JPH03131721A - データロガ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、データロガ装置に係り、特に、多チャンネル
の入力データ相互の関係を求めると共に、制御信号を出
力して各種機器を制御し得るデータロガ装置に関する。

（従来の技術） データロガ装置は、センサの測定データやプラントのプ
ロセス値等をへ／Ｄ変換器によりデジタルに変換したり
、或いはインターフェースを介することによりデータ収
集し、日報３月報等の作表を行ったり、データをモニタ
するのが一般的機能である。そして、モニタにおいては
、データを設定値と比較して異常があれば警報表示し、
他の計算機にデータ伝送することによって異常の原因を
解析することもできるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかし、この種のデータロガ装置は、複数のセンサから
入力される多チャンネルの測定データをロギングしたり
、モニタすることはできるが、多チャンネルのデータを
解析して相互の関係を求めるといった場合には、他の計
算機等にデータ伝送して演算処理しなければならず、極
めて不便であった。

また、入力データーを解析することによって得られたデ
ータに基づいて、制御信号を出力し制御対象機器を制御
するといったこともできなかった。

本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ロギング
に並行して測定データをモニタできると共に、多チャン
ネルのデータ相互の関係を求め得るデータロガ装置を提
供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明に係るデータロガ装置
は、データ記憶用メモリと、多チャンネルの人力データ
を選択的に抽出して演算処理し、少なくとも２以上のチ
ャンネル相互の関係を求める演算処理部と、この演算処
理部からの出力データに基づいて制御信号を出力する制
御部とを備えたである。

（作用） 上記構成により、複数のチャンネルの入力データのうち
、少なくとも２チヤンネルのデータが選択的に抽出され
ると、そのデータが演算処理されて、チャンネル相互の
関係が求められる。その演算結果に基づいて制御信号が
出力されると、センサに対応する制御対象機器が制御さ
れるものである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本実施例に係るデータロガ装置の概略構成を示
す電気的ブロック線図である。

このデータロガ装置は、主要部として、データバス２に
接続されたＣＰＵ３．ＲＯＭ４．ＲＡＭ５、バックアッ
プ電源６．Ａ／Ｄ変換器？、Ｅｌ／Ａ変換器８およびイ
ンターフェース９を備えている。また、前記＾／Ｄ変換
器７にマルチプレクサ１２を介してマルチレンジ１１が
接続されると共に、インターフェース９にＩ１０回路１
０が接続されて、制御部１が構成されるようになってい
る。そして、前記マルチレンジ１１に各種センサからの
出力や図示しない制御機器からの出力が接続される一方
、前記Ｄ／Ａ変換器８には制′４Ｔｊ　Ｉ！ｌ器の出力
や測定機器の出力等が接続されていて、アナログデータ
の入出力が可能となっている。

また、前記１１０回路１０に、電話通信回線を接続して
、他のデータロガ装置やホストコンピュータとの情報交
換が可能となっている。さらに、プリンタを接続して印
字ができるうえ、キーボードを接続してデータを入力で
きるようになっている。

前記ＣＰＵ３は、演算処理部であって、マルチレンジ１
１、Ｉ１０回路１０からのデータに基づいて演算処理を
実行し、そのデータを記憶させると共に、前記Ｄ／Ａ変
換器８．１１０回路１０を介して、トリガ、コマンド信
号、制御信号および各種データを出力するようになって
いる。

具体的には、データロガとして通常のロギングや測定デ
ータのモニタを行うと共に、多チヤンネル相互間の演算
処理やデータのりニヤライズ、補正等も行うことごがき
る。

より詳細に説明すると、ロギングの条件としてはデータ
の最大値、最小値、平均値、時刻設定、日付設定等であ
り、モニタの条件としては、ロギングデータ、ロギング
回数、最大値、最小値、積算数等となっている。なお、
ロギングスティタスの出力設定としては、最大値を玉出
るときや最小値を下回るとき、および平均値リミット毎
に、出力リレーのオン・オフ制ｉ１１の設定を可能とし
ている。そして、異常値がでると警報を発生させる信号
を出力するようになっている。

前記ＲＯＭ４は、読出し専用メモリであって、ＣＰＵ３
の動作プログラムと共に、時刻プログラムをも記憶して
おり、タイマの設定、制御対象機器等のリレーのオン・
オフ制御およびプリンタへの印字、時夕１制御をも可能
としている。前記ＲＡＭ５は、随時書込み読出しメモリ
であってデジタル変換された測定データや検出データを
記憶するものである。

前記マルチレンジ１１は、ＣＰＵ３からの指令信号に基
づいて、センサからの測定データや制御機器からの出力
データといったアナログ信号レベルに応じてレンジを切
換え、マルチプレクサ１２にアナログデータを供給する
ものである０本例では、マルチレンジ１１に８チヤンネ
ルの入力が可能であり、各種センサーによる測定対象範
囲としては、温度（高温、低温各領域）湿度、圧力、応
力（歪）および光量等といった物理量を入力可能となっ
ている。また前記マルチプレクサ１２は、ＣＰＵ３から
の指令信号に応答して、マルチレンジ１１に入力された
アナログデータの中から任意のチャンネルを選択し、Ａ
／Ｄ変換器７を介して供給するものである。前記１１０
回路１０は、図示しないモデムを介してＲ５２３２Ｃの
電話通信回線に接続することにより、ホストコンピュー
タや遠隔地のデータロガおよび制御機器に対してデータ
を伝送したり、逆に各種データを入力できるようになっ
ている。

しかして、上記データロガ装置の制御部ｌは、測定対象
系に条件変化のためのトリガや信号電圧を与え、外部的
条件や環境の変化、反応を測定して、その測定データを
モニタしたり解析することにより、種々のテストを無人
で効率よく行うことができる。この際、測定データの解
析が高度で難しいとき、パーソナルコンピュータ＃に測
定データを送出し、解析やグラフ化を可能としている。

また制御対象系にアナログデータを出力する一方、入力
したアナログ量を予め設定された変換式に基づいて演算
処理し、再び補正や制御のためのアナログデータを出力
可能となっている。特に、アナログ量を検査したい装置
に入力し、その応答を自動的にモニタしたり、温度、圧
力等のプログラム電圧発生器として使用できるようにな
っている。

次に、上記データロガ装置によるチャンネル相互の演算
処理および制御動作について、第３図フローチャートを
参照しつつ説明する。

まず、データロガ装置の各部にセンサや制御対象機器を
接続し、測定対象系路と制御対象系路とを形成する。本
例では、図示しないチャンネルｌに、流量センサが、チ
ャンネル２には、温度センサがそれぞれ接続され、他の
チャンネルにも湿度センサや圧力センサ等が接続される
ものとする。

この後、データロガ装置の電源をオンにすると、通常の
ロギングが開始される。

つぎに、ＣＰＵ３の指令信号に基づいて、マルチプレク
サ１２がマルチレンジ１１のチャンぶルｌおよびチャン
ネル２をＭ　ｔＲする。すると、ステ、プＳｌｌにおい
て、チャンネル１からの測定データがＡ／Ｄ変換器７を
介しデジタルのデータに変換される。これに伴い、測定
データが順次ＲＡＭ５に格調される（ステップ５１２） 続いて、図示しないチャンネル２から測定データがＡ／
Ｄ変換器７を介してデジタルのデータに変換される（ス
テップ５１３）。

このとき、この測定データ２に、上記ＲＡＭ５シこ（８
納された測定データ１が乗算される（ステップ５１４）
。

この乗算結果は、第２図（ａ）〜（ｃ）に示されるよう
に、出力レヘル■１に出力レヘル■２が重畳されたレヘ
ル■、として現れるので、物理量を数値データとして把
握することができる。

なお、上記演算処理の演算式を予め種々設定するごとに
より、異なるレヘルのデータを求めることができる。従
って、多段階の演算を実行して得られたデータを解析す
ることにより、チャンネル相互の関係を幅広く知ること
ができるものである。

この後、ステップ３１５に進み、上記演算値である■３
が予め入力された設定値Ｖｒと比較される。

このとき、設定値Ｖｒの範囲内であれば制御信号が出力
されないが、許容範囲外であると、その差異を示すデジ
タルのデータが出力される。

つぎに、ステップＳ１６において、デジタル値がＤ／Ａ
変換器８を介してアナログ値に変換される。

すると、このアナログデータがデータロガ装置から制御
信号として出力される（ステップＳ　１７）。

これに伴って、各センサに対応する制御対象機器の物理
量、例えば流体の供給量や温度の数値等が変更されるよ
うに制御される（ステップ８１８）そして、ステップ３
１９において、数量制御に伴う変化状況が測定される。

すると、このときの測定データが出力され、上記各チャ
ンネルにそれぞれ与えられる（ステップ５２０）。

この後、ステップ３１１に戻り、測定データが順次読込
まれるに伴って、所定の演算処理が続行され、チャンネ
ル相互の関係が求められる。

このような動作が続行されることで、各チャンネルの測
定データがモニタされると共に、チャンネル相互の関係
を多角度で、解析することができるので、制御対象機器
の最適な数値制御を実現することが可能となる。

なお、上記実施例においては、２チヤンネル相互の関係
を求めて、制御信号を出力する例について説明したが、
３チヤンネル以上の測定データ相互の関係を求め得るこ
とは勿論である。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明のデータロガ装置は、デー
タ記憶用メモリと、多チャンネルの人力データを抽出し
て演算する演算処理部および制御信号を出力する制御部
を備えており、少なくとも２チヤンネルのデータを選択
的に演算処理してチャンネル相互の関係を求めることが
できるようになっている。従って、他の計算機にデータ
伝送することなく演算結果から新たな情報を得ることが
できると共に、チャンネルを介しセンサ等から送出され
る物理量について、多方面からの評価を行うことが可能
となる。また、上記演算結果に基づいて制御信号を出力
することにより、各種の機器を制御することができるか
ら、データロガ装置の機能が格段に向上する等の優れた
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示し、第１図
はデータロガ装置の概略構成を示す電気的ブロック線図
、第２図（ａ）〜（ｃ）は演算処理のタイミングチャー
ト、第３図はチャンネル相互の演算処理および制御動作
を説明するためのフローチャートである。 １・・・制御部　　３・・・演算処理部（ＣＰ　Ｕ）５
・・・ＲＡＭ　（データ記憶用メモリ）７・・・Ａ／Ｄ
交換器　９・・・インターフェース１１・・・マルチレ
ンジ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）データ記憶用メモリと、多チャンネルの入力デー
   タを選択的に抽出して演算処理し、少なくとも２以上の
   チャンネル相互の関係を求める演算処理部と、この演算
   処理部からの出力データに基づいて制御信号を出力する
   制御部とを備えたデータロガ装置。