JPH03124351A - 連続鋳造設備におけるタンディッシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置 - Google Patents

連続鋳造設備におけるタンディッシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置

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JPH03124351A
JPH03124351A JP26254789A JP26254789A JPH03124351A JP H03124351 A JPH03124351 A JP H03124351A JP 26254789 A JP26254789 A JP 26254789A JP 26254789 A JP26254789 A JP 26254789A JP H03124351 A JPH03124351 A JP H03124351A
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JP
Japan
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current
molten steel
tundish
plasma torch
continuous casting
Prior art date
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Application number
JP26254789A
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English (en)
Inventor
Katsutomo Mabashi
馬橋 克知
Shigenori Nakajima
中島 繁紀
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続鋳造設備におけるタンディツシュ内溶鋼
のプラズマ加熱制御装置に関する。
〔従来の技術〕
連続鋳造設備において、取鍋内の溶鋼はタンディツシュ
を介して鋳型へ注湯されるが、タンディツシュから鋳型
へ注湯される溶鋼の温度は、良好な品質の鋳片を得るた
めには鋳造に支障のない可能なかぎり低い温度に調整さ
れていることが好ましいとされ、ΔTを小さく制御して
低温鋳造が行われている。そして、上記溶鋼温度が万一
所定温度以下になった場合、タンディツシュ内で溶鋼内
から介在物等の不純物が浮上しきれず鋳片品質に悪影響
を与えたり、タンディツシュから鋳型へ注湯するノズル
を閉塞したりするトラブルが起こることから、これらを
避けるために、タンディツシュ蓋を通して昇降自在に制
御されたプラズマトーチに一定電力を供給してタンディ
ツシュ内の溶鋼を加熱し、溶鋼温度を所定温度に制御す
ることが行われている。
第3図は、上記タンディツシュ内の溶鋼を加熱するため
のプラズマ加熱制御装置のブロック図であって、このプ
ラズマ加熱制御装置は、プラズマトーチ10への供給電
力を一定になるように制御する主制御部16と、この主
制御部16からプラズマトーチ10へ供給される電力の
電流を検出する電流検出器17と、予め設定した電力お
よびアーク電圧より求められる電流と前記電流検出器1
7からの出力とを比較演算する演算部18とからなり、
演算部18において前記電流検出器17からの出力が予
め主制御部16に設定した電力およびアーク電圧より求
められる電流と異なる時に電流制御指令を主制御部16
に出力して投入電力を一定になるように制御している。
尚、図において、プラズマトーチ10は、タンディツシ
ュ蓋11の開口部を通しタンディツシュ蓋11の上面に
設けた保持具12に保持され、且つその先端がタンディ
ツシュ13内の溶鋼14面と一定間隔を維持するように
保持具12を介して昇降制御モータ15により昇降制御
されている。また、19は電源を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したプラズマ加熱制御装置による加熱制
御では、アーク電圧を一定に設定した条件の下で電流を
制御してプラズマトーチ10への供給電力を一定になる
ように制御しているが、実操業において、アーク電圧は
、タンディツシュ13内の雰囲気のガス成分の変動によ
り、あるいは鋳型(図示せず)への溶鋼注湯量の制御お
よび/または取鍋(図示せず)からタンディツシュ13
への溶鋼注湯量の制御による溶鋼面の変動に追従するプ
ラズマトーチ10の昇降動作により変化する。このため
、上述したプラズマ加熱制御装置においては、実際のア
ーク電圧が低く変化した時、電流検出器17で検出され
た電流は一定となるように制御されているため、アーク
電圧が低くなった分設入電力が小さくなり、溶wA14
への投入熱量が小さくなり溶鋼温度が低(制御され、ま
た逆に実際のアーク電圧が高く変化した時は、逆の現象
により溶鋼温度が高く制御され、精度のよい且つ安定し
た溶鋼温度の制御ができない。
本発明は、上記の事情に鑑み、アーク電圧の変動の影響
を極力除去してプラズマトーチへの供給電力を一定にな
るように制御する連続鋳造設備におけるタンディツシュ
内溶鋼のプラズマ加熱制御装置を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係わる連続鋳造設
備におけるタンディツシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装
置は、タンディツシュに設けられたプラズマトーチとタ
ンディツシュ内溶鋼間に電力を投入して溶鋼温度を所定
温度に保持するための連続鋳造設備におけるタンディツ
シュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置であって、プラズマ
トーチへの供給電力を一定になるように制御する主制御
部と、前記主制御部からプラズマトーチへ供給される電
力の電流を検出する電流検出器と、プラズマトーチでの
アーク電圧を検出する電圧検出器と、前記電圧検出器か
らの出力で設定電力を割算する電流演算部と、前記電流
演算部からの出力と前記電流検出器からの出力とを引算
する電流制御演算部とを具備し、前記電流制御演算部の
出力を元に主制御部においてプラズマトーチへの供給電
力を一定になるように制御するものである。
〔作  用〕
本発明は、プラズマトーチへ供給される電流と、プラズ
マトーチでの変動するアーク電圧とを検出し、これら検
出された電流およびアーク電圧を元にプラズマトーチへ
の電力を一定になるように制御しているので、タンディ
ツシュ内の溶鋼に対する投入熱量が狭い範囲で制御する
ことができ、精度のよい且つ応答性のよい安定した溶鋼
温度の制御ができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、
図中、従来技術と同じ部分は同符号を以て示す。
一 実−訓tLJL−上 第1図は、本発明に係わる連続鋳造設備におけるタンデ
ィツシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置のブロック図で
あって、1は電源、2はプラズマトーチ10への供給電
力を一定になるように制御する主制御部、3は主制御部
2からプラズマトーチ10へ供給される電力の電流を検
出する電流検出器4はプラズマトーチ10でのアーク電
圧を検出する電圧検出器、5は電圧検出器4からの出力
で設定電力を割算する電流演算部、6は電流演算部5か
らの出力と電流検出器3からの出力とを引算する電流制
御演算部を示す。
この構成のプラズマ加熱制御装置によるプラズマ加熱制
御は、従来技術と同様に、プラズマトーチ10の先端を
タンディツシュ13内の溶鋼14から一定の間隔に維持
するように保持具12を介して昇降制御モータ15によ
り昇降制御した上で、プラズマトーチ10でのアーク電
圧を電圧検出器4で検出する共に、その出力信号を電流
演算部5に入力し、電流演算部5では、予め入力された
設定電力を電圧検出器4から入力された実測電圧で割り
、得られた設定電流値を電流制御演算部6へ出力し、電
流制御演算部6では、電流演算部5から入力された設定
電流値と、電流検出器3で検出されて出力されてきた実
測電流値とを比較演算すると共に、その結果得られた補
正電流値を主制御部2へ出力し、主制御部2では、電流
制御演算部6から入力された補正電流値を元にプラズマ
トーチ10への供給電流、即ち供給電力を制御して出力
することにより行われる。
このように、プラズマトーチ10への供給電力を、タン
ディツシュ13内の雰囲気ガス等により変動するアーク
電圧を実測して制御に取り入れているので精度のよい且
つ応答性のよい投入電力制御が行え、延いては、タンデ
ィツシュ13内の溶鋼14に対しても投入熱量が狭い範
囲で制御することができ、精度のよい且つ応答性のよい
安定した溶鋼温度の制御ができる。
災−隻一貫−■ 第2図は、本発明に係わる別態様の連続鋳造設備におけ
るタンディツシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置のブロ
ック図であって、上記実施例1のブロック図に加えて、
電流演算部5と電流制御演算部6との間に、電流の上下
限を設定し得る電流比較演算部7を接続し、この電流比
較演算部7へ入力された電流演算部5からの設定電流値
が、予め設定された電流の上下限を外れた場合に、その
外れた設定電流値を電圧−昇降製変換演算部8に出力し
、電圧−昇降製変換演算部8にて電圧検出器4にて検出
された実測電圧値を元に昇降長を演算してプラズマトー
チ昇降制御部9に出力する。
そして、プラズマトーチ昇降制御部9は、昇降制御モー
タ15を作動させ、設定された電力を保ちながら、電流
を電流比較演算部7に設定された電流範囲内におさめる
ようにアーク電圧を制御する。
このような構成を付加することにより、例えば、タンデ
ィツシュ13内の溶鋼面が上昇しプラズマトーチ10の
先端と溶鋼14との間隔が狭くなりアーク電圧が低下し
電流演算部5からの電流値が電流比較演算部7に設定し
た電流より高くなった場合に、この高い電流値を元に、
電圧−昇降製変換演算部8およびプラズマトーチ昇降制
御部9を介して、プラズマトーチ10の先端と溶tIg
l14との間隔を開けてアーク電圧を高める制御が行え
、プラズマトーチ10に必要以上の高い電流が供給され
ることによるプラズマトーチ10の寿命低下を防止する
ことができる。
このように電流比較演算部7を接続することにより、上
記実施例1の作用効果に加えて、プラズマトーチ10の
寿命低下を防止することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明に係わる連続鋳造設備における
タンディツシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置によれば
、連続鋳造設備におけるタンディツシュ内の溶鋼に対し
て投入熱量が狭い範囲で制御することができ、精度のよ
い且つ応答性のよい安定した溶鋼温度の制御ができ、延
いては、ΔTを小さく制御した低温鋳造を、ノズル閉塞
等のトラブルを起こすことなく安定して行うことができ
る。
一 0
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる連続鋳造設備におけるタンデ
ィツシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置のブロック図、
第2図は、本発明に係わる別態様の連続鋳造設備におけ
るタンディツシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置のブロ
ック図、第3図は、従来の連続鋳造設備におけるタンデ
ィツシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置のブロック図で
ある。 1 電源       2 主制御部 3 電流検出器    4 電圧検出器5 電流演算部
    6 電流制御演算部7 電流比較演算部 8 電圧−昇降製変換演算部 9 プラズマトーチ昇降制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タンディッシュに設けられたプラズマトーチとタ
    ンディッシュ内溶鋼間に電力を投入して溶鋼温度を所定
    温度に保持するための連続鋳造設備におけるタンディッ
    シュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置であって、プラズマ
    トーチへの供給電力を一定になるように制御する主制御
    部と、前記主制御部からプラズマトーチへ供給される電
    力の電流を検出する電流検出器と、プラズマトーチでの
    アーク電圧を検出する電圧検出器と、前記電圧検出器か
    らの出力で設定電力を割算する電流演算部と、前記電流
    演算部からの出力と前記電流検出器からの出力とを引算
    する電流制御演算部とを具備し、前記電流制御演算部の
    出力を元に主制御部においてプラズマトーチへの供給電
    力を一定になるように制御することを特徴とする連続鋳
    造設備におけるタンディッシュ内溶鋼のプラズマ加熱制
    御装置。
JP26254789A 1989-10-06 1989-10-06 連続鋳造設備におけるタンディッシュ内溶鋼のプラズマ加熱制御装置 Pending JPH03124351A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283016A (ja) * 2001-03-23 2002-10-02 Nippon Steel Corp プラズマトーチを用いたタンディッシュ内溶鋼の加熱装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012639A (ja) * 1973-06-06 1975-02-08
JPH01178353A (ja) * 1987-12-29 1989-07-14 Nkk Corp タンディッシュプラズマ加熱装置

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