JPH03121066A - 歯科用のモジュール操作ブロックを備えた装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、歯科用のモジュール操作ブロックを備えた
装置に関するものである。

従来技術 公知の如く、「歯科用機器」と通常称される装置が、歯
科医療の分野で広く普及している。これらの装置は１種
々の要請に適した数景および形式の器具を、モジュール
式に支持している。これらの装置は、一般に複数の操作
ユニット乃至ブロックで構成され、これらのブロックは
共通の支持部材に連続結合されている。更にこの支持部
材は関節式のアームに支持され、これにより患者の座っ
ている位置に関して、最も適切な位置に調節される。

夫々の操作ブロックは、単一の器具（例えばターボドリ
ル、洗浄器、外科用メス、マイクロモータ、超音波発生
器等）を担持しており、これらの器具は、該器具自体の
動力供給ダクトを含む可撓性ケーブルの端部に接続され
ている・ その形式に応じ歯科医療器具は、電気、空気圧および液
圧供給手段に接続する１またはそれ以上のコントローラ
を有している。この目的のためモジュール式操作ブロッ
クは、直列接続用の各電気接続手段と空気圧および液圧
ダクトとを便宜的に有している。

夫々の操作ブロックは、各機械的結合素子を有しており
、これらの素子は隣接するブロックを相互補完的に接続
するのに適しており、従ってこれらは直列に装着可能で
ある。

公知の装置では、このモジュール装着がむしろ複雑であ
って、操作ブロックの追加または取外しが一般に困難で
あり、従って装置の長い停止時間を要している。この操
作は、治療中に装置の操作形態を変更したり、必要な保
守点検を行なうため、逆に比較的頻繁になされる。他方
、電気、空気圧および液圧動力供給源の正確な接続を確
保しながらも、モジュール式操作ブロックの機械的結合
は安全かつ安定的になされる必要がある。

発明の目的 本発明の目標は、異なる操作ブロックを簡単かつ安全に
モジュール組立てし得る歯科用装置を提供することによ
って、前述した問題点を解決することにある。

この目標の範囲内で、本発明の目的は、簡単な構想であ
りながら、操作上安全で信頼性のある歯科用装置を提供
することにある。

目的を解決するための手段 この目標および目的並びに以下に述べるところより明ら
かとなる他の目的は、本発明に係る以下の装置、すなわ
ち複数のモジュール操作ブロックの夫々は個別の器具を
担持すると共に、電気的接続手段並びに前記器具用の液
圧および空気圧動力源を接続する部屋を有し、これらは
同様のコネクタと動力供給チャンネルとを接続可能にな
ってぃるモジュール歯科用装置において、前記操作ブロ
ックは、接続手段により連続して相互に連繋し得るよう
になっており、この接続手段は、夫々の操作ブロックの
前面から突出すると共に、前記操作ブロック群における
隣接するブロックの背面に配設した対応のシートに接続
し得る少なくとも１つのピンを含み、前記ピンは、前記
器具の空気圧供給チャンネルに接続し得るダクトにより
空気圧付勢される固定手段により保持される装置により
達成される。

実施例 本発明の詳細は、モジュール式歯科用装置の好適な実施
例の詳細な説明から明らかとなるであろう、なお添付図
面に示す実施例は、非限定的なものであること勿論であ
る。

参照図面において符号１は、本発明に係る歯科用装置の
モジュール操作ブロックを示している。

操作ブロック１は、可撓性ケーブル３の一端部に接続し
た器具用カップリング２を有している。必要に応じ該ケ
ーブル３は、前記器具の動力用として、その内部に適当
な電気導体および／または空気圧および液圧ダクトを備
えている。ケーブル３は、箱状本体５の上方に関節接続
されているフォーク状の関節バランスアーム４に支持さ
れている。

この箱状本体５は、後により詳細に説明する如く、同様
の操作ブロックの背面に連繋するよう意図付けられた開
放前面部を有している。マルチソケット式の電気コネク
タ６および分配器（ｄｉｓｔｒｉｂｕｔｉｏｎ　ｂｏｄ
ｙ）　７が、箱状本体５の内部に収納されている。前記
分配器には、夫々液圧および空気圧動力源のために、少
なくともチャンネル８および９が横方向に延在しており
、これらのチャンネルは適切な電気弁素子１０により遮
断される。

電気コネクタ６は、予備用の電気コネクタに接続可能で
あり、かつ図示しないが、モジュール方式で連繋される
操作ブロックの背面に装着される。

次に動力供給チャンネル８および９は、連繋する操作ブ
ロックの前記背面から延出する対応のカップリングに、
密封的に接続されるよう意図付けられている。

箱状本体５は、所定間隔離間した位置で、前記箱状本体
の前面から突出する一対のピン１１からなる機械的接続
手段を有している。ピン１１は、操作ブロックの背面に
対応的に配設した夫々のシートに接続されるようになっ
ており、このシートは第２図に詳細に示す如く、チュー
ブ状のステム１２から構成されている。便宜的には、夫
々のピン１１に関連するチューブ状ステム１２を一体的
に配設して、隣接する操作ブロックを接続するための雌
雄接続素子を構成してもよい。

夫々のチューブ状ステム１２は、支持体１３に貫通装着
され、これにねじ手段１４が剛固に関連付けられる。ピ
ン１１は、その外部に横方向の溝１５が設けられ、これ
はフレアを付した側部を有している。この溝１５は、連
繋する操作ブロックを固定するボール１６が係合するの
に適している。

このボール１６は、チューブ状ステム１２に垂直に形成
されかつ前記チューブ状ステムの孔１８から貫通してい
る円筒状の受入れシート１７中に、自由状態で装着され
ている。歯１８ａが、孔１８からのボール１６の逃出を
防止している。

円筒状のシート１７は、支持体１３により画成されるス
リーブ１９に沿って延在し、環状シールガスケット２１
のための溝を形成したピストン２０を摺動自在に担持し
ている。このピストン２０は凹状の前面を有し、これは
前記円筒状シート１７に収納した螺旋ばね２２のバイア
ス作用に抗して、ボール１６に作用するものである。

スリーブ１９は、その外部に螺子切りがなされており、
これにリング２３がねじ込まれると共にガスケット２４
による密封がなされている。リング２３は、軸方向に孔
明きステム２５を形成している。夫々の可撓性チューブ
２６．２７が、前記対をなす接続手段のリング２３にお
けるステム２５に装着されると共に、第４図に示す如く
、本体７に画成した対応のシート２９．３０に装着した
関連のブツシュ２８に接続されている。このブツシュ２
８は、外方に対をなす環状縁部２８ａを画成し、これは
関連するシート２９．３０における密封ガスケット３１
のための収容溝を限界付けている。

シート２９は、空気圧供給チャンネル９に横断するダク
ト３２の端部に画成され、このダクト３２は、螺旋ばね
３４により閉成位置に付勢されるシャッター３３のため
の当接シート３２ａを画成している。このシート３０は
、分岐ダクト３２から導かれた分岐ダクト３５に連通し
、該分岐ダクト３５は分配器７の下に延びている。

別のシャッター３６が、ダクト３５に摺動可能に装着さ
れており、これは排気弁を画成するようになっている。

該シャッター３６は、ダクト３５の終端部に収容した環
状ガスケット３７と係合するため円錐形状を有しており
、螺旋ばね３８により閉成位置に向けてバイアス（ｂｉ
ａｓｅｄ）されている。

ガスケット３７はプレート３９により保持され、これか
ら突出するシャッター３６の突片（ｔａｎｇ）４０は押
しボタンとして機能している。更に別のプレート４１が
、ブツシュ２８を夫々のシート２９．３０に保持してい
る。

取付けに際して、選択された器具を備えた操作ブロック
は、他のブロックの背面に隣接するブロックの前面を位
置させることにより一組に接続される。夫々の操作ブロ
ックのピン１１が、従って隣接する操作ブロックの対応
するチューブ状ステム１２に挿入される。この挿入は、
ボール１６が受入れシート１７に向は後退することによ
り許容される。ボール１６に関して反対方向にスプリン
グ２２により付勢されるピストン２ｏは、前記ボールに
対しては作用しない。

一組に接続した操作ブロックは、公知の方法で関節アー
ムに支持した共通の支持体に同様の方法で固定され、か
つ電気、液圧および空気圧供給源に接続可能である。

更に操作ブロックの隣接配列は、電気コネクタ６の予備
的エレメントへの接続と、前記操作ブロックの背面から
突出する対応のカップリングへの動力供給チャンネル８
および９の接続とを決定付ける。この方法によれば、−
組の操作ブロックを横断し、かつ液圧および空気圧動力
源に接続される一対の連続ダクトを得ることができる。

また。

前記ブロックへの動力供給源も、かくして得られること
になる。

操作ブロックを相互に固定するためには、装置を圧縮空
気分配源に接続するだけで充分である。

空気圧力供給チャンネル９を介して到来する空気流の圧
力は、ばね３４のパイアスカに抗してシャッター３３を
開放させ、これによりチャンネル９を分配器７のダクト
３２および３５に連通する。

前記ダクト３２および３５は、可撓性チューブ２６およ
び２７によって、ピストン２ｏの受入れシート１７によ
り画成される部屋に連通ずる。従ってピストン２ｏは付
勢され、関連するボール１６を抑圧してピン１１に形成
される溝１５に係合させる。

空気圧供給チャンネルでの圧力が停止すると、シャッタ
ー３３が押圧されて即座に当接シート３２ａを閉成する
。これは、ダクト３２，３５、可撓性チューブ２６．２
７およびシート１７により画成される部屋からなる圧力
室を形成する。前記圧力室は、該部屋中に封入された圧
縮空気のシーリングを確保するため、適当なガスケット
を備えている。従って休止している場合であっても、ピ
ン１１を夫々のボール１６の部分に固定するのに充分な
圧力で、ピストン２０は付勢されている。

操作ブロックを解除するには、分配器７から下方に突出
する突片４０を抑圧することが必要であり、これにより
ボール１６を固定していた圧縮空気の排出弁をなすシャ
ッター３６を開放する。

要約すれば前述した装置は、安全かつ安定した方法で、
異なるモジュール操作ブロックを、ねじ手段等に頼るこ
となく、迅速に組立てることができる。器具を追加した
り取外したりするため、または保守点検を行なうための
操作ブロックの分解は、同様に簡単に行なうことができ
る。

本発明の実際の実施例では、使用される材質、形状並び
に寸法は、必要に応じて適宜のものを使用し得る。

本発明の要旨を再度描記すれば、以下の通りである。

複数のモジュール操作ブロック（１）からなるモジュー
ル式の歯科用装置であって、各ブロックは個別の器具を
担持すると共に、電気的接続手段（６）並びに前記器具
用の液圧および空気圧動力源のためのチャンネル（８，
９）を有し、これらは同様のコネクタと動力供給チャン
ネルとを接続可能になっている。

操作ブロック（１）は、接続手段により連続して相互に
連繋し得るようになっており、この接続手段は、夫々の
操作ブロックの前面から突出する少なくとも１つのピン
（１１）を含むと共に、隣接する操作ブロックの背面に
配設した対応のシート（１２）に接続し得るようになっ
ており、かつ器具の空気圧供給チャンネルに接続し得る
ダクトにより空気圧付勢される固定手段により保持され
るようになっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、歯科用のモジュール操作ブロックを備えた装
置の斜視図、第２図は、操作ブロックを固定した位置に
おける前記接続手段の縦断面図、第３図は、第２図の■
−■線断面図、第４図は。 前記液圧および空気圧供給チャンネルの分配器の縦断面
図である。 １・・・モジュール操作ブロック ２・・・カップリング　　　６・・・電気コネクタ８．
９・・・動力供給チャンネル １１・・・ピン　　　　　　１２・・・ステム３５・・
・ダクト

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕各ブロックは個別の器具を担持すると共に、電気
   的接続手段並びに前記器具用の液圧および空気圧動力源
   のための接続手段を有し、これら手段は同様のコネクタ
   と動力供給チャンネルとを接続可能になっている歯科用
   モジュール操作ブロックを備えた装置において、 前記操作ブロックは、接続手段により連続して相互に連
   繋し得るようになっており、 この接続手段は、夫々の操作ブロックの前面から突出す
   ると共に、前記操作ブロック群における隣接するブロッ
   クの背面に配設した対応のシートに接続し得る少なくと
   も１つのピンを含み、 前記ピンは、前記器具の空気圧供給チャンネルに接続し
   得るダクトにより空気圧付勢される固定手段により保持
   される ことを特徴とする歯科用のモジュール操作ブロックを備
   えた装置。 〔２〕前記固定手段は、前記ピンにおける前記接続シー
   トに垂直に形成した円筒状の受入れシートの内部に自由
   状態で装着したボールからなり、前記受入れシートは、
   前記ダクトに連通する部屋を画成すると共に、ばね手段
   のバイアス作用に抗して前記ボールに作用するピストン
   を密封的に摺動自在に担持して、該ボールを前記ピンの
   溝に係合させる請求項１記載の装置。 〔３〕前記ダクトは、ばね手段により閉成位置に付勢さ
   れるシャッター素子のための当接シートを画成し、これ
   により前記固定手段に連通すると共に前記空気圧供給ダ
   クトを介して流れる圧縮空気の流れにより加圧される部
   屋を画成する請求項１記載の装置。 〔４〕前記ダクトは、内部にシャッターが摺動自在に装
   着され、かつ前記ピンを解除するための排気弁を画成す
   る分岐ダクトに連通している請求項１記載の装置。 〔５〕前記シャッターは、前記分岐ダクトの終端に収容
   した環状ガスケットと係合する円筒形状を有し、かつ該
   シャッターはばね手段により閉成位置に向けてバイアス
   されると共に、該シャッターから突出して開放用押しボ
   タンとして付勢し得る突片を有している請求項４記載の
   装置。 〔６〕前記空気圧供給チャンネルは、該供給チャンネル
   に対し横方向に前記ダクトを画成した分配器を貫通し、
   前記ダクトは前記シャッター素子を担持すると共に、前
   記固定手段の受入れシートにより画成した前記部屋に可
   撓性チューブを介して接続され、更に前記排気弁を担持
   している分岐ダクトは、前記シャッター素子に関して下
   流側の前記分配器中に画成される請求項４記載の装置。 〔７〕前記ピンは、同軸的なチューブ状ステムと一体に
   形成され、隣接する操作ブロックの対応するピンのため
   の接続シートを構成する請求項１記載の装置。 〔８〕前記チューブ状ステムは、支持体を貫通して装着
   され、この支持体は前記ピストンの前記円筒状受入れシ
   ートを、前記チューブ状ステムに対し垂直に画成してい
   る請求項７記載の装置。 〔９〕前記接続手段は前記一対のピンからなり、これは
   所定間隔離間した位置において、前記操作ブロックの箱
   状本体の前面から突出している請求項１記載の装置。