JPH03121659A - 走査記録装置及び製版方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （Ａ）産業上の利用分野 本発明は、光ビームを走査して記録を行なう装置で、サ
イズの大きな非記録媒体への記録を行なう走査に関する
ものである。

（Ｂ）従来の技術 光ビームの走査による記録を行なう装置としては、平台
式、ロール式等がある。いずれもポリゴンミラー、カル
バノミラー、あるいはホログラムディスク等により、光
ビームの走査を行ない、副走査である感光材料感材の移
動は、それぞれ感材を載せている平台の移動あるいはロ
ールの回転により行なう。

第３図は、半導体レーザーを利用して、感光材料に記録
を行なう装置の簡単な例である。レーザー光を発生する
レーザーダイオード７と、レーザー光を結像点に向かっ
て収束させるコリメータレンズ８と、シリンドリカルレ
ンズ９と、レーザー光を走査させるための偏向手段とし
てのポリゴンミラー１０と、ｆθレンズ１１と、感材を
移動する（副走査）させるためのローラー１３とから構
成されている。ポリゴンミラー１０を回転させることに
より感材１２上で、レーザー光の結像点が走査される。

感材送り用ローラー１３は、ステップ状または一定速で
回転することにより副走査を行なうが、通常このローラ
１３は、感材の送り方向のみの移動を行なう構造になっ
ている。また、この装置により記録できる感材の巾は、
ポリゴンミラー１０、ｆθレンズ１１を中心とする走査
記録部の走査可能中より広くすることはできない。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点 上記の装置では、走査記録部の走査可能中より巾広の感
材への記録は行なえない。ところが、光ビームで記録し
た感材が、そのまま印刷版となる方式の材料であるダイ
レクトプレートでは、それを印刷版として使用するため
、記録する領域の大きさは、印刷機に合った大きさでな
ければならない。しかし、多くの走査記録装置では、そ
の走査中は印刷版に必要とされる大きさに満たず、ダイ
レクトプレートへの記録には使用できない。

第３図に例として挙げである走査記録装置の走査可能な
巾１４を広くとろうとすると、走査面上でのビーム径が
広がってしまう。ｆθ性を維持するのが難しくなる等の
問題が発生してしまう。また、これらを解決しようとす
ると装置が大型且つ高価なものになってしまう。

一般に比較的安価に構成できる走査ｒ１１としては、８
インチから１８インチ程度までが一般的であり、１２イ
ンチのものが、最も普及している。

光ビームの偏向機構としてホログラムディスクを用いた
ものでは、ポリゴンミラーを用いたものより、走査可能
ｒｌＪは２４インチ程度までと広くなるが、それでもや
はり限界はあり、大版のダイレクトプレートへの記録を
行なうのは難しい。また、他の走査記録機構として感光
材料を円筒状構造の内側に配し、偏向器（ポリゴンミラ
ー等）から記録面までの距離が一定となるようにし、ｆ
θレンズを不要としたものもある。この場合は、走査可
能中は広くとれるが、製造のコストが高く、シート状の
感光材料しか扱えない等の問題がある。

本発明の目的は、走査記録部の走査中を大きくすること
なく、大サイズの感光材料に複数の画像の走査記録が可
能な走査記録装置を提供することである。

（Ｄ）問題を解決するための手段 走査記録装置の感材送り用ローラーとともに、感材戻し
用ローラーを備えるか、または、搬送用ローラーを両方
向に回転可能なものとし、感材の副走査方向の移動を往
復可能なものとする。

さらに光ビーム走査部を主走査方向に移動可能とするこ
とにより、感材の中方向の記録を複数回に分けて行なえ
るようにする。これにより巾広の感材の記録が、走査中
の狭い光ビーム走査部しか持たない走査記録装置でも可
能となる。

（Ｅ）実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

第１図は本発明の走査記録装置の一実施例を示す斜視図
であり、第２図は、この装置による感材への記録方法を
説明するための、感材の図である。

第１図の走査記録装置は、不図示のレーザーダイオード
、コリメーターレンズ、シリトリカルレンズ、ポリゴン
ミラー、ｆθレンズ等からなり一体として、主走査方向
への移動のための手段を有する光ビーム走査部３と、感
材送り用ローラー１と、感材戻し用ローラー２を主な構
成要素とするものである。

この装置による記録の手順を以下に説明する。

まず、光ビーム走査部３を、感材上、第２図の■の位置
にし、ローラー１により副走査を行ないながら、光ビー
ム走査部により記録を行なっていく。

ローラー１と２は、一方が駆動用ローラーとじて機能し
ている時、他方は、からまわりが可能でかつ回転するの
に抵抗を持たせ、感材に一定の張力を持たせるような機
構を有するものとする。こうして図２の■の部分の記録
が終了したら、次にローラー２により感材を最初の位置
まで戻す。このとき感材の収納力セッ゛ト５とローラー
２の間には、戻した感材のためのスペースが必要である
。

この場合、第４図に示すように、感材を収納カセットに
巻きもどすことができる構造とし、上記のスペースを不
要とする構成も可能である。光ビーム走査部３は、図１
のＸ方向（主走査方向）へ、走査可能中（１）だけ移動
する。再びローラーによる副走査を行ないながら、光ビ
ーム走査部３により、図２の■位置に記録が行なわれる
。また、ローラ２により感材の位置を戻すかわりに、こ
のローラー２で副走査を図１の−ｙ方向（図２の■の部
分を記録した方向とは逆方向）に行ないながら■の部分
の記録を行なってもよい。このような手順をｎ回くり返
すことで、走査中ｌの光ビーム走査部を持つ装置で、ｎ
Ｘｌの１１の感材に記録を行なうことができる。

（Ｆ）発明の効果 以上のように、本発明によれば、光ビームの走査可能な
巾が記録を行なう感材の巾よりも、狭い走査記録走査で
記録を行なうことができる。従って、印刷機により大き
さが規定されているダイレクトプレートへ記録を行なう
装置も、この方式を使用することにより、安価に構成す
ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の走査記録装置の実施例を示す斜視図。 第２図は感材への記録の手順を説明するための図、第３
図は従来の走査記録装置の一例を示す斜視図、第４図は
、第１図とは異なる実施例を示す図である。 図において、１は感材送り用ローラー、２は感材戻し用
ローラー、３は光ビーム走査部、４は光ビーム走査部に
より、走査記録される場所、５は感材収納カセット、６
は感材、ｌは走査記録装置の走査可能中、ｎＩｌは感材
の巾、７はレーザーダイオード、８はコリメーターレン
ズ、９はシリンドリカルレンズ、１０はポリゴンミラー
、１１はｆθレンズ、１２は感材、１３は感材送り用ロ
ーラー、１４は光ビームの走査中を、１５は感材を収納
カセット５の中に巻き戻すための駆動軸をそれぞれ示す
。 ＩＦ５図 手続補正書（０鋤 １、事件の表示　昭和　　年　特許願第（平成１年１０
月４日提出特許願（４））２、発明の名称 走査記録装置及び製版方法 ３、補正をする者 事件との関係 住所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、主走査方向へ往復動可能な走査記録部および感光材
   料を副走査方向へ往復動しうるローラ対とを具備し、走
   査記録部の走査幅より広い幅の感光材料への複数回記録
   を行うための走査記録装置。