されている。ここでこの
2次巻線に並列接続された各分割型加熱コイル12は、
その下コイル12bが、加熱対象物20をセットするた
めに当初クランプ装置19がストロークの下端に位置す
ることにより上コイル12a と分割状態になり、した
がってコイル12としては非導通状態になっている。こ
の状態で第2図には図示しない移動、保持装置により加
熱対象物20を上コイル12aの切欠12e内に、コイ
ルと接触しないように貫通させて位置決め保持し、その
後クランプ装置19の駆動により下コイル12bを第2
図(a)の矢印B方向に移動させてピン12g、 12
hを図示のように上コイル12a内に貫入し、これによ
り上下コイル12a、 12bを連結する。このとき導
電性のピン12g、 12hは、上下コイル12a、 
12b間を導通させるため、リード線12c−上コイル
12a −ピン12g−下コイル12b−ピン12h−
上コイル12a−!J−ド線12dのループ回路が形成
されて1つの加熱コイル12を構成し、この加熱コイル
12に高周波変成器10の2次巻線に誘起された高周波
電圧が印加され、加熱コイル12を貫通する加熱対象物
20はジュール熱を加熱源として誘導(高周波)加熱さ
れる。
ところでこの誘導加熱において未焼状態の部分を有する
不良品(以下未焼界と称す)が製造される場合がある。
第1に、クランプ装置19に既設強電盤18から駆動指
令が発せられたにも拘らず、ある加熱コイル12におい
て、実際にクランプ装置19が作動しないことにより上
下コイル12a、 12b間が非導通状態になると、加
熱対象物20の当該加熱コイル12に対応する部分は未
焼状態になる。第2に、クランプ装置19が正常に駆動
された場合であっても、上コイル12a と下コイルの
ピン12に、12hとの接触不良が生じると、同様に非
導通状態が生じて未焼界が生じる。ここでこの接触不良
の原因としては、接触時の大電流(突入電流)によりピ
ン12g、 12hの接点能力が経時劣化することが考
えられる。
本例においてはこのような未焼界の対策として、各分割
型加熱コイル12毎に、下コイル12bに電圧監視用の
2点端子12Aを設け、この2点端子12βとメータリ
レー14とを安定器13を介して接続したから、前述し
た非導通状態においてはメータリレー14は高周波電圧
を検出せず、したがって検出電圧が設定範囲外になって
コントローラ15に信号出力が成され、コントローラ1
5はこの信号に基づき未焼界と判定して異常表示灯盤1
6の対応する表示灯を点灯させるとともに警報装置17
を作動させて警報を発し、さらに既設強電盤18に作動
停止信号を出力してシステムを停止させる(なお前記未
焼の判定のタイミングは、例えば未焼状態が同時に2個
所発生するのは希であることに着目して、他のメータリ
レー14が設定範囲内の正規の高周波電圧を検出するタ
イミングを用いるか、あるいは既設強電盤18の指令に
基づく加熱対象物20の位置決め保持完了のタイミング
を用いればよい)。
これにより未焼品の発生を即座に検出してその部位を特
定することができ、システム停止後異常原因を除去(例
えば当該加熱コイル12の取替もしくは当該クランプ装
置190手直い して図示しない個別リセットスイッチ
により警報表示をリセットしてからシステムを再起動す
れば、未焼品の発生を未然に防止することができる。
さらにこの未焼検出装置は、加熱対象物と加熱コイルと
が接触する、いわゆるコイルタッチをも、本願出願人に
よる実公昭63−37749号と同様に、検出すること
ができる。すなわち加熱コイル12に金属の加熱対象物
20が接触すると、その接触状況に応じて加熱コイル1
2の短絡または高周波変成器1002次巻線の短絡が発
生して異常電流が流れることがあるが、この場合短絡さ
れた加熱コイルに接続されたメータリレー14において
は検出電圧が急激に低下するから、前記と同様にしてコ
イルタッチをも即座に検出することができる。
(発明の効果) かくして本発明の誘導加熱における未焼検出装置は上述
の如く、分割型加熱コイルの夫々に高周波電圧異常検出
手段を設けたから、何れかの加熱コイルを構成する2つ
の分割コイル間が非導通になった際に高周波電圧の供給
が遮断される異常状態を検出することができ、したがっ
て、加熱対象物の高周波加熱すべき部分の内の少なくと
も1個所が未焼状態になる不良品の発生を即座に検出し
て、それ以後の不良品の製造を未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の誘導加熱における未焼検出装置の一実
施例の構成を示す、一部ブロンク図を含む回路図、 第2図(a)および(b)は夫々同側における分割型加
熱コイルの構成を示す図およびその側面図、第3図は従
来例の誘導加熱装置の構成を例示する回路図、 第4図(a)および(b)は夫々従来例の分割型加熱コ
イルの構成を示す図およびその側面図である。 10・・・高周波変成器    11・・・高周波電源
装置12・・・分割型加熱コイル  12a・・・上コ
イル12b・・・下コイル     12g、 12h
・・・ピン12β・・・2点端子      14・・
・メータリレー15・・・コントローラ    16・
・・異常表示灯盤17・・・警報装置 19・・・クランプ装置(連結手段) 20・・・加熱対象物。 (b) (b) 34

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  1、高周波変成器と、この高周波変成器の1次側に接
    続される高周波電源と、この高周波変成器の2次側に並
    列接続される複数の分割型加熱コイルと、これら分割型
    加熱コイルを夫々連結するコイル連結手段とを具え、前
    記各分割型加熱コイルの中空部を貫通して配置される加
    熱対象物の高周波加熱を行う誘導加熱装置において、 前記分割型加熱コイルを構成する分割コイルの一方に高
    周波電圧異常検出手段を夫々接続し、これら高周波電圧
    異常検出手段により分割型加熱コイルの少なくとも1つ
    の非導通による加熱対象物の未焼状態を検出するように
    したことを特徴とする、誘導加熱における未焼検出装置
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