JPH03120893A - 外装体 - Google Patents
外装体Info
- Publication number
- JPH03120893A JPH03120893A JP25905789A JP25905789A JPH03120893A JP H03120893 A JPH03120893 A JP H03120893A JP 25905789 A JP25905789 A JP 25905789A JP 25905789 A JP25905789 A JP 25905789A JP H03120893 A JPH03120893 A JP H03120893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- synthetic resin
- exterior body
- sheath body
- calcium carbonate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 26
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 18
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000010445 mica Substances 0.000 claims abstract description 17
- 229910052618 mica group Inorganic materials 0.000 claims abstract description 17
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 abstract description 12
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- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 abstract description 12
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 abstract description 8
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は合成樹脂材料で成形された外装体に関する。
(ロ)従来の技術
近年、空気調和機の外装体は実公昭62−38180号
公報で示されるよう合成樹脂材料で成形することが提案
されている。特にこの外装体を単なる合成樹脂(例えば
ポリプロピレン等)で成形したのでは、その強度が比較
的弱い。このため強度が弱くても事足りる風向変更羽根
等の小部品はポリプロピレン等の単一物質で成形しても
、さほど支障はない。しかしながら、外装体等の比較的
大きな部品や、荷重のかかる部品を合成樹脂で成形する
場合は、合成樹脂材料に炭酸カルシウムを混合させてそ
の強度(剛性)や耐熱性を向上させることが試みられて
いる。
公報で示されるよう合成樹脂材料で成形することが提案
されている。特にこの外装体を単なる合成樹脂(例えば
ポリプロピレン等)で成形したのでは、その強度が比較
的弱い。このため強度が弱くても事足りる風向変更羽根
等の小部品はポリプロピレン等の単一物質で成形しても
、さほど支障はない。しかしながら、外装体等の比較的
大きな部品や、荷重のかかる部品を合成樹脂で成形する
場合は、合成樹脂材料に炭酸カルシウムを混合させてそ
の強度(剛性)や耐熱性を向上させることが試みられて
いる。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、炭酸カルシウムを多く(例えば合成樹脂
材料の25%程度)合成樹脂材料に混合すると外装体の
成形時のひげやそり(変形)が大きく(例えば20〜2
5/1000 )なり、比較的大きな外装体を成形する
と、その変形量が大きくなって、外装体としての寸法管
理がむずかしくなることがあった。又、外装体の成形時
のひげを少なくするために、合成樹脂材料(ポリプロピ
レン等)にマイカ(雲母)やガラス繊維を混合すること
を試みた。この試みによって確かに外装体の成形時のひ
けは少なくなったものの、マイカを混合させた外装体は
衝撃強度が弱く(脆く)なることがある。
材料の25%程度)合成樹脂材料に混合すると外装体の
成形時のひげやそり(変形)が大きく(例えば20〜2
5/1000 )なり、比較的大きな外装体を成形する
と、その変形量が大きくなって、外装体としての寸法管
理がむずかしくなることがあった。又、外装体の成形時
のひげを少なくするために、合成樹脂材料(ポリプロピ
レン等)にマイカ(雲母)やガラス繊維を混合すること
を試みた。この試みによって確かに外装体の成形時のひ
けは少なくなったものの、マイカを混合させた外装体は
衝撃強度が弱く(脆く)なることがある。
又、ガラス繊維を混合させた外装体は、そのガラスti
&維の走っている方向に対してはある程度衝撃強度の低
下を抑えることができるものの、ガラス繊維の走ってい
ない方向に対しては衝撃強度が極めて低くなり、外装体
の全体的な衝撃強度のバランスが悪くなることがあった
。
&維の走っている方向に対してはある程度衝撃強度の低
下を抑えることができるものの、ガラス繊維の走ってい
ない方向に対しては衝撃強度が極めて低くなり、外装体
の全体的な衝撃強度のバランスが悪くなることがあった
。
本発明は合成樹脂で成形される比較的大きな外装体の成
形時のひけやそり等の変形並びにこの外装体の衝撃強度
の低下をできるだけ小さく抑えることを目的としたもの
である。
形時のひけやそり等の変形並びにこの外装体の衝撃強度
の低下をできるだけ小さく抑えることを目的としたもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段
この目的を解決するために、本発明は合成樹脂材料にマ
イカ(雲母)と炭酸カルシウムとを混合させて、外装体
を成形するようにしたものである。
イカ(雲母)と炭酸カルシウムとを混合させて、外装体
を成形するようにしたものである。
(本)作用
マイカによって合f、樹脂の成形時のひけやそり等の変
形や衝撃強度の低下ができるだけ小さく抑えられ、又、
炭酸カルシウムによって外装体の強度が向上し、比較的
大きな外装体を成形することができる。
形や衝撃強度の低下ができるだけ小さく抑えられ、又、
炭酸カルシウムによって外装体の強度が向上し、比較的
大きな外装体を成形することができる。
(へ)実施例
第1図ないし第3図において、1は分離型空気調和機の
室内ユニットで、前面の中央に吸込口2、この吸込口2
の上方並びに下方に夫々吹田口3.4が形成されている
。5は合成樹脂製のフレームで、上下にクロスプローフ
ァン6.7が収納されている。8はこのフレーム5の裏
面に貼付された主断熱材で、この断熱材8の一部9はフ
レーム5の裏面10よりも突出している。11は外装体
(以下「底板ヨという。)で、後片12がフレーム5の
後縁13に係止きれ、前片14がフレーム5の前縁15
に第1のタッピンネジ16で固定される。又、17は第
2のタッピンネジで、前パネル18を底板11の前片1
4に固定するためのものである。この底板11は合成樹
脂製であり、その詳細は後述する。19は熱交換器、2
0はこの熱交換器19の上部に′#j、置された上吹出
枠で、上水平羽根21と、上垂直羽根22とが回動自在
に固定されている。23は熱交換器19の下部に配置さ
れた下吹出枠で、ドレンパン24を兼用している。この
下吹出枠23にも下水千羽@25と下垂直羽根26とが
回動自在に固定されている。27はこの吸込口2の後方
に設けられたフィルタガイドで、その下片28は上片2
9よりも前方に位置している。30はプレフィルタ、3
1はこのプレフィルタ30の裏側に配置された空気清浄
フィルタである。この空気清浄フィルタ31並びにプレ
フィルタ30が室内ユニット1に装着された状態で、こ
の室内ユニット1を運転(上下両クロスフローファン6
.7を回転)させると、室内空気は第2図の実線矢印の
ように流れる。
室内ユニットで、前面の中央に吸込口2、この吸込口2
の上方並びに下方に夫々吹田口3.4が形成されている
。5は合成樹脂製のフレームで、上下にクロスプローフ
ァン6.7が収納されている。8はこのフレーム5の裏
面に貼付された主断熱材で、この断熱材8の一部9はフ
レーム5の裏面10よりも突出している。11は外装体
(以下「底板ヨという。)で、後片12がフレーム5の
後縁13に係止きれ、前片14がフレーム5の前縁15
に第1のタッピンネジ16で固定される。又、17は第
2のタッピンネジで、前パネル18を底板11の前片1
4に固定するためのものである。この底板11は合成樹
脂製であり、その詳細は後述する。19は熱交換器、2
0はこの熱交換器19の上部に′#j、置された上吹出
枠で、上水平羽根21と、上垂直羽根22とが回動自在
に固定されている。23は熱交換器19の下部に配置さ
れた下吹出枠で、ドレンパン24を兼用している。この
下吹出枠23にも下水千羽@25と下垂直羽根26とが
回動自在に固定されている。27はこの吸込口2の後方
に設けられたフィルタガイドで、その下片28は上片2
9よりも前方に位置している。30はプレフィルタ、3
1はこのプレフィルタ30の裏側に配置された空気清浄
フィルタである。この空気清浄フィルタ31並びにプレ
フィルタ30が室内ユニット1に装着された状態で、こ
の室内ユニット1を運転(上下両クロスフローファン6
.7を回転)させると、室内空気は第2図の実線矢印の
ように流れる。
ここで前述の底板11は第4図、第5図で示すよう縦寸
法Aが160mm、横寸法Bが750mm。
法Aが160mm、横寸法Bが750mm。
高さ寸法Cが20mmの比較的大きな部材で、その前片
には第1並びに第2のタッピンネジ16.17(第2図
参照)が挿入される固定穴32.33が形成されている
。34は補強リブ、35は冷媒管の取出穴である。
には第1並びに第2のタッピンネジ16.17(第2図
参照)が挿入される固定穴32.33が形成されている
。34は補強リブ、35は冷媒管の取出穴である。
そして、この底板11はポリプロピレン(合成樹脂)に
、マイカ(雲母)と炭酸カルシウムとを混合させたもの
で、具体的にはマイカ40%入りのポリプロピレンと炭
酸カルシウム30%入りのポリプロピレンとを7=3の
割合で混合させて成形したものである。従ってこの底板
の材質の成分割合はポリプロピレンが63%、マイカが
28%、炭酸カルシウムが9%となる。この底板11の
物性と、マイカ40%入りのポリプロピレン(イ)の物
性と、マイカ30%入りのポリプロピレンく口)の物性
と、炭酸カルシウム30%入りのポリプロピレン(八)
の物性を比較すると下表のようになる。
、マイカ(雲母)と炭酸カルシウムとを混合させたもの
で、具体的にはマイカ40%入りのポリプロピレンと炭
酸カルシウム30%入りのポリプロピレンとを7=3の
割合で混合させて成形したものである。従ってこの底板
の材質の成分割合はポリプロピレンが63%、マイカが
28%、炭酸カルシウムが9%となる。この底板11の
物性と、マイカ40%入りのポリプロピレン(イ)の物
性と、マイカ30%入りのポリプロピレンく口)の物性
と、炭酸カルシウム30%入りのポリプロピレン(八)
の物性を比較すると下表のようになる。
このような結果から前頁の表(イ)で示した材質で底板
を成形すると、アイゾツト衝撃が小さいため、輸送時の
落下等によって底板が破損するおそれがあり、又(ロ)
で示した材質で底板を成形すると人間が手でタッピンネ
ジを回ず力(約18kgcm)よりもタッピン特性が低
いため、ネジ止めを行なうことができず、更に(八)で
示した材質で底板を成形すると成形時のひげやそり(変
形)が大きすぎて、成形後の底板の寸法を設計通りにす
る(寸法管理)ことがむずかしかった。
を成形すると、アイゾツト衝撃が小さいため、輸送時の
落下等によって底板が破損するおそれがあり、又(ロ)
で示した材質で底板を成形すると人間が手でタッピンネ
ジを回ず力(約18kgcm)よりもタッピン特性が低
いため、ネジ止めを行なうことができず、更に(八)で
示した材質で底板を成形すると成形時のひげやそり(変
形)が大きすぎて、成形後の底板の寸法を設計通りにす
る(寸法管理)ことがむずかしかった。
その点、上述した材質の成分割合で底板11を成形する
と、成形時の変形寸法をできるだけ小さく抑えつつ、マ
イジット衝撃やタッピン特性の低下をできだけ小さくす
ることができ、比較的大きな部品を合成樹脂で成形する
ことができた。尚、上述したポリプロピレンと、マイカ
と、炭酸カルシウムの割合を次頁の表(ニ)(杓に示す
ようにしても、上述した実施例の底板と略凹等の物性特
性が得られると考える。
と、成形時の変形寸法をできるだけ小さく抑えつつ、マ
イジット衝撃やタッピン特性の低下をできだけ小さくす
ることができ、比較的大きな部品を合成樹脂で成形する
ことができた。尚、上述したポリプロピレンと、マイカ
と、炭酸カルシウムの割合を次頁の表(ニ)(杓に示す
ようにしても、上述した実施例の底板と略凹等の物性特
性が得られると考える。
〈以下余白〉
(ト)発明の効果
以上述べたように合成樹脂材料にマイカと炭酸カルシウ
ムとを混合させて外装体を成形するようにしたので、こ
の外装体の寸法を比較的大きくしても、成形時のひげや
そり等の発生を小さく抑え且つ衝撃強度並びにタッピン
特性の低下を小さくすることができた。これによって外
装体の大型化を図ることが可能となり部品点数並びに軽
量化を行なうことができる。
ムとを混合させて外装体を成形するようにしたので、こ
の外装体の寸法を比較的大きくしても、成形時のひげや
そり等の発生を小さく抑え且つ衝撃強度並びにタッピン
特性の低下を小さくすることができた。これによって外
装体の大型化を図ることが可能となり部品点数並びに軽
量化を行なうことができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は空気調和
機の斜視図、第2図は同機の縦断面図、第3図は同機の
分解斜視図、第4図は同機に組み込まれる外装体(底板
)の平面図、第5図はこの外装体の立面図である。 11・・・外装体(底板)。 2 第2図 第1図
機の斜視図、第2図は同機の縦断面図、第3図は同機の
分解斜視図、第4図は同機に組み込まれる外装体(底板
)の平面図、第5図はこの外装体の立面図である。 11・・・外装体(底板)。 2 第2図 第1図
Claims (1)
- 1)合成樹脂材料にマイカと炭酸カルシウムとを混合さ
せて成形したことを特徴とする外装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1259057A JPH0724343B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 外装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1259057A JPH0724343B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 外装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120893A true JPH03120893A (ja) | 1991-05-23 |
JPH0724343B2 JPH0724343B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=17328728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1259057A Expired - Fee Related JPH0724343B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 外装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724343B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61188452A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-22 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 樹脂組成物 |
JPS62146744A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Suminoe Orimono Kk | 自動車用成型内装材 |
-
1989
- 1989-10-04 JP JP1259057A patent/JPH0724343B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61188452A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-22 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 樹脂組成物 |
JPS62146744A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Suminoe Orimono Kk | 自動車用成型内装材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0724343B2 (ja) | 1995-03-15 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |