JPH0312391Y2 - - Google Patents

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JPH0312391Y2
JPH0312391Y2 JP1987152934U JP15293487U JPH0312391Y2 JP H0312391 Y2 JPH0312391 Y2 JP H0312391Y2 JP 1987152934 U JP1987152934 U JP 1987152934U JP 15293487 U JP15293487 U JP 15293487U JP H0312391 Y2 JPH0312391 Y2 JP H0312391Y2
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JP
Japan
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container body
water
pool
bubbles
hole
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JP1987152934U
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JPH02121195U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は新設又は既設のプールの水又は温水の
浄化装置に係るものである。
(ロ) 従来の技術 プールの水の浄化は水の濾過又は薬剤の散布に
よつて行なわれていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 水を濾過すれば大小のゴミは除去できるが人体
から出る汗、尿、これらから発生する大腸菌など
の有害微生物は除去することができないので、水
はプールから濾過装置を経てプールに循環するだ
けでこれらを浄化することはできなかつた。夜に
水の循環が停止すれば有害微生物は一気にその増
殖速度を早め、温水プールに至つては更にすさま
じい増殖度合であつた。
この殺菌のため投入される塩素や尿などが分解
されずにプール下底にヘドロ状になつて溜り、プ
ール壁にも尿などが汚物状になつて附着する等、
その汚れは甚だしいものであつたが、夏季におい
ては水不足もあり、水の入換えは不可能であり水
の交換、薬剤の投入手段によらない水の浄化装置
が切望されていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案のプール1は正規のプール1の容積に対
し、所要容積を有する区画2をプール1を網板等
で区切りを設けることにより区別するか、或いは
プール水面からオーバーフロートする水を溝や管
によりプールとは別の場所に設けた水槽に導き、
この水槽を区画2とする。
この場合水槽と溝や管との間に汚物濾の網袋等
を設けてもよい。
こうしてプールと区別された区画2又は水槽の
区画2の底部には中央において上面に膨らんだ湾
曲部を有する蒲鉾形で底なしの容器体3が載置さ
れている。
容器体3は不通気性の材質、例えばステンレス
等の金属又は合成樹脂等で形成され一側より管状
をした送気管4が挿入されている。
送気管4は横断面で観察するとき上半分以上の
所要場所において所要数の小孔からなる排気孔6
と送気管4の同じく下半分の適所には同様の小孔
よりなる通気孔7が所要数穿設されている。送気
管4と容器体3天板の略中間には網板8が水平に
位置し、網盤8も容器体3と同様に上方に向つた
湾曲部を有する蒲鉾形をしており、網盤8には網
盤8を形成している網板の重なる部分を一ケ所の
み少なくすることにより、或いは網板の網目を他
より一ケ所のみ大きくすること等により形成され
た排出孔9が一ケ所以上設けられており、排出孔
9毎に網盤8から垂下された板状の仕切壁11に
より網盤8下が所要数の小部屋に区分され、容器
体3も天板5から垂下された仕切壁12により網
盤8下と同様に所要数の小部屋に区分されてい
て、仕切壁12と仕切壁12との中間の天板5に
は突出孔10が穿設さされ、突出孔10の下方に
は排出孔9が位置している。而して容器体3側壁
かから突出した送気管4は地上の適所に載置され
たコンプレツサー13に連結されている構造を有
するものである。
(ホ) 考案の作用 本考案は上記の構造より成るから、コンプレツ
サーにより空気を送ると送気管4を通じて空気は
送気され、送気管4の先端近くに穿設された排気
孔6より気泡が噴出し、網盤8下の仕切壁11に
よつて区切られた場所へ気泡は放出されていく。
網盤8は湾曲しているので気泡は排出孔9の下へ
移行していくが、少量の気泡では排出孔9の網板
の網目に対し気泡の抗張力が勝つて気泡は網目を
通過することなく網盤8の排出孔9下に溜つて合
体していく。
ある程度の気泡が溜つて合体膨脹すると気泡の
浮上力が抗張力を上まわり合体気泡は一部の気泡
を残して排出孔9を一気かつ急激に通過する。こ
の時気泡下にあつた水も一緒に網盤8を通過し、
それに伴つてその周囲にあつた水が排出孔9下に
どつと押し寄せて水塊気泡を下から強力に押し上
げる瞬発力を与える。
網目を通過した合体気泡は水塊を中心に抱いた
気泡座となり、水塊の周りにある気泡は内側より
外側に回転しながら上昇し、回転する気泡が水を
巻き込み水塊を成長させながら、速度をも加速し
て上昇していく。また容器体3の突出孔10を通
過するとき気泡座は形をある程度強制されるため
更に回転力を増して上昇する。
以上は二つの仕切壁11,11によつて囲まれ
た一つの排出孔9から発生する水塊気泡の発生状
況の説明であるが、本考案装置は一つの装置に二
乃至五個の排出孔9を有しており、プールの広さ
によつて本案装置を二個以上設置することもあ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は上記の構造及び作用を有するから、網
盤8から噴出する水塊気泡はその下の水と一緒に
網盤8を通過して上昇し、その周囲の水を引きよ
せるから、水塊気泡の上昇が連続すれば上昇する
水塊気泡の動きに従つて上昇する水流を発生さ
せ、上昇する水流は水面から四方八方へ広がる水
流となり、更なる時間の経過により水底から網盤
8へ向う水流となつてプール内又は水槽内に一定
の方向に還流する水流を形成する特徴がある。
従つてプール1と区画2とが並設されている場
合には、プールの下底の水は網盤8に向つて行く
水流、上昇する水流、水面を本案装置側から他の
プールサイドに向う水流、プールサイドに当つて
水底に向う水流という様にプールを縦に一周する
水流によつてプール内の水が全て還流する水流と
なつていく。
水が全て還流することにより水底から水面に浮
上して空気に触れた水は酸素を水中に取り込むと
同様に太陽光線にさらされ、不浄な有機物、カル
キ、塩素等の化学物質は分解されてしまう効果が
ある。
また水塊気泡が形成される時、水塊気泡が水面
上に突出する時、また落下して微細な泡を水面及
び水中に形成する時、落下した水塊が泡と共に波
を形成する時、これらいずれの時においても水中
に酸素を取り入れる効果が大であり、本装置によ
り撹拌された水は酸素の含有率が極めて高くな
り、過大な酸素を含んだ水中では有害微生物が増
殖できる環境ではなくなり、大腸菌等の微生物は
死滅する効果を奏する。
従つて塩素等の殺菌剤を投入する必要もなく大
腸菌のいないプールとなり遊泳者が塩素等で目を
刺激されることもなくなりプール浄化装置として
甚だ有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はプールと区画とが並設されている本考
案装置縦断面図、第2図は第1図の平面図、第3
図はプールと区画とが別の場所に設置してある場
合の本考案装置縦断面図、第4図は容器体の一部
を切欠した斜面図。 1……プール、2……区画、3……容器体、4
……送気管、5……天板、6……排気孔、7……
通気孔、8……網盤、9……排出孔、10……突
出孔、11……仕切壁、12……仕切壁、13…
…コンプレツサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プール1内と連通するがこれと区切られた区画
    2内には不通気性の材質からなり、蒲鉾形で底な
    しの容器体3が載置され、容器体3の一側よりは
    適宜の形状をした送気管4が底部側に添いに且つ
    容器体3の天板5と平行に挿入されており、送気
    管4の横断面において上半分の適所には排気孔6
    が、下半分適所には通気孔7が所要数穿設され、
    該送気管4と天板5との略中間には網盤8が設け
    られて容器体3は上下二室に区分けされ、網盤8
    は容器体3と同様に両側から中央に向つて上方に
    膨らんだ湾曲部を有し、湾曲部頂点には他の網盤
    8部分と網目の大きさや重合度合等の条件を異す
    ることにより形成された排出孔9が一個以上設け
    られ、排出孔9と対応する容器体3には突出孔1
    0が穿設せられ、網盤8及び容器体3は排出孔9
    及び突出孔10に応じて仕切壁11,12が夫々
    垂下され、送気管4は適所に設けたコンプレツサ
    ー13に接続されていることを特徴とするプール
    浄化装置。
JP1987152934U 1987-10-05 1987-10-05 Expired JPH0312391Y2 (ja)

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JP1987152934U JPH0312391Y2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05

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Publication Number Publication Date
JPH02121195U JPH02121195U (ja) 1990-10-01
JPH0312391Y2 true JPH0312391Y2 (ja) 1991-03-25

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