JPH03125605A - 新交通車両用タイヤ - Google Patents

新交通車両用タイヤ

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JPH03125605A
JPH03125605A JP1263717A JP26371789A JPH03125605A JP H03125605 A JPH03125605 A JP H03125605A JP 1263717 A JP1263717 A JP 1263717A JP 26371789 A JP26371789 A JP 26371789A JP H03125605 A JPH03125605 A JP H03125605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
tire
tread
new transportation
circumferential
Prior art date
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Pending
Application number
JP1263717A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Shimada
紀寛 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP1263717A priority Critical patent/JPH03125605A/ja
Publication of JPH03125605A publication Critical patent/JPH03125605A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地下鉄、モルレール等の新交通車両に用いられ
る新交通車両用タイヤに関する。
〔従来の技術〕
最近、地下鉄、モルレール等の新交通車両に空気入りタ
イヤが使用されている。これは空気入りタイヤが、従来
の車輪と比べ騒音レベルが低い、加速性及び減速性が優
れている、乗り心地が優れている等の利点を備えている
ためである。
第6図に示される如く、この新交通車両用タイヤ50に
おいては、ウェット性能を向上させる目的で、所定の反
発弾性(測定機器はダンロップ式トリブソメータ)を有
するゴムによって構成されたトレッド52の踏面部全面
に主溝54と交差する細溝(サイプ) 56を形成した
ものが知られている。
しかしながら、この新交通車両用タイヤ50にふいては
、サイズ56を形成することでトレッド52の動き量は
減少する反面、このサイプ56によって、個々のトレッ
ド52の動き量に対するタイヤ全体のラジアルランアウ
ト(真円に対する偏りの程度)の影響が強調される(特
にタイヤ成形後にサイピングする場合に、より顕著とな
る)。
個々のトレッドの動き量としては、ラジアルランアウト
の差は小さなものであるが、長期間(ロングライフ)使
用する新交通用タイヤにおいては、その小さなバランス
差が偏磨耗の核となっていると考えられる。さらにこの
核により段差が発生すると、今度は自励磨耗により、偏
暦耗が進展していく。
一方、サイプ56の効果はピッチ、深さ及び角度とによ
って色々と変化してくるが、従来採用されているピッチ
及び角度は、それぞれ過去の経験から決められており、
深さは溝深さ程度とされている。
従って、トレッド52が磨耗し、サイプ56の深さが浅
くなるとく磨耗率50%程度)、トレッド52の表面の
動きが大きくなるため、サイプ56の効果が減少し偏磨
耗の進展がさらに顕著となり、主溝54の一部のみが極
端に浅くなる。従って、主溝54の有効利用ができない
ため、主溝深さを深く設定する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事実を考慮し、主溝深さを深く設定する必
要がない新交通車両用タイヤを得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、トレ
ッドの踏面部全面に細溝を形成した新交通車両用タイヤ
であって、前記トレッドのタイヤ半径方向外側部を構成
する第1のゴムと、前記第1のゴムの反発弾性より低い
反発弾性を有し前記トレッドのタイヤ半径方向内側部を
構成する第2のゴムと、を備えたことを特徴としている
従って、本発明においては、トレッドを第1のゴムと第
2のゴムの2層とすることで、トレッドのタイヤ半径方
向外側部を構成する第1のゴムに偏磨耗が発生した場合
には、この偏磨耗の成長は第1のゴムの反発弾性より低
い反発弾性を有する第2のゴムによって減速される。こ
のため、主溝深さを深く設定する必要がない。
一方、第2のゴムのみでは発熱耐久性能及び耐カツト性
能が充分に確保できない。なぜならば新交通用タイヤに
おいては、鉄輪程度のロングライフ(約40〜50万k
m>が要求されるため、トレッドの厚みを薄くすること
はできない。
また、トレッドの磨耗率が50%程度になると、多角形
磨耗の発生が顕著となるため、第1のゴムの厚さはトレ
ッドの踏面部にタイヤ周方向に沿って形成された主溝の
深さの40%〜70%とし、トレッドの残りの部分を第
2のゴムで構成することが好ましい。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図〜第3図に従って説明す
る。
第3図に示される如く、新交通車両用タイヤ10のカー
カス12のタイヤ幅方向両端部は、タイヤ半径方向内周
部にリング状に配置されたビードコア14の回りにそれ
ぞれタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側へ向けて折
り返されており、それぞれ折返し端部12Aとされてい
る。またカーカス12のコードのタイヤ周方向に対する
角度は0°とされている。またカーカス12のタイヤ半
径方向外側(第3図上側)には、ベルト層16が配置さ
れており、このベルト層16のタイヤ半径方向外側はト
レッド18とされている。
第2図に示される如く、このトレンド18の踏面部には
タイヤ周方向に沿って、4本の主溝としての周方向溝2
4が形成されており、これらの周方向溝24によってタ
イヤ幅方向外側(第2図左右両端側)からショルダーリ
ブ26、リブ28及びセンターリブ30の順で、それぞ
れ形成されている。
これらのショルダーリブ26、リブ28及びセンターリ
ブ30の踏面部には、新交通車両用タイヤ10の赤道面
27に所定の角度θで交差する細溝(サイプ)29がタ
イヤ周方向に所定間隔して形成されている。
第1図に示される如く、トレッド18はタイヤ半径方向
外側部を構成する第1のゴム32と、タイヤ半径方向内
側部を構成する第2のゴム34とで構成されており、2
層構造とされている。また、第2のゴム34は、第1表
に示すゴム原料及びゴム薬品等を用いて配合し、混練し
て製造されておリ、第2のゴム34の物性はゴム硬度5
2〜65e、300%弾性半弾性率 〜120 kg/
cnf及び反発弾性(レジリエンス)値は35%〜47
%(測定機器はダンロップ式ドリブンメータ)とされて
おり、第1のゴム32の反発弾性値58%より低くされ
ている。すなわち、第2のゴム34は、第1のゴム32
と比べ耐磨耗性が優れた材質とされている。
第1表 また、第1のゴム32の厚さは、周方向溝24の深さH
の40%〜70%とされ、トレッド18の残りの部分(
第1図の下側)は第2のゴム34によって構成されてい
る。
次に、本実施例の作用に付いて説明する。
本実施例の新交通車両用タイヤ10においては、トレッ
ド18のタイヤ半径方向外側部を構成する第1のゴム3
2に偏摩耗が発生した場合には、この偏摩耗の成長は、
第1のゴム32の反発弾性より低い反発弾性を有する第
2のゴム34によって減速される。このため、トレッド
18の踏面部の周方向溝24の一部のみが極端に浅くな
ることを防止できる。このため、周方向溝24深さを深
く設定する必要がない。
(実験例1) 実施例(第1図)に示される、本発明の新交通車両用タ
イヤ10 (タイヤサイズE13.50/85R16、
リム9.50VX16、内圧10゜Qkg/cd、第1
のゴム32の厚さに〜0.5H。
第1のゴム320反発弾性58%、第2のゴム34の反
発弾性42%)及び第6図に示される従来の新交通車両
用タイヤ50 (タイヤサイズE13゜50/85R1
6、’Jゴム、50VX16、内圧10、 0kg/c
al、  トレッド52のゴムの反発弾性58%)の走
行距離と周方向溝の残り深さの最小値との関係を第4図
に示す。
第4図に示される如く、走行距離が10万kmを越えた
場合には、本発明の新交通車両用タイヤは、従来タイヤ
の様に周方向溝の残り深さの最小値が、偏摩耗によって
極端に小さくなることがない。
(実験例2) 実施例(第1図)に示される、本発明の新交通車両用タ
イヤ10 (タイヤサイズE13.50/85R16、
リム9.50VX16、内圧10゜0kg/c++f、
第1のゴム32の厚さに〜0.5H。
第1のゴム32の反発弾性58%、第2のゴム34の反
発弾性39%)及び第6図に示される従来の新交通車両
用タイヤ50(タイヤサイズE13゜50/85R16
、リム9.5−リV×16、内圧10、 0kg/cr
l、  ) レッド52のゴムノ反発弾性58%)の走
行距離と、細溝29を挟んで隣接するトレッド18の段
差量との関係を第5図に示す。
第5図に示される如く、走行距離が10万kmを越えた
場合には、本発明の新交通車両用タイヤは従来タイヤの
様に、偏摩耗によって細溝29を挟んで隣接するトレッ
ド18の段差量が大きくなることがなく、第5図の斜線
の領域で示される如く、段差量が減少する傾向にある。
これらの実験結果によって、上記説明した本発明の新交
通車両用タイヤが特に優れたものであることが明らかに
なっている。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、主溝深さを深く設定す
る必要がないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の新交通車両用タイヤのトレ
ッドの左半分を示すタイヤ幅方向に沿って切断した断面
図、第2図は本発明の一実施例の新交通車両用タイヤの
トレッドを示す平面図、第3図は本発明の一実施例の新
交通車両用タイヤの左半分を示すタイヤ幅方向に沿って
切断した概略断面図、第4図は走行距離と周方向溝の残
り深さの最小値との関係を示す線図、第5図は走行距離
と細溝を挟んで隣接するトレッドの段差量との関係を示
す線図、第6図は従来の新交通車両用タイヤの左半分を
示すタイヤ幅方向に沿って切断した概略断面図である。 10・・・新交通車両用タイヤ、 18・ ・ ・トレッド、 24・・・周方向溝、 29・・・細溝、 32・・・第1のゴム、 34・・・第2のゴム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トレツドの踏面部全面に細溝を形成した新交通車
    両用タイヤであって、前記トレツドのタイヤ半径方向外
    側部を構成する第1のゴムと、前記第1のゴムの反発弾
    性より低い反発弾性を有し前記トレツドのタイヤ半径方
    向内側部を構成する第2のゴムと、を備えたことを特徴
    とする新交通車両用タイヤ。
  2. (2)前記第1のゴムの厚さを前記トレツドの踏面部に
    タイヤ周方向に沿って形成された主溝の深さの40%〜
    70%とし、前記トレツドの残りの部分を前記第2のゴ
    ムで構成したことを特徴とする請求項(1)記載の新交
    通車両用タイヤ。
JP1263717A 1989-10-09 1989-10-09 新交通車両用タイヤ Pending JPH03125605A (ja)

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JP1263717A JPH03125605A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 新交通車両用タイヤ

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JP (1) JPH03125605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046024A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP5568545B2 (ja) * 2009-02-18 2014-08-06 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ

Cited By (3)

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US9174491B2 (en) 2009-02-18 2015-11-03 Bridgestone Corporation Pneumatic tire

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