JPH03130420A - カード給綿機 - Google Patents

カード給綿機

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JPH03130420A
JPH03130420A JP26584789A JP26584789A JPH03130420A JP H03130420 A JPH03130420 A JP H03130420A JP 26584789 A JP26584789 A JP 26584789A JP 26584789 A JP26584789 A JP 26584789A JP H03130420 A JPH03130420 A JP H03130420A
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JP
Japan
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cotton
air
feed roller
card
detection device
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Application number
JP26584789A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Iida
飯田 重信
Kyuji Omori
及二 大森
Yukihiro Sakakibara
榊原 幸宏
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03130420A publication Critical patent/JPH03130420A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はカードに繊維原料を供給するカード給綿機に
関するもので、詳しくは搬送ダクトから空気流で搬送さ
れ、開繊された綿を供給筒内に均一に分布させ、密度変
動の少ないタフトウェブをカードへ供給するためのカー
ド給綿機に関するものである。
従来の技術 従来カード給綿機にあっては、供給筒内に堆積する綿が
供給筒の上下方向において最適レベル高さより多過ぎた
り、少な過ぎたり、あるいは供給筒の左右方向(幅方向
)に亘って高さの格差が生じたりして供給むらが発生し
ていると、堆積綿下方の綿の密度が変動し、これにより
後のカード工程から産出されるスライバーにむらが生じ
てスライバーの品質を低下させる問題がある。そこで上
記した問題点を解決するために例えば特開昭62−33
827号公報に記載のものが提案されている。これはフ
ィードローラを複数個の各ローラ要素に分割し、フィー
ドローラ回転用の駆動軸と各ローラ要素とを電磁クラッ
チを介して各々機械的に連結し、供給筒には水平同一高
さで各ローラ要素の下方にて各々対応する検出器を設け
、供給筒の左右方向において綿の少ない箇所が存在する
と、そのことを検出器によって検出してその真上位置に
あるローラ要素のみを電磁クラッチにより選択的に駆動
させて綿を補給し、供給筒内の堆積綿の高さをその左右
方向において均一に揃えるようにしている。又堆積綿下
方の綿の密度を一定の値に**するものにあっては、例
えば特公昭56−37325号公報には供給筒内へ綿を
搬送する空気用ファンの駆動モータを密度の計測値によ
って調節可能に構成し、密度が小さくなるとファンを増
速しで供給筒内へ綿を多く堆積させて密度を大きくする
ようにしたものが示されている。
発明が解決しようとする課題 上記した従来の装置では、各ローラ要素の境界部分には
隣合うローラ要素の両方からの綿が堆積されるので、そ
の部分だけ綿が多く堆積され易く。
従ってローラ要素の回転によって綿が供給される度に綿
が累積して堆積され、これにより堆積綿を左右方向に均
一にできないと共にその累積して堆積された綿を取除く
ことが十分できない問題があった。又フィードローラの
駆動機構が複雑で1部品点数が多く、コストアップにな
る問題があった又上記した密度を調整する装置にあって
は、低密度を計測してから堆積中の綿の密度を大きくす
る迄時間がかかってしまう問題があった。本発明はこの
ような問題点を解決することを課題とする。
課題を解決するための手段 上記供給筒の下部には、堆積綿の高さの上限を検出可能
な上限検出装置と、堆積綿の高さの下限を検出可能な下
限検出装置と、上限と下限の間における堆積綿の高さの
左右方向の偏りを検出可能な偏り検出装置とを夫々設け
、供給筒の上部の壁しこは複数の空気吹出口を空気流に
よって左側の綿を右側へ、又右側の綿を左側へ移動させ
得るように開口し、これらの空気吹出口を夫々空気供給
源に連結し、前記上限検出装置の検出信号によってフィ
ードローラの回転を停止又は減速し、前記下限検出装置
の検出信号によってフィードローラの回転を開始又は増
速し、かつ偏り検出装置の偏り検出信号によって前記空
気供給源による左右の空気吹出口からの空気の吹出しを
制御する制御装置を備えて成ることを特徴とする。又供
給筒の下部に堆積綿の密度を検出可能な密度検出装置を
設け、供給筒には供給筒内を加湿可能な加湿装置を連設
し、前記密度検出装置による検出値が設定値以下となっ
たときに加湿装置を作動させ、設定値以上となったとき
に加湿装置の作動を停止させる制御装置を備えて成るこ
とを特徴とする。
作用 フィードローラによって開繊ローラに供給された綿が開
繊ローラによって開繊されて供給筒内に堆積し、堆積綿
がデベリローラからカードへ供給されていく、供給筒内
の堆積綿が上限高さを越えると、上限検出装置が検出し
、その検出信号によってフィードローラの回転が停止又
は減速され、堆積綿が下限高さを下回ると、下限検出装
置が検出し、その検出信号によってフィードローラの回
転が開始又は増速され、これらにより堆積綿はその上下
方向において上限と下限間に位置される。
供給筒の左右方向において堆積綿高さに偏りがあると、
偏り検出装置が検出し、その検出信号によって堆積綿の
堆積高さの低い所へ供給綿が落ちるように左壁又は右壁
の空気吹出口から空気が吹出され、これにより開繊後の
綿が右壁側又は左壁側へ落下供給されるようになり、堆
積綿が左右方向において均一に揃えられていく。又密度
検出装置が堆積綿下方の綿の密度が設定値以下になった
のを検出すると、加湿装置が作動して供給筒内の綿が直
ちに加湿され、設定値以上になると加湿装置の作動が停
止される。
実施例 第1図及び第2図において、1はカード給綿機、2はカ
ードを示している。3は図示しないトランスポートファ
ンからの搬送空気流によって綿を各給綿機1へ分配する
搬送ダクトで、第2図の矢印S方向から綿を送り、綿は
ほぼ給綿機1の左右方向(幅方向)−杯に横長く設けた
上部タフトチャンバー5へ供給される。上部タフトチャ
ンバー5の背面には第1エアチヤンバー7が設けられ、
両チャンバー5.7はフィルタ8,9を介して連通可能
である。フィルタ8.9には各々固定調整式ダンパ12
.13が設けられ、ダンパ12で各給綿機1へ順次搬送
ダクト3を通って上部タフトチャンバー5へ供給される
綿を機台間でばらつかないように調整し、ダンパ13で
上部タフトチャンバー5内の綿を左右方向に亘って均一
化できるように調整する。第1エアチヤンバー7の上部
背面側にはフィルタ15を介して外気と連通できるよう
に大気吸入量調整ダンパ16が蝶番によって開閉可能に
設けられ、そのダンパ16と一体の作動片工6aを、リ
ニアへラドモータ18によって作動される作動杆19の
上下移動によって図の仮想線位置まで回動させてダンパ
16を開閉する。この大気吸入量調整ダンバエ6の開閉
は後述のシャットオフバルブ75.76のON−〇FF
状態又は圧力スイッチ24の信号によりリニアへラドモ
ータ18を制御装置90によって制御することで行われ
る。21は本発明の空気供給源であるオープニングブロ
アで、搬送ダクト3によって送られて来た空気流及び綿
をオープニングブロア21の吸引力によって上部タフト
チャンバー5内に吸込むと共に、後述のニアリザーブチ
ャンバー25内へ排気するようにしである。なお、図中
ローラの回転方向を示す矢印及び符号の付しである矢印
以外は全て空気の流れ方向を示している。5Cは透視板
である。24は第1エアチヤンバー7の内部圧力を検出
する圧力スイッチで、その検出信号は制御装置90で処
理される。上記上部タフトチャンバー5の下端にはフィ
ードローラ23が配設され、そのフィードローラ23の
下方には開繊室33が形成され、その開繊室33に開繊
ローラ32が配設しである。オープニングブロア21の
下方にはこのオープニングブロア21からの排気を留め
ておくためのニアリザーブチャンバー25が設けられ、
ここで留めた排気を連通路26から上記開繊室33へと
導く、開繊室33の下方には上部タフトチャンバー5と
同様な左右方向の横幅を有する供給筒30が設けられ、
この供給筒30内に開繊ローラ32により開繊された綿
が上部開口から供給される。フィードローラ23及び開
繊ローラ32は各々供給筒30の上部後方に殻けたスペ
ース34内に設置した駆動モータM1、M2によって回
転駆動され、フィードローラ23は制御装置190によ
ってその回転が制御される。供給筒30の前壁30aに
は透視板30cが嵌込まれ、前壁30aは厚さ調整ねじ
36によって厚さ方向に移動調整可能となっている。供
給筒30の前後壁30a、30bの下方には各々供給筒
30内の空気流を排気するフィルタ38.39が設けて
ある。
フィルタ39は供給筒30内に堆積される堆積綿の最適
高さレベルより少し高い後述の偏り検出装置63の高さ
位置追設けられ、これにより堆積綿の偏りがあっても堆
積綿の低い所では低い分フィルタ39が多く露出して抵
抗が少なくなるので、供給筒30内の空気流はその低い
方へと流れて偏りがある程度修正される。このようにフ
ィルタ38.39を対向して設けることにより堆積綿下
部の密度の安定化を図っている。フィルタ38.39か
ら排気された空気はその前後側に設けた排気チャンバー
41.42内に入り、そこから左、右壁41a、41b
、42a、42bに各々設けた排気吸入口43a、43
b、44a、44b内に入り込んでカード給綿機1の左
右両側に設けた垂直ダクト45.46(第2図)へ導か
れ、そこで、再排気が第3図に示すように合流され、各
カード給綿機1間に連結された排気ダクト47へ図示し
ない排気ブロアによって吹い込まれる。フィルタ39の
後側にはダンパ48を固定し、排気吸入口42a、42
bからの吸引力が排気チャンバー42の左右方向に亘っ
てばらつかないようにしている。供給筒30の下方から
は供給筒30内で形成されたタフトウェブが一対のデリ
ベリローラ51.52によって送り出され、送り出され
たタフトウェブはガイドプレート53によって矢印方向
へ案内される。54は変速ギア、55は中間ギア、56
は中間ギアとチェーン57で連結されたカードフィード
ローラでカード2側の要求綿量に応じて変速ギア54に
よってデリベリローラ51.52の回転数を変化させ得
るようにしである。ガイドプレート53の上方にはカー
ドフィードローラ56の回転を駆動源とするVベルト状
の浮上り防止ベルト60が幅方向に亘って複数個設けら
れ、これによりタフトウェブがガイドプレート53状で
アコーディオン状になるのを防止している。上記ニアリ
ザーブチャンバー25の下面25dには第2図に示すよ
うに抜は孔67.68が設けられ、供給筒30内の左右
壁30L、30Rの上部には空気吹出ロア1.72が開
口され、抜は孔67゜68と空気吹出ロア1.72とが
上記スペース34から接続管73.74によって接続さ
れ、接続管73.74には開閉弁としての機能をもつシ
ャットオフバルブ75.76が設けてある。又ニアリザ
ーブチャンバー25には堆積綿下方の綿の密度を大きく
するための加湿装置80が設けてある。
この加湿装置80は本実施例では工場内に配設した蒸気
管81とニアリザーブチャンバー25に設けた吹出口8
2とを供給管83によって接続し、この供給管83に調
整弁84を設けて構成され、この調整弁84を制御装置
90によって制御することでニアリザーブチャンバー2
5内に送り込む蒸気量を調整する。なお、この加湿装w
80は例えばニアリザーブチャンバー25内にコンプレ
ッサーによって霧吹きを与えるようにしても良い。
次に供給筒30には堆積綿の密度が許容範囲内に収まる
ように設定した堆積高さの上限、下限位置に綿が堆積し
たことを検出する上限検出装置62及び下限検出装置6
4が設けてある。この上限。
下限検出装置62.64は上限、下限位置の各々の水平
高さの位置の左、右及び中央に光電検出器62a、62
b、62cと光電検出器64a、64b、64cとを夫
々設けて構威しである。上限検出装置62の光電検出器
62a、62b、62Cはいずれか1つでも堆積綿によ
って受光できなくなると、その検出信号が制御装置90
へ送られ、フィードローラ23の回転が停止するように
制御される。なお、このときカード2の要求綿量が多い
とき等にはフィードローラ23の回転を減速するように
制御しても良い。また光電検出器62a、62b、62
cのうち2つあるいは全てが受光できなくなるとフィー
ドローラ23の回転を停止するように制御しても良い。
また光電検出器を左右方向に投受光させて検出するよう
にしても良い。
下限検出装置64の光電検出器64a、64b、64c
はいずれか1つでも堆積綿の量が減って受光されると、
その検出信号が制御装置90へ送られ、フィードローラ
23の回転が開始するように制御される。なお、上限検
出装置62の検出信号によってフィードローラ23の回
転が減速される場合はフィードローラ23の回転を増速
するように制御される。また上記同様に光電検出器を左
右方向に投受光させて検出するようにしても良い。
上限及び下限位置のほぼ中間水平位置には偏り検出装置
63が設けてある。偏り検出装置63は左右方向に間隔
をあけて複数個の光電検出器を設けて構成され、本実施
例においては左、右及び中央に各々光電検出器63a、
63b、63cを設けて構威しである。上記シャットオ
フバルブ75、76の開閉は表1に状態A−Hで示す偏
り検出装置63の偏り検出信号によって制御装置90に
より制御するようにしてあり、以下、第3図及び表1に
基づいてその制御方法を説明する。第4図(、)に示す
ように供給筒30内の堆積綿の上面がA状態のとき、検
出器63cは投光が遮断され、検出器63a、63bは
投光が受光されるので、その検出信号によって右側のシ
ャットオフバルブ76が開き、ニアリザーブチャンバー
25内の排気流が接続管74を通って右壁30Rの空気
吹出ロア2から吹き出される。B状態のときはA状態の
とき同様に右壁30Rの空気吹出ロア2がら吹き出され
るように制御される。C状態のとき、検出器63a、6
3bは投光が遮断され、検出器63cは投光が受光され
るので、その検出信号によって左側のシャットオフバル
ブ75が開き、ニアリザーブチャンバー25内の排気流
が接続管73を通って左壁30Lの空気吹出ロア1から
吹き出される。D状態のときはC状態のとき同様に左壁
30Lの空気吹出ロア1から吹き出されるように制御さ
れる。第4図(b)に示すようにE又はF状態のときは
全ての検出器63a、63b、63Cが受光されないA
ND条件、又受光されたAND条件によりシャットオフ
バルブ75.76は開かない、C状態のときは検出器6
3a、63cは投光が遮断され、検出器63bは投光が
受光される検出信号によって左右両側のシャットオフバ
ルブ75.76が同時に開き、左右両壁30L、30R
の空気吹出ロア1.72から吹き出される。
H状態のときは検出器63bは投光が遮断され、検出器
63a、63cは投光が受光される検出信号によって左
側(右側)のシャットオフバルブ75が所定時間開き、
その後右側(左側)のシャットオフバルブ76が所定時
間開くように交互に制御される。なお空気吹出ロア1.
72から空気を吹出すとき、フィードローラ23の回転
が停止されているときは回転を始めるように制御される
ものである。次に供給筒30のデリベリローラ51.5
2の上部には堆積綿の密度を検出する密度検出装置65
が設けてある。この密度検出装置65は左右方向に亘っ
て複数個の光電検出器を同じ水平高さ位置に設けて構成
され、本実施例では左、右及び中央に各々光電検出器6
5a、65b、65Cを設けて構成されている。光電検
出器65a、65b、65cは光の通り具合を検出して
密度を測定するもので、制御装置90は最低限確保すべ
き密度に相当する受光量を設定値として設定し、検出値
が設定値以下になったとき上記加湿装置80の調整弁8
4を開き、以後検出量に応じて調整弁84を制御し、ニ
アリザーブチャンバー25内に送り込む蒸気量を調整す
ると共にシャットオフバルブ75.76を開くように制
御する。なお。
密度検出装置65は例えばデリベリローラ51.52の
片方のローラを各ローラ51.52の回転軸を通り互い
に接近する方向にばね加圧させて水平方向に変位可能に
支持し、デリベリローラ51.52の間を通過するタフ
トウェブの厚みをそのローラの変位量によって測定する
ようにしても良い。
以上のように構成されるカード給綿機lにあっては、搬
送ダクト3によって綿を空気搬送すると、綿の自重やオ
ープニングブロア21による気流の流れによって綿が上
部タフトチャンバー5内に入り、堆積された綿はフィー
ドローラ32が矢印方向へ回転することによって下方へ
繰り出され、開繊ローラ32が矢印方向に回転して綿が
開繊されていく、開繊された綿はニアリザーブチャンバ
ー25から連通路26を通って供給筒30の上部からフ
ィルタ38.39に向かって流れる空気流と自重により
供給筒30内に堆積されていく。供給筒30内の排気流
はフィルタ38.39を通過して排気チャンバー41.
42の排気吸入口43a、43b、44a、44b内に
入り込み垂直ダクト45.46を通って排気ダクト47
へ導かれる。
供給筒30内に堆積される堆積綿の上面が今C状態にな
るとすると、上限検出装置62の光電検出器62aの投
光が遮断される検出信号によってフィードローラ23の
回転が停止される。その後、堆積綿が減って光電検出器
62aも受光されるようになると、左壁30Lの空気吹
出ロア1から空気が吹出されると共にフィードローラ2
3の回転が開始され、これにより供給筒30内に左壁3
0Lから右壁30Rへ向かう空気流が発生し、以後開繊
後の綿は供給筒30内の右側へ堆積されるようになり、
堆積面高さが左右方向において均一に分布される。E(
又はF)状態になるとフィードローラ23の回転は停止
される。なお、空気吹出ロア1から空気を吹出すと、ニ
アリザーブチャンバー25から連通孔26を通って供給
筒30上部からフィルタ38.39へ向かう気流が弱く
なるので、吹出し時にはリニアヘッド18を作動させて
ダンパ16を開け、第1エアチヤンバー7内に空気を多
く吸込んで連通孔26を通る空気流を積極的に強くさせ
るように制御される。D状態のときは空気吹出ロア1か
ら空気が吹出されると共にフィードローラ23の回転が
開始され、これにより綿は右側へ堆積されるようになり
、堆積綿高さが左右方向に揃えられる。モしてE(又は
F)状態になるとフィードローラ23の回転は停止され
る。B状態のときは右壁30Rの空気吹出ロア2から空
気が吹出されると共にフィードローラ23の回転が開始
され、これにより供給筒30内に右壁30Rから左壁3
0Lへ向かう空気流が発生し、綿が左側へ堆積されるよ
うになって堆積綿高さが均一に揃えられる。E(又はF
)状態になるとフィードローラ23の回転は停止される
。A状態のときは下限検出装置64の光電検出器64a
の投光が受光される検出信号によってフィードローラ2
3の回転が開始され、かつ空気吹出ロア1から空気が吹
出されることによって綿が左側へ堆積され、堆積綿高さ
が均一に揃えられる。次にG状態のときは左右の空気吹
出ロア1.72から同時に空気が吹出されると共にフィ
ードローラ23の回転が開始されることによって綿が中
央寄りに集められて堆積され、E(又はF)状態になる
とフィードローラ23の回転は停止される。H状態のと
きはフィードローラ23の回転が開始され、かつ左の空
気吹出ロア1から空気を吹出して先ず右側の堆積綿の少
ない方へ供給し、次に右の空気吹出ロア2から空気を吹
出して左側の堆積綿の少ない方へ供給することによって
均一にすることができる。なお、吹出す順番はこの逆で
も良い。E(又はF)状態になるとフィードローラ23
の回転は停止される。以上は光電検出器62a〜62c
が1つでも堆積綿があるのを検出するとフィードローラ
23の回転を停止し、光電検出器64a〜64cが1つ
でも堆積綿がないのを検出するとフィードローラ23の
回転を開始する場合について述べたが、光電検出器62
a〜62cの検出によってフィードローラ23の回転を
減速し、光電検出器64a〜64cの検出によってフィ
ードローラ23の回転を増速するように制御する場合も
、左右の空気吹出ロア1.72からの吹出しは上記同様
に制御され、モしてE又はF状態になり次第、空気の吹
出しは中断されるように制御されるものである。なお、
上部タフトチャンバー5内に綿が過剰に供給されて仮想
線で示すI位置まで留まると、フィルタ9が綿によって
覆われて第1エアチヤンバー7を通過する空気が減り、
オープニングブロア21へ供給される空気量が減るので
、そのことによって第1エアチヤンバー7内の圧力が低
下してくるのを圧力スイッチ24によって検出し、その
検出信号によってダンパ16を開けるように制御し、供
給筒30の上部から下方へ向けて流れる空気流が弱くな
らないようにしている。次に密度検出装置65の光電検
出器65a〜65cが1つでも設定値以下の密度を検出
すると、調整弁84を開き、左右のシャットオフバルブ
75.76が開くことによって左右の空気吹出ロア↓、
72から蒸気が供給筒30内に供給される。これにより
堆積綿は蒸気の水分によって重みが増し、密度を直ちに
大きくすることができる。光電検出器65a〜65c全
てが設定値以上になったのが検出されると、調整弁84
が閉じられ、空気吹出ロア1.72も閉じられる。調整
弁84の開閉度は設定値と検出値との差に比例して制御
される。以上のように本実施例にあっては、堆積綿高さ
を供給筒30の左右方向に亘って均一にすることができ
、又上下方向に亘っても一定範囲内に位置させることが
でき、かつその上下高さの違いによって密度が低くなる
と、加湿装置によって加湿できるので、左右方向に亘っ
て密度変動のないタフトウェブを形成することができる
。供給筒30の下方からデリベリローラ51.52の矢
印方向の回転によって取出されたタフトウェブはガイド
プレート52上を浮上り防止ベルト60と共に矢印P方
向へ案内され、カード2へ供給される。
次に第5図は異なる実施例を示し、前壁30ae(又は
後壁30be)に空気吹出ロア1e、72eを開口し、
例えば一方の空気吹出ロア1eからの吹出しによって供
給筒30eの上から下へ向かって流れる空気流の左側を
遮断して妨害し、これにより上記左右壁30L、30R
の場合と同様に左側の綿を堆積綿の少ない右側(矢印Q
方向)へ寄せて供給するようにしである。なお、空気吹
出ロア1e、72eを前壁30ae (又は後壁30b
e)に亘って小孔を連続して設け、各小孔からの吹出し
を制御装置によって制御するようにしても良い。
発明の効果 本発明にあっては、上限検出装置が堆積綿の高さの上限
を検出するとフィードローラの回転を停止又は減速し、
下限検出装置が堆積綿の高さの下限を検出するとフィー
ドローラの回転を開始又は増速するようにしたので、供
給筒内の堆積綿をその上下方向において常に上限と下限
との間に位置させることができ、又偏り検出装置が堆積
綿の左右方向の偏りを検出すると左右壁の空気吹出口が
ら空気を吹出すようにしたので、開繊後の綿を堆積綿の
高さの低い方へ誘導させて供給することができ、従って
供給筒内の堆積綿をその上下左右方向に亘ってほぼ均一
に揃えることができ密度変動の少ないタフトウェブをカ
ードへ供給することができる。又堆積綿下部の密度が下
限値より小さくなると、密度検出装置の検出信号によっ
て加湿装置を作動させるようにしたので、供給筒の下方
から送り出されるタフトウェブの密度を常に一定レベル
以上にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第2図の1−1
線断面矢視図、第2図はカード給綿機の正面図、第3図
は第2図の■−■線断面矢視図、第4図(a)、(b)
は供給筒内の堆積綿の偏り状態を示す図、第5図はバル
ブの開閉制御の説明図、第6図は異なる実施例を示す図
である。 1・・・カード給綿機、2・・・カード、21・・・オ
ープニングブロア、23・・・フィードローラ、30・
・・供給筒、30L・・・左壁、30R・・・右壁、2
3・・・開繊ローラ、38.39・・・フィルタ、51
.52・・・デリベリローラ、62・・・上限検出装置
、63・・・偏り検出装置、64・・・下限検出装置、
65・・・密度検出装置、71.72・・・空気吹出口
、80・・・加湿装置。 90・・・制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上下が開口され、壁に排気可能なフィルタを設けて
    ある供給筒と、その供給筒の上方において綿を開繊して
    供給筒の上部開口に供給する開繊ローラと、その開繊ロ
    ーラに綿を供給するフィードローラと、供給筒内の堆積
    綿をカードに供給する一対のデリベリローラとを備えて
    成るカード給綿機において、上記供給筒の下部には、堆
    積綿の高さの上限を検出可能な上限検出装置と、堆積綿
    の高さの下限を検出可能な下限検出装置と、上限と下限
    の間における堆積綿の高さの左右方向の偏りを検出可能
    な偏り検出装置とを夫々設け、供給筒の上部の壁には複
    数の空気吹出口を空気流によって左側の綿を右側へ、又
    右側の綿を左側へ移動させ得るように開口し、これらの
    空気吹出口を夫々空気供給源に連結し、前記上限検出装
    置の検出信号によってフィードローラの回転を停止又は
    減速し、前記下限検出装置の検出信号によってフィード
    ローラの回転を開始又は増速し、かつ偏り検出装置の偏
    り検出信号によって前記空気供給源による左右の空気吹
    出口からの空気の吹出しを制御する制御装置を備えて成
    ることを特徴とするカード給綿機。 2、上下が開口され、壁に排気可能なフィルタを設けて
    ある供給筒と、その供給筒の上方において綿を開繊して
    供給筒の上部開口に供給する開繊ローラと、その開繊ロ
    ーラに綿を供給するフィードローラと、供給筒内の堆積
    綿をカードに供給する一対のデリベリローラとを備えて
    成るカード給綿機において、供給筒の下部に堆積綿の密
    度を検出可能な密度検出装置を設け、供給筒には供給筒
    内を加湿可能な加湿装置を連設し、前記密度検出装置に
    よる検出値が設定値以下となったときに加湿装置を作動
    させ、設定値以上となったときに加湿装置の作動を停止
    させる制御装置を備えて成ることを特徴とするカード給
    綿機。
JP26584789A 1989-10-12 1989-10-12 カード給綿機 Pending JPH03130420A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5197162A (en) * 1989-04-17 1993-03-30 Hergeth Hollingsworth Gmbh Apparatus having partial exhaust conduit fiber compacting air flow
JP2006345981A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Daio Paper Corp 吸収体の製造装置
JP2008036583A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd フロキュレータ
CN111778591A (zh) * 2020-07-09 2020-10-16 青岛宏大纺织机械有限责任公司 一种清花线向梳棉机线的供棉系统及供棉方法

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