JPH0312721Y2 - - Google Patents

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JPH0312721Y2
JPH0312721Y2 JP19338585U JP19338585U JPH0312721Y2 JP H0312721 Y2 JPH0312721 Y2 JP H0312721Y2 JP 19338585 U JP19338585 U JP 19338585U JP 19338585 U JP19338585 U JP 19338585U JP H0312721 Y2 JPH0312721 Y2 JP H0312721Y2
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JP
Japan
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kitchen waste
container body
container
water droplet
receiving groove
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JP19338585U
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JPS62100905U (ja
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  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として家庭から廃出される厨芥類を
各家庭において簡単に処理しうる厨芥類の処理容
器の改良に関するものである。
(従来の技術) 近時家庭内から、廃出される厨芥類の量は益々
増大するため、これの処理方法として自治体にお
いても関心を深めているものであるが、専ら土中
に穴を堀つて埋め込んで消滅せしめる方式が採用
されている程度である。
本考案者は先に厨芥類を家庭で簡単に処理し消
滅せしめる方法を開発した。又これを実施する容
器として上蓋を有し下開き勾配を附し且つ底板の
ない容器を提案し、更に水分の多い厨芥類が容器
内部において発酵分解する際に、嫌気性菌による
嫌気発酵となり悪臭を発生する欠点を改善する方
法として中空筒状容器本体の頂部に、その周縁部
方向に沿つて立上り水滴受部を有する厨芥類投入
口を設け、その上部に所望間隔を設けて容器本体
の外周方向に沿つて下降勾配を有する上蓋を取付
け厨芥類から発散する水分を水滴として該水滴受
部を介して容器本体の外部に排出せしめることを
特徴とする厨芥類の処理用容器を提案した。然し
ながらこの容器による場合、厨芥類から発散する
水分として晴天日には冬期においても1日に100
g、夏期においては1日に200g以上の水分を容
器外に排出しうるものであるが、常時容器外部に
排出された水滴により水滴受部に連接する部分が
濡れているため、この部分に塵埃等が附着し容器
本体の頂部の上蓋、下端に接する部分が全周に亘
り汚損され、外観上見苦しくなると共に冬期にお
いては水滴が凍結して蓋が取り外せない場合が生
ずる欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はかかる現状に鑑み鋭意研究を行つた結
果、厨芥類を太陽熱等により加熱し、該厨芥類中
に含有する水分を蒸発せしめて水滴となし、この
水滴を直接外部に排出せしめることなく且つ容器
内部の厨芥類の堆積上に滴下せしめることなく、
容器本体の底部から地中に排出せしめんとする厨
芥類の容器に関するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は中空筒状容器本体内に投入した厨芥類
を発酵せしめ該厨芥類から発散する水分を補集し
て水滴とし、該容器本体の外部に排出する厨芥類
の処理容器において、中空筒状容器本体の上端内
側に、その周縁部に沿つて水滴受溝を設け、該容
器本体の頂部に、その外周方向に沿つて下降勾配
を有し且つ内面裾部に水滴落下案内板を取付けた
上蓋を設け、該水滴受溝に排水取出管の1端を、
容器本体の外壁又は内壁に沿つて取付け、他端を
土地に埋込んでなるものである。
(作用) 容器本体内に投入堆積された厨芥類が太陽熱等
により加熱され、該厨芥類内に含有する多量の水
分が蒸発して水蒸気となり上昇し、上蓋の内面に
接触し結露して水滴となる。この水滴が上蓋の勾
配により再度厨芥類の堆積上に落下せしめること
なく、上蓋に取付けた水滴落下案内板を介して水
滴受溝内に滴下せしめ、該受溝内に流入した水は
該受溝に取付けた排水取出管を介して地中に浸透
排出するようにしたものである。
なお排水取出管は上記の如く水滴受溝と土中と
の間に設けるものであるが、その間容器本体の外
壁又は内壁に沿つて、その何れに取付けてもよい
が、外壁に沿つて取付ける場合、取出管内を流下
する排水が冬期において凍結するを防止するため
断熱材を使用することが好ましく、これによつて
常時上蓋に結露した水滴を何等支障なく土中に排
出することが出来るものである。
(実施例) 第1図乃至第3図に示す如く中空筒状容器本体
1の上端内側に、その周縁部に沿つて水滴受溝3
を設ける。又容器本体の外周方向に沿つて下降勾
配を有する断面三角形状の上蓋2の裾部に水滴落
下案内板4を取付ける。この案内板4は水滴受溝
3の内側面に接触することなく且つその下端が水
滴受溝3の内部に収納する位置に設けるものであ
る。又水滴受溝の底部所望位置に排水用突起部5
を設け、該突起部に排水取出管6の1端を接続
し、そのまゝ容器本体1の内壁に沿つて厨芥類と
の間にはわせるように設置し、他端を容器本体1
の底部から土中に5〜6cm埋設して本考案厨芥類
の処理容器をえた。
斯くして得た本考案処理容器は、容器本体を地
面上に設置し、その内部に厨芥類を投入し、厨芥
類を堆積せしめつゝ放置することにより太陽熱等
により該厨芥類が加熱され該厨芥類から発散する
水分が上蓋から水滴となつて水滴受溝内に落下
し、排水取出管を伝つて土中に排出されるから、
上蓋と容器本体との接続部を何等濡らすようなこ
となくこの部分に塵埃が附着せず外観美麗に保持
しうると共に冬期といえども蓋体2が本体1に凍
結固着することがない。
(効果) 以上詳述した如く本考案厨芥類の処理容器によ
れば、厨芥類から発散する水分を凝縮せしめて効
率的に厨芥類堆積部の外部に廃水として排出しう
ると共に該廃水によつて容器本体を汚損せしめる
ことなく常時清潔に厨芥類を処理しうる等顕著な
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案厨芥類の処理容器の
1例を示すものであり、第1図はその側面図、第
2図は第1図のA−A′線による断面図、第3図
はその要部拡大断面図である。 1……容器本体、2……蓋体、3……水滴受
溝、4……水滴案内板、5……突起、6……排水
取出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空筒状容器本体内に投入した厨芥類から発散
    する水分を補集し、該容器本体の外部に排出する
    厨芥類の処理容器において、中空筒状容器本体の
    上端内側に、その周縁部に沿つて水滴受溝を設
    け、該容器本体の頂部に、その外周方向に沿つて
    下降勾配を有し且つ内面裾部に水滴落下案内板を
    取付けた上蓋を設け、該水滴受溝に排水取出管を
    取付け、該水滴受溝に流入した排水を該取出管を
    介して土中に排出することを特徴とする厨芥類の
    処理容器。
JP19338585U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0312721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19338585U JPH0312721Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JP19338585U JPH0312721Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62100905U JPS62100905U (ja) 1987-06-27
JPH0312721Y2 true JPH0312721Y2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=31149358

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JPS62100905U (ja) 1987-06-27

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