JP2809929B2 - プラント制御装置の試験システム - Google Patents

プラント制御装置の試験システム

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラント制御装置内
の各部における動作の健全性を自動確認するプラント制
御装置の試験システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のプラント制御装置の試験シ
ステムを示すブロック図である。図において、1はプラ
ントの各現場に設置され、温度、流量、圧力、水位など
のプロセス状態を検知して電気信号にて送出するトラン
スミッタ、2はトランスミッタ1に接続された試験対象
としての保護系計器ラック、3は保護系計器ラック2に
接続された試験対象としての保護系ロジック盤、4は保
護系ロジック盤3に接続された試験対象としての保護系
補機制御盤であり、5はこの保護系補機制御盤4の出力
によって制御される電磁弁、電動弁などの補機である。
6はこれらトランスミッタ1、保護系計器ラック2、保
護系ロジック盤3、保護系補機制御盤4および補機5を
含むプラント制御装置である。
【0003】7は前記保護系計器ラック2、保護系ロジ
ック盤3、保護系補機制御盤4の入出力信号および内部
の主要信号、さらには補機5の状態信号の収集を行うD
ASプロセッサ、8はDASプロセッサ7の収集した信
号の計算処理を行うエンジニアリングプロセッサであ
り、9はDASプロセッサ7で収集された信号およびエ
ンジニアリングプロセッサで処理された信号の表示を制
御するCRTプロセッサである。10はこのDASプロ
セッサ7、エンジニアリングプロセッサ8、およびCR
Tプロセッサ9を接続しているユニットバスであり、1
1はユニットバス10で接続されたこれら各プロセッサ
7〜9を含むプラント計算機である。
【0004】12は前記CRTプロセッサ9から送られ
てくる信号を表示するCRTを備えた中央制御盤であ
り、13は前記エンジニアリングプロセッサ8が接続さ
れるステーションバス、14はこのステーションバス1
3に接続されたテクニカルサポートセンタである。ま
た、15は前記保護系計器ラック2に接続されてその動
作の健全性を自動確認する試験装置であり、16は同じ
く保護系ロジック盤3の動作の健全性を自動確認する試
験装置、17は保護系補機制御盤4の動作の健全性を自
動確認する試験装置である。
【0005】さらに、図6は前記保護系計器ラック2お
よびその試験装置15の内部構成を示すブロック図であ
る。保護系計器ラック2内において、31はトランスミ
ッタ1からの信号の電流/電圧変換を行う変換器、32
は変換器31の出力に対して平方根、リード/ラグ、加
減算等の演算を行う演算器であり、33は演算器32の
出力に基づくバイステーブル出力信号を発生する双安定
器である。34〜37はこれら変換器31、演算器32
および双安定器33の入出力端を試験装置15に接続す
るインタフェース用のリレーであり、39は演算器3
2、あるいは双安定器33の入力信号をDASプロセッ
サ7に取り込むための保護抵抗である。なお、40はそ
の一部を図示した保護系ロジック盤3の入力リレーであ
り、41はそのロジックカードである。
【0006】また、試験装置15内において、42は当
該試験装置15の全体制御を行うCPU、43はプログ
ラムなどが格納されたROM、44はCPU42の処理
過程におけるデータなどが格納されるRAMであり、4
5はアナログ電流による信号が出力されるアナログ出力
装置、46はアナログ電圧による信号が入力されるアナ
ログ入力装置、47はディジタル信号が入力されるディ
ジタル入力装置、48はディジタル信号が出力されるデ
ィジタル出力装置であり、49はこれら各機器42〜4
8を接続している内部バスである。
【0007】次に動作について説明する。ここで、図5
はPWR原子力発電プラントの原子炉保護系について示
したものであり、プラント制御装置6内の保護系計器ラ
ック2、保護系ロジック盤3、および保護系補機制御盤
4の入出力信号および内部の主要信号と、補機5の状態
信号とは、プラント計算機11のDASプロセッサ7で
収集され、ユニットバス10を介してエンジニアリング
プロセッサ8およびCRTプロセッサ9に送られる。こ
の場合、保護系計器ラック2等の入出力信号や内部の主
要信号は保護抵抗39を介してDASプロセッサ7に取
り込まれる。
【0008】一方、エンジニアリングプロセッサ8は受
け取った信号を計算処理し、処理結果をユニットバス1
0およびステーションバス13に出力する。CRTプロ
セッサ9はユニットバス10よりDASプロセッサ7お
よびエンジニアリングプロセッサ8からの信号の取り込
みを行い、当該信号を中央制御盤12に送ってそのCR
Tの画面への表示を制御する。なお、初期のプラントで
は、このプラント計算機11は1台のプロセッサで形成
されていたが、最近のプラントでは機能分担がはかられ
て、図示のような複数のプロセッサ7〜9によって形成
されている。
【0009】このように構成されたプラントにて、試験
対象である保護系計器ラック2、保護系ロジック盤3、
保護系補機制御盤4の動作の健全性を確認する場合、図
示のように、それぞれの試験対象に対して個別に開発さ
れた試験装置15〜17が接続され、それらの試験装置
15〜17によって各試験対象単位でその動作の健全性
が確認されていた。次に図6に従って、試験装置15に
よる保護系計器ラック2の健全性の確認動作を例に、試
験動作を説明する。
【0010】通常時、保護系計器ラック2はトランスミ
ッタ1から入力される実プロセス信号(4−20mA)
を変換器31で電圧信号に変換後、演算器32で所定の
演算を行い、双安定器33よりバイステーブル出力信号
(ノーマル/トリップ)を保護系ロジック盤3に出力し
ている。このため試験以外の通常運転時にはリレー34
〜37は非励磁となっている。ここで、保護系計器ラッ
ク2の健全性をチェックするために、変換器31および
演算器32の特性を含めた双安定器33の設定値(トリ
ップ電圧、リセット電圧)確認試験が実施される。
【0011】試験時には、まず試験装置15のディジタ
ル出力装置48から信号を出力してリレー34〜37を
励磁し、トランスミッタ1からの実プロセス信号を切り
離して、試験装置15のアナログ出力装置45からの模
擬入力信号を保護系計器ラック2の電圧/電流変換器3
に印加するとともに、双安定器33の出力信号を切り
離す。一方、双安定器33の入力信号をリレー36の接
点を通して試験装置15のアナログ入力装置46へ取り
込み、双安定器33の出力状態信号をリレー37の接点
を通して試験装置15のディジタル入力装置47へ取り
込む。その後、アナログ出力装置45からの模擬入力信
号を変化させ、双安定器33の出力状態が変化(リセッ
ト→トリップ、トリップ→リセット)したときの双安定
器33の入力電圧(トリップ、リセット電圧)をアナロ
グ入力装置46に取り込んで測定する。この測定値は予
め設定された規定値と比較されてその良否が判定され
る。
【0012】なお、このとき保護系計器ラック2、保護
系ロジック盤3、および保護系補機制御盤4の入出力信
号と補機5の状態信号は、運転監視のためにプラント計
算機11へ入力されているが、これらの信号は試験装置
15〜17による試験対象2〜4の自動試験には使用さ
れていない。また、図6において、リレー37を励磁し
てバイステーブル出力信号を切り離した時、保護系ロジ
ック盤3の入力リレー40は励磁から非励磁に変わる
が、これは保護系計器ラック2の試験装置15では確認
できず、この変化を確認するためには、中央制御盤12
の警報表示灯かCRT表示で操作員が目視確認するしか
方法がなかった。
【0013】一方、保護系ロジック盤3の試験装置16
では、ロジックカード41の入力から模擬入力信号を印
加するため、保護系計器ラック2の双安定器33の出力
から信号ケーブルも含めた保護系ロジック盤3の入力リ
レー40の接点までの確認試験を自動で行うことができ
ず、人手に頼る範囲があり、また保護系補機制御装置4
の試験には、補機5を実動作させる試験と実動作させな
い試験があるが、補機5を実動作させた場合の良否判定
は、試験装置17まで補機5の状態信号を取り込めれば
可能であるが、実際には難しいため自動試験を行うこと
ができない部分があった。
【0014】さらに従来の試験装置15〜17は試験対
象の装置とのみ信号の授受を行っていたため、上流側お
よび下流側の装置の状態がわからないため、試験を実施
可能な状態かどうか、試験を途中で中止すべき状態かど
うかは操作員の判断に頼っていた。従って操作員はプラ
ントの運転状態や装置の状態を常時確認しておく必要が
あった。
【0015】なお、このような従来のプラント制御装置
の試験システムにおける試験装置に関する技術が記載さ
れた文献としては、例えば特開昭59−136806号
公報などがある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント制御装
置の試験システムは以上のように構成されているので、
各試験装置15〜17は独立であり、試験対象の装置単
位で健全性の確認をとっており、従って試験で確認でき
る範囲が装置内部に限定され、試験開始および中止の判
断を操作員が行う必要があるという問題点があった。
【0017】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、試験対象の内部の健全性確認を
行うとともに、関連する装置および制御機器の健全性も
あわせて確認でき、さらに試験開始および中止の判断を
自動化できるプラント制御装置の試験システムを得るこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るプラント制御装置の試験システムは、通信回線によ
って各試験装置に接続され、プラント制御装置内の複数
の試験対象および試験対象外の各部よりプラント計算機
に入力される信号をプラント計算機より取り込み、必要
な信号を通信回線を介して試験装置のそれぞれに伝送す
る試験統括装置を設けたものである。
【0019】また、請求項2に記載の発明に係るプラン
ト制御装置の試験システムは、各試験装置を通信回線で
プラント計算機に接続し、プラント制御装置内の複数の
試験対象および試験対象外の各部よりプラント計算機に
入力される信号を直接プラント計算機より試験装置に取
り込むようにしたものである。
【0020】
【作用】請求項1に記載の発明における試験統括装置
は、プラント制御装置内の複数の試験対象および試験対
象外の各部よりプラント計算機に入力される信号をプラ
ント計算機より取り込んで、各試験装置のそれぞれに試
験に必要な信号を通信回線を介して伝送することによ
り、試験対象の内部の健全性確認を行うとともに、関連
する装置および制御機器の健全性もあわせて確認でき、
さらに試験開始および中止の判断も自動化可能なプラン
ト制御装置の試験システムを実現する。
【0021】また、請求項2に記載の発明における試験
装置は、試験に必要な信号を直接プラント計算機から取
り込むことにより、小規模な構成の場合にコストダウン
が可能なプラント制御装置の試験システムを実現する。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1は請求項1に記載の発明の一実施例を示すブ
ロック図で、図5と同一の部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。図において、18はプラント計算機
11のユニットバス10に接続され、プラント制御装置
6の保護系計器ラック2、保護系ロジック盤3、保護系
補機制御盤4、補機5等から、プラント計算機11のD
ASプロセッサ7によって収集された信号を取り込み、
試験に必要な信号を後述する試験装置に伝送する試験統
括装置である。19〜21はこの試験統括装置18との
信号のインタフェースを備えている点で、図5に符号1
5〜17を付して示したものとは異なる試験装置であ
り、22はこれら試験装置19〜21と試験統括装置1
8とを接続している、例えばRS422等の通信回線で
ある。
【0023】図2は保護系計器ラック2とそれに接続さ
れた試験装置19の内部構成を示すブロック図で、この
場合にも図6と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。試験装置19内において、50はプラント
計算機11内のユニットバス10に接続された試験統括
装置18に接続されている通信回線22とのインタフェ
ースを行う通信回線用カードである。また、前記試験統
括装置18内において、51は当該試験統括装置18の
全体制御を行うCPU、52はそのプログラムや処理過
程のデータなどが格納されるメモリ、53は通信回線2
2とのインタフェースを行う通信回線用カード、54は
これらの機器51〜53を接続している内部バスであ
り、55はこの内部バス54とプラント計算機11のユ
ニットバス10とをインタフェースするバスコントロー
ラである。
【0024】次に動作について説明する。図1におい
て、保護系計器ラック2、保護系ロジック盤3、および
保護系補機制御盤4の入出力信号、および補機5の状態
信号はプラント計算機11のDASプロセッサ7で収集
され、ユニットバス10を経由してエンジニアリングプ
ロセッサ8に伝送される。試験統括装置18はこのユニ
ットバス10上に伝送されているデータをユニットバス
10のループコントローラを経由して取り込み、各試験
装置19〜21と通信回線22を経由してデータの授受
を行う。
【0025】次に図2を用いて、保護系計器ラック2用
の試験装置19に本発明を適用した場合について説明す
る。トランスミッタ1からの電流信号(4−20mA)
電流/電圧変換器31で電圧に変換される。演算器3
2の入出力信号は保護抵抗39を通して、それぞれDA
Sプロセッサ7に取り込まれている。一方、双安定器3
3のバイステーブル出力信号は保護系ロジック盤3の入
力リレー(常時励磁)40のコイル側に接続され、この
入力リレー40の接点がロジックカード41の入力に接
続されている。なお、このロジックカード41の入力信
号は図示を省略したマルチプレクス/デマルチプレクス
装置を経由してDASプロセッサ7へ送られている。こ
こで、リレー37を励磁してバイステーブル出力信号を
切り離したとき、保護系ロジック盤3の入力リレー40
は励磁から非励磁に変わるが、この変化に関する信号を
DASプロセッサ7を経由して取り込んだ試験統括装置
18から試験装置19に入力することによって、その変
化を試験装置19側で自動的に確認することができる。
【0026】また、保護系補機制御装置4の試験では、
補機5を実動作させる試験において、試験装置21が補
機5の状態信号を、DASプロセッサ7経由で試験統括
装置18から入力することによって、補機5の動作確認
を含めて自動化することができる。さらに、上流側およ
び下流側の試験対象の装置の状態を、試験装置19〜2
1がDASプロセッサ7を経由して試験統括装置18か
ら入力することによって、試験を実施可能な状態かどう
か、試験を途中で中止すべき状態かどうかをそれぞれの
試験装置19〜21にて判断することが可能となるた
め、これを自動化することができる。
【0027】実施例2.なお、上記実施例では、プラン
ト計算機11より信号を取り込むために、試験統括装置
18をユニットバス10に接続したものを示したが、図
3に示すように試験統括装置18をステーションバス1
3に接続し、エンジニアリングプロセッサ8から伝送さ
れたステーションバス13上のデータを取り込むように
してもよく、実施例1と同様の効果を奏する。なお、こ
の実施例2の利点としては、ユニット対応ではなく、プ
ラント全体で試験統括装置は1台ですむため設備が簡素
化できる。例えば、原子炉が1号機から4号機まである
場合、実施例1の方式では試験統括装置18は4台必要
であるが、この実施例2の方式では1台で対応できる。
【0028】実施例3.また、上記実施例では、試験統
括装置18と各試験装置19〜21との間の信号の授受
を1対1の通信回線22を使用して行う場合について説
明したが、通信回線としてローカルエリアネットワーク
(LAN)などを使用してもよく、上記実施例と同様の
効果を奏する。
【0029】実施例4.次に、この発明の実施例4を図
に基づいて説明する。図4は請求項2に記載した発明の
一実施例を示すブロック図で、図1および図3と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略する。図におい
て、23〜25はプラント計算機11のユニットバス1
0に接続されて、プラント制御装置6の保護系計器ラッ
ク2、保護系ロジック盤3、保護系補機制御盤4、補機
5等からプラント計算機11のDASプロセッサ7が収
集した信号を、試験統括装置を介さずに直接取り込んで
いる点で、図1および図3に符号19〜21を付したも
のとは異なる試験装置である。
【0030】この実施例4の場合においても、各試験装
置23〜25が試験に必要な信号をプラント計算機11
より取り込むことによって同様の試験を行い、上記各実
施例と同様の効果を奏する。なお、この実施例は、試験
装置の数が少ない小規模な構成に適用した場合にコスト
の低減がはかれるが、試験装置の数が多い大規模な構成
の場合には、実施例1,2の方式を適用した方が構成も
簡単となり、コストも低減できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、試験統括装置にてプラント制御装置内の複数の
試験対象および試験対象外の各部よりプラント計算機に
入力される信号をプラント計算機より取り込み、試験に
必要な信号を試験装置のそれぞれに伝送するように構成
したので、試験対象の内部の健全性の確認とともに、関
連する装置および制御機器の健全性の確認もできて、自
動試験の範囲を拡大することができ、さらに試験開始お
よび中止の判断の自動化も可能なプラント制御装置の試
験システムが得られる効果がある。
【0032】また、請求項2に記載の発明によれば、プ
ラント計算機からの信号を試験統括装置を介することな
く、各試験装置で直接取り込むように構成したので、小
規模な構成の場合にコストダウンがはかれる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における保護系計器ラックとその試
験装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施例4を示すブロック図である。
【図5】従来のプラント制御装置の試験システムを示す
ブロック図である。
【図6】従来のプラント制御装置の試験システムにおけ
る保護系計器ラックとその試験装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
2 試験対象(保護系計器ラック) 3 試験対象(保護系ロジック盤) 4 試験対象(保護系補機制御盤) 6 プラント制御装置 11 プラント計算機 18 試験統括装置 19〜21 試験装置 22 通信回線 23〜25 試験装置 26 通信回線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント制御装置およびプラント計算機
    より構成されて、プラントの制御および監視を行うプラ
    ント制御・監視システムの、前記プラント制御装置内の
    複数の試験対象のそれぞれに試験装置を接続し、当該試
    験装置のそれぞれによって前記各試験対象の動作確認を
    行うプラント制御装置の試験システムにおいて、前記試
    験装置にそれぞれに通信回線にて接続され、前記プラン
    ト制御装置内の複数の試験対象および試験対象外の各部
    より前記プラント計算機に入力される信号を前記プラン
    ト計算機より取り込んで、必要な信号を前記試験装置の
    それぞれに前記通信回線を介して伝送する試験統括装置
    を設けたことを特徴とするプラント制御装置の試験シス
    テム。
  2. 【請求項2】 プラント制御装置およびプラント計算機
    より構成されて、プラントの制御および監視を行うプラ
    ント制御・監視システムの、前記プラント制御装置内の
    複数の試験対象のそれぞれに試験装置を接続し、当該試
    験装置のそれぞれによって前記各試験対象の動作確認を
    行うプラント制御装置の試験システムにおいて、前記試
    験装置のそれぞれを通信回線を介して前記プラント計算
    機に接続し、前記プラント制御装置内の複数の試験対象
    および試験対象外の各部より前記プラント計算機に入力
    される信号を、前記各試験装置が前記プラント計算機よ
    り、前記通信回線を介して直接取り込むことを特徴とす
    るプラント制御装置の試験システム。
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