JPH0313256Y2 - - Google Patents
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- JPH0313256Y2 JPH0313256Y2 JP1985125359U JP12535985U JPH0313256Y2 JP H0313256 Y2 JPH0313256 Y2 JP H0313256Y2 JP 1985125359 U JP1985125359 U JP 1985125359U JP 12535985 U JP12535985 U JP 12535985U JP H0313256 Y2 JPH0313256 Y2 JP H0313256Y2
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- Japan
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- heating plate
- counter
- support frame
- food
- power source
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Links
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、無端コンベヤ路の外周縁にテーブル
を接続する飲食カウンタに関し、特に、テーブル
部に調理用加熱部を有する飲食カウンタに関す
る。
を接続する飲食カウンタに関し、特に、テーブル
部に調理用加熱部を有する飲食カウンタに関す
る。
(ロ) 従来の技術
従来、無端コンベヤ路の外周縁にカウンタテー
ブルを接続し、該コンベヤ路に飲食物を載置して
移送することにより、カウンタに座つた飲食客や
カウンタ内の調理人の何れもが移動する必要がな
く、しかも、飲食客が好みの料理を選び乍ら飲食
できるので、飲食店の省力化につながり、広く使
用されている。
ブルを接続し、該コンベヤ路に飲食物を載置して
移送することにより、カウンタに座つた飲食客や
カウンタ内の調理人の何れもが移動する必要がな
く、しかも、飲食客が好みの料理を選び乍ら飲食
できるので、飲食店の省力化につながり、広く使
用されている。
特に、焼肉、お好み焼のように、飲食客がその
場で調理しつつ飲食する場合にも利用されるが、
この場合は、カウンタテーブルの調理用加熱部に
ガスコンロ等のガス加熱器を配置させ、冷却装置
によつて、肉、その他の食材を冷却させながらコ
ンベヤ路により移送させている。
場で調理しつつ飲食する場合にも利用されるが、
この場合は、カウンタテーブルの調理用加熱部に
ガスコンロ等のガス加熱器を配置させ、冷却装置
によつて、肉、その他の食材を冷却させながらコ
ンベヤ路により移送させている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
このような従来の焼肉又はお好み焼用等の飲食
カウンタにおいては、カウンタ座つた飲食客が各
自で調理しながら飲食できるように、各席毎にガ
スコンロが配置されている。しかし、このよう
に、各席毎にガスコンロを配置すると、ガスコン
ロが比較的面積をとるために、自由に配置するこ
とができず、しかも、ガスコンロ同士を近接して
設けたり、或は、ガスコンロをコンベヤ路に近づ
けて設けると、調理中に発生する油煙、臭い等の
ほかに燃焼ガスが周囲に影響を及ぼし、殊に、コ
ンベヤ路上が加熱され易くなり、これを冷却する
のに要するエネルギーが大きく、また、室内の換
気を充分にするとしても、換気装置が大形化して
問題がある。しかも、ガスコンロの小形化は難し
く、したがつて、個人客用の場合はコンベヤ路用
の冷却エネルギー及び燃費が嵩み問題であつた。
カウンタにおいては、カウンタ座つた飲食客が各
自で調理しながら飲食できるように、各席毎にガ
スコンロが配置されている。しかし、このよう
に、各席毎にガスコンロを配置すると、ガスコン
ロが比較的面積をとるために、自由に配置するこ
とができず、しかも、ガスコンロ同士を近接して
設けたり、或は、ガスコンロをコンベヤ路に近づ
けて設けると、調理中に発生する油煙、臭い等の
ほかに燃焼ガスが周囲に影響を及ぼし、殊に、コ
ンベヤ路上が加熱され易くなり、これを冷却する
のに要するエネルギーが大きく、また、室内の換
気を充分にするとしても、換気装置が大形化して
問題がある。しかも、ガスコンロの小形化は難し
く、したがつて、個人客用の場合はコンベヤ路用
の冷却エネルギー及び燃費が嵩み問題であつた。
本考案は、従来のガスコンロを有する飲食カウ
ンタにみられるように、大形の冷却装置及び換気
装置を要することなく、個人用としても燃費が嵩
むことがない加熱源を有する飲食カウンタを提供
することを目的としている。
ンタにみられるように、大形の冷却装置及び換気
装置を要することなく、個人用としても燃費が嵩
むことがない加熱源を有する飲食カウンタを提供
することを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、面状発熱体を加熱源として使用する
ことによつて、上記目的を達成する飲食カウンタ
を提供するものである。
ことによつて、上記目的を達成する飲食カウンタ
を提供するものである。
すなわち、本考案は、冷却装置を有する無端コ
ンベヤ路の外周縁にテーブルが配置されている飲
食カウンタにおいて、テーブルの窓孔部内には、
底部及び内側に突き出た受枠を備える側壁部を有
し、前記底部から受枠に断熱材層が形成されてい
る支持枠体が、その頂部外方に突き出て形成され
ている鍔部を該窓孔部の縁に載置して取り付けら
れており、該支持枠体側壁部の受枠には、下面に
導体部及び該導体部に接続する皮膜抵抗発熱体部
が被着形成されている加熱板が取り外し可能に載
置されており、該支持枠体の底部には、スプリン
グを介して、電源に接続する接続部材が加熱板の
下面導体部の下方に上下方向に移動可能に設けら
れており、前記受枠は、加熱板の下面導体部がス
プリングの弾力により電源に接続する接続部材と
接触可能な高さに設けられ、断熱材層内には、電
源に接続する接続部材案内用の孔が形成されてい
るていることを特徴とする飲食カウンタにある。
ンベヤ路の外周縁にテーブルが配置されている飲
食カウンタにおいて、テーブルの窓孔部内には、
底部及び内側に突き出た受枠を備える側壁部を有
し、前記底部から受枠に断熱材層が形成されてい
る支持枠体が、その頂部外方に突き出て形成され
ている鍔部を該窓孔部の縁に載置して取り付けら
れており、該支持枠体側壁部の受枠には、下面に
導体部及び該導体部に接続する皮膜抵抗発熱体部
が被着形成されている加熱板が取り外し可能に載
置されており、該支持枠体の底部には、スプリン
グを介して、電源に接続する接続部材が加熱板の
下面導体部の下方に上下方向に移動可能に設けら
れており、前記受枠は、加熱板の下面導体部がス
プリングの弾力により電源に接続する接続部材と
接触可能な高さに設けられ、断熱材層内には、電
源に接続する接続部材案内用の孔が形成されてい
るていることを特徴とする飲食カウンタにある。
本考案において、無端コンベヤ路の外周縁にテ
ーブルを配置するには、無端コンベヤ路外周縁側
壁部とテーブルを例えば、カウンタブラケツト等
により取り外し可能に接続して配置してもよく、
また、無端コンベヤ路の外周縁にテーブルを近接
して配置してもよい。よとより、無端コンベヤ路
の外周縁の側壁とテーブル部を一体に形成するこ
とも包含する。
ーブルを配置するには、無端コンベヤ路外周縁側
壁部とテーブルを例えば、カウンタブラケツト等
により取り外し可能に接続して配置してもよく、
また、無端コンベヤ路の外周縁にテーブルを近接
して配置してもよい。よとより、無端コンベヤ路
の外周縁の側壁とテーブル部を一体に形成するこ
とも包含する。
本考案の飲食カウンタには、テーブル部の天板
を貫通して窓孔を形成し、この窓孔内に面状発熱
体を加熱源として有する加熱板を配置する。該窓
孔の個数は、テーブルがカウンタタイプの場合で
は、座席に対応して設けるのが好ましく、テーブ
ルが袖状タイプの場合には、客の員数及び調理の
内容に応じて一以上の適宜の個数に設けられる。
窓孔の大きさ及び形状は、加熱板の大きさ及び形
状に応じて、円、楕円、正方形、長方形、その他
の形状に適宜決定される。
を貫通して窓孔を形成し、この窓孔内に面状発熱
体を加熱源として有する加熱板を配置する。該窓
孔の個数は、テーブルがカウンタタイプの場合で
は、座席に対応して設けるのが好ましく、テーブ
ルが袖状タイプの場合には、客の員数及び調理の
内容に応じて一以上の適宜の個数に設けられる。
窓孔の大きさ及び形状は、加熱板の大きさ及び形
状に応じて、円、楕円、正方形、長方形、その他
の形状に適宜決定される。
本考案において、加熱板は、皮膜抵抗体の形状
に応じて、円形、楕円形、正方形、長方形に形成
される。加熱板の材料は、耐食性に優れればセラ
ミツク、ステンレス、その他耐食性合金等の如何
なる材料も使用することができる。ステンレス、
その他耐食性の合金等の導電材料を加熱板とする
ときは、皮膜抵抗体と加熱板との間の電気的絶縁
をはかるために、加熱板の裏面側をほうろう引き
に形成するなどして、皮膜抵抗体と加熱板の間
に、ガラス、セラミツク、釉薬等の電気的絶縁層
を形成し、加熱板と皮膜抵抗体間の電気的絶縁を
はかる。もとより、加熱板をセラミツク材料等の
電気絶縁材料製とする場合は、皮膜抵抗体を加熱
板の裏面に直接形成することができる。
に応じて、円形、楕円形、正方形、長方形に形成
される。加熱板の材料は、耐食性に優れればセラ
ミツク、ステンレス、その他耐食性合金等の如何
なる材料も使用することができる。ステンレス、
その他耐食性の合金等の導電材料を加熱板とする
ときは、皮膜抵抗体と加熱板との間の電気的絶縁
をはかるために、加熱板の裏面側をほうろう引き
に形成するなどして、皮膜抵抗体と加熱板の間
に、ガラス、セラミツク、釉薬等の電気的絶縁層
を形成し、加熱板と皮膜抵抗体間の電気的絶縁を
はかる。もとより、加熱板をセラミツク材料等の
電気絶縁材料製とする場合は、皮膜抵抗体を加熱
板の裏面に直接形成することができる。
本考案において、皮膜抵抗体形成用の材料とし
ては、主に、炭素皮膜抵抗材料及び厚膜抵抗材料
が形成されるが、加熱板の裏面上に被着されて発
熱性の皮膜を形成するものであれば、如何なる形
式の皮膜抵抗材料も使用でき、被着手段も皮膜抵
抗材料の形態及び形状に応じて適宜選択できる。
例えば、炭素皮膜抵抗材料及び厚膜抵抗材料等の
皮膜抵抗材料は、加熱板の裏面上に、スプレー、
刷毛又はローラ等による塗布、転写又はスクリー
ン印刷等により、直接又は電気絶縁層を介して被
覆させ、これを適当な雰囲気で焼成又は焼付け
て、加熱板の裏面上に、例えば厚さ10〜20μm程
度の比較的厚い抵抗皮膜に形成される。
ては、主に、炭素皮膜抵抗材料及び厚膜抵抗材料
が形成されるが、加熱板の裏面上に被着されて発
熱性の皮膜を形成するものであれば、如何なる形
式の皮膜抵抗材料も使用でき、被着手段も皮膜抵
抗材料の形態及び形状に応じて適宜選択できる。
例えば、炭素皮膜抵抗材料及び厚膜抵抗材料等の
皮膜抵抗材料は、加熱板の裏面上に、スプレー、
刷毛又はローラ等による塗布、転写又はスクリー
ン印刷等により、直接又は電気絶縁層を介して被
覆させ、これを適当な雰囲気で焼成又は焼付け
て、加熱板の裏面上に、例えば厚さ10〜20μm程
度の比較的厚い抵抗皮膜に形成される。
本考案において、導体部、接続材料、皮膜抵抗
体部は、その表面が、ほうろう或は釉薬によつ
て、絶縁される。使用されるほうろう及び釉薬
は、皮膜抵抗体の融点より低い融点を有すること
が不可欠であり、皮膜抵抗材料の種類に応じて適
宜選ばれる。
体部は、その表面が、ほうろう或は釉薬によつ
て、絶縁される。使用されるほうろう及び釉薬
は、皮膜抵抗体の融点より低い融点を有すること
が不可欠であり、皮膜抵抗材料の種類に応じて適
宜選ばれる。
本考案において、皮膜抵抗体部を電源に接続さ
せるために、少くとも一対の導体部が皮膜抵抗体
部に接続される。導体部を電源に接続するため
に、導体部と電線等の電源を結んで導線等の接続
部材が設けられる。
せるために、少くとも一対の導体部が皮膜抵抗体
部に接続される。導体部を電源に接続するため
に、導体部と電線等の電源を結んで導線等の接続
部材が設けられる。
本考案において、面上に形成される皮膜抵抗体
部の形状は、導体間を接続するものであれば、蛇
行形、渦形、正方形、長方形等種々の形状に形成
することができる。しかし、平行する少くとも一
対の導体間を最短距離に結んで正方形、長方形に
形成するのが、加熱速度、温度の均一さ等の点か
ら好ましい。
部の形状は、導体間を接続するものであれば、蛇
行形、渦形、正方形、長方形等種々の形状に形成
することができる。しかし、平行する少くとも一
対の導体間を最短距離に結んで正方形、長方形に
形成するのが、加熱速度、温度の均一さ等の点か
ら好ましい。
本考案において、導体部は、導電性塗料又は、
テープ電線等で形成することができる。
テープ電線等で形成することができる。
(ホ) 作 用
本考案は、飲食カウンタに設けられる加熱板の
裏面に、皮膜抵抗からなる面発熱体を電源に接続
して設けたので、電源を入れることによつて、加
熱体の皮膜抵抗体に電気が通じ、その発熱によ
り、加熱板が高温に加熱されることになり、加熱
板上の食材を調理することができる。
裏面に、皮膜抵抗からなる面発熱体を電源に接続
して設けたので、電源を入れることによつて、加
熱体の皮膜抵抗体に電気が通じ、その発熱によ
り、加熱板が高温に加熱されることになり、加熱
板上の食材を調理することができる。
しかも、本考案の加熱板は、適宜の大きさ、形
状に形成することができるので、団体用、個人用
等の種々の形態とすることができる。
状に形成することができるので、団体用、個人用
等の種々の形態とすることができる。
(ヘ) 実施例
添付図面を参照して、本考案の実施の態様の例
について説明するが、本考案は、以下の説明及び
例示により何ら制限されるものではない。
について説明するが、本考案は、以下の説明及び
例示により何ら制限されるものではない。
第1図は、本考案の飲食カウンタの一実施例を
示す概略の断面図であり、第2図は、本考案の飲
食カウンタの第1図と同様の形式の他の一実施例
についての概略の平面図であり、第3図は、その
右側の概略の側面図である。第4図は、本考案の
飲食カウンタの一実施例であり、窓孔に設けられ
た加熱板を中心に示す部分断面図であり、第5図
は、第4図の加熱板に設けられた皮膜抵抗体部を
中心に示す背面図である。
示す概略の断面図であり、第2図は、本考案の飲
食カウンタの第1図と同様の形式の他の一実施例
についての概略の平面図であり、第3図は、その
右側の概略の側面図である。第4図は、本考案の
飲食カウンタの一実施例であり、窓孔に設けられ
た加熱板を中心に示す部分断面図であり、第5図
は、第4図の加熱板に設けられた皮膜抵抗体部を
中心に示す背面図である。
本例の飲食カウンタ1には、コンベヤ路2の周
囲に、カウンタ部3と袖状に延びるテーブル部4
が設けられており、カウンタ部3及びテーブル部
4には調理用プレートヒータ5が夫々設けられて
いる。
囲に、カウンタ部3と袖状に延びるテーブル部4
が設けられており、カウンタ部3及びテーブル部
4には調理用プレートヒータ5が夫々設けられて
いる。
コンベヤ路2は、無端のクレセントチエーンコ
ンベヤ6で形成されており、冷却室7内に設けら
れている。冷却室7の両側部8は、開閉扉9及び
側壁10で形成されており、天井部11には、冷
却装置12及び演色ランプ13が設けられてい
る。したがつて、食材は、食材容器14に盛付け
られてコンベヤ路2上に移送されるが、冷却室7
の冷却作用により絶えず冷却されており品質の低
下を生じることがない。
ンベヤ6で形成されており、冷却室7内に設けら
れている。冷却室7の両側部8は、開閉扉9及び
側壁10で形成されており、天井部11には、冷
却装置12及び演色ランプ13が設けられてい
る。したがつて、食材は、食材容器14に盛付け
られてコンベヤ路2上に移送されるが、冷却室7
の冷却作用により絶えず冷却されており品質の低
下を生じることがない。
本例においては、飲食客は、椅子1′に坐つた
侭でコンベヤ6に載置されて移送される食材容器
14から食材を取り出して、加熱調理して食する
ことができる。
侭でコンベヤ6に載置されて移送される食材容器
14から食材を取り出して、加熱調理して食する
ことができる。
飲食カウンタ1は、カウンタ部3に窓孔15を
有している。窓孔15の縁16に支持枠体17
は、鍔部18を載置して固定されている。支持枠
体17はステンレス製であつて、仕切壁19の下
方がヒータコントロール収容部20となつてお
り、支切壁19上には断熱部材21が設けられて
いる。断熱部材21は、加熱板22からの熱が支
持枠体17を介してカウンタ部3に伝わるのを防
げて、カウンタ部3がこの熱により変色又は変形
等を起さないようにしている。
有している。窓孔15の縁16に支持枠体17
は、鍔部18を載置して固定されている。支持枠
体17はステンレス製であつて、仕切壁19の下
方がヒータコントロール収容部20となつてお
り、支切壁19上には断熱部材21が設けられて
いる。断熱部材21は、加熱板22からの熱が支
持枠体17を介してカウンタ部3に伝わるのを防
げて、カウンタ部3がこの熱により変色又は変形
等を起さないようにしている。
本例において、加熱板22はセラミツク材料か
ら形成されている。加熱板22の周縁23は、取
り扱いに際し、破損しないように例えば、ステン
レス製の金属包囲枠24で囲まれている。加熱板
22の金属包囲枠24で囲まれた部分は、窓孔1
5内に加熱板22を配置するときに、支持板25
に載置された受枠26上に位置するように設けら
れている。
ら形成されている。加熱板22の周縁23は、取
り扱いに際し、破損しないように例えば、ステン
レス製の金属包囲枠24で囲まれている。加熱板
22の金属包囲枠24で囲まれた部分は、窓孔1
5内に加熱板22を配置するときに、支持板25
に載置された受枠26上に位置するように設けら
れている。
加熱板22の背面には、皮膜抵抗体27が被着
されている。皮膜抵抗体27は、セラミツク製加
熱板背面に厚膜抵抗材を塗布し焼付け、その上に
釉薬層28を設けて焼付けて形成される。加熱板
22は、自由に取り外せるように受枠26に載置
されており、簡単に取り外して、水洗等により、
清浄にすることができる。加熱板22の電気的接
続は、電極部材29を加熱板22の皮膜抵抗体2
7に接続する導電部30に接触させて行う。電極
部材29は、スプリング31に下端で接してお
り、加熱板22の導電部30に絶えず接触がはか
られるようになつている。
されている。皮膜抵抗体27は、セラミツク製加
熱板背面に厚膜抵抗材を塗布し焼付け、その上に
釉薬層28を設けて焼付けて形成される。加熱板
22は、自由に取り外せるように受枠26に載置
されており、簡単に取り外して、水洗等により、
清浄にすることができる。加熱板22の電気的接
続は、電極部材29を加熱板22の皮膜抵抗体2
7に接続する導電部30に接触させて行う。電極
部材29は、スプリング31に下端で接してお
り、加熱板22の導電部30に絶えず接触がはか
られるようになつている。
電極部材29は断熱部材21内に電極挿入孔3
2,33が形成されており、電極部材29を、
夫々、電極挿入孔32,33内に挿入してセツト
することができる。
2,33が形成されており、電極部材29を、
夫々、電極挿入孔32,33内に挿入してセツト
することができる。
加熱板22の背面34には、皮膜抵抗体27が
被着されており、この皮膜抵抗体27には、櫛形
の導体部35及び36が設けられている。この皮
膜抵抗体及び導体部35及び36の領域は、ほう
ろう、釉薬等の皮膜により絶縁されている。しか
し、櫛形の導体部35及び36の一部は、接続用
の電極部材29に随時接触できるように、ほうろ
う、釉薬の皮膜が付されていない。この櫛形の導
体部の端部35′,35″,35及び36′,3
6″,36は、夫々互い違いに噛み合うように
配置されていて、夫々皮膜抵抗体27に接触して
いる。この導体部35及び36は、導電塗料を焼
付けて形成されるか、或は導電テープ等の導電材
料を使用して形成される。
被着されており、この皮膜抵抗体27には、櫛形
の導体部35及び36が設けられている。この皮
膜抵抗体及び導体部35及び36の領域は、ほう
ろう、釉薬等の皮膜により絶縁されている。しか
し、櫛形の導体部35及び36の一部は、接続用
の電極部材29に随時接触できるように、ほうろ
う、釉薬の皮膜が付されていない。この櫛形の導
体部の端部35′,35″,35及び36′,3
6″,36は、夫々互い違いに噛み合うように
配置されていて、夫々皮膜抵抗体27に接触して
いる。この導体部35及び36は、導電塗料を焼
付けて形成されるか、或は導電テープ等の導電材
料を使用して形成される。
したがつて、加熱板22を一定の向きでカウン
タ部33の窓孔15に配置すれば、電極部材29
と接触させることができる。
タ部33の窓孔15に配置すれば、電極部材29
と接触させることができる。
本例において、加熱板22は、必要に応じて取
り外すことができる。このように、加熱板22を
取り外して、窓孔15内の清掃及び加熱板の洗浄
等を行うことができる。
り外すことができる。このように、加熱板22を
取り外して、窓孔15内の清掃及び加熱板の洗浄
等を行うことができる。
本例においては、加熱板22をセラミツク製と
したが、もとより、ステンレス等の金属又は合金
製とすることができる。この場合、電気的絶縁を
確保するために、ステンレス等の金属又は合金製
の加熱板22の背面には、予めほうろう、釉薬掛
けが施され、その上に抵抗皮膜が形成される。
したが、もとより、ステンレス等の金属又は合金
製とすることができる。この場合、電気的絶縁を
確保するために、ステンレス等の金属又は合金製
の加熱板22の背面には、予めほうろう、釉薬掛
けが施され、その上に抵抗皮膜が形成される。
本例において、加熱板は、例えば、小形化し
て、種々の形態でカウンタ及び袖状テーブルに取
り付けることができる。
て、種々の形態でカウンタ及び袖状テーブルに取
り付けることができる。
(ト) 考案の効果
本考案は、加熱板背面に、面積可変の面発熱体
を電源に接続して設けたので、電源を入れるスイ
ツチ動作により加熱することができる。したがつ
て、従来の加熱板付きの飲食カウンタに比して、
ガス等による危険もなく、また、燃焼ガスを生じ
ない分だけ排ガス量が少くなり、室内の換気を行
う上で換気装置を小形化でき、しかも、コンベヤ
路に近づけて設けても、表面温度が比較的低いた
めに、コンベヤ路を加熱することも殆んどなく、
コンベヤ路用の冷却装置を小形化できて、経済的
である。
を電源に接続して設けたので、電源を入れるスイ
ツチ動作により加熱することができる。したがつ
て、従来の加熱板付きの飲食カウンタに比して、
ガス等による危険もなく、また、燃焼ガスを生じ
ない分だけ排ガス量が少くなり、室内の換気を行
う上で換気装置を小形化でき、しかも、コンベヤ
路に近づけて設けても、表面温度が比較的低いた
めに、コンベヤ路を加熱することも殆んどなく、
コンベヤ路用の冷却装置を小形化できて、経済的
である。
しかも、本考案によると、加熱板のみを取り外
すことができるので、清掃、加熱板の洗浄等が容
易に行えるので衛生的である。また、本考案は、
電気的に接続すれば加熱が可能なために、コンベ
ヤの周囲の適宜の箇所にカウンタ又は袖状テーブ
ルを配置させることができる。
すことができるので、清掃、加熱板の洗浄等が容
易に行えるので衛生的である。また、本考案は、
電気的に接続すれば加熱が可能なために、コンベ
ヤの周囲の適宜の箇所にカウンタ又は袖状テーブ
ルを配置させることができる。
また、加熱板の大きさが適宜の大きさにできる
ので、個人、団体等種々の飲食客層に応じた飲食
カウンタを製造することができることになり、カ
ウンタに取付ける位置も自由に選択できることに
なる。
ので、個人、団体等種々の飲食客層に応じた飲食
カウンタを製造することができることになり、カ
ウンタに取付ける位置も自由に選択できることに
なる。
以上のように、本考案の飲食カウンタは、従来
の飲食カウンタに比して、多くの利点を有し、そ
のもたらす影響は大きい。
の飲食カウンタに比して、多くの利点を有し、そ
のもたらす影響は大きい。
第1図は、本考案の飲食カウンタの一実施例を
示す概略の断面図であり、第2図は、本考案の飲
食カウンタの第1図と同様の形式の他の一実施例
についての概略の平面図であり、第3図は、その
右側側面図である。第4図は、本考案の飲食カウ
ンタの一実施例であり、窓孔に設けられた加熱板
を中心に示す部分断面図であり、第5図は、第4
図の加熱板に設けられた皮膜抵抗体部を中心に示
す背面図である。 1は飲食カウンタ、1′は椅子、2はコンベヤ
路、3はカウンタ部、4はテーブル部、5はプレ
ートヒータ、6はクレセントチエーンコンベヤ、
7は冷却室、8は冷却室側部、9は開閉扉、10
は側壁、11は天井部、12は冷却装置、13は
演色ランプ、14は食材容器、15は窓孔、16
は窓孔の縁、17は支持枠体、18は鍔部、19
は支切壁、20はヒータコントロール収容部、2
1は断熱部材、22は加熱板、23は周縁、24
は金属包囲枠、25は支持板、26は受枠、27
は皮膜抵抗体、28は釉薬層、29は電極部材、
30は導電部、31はスプリング、32,33は
電極挿入孔、34は加熱板の背面、35,36は
導体部である。
示す概略の断面図であり、第2図は、本考案の飲
食カウンタの第1図と同様の形式の他の一実施例
についての概略の平面図であり、第3図は、その
右側側面図である。第4図は、本考案の飲食カウ
ンタの一実施例であり、窓孔に設けられた加熱板
を中心に示す部分断面図であり、第5図は、第4
図の加熱板に設けられた皮膜抵抗体部を中心に示
す背面図である。 1は飲食カウンタ、1′は椅子、2はコンベヤ
路、3はカウンタ部、4はテーブル部、5はプレ
ートヒータ、6はクレセントチエーンコンベヤ、
7は冷却室、8は冷却室側部、9は開閉扉、10
は側壁、11は天井部、12は冷却装置、13は
演色ランプ、14は食材容器、15は窓孔、16
は窓孔の縁、17は支持枠体、18は鍔部、19
は支切壁、20はヒータコントロール収容部、2
1は断熱部材、22は加熱板、23は周縁、24
は金属包囲枠、25は支持板、26は受枠、27
は皮膜抵抗体、28は釉薬層、29は電極部材、
30は導電部、31はスプリング、32,33は
電極挿入孔、34は加熱板の背面、35,36は
導体部である。
Claims (1)
- 冷却装置を有する無端コンベヤ路の外周縁にテ
ーブルが配置されている飲食カウンタにおいて、
テーブルの窓孔部内には、底部及び内側に突き出
た受枠を備える側壁部を有し、前記底部から受枠
に断熱材層が形成されている支持枠体が、その頂
部外方に突き出て形成されている鍔部を該窓孔部
の縁に載置して取り付けられており、該支持枠体
側壁部の受枠には、下面に導体部及び該導体部に
接続する皮膜抵抗発熱体部が被着形成されている
加熱板が取り外し可能に載置されており、該支持
枠体の底部には、スプリングを介して、電源に接
続する接続部材が加熱板の下面導体部の下方に上
下方向に移動可能に設けられており、前記受枠
は、加熱板の下面導体部がスプリングの弾力によ
り電源に接続する接続部材と接触可能な高さに設
けられ、断熱材層内には、電源に接続する接続部
材案内用の孔が形成されているていることを特徴
とする飲食カウンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985125359U JPH0313256Y2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985125359U JPH0313256Y2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6233367U JPS6233367U (ja) | 1987-02-27 |
JPH0313256Y2 true JPH0313256Y2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=31018194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985125359U Expired JPH0313256Y2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313256Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2477834B (en) * | 2010-08-31 | 2012-02-01 | Jemella Ltd | Hair styling appliance |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116312A (en) * | 1979-03-02 | 1980-09-06 | Takenori Maeda | Drinking and eating counter |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5675610U (ja) * | 1979-11-14 | 1981-06-20 |
-
1985
- 1985-08-15 JP JP1985125359U patent/JPH0313256Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116312A (en) * | 1979-03-02 | 1980-09-06 | Takenori Maeda | Drinking and eating counter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6233367U (ja) | 1987-02-27 |
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