JPH031204Y2 - - Google Patents

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JPH031204Y2
JPH031204Y2 JP12016785U JP12016785U JPH031204Y2 JP H031204 Y2 JPH031204 Y2 JP H031204Y2 JP 12016785 U JP12016785 U JP 12016785U JP 12016785 U JP12016785 U JP 12016785U JP H031204 Y2 JPH031204 Y2 JP H031204Y2
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JP
Japan
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saw
holding member
band
saw blade
band saw
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JP12016785U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、糸鋸と帯鋸とを兼ねて使用できる
帯鋸機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、帯鋸機は素材の外周切削を目的とし、中
ぐり切削を伴う作業の場合は、ベルト状の帯鋸歯
を切断して、素材の穴に通して溶接機で接続して
から切削作業に入り、終了後又切断して素材から
はづす作業をくり返していた。又は帯鋸機と糸鋸
機の二台をもつて作業を使いわけていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 併し、前者にあつては作業準備に手間どり、こ
れに要する時間の方が素材の切削時間より多く
かゝることもあり、又帯鋸歯の消費も大きく、後
者にあつては理想的ではあるが経費、スペースの
面で損失となり甚だ好ましからざる問題であつ
た。本考案の目的は上述の問題点を解消した糸鋸
機構をもつ帯鋸機を提供するにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、上述の問題に着目してなされたも
ので、上下方向に摺動可能で弾性体で上方向に付
勢されたスライドバーと、これに嵌合するガイド
からなる上部糸鋸歯保持部材を帯鋸歯ガイドに隣
接して固定した、帯鋸と糸鋸の機構の切替装置を
作り、テーブル下に下部糸鋸歯保持部材を、前記
上部糸鋸歯保持部材と互に対向する位置に設置
し、両保持部材に糸鋸歯を保持させ、さらに下部
糸鋸歯保持部材の下端から導かれた索条を遊動輪
を介してクランク機構に結び、クランクの回転に
よる動力の引張りの力と、弾性体の反発力で戻る
往復運動によつて作動する糸鋸機構を設け、帯鋸
と糸鋸とを兼ねて使用できることを特徴とする帯
鋸機である。
(ホ) 実施例 以下、本考案を具体化した実施例を説明する。
上部糸鋸歯保持部材2と下部糸鋸歯保持部材3
は、上下方向摺動可能で弾性体2b,3bで上方
向に付勢されたスライドバー2a,3aと、それ
に嵌合するガイドからなりたつている。上部糸鋸
歯保持部材2は帯鋸歯ガイド10に対し水平方向
に90゜の方向のガイドアーム4に固定し、この上
方を水平方向に回動可能とすることにより、糸鋸
と帯鋸の機構の切替装置をなしている。下部糸鋸
歯保持部材3は、テーブル9の下の前記、上部糸
鋸歯保持部材2と互に対向する位置に固定されて
いる。遊動輪5は下部スライドバー3aを下方向
へ延長する線にこの外周が接する様に配置されて
いる。索条8の一端は下部スライドバー3aの下
端に固定され、遊動輪5により方向転換してか
ら、他端を連結アーム6の一端に連結し、連結ア
ーム6の他端は減速プーリー軸7がもつ偏心軸7
aに軸支されている。糸鋸歯14は、両スライド
バー2a,3aがもつ糸鋸歯保持具12で固定
し、帯鋸歯ガイドアーム4を上方に少し押し上
げ、固定具22で固定することにより上部弾性体
2bによつて糸鋸歯14が張力状態となる。索条
8と連結アーム6との接続は脱着可能で糸鋸作業
の時は、ワイヤー8を連結アーム6に連結し、モ
ーター15からプーリー16、ベルト17、減速
プーリー18を介し、減速されて回動する減速プ
ーリー軸7がもつ偏心軸7aのクランク運動によ
り、これに直結された連結アーム6、索条8、下
部スライドバー3a、糸鋸歯14、上部スライド
バー2a、上部弾性体2bが動力の引張りの力と
上部弾性体2bの反発力によつて戻る往復運動で
糸鋸歯14に上下方向の切削作動を与える。下ス
ライドバーがもつ弾性体3bは、常にスライドバ
ー3aを上方におし上げ、糸鋸歯の脱着作業を容
易にする為である。
更に糸鋸歯14の揺動を阻止する為に上下摺動
可能で糸鋸歯14に当接して支持する糸鋸歯ガイ
ド19が切替装置を糸鋸機構とした裏側に配設さ
れている。
以下、帯鋸機構に切り替える時は、糸鋸歯14
をとりはづしてから切替装置を水平方向に90゜回
動して帯鋸機構に切り替え固定具11で固定し、
索条8の一端を連結アーム6からはずし、ワイヤ
ー掛け20に掛け、連結アーム6は、空回り状態
となり、帯鋸歯13を3つの帯鋸歯ブーリー21
に展張し、モーター15から減速プーリー18を
介して、プーリー21に伝わる駆動力により、切
削作動を与える。
(ヘ) 考案の効果 上述の如く本考案は、帯鋸機のガイドアームに
帯鋸と糸鋸の機構の切替装置を作り、更にワイヤ
ー、プーリー、バネの組合せによる糸鋸機構を設
けたことにより、クランク軸がどこにあつても、
任意の位置から往復運動を糸鋸歯に伝えることが
可能となり、素材の外周切削と中ぐり切削が1台
の機械で迅速かつ正確に行われるという効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は同
じく平面図、第3図は同じく切替装置が糸鋸機構
の状態を示す要部の側面図、第4図は同じく切替
装置が帯鋸機構の状態を示す要部の側面図。 1……帯鋸機、2……上部糸鋸歯保持部材、2
a……上部スライドバー、2b……弾性体、3…
…下部糸鋸歯保持部材、6……連結アーム、7…
…減速プーリー軸、7a……偏心軸、8……索
条、9……テーブル、10……帯鋸歯ガイド、1
4……糸鋸歯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯鋸機に於て、上下方向に摺動可能で弾性体で
    上方向に付勢されたスライドバーと、これに嵌合
    するガイドからなる上部糸鋸歯保持部材をテーブ
    ル上方の帯鋸歯ガイドの近傍に設置した帯鋸と糸
    鋸の切替装置を有し、テーブル下に下部糸鋸歯保
    持部材を、前記上部糸鋸歯保持部材と互に対向す
    る位置に設置し、両保持部材に糸鋸歯を保持さ
    せ、さらに下部糸鋸歯保持部材の下端から導かれ
    た索条をクランク機構に連結してなる糸鋸機構を
    設け、帯鋸と糸鋸とを兼ねて使用できることを特
    徴とする帯鋸機。
JP12016785U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH031204Y2 (ja)

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JP12016785U JPH031204Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JP12016785U JPH031204Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6228502U JPS6228502U (ja) 1987-02-20
JPH031204Y2 true JPH031204Y2 (ja) 1991-01-16

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