JPH03125804A - 復水送水設備、その復水送水制御方法および復水制御装置 - Google Patents

復水送水設備、その復水送水制御方法および復水制御装置

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JPH03125804A
JPH03125804A JP26350089A JP26350089A JPH03125804A JP H03125804 A JPH03125804 A JP H03125804A JP 26350089 A JP26350089 A JP 26350089A JP 26350089 A JP26350089 A JP 26350089A JP H03125804 A JPH03125804 A JP H03125804A
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condensate
flow rate
amount
pumps
water supply
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JP26350089A
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Tatsuo Imaizumi
今泉 辰雄
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、復水器からの復水を昇圧する復水ポンプを僅
えている復水送水設備、その復水送水制御方法、復水制
御装置、および前記復水送水設備を備えている発電プラ
ントに関する。
[従来の技術] 従来の復水送水設備としては、例えば、復水器からの復
水を送水する復水ポンプと、復水ポンプの吐出流量を調
節する復水流量調節弁と、前記復水ポンプから供給され
た復水を脱気する脱気器と。
復゛水流量を制御するためこれらの機器に制御信号を出
力する復水制御装置とを備えて構成されるものがある。
前記復水制御装置は、復水ポンプの吐出流量と脱気器内
の復水量と脱気器から排出される復水の流量とに基づき
、復水流量調節弁の弁開度を調節して、復水送水量を制
御することができる。
また、前記復水送水設備を改良するものとじて特公昭6
2−48761号公報に記載されたものがある。
この復水送水設備は、前記復水ポンプを回転数制御型の
ものを用い、この復水ポンプの必要吐出流量に応じて、
復水流量調節弁の弁開度と復水ポンプの回転数とを調節
して、復水ポンプの動力を削減すようとするものである
復水送水設備における復水ポンプは、信頼性の面または
制御性の面で、一般的に複数台が並列接続されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、いずれの前記従来技術においても、復水
ポンプがトリップした際における復水送水設備の運転に
ついては、配慮されておらず、復水ポンプがトリップし
た際には、以下のような問題点がある。
複数の復水ポンプのうちいずれかがトリップした場合、
複数の復水ポンプの全吐出流量が減少しシステムロスが
低下するため、稼動している復水ポンプの吐出流量が増
加する。復水ポンプの吐出量は、ときには最大許容吐出
流量を超えて、稼動しているポンプまでもトリップして
しまうことがあり、最悪の場合にはポンプ自体が破損し
てしまうこともある。
また、たとえ復水送水設備に予備の復水ポンプが存在し
ても、稼動中の復水ポンプがトリップしてから予備の復
水ポンプが定常運転できるようになるための立上りには
、ある程度の時間を必要とし、この間にトリップしてい
ない稼動中のポンプに過負荷がかかり、前述同様にトリ
ップしてしまうことがある。
特に、予備の復水ポンプが回転数制御型のものであれば
、立上り時間が長いので、稼動中の復水ポンプの過負荷
状態が長く続きトリップする確率が高くなる。
また、複数の復水ポンプのうちいずれかがトリップした
場合には、脱気器に供給される復水流量の減少にともな
い、脱気器内の復水量が減少する。
復水制御装置は、脱気器の設定復水量と実復水量との偏
差が大きいので各種装置に脱気器への復水流量を急激に
増加するよう制御信号を出力する。
このため、稼動中の復水ポンプの吐出流量が増加し、前
述したように、稼動中の復水ポンプに過負荷がかかり、
トリップしてしまうことがある。
また、脱気器内の復水流量の急激な増加指令は、発電プ
ラント内における他の制御系にも悪影響を与える。
このように、従来の復水送水設備では、復水ポンプのト
リップ時の対策が不十分であるため、稼動している復水
ポンプまでもトリップさせてしまい、復水送水設備が機
能しなくなるとがあり、設備の信頼性にやや欠けるとい
う問題点がある。
本発明は、このような従来の問題点について着目してな
されたもので、複数台の復水ポンプのうち、少なくとも
いずれか一つがトリップしたとき、稼動中の復水ポンプ
が過負荷状態になることを防いで、稼動中の復水ポンプ
のトリップおよび損傷を防止することができ、信頼性を
高めることができる復水送水設備、その復水送水制御方
法、復水制御装置、および前記復水送水設備を備えてい
る発電プラントを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために本願は、以下の発明を提供す
る。
復水送水設備にかかる発明は、 復水器からの復水を昇圧する複数の復水ポンプが並列に
接続されている復水送水設備において、複数の前記復水
ポンプのうち、少なくとも一つがトリップすると、該ト
リップを検出するトリップ検出手段と、前記トリップが
検出されると、稼動している復水ポンプの吐出流量が最
大許容吐出流量を超えないよう該復水ポンプの回転数を
制限する回転数制限手段とを有することを特徴とするも
のである。
前記復水送水設備は、前記トリップが検出されると、稼
動している復水ポンプ吐出流量が最大許容吐出流量を超
えないよう前記復水流量調節弁の弁開度を制限する弁開
度制限手段を有していてもよい。
また、復水送水設備にかかる他の発明は。
復水器からの復水を昇圧する復水ポンプと、該復水ポン
プの吐出流量を調節する復水流量調節弁とを備えた復水
送水設備において、前記復水ポンプの回転数と前記流量
調節弁の弁開度とを、共に変化させて復水流量を調節す
る共動MA節手段を有することを特徴とするものである
また、復水制御装置にかがる発明は。
復水器からの復水を昇圧し並列接続されている複数の回
転数制御型の復水ポンプと、複数の該復水ポンプの吐出
流量を調節する復水流量調節弁とを何えた復水送水設備
における復水制御装置において、複数の前記復水ポンプ
のうち、少なくとも一つがトリップすると、該トリップ
を検出するトリップ検出手段と、前記トリップが検出さ
れると、稼動している復水ポンプの吐出流量が最大許容
吐出流量を超えないよう、前記復水流量調節弁の弁開度
を制限する弁開度制限信号を該復水流量調節弁に出力す
る弁開度制限信号出力手段と、前記復水ポンプの回転数
を制限する回転数制限信号を該復水ポンプに出力する回
転数制限信号出力手段とのうち、少なくとも一方を有す
る制限信号出力部とを儂えていることを特徴とするもの
である。
ここで、前記復水送水設備に、該復水送水設備から供給
される復水を加熱して蒸気にする蒸気発生装置が接続さ
れている場合には、前記復水制御装置は、前記トリップ
が検出されると、前記蒸気発生装置での蒸気発生量を制
限するよう該蒸気発生装置に蒸気発生量制限信号を出力
する発生量制限信号出力手段を有していてもよい。
また、前記復水送水設備が、複数の前記復水ポンプから
の復水を脱気する脱気器と、該脱気器内の復水量を検出
する復水量検出手段とを有している場合には、前記復水
制御装置は、前記トリップが検出され、かつ、前記脱気
器内の復水量が通常の設定復水量より少ないときに、減
少した前記復水量を一時的に前記脱気器の設定復水量と
し、その後徐々に前記設定復水量を前記通常の設定復水
量に復帰させていく設定値設定手段と、前記設定値設定
手段により定められた設定復水量と前記復水量検出手段
により検出された復水量との偏差に少なくとも基づき、
前記脱気器内の復水量を制御すべく、前記復水ポンプに
回転数制御信号を出力し、前記復水流量調節弁に弁開度
制御信号を出力する制御信号8力手段とを有していても
よい。
また、前記復水制御装置は、前記復水ポンプの回転数と
前記流量調節弁の弁開度とを共に変化させるべく、共動
制御信号を前記復水ポンプと前記流量調節弁とに出力す
る共動制御信号出力手段を有していてもよい。
復水送水設備の復水送水制御方法にかかる発明は、 復水器からの復水を昇圧し並列接続されている複数の復
水ポンプと、複数の該復水ポンプの吐出流量を調節する
復水流量調節弁とを備えている復水送水設備の復水送水
制御方法において、複数の前記復水ポンプのうち、少な
くともいずれか一つがトリップした際、トリップしてい
ない復水ポンプの吐出流量が最大許容吐出流量を超えな
いよう、前記復水ポンプの回転数または前記復水流量調
節弁の弁開度の少なくとも一方を制限することを特徴と
するものである。
[作用] 複数の復水ポンプのうち、少なくともいずれが一つがト
リップすると、複数の復水ポンプの吐出流量が減少して
、システムロスが低下するので、稼動中の復水ポンプの
吐出流量は、増加しようとする。
前記トリップは、トリップ検出手段により検出される。
トリップが検出されると、稼動中の復水ポンプの吐出流
量は、回転数制限手段により復水ポンプの回転数が制限
されるか、または、弁開度制限手段により復水流量調節
弁の弁開度が制限されるかで、最大許容吐出流量を超え
ないように制御される。
したがって、稼動中の復水ポンプは、過負荷状態になる
ことはなく、過負荷によるトリップおよび損傷を防ぐこ
とができる。
また、弁開度制限信号出力手段または回転数制限信号出
力手段を有する復水制御装置においても、前述と同様に
、稼動中の復水ポンプが最大許容吐出流量を超えないよ
う制御することができ、過負荷によるトリップおよび損
傷を防ぐことができる。
復水ポンプがトリップすると、発電プラントの復水のマ
スバランスが崩れてくる。この状態をこのまま放置して
おくと発電プラントを構成する機器のうち、いずれかに
インターロックがかかり、発電プラントの機能が停止し
てしまう。
発生量制限信号出力手段を有するものでは、復水ポンプ
がトリップした際に、蒸気発生装置に蒸気発生量制限信
号が出力されて、蒸気発生装置から発生する蒸気量が制
限される。したがって、復水ポンプのトリップによる復
水流量の減少にともない、蒸気発生器から発生する蒸気
量が制限されるので、復水のマスバランスの崩れを最小
限に押さえることができる。
復水送水設備が、復水ポンプの下流側に脱気器を有して
いる場合には、復水ポンプがトリップすると、脱気器か
ら排出される復水量に対して、供給される復水量が減少
するので、脱気器内の復水量は、通常の設定復水量より
減少する。
復水制御装置の設定値設定手段は、復水ポンプがトリッ
プした際には、脱気器内の減少した復水量を一時的に設
定復水量とし、その後徐々に設定復水量を通常の設定復
水量に復帰させていく。
制御信号出力手段は、この徐々に通常の設定復水量に復
帰していく設定復水量と、脱気器の実復水量との偏差に
基づき、弁開度制御信号と回転数制御信号とを出力し、
復水流量調節弁の弁開度を制御し、稼動中の復水ポンプ
の回転数を制御する。
脱気器内の復水量は、徐々に通常の設定復水量に復帰し
ていく。
したがって、稼動中の復水ポンプに過負荷がかかること
もなく、また、発電プラントの他の制御装置に対しても
悪影響を及ぼさない。
共動調節手段または共動制御信号出力手段を有するもの
では、復水ポンプの回転数と流量調節弁の弁開度を共に
変化させることができるので、復水流量を素早く変える
ことができ、制御応答性を高めることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づ−き説
明する。
復水送水設備は、第1図に示すように、発電プラントの
一部を構成しており、復水器4から復水を抽出する低圧
復水ポンプ(CP)6,6と、脱塩装置7と、高圧復水
ポンプ(CBP)8,8と。
高圧復水ポンプ8.8の吐出流量を調節する復水流量調
節弁9と、高圧復水ポンプ8,8の吐出流量を検出する
復水流量検出器22と、低圧加熱器10と、脱気器14
と、復水を送水するため前記各機器間を接続する復水送
水配管5と、前記各機器の動作を制御する復水制御装置
100とを有して構成されている。
発電プラントは、この復水送水設備の他に、脱気された
復水を昇圧する給水ポンプ15と、給水ポンプ15によ
り昇圧された復水を加熱する高圧加熱器17と、加熱さ
れた復水の流量を検出する給水流量検出器23と、蒸気
発生装置91と、脱気器14から蒸気発生装置91間の
給水ラインを構成する給水配管16と、蒸気タービン3
と、図示されていない発電機と、復水器4と、蒸気発生
装置91と蒸気タービン3間を連結する主蒸気配管2と
を有して構成されている。
蒸気発生装置91は、給水ポンプ15により昇圧された
復水を蒸気にする蒸気発生器1と、蒸気発生器1内の復
水を加熱するための燃料を供給する燃料配管94と、燃
料の供給量7を調節する燃料調節弁95とを有して構成
されている。燃料調節弁65には、復水制御装置100
がらの電気信号を空気信号に変換する電空変換器93が
設けられている。
なお、前記蒸気発生器1は、ボイラーを構成しても原子
炉を構成してもよい。
本実施例における高圧復水ポンプ8には、回転数を制御
するための回転数制御装置26が設けられており、復水
制御装置100からの信号により、回転数を100%か
ら55%まで変えることができる。
また、高圧復水ポンプ8の仕様は、最大許容吐出流量が
900rn’/llで、定格吐出流量が700rn’/
Hである。
この高圧復水ポンプ8,8が、脱塩装置7の下流側に布
設されている復水送水配管5に並列接続されている。
脱気器14は、復水内の8存酸素等を取り除くため複数
のトレイが所定の間隔を置いて積層されている脱気室1
2と、脱気された復水を一時的に溜めておく貯水室13
とから構成されている。
貯水室13には、貯水室13内の復水量を検出する脱気
器復水量検出器21が設けられている。
復水制御装置100は、高圧復水ポンプ8,8のうちい
ずれか一方の高圧復水ポンプ8がトリップした際に、こ
のトリップを検出してトリップ検出信号を出力するトリ
ップ検出部110と、トリップが検出されると稼動中の
高圧復水ポンプ8の吐出流量が最大許容吐出流量を超え
ないよう、燃料調節弁95と高圧復水ポンプ8と復水流
量調節弁9とに制限信号を出力する制限信号出力部12
0と、脱気器14の貯水室13の復水量の設定値を設定
する設定値設定部130と、高圧復水ポンプ8に回転数
制御信号を復水流量調節弁9に弁開度rlj!I御信号
を比信号る制御信号出力部140とを有して構成されて
いる。
トリップ検出部110には、第3図に示すように、高圧
復水ポンプ8,8からの運転信号61゜62に基づきト
リップ検出信号S3を作成するためにインバータ63.
63とANDゲート65゜65とORゲート67とが設
けられており、さらに、作成されたトリップ検出信号S
3をワンショットにするために、ANDゲート68.7
0と時限後オフ(TD○)タイマ69とが設けられてい
る。
設定値設定部130には、第2図に示すように、脱気器
14の貯水室13の通常の設定復水量を示す通常設定復
水量信号S5を発信する通常設定復水量発信器(AM□
)31と、制限信号出力部120からの発電機の出力制
限を解除する負荷ランバック終了指令信号S2により、
脱気器復水量検出器21からの復水量検出信号LXDと
通常設定復水量発信器31からの通常設定復水量信号S
5とを切り替える切替器T232と、切替器T232か
らの入力信号に基づき貯水室13の所定の設定復水量信
号S6を発信する関数発生器F(t)33とが設けられ
ている。
関数発生器F(t)33は、第4図に示すように、負荷
ランバック終了指令信号S2を受信した際の脱気器復水
量を一時的に設定復水量とし、その後徐々にランプ関数
的に通常の設定復水量に復帰させていくような設定復水
量信号S6を出力する。
制御信号出力部140には、設定値設定部130からの
設定復水量信号S6と脱気器復水量検出器21からの復
水量検出信号LXDとの偏差に基づき、PID (比例
+積分十微分)演算を行いその出力が±50%以内にな
るよう補正しX%の出力信号を出力する脱気器復水量演
算器34と、給水流量検出器23からの差圧信号FXF
を給水流量信号S7に変換するルータ35と、ルータ3
5の出力を変換してy%の出力信号を出力する関数発生
器FG136と、脱気器復水量演算部34からのX%の
出力信号に補正係数kを掛けたものと関数発生器FG1
36からのy%の出力信号とを加えてz=:y+にχの
出力信号を出力する加算器37と、復水流量検出器22
がらの差圧信号FXCを流量信号に変換するルータ41
と、ルータ41からの出力と加算器37からの出力との
偏差に基づき、PI(比例+積分)演算を行いその出力
が+100.−2%以内になるように補正して復水流量
要求値を出力する復水流量演算器42とが設けられてい
る。
制御信号出力部140には、さらに、第5図に示すよう
に、復水流量演算器42からの復水流量要求値が55%
以上のときに復水流量調節弁9の弁開度が100%一定
になるような弁開度制御信号を出力する関数発生器FG
2^43と、復水流量要求値が0%〜100%のとき復
水流量調節弁9の弁開度が0%〜100%にリニアに変
化するような弁開度制御信号を出力する関数発生器FG
、a44と、復水流量要求値が55%以上のときに復水
流量調節弁9の弁開度が40%一定になるような弁開度
制御信号を出力する関数発生器FG、c47と、復水流
量要求値が55%〜100%のとき高圧復水ポンプ8,
8の回転数が55%〜100%にリニアに変化するよう
回転数制御信号を出力する関数発生器FG、51と、発
電プラントの出力制御装置により与えられる発電機の出
力変化指令S 4により関数発生器FG2^43からの
出力から、関数発生器FG2n44からの出力に切り替
える切替器T446と、トリップ検出部110からのト
リップ検出信号S3により切替器T446からの出力か
ら、関数発生器F G 2 C47からの出力に切り替
える切替器T、48とが設けられている。
制限信号出力部120には、第2図および第3図に示す
ように・、ルータ35からの給水流量信号S7が給水流
量750T/)I以下を示すときにオンとなるスイッチ
回路79と、ワンショットのトリップ検出信号と図示さ
れていない系統負荷検出器からの系統負荷が55%を超
えているという系統負荷信号71とによりインターロッ
ク信号を作成するANDゲート72と、ANDゲート7
2からのインターロック信号をスイッチ回路79がオフ
になるまで保持する保持回路73と、復水流量調節弁8
の弁開度を制限するための弁開度制限信号を出力する弁
開度制限信号発信器SG工49と、高圧復水ポンプ8の
回転数を制限するための回転数制限信号を出力する回転
数制限信号発信器5G252と、保持回路73からのイ
ンターロック信号S1により制御信号出力部140の切
替器T。
48からの出力から弁開度制限信号発信器SG工49か
らの出力に切り替える切替器T工50と、インターロッ
ク信号S1により制御信号出力部140の関数発生器F
G、51からの出力から回転数制限信号発信器5G25
2からの出力に切り替える切替器T553とが設けられ
ている。なお、保持回路73からのインターロック信号
S1は、発電機出力を50%にランバックさせるために
50%0%負荷ランパック信号77として蒸気発生装置
91の燃料調節弁95の電空変換器93にも出力される
。また、弁開度制限信号発信器5G149と回転数制限
信号発信器SG、52とは、ともに復水制御装置100
のパネル操作により、制限(i号の出力を変えることが
でき、本実施例では、弁開度制限信号発信器5G149
からは、前記弁開度制限信号と復水流量調節弁9の弁開
度を100%に保持する弁開度制限信号とを出力するこ
とができ、回転数制限信号発信器5G252からは、前
記回転数制限信号と高圧復水ポンプ8,8の回転数を1
00%に保持する回転数制限信号とを出力することがで
きる。また、切替器T、53から復水流量演算器42間
には、切替器Ts53の出力をフィードバックさせて、
復水流量演算器42の出力信号をリセットするために、
タイバツクライン54が設けられている。
制限信号出力部120には、さらに、設定値設定部13
0の関数発生器F(t)33から出力される設定復水量
信号S6が通常設定復水量発信器31から出力される通
常設定復水量信号S5と一致するとオンになるスイッチ
回路86と、保持回路73からの出力とスイッチ回路7
9からの出力に基づきワンショットの負荷ランバック終
了指令信号を出力するための時限後オフ(TDO)タイ
マ78とANDゲート80と、ワンショットの負荷ラン
バンク終了指令信号を保持して設定値設定部130の切
替器T232と関数発生器F(t)33とに負荷ランバ
ック終了指令信号S2を出力する保持回路81と、ワン
ショットの負荷ランバック終了指令信号とスイッチ回路
86からの出力とに基づき保持回路81の負荷ランバッ
ク終了指令信号を解除するための信号を出力するインバ
ータ85とANDゲート87とが設けられている。
なお、復水制御装置100の各部110゜120.13
0,140を構成する各種ゲートや演算器等は、各種素
子を組み合わせた回路により構成しても、CPUと該C
PUを動作させるプログラムが組み込まれているメモリ
とCPUによる演算結果を記憶するメモリ等により構成
してもよい。
ここで、回転数制限手段は、復水制御装置100の切替
器T150と弁開度制限信号発信器SG、49とを除く
制限信号出力部120と、回転数制御装置26とで構成
される。
また、弁開度制限手段は、切替器T、53と回転数制限
信号発信器SG、52とを除く制限信号出力部120と
、電空変換器25とで構成される。
共動制御信号出力手段は、関数発生器F G 2 aと
、VJJ@発生器FG、51と、切替器T、46とを有
して構成される。
発生量制限信号出力手段は、制限信号出力部120のA
NDゲート72と保持回路73とを有して構成される。
次に、本実施例の動作について説明する。
まず、第1図に基づき発電プラント内の蒸気および復水
の流れについて説明する。
蒸気発生器1で発生した蒸気は、主蒸気配管2を通り蒸
気タービン3に送られ、蒸気タービン3を開動する。蒸
気タービン3を乱動した蒸気は、復水器4にて冷却され
復水となる。この復水は復水送水配管5を通り低圧復水
ポンプ6.6により抽出され脱塩装置7に送られる。脱
塩された復水は、高圧復水ポンプ8,8によりさらに加
圧され、復水流量調節弁9と低圧加熱器10とを経て脱
気器14の脱気室12に送られて脱気される。
脱気された復水は、−旦、貯水室13に傳えられた後、
給水ポンプ15に送られ再度加圧される。
この加圧された復水は、給水配管16を介して高圧加熱
器17を経て蒸気発生器lに送水される。
次に、復水送水配管の通常運転時における各機器の制御
動作について説明する。
通常運転時には、復水制御装置100の設定値設定部1
30の切替器T232は負荷ランバック終了指令信号S
2がオフになっているため1通常設定復水量発信器31
からの通常設定復水量信号S5は、切替器T232と関
数発生器F(t)33とを介して脱気器復水量演算部3
4に送られる。
脱気器復水量演算部34では、通常設定復水量信号S5
と脱気器復水量検出器21からの復水量検出信号LXD
との偏差に基づき、y%の出力信号の出力する。
給水ポンプ15の吐出流量である給水流量は、給水流量
検出器23により差圧信号FXFとして検出され、ルー
タ35により給水流量信号S7に変換される。給水流量
信号S7は、関数発生器FG工36に入力して、y%の
出力信号として加算器37に出力される。
加算器37では、y%の出力信号に補正係数kを掛けた
ものと関数発生器FG、36からのy%の出力信号とを
加えたz=y+kxの出力信号を出力する。
高圧復水ポンプ8,8の吐出流量である復水流量は、復
水流量検出器22により検出され、ルータ41により復
水流量信号として復水流量演算器42に送られる。
復水流量演算器42では、加算器37からの出力信号と
復水流量信号との偏差に基づき復水流量要求値を関数発
生器FG2^43と関数発生器FG351とに出力する
関数発生器FG、^43からは、前述したような弁開度
制御信号が出力される。切替器T446と切替器T34
8と切替器T工50とは、通常運転時、信号S4.S、
、S、がオフになっているので、前記弁開度制御信号は
、切替器T446と切替器T。
48と切替器T工50と通過して、復水流量調節弁9の
電空変換器25に出力される。復水流量調節弁9は、こ
の弁開度制御信号により、復水流量演算器42の出力が
0%〜55%のとき弁開度が0%〜100%にリニアに
変化するように制御さ九、復水流量演算器42の出力が
55%以上のとき弁開度が100%一定になるように制
御される。
関数発生器FG、51からは、前述した回転数制御信号
が、切替器53を介して高圧復水ポンプ8.8の回転数
制御装置26.’26に出力される。
高圧復水ポンプ8,8は、この回転数制御信号により、
復水流量要求信号が0%〜55%のときに回転数が55
%一定に制御され、復水流量演算器42の出力が55%
〜100%のとき回転数が55%〜100%にリニアに
変化するように制御される。
したがって、高圧復水ポンプ8,8は、最小許容回転数
である55%未満の回転数を避けて回転数制御でき、安
全に継続運転を行うことができる。
また、復水流量演算器42の出力が55%を超えると、
復水流量調節弁9の弁開度が100%になり、復水送水
ラインのシステム抵抗を小さくすることができるととも
に、復水流量演算器42の出力に対応して回転数を変え
ることができるので、郡動電力を効率よく削減すること
ができる。
なお、復水流量演算器42の出力が55%以上のときに
は、高圧復水ポンプ8,8の吐出流量は、第6図に示す
ように、システム抵抗曲線X工(弁開度100%時)と
回転数が55%のときの流量特性曲線との交点D2と、
システム抵抗曲線X1と回転数が100%のときの流量
特性曲線との交点A2とで示される間の流量で変化して
いる。
発電機の出力を変えたいときには、発電プラントの出力
制御装置により、発電機の出力変化指令S4を出力する
。切替器T446は、関数発生器FG2^43からの出
力を遮断して、関数発生器F G2a44からの前述し
たような弁開度制御信号を出力する。この弁開度制御信
号は、切替器T。
48と切替器T150とを介して電空変換器25に出力
される。
関数発生器F G 2 s 44からの前記弁開度制御
信号により、復水流量調節弁9は、復水流量演算器42
の出力が0%〜100%で弁開度が0%〜100%にリ
ニアに変化するように制御される。
したがって、復水流量演算器42の出力が55%〜10
0%のときには、復水流量調節弁9の弁開度も高圧復水
ポンプ8,8の回転数も共にリニアに変化するので、復
水流量演算器42の出力の変化に対して復水流量の変化
の追従性を上げることができる。
(以下余白) 次に、高圧復水ポンプ8,8のうちいずれか一台がトリ
ップした際の各機器の動作について説明する。
高圧復水ポンプ8,8のうちいずれか一台がトリップす
ると、高圧復水ポンプ8,8からの運転信号61.62
のいずれかがオフとなり、この運転信号61.62に基
づき、トリップ検出部110のORゲート67からトリ
ップ検出信号S3がANDゲート70と切替器T、48
とに出力される。
トリップ検出信号S3がオンになると、切替器T、48
は、切替器T446からの出力を遮断して関数発生器F
G2c47からの回転数制御信号を出力するようになる
。この回転数制御信号は、切替器T850を通り復水流
量調節弁9の電空変換器25に出力される。復水流量調
節弁9の弁開度は。
最高でも40%に制限される。復水流量調節弁9の弁開
度が40%に制限され、復水送水ラインのシステム抵抗
が増加するので、高圧復水ポンプ8,8の吐出流量は、
最大許容吐出流量を超えない。
トリップ検出部110のANDゲート7oでは、時限後
オフタイマ69からとORゲート67がらの出力を受け
て、ワンショットのトリップ検出信号を制限信号出力部
120のANDゲート72に出力する。
ANDゲート72では、ワンショットのトリップ検出信
号と系統負荷が55%を超えているという系統負荷信号
71とにより、インターロック信号を出力する。
系統負荷が55%を超えていないときには、復水流1要
求値も低いので、高圧復水ポンプ8,8の吐出流量は最
大許容吐出流量を超えることがなく。
インターロック信号を出力する必要がない。
インターロック信号は、保持回路73により給水流量が
750T/11以下になるまで保持され、蒸気発生装置
91の燃料調節弁95の電空変換器93に50%0%負
荷ランパック信号77として出力されるとともに、切替
器T150と切替器T、53とに出力される。
切替器T工50と切替器T、53とは、インター口、ツ
タ信号S1がオンとなると、弁開度制限信号発信器5G
149からの弁開度制限信号が復水流量調節弁9の電空
変換rjr25に出力される。また。
回転数制限信号発信器SG、52からの回転数制限信号
が高圧復水ポンプ8,8の回転数制御装置26.26に
出力される。
なお、この際の弁開度制限信号は、復水流量調節弁9の
弁開度を100%に保持するもので、回転数制限信号は
、高圧復水ポンプ8,8の回転数を55%に保持するも
のである。
復水流量調節弁9の弁開度は、 100%に保持され、
高圧復水ポンプ8,8の回転数は、55%に保持される
この際の高圧復水ポンプ8,8の吐出流量の変化につい
て、第6図を用いて説明する。
例えば、トリップ前、高圧復水ポンプ8,8は、回転数
87%で発電機出力100%時の復水流量1400r1
1″/+((A点)を送水していたとする。−台がトリ
ップすると、稼動している高圧復水ポンプ8は、その回
転数が87%であるから、最大許容吐出流量900 r
ni’ / Itを超える約1000 rn’ /H(
C点)を送水することになるが1回転数は55%に直ち
に制限されるので、約720m/R(D点)を送水する
ことになる。
したがって、稼動中の高圧復水ポンプ8は、 l−リッ
プすることなく安定して、継続運転が行われる。
次に、復水制御装置100のパネル操作で制限信号の出
力を変えたことにより、トリップ時に復水流量調節弁9
の弁開度が40%に保持され、高圧復水ポンプ8の回転
数が100%に保持された場合の高圧復水ポンプ8,8
の吐出流量の変化について、第7図を用いて説明する。
高圧復水ポンプ8,8のうち一台がトリップして、復水
流量調節弁9の弁開度が40%に保持されると、システ
ム抵抗は増加し、第7図に示すようなシステム抵抗曲線
X2となる。したがって、稼動中の高圧復水ポンプ8は
、最大許容吐出流量である900rr?/すIを下まわ
る800i/H(A、点)を送水することになり、前述
同様に、トリップすることなく安定して、継続運転が行
われる。
なお、このように、高圧復水ポンプ8,8のうち一台が
トリップした際には、復水流量調節弁9の弁開度か高圧
復水ポンプ8の回転数のいずれかを絞り込んでもよいが
、復水制御装置100のパネルを操作して、どちらも絞
り込まれるようにしてもよい。
燃料調節弁95は、負荷ランバック指令信号77により
所定の弁開度まで絞り込まれ、蒸気発生器1に供給され
る燃料が減少して、蒸気発生器1から発生する蒸気量も
減少にともない給水流量も次第に減少してくる。
給水流量は、給水流量検出器23で検出され、給水流量
が7507/+(以下になると、スイッチ回路79がオ
ンとなり、保持回路73のインターロック信号S1を解
除する。
インターロック信号S1が解除されると、復水流量調節
弁9は、切替器T、50を介して切替器T348からの
弁開度制御信号により制御されるようになり、また、高
圧復水ポンプ8は、切替器T553を介して関数発生器
FG351からの回転数制御信号により制御されるよう
になる6さらに、インターロック信号S1が解除される
と、切替器T、53からの出力信号がタイバツクライン
54を介して復水流量演算部42に出力され、復水流量
演算部42は、−旦、その出力が55%にリセットされ
てから、PI演算を行い始める。
これにより、制御復帰時の外乱を防止することができる
ANDゲート80で員よ、時限後オフタイマ78を介し
て入力する保持回路73の出力とスイッチ回路79の出
力とにより、ワンショットの負荷ランバック終了指令信
号を作成する。負荷ランバック終了指令信号S2は、保
持回路81により保持されるとともに、設定値設定部1
30の切替器T232と関数発生器F(t)33に出力
される。
関数発生器F(t)33には、切替器T232を介して
脱気器14の復水量を示す復水量検出信号LXDが入力
する。
この際、脱気器14の脱気室13の復水量は、脱気器1
4から排出される給水流量に対して、−時的に復水流量
が少なかったので、通常の設定復水量より少なく、急激
に通常の設定復水量まで脱気器14の復水量を増加させ
ようとすると、復水制御装置100や蒸気発生装置91
等の制御装置などに外乱を及ぼすことになる。しかし、
関数発生器F(t)33からは、第4図に示すように、
脱気器復水量検出器21により検出された減少した復水
量を一時的に設定復水量をとし、その後、徐々に設定復
水量を通常の設定復水量までランプ関数的に増加させて
いく設定復水量信号S6が、脱気器復水量演算部34に
出力されるので、復水流量要求値は、急に大きくならず
、脱気器14の復水量は徐々に通常の設定復水量1こ復
帰していく。
したがって、脱気器復水量が設定復水量までの復帰する
際における前記外乱をなくすことができる。
脱気器14の復水量が通常の設定復水量になると、スイ
ッチ回路86がオンとなる。ANDゲート87には、ス
イッチ回路86の出力と、ANDゲート80からインバ
ータ85を介して出力されるワンショットの負荷ランバ
ック終了指令信号とが入力し、保持回路81に保持され
ている負荷ランバック終了指令信号S2が解除される。
負荷ランバック終了指令信号S2が解除されると、通常
設定復水量発信器31からの通常の設定復水量信号が、
切替器T232を介して関数発生器F(t)33に取り
込まれるようになり、脱気器14の復水量の制御は、通
常の制御に復帰する。
なお、本実施例において、高圧復水ポンプ8がトリップ
した際には、稼動中の高圧復水ポンプ8にも復水流量調
節弁9にも制限信号が出力されるが、いずれか一方の切
替器と制限信号発信器とを取り除き、いずれか一方のみ
に、制限信号が出力されるようにしてもよい。
また、本実施例には、高圧復水ポンプ8の予備機は、設
けられていないが、予備機が設けられている場合にも、
稼動中の高圧復水ポンプ8の保護のために、同様な制御
を行ってもよい。特に、予備機が回転数制御型のもので
は、起動から定常運転までの立上り時間が長いので1本
実施例のように復水流量を制限することが好ましい。な
お、予備機を備えている場合には、脱気器14の復水量
が減少することがないので1本実施例のような脱気器1
4の復水量制御を行わなくてもよい。
また、低圧復水ポンプを本実施例の低圧復水ポンプ6の
揚程より約50m高いものを使用している場合には、高
圧復水ポンプ8が一台トリップした際に、稼動中の高圧
復水ポンプ8の回転数を55%に絞り込むと、第8図に
示すように、D0点では。
高圧復水ポンプ8の揚程が2台の低圧復水ポンプの揚程
より低くなってしまい、高圧復水ポンプ8は低圧復水ポ
ンプの吐出流により開動さられる。
高圧復水ポンプ8の回転数制御が可変電圧可変周波数装
置により行われていると、この時に高圧復水ポンプ8側
から逆に可変電圧可変周波数装置に電力が与えられて、
好ましくない。
したがって、このような場合には、高圧復水ポンプ8の
回転数の絞り込みを例えば65%に押さえて、高圧復水
ポンプ8の揚程が2台の低圧復水ポンプの揚程より高い
ところ(E8点)で運転することが好ましい。
[発明の効果] 本発明によれば、複数台の復水ポンプのうち、少なくと
もいずれか一つがトリップしたとき、稼動中の復水ポン
プが過負荷状態になることを防ぐことができるので、稼
動中の復水ポンプのトリップおよび損傷を防ぐことがで
き、復水送水段歯の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発電プラントの系統図、第2図および第3図は
制御装置の要部ブロック図、第4図は関数f (t)の
特性図、第5図は関数発生器F G aA。 F Gas、 F G2C,F G 3の特性図、第6
図〜第8図は高圧復水ポンプおよび低圧復水ポンプの運
転特性を示す特性図である。 1・・・蒸気発生器、3・・・蒸気タービン、4・・・
復水器、6・・・低圧復水ポンプ、8・・・高圧復水ポ
ンプ、9・・・復水流量調節弁、14・・・脱気器、2
1・・・脱気器復水量検出器、22・・・復水流量検出
器、23・・・給水流量検出器、25・・・電空変換器
、26・・・回転数制御装置、91・・・蒸気発生装置
、95・・・燃料調節弁、100・・・復水制御装置、
110・・・トリップ検出部、 120・・・制限信号出力部、 130・・・設定 第 図 値設定部。 140・・・制御信号出力部。 出顕人 株式会社 日 立 製 作 所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、復水器からの復水を昇圧する複数の復水ポンプが並
    列に接続されている復水送水設備において、 複数の前記復水ポンプのうち、少なくとも一つがトリッ
    プすると、該トリップを検出するトリップ検出手段と、 前記トリップが検出されると、稼動している復水ポンプ
    の吐出流量が最大許容吐出流量を超えないよう該復水ポ
    ンプの回転数を制限する回転数制限手段とを有すること
    を特徴とする復水送水設備。 2、復水器からの復水を昇圧する複数の復水ポンプが並
    列に接続されている復水送水設備において、 複数の前記復水ポンプの吐出流量を調整する復水流量調
    節弁と、 複数の前記復水ポンプのうち、少なくとも一つがトリッ
    プすると、該トリップを検出するトリップ検出手段と、 前記トリップが検出されると、稼動している復水ポンプ
    の吐出流量が最大許容吐出流量を超えないよう前記復水
    流量調節弁の弁開度を制限する弁開度制限手段とを有す
    ることを特徴とする復水送水設備。 3、復水器からの復水を昇圧する復水ポンプと、該復水
    ポンプの吐出流量を調節する復水流量調節弁とを備えた
    復水送水設備において、 前記復水ポンプの回転数と前記流量調節弁の弁開度とを
    、共に変化させて復水流量を調節する共動調節手段を有
    することを特徴とする復水送水設備。 4、復水器からの復水を昇圧し並列接続されている複数
    の回転数制御型の復水ポンプと、複数の該復水ポンプの
    吐出流量を調節する復水流量調節弁とを備えた復水送水
    設備における復水制御装置において、 複数の前記復水ポンプのうち、少なくとも一つがトリッ
    プすると、該トリップを検出するトリップ検出手段と、 前記トリップが検出されると、稼動している復水ポンプ
    の吐出流量が最大許容吐出流量を超えないよう、前記復
    水流量調節弁の弁開度を制限する弁開度制限信号を該復
    水流量調節弁に出力する弁開度制限信号出力手段と、前
    記復水ポンプの回転数を制限する回転数制限信号を該復
    水ポンプに出力する回転数制限信号出力手段とのうち、
    少なくとも一方を有する制限信号出力部とを備えている
    ことを特徴とする復水制御装置。 5、前記復水送水設備に、該復水送水設備から供給され
    る復水を加熱して蒸気にする蒸気発生装置が接続されて
    いる場合において、 前記トリップが検出されると、前記蒸気発生装置での蒸
    気発生量を制限するよう該蒸気発生装置に蒸気発生量制
    限信号を出力する発生量制限信号出力手段を有すること
    を特徴とする請求項4記載の復水制御装置。 6、前記復水送水設備が、複数の前記復水ポンプからの
    復水を脱気する脱気器と、該脱気器内の復水量を検出す
    る復水量検出手段とを有している場合において、 前記トリップが検出され、かつ、前記脱気器内の復水量
    が通常の設定復水量より少ないときに、減少した前記復
    水量を一時的に前記脱気器の設定復水量とし、その後徐
    々に前記設定復水量を前記通常の設定復水量に復帰させ
    ていく設定値設定手段と、 前記設定値設定手段により定められた設定復水量と前記
    復水量検出手段により検出された復水量との偏差に少な
    くとも基づき、前記脱気器内の復水量を制御すべく、前
    記復水ポンプに回転数制御信号を出力し、前記復水流量
    調節弁に弁開度制御信号を出力する制御信号出力手段と
    を有することを特徴とする請求項4または5記載の復水
    制御装置。 7、前記復水ポンプの回転数と前記流量調節弁の弁開度
    とを共に変化させるべく、共動制御信号を前記復水ポン
    プと前記流量調節弁とに出力する共動制御信号出力手段
    を有することを特徴とする請求項4、5または6記載の
    復水制御装置。 8、復水器からの復水を昇圧し並列接続されている複数
    の復水ポンプと、複数の該復水ポンプの吐出流量を調節
    する復水流量調節弁とを備えている復水送水設備の復水
    送水制御方法において、複数の前記復水ポンプのうち、
    少なくともいずれか一つがトリップした際、トリップし
    ていない復水ポンプの吐出流量が最大許容吐出流量を超
    えないよう、前記復水ポンプの回転数と前記復水流量調
    節弁の弁開度とのうち少なくとも一方を制限することを
    特徴とする復水送水設備の復水送水制御方法。 9、請求項1または2記載の復水送水設備を備え、該復
    水送水設備からの復水を加熱して蒸気にする蒸気発生装
    置と、該蒸気により騒動する蒸気タービンと、該蒸気タ
    ービンに連結される発電機とを有することを特徴とする
    発電プラント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014005955A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Toshiba Corp 復水給水制御装置および復水給水サイクルシステム

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