JPH03128147A - 内面フィン付き管体の製法及び装置 - Google Patents
内面フィン付き管体の製法及び装置Info
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- JPH03128147A JPH03128147A JP26738189A JP26738189A JPH03128147A JP H03128147 A JPH03128147 A JP H03128147A JP 26738189 A JP26738189 A JP 26738189A JP 26738189 A JP26738189 A JP 26738189A JP H03128147 A JPH03128147 A JP H03128147A
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
鋳造によって製造する方法及び装置に関するものである
。
。
(従来の技術)
クラッキングチューブ等、化学工業に用いられる反応用
管に於て、管内面にフィン有する管の製造は極めて困難
である。近時は管が小径化する保合にある為、内面フィ
ン付き管の製造は益々困難になっている。
管に於て、管内面にフィン有する管の製造は極めて困難
である。近時は管が小径化する保合にある為、内面フィ
ン付き管の製造は益々困難になっている。
(発明が解決しようとする課8)
本発明は内面にフィンを具えた管体を引上げ連続鋳造に
よって能率的に製造できる方法及び装置を明らかにする
ものである。
よって能率的に製造できる方法及び装置を明らかにする
ものである。
(課題を解決する手段)
本発明の製造方法は、上下に貫通した型孔を有する冷却
鋳型の下部を溶湯中に漬け、型孔の内周面には所定幅で
軸方向に熱伝導の高い又は低い部分を形成し、 型孔の下部開口から溶湯を型孔中に侵入させ、溶湯を型
孔周囲から冷却して凝固させ、型内面の熱伝導の高い領
域では凝固層をフィン状に発達させ、 溶湯を凝固させつつ連続的に引上げて、内面全長にフィ
ンを有する管体を製造する。
鋳型の下部を溶湯中に漬け、型孔の内周面には所定幅で
軸方向に熱伝導の高い又は低い部分を形成し、 型孔の下部開口から溶湯を型孔中に侵入させ、溶湯を型
孔周囲から冷却して凝固させ、型内面の熱伝導の高い領
域では凝固層をフィン状に発達させ、 溶湯を凝固させつつ連続的に引上げて、内面全長にフィ
ンを有する管体を製造する。
本発明の製造装置は、筒状モールドを冷却ジャケットに
て包囲し、該モールド内面に熱伝導性が高く耐熱性に優
れた材料で形成された筒状ライナーを装着し、ライナー
の外面又はモールドの内面或は外面に、軸方向に所定幅
の低熱伝導部を形成したことを特徴とする。
て包囲し、該モールド内面に熱伝導性が高く耐熱性に優
れた材料で形成された筒状ライナーを装着し、ライナー
の外面又はモールドの内面或は外面に、軸方向に所定幅
の低熱伝導部を形成したことを特徴とする。
(作用及び効果)
ライナー(2)の上部まで湯面が達する深さに上記冷却
鋳型(1)を溶湯(7)中に浸ける。
鋳型(1)を溶湯(7)中に浸ける。
ライナー(2)とモールド(4)との間に軸方向に延び
る所定幅の低熱伝導部(21)が形成されているため、
該低熱伝導部(3)では、ライナー(2)とモールド(
4)とが直接接触している部分に比べて、冷却ジャケッ
ト(5)による冷却効率は低い。
る所定幅の低熱伝導部(21)が形成されているため、
該低熱伝導部(3)では、ライナー(2)とモールド(
4)とが直接接触している部分に比べて、冷却ジャケッ
ト(5)による冷却効率は低い。
従って、ライナー(2)内面に沿って凝固する溶湯(7
)の凝固層は、低熱伝導部(3)に対応する部分では凝
固速度が遅く、凝固層は薄くなる。
)の凝固層は、低熱伝導部(3)に対応する部分では凝
固速度が遅く、凝固層は薄くなる。
他の部分では冷却ジャケット(5)によって奪熱量が多
いため、凝固速度が速く、凝固層は厚く形成され、厚い
部分が管体(8)の内向きフィン(81)となる。
いため、凝固速度が速く、凝固層は厚く形成され、厚い
部分が管体(8)の内向きフィン(81)となる。
凝固層を連続的に引上げることにより、内向きフィン(
81)付きの管体(8)を簡単に連続鋳造できる。
81)付きの管体(8)を簡単に連続鋳造できる。
ライナー(2)内面は従前と同様な平滑な円弧面であり
、又、ライナー(2)内にフィン形成用の中子を設ける
必要はないから、溶湯凝固層の引上げ抵抗が大きくなっ
て、溶湯凝固層の吊り切れ、或は割れが発生することは
防止される。
、又、ライナー(2)内にフィン形成用の中子を設ける
必要はないから、溶湯凝固層の引上げ抵抗が大きくなっ
て、溶湯凝固層の吊り切れ、或は割れが発生することは
防止される。
(実施例)
第1図は本発明の冷却鋳型(1)を示しており、該冷却
鋳型は、銅製の筒状モールド(4)を環状の冷却ジャケ
ット(5)で包囲し、該ジャケットの外周を耐火物層(
6)で保護している。
鋳型は、銅製の筒状モールド(4)を環状の冷却ジャケ
ット(5)で包囲し、該ジャケットの外周を耐火物層(
6)で保護している。
冷却ジャケット(5)内部には冷却水が充満する氷室(
51)が形成されている。
51)が形成されている。
モールド(4)の内に、銅、黒鉛、窒化ホウ素の如く、
熱伝導性に優れ、耐熱性の良好な材料で形成した筒状ラ
イナー(2)が嵌合され、該ライナーの内面が型孔とな
っている。
熱伝導性に優れ、耐熱性の良好な材料で形成した筒状ラ
イナー(2)が嵌合され、該ライナーの内面が型孔とな
っている。
ライナー(2)の外面に、軸方向に延びる溝条(21)
が等間隔に開設され、各溝条(21)の端部はライナー
(2)の上下部から少し内側にしてライナー(2)の端
面に連通していない。
が等間隔に開設され、各溝条(21)の端部はライナー
(2)の上下部から少し内側にしてライナー(2)の端
面に連通していない。
モールド(4)とライナー(2)との間に、上記溝条(
21)に対応して中空の低熱伝導部(3)が形成される
。
21)に対応して中空の低熱伝導部(3)が形成される
。
然して、ライナー(2)の上部まで場面が達する深さに
上記冷却鋳型(1)を溶湯(7)中に浸ける。
上記冷却鋳型(1)を溶湯(7)中に浸ける。
ライナー(2)とモールド(4)との間に軸方向に延び
る所定幅の低熱伝導部(21)が形成されているため、
該低熱伝導部(3)では、ライナー(2)とモールド(
4)とが直接接触している部分に比べて、冷却ジャケッ
ト(5)による冷却効率は低い。
る所定幅の低熱伝導部(21)が形成されているため、
該低熱伝導部(3)では、ライナー(2)とモールド(
4)とが直接接触している部分に比べて、冷却ジャケッ
ト(5)による冷却効率は低い。
従って、ライナー(2)内面に沿って凝固する溶湯(7
)の凝固層は、低熱伝導部(3)に対応する部分では凝
固速度が遅く、凝固層は薄くなる。
)の凝固層は、低熱伝導部(3)に対応する部分では凝
固速度が遅く、凝固層は薄くなる。
他の部分では冷却ジャケット(5)によって奪熱量が多
いため、凝固速度が速く、凝固層は厚く形成され、厚い
部分が管体(8)の内向きフィン(81)となる。
いため、凝固速度が速く、凝固層は厚く形成され、厚い
部分が管体(8)の内向きフィン(81)となる。
凝固層を連続的に引上げることにより、内向きフィン(
81)付きの管体(8)を簡単に連続鋳造できる。
81)付きの管体(8)を簡単に連続鋳造できる。
ライナー(2)内面は従前と同様な平滑な円弧面であり
、又、ライナー(2)内にフィン形成用の中子を設ける
必要はないから、溶湯凝固層の引上げ抵抗が大きくなっ
て、溶湯凝固層の吊り切れ、或は割れが発生することは
防止される。
、又、ライナー(2)内にフィン形成用の中子を設ける
必要はないから、溶湯凝固層の引上げ抵抗が大きくなっ
て、溶湯凝固層の吊り切れ、或は割れが発生することは
防止される。
第4図は、モールド(4)の内面に軸方向に溝条(41
)を開設し、該溝条(41)によってライナー(2)と
の間に中空の低熱伝導部(3)を形成した他の実施例を
示しており、第5図はモールド(4)4 の外面に軸方向にに溝条(41)を開設し、溝条間を低
熱伝導部(3)とした他の実施例を示しており、何れも
前記同様の効果を奏することができる。
)を開設し、該溝条(41)によってライナー(2)と
の間に中空の低熱伝導部(3)を形成した他の実施例を
示しており、第5図はモールド(4)4 の外面に軸方向にに溝条(41)を開設し、溝条間を低
熱伝導部(3)とした他の実施例を示しており、何れも
前記同様の効果を奏することができる。
本発明は上記実施例の構成に限定されることはなく、特
許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能であるの
はもち論である。
許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能であるの
はもち論である。
第1図は本発明の冷却鋳型の一例を示す断面図、第2図
は第1図n−n線に沿う断面図、第3図はライナーの斜
面図、第4図、第5図はモールドに溝条を開設した他の
実施例の横断面図、第6図はフィン付き管体の斜面図で
ある。 (1)・・・冷却鋳型 (2)・・・ライナー(2
1)・・・満 条 (3)・・・低熱伝導部(4)
・・・モールド (41)・・・溝 条移6図
は第1図n−n線に沿う断面図、第3図はライナーの斜
面図、第4図、第5図はモールドに溝条を開設した他の
実施例の横断面図、第6図はフィン付き管体の斜面図で
ある。 (1)・・・冷却鋳型 (2)・・・ライナー(2
1)・・・満 条 (3)・・・低熱伝導部(4)
・・・モールド (41)・・・溝 条移6図
Claims (2)
- (1)上下に貫通した型孔を有する冷却鋳型の下部を溶
湯中に漬け、 型孔の内周面には所定幅で軸方向に熱伝導の高い又は低
い部分を形成し、 型孔の下部開口から溶湯を型孔中に侵入させ、溶湯を型
孔周囲から冷却して凝固させ、型内面の熱伝導の高い領
域では凝固層をフィン状に発達させ、 溶湯を凝固させつつ連続的に引上げて、内面全長にフィ
ンを有する管体を製造する内面フィン付き管体の製法。 - (2)筒状モールドを冷却ジャケットにて包囲し、該モ
ールド内面に熱伝導性が高く耐熱性に優れた材料で形成
された筒状ライナーを装着し、ライナーの外面又はモー
ルドの内面或は外面に、軸方向に所定幅の低熱伝導部を
形成したことを特徴とする内面フィン付き管体の製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26738189A JPH03128147A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 内面フィン付き管体の製法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26738189A JPH03128147A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 内面フィン付き管体の製法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128147A true JPH03128147A (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=17444055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26738189A Pending JPH03128147A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 内面フィン付き管体の製法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03128147A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103341598A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-09 | 烟台孚信达双金属股份有限公司 | 铜包铝复合材料铸造用结晶器 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP26738189A patent/JPH03128147A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103341598A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-09 | 烟台孚信达双金属股份有限公司 | 铜包铝复合材料铸造用结晶器 |
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