JPH03131919A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、表示器及びパームレストを有し、咳表示器の
角度を可変できる表示器付電子機器に関するものである
。

（従来の技術） 従来、この種の表示器付電子機器にあっては、第３図に
示すように、機器本体ｌにパームレスト２が出し入れ可
能に装着されており、さらに該パームレスト２の上側に
は支柱３によって支えられた状態でデータ等の入力が可
能なキーボード４が配設されている。また、該キーボー
ド４の上側には、筐体５によって囲まれた表示器６が配
設されており、該表示器６は回転軸７を中心として所定
量回動できるよう構成されている。

このように構成された電子機器においては、表示器６を
最適角変に設定し、使用状態にした後、手動でパームレ
スト２を機器本体１から引き出して使用するようにして
いた。

〔発明が解決しようとする技術的課題］しかしながら、
上述した従来例においては、パームレスト２を使用する
場合、該パームレスト２を手動でわざわざ機器本体ｌか
ら引き出して使用せねばならず、また収納の際も手動で
機器本体ｌ内にパームレスト２を収納しなければならず
、手間のかかることは勿論、製品の高級感を損なうとい
う欠点があった。

本発明の目的は上述した課題に鑑みなされたもので、パ
ームレストの使用状態及び収納状態の設定を自動的に行
なえるようにし、高級感を維持し得るようにした電子機
器を提供するにある。

〔課題を解決するだめの手段〕

前記目的を達成するために、本発明は、入力装置と、機
器本体に回動自在に枢支されかつ傾斜角度を可変できる
表示器と、前記機器本体に出し入れ可能に設けられたパ
ームレストとを備えた電子機器において、該パームレス
トを表示器の回動に連動して機器本体から自動的に出没
し得るよう構成したものである。

上記構成においては、パームレストの出没手段として、
パームレストの後端両側に配設されかつパームレストを
押圧可能なカムと、表示器の回転軸の回動を該カムに伝
達する伝動機構と、前記パームレストを機器本体内へ引
き込む方向へ付勢するばねとを備えた構造を採用するこ
とが好ましい。

〔作用〕

このように本発明に係る電子機器にあっては、表示器の
回動に連動してパームレストが自動的に機器本体から出
没するようにしたので、パームレストの使用状態及び収
納状態の設定を自動的に行なうことができる。

〔実施例〕

以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明する
。

第１図は本発明に係る電子機器の一実施例を示す断面図
、打２図は同電子機器の動作説明図である。機器本体ｌ
Ｏの底部近傍には、該機器本体１０に対して出し入れ可
能なパームレスト１１が配設されており、該バームレス
）１１の上側には支柱１２によって支持されたキーボー
ド１３が配設されている。パームレスト１１は、これを
機器本体１０から引出した状態とし、段山っ張った状態
のパームレスト１１上に手を置いてキーボード１３を１
桑作することにより、手の疲れを極力防止できるように
なっている。なお、このパームレスト１１は機器本体１
０を運ぶ時の把手を兼ねることもある。また、データ等
の入力が可能な前記キー、ｆ　−１”　＋　３上には、
筐体１４によって囲まれた表示器１５が配置されており
、該表示器１５はその右側端部側に設けられた回転軸１
６を中心として所定量目動じ、使用最適角度に設定でき
るよう構成されている。

一方、前記パームレスト１１の後端面１１ａと所定距離
離間した位置には、機器本体１０の底面部１０ａに立設
された引っ掛は部１７が配設されている。該引っ掛は部
１７とパームレスト１１の引っ掛は部１１ｂにばばね１
８の両端部が引っ掛けられており、パームレスト１１は
該ばね１８の弾性力により機器本体１９内に引っ込む方
向（矢印へ方向）ムこ付勢された構成となっている。ま
た、前記パームレスト１１の後端面１１ａ側には、楕円
形状に成るカムエ９が配置されており、該カム１９と表
示器１５の回転軸１６との間には複数の伝達歯車２０〜
２２が配設されている。したがって、前記回転軸１６を
中心とする表示器１５の回転は該伝達歯車２０〜２２を
介してカム１９に伝達されるよう構成されている。

次に、以上のように構成された電子機器の動作について
説明する。まず、電子機器を使用状態に設定する場合は
第１図に示すように、表示器１５を回転軸１６を中心と
して矢印Ｂ方向へと回動させる。すると、該回転軸１６
が矢印Ｃ方向に回動するため、該回転軸１６の回動を伝
達歯車２０〜２２を介してカム１９に伝達し、該カム１
９は矢印り方向へと回動を始める。

そして、該カムＩ９の矢印り方向への回動によりパーム
レスト１１は矢印Ａ方向と反対方向へと押圧され、第２
図に示すように表示器１５が所定量回動じて電子機器が
使用状態になった時、パームレスト１１も最大限、機器
本体１０から突出して使用状態に設定される。

次に、第２図において表示器】５を回転軸１６を中心と
して収納状態のＥ方向へと回動させる。

この時、回転軸１６が矢印Ｆ方向へと回動するため、３
８　Ｆ方向への回動を伝達歯車２０〜２２がカム１９に
伝え、該カム１９は矢印Ｇ方向へと回動を始める。

そして、該カム１９の矢印Ｇ方向への回動と同時にカム
１９のパームレスト１１への押圧力が解除される。した
がって、パームレスト１１はばね１８の弾性付勢力によ
りｔｌＨ零体１０内へ引っ込む方向、つまり矢印入方向
への移動を開始する。

そして、電子機器が第１図に示すごとく収納状態になっ
た時、パームレストｌｌも自動的に機器本体ＩＯ内へ引
き込まれ、収納状態になる。

以上説明した実施例によれば、機器本体１０内にパーム
レスト１１をばね１８で引き込む方向へ付勢した状態で
取付けるとともに、表示器１５の回動に伴う回転軸１６
の回転を歯車列を介してカム１９に伝達し、該カム１９
の回動を利用してパームレスト１１をばね１８に抗して
突出させるように構成したので、パームレスト１１を表
示器１５の回動に連動させて自動的に出没させることが
でき、したがって、操作性にすぐれかつ高級感を出し得
る表示器付きの電子機器が得られた。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明に係る電子機器によれば、表
示器の回動に連動してパームレストを機器本体から自動
的に出没し得るよう構成したので、パームレストの使用
時の設定及び収納時の設定をわざわざ手動でする手間が
省けるという効果を奏する。また、パームレストが自動
的に出没動作するため、従来に比べて製品に高級感を出
すことができるという効果も有する。

請求項２の電子機器によれば、前記パームレストの出没
動作手段が、パームレストの後端に配設されかつパーム
レストを押圧可能なカムと、表示器の回転軸の回動を該
カムに伝達する伝動機構と、前記パームレストを機器本
体内へ引き込む方向へ付勢するばねから成る構成にした
ので、前記パームレストの出没手段を安価でかつコンパ
クトな構造で提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電子機器の一実施例を示す断面図
、第２図は同電子機器の動作説明図、第３図は従来の電
子機器の断面図である。 １０−一一一一機器本体、１１　−・パームレスト、１
１ａ　　−後端面、１３　−　キーボード、１５−−表
示器、１６−−一回転軸、１８ばね、１９　　　カム、
２０〜２２−一一一伝達歯車。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力装置と、機器本体に回動自在に枢支されかつ
   傾斜角度を可変できる表示器と、前記機器本体に出し入
   れ可能に設けられたパームレストとを備えた電子機器に
   おいて、該パームレストを表示器の回動に連動して機器
   本体から自動的に出没し得るよう構成したことを特徴と
   する電子機器。
2. （２）前記パームレストの出没動作手段が、パームレス
   トの後端両側に配設されかつパームレストを押圧可能な
   カムと、表示器の回転軸の回動を該カムに伝達する伝動
   機構と、前記パームレストを機器本体内へ引き込む方向
   へ付勢するばねから成ることを特徴とする請求項第（１
   ）に記載の電子機器。