JPH03124036A - Tab部品搬送装置 - Google Patents

Tab部品搬送装置

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JPH03124036A
JPH03124036A JP26028789A JP26028789A JPH03124036A JP H03124036 A JPH03124036 A JP H03124036A JP 26028789 A JP26028789 A JP 26028789A JP 26028789 A JP26028789 A JP 26028789A JP H03124036 A JPH03124036 A JP H03124036A
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JP
Japan
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component
carrier tape
suction
head
mounting
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Application number
JP26028789A
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English (en)
Inventor
Tanemasa Harada
種真 原田
Hideki Kimoto
鬼本 秀樹
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、TAB部品を搬送するための搬送装置の改良
に関する。
(従来の技術) 半導体チップ(IC)をパッケージとしてなる、半導体
部品として種々のものがあるが、なかでもTAB方式に
よって得られるTAB部品が多用される。これは、いわ
ゆるワイヤボンディング方式のように1点毎のボンディ
ングとは異なり、基本的には多数端子の接続を一括ボン
ディングによって行うものであり、同時に加工精度の高
度化を可能とし、組立工程の高能率化、低コスト化と高
密度実装化を同時に実現する。
前記TAB方式の概略を説明すると、ポリイミド材から
なるフィルムテープに銅箔をはり付け、この銅泊をホト
エツチングして上記フィルムテープ上にリードを形成す
る。一方、極く微小のピッチで形成した多数の電極パッ
ド上に、それぞれ金属蒸着膜を介して金属突起を備えた
半導体チップを形成する。このような半導体チップをボ
ンディングステージ上に支持し、上記リードのインナリ
ード部を介して金属突起を加熱ツールで加圧し、このイ
ンナリード部を半導体チップに対して一括ボンディング
するインナリードボンディング工程をなす。ついで、デ
イスペンサから樹脂を滴下して半導体チップおよびイン
ナリード部をモールドするボッティング工程、上記フィ
ルムテープからリードのアウタリード部を打ち抜く切断
工程、この切断したアウタリード部をリードフレームに
一部ボンディングするアウタリードボンディング工程を
なして、TAB部品が得られる。
例えば第8図に示すような、いわゆるQFP(4方向フ
ラツト・パッケージ)タイプのTAB部品aがある。こ
れは、矩形状のフィルムテープ部すの略中央部にIC部
Cを備え、このIC部Cの各辺とフィルムテープ部すの
各辺とに亘ってリードパターンd・・・が接続されてな
る。このようなTAB部品では、多数のリードを備える
こととなって、実装する電子機器の小型化および性能向
上に役立つ。
前記TAB部品aを電子機器の基板に実装するにあたっ
て、実装装置が用いられる。第7図は、上記実装装置の
一部を構成し、TAB部品aを供給部から実装位置まで
搬送するための搬送装置要部を示す。
この搬送装置要部の構成を説明すると、100は上下方
向および水平方向に駆動されるノズルホルダであり、こ
のノズルホルダ100にはノズルヘッド101が装着さ
れ、ノズルホルダ100と一体に駆動される。またノズ
ルへラド101には、エアー継手103を介して図示し
ない真空源に連通するガイド穴104が設けられるとと
もにこのガイド穴104の端部に、これと連通ずるパッ
ド支持用孔105が垂直方向に貫通して設けられる。
このパッド支持用孔105に吸着パッド106が垂直方
向に移動自在に嵌合する。この吸着パッド106の上端
部と前記ノズルホルダ100との間には圧縮ばね107
が介設されていて、上記吸着パット106を常に下方向
に弾性的に押圧する。
吸着パッド106の下端面から略中間部までは吸着穴1
08が設けられていて、上記ノズルヘッド101に設け
られるガイド穴104に連通ずる。
しかして、ノズルホルダ100が所定方向に駆動されて
ノズルヘッド101と吸着パッド106ごと移動し、吸
着パッド106の下端部が前記TAB部品aに当接する
。このときのショックは圧縮ばね107が撓むことによ
って緩衝される。
真空源からガイド穴104を介して吸着穴108まで連
通しているから、TAB部品aは真空圧で吸着パッド1
06に吸着される。再びノズルホルダ100が駆動され
、所定位置に移動して真空圧を遮断することにより、T
AB部品aの搬送がなされる。
(発明が解決しようとする課題) すなわち、このような搬送装置では、前記吸着パッド1
06が第8図に二点鎖線で示すように、TAB部品aの
IC部Cを直接吸着するようになっている。換言すれば
、QFPタイプのTAB部品aの形状から、吸着すべき
スペースがICC部具以外ない。吸着面積を最大限確保
しであるとは言え、1か所だけの吸着であるから、吸着
の瞬間にTAB部品aがθ方向に回転ずれが生じ易い。
そして、1か所だけの吸着であるから搬送時における安
定性に欠け、実装位置への搬送速度が高速になると、搬
送途中でさらにθ方向へ回転ずれが生じる恐れがある。
このことから、電子機器の基板の端子部に対する実装の
際の位置合せが面倒となり、精度の確保に悪影響がでる
。また、IC部Cを直接真空吸着するのであるから、そ
の瞬間にIC部Cにおいて衝撃があり、これを圧縮ばね
107が緩衝してはいるが、同時に静電気が発生するこ
とが避けられない。そのために、IC部が損傷破壊する
ことがあり、実装部品の信頼性に悪影響がある。
ところで、電子機器のなかでも、ワープロや液晶テレビ
に用いられる基板は、液晶基板(L CD)であり、例
えばA4判程度の大きさがある。このような液晶基板に
実装されるTAB部品は、前記QFPタイプのものでは
不適であって、例えば第6図に示すような構成となる。
すなわちこのTAB部品10は、フィルムテープ部fは
横方向に長い矩形状となり、この略中央部にIC部Cが
備えられ、かつこのIC部Cからフィルムテープ部fの
長手方向辺に一対のリードパターンg1gが接続される
。いわば、2方向フラツト・パッケージタイプであり、
IC部C自体の大きさはほとんど変わらず、リードパタ
ーンg。
gの接続方向が2方向であるので、フィルムテープ部f
の面積がQFPタイプのものよりも大となる。
このようなタイプのTAB部品10を同一の搬送装置で
吸着し搬送すると、TAB部品10の全体面積が大にな
ったので、さらにθ方向への位置ずれが生じ易く、IC
部Cの損傷破壊が生じる割合が高くなる。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、TA
B部品を真空吸着する瞬間におけるθ方向への回転ずれ
をなくし、搬送中の安定性を向上させて搬送速度にかか
わらずθ方向への回転ずれを阻止し、しかもIC部を直
接吸着せず、この損傷破壊を阻止して実装部品の信頼性
を向上させたTAB部品搬送装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決する手段) ノズルホルダを上下方向および水平方向に駆動じ、この
ノズルホルダにノズルヘッドを装着するとともに真空源
を連通し、このノズルヘッドに吸着パッドを弾性的に支
持して上記ノズルヘッドを介して真空源に連通し、この
吸着パッドの端部にTAB部品を真空吸着してなり、上
記吸着パッドは、少なくとも一対以上あることを特徴と
するTAB部品搬送装置である。
(作用) 少なくとも一対の吸着パッドを備え、TAB部品のIC
部を避けてフィルムテープ部を真空吸着する。少なくと
も2か所でTAB部品を吸着するので、吸着時のθ方向
の回転ずれかない。搬送中の安定性が向上して搬送速度
を高速にしてもθ方向への回転ずれを阻止できる。しか
もIC部を直接吸着しないから、この損傷破壊を阻止し
て部品信頼性が向上する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図に示す基板搭載ステージ1は、Xテ
ーブル2、Yテーブル3およびθテーブル4とから構成
されている。このθテーブル4上には液晶基板5を保持
する治具6が設けられている。したがって、液晶基板5
は基板搭載ステージ1によってXYおよびθ方向に移動
自在であり、その端子部7は治具6から横方向に突出し
た状態に保持されている。
前記基板搭載ステージ1は、実装装置の基台8の前部に
設けられており、この後部には、先に第6図で説明した
TAB部品であるキャリアテープ部品10を供給する供
給部9が設けられている。
この実施例においては、第1のキャリアテープ部品供給
部10aと第2のキャリアテープ部品供給部10bを並
設した2連式であって、これらは同一構造であるため、
一方について説明すると、第3図に示すように構成され
ている。11は供給リール、12はスペーサテープ巻取
リールである。
供給リール11にはスペーサテープ13と一緒にキャリ
アテープ部品10が巻回され、順次繰り出すようになっ
ている。供給リール11にはテンションローラ14とキ
ャリアテープ部品10の幅方向の位置を規制する後部ス
プロケット15が設けられているとともに、打抜き済み
テープを巻き取る巻き取りリール16が設けられている
。さらに、前記後部スプロケット15と同一高さ位置に
ある前記基台8上にはキャリアテープ部品10を一定長
さ送りする前部スプロケット17が設けられている。そ
して、前記スペーサテープ13は供給リール11から繰
り出されてスペーサテープ巻取リール12に巻き取られ
る。供給リール11から繰り出されたキャリアテープ部
品10はテンションローラ14、後部スプロケット15
および前部スプロケット17の順に巻回され、後述する
手段によって打抜かれた打抜き済みテープは巻き取りリ
ール16に巻き取られるようになっている。
前記後部スプロケット15と前部スプロケット17との
間に位置するキャリアテープ部品走行路18にはキャリ
アテープ部品10を所定の形状に打抜く打抜き機構19
が設置されている。この打抜き機構19は、キャリアテ
ープ部品走行路18を上下に挾んで上金型20と下金型
21とからなり、上金型20はエアシリンダ22によっ
て昇降してキャリアテープ部品10の打抜きを行う。
さらに、第4図に示すように、下金型21はキャリアテ
ープ部品走行路18と直交する移動テーブル23に載置
されていて、下金型21を打抜き位置24と取り出し位
置25との間を往復運動するように構成されている。な
お、下金型21の上面には打抜かれたキャリアテープ部
品10を固定する固定部26が設けられており、たとえ
ば真空吸引によってキャリアテープ部品10を吸着保持
する。
したがって、第1のキャリアテープ部品供給部10aと
第2のキャリアテープ部品供給部10bを並設した2連
式の場合には、両打抜き機構19.190間に前記取り
出し位置25が設けられており、第1のキャリアテープ
部品供給部10aと第2のキャリアテープ部品供給部1
0bから種類の異なるキャリアテープ部品10を取り出
し位置25に供給することができる。しかも、下金型2
1は移動テーブル23に載置されて打抜き位置24と取
り出し位置25との間を往復運動するため、一方の下金
型21が打抜き位置24に位置しているときは、他方の
下金型21は取り出し位置25に位置し、第1のキャリ
アテープ部品供給部10aと第2のキャリアテープ部品
供給部10bから交互にキャリアテープ部品lOを取り
出し位置25に供給することができる。
また、前記取り出し位置25と前記基板搭載ステージ1
との間には仮位置決めステージ33が設けられている。
この仮位置決めステージ33は、第2図に示すように、
基台8に対して垂直な回転軸35を有しており、この回
転軸35の上端部に位置決めテーブル36を有している
。位置決めテーブル36は回転軸35と直結するパルス
モータ(図示しない)によって回転自在であるとともに
、この上面部に前記キャリアテープ部品10を真空吸着
するようになっている。また、前記位置決めテーブル3
6にはL字状、に形成されたブツシャレバー(図示しな
い)が設置され、位置決めテーブル36上に吸着保持さ
れたキャリアテープ部品10の端縁をブツシュすること
によってキャリアテープ部品10を仮位置決めする位置
決め機構41を構成している。
また、前記供給部9および仮位置決めテーブル33の上
方には搬送装置42が設けられている。
この搬送装置42について説明すると、43はガイドレ
ールであり、これは前記供給部9の取り出し位置25と
基板搭載ステージ1に保持された液晶基板5の実装位置
44との間に亘って架設されている。このガイドレール
43には搬送ロボット45が移動自在に設けられ、この
搬送ロボット45には移載ヘッド46と装着ヘッド47
が設けられている。この移載ヘッド46と装着ヘッド4
7との間の距離は、前記取り出し位置25と仮位置決め
ステージ33との距離に等しく、移載ヘッド46が取り
出し位置25に対向したときには装着ヘッド47が仮位
置決めステージ33に対向する。このような移載ヘッド
46と装着ヘッド47とは、後述するように全く同一構
造であり、上下ガイド48に沿ってシリンダ49によっ
て昇降する。
つぎに、前記移載ヘッド46と装着ヘッド47の構成に
ついて説明する。これは第5図に示すようになっていて
、60は上下ガイド48およびガイドレール43に案内
され上下方向および水平方向に移動するノズルホルダで
ある。このノズルホルダ60はこれまでのものよりも横
方向に長く、また同様に横方向に長くなったノズルヘッ
ド61が装着される。前記ノズルヘッド61にはエアー
継手62が設けられ、図示しない真空源に連通ずること
も同様である。ノズルヘッド61に設けられるガイド穴
63には、互いに離間した一対のパッド支持用孔64.
64が垂直方向に直交する。
これらパッド支持用孔64.64には、それぞれ吸着パ
ッド65.65が移動自在に嵌合する。これら吸着パッ
ド65.65の上端部と上記ノズルホルダ60との間に
は、それぞれ圧縮ばね66゜66が介設されていて、各
吸着パッド65.65を常に下方向に弾性的に押圧する
。それぞれの吸着パッド65.65の下端面から略中間
部まで吸着穴67.67が設けられていて、上記ノズル
ヘッド61に設けられるガイド穴63に連通することは
変わりがない。
一方、前記実装位置44に対向する下部には、基板搭載
ステージ1に保持される液晶基板5の前記ステージ1か
ら突出した実装位置にある端子部7を撮像するとともに
、液晶基板5の端子と前記装着ヘッド47に真空吸着さ
れるキャリアテープ部品10の端子のそれぞれ一部を同
−視野内で撮像する光学系としてのカメラ51が設けら
れている。そして、このカメラ51によって液晶基板5
の端子部7に設けられる位置合わせマークを検出し、画
像処理によって認識する。そしてさらに、液晶基板らの
端子とキャリアテープ部品10の端子の位置ずれ量を画
像処理によって認識し、前記基板搭載ステージ1を移動
させてずれ量を補正し位置合わせする。
前記実装位置44の下部にはバックアップ機構52が設
けられている。このバックアップ機構52は、基台53
に対して昇降自在なガイド部材54が設けられており、
このガイド部材54には横方向に直線移動自在な保持台
55を有している。
この保持台55は前記実装位置44の下部に対向して設
けられる前記カメラ51に対して進退自在であり、前記
装着ヘッド47による液晶基板5に対する上方からの押
圧力を下部で保持する。
つぎに、前述のように構成されたキャリアテープ部品の
実装装置の作用について説明する。
基板搭載ステージ1の治具6には液晶基板5が保持され
ており、端子部7は実装位置44に位置している。この
状態で、カメラ51によって液晶基板5の端子部7の長
手方向両端の位置合わせマークを移動して撮像し、画像
処理により液晶基板5の外径に対する電極バター5の位
置認識を行う。
一方、前記液晶基板5に実装するためのキャリアテープ
部品10は、第1および第2のキャリアテープ部品供給
部10a、10bから取り出し位置25に交互に供給さ
れる。すなわち、供給り−ル11から繰り出されたキャ
リアテープ部品10はテンションローラ14、後部スプ
ロケット15および前部スプロケット17の順に走行す
る。前記後部スプロケット15と前部スプロケット17
との間に位置するキャリアテープ部品走行路18にはキ
ャリアテープ部品10を所定の形状に打抜く打抜き機構
19が設置されているため、上金型20がエアシリンダ
22によって下降し、下金型21との間でキャリアテー
プ部品10の打抜きを行う。打ち抜かれたキャリアテー
プ部品10は下金型21の固定部26に固定され、移動
テーブル23の移動によってキャリアテープ部品10は
取り出し位置25へ移動する。
ついで搬送装置42が作動し、移載ヘッド46が前記取
り出し位置25に対向して、第5図および第6図に示す
ように一対の吸着パッド65゜65がキャリアテープ部
品10を真空吸着し、仮位置決めステージ33の位置決
めテーブル36にキャリアテープ部品10を載置する。
このとき、一対の吸着パッド65.65はキャリアテー
プ部品10のIC部Cを避け、この両側部位のフィルム
テープ部fに当接し、かつ真空吸着する。すなわち、長
平方向に長いキャリアテープ部品10を互いに離間した
位置で吸着するから、吸着時におけるキャリアテープ部
品10のθ方向の位置ずれが生じない。また、これまで
のようにIC部Cを吸着しなくとも吸着搬送が可能とな
ったから、このIC部Cの損傷破壊がない。そしてさら
に、搬送中におけるキャリアテープ部品10の安定性が
よく、たとえ高速で搬送してもθ方向に位置ずれが生じ
ない。したがって、搬送を終えたキャリアテープ部品1
0を位置決めテーブル36に常に正しい向きに載置する
こととなる。
キャリアテープ部品10が位置決めテーブル36に載置
されると、ブツシャレバーがY方向に移動し、キャリア
テープ部品10の一端面をブツシュしてY方向の位置決
めを行う。この状態から搬送装置42が再び作動し、搬
送ロボット45がガイドレール43に沿って右方向に移
動すると、移載ヘッド46が取り出し位置25に対向し
、装着ヘッド47が仮位置決めステージ33の位置唐め
テーブル36に対向する。そして、移載ヘッド46およ
び装着ヘッド47が同時に下降すると、移載ヘッド46
は取り出し位置25のキャリアテープ部品10を吸着し
、装着ヘッド47は位置決めテーブル36上の位置決め
されたキャリアテープ部品10を吸着する。
つぎに、移載ヘッド46および装着ヘッド47が同時に
上昇した後、搬送ロボット45が左方向に一定距離移動
する。このとき移載ヘッド46においては、上述したよ
うに吸着時におけるキャリアテープ部品10のθ方向の
位置ずれがないとともに、IC部Cの損傷破壊が生じな
く、搬送中における安定性がよくて高速搬送してもθ方
向に位置ずれかない。前記装着ヘッド47においても、
移載ヘッド46と構成が全く同一であるところから、同
様の作用をなし、かつ同様の効果を得る。
前記装着ヘッド47に吸着されたキャリアテープ部品1
0が実装位置44に対向すると、カメラ51によって液
晶基板5の端子とキャリアテープ部品10の端子のそれ
ぞれの一部を同−視野内で撮像する。そして、両端子の
相対位置ずれ量を画像処理によって検出し、基板搭載ス
テージ1をXYおよびθ方向に移動して位置合わせを行
う。
つぎに、バックアップ機構52が作動して保持台55が
前進すると、保持台55は液晶基板5の端子部7の下面
に対向し、前記装着ヘッド47の上方からの押圧力を下
方向より支持する。そして、装着ヘッド47に吸着され
たキャリアテープ部品10は装着ヘッド47の下降に伴
って液晶基板5の端子部7に実装され、このとき端子部
7に粘着性を有するA CF (Anisotropl
c ConductiveFilll、異方性導電膜)
が塗布されているため、10〜20kg程度の荷重によ
って押圧することにより、仮接続が行われる。
液晶基板5に対してキャリアテープ部品1oの仮接続が
完了すると、装むヘッド47の真空吸着力は解除され、
装着ヘッド47が上昇し、ついで移載ヘッド46ととも
に右方向に移動する。そして、キャリアテープ部品10
を吸希し、装着ヘッド47は仮位置決めステージ33に
おいて仮位置決めされたキャリアテープ部品10を吸着
する。
再び上述した作用を繰り返すことによって、液晶基板5
に対するキャリアテープ部品10の実装を自動的に行う
ことができる。
なお上記実施例においては、光学系51として1台のカ
メラを備え、液晶基板5の基板搭載ステージ1から突出
した実装位置にある端子#7を撮像するとともに、液晶
基板5の端子と装着ヘッド47に真空吸着されるキャリ
アテープ部品10の端子を同−視野内で撮像するように
したが、これに限定されるものではない。すなわち、液
晶基板5の基板搭載ステージ1から突出した実装位置に
ある端子部7を撮像する専用の光学系であるカメラと、
液晶基板5の端子とキャリアテープ部品10の端子を同
−視野内で撮像する専用の光学系であるカメラとの、2
台のカメラを備えた実装装置にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、一対の吸着パ
ッドでTAB部品を真空吸着するようにしだから、吸着
の瞬間におjするθ方向の位置ずれを阻止するとともに
、これまでのようにIC部を吸着しなくとも吸着搬送が
可能となり、IC部の損傷破壊がない。さらにまた、搬
送中におけるキャリアテープ部品の安定性がよく、たと
え高速で搬送してもθ方向に位置ずれが生じないので、
TABg品を常に正しい向きに搬送載置するという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すTAB部品の実装装
置の斜視図、第2図は同じく側面図、第3図はキャリア
テープ部品供給部の概略的側面図、第4図は打ち抜き機
構と取り出し位置の関係を示す概略的平面図、第5図は
搬送装置要部の縦断面図、第6図はTAB部品の平面図
、第7図はこの発明の従来例を示すTAB部品の実装装
置における搬送装置要部の縦断面図、第8図はTAB部
品の平面図である。 60・・・ノズルホルダ、61・・・ノズルヘッド、6
5・・・吸着パッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下方向および水平方向に駆動されるノズルホルダと、
    このノズルホルダに装着され真空源に連通するノズルヘ
    ッドと、このノズルヘッドに弾性的に支持されるととも
    にノズルヘッドを介して真空源に連通しTAB部品をそ
    の端部に真空吸着する吸着パッドとを具備し、上記吸着
    パッドは、少なくとも一対以上あることを特徴とするT
    AB部品搬送装置。
JP26028789A 1989-10-06 1989-10-06 Tab部品搬送装置 Pending JPH03124036A (ja)

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