JPH0312120Y2 - - Google Patents

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JPH0312120Y2
JPH0312120Y2 JP1985133815U JP13381585U JPH0312120Y2 JP H0312120 Y2 JPH0312120 Y2 JP H0312120Y2 JP 1985133815 U JP1985133815 U JP 1985133815U JP 13381585 U JP13381585 U JP 13381585U JP H0312120 Y2 JPH0312120 Y2 JP H0312120Y2
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JP
Japan
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pipe
heat
roof
rising portions
heat dissipation
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JP1985133815U
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JPS6242619U (ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は融雪屋根装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の融雪屋根装置としては実公昭56−
41180号公報、本願出願人の実開昭58−145450号
公報が知られている。
これらの従来構造は熱源として温水を用い、温
水熱をヒートパイプで送り、ヒートパイプの熱で
融雪を行うように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来構造にあつては温水を循環
する温水パイプが必要となり製造コストが高く、
かつ温水パイプの配管も非常に厄介であるととも
に現場作業となるユニツト化が図れず、それだけ
製造コストが高くなるという不都合を有してい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
フイン2を付設した集熱パイプ3の外周面に複
数個の放熱パイプ4の立ち上がり部4aを連通状
態に設け、この立ち上がり部4aに屋根添設部4
bを屈曲状態に連設して屈曲状態の放熱パイプ4
を形成し、各放熱パイプの先端部間に均圧パイプ
を連通状態に設け、この集熱パイプ内に作動液体
を封入してヒートパイプユニツト1を形成し、こ
のヒートパイプユニツト1を屋根部10に多段に
並設し、夫々の放熱パイプ4の立ち上がり部4a
を屋根部10に貫通せしめて集熱パイプを建物の
屋根裏に垂設し、放熱パイプ4の屋根添設部4b
及び均圧パイプ5を屋根仕上材11の下面に配設
して融雪屋根を構成したことを特徴とする融雪屋
根装置に係るものである。
〔作用〕
建物の屋根裏の熱は集熱パイプにより集熱され
作動流体の作用で放熱パイプに熱は送られ、均圧
パイプにより放熱パイプ及び集熱パイプ内の均圧
化が成され、放熱パイプによつて屋根部の融雪が
行われる。
〔実施例〕 第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、1
はヒートパイプユニツトであつて、この場合ヒー
トパイプユニツト1はフイン2を有する集熱パイ
プ3の外表面に複数個の放熱パイプ4を連通状態
に設け、各放熱パイプ4の先端部間に均圧パイプ
5を連通状態に設け、集熱パイプ3内に所定量の
気液2相変化可能な作動液体6たとえば液体アン
モニア、フロン等を封入し残部7を真空にして成
るものである。
8は建物であつて、ヒートパイプユニツト1の
集熱パイプ3が建物8の屋根裏9に位置するとと
もに放熱パイプ4及び均圧パイプ5が屋根部10
に位置するように、ヒートパイプユニツト1を複
数個配設している。
11は屋根仕上材である。
この実施例は上記構成であるから、屋根裏9の
暖気を集熱パイプ3が捕捉すると、集熱パイプ3
内の作動流体6は蒸発し、放熱パイプ4内を上昇
し、均圧パイプ5によつて各放熱パイプ4内の圧
力を均一化でき、放熱パイプ4によつて屋根部1
0の雪を融かし、作動流体6は凝縮して集熱パイ
プ3内に環流し、このサイクルを繰返すことで屋
根雪の融雪ができ、従来のように温水パイプの配
管作業が不要のため施工作業が容易にでき、かつ
施行コストも低減でき、またヒートパイプユニツ
トを予め製作して置くことができ、それだけコス
ト低減ができ、また特別の熱源を用意することも
不要となるなど秀れた実用性を発揮する。
尚、上記実施例では金属屋根に適用した場合を
示しているが、瓦屋根にも適用できる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、屋根裏の暖気を集熱パイ
プが捕捉すると、集熱パイプ内の作動流体は蒸発
し、放熱パイプ内を上昇し、均圧パイプによつて
各放熱パイプ内の圧力を均一化でき、放熱パイプ
によつて屋根の雪を融かし、作業流体は凝縮して
集熱パイプ内に環流し、このサイクルを繰返すこ
とで屋根雪の融雪ができ、従来のように温水パイ
プの配管作業が不要のため施工作業が容易にで
き、かつ施工コストも低減でき、またヒートパイ
プユニツトを予め製作して置くことができ、それ
だけコスト低減ができ、また特別の熱源を用意す
ることも不要となるなど秀れた実用性を発揮す
る。
以上所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は建物の説明断面図、第2図はヒートパイプユニ
ツトの斜視図、第3図はその断面図である。 1……ヒートパイプユニツト、3……集熱パイ
プ、4……放熱パイプ、5……均圧パイプ、6…
…作動流体、8……建物、9……屋根裏、10…
…屋根部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイン2を付設した集熱パイプ3の外周面に複
    数個の放熱パイプ4の立ち上がり部4aを連通状
    態に設け、この立ち上がり部4aに屋根添設部4
    bを屈曲状態に連設して屈曲状態の放熱パイプ4
    を形成し、各放熱パイプの先端部間に均圧パイプ
    を連通状態に設け、この集熱パイプ内に作動液体
    を封入してヒートパイプユニツト1を形成し、こ
    のヒートパイプユニツト1を屋根部10に多段に
    並設し、夫々の放熱パイプ4の立ち上がり部4a
    を屋根部10に貫通せしめて集熱パイプを建物の
    屋根裏に垂設し、放熱パイプ4の屋根添設部4b
    及び均圧パイプ5を屋根仕上材11の下面に配設
    して融雪屋根を構成したことを特徴とする融雪屋
    根装置。
JP1985133815U 1985-08-31 1985-08-31 Expired JPH0312120Y2 (ja)

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JP1985133815U JPH0312120Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS6242619U JPS6242619U (ja) 1987-03-14
JPH0312120Y2 true JPH0312120Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=31034470

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969739U (ja) * 1972-09-29 1974-06-18
JPS59179915U (ja) * 1983-05-17 1984-12-01 昭和アルミニウム株式会社 ヒ−トパイプ式屋根融雪装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6242619U (ja) 1987-03-14

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