JPH03127658A - レールガンを用いた溶射装置 - Google Patents

レールガンを用いた溶射装置

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JPH03127658A
JPH03127658A JP26372189A JP26372189A JPH03127658A JP H03127658 A JPH03127658 A JP H03127658A JP 26372189 A JP26372189 A JP 26372189A JP 26372189 A JP26372189 A JP 26372189A JP H03127658 A JPH03127658 A JP H03127658A
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JP
Japan
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powder
gun
thermal
rail gun
lump
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Pending
Application number
JP26372189A
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English (en)
Inventor
Shozo Hirai
章三 平井
Takao Ikeda
孝夫 池田
Yukihiro Kawai
幸博 河合
Kazuo Asada
和雄 浅田
Masafumi Yamamoto
雅史 山本
Masaharu Minami
正晴 南
Toshiyuki Yamanaka
敏行 山中
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレールガンを用いた溶射装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の溶射装置としては、プラズマ溶射装置、ガス溶射
装置、爆発熔射装置などがあり、まずプラズマ溶射装置
は、第6図縦断面図に示すように、トーチ17内の陽、
陰極18゜19間に高電圧を印加してアーク20を発生
させ、そこに不活性ガスを流してプラズマ化させ、高温
のプラズマ熱で溶射材料21を溶融させると同時にプラ
ズマガス流22で吹き飛ばし、溶射対象物に溶射を行う
装置である。
またガス溶射装置は、第7図縦断面図に示すように、酸
素アセチレン混合ガス23を燃、焼させた燃焼炎24で
溶射材料25を溶融させながら吹き飛ばし、溶射対象物
に溶射を行う装置であり、更に爆発溶射装置は、第8図
縦断面図に示すように、トーチ26内にガス供給口27
から供給した酸素とアセチレンなどの混合ガスを封じ込
め、点火プラグ28で点火して瞬間的に爆発させ、その
際発生する熱と爆風で溶射材料29を溶融しながら吹き
飛ばし、溶射対象物に溶射を行う装置である。
しかしながら、このような溶射装置では、総じて溶射材
料の飛行速度が遅いために、溶射皮膜の溶射対象物への
密着力が弱く、また溶射皮膜内に気孔が多く残るという
欠点がある。すなわちプラズマ溶射装置やガス溶射装置
では、溶射材料の飛行速度が200〜300  m/s
ec程度であり、溶射皮膜の溶射対象物への密着力は3
〜5kg/mi2、溶射皮膜内の気孔率が3〜7%とな
っており、また爆発溶射装置でも、溶射材料の飛行速度
がせいぜい700〜1000  m/seeで、密着力
は10〜15 kg/ s*2、気孔率1〜2%である
このように、従来のガス流やガスの爆発力で溶射材料を
吹き飛ばす装置では、速度に限界があり、密着力を高め
皮膜の気孔率を低減させ高品質の皮膜を得るのが難しい
という問題点がある。また溶射対象物との密着力が弱く
皮膜内に気孔を含むことから厚膜をコーティングすると
、溶射対象物からの剥離、皮膜の割れなどが生じ、通常
コーティング可能な膜厚は111が限度である。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
溶射材料の飛行速度がl kai / sec以上の高
速溶射が可能となり、その結果溶射皮膜の気孔が減少し
てち密な皮膜が形成し得るとともに、溶射対象物と溶射
皮膜の密着力が向上し良好な溶射皮膜を得ることができ
るレールガンを用いた溶射装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、前端を溶射対象物に向けたレール
ガンの後方に配設され団塊熔射材料粉末をレールガン後
端へ順次供給する装置と、上記供給装置の出口近傍に配
設され上記団塊熔射材料粉末を上記レールガン後端内へ
押込む装置と、上記レールガンの作動エネルギ用電源と
上記押込装置とに連結され上記団塊熔射材料粉末を押込
むタイ文ングと同期させてレールガンに団塊熔射材料粉
末を熔融する電流を適宜時間通電するスイッチング回路
とを具えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明レールガンを用いた溶射装置においては、団塊に
成形した溶射材料粉末を押込装置によりレールガン後端
内へ装填し、その押込むタイえングと同期させてスイッ
チング回路によりレールガンに通電すると、電流は団塊
熔射材料粉末内を直接通って流れ、団塊熔射材料粉末は
ジュール熱で溶融される。その後電流を流し続けると電
流の周りに強大な磁場が発生し、電流と磁場の相互作用
でフレミングの左手の法則に従ってレールガン前方へ溶
融した溶射材料粉末を押し出す力を生ずる。
この力が継続して加わると溶融した溶射材料粉末は次第
に加速され、やがてレールガン前端から発射されて溶射
が行われる。
〔実施例〕
本発明レールガンを用いた溶射装置の一実施例を図面に
ついて説明する゛・と、第1図は装置全体の部分縦断模
式図、第2図は第1図装置の作動を工程順(I)、  
(If)で示す説明図、第3図は団塊熔射材料粉末の加
速発射の要領を状態順(I)、  (n)で示す説明図
、第4図及び第5図はそれぞれ団塊熔射材料粉末の変形
例を示すレールガン後端部分の縦断面図である。
第1図において、前端を図示せざる溶射対象物に向けた
公知の高速発射装置のレールガンlには、作動用電気エ
ネルギを蓄えるためのコンデンサー2が接続され、その
接続回路にはスイフチ3が挿入されている。このレール
ガン1の後方には、レールガン1のレール間隔と同寸法
中の団塊に成形した複数個の溶射材料粉末(以下団塊粉
末という)4を収容しそれをレールガン1後端へ順次供
給する団塊粉末供給筒5が配置されており、この団塊粉
末供給筒5の出口近傍に団塊粉末押込棒6がレールガン
1と同軸的に配設されるとともに、そのレールガン1と
接する面が絶縁材で構成され、更に団塊粉末押込棒6に
は押込棒作動装置7が付設されている。また上記スイッ
チ3に付設されたスイッチ作動装置8とこの押込棒作動
装置7とは、同期回路9を介し連結されている。なお団
塊粉末供給筒5と押込棒作動装W7.スイッチ作動装置
8と団塊粉末供給筒5との間には、それぞれ前者から後
者へ作動伝達を行う図示せざる連動機構が介装されてい
る。
このような溶射装置の溶射を行う作動を第2図について
説明すると、まず第2図(1)において、1個の団塊粉
末4をレールガン1後端と団塊粉末押込棒6前面との間
に挿入する。この状態ではスイッチ3は開いており、コ
ンデンサー2に蓄えられた電気エネルギはレールガン1
に通電されていない。続いて同図(n)において、団塊
粉末4を団塊粉末押込棒6でレールガン1後端内に押込
み、押込みが完了すると同時に同期回路9(第1図)に
よりスイッチ3が閉じると、コンデンサー2に蓄えられ
た電気エネルギがレールガン1に流れる。なおレールガ
ン1への通電時に団塊粉末押込棒6前面がレールガン1
後端と当接しているが、同押込棒6前面が絶縁材で構成
されているため押込棒側ヘバイパスすることはない。し
かしてレールガン1への通電により、次の要領で団塊粉
末4はレールガン1の前端から加速発射される。
すなわちレールガンlへの通電により、スイッチ3を閉
じた瞬間には、第3図(I)に示すように、電流10は
団塊粉末4を通じて流れ、団塊粉末4はジュール熱によ
り溶融され熔融粉末12となる。更に通電を続けること
により、同図(II)に示すように、レールガン1内に
発生した磁場11と電流10の相互作用により、溶融粉
末12はフレミングの左手の法則に従ってレールガン1
の前方へ加速されて加速溶融粉末13となり、やがてレ
ールガン1の前端からl km / see以上の高速
で発射される。
かくして、団塊粉末供給筒5と押込棒作動装置7.スイ
ッチ作動装置8と団塊粉末供給筒5との間の図示せざる
連動機構の働きによって、第2図(1)と(II)の状
態を交互に繰り返すことにより、複数個の団塊粉末4は
レールガン1前端から溶射対象物に向は次々と溶融状態
となって発射され、溶射が行われる。
なおレールガンlへの通電において、団塊粉末4とレー
ルガン1との接触が悪いと、スイッチ3が閉じられた瞬
間に団塊粉末4とレールガン1との間にスパークが生じ
レールガンの損傷につながる。そこで団塊粉末を、第4
図に示すように、後部に向はレール中より広い広巾のテ
ーパーを持つテーパー状団塊粉末14とするか、第5図
に示すように、後部にレール中より広いフィンを持つフ
ィン付団塊粉末15とすると、これら団塊粉末14゜1
5を団塊粉末押込棒6でレールガン1後端に押込んだ際
に、後部の広巾の部分から落下粉末16が落ちてその部
分はレールガン1と密着し、従って通電時にスパークが
生ずることはない。
また電気的絶縁材であるセラミックスなどを溶射する場
合には、団塊粉末4の表面に予め金属などの導電材を蒸
着などによりコーティングしておけば、レールガンlか
ら十分通電され溶融加速することが可能である。
(発明の効果) 要するに本発明によれば、前端を溶射対象物に向けたレ
ールガンの後方に配設され団塊熔射材料粉末をレールガ
ン後端へ順次供給する装置と、上記供給装置の出口近傍
に配設され上記団塊熔射材料粉末を上記レールガン後端
内へ押込む装置と、上記レールガンの作動エネルギ用電
源と上記押込装置とに連結され上記団塊熔射材料粉末を
押込むタイミングと同期させてレールガンに団塊熔射材
料粉末を4゜ 熔融する電流を適宜時間通電するスイッチング回路とを
具えたことにより、溶射材料の飛行速度がl k+a 
/ sec以上の高速溶射が可能となり、その結果溶射
皮膜の気孔が減少してち密な皮膜が形威し得るとともに
、溶射対象物と溶射皮膜の密着力が向上し良好な溶射皮
膜を得ることができるレールガンを用いた溶射装置を得
るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明レールガンを用いた溶射装置の一実施例
における装置全体の部分縦断模式図、第2図は第1図装
置の作動を工程順(I)、  (n)で示す説明図、第
3図は団塊熔射材料粉末の加速発射の要領を状態順(1
)(n)で示す説明図、第4図及び第5図はそれぞれ団
塊熔射材料粉末の変形例を示すレールガン後端部分の縦
断面図である。 第6図、第7図、第8図は従来のそれぞれ異なる溶射装
置の縦断面図である。 1・・・レールガン、2・・・コンデンサー、3・・・
スイッチ、4・・・団塊熔射材料粉末、5・・・団塊粉
末供給筒、6・・・団塊粉末押込棒、7・・・押込棒作
動装置、8・・・スイッチ作動装置、9・・・同期回路
、10・・・電流、11・・・磁場、12・・・溶融粉
末、13・・・加虐溶融粉末、14・・・テーパー状団
塊粉末、15・・・フィン付団塊粉末、16・・・落下
粉末。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  前端を溶射対象物に向けたレールガンの後方に配設さ
    れ団塊溶射材料粉末をレールガン後端へ順次供給する装
    置と、上記供給装置の出口近傍に配設され上記団塊熔射
    材料粉末を上記レールガン後端内へ押込む装置と、上記
    レールガンの作動エネルギ用電源と上記押込装置とに連
    結され上記団塊溶射材料粉末を押込むタイミングと同期
    させてレールガンに団塊溶射材料粉末を溶融する電流を
    適宜時間通電するスイッチング回路とを具えたことを特
    徴とするレールガンを用いた溶射装置。
JP26372189A 1989-10-09 1989-10-09 レールガンを用いた溶射装置 Pending JPH03127658A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998058747A1 (en) * 1997-06-20 1998-12-30 Board Of Regents, The University Of Texas System Method and apparatus for electromagnetic powder deposition
JP2007084884A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Fujikoo:Kk ロールの製造方法及びこれを用いて製造したロール

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