JPH03126466A - 注腸造影用の腸内圧自動調整装置 - Google Patents

注腸造影用の腸内圧自動調整装置

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JPH03126466A
JPH03126466A JP1264219A JP26421989A JPH03126466A JP H03126466 A JPH03126466 A JP H03126466A JP 1264219 A JP1264219 A JP 1264219A JP 26421989 A JP26421989 A JP 26421989A JP H03126466 A JPH03126466 A JP H03126466A
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JP
Japan
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chamber
pressure
tube
enema
communicating
Prior art date
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Pending
Application number
JP1264219A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Doi
土井 譲
Nobutoshi Ishii
石井 信壽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP1264219A priority Critical patent/JPH03126466A/ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、大腸の注腸造影検査を行う際に、大腸内の
気圧の調整を自動的に行うようにした注腸造影用の腸内
圧自動調整装置に関するものである。
[従来の技術] 大腸内にバリウム等の造影剤を注入してX線検査を行う
場合、肛門から大腸内に空気を注入して大腸の壁を伸展
させ、腸内の空気の量と造影剤の付着の割合とを調整す
ることにより精度の高い診断が可能となる。
そこで以前は、まず、肛門から大腸内に挿入したチュー
ブを介して造影剤を腸内に注入し、その後、チューブに
送気球(ブロア)を取着して、手動により腸内に送気を
して腸壁を伸展させ、腸壁の撮影対象部位に造影剤が付
着してからX線撮影を行っていた。この間、腸壁の伸展
状態を術者がX線透視によって観察し、送気操作のコン
トロールを行っていた。
しかし、送気球による手動送気を行うと、多くの場合腸
内圧の上昇が急激となり、また、しばしば高圧となり過
ぎて患者に大きな苦痛を与える欠点がある。
そこで発明者らは、先端付近に開孔を有するチューブの
基端側に膨縮自在なチャンバーを連通接続すると共に、
そのチャンバー内の気圧を所定の一定圧力に調整するた
めの圧力調整装置を通気管を介してチャンバーに接続し
た注腸造影用の腸内圧自動、調整装置を発明して、先に
出願した(特開平1−164353号)。
その装置によれば、チューブを先端側から肛門に挿入し
、大腸内圧を自動的に所定の一定圧力に調整して大腸造
影をすることができるので、患者の腸内に過多に空気を
送り込んで苦痛を与えるようなことがなくなる優れた効
果を有する。
[発明が解決しようとする課題] 注腸造影用の腸内圧自動調整装置においては、まず大腸
内に造影剤を注入した後、大腸内圧を10 trrxH
g程度の一定気圧に保って腸壁の伸展を行い、造影剤が
大腸全体にくまなく行きわたるように患者の体位を回転
させる。この場合一般に、最初に右回りに数回転させ、
その後左回りに数回転させる。
したがって、特開平1−164353号に示されるよう
な注腸造影用の腸内圧自動調整装置だと、体位回転時に
通気管が患者の足などにからまって、体位回転を円滑に
行うことができない。
そこで従来は体位回転時にはチューブを肛門から一時的
に抜去し、体位回転が終ってから再び直腸内に挿入して
いた。
そのため従来は、術者にとって肛門への挿入及び抜去の
操作が面倒であると共に、体位回転時に造影剤などが体
外に漏れ出して、周囲が汚れる等の欠点があった。
この発明は、従来のそのような欠点を解消し、大腸内圧
を自動的に一定に保って大腸造影を行うことができるだ
けでなく9、患者が体位を回転させる際に装置を患者の
肛門から抜去する必要がなく、操作が簡単でしかも周囲
を汚すおそれのない注腸造影用の腸内圧自動調整装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、本発明の注腸造影用の腸内
圧自動調整装置は、先端付近に開孔を有するチューブと
、そのチューブの基端側に連通接続された膨縮自在なチ
ャンバーと、そのチャンバー内の気圧を所定の一定圧力
に調整するための圧力調整手段と、上記チャンバーと上
記圧力調整手段とを連通接続するための通気管と、上記
通気管を途中で切り離し自在に接続する接続手段と、上
記接続部と上記チャンバーとの間で上記通気管を連通状
態と閉塞状態とに切り換える弁体とを有することを特徴
とする。
[作用] チャンバー内に造影剤を入れてその造影剤をチューブ先
端の開孔から押し出して大腸内に注入した後は、チャン
バー内の気圧が圧力調整手段により自動的に所定の一定
圧力に調整される。
そして、患者の体位を回転させる際には、通気管の途中
に設けられた接続手段を切り離すことによって、通気管
が途中で切り離され、患者の足などにからみつかない。
また、弁体を閉じることによって、チャンバー内と外界
との間が閉塞される。
[実施例] 図面を参照して実施例を説明する。
第1図は実施例の全体的略示図である0図中、lは肛門
から大腸内に挿入されるチューブであり、その先端側の
側部には開孔2が形成されている。チューブlの基端側
には、例えば弾力性ある合成樹脂薄膜により形成された
膨縮自在なバルーンよりなるチャンバー3が連通接続さ
れている。
チャンバー3の他端部側には、圧力調整装置50に連通
ずる通気管5が接続されている。この通気管5は、先側
では吸引管5aの内側に送気管5bが配置された2重管
構造になっており、第2図にも示されるように、吸引管
5aの端部に接続された接続キャップ6を介して、チャ
ンバー3に着脱自在に接続される。
したがって、チューブ1及びチャンバー3は、いわゆる
スクリーニングコロノグラフィの市販器具をそのまま使
用することが可能であり、また、使い捨てにすることも
できるので衛生上も優れている。尚、通気管5は必ずし
も2重管構造にする必要はなく、吸引管と送気管とを完
全に別設してもよい。
吸引管5aと送気管5bとは共に途中で切断されており
、その部分には、各々接続口金7a、7bが装着されて
いて、吸引管5a及び送気管5bを各々自在に切り離し
或いは接続することができる。第1図においては、吸引
管5aは接続状態になっており、送気管5bは切り離し
状態になっている。
第3図は、接続された状態の吸引管5aの接続口金7a
部分を示し、第4図は、切り離された状態の送気管5b
の接続口金7bを示している。
71は、圧力調整装置50側に接続されている吸引管5
a及び送気管5bの端部に接続された凹型口金、72は
、チャンバー3側に接続されている吸引管5a及び通気
管5bの端部に接続された凸型口金である。凹型口金7
1と凸型口金72とは互いに嵌合接続され、接続状態で
は吸引管5a及び送気管5bは各々連通し、0リング7
3によって外界に対してシールされる。
凸型口金72内には、圧縮コイルスプリング74によっ
て付勢された摺動弁75が設けられている。そして、第
3図の接続状態では、摺動弁75は凹型口金71に押さ
れて、そのスリット76が凸型口金72内に開口して吸
引管5aを連通させる。
一方、第4図の切り離し状態では、摺動弁75がコイル
スプリング74に押されて、摺動弁75に取着されたシ
ール弁77が凸型口金72内部を閉塞する。したがって
、凹型口金71と凸型口金72とを切り離すと、チャン
バー3と外界との間が摺動弁75及びシール弁77によ
って瞬時に閉塞される。
圧力調整装置50は、チャンバー3内の気圧を所定の一
定圧力に自動調整するものである。
51は、送気管5bの基端部に接続された送気ポンプ(
送気手段)、52は、吸引管5aの基端部に接続された
吸引装置である。そして、吸引管5aが貯留ビン52b
の上端に接続されており、貯留ビン52bと吸引ポンプ
52aとを連通ずる吸引管路52dの途中に、3方切換
電磁弁52cが介装されている。これら52a〜52d
によって吸引装置52が構成されている。そしてその貯
留ビン52bと3方切換電磁弁52cとの間で、吸引管
路52dに分岐管53が接続されており、その分岐管5
3の端部に圧力センサ55が設けられている。
この圧力センサ55の信号出力端は、吸引制御手段であ
る比較器56の入力端に接続されており、比較器56の
もう一方の入力端には圧力値を任意に設定する圧力設定
器57の出力端が接続されている。そして、比較器56
の出力端は3方切換電磁弁52cに接続されている。必
要に応じて、その間に駆動回路が設けられる。
このように構成された実施例においては、貯留ビン52
bを介してチャンバー3内の気圧が圧力センサ55によ
り検出され、その出力と圧力設定回路57からの出力が
比較器56で比較されて、比較器56からの出力によっ
て3方切換電磁弁52aの動作が制御される。
本実施例の注腸造影用の腸内圧自動調整装置により注腸
造影を行う場合には、まず最初は、通気管5をチャンバ
ー3から取り外しておき、チャンバー3内に造影剤を入
れて、その造影剤をチューブl先端の開孔2から押し出
して大腸内に完全に注入する。この際にはチャンバー3
の基端側には栓など(図示せず)をしておく。
次いで、その栓を取り外して、チャンバー3に通気管5
を接続する。2つの接続口金7a、7bは共に接続状態
にしておく、そして、送気ボンブ51及び吸引ポンプ5
2aを共にオンにし、その検査の状況に最も適した大!
賜内圧に圧力設定回路57をセットする。
すると、送気ポンプ51からはチャンバー3内に連続的
に送気が行われ、開孔2を通って大腸内まで空気が送り
込まれる。圧力センサ55で検出されるチャンバー3の
内圧が設定された所定圧を越えると、比較器56からの
出力によって3方切換電磁弁52cが切り換わって、チ
ャンバー3内から吸引手段52に吸引が行われ、一定時
間(例えば0.2秒)後に元の状態に戻る。そして、送
気ポンプ51からはチャンバー3内に常時送気されてい
るので、すぐにチャンバー3内圧が上昇し、再び吸引手
段52が作動して、E述の動作を繰り返す。また、この
間に大腸内から一部の造影剤が逆流する場合があるが、
逆流分の造影剤はすべてチャンバー3内に溜り、通%管
5内には流入しない。
このようにして、チャンバー3内圧が一定になるように
制御され、開孔2を介して、大腸内圧がチャンバー3内
圧に一致するように、大腸内に空気が送り込まれる。そ
して、圧力設定回路57の設定圧力値を変えることによ
りチャンバー3の内圧、即ち大腸内圧がその設定圧力に
一致するように自動調整される。
患者の体位を回転する必要が生じたときには、通気管5
、即ち吸引管5aと送気管5bとを、各々接続口金7a
、7b部分で切り離す、すると、容管5a、5bは、摺
動弁75とシール弁77によってチャンバー3と外界と
の間が瞬時に閉塞され、大腸内の造影剤や汚物等は漏れ
出さない。そして、患者の肛門からおたまじ壱〈シの尾
のように出ている通気管5(吸引管5aと送気管5b)
は、バンド又はテープなどで患者の肛門付近に固定する
このような状態では、患者の体位をどのように回転させ
ても、通気管5は患者の足などにからみつくことはなく
、また、肛門内に挿入されている部分が体外へ抜は出さ
ない。
[発明の効果] 本発明の注腸造影用の腸内圧自動r17!整装置によれ
ば、大腸内圧を自動的に一定に保つことができるだけで
なく、患者が体位を回転させる際に、接続手段を切り離
すことによって、通気管が患者の足等にからみつかない
ので、装置を患者の肛門から抜去する必要がなく、操作
が極めて容易となると共に、周囲を汚染することもなく
なる等の優れた効果を有する。
動弁、77・・・シール弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 先端付近に開孔を有するチューブと、 そのチューブの基端側に連通接続された膨縮自在なチャ
    ンバーと、 そのチャンバー内の気圧を所定の一定圧力に調整するた
    めの圧力調整手段と、 上記チャンバーと上記圧力調整手段とを連通接続するた
    めの通気管と、 上記通気管を途中で切り離し自在に接続する接続手段と
    、 上記接続部と上記チャンバーとの間で上記通気管を連通
    状態と閉塞状態とに切り換える弁体とを有することを特
    徴とする注腸造影用の腸内圧自動調整装置。
JP1264219A 1989-10-09 1989-10-09 注腸造影用の腸内圧自動調整装置 Pending JPH03126466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1264219A JPH03126466A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 注腸造影用の腸内圧自動調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1264219A JPH03126466A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 注腸造影用の腸内圧自動調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH03126466A true JPH03126466A (ja) 1991-05-29

Family

ID=17400153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1264219A Pending JPH03126466A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 注腸造影用の腸内圧自動調整装置

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JP (1) JPH03126466A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002075200A1 (fr) * 2001-03-21 2002-09-26 Jms Co., Ltd. Connecteur rotatif comportant une soupape
JP2012531934A (ja) * 2009-07-01 2012-12-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 結腸造影法

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