JPH03120477A - 電子デジタル電力量計の回路および要素を自己試験する方法および装置 - Google Patents

電子デジタル電力量計の回路および要素を自己試験する方法および装置

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JPH03120477A
JPH03120477A JP2254996A JP25499690A JPH03120477A JP H03120477 A JPH03120477 A JP H03120477A JP 2254996 A JP2254996 A JP 2254996A JP 25499690 A JP25499690 A JP 25499690A JP H03120477 A JPH03120477 A JP H03120477A
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signal
current
meter
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ウォーリン・ラルフ・ジャーマー
Maurice J Ouellette
モーリス・ジョセフ・オーレット
Negahban-Hagh Mehrdad
メールダッド・ネガーバン―ハー
White Bertram
バートラム・ホワイト
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    • G01R22/00Arrangements for measuring time integral of electric power or current, e.g. electricity meters

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子電力量計に関し、さらに詳しくは種々の
タイプの供給回路網での電気エネルギー消費を監視する
計器および電気エネルギーの測定精度を改良する装置を
含む計器を電子電力量計に配置する技術および−その装
置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕現在一
般に使用されている配電システム又は供給施設には異な
るすうしゅの型式があることは周知である。これらのシ
ステムは次の形で使用者の設備へ電力を供給する: (1)4線3相Y字状回路供給。
(2)3線3相三角供給。
(3)3線回路網。
(4)4線3相三角供給。
(5)3線単相供給。
(6)2線単相供給。
歴史的に言えば、これらの供給施設に接続される負荷に
よる電気エネルギー消費の監視は、これらの型式の供給
施設に接続されるように特別に設計された各種タイプの
誘導式電力量計によって行われてきた。計器は種々のタ
イプの供給施設に適切に接続されるように配置されなけ
ればならない。
都合の悪いことに、各基本計器の型の2つの変位量が必
要であって、主にそれらの全目盛電流定格が異なる。現
在慣用されているいわゆる自蔵電力量計は200アンペ
アの全目盛電流定格を有する。
慣用されている第2の型は変圧器一定格メータ(大きい
電流負荷を下げるために外部の電流変圧器と併用される
)と呼ばれるもので20アンペアの全目盛電流定格う有
する。電気機械又は誘導式メータの歴史的進歩において
、その自蔵および変圧器一定格メータは少し異なる電力
常数(円板1回転当りのワット時)をもって巻きつけら
れた。
従って、異なる2つのタイプのメータは線電流の検知に
使用されるメータ内の電流センサの倍率のみだけに対し
て提供することができない。従って、種々のタイプの配
電システム又は電気供給施設を考慮しそれに適合できる
電力量計の必要があることがわかる。
誘導型電力量計と共に電子レジスタが今日慣用されてい
る典型的に、誘導型電力量計はメータ・ディスクの回転
を感知してエネルギー消費に比例するパルスをレジスタ
へ送るパルス・イニシエータを含む。これらの電子レジ
スタは、典型的に使用エネルギー消費のキロワットの需
要電力および/または時間の測定に使用される。これら
のタイプの消費を表わすデータを蓄積するために、一般
に時間軸が必要である。この時間軸は、キロワットの需
要電力の計算のために典型的に5.15゜30又は60
分の間隔記時、および使用メータに合せて時間および日
付の情報を保存するために使用される。
電子レジスタが誘導型メータと共に使用されるときは常
に、一般に1相の電圧をレジスタに供給して、レジスタ
を動作させる電力と時間軸用線周波数を供給する。その
特定の相電圧が失敗すると、レジスタの動作は停止する
。しかしながら、多相誘導型メータでは、2つまで他の
相電圧をメータに供給することができる。60Hzの時
間軸をレジスタに供給する相電圧が失敗すると、メータ
・ディスクは他の2つの有効相のために回転を継続でき
るが、電子レジスタは入力されても通常は動作しない。
従って、メータの電圧入力でいずれか1つの相電圧が有
効の場合には電子レジスタに線周波数時間軸を提供でき
る要求があることがわかる。
誘導型メータに対して、特に変圧器一定格型の場合には
、メータ電位入力側に電位又は電圧の存在を示す[ポッ
ト・ランプ(pot 1aIlps)」を設けることが
長い間の慣用手段であった。典型的に、これらのポット
・ランプは各メータの電圧コイルの2次巻線から付勢さ
れて、磁束がメータ・ディスクに放出されていることを
表示する。これらのポット・ランプはメータの入力側に
おける相電圧の各々の存在を示すためにも使用される。
初期の電力量計におけるこれらのポット・ランプは最初
白熱電球であった。そしてさらに細菌ではこれらのメー
タは発光ダイオードを利用している。これらの装置はそ
れぞれかなりの電力を消費し、寿命が短く、光を放射し
て高周囲光状態下で見ることが困難である。検針員は典
型的に月毎の読み取りで各ポット・ランプの検査および
ランプが動作していない場合の問題点を報告することを
要求されている。従って、検針員や他の若干の知識のあ
る人がメータ入力端の電圧の損失時にいない限り問題点
を確認することはできないことがわかる。このような状
況において、誘導型メータの欠点の大部分を解決しなが
ら誘導型電力量計に少なくとも匹敵するレベルに低下し
た電子メータにおける電圧回路の完全性を保証する必要
があることがわかる。
電気の計量において、電気事業会社は歴史的に合計のキ
ロワット時(実電圧電流)の外に、力率。
KVA又は無効電圧電流を測定することが望ましいこと
を見出した。無効電圧電流の測定は典型的に従来のキロ
ワット−時メータと共に第2のメータを使用することに
よって行われてきた。無効電圧電流および実電圧電流か
ら、力率およびKVAのような量を計算することができ
る。無効電圧電流を測定するこの第2のメータは、合切
には電圧回路において移相変圧器に接続された電力量計
である。90度の電圧位相はバール(Vars(無効電
力の単位)と呼ぶ測定値をもたらす。Qは実際には無効
測定値であって、60度の移相はメータにおける多相回
路へのメータ電圧接続を交さ整相することによって容易
に達成できることから導き出されている。従ってバール
の測定に必要な移相変圧器の必要性を排除できる。これ
ら無効測定をするための第2のメータを設けることはコ
スト的に高つくことになる。従って、外部の移相変圧器
や特別の接続をする必要がなく、キロワット時および無
効電圧電流を測定できる単一メータを提供する必要があ
ることがわかる。
電気計量に関する詳細な記載、特に種々の電気供給施設
および配電システム、さらにキロワット時、バール時お
よびQ・時の計量に利用される各種メータに関する詳細
な情報は次の刊行物が参考になる: the Hand
book for Blectricity、 Eig
hthEdition、 published by 
the Edison Electric 1nsit
ute 電気事業会社は、製造業者から購入する計量装置に極め
て高い水準の信頼性を期待するようになってきた。特に
電子計量装置において、装置の部品が良好であるか又は
複雑或いは時間のかかる試験操作を行う又は設備から装
置を取外す必要な(破損したかを語れることが重要であ
る。従って、複雑又は長い試験操作を伴うことなく、か
つ装置を供給設備から取外す必要がなく、電子メータに
おける主要素又は回路の適当な操作を迅速かつ容易にで
きる必要があることがわかる。さらに、余分な回路に伴
う複雑性の増加のためにメータ装置の信頼性を実質的に
下げない低コスト解決法でこの信頼性および試験性能を
達成する必要がある。
電子メータはアナログ増幅器、例えばA−D変換器およ
びC−■変換器並びに電力の測定における不正確に寄与
する全メータにおけるDCオフセット電圧を導入する他
の型式の回路および構成部分に使用されるアナログ増幅
器を使用する0例えば、典型的なDCオフセット誤差電
圧は典型的に1ミリボルト、又はCMO3法から構成さ
れる完全電圧量針の低コスト単一チツブ集積回路におい
て最悪の場合に30ミリボルトである。前記型式の高性
能単一チップ増幅器におけるこのDCオフセットを削除
する技術が開発されているが、それらの技術は本発明の
意図するような電子メータに必要な多くの増幅器には適
当でないと考えられている。電子メータを校正するとき
にDCオフセットの作用を調整する電子メータに適当な
校正手段を組み込むことができる。しかしながら、これ
らのオフセットは時間と共に変動する。そして温度変化
に伴いさらに著しく変動して、電子メータの精度を変化
させる。時間および温度とメータ精度との関係は共に電
気設備においては重要であって国の標準規格に限度を明
記している。従って、電子メータにおけるDCオフセッ
トの蓄積を補償すると共に電子メータの寿命の間に起こ
りうるDCオフセットの全ての変化を修正する手段を提
供することが望ましいことがわかる。
本発明は動作性能の優れた電子電力量計を提供すること
を目的としている。
さらに本発明は、複数の異なる電気供給施設の1つに流
れる電気エネルギーをデジタル式に測定できる電子電力
量計を提供することを目的としている。
さらに本発明の別の目的は、ワット時のような有効電力
を測定できる外に異なる無効電力成分を選択的に測定で
きる電子電力量計を提供することである。
さらに本発明の目的は、入力電流の広動的範囲に渡って
高精度を得るため、従って必要な電流定格の数を減らす
ため規定された範囲についてメタ−に供給される入力電
流を調節する自動範囲切換え性能をもった電子電力量計
を提供することにある。
本発明の別の目的は、多相系におけるいずれか1つの相
電圧がメータ電圧入力側で利用できる限りは電子レジス
タに線周波数時間軸を提供する電子電力量計を提供する
ことにある。
さらに本発明の目的は、メータへの電圧ボテンシアル入
力信号を監視して、メータへの1つ以上のボテンシアル
電圧入力信号の欠陥を表わす出力信号を電子レジスタへ
供給する電子電力量計を提供することにある。
本発明の別の目的は、電子電力量計内の臨界(危険)回
路をテストする手動開始自己検査能を有して、メータの
故障を示す出力信号を種々の表示器および電子レジスタ
へ供給する電子電力量計を提供することにある。
さらに本発明の目的は、電子電力量計にDCオフセット
電圧を蓄積できると共にメータの寿命の間に起こりうる
DCオフセットの変化を自動的に修正する電子電力量計
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
1つの特徴において、本発明は、2線又は3線の単相供
給施設や回路、或いは電気設備によって一般に提供され
るような3線又は4線の多相供給施設や回路における電
気エネルギーをデジタル式に測定できる電子電力量計を
提供する。該電子電力量計(メータ)は単相又は多相の
電力線系統に接続される校正になっている。各相におけ
る個々の線電流からの信号を供給するために電流マルチ
プレクサが利用され、各相の個々の線電圧を結合するた
めに電圧マルチプレクサが使用される。各相(電流およ
び電圧)がそれぞれのマルチプレクサによってサンプリ
ングされる際に、それぞれのマルチプレクサからの電流
および電圧のアナログ出力信号は対応するA−D変換器
へ供給されて多重送信された各アナログ信号が等価のデ
ジタル信号に変換される。それぞれのマルチプレクサか
らの電圧および電流の出力信号は実際にそれぞれのA−
D変換器において変換できる電圧および電流のサンプル
である。各アナログ試料はA−DF変換器のレジスタに
おいてデジタル語に変換され、それはマイクロコンピュ
ータのようなデジタル信号プロセッサへ転送される。こ
れらのデジタル試料はそれぞれ電流と電圧を代表するも
のであって、デジタル信号プロセッサにおいて掛け算を
されて時間について積分してエネルギーの測定値となる
精密な時間軸は電子電力量計に維持される。そして電圧
と電流のA−D変換を行うべく電流および電圧のマルチ
プレクサ(多重送信システム)を介して相電圧および線
電流の入力信号並びにサンプル時間の多重送信をするた
めに種々の記特信号の発生に利用される。前記の配電系
又は供給施設におけるエネルギーの測定に適した構成の
電子電力量計にするため計器のタイプの選択デコーダが
利用される。その選択デコーダからの出力信号は多重制
御器へ送られる。そしてその多重制御器はその信号を解
読して適当な整相のクロック信号を電圧マルチプレクサ
へ供給し、従ってメータへの各種の相電圧入力のサンプ
リングの時間を制御する。各種の相電圧入力信号が試料
採取される順序は計量される供給施設のタイプに合せた
電子電力量計の構成に直接依存する。
それぞれの電流および電圧試料がデジタル等値へ変換さ
れる際に、それはデジタル信号プロセッサへ転送され、
そこでそれらの試料はそれぞれの電流および電圧レジス
タに記憶される。各変換の終わりに、デジタル信号プロ
セッサはそれらの試料を一緒に掛け算して時間電力の測
定値を得る。
そしてその値は前の測定値と合計して該プロセッサに累
積される。それらの積の累積値はデジタル信号プロセッ
サに記憶されているしきい値又は定数と比較する。積の
累積値が所定のしきい値と等しいときは、デジタル信号
プロセッサはワット時を表わすパルスを電子レジスタへ
出力する。そのワット時の信号が電子レジスタへ送られ
ると、しきい値が累積値から差し引かれる。
また、電子電力量計は信号をデジタル信号プロセッサに
送って該プロセッサにバール又はQを計算するかを通知
する。電子電力量計がバール・メータ又はQメータとし
て機能するかに依存して、デジタル信号プロセッサはそ
のワット時の計算後にサブルーチンに入り、バール値又
はQ値を計算してこれらの値に比例するパルスをレジス
タへ出力する。バールおよびQに対するしきい値もメー
タの構成タイプに依存してデジタル信号プロセッサによ
って自動的に設定される。
本発明の別の特徴において、電子電力量計は、最小信号
レベルが供給される入力電流の広い範囲に渡って大きい
信号レベルに匹敵するように測定される入力電流信号を
スケーリングする自動範囲切換の特徴を提供する。従っ
て、電流測定回路が動作しなければならない全範囲が縮
小される。電流の各A−D変換の開始時に、電流の大き
さが特定の範囲を越えるか又は越えないかを試験する。
゛電流量きさに依存して、範囲選択の特徴が低電流又は
高電流範囲に切換える。次にA−D変換器がその電流を
デジタル値に変換してデジタル信号プロセッサへ転送す
る。高/低範囲選択の状態が範囲選択記憶装置に記憶さ
れる。そしてそれは、デジタル信号プロセッサがどの範
囲でサンプルを採ったかを識別できるように信号をデジ
タル化電流サンプルと共にデジタル信号プロセッサへ供
給する。この情報を供給されたデジタル信号プロセッサ
は次に1つのスケールで採取されたサンプルを別のスケ
ールに変換して電力測定値の導出に用いるために電流量
を組み合せる。
本発明の別の特徴において、電子電力量計はメータへの
相電圧入力の全てを連続的に監視する。
これらの相電圧は60ヘルツの記特信号を電子レジスタ
用時間軸として該レジスタに連続的に供給する相電圧デ
コーダで常に監視されている。その相電圧デコーダは、
いずれも1つの相電圧が存在する限り60ヘルツの時間
実信号が電子レジスタへ連続的に供給されることを保証
する。すなわち、多相系における2つの電圧が欠けても
、時間軸信号がなお電子レジスタへ供給される0本発明
の別の特徴に従って、タイマが電子電力量系においてメ
ータに供給される各電圧相入力信号と共同する。
これらのタイマは相電圧の各々と同期されるタイミング
・クロック信号によって駆動される。各タイマは所定の
遅延期間の終わりにパルスを出力する。各A−D電圧変
換サンプルの終わりに、電圧デコーダが変換された電圧
の大きさが所定最低値にあるか否かを見る試験をする。
試料採取した入力相電圧が所定の値にあるか又はそれ以
上の場合には、その相に対するそれぞれのタイマがリセ
ットされ、従ってそのタイマは停止しない、しかしなが
ら、試験時に試験した相電圧が存在しない又は所定値以
下の場合には、その各相に対するタイマがパルスを出力
し、そしてそのパルスは電子レジスタへ転送されてレジ
スタにその特定の相がメ−タにおいて失敗したことを示
す。
本発明の別の特徴において、電子電力量計は該メータを
構成する臨界回路の動作を試験する方法を組み入れてい
る。これら回路の試験は手動で開始される。デジタル信
号プロセッサの電圧A−D変換器および電流A−D変換
器は、既知の一定入力を付加してデジタル信号プロセッ
サからのワット時出力パルスを監視することによって及
第動作が試験される。これらの出力信号が所定の時間窓
内に受信されないと、本発明のメータはDSP試験フェ
イル(落第)信号を発生する。その信号は次に電子レジ
スタへ供給されて表示されるか、又は表示器に供給され
てデジタル信号プロセッサの故障を表示する。さらに、
線電流人力センサの各々を試験する手段が設けられてい
る。電流試験フェイル信号が発生されて電子レジスタお
よび表示器に送られて電流感知装置の1つが故障であっ
たことを示す。さらに、本発明にはDSPフェイル信号
、電流試験フェイル信号および前記電圧フェイル信号を
組み合せて、システム・フェイル信号を発生しそれを外
部表示器又は電子レジスタへ送ってシステムの故障を表
示する手段が設けられている。
さらに本発明の特徴として、デジタル信号プロセッサに
おいて、電子電力量計の電圧A−D電圧変換回路におけ
る各種回路で発生するDCオフセット電圧の作用を補償
する方法が用いられている。
この補償を行うために、全電圧試料(すなわち、A−D
変換)の和をとって入力電圧の固定サイクル数について
蓄積する。得られたこれら電圧試料の和は次に固定サイ
クル数について行われた全てのA−D変換の間にとられ
た電圧試料の数で割る。
この割り算によって前の電圧試料の各々に対する平均の
DCオフセット値が得られる。そしてその値は次の電圧
試料の各々から差し引かれる。補正係数(又はオフセッ
ト補償値)は固定サイクル数の後で更新される。
本発明の以上および他の目的、特徴並びに利点は添付図
面と共に次の説明から明らかになるであろう。
〔実施例〕
第1図には、本発明による電子電力量計10の主ブロツ
ク図が示されている。電力量計10は配電供給設備又は
ネットワークへ接続され、相電圧入力および線電流入力
を受ける。そしてそれらの入力は計数および隔離された
後、電圧および線電流入力を対応するディジタル出力後
に変換するために2つの電圧および電流A−D変換器1
2の入力端子へ供給され、さらにそのディジタル出力後
はディジタル信号プロセッサ(DSP)14へ送られる
。クロック発振器16は精密発振器から複数のタイミン
グパルスを発生し、それらのタイミングパルスを電力量
計の種々のブロックへ供給して計器およびプロセッサ1
4の動作を制御する。
種々のタイミング信号をA−D変換器12およびディジ
タル信号プロセッサ14へ送って、それらの動作を電力
量計が接続される特定の型式の電力供給回路網に対応す
る選択論理回路18によって選択された電力量計の機器
構成に従って制御するために計器のタイプの選択論理回
路が利用される。
また、計器の型選択論理回路18は制御信号をA−D変
換器12の出力と共に計器型自己検査論理回路20へ供
給して、計器内に発生する種々の動作条件を代表するフ
ェイル試験信号を選択的に発生させる。これらのフェイ
ル試験信号は、計器の状態や使用記録器の時間を即時に
示す複数の表示器24及び即時記録器のような電子記録
器22にも供給される。その電子記録器は、これらのフ
ェイル試験信号を監視し、それらの信号の事情を、例え
ば電力量計の状態の分析に読取り者によって用いられる
液晶表示盤上に表示するプログラムを作る。A−D変換
器12は相電圧および線電流に比例するディジタル後又
は信号を計器自己検査論理回路20お入力端子および自
動範囲切換器26へ供給する。自己検査論理回路20は
相電圧入力に比例する信号を監視して、電圧センサおよ
び電圧を電圧A−D変換器の入力端子へ供給する隔離回
路網の状態を連続的に検査する。自動範囲切換器26は
、A−D変換器への線電流入力に比例する信号を連続的
に監視する。そして入力電流お各A−D変換期間がディ
ジタル信号プロセッサ14に信号を送り、それに入力電
流の選択範囲を知らせる。
ディジタル信号プロセッサ14はクロック発生器16か
らのリセット又はスタート信号に対応してA−D変換器
12の出力を周期的に読み取る。
A−D変換器の出力は入力相電圧および線電流の各A−
D変換サンプルの終端でプロセッサ14によって読み取
られる。従って、プロセッサ14に供給されたサンプル
は計器(電力量計)に供給された瞬間電圧および電流の
値を代表する信号である。これらの電圧および電流サン
プルはプロセッサ14において周期的に乗算され、一定
の時間に渡って積分されて、WH出力パルスおよびVA
R/Q出力パルスと呼ばれる出力パルスを発生して電子
記録器22へ送る。WH出力パルス又はVAR/Q出力
パルスは各時間に発生されるから、その積分値は適当な
計算で規定の限界水準を得る(すなわち、WHおよびV
ar/Q)。計器型選択論理回路18によって選択され
た種々の計器の型の各々に対する定数としてディジタル
信号プロッセサに記憶されるしきい値がある0本実施態
様において、後述のように論理回路18によって選択す
ることができる6種類の異なる計器がある。
WH出力信号およびVAR/Q出力信号の記録器22に
対する割合は論理回路1日によって選択される特定の計
器に対するしきい値によって決定される。WHおよびV
AR/Qの出力パルスの発生方法の詳細は後述する。
第2図を参照すると、本発明の操作順序を制御する基本
タイミング信号が図示のクロック発生器16によって発
生される。クロック発生器16はMCLKで示した4、
97MH2の信号をディジタル信号プロセッサ(DSP
)14とA−Dクロック発生器30へ供給する高精度発
振器28からなる。クロック発生器30は4.97MH
zのクロック信号を割り算してADCLKで示した20
7KHzの信号にする。ADCLK信号は計器のA−D
変換器および範囲切換器へ供給されて後述のようにそれ
らの動作を制御する。ADCLK信号は、FCCLK、
RESET、 ■サンプルおよび1サンプルで示した複
数の出力タイミング信号を発生する時間軸発生器32へ
も供給される。
これらの信号のタイミング関係はADCLK信号と共に
後述の本発明の詳細な操作の説明の項で説明する。
第2図は、本発明の電子電力量計に使用される複数の電
圧基準値を発生する精密電圧基準器34も示す。これら
の基準値が供給される方法は後で第3図を参照し本発明
の詳細な説明 明する。
第3図は本発明の電子電力量計の詳細な論理線図である
。本発明の詳細な操作説明の前に、最初にその電力量計
を構成する種々の論理素子および回路の基本的機能およ
び目的を説明するのが遊離であると考えられる。
第3図の電子電力量計は、多相配電供給設備からの3つ
の相電圧入力(相1〜相3)を個々の相電圧入力と協同
する電圧スケーリングおよび隔離回路36に受は入れる
ように示されている。電圧スケーリングおよび隔離回路
36は電力線から電気的隔wI(絶縁)をすると共に種
々の線電圧を下げる、例えば120〜480ボルトから
電圧マルチプレクサ(VMUX)38への入口用の約1
、6ボルトに下げる,VSA〜vSCで示した電圧入力
はVMUX38によって多重系にされて、多重化出力信
号を自己検査可能スイッチ(SW40)へ供給する,V
MUX384:よるvSA〜vSC信号の多重化は、マ
ルチプレクサ制御器(MUX制御器42)からvMUX
38へ供給される3つのりt)7クバ7L/XVACL
M,VBLK。
VCCLKの計時によって制御される。VMUX38が
これら後者のクロック信号によって制御される方法は後
述する。
それらの多重電圧信号はSW4 0を経て電圧A−D変
換器l2“の入力端子へ供給される.電圧相信号vSA
〜■SCの各々は、VMUX38およびSW40を通過
する際に、A−D変換器12゛に供給された■サンプル
信号によって制御されるサンプル期間中に変換されて、
変換器12’の出力端子におけるビットDVO−DVN
として示したディジタル語の形でディジタル出力信号を
発生する。そのA−D変換器12’からの出力語は1つ
の入力として直接ディジタル信号プロッセサ14(DS
P)および電圧イン・デコード回路44へ供給される。
電圧イン・デコード44はA−D変換器12゜の出力端
子における各ディジタル電圧サンプルを連続的に監視す
る。DVO−DVNで示されるディジタル語の大きさが
所定の大きさ又はしきい値以上である限り、デコード4
4からの出力信号VIINは電圧および線周波数試験回
路20”の入力端子において二進法の1の状態のままで
ある。
回路20”は第1図について前述した計器自己検査論理
回路20の一部を形成する。
第3図は左下隅を参照すると、そこには3つの線電流(
線路1〜線路3)が3つの電流スケーリングおよび隔離
回路46に供給されていることが示されている。望まし
い実施態様における電流スケーリングおよび隔離回路4
6の各々は電力線から電気的隔離をすると共に線電流を
電流マルチプレクサ(IMUX)48への入力用の最高
約2ミリアンペアに下げる。スケーリング回路46への
典型的な入力電流は自己内蔵計器に200アンペアまで
そして変圧器定格計器に20アンペアまでにできる。自
己試験論理回路20′へ3つの電流試験信号ITA−I
TCが供給される・。自己検査動作中、これらの信号は
電流スケーリングおよび隔離回路46のいずれかの故障
を検査するために監視される。
出力電流信号ISA〜ISCは夏MUX48の入力端子
へ供給されて、それらを通して電流相クロック50から
の3つのクロック信号IACLK。
IBCLK、IccLKによってVMUX38と同じ方
法で多重化される。その電流相クロック50は時間軸発
生器32からのI(電流)サンプル信号によって計時さ
れて、クロック信号IACLK〜ICCLKを適当に巡
回させIMUX48を介してl5A−ISC信号の多重
化を制御して、多重化入力信号IINを切換利得制御回
路52の入力側へ供給する。切換利得制御回路52は自
動範囲切換器26の一部分からなり、拡大又は縮小した
TIN電流信号を電流−電圧変換器54の入力側へ供給
する。切換利得制御回路52からの電流信号は、電流−
電圧変換器54においてIINの大きさに比例する電圧
信号に変換される。この比例電圧信号は利得調整器およ
び自己検査電圧試験スイッチ58を介して電流A−D変
換器12゛へ直接送られる。
利得調整器56の出力は入力電流11Nに比例する電圧
であってl0UTで示す。このl0UT信号は1つの入
力として範囲切換器60へ供給されると共に前述の自動
範囲切換器26の一部分を形成する。範囲切換器60は
時間軸発生器32から1サンプルおよびADCLKクロ
ック信号を受け、l0UT信号を監視して、制御信号E
N16をDSP14とスイッチ利得制御回路52へ供給
する。範囲利得回路60の詳細は後述する。しかしなが
ら、ここではその回路60はI OUT信号の大きさを
連続的に監視すること、そしてその信号の大きさが変化
する際にEH11の制御信号が切換利得制御回路52に
入力電流11Nを電流−電圧変換器54への入力に適当
な水準にスケーリングさせることを言えば十分である。
前述のように、このスケーリングの目的は、入力電流1
1Nの小信号水準をより大きな信号に匹敵するように適
当に拡大し、従って電流A−D変換器12”が動作しな
ければならない全範囲を低減させることである。範囲切
換器60からのEN16信号は二進法の0と1の間を切
り換わる二進信号である。
この信号はDSP14によって監視されて、ワット時お
よびV a r / Q時の値を計算するときに適当な
計算をさせるためにそのDSPによって入力電流11N
にとのスケーリングが適用されるかを知るのに利用され
る。
また、電流A−D変換器12パは、電圧A−D変換器1
2’   u類似の入力信号および乗算した入力電流信
号l5A−ISGに比例するサンプル信号を受けて、そ
の出力端子にアナログ信号のそれぞれの大きさに対応す
るディジタル語を提供する、これらのディジタル語は複
数の線路でDSP14の入力側へDIO−DIN信号と
して提供される。前述のように、DSP14はそれぞれ
のディジタル電圧および電流サンプルを一緒に乗算して
各サンプルの時に即時の電力を得る働きをする。
各ディジタル・サンプルDVO−DVNおよびDlo−
DINは、時間軸発生器32からのRESET信号の発
生時にDSP 14に計時される。
発振器28からのMCLK高周波信号も基本主起時機構
としてDSP14の入力端子へ供給される。MCLKは
、DSP14を電力量計の残りのものに比較して極めて
高周波数で動作させる。この高周波記時はDSPに後述
の如(アナログ−デジタル・サンプル間の膨大の量のデ
ータを処理させる。
さらに第3図を参照すると、第1図について前述した計
器型選択論理回路18が型選択器62゜型選択デコーダ
64.限界デコーダ66および前記MUX制御回路42
からなることが示されている。前述のように(電力量計
が監視される特定の型の供給設備の適当な相電圧および
線電流に接続されているとき、本発明の電力量計は2又
は3線の単相回路又は3又は4線の多相回路におけるエ
ネルギーの測定に適合さすことができる。本発明の電力
量計が前記6つの異なる回路から電気エネルギーを計量
するのに適した方法を次の第1表を参照して示す。
第1表 ビット2  ビット1  ビット0 用途による型の説明 4線3相Y型回路供給 設備用の3−要素計器 4線3相Y型回路供笛   2型 設備用の2−要素針 3線3相三角又は3線回路 3型 網設備用の2−要素計器 4線3相三角回路供給 設備用の2−要素計器 3線■供給設備用の 1−  計器  。
5型 1型 4型 ビット3 説明 自己内蔵計器 変圧器定格計器 第1表は4つの二進ビット、すわなちビットO。
ビット1.ビット2およびビット3の状態を示す。
これらのビットは第3図の型選択回路62の出力端子に
示したビットO〜3に対応する。第3図に示すように、
型選択回路62は、種々の端子結線を横断するジャンパ
を単に接続することによって型選択デコーダ64への入
力に対する種々の二進ビット配置をセットするためにジ
ャンプできる4組の端子結線を含む。例えば、ジャンパ
がビット3に対して示したような特定の組のジャンパ端
子を横断して接続されるとき、ビット3は二進法の1と
考えられる。これらに対してジャンパが存在しない場合
にはビットは二進法のOになる。第1表かられかるよう
に、用途によって6つの異なる型の計器を定義するため
に3つの二進ビットO〜2を採る。さらに、第1表に下
側に示すように特定の計器(電力量計)が自己内蔵型で
あるか又は変圧器定格型であるかを定義するために第4
のビット3が必要である。計器の型を特定の用途(すな
わち供給設備)に合わせるには、所望の構成を得るべく
型選択回路62において適当なジャンパを接続する必要
があるだけである。例えば、第1図に示すように、計器
を4線3相Y型回路の供給設備用の1型として構成させ
る場合には、ビット0はジャンパをその2つの端子に接
続させ、ビットl−2は開放のままにする。さらに、こ
の1型の計器が自己内蔵型である場合には、ビット3の
端子接続は同様に開放のままにする。型選択回路62に
おける型選択ジャンパに関して第1表を見ることによっ
て、他の種々の計器の型2〜6の選択方法がわかる。
型選択器62のビット3によってセットされる際に自己
内蔵計器と変圧器定格計器とを区別できる要件は前記誘
導型ワット時メータの展開から生じ、変圧器定格計器は
一般に20アンペアの全目盛から2.5アンペアの試験
電流においである設計速度で動作する。そして自己内蔵
計器は200アンペアの全目盛から30アンペアの試験
電流で同一速度で動作する。本発明における電子電力量
計は、理想的にDSP14からワット時の出力パルスを
同じ誘導電力量計ディスクの速度の12倍の速度で提供
することによって現存する誘導型電力量計と厳密に競争
するように設計されている。
従って、DSPは自己内蔵計器と変圧器定格計器とを区
別できるために、供給される特定の入力電流に適当な速
度で電力入力パルスを発生すべくDSP14に適当なし
きい値を得るためにその計器に供給される入力電流の大
きさを通知しなければならないことがわかる。DSP1
4が変圧器定格計器と自己内蔵計器とを区別する方法は
後述する。
さらに、第3図を参照すると、ビット0〜3は型選択デ
コーダ64へ供給され、そこで4つの2進型選択出力ビ
ットTSBO〜TSB3に符号解読される。型選択デコ
ーダ64は、VMUX38ヘクロック信号VACLK−
VCCLKを適当に発生さすべく符号解読するためにビ
ットθ〜3を符号解読して適当な型の選択ピッ)TSB
O〜TSB2をMUX制御回路42へ提供する。
MUX制御回路42は相電流クロック50から電流クロ
ック信号IACLK−ICCLKも受ける0MUX制御
回路42は、TSBO〜TSB2信号の符号解読と共に
これら後者の信号を利用してvMUX38へ供給される
■ACLK〜■CCLK信号の発生順序を制御する。M
UX制御回路42はTSBO−TSB2信号も符号解読
して電圧および線周波数試験回路20”への入力として
供給される2つの信号ENBとENCを発生する。
さらに、計器の構成の型に依存して、MUX制御回路4
2は2つの信号による割り算値(÷2)をDSP14へ
供給する。
さらに、第3図に示すように、TSB3SB3信号TS
BO−TSB2信号は入力としてしきい値デコード論理
回路66へも供給される。この論理回路はそれらの入力
ビットを符号解読して、DSP14への入力として供給
される3つのしきい値確認ピッ)THO,THIおよび
TH2を発生する。後述のように、DSP14はこれら
のビットを符号解読して、配置された特定の型の計器に
どのしきい値を利用するかの決定をする。さらに、しき
い値デコード論理回路66は、ビットTSBO−TSB
2の符号を解読して、2つの信号ENIBとENICを
電流およびDSP自己試験論理回路20°°へ供給して
、その論理回路に試験される計器構成の型に利用される
電流入力を知らせる。
第3図の自己検査スイッチ68を見ると、自己検査スイ
ッチ68は押ボタンスイッチであって、自己検査可能論
理回路70へ接地信号を付加するために、例えば検針員
や検査員によって手動で作動される。自己検査スイッチ
68が閉じているとき、時間軸発生器からのFCCLK
クロック信号は自己検査可能論理回路70に5ELFC
HKENで示した自己検査可能出力信号を発生させる。
前述のように本発明の電力量計はその内部の各種臨界回
路の動作を自己検査することができる。従って、その5
ELFCHKEN信号が発生されると、その信号は電流
およびDSP自己試験論理回路20”、A−D変換器試
験スイッチ5B、A−り変換器試験スイッチ40.隔離
回路46およびしきい値デコード論理回路66へ供給さ
れる。
電流およびDSP自己試験論理回路20゛は電流試験信
号ITA〜ITCの状態を監視する論理回路を含む。自
己検査期間中、すなわち5ELFCHKENが高く、I
TA〜ITC信号のいずれか1つが高くなる(二進法の
1になる)と、電流スケーリングおよび隔離回路46の
1つが故障していることを示すIVC試験信号が発生さ
れる。
このIVC試験信号は1つの入力として第3図の最上部
の電圧および線周波数試験論理回路20”へ供給されて
、そこでDSP試験およびVIOUT信号と組み合せて
電圧および線周波数試験論理回路20”の出力端子から
SYSTEM  FAIL信号を発生する。
電流およびDSP自己槍査論理回路20°に再び戻ると
、その論理回路からの別の出力信号はDSP試験信号で
あって、それはまた電圧および線周波数試験論理回路2
0”へ供給されることがわかる。また、この信号は自己
検査可能期間中にDSP14の出力側から試験論理回路
20”へ供給されるWHOUT信号に応答して発生され
る。
DSP自己試験論理回路20’ はDSP14から第1
のWHOUTパルスを受けると計数し始める計時計数器
を含む。このタイマは5ELFCHKEN信号の期間中
計数し始めることができる。
DSP14がそのタイマの休止前に特定の窓期間内に第
2のWHOUT信号を発生しながった場合には、DSP
14が故障信号を発生したことを示すDSP試験信号を
発生する。
前述のように、DSP試験信号は電圧および線周波数試
験論理回路20゛においてIVC試験およびVIOUT
信号と結合され”i’sYsTEMFAIL(システム
故障)信号を発生する。また、このDSP試験信号はD
SP故障の表示として電子記録器22又は表示器24へ
供給される。
さらに、第3図のVAR/Q選沢スイッチ72を参照す
ると、この選択スイッチは単極単投スイッチであって、
閉じたとき接地又は論理0信号をバールクロツタ発生器
74とDSP 14へ送る。
バールクロック発生器74はクロック入力信号として電
流相クロック50からIACLK信号も受ける。パール
クロツタ発生器74の出力はVARCLKで示した信号
であって、それはもう1つの入力としてDSP14へ供
給される。VARCLKの状態はDSP14によってサ
ンプリングされて、その状態は、サンプリングの時にD
SP14にバール時又は9時の計算を指令する。VAR
CLK信号は、二進信号であってMar/Q選択スイッ
チ72の状態に従って変わる。バールクロック発生器7
4の操作およびVARCLKがスイッチ72の状態に従
って変更される方法は後の説明で明白となるであろう。
再び電圧および線周波数試験回路20゛を参照すると、
その信号はLPOUTで示した60ヘルツの線周波数出
力信号を発生し、その出力信号は電子記録器22の計時
パルスとして記録器22へ送られる。そのLFOUT信
号は電力量計への60ヘルツの入力信号の存在を示す表
示器24の1つにも送られる。LFOUT信号は32で
割る(÷32)割り算カウンタ76へ送られる。そして
該カウンタはLFOUT信号の32サイクル毎に出力信
号0FFCLKを発生する。その0FFCLK信号はも
う1つの入力信号としてDSP14へ供給されて、プロ
セッサによってフラグとして利用され、それをDCオフ
セット・サブルーチンに入れさせて前述のDCオフセッ
トの補償をする。
本発明をさらに詳細に説明する前に、本発明の操作を簡
単に説明するのが有利と考えられる。この説明のために
、電力量計は第1表に示した4線Y字状回路供給設備に
接続させるl型として構成させたと仮定する。この型の
供給設備を計量する本発明の電子電力量計を採用するに
は、全部で3つの電流入力端子と全部で3つの電圧入力
端子の使用を要する。さらに第3図を参照すると、それ
らの電流および電圧入力端子はISA監視器の線1、V
SA監視器の相12等のように接続しなければならない
。VMUX38とIMUX48は、VSAがISAと、
VSBがISBと、そしテvSCがISCと同時にサン
プリングされるように動作しなければならない。各対の
サンプル(例えば、ISAとVSA)は、エネルギーの
計算をするためにそれぞれのA−D変換器12°と12
”においてディジタル語に変換され、DSPで掛け算を
し、合計そして累算される。
DSPにおいて、各組の電流と電圧の入力(VSAIS
A、VSBISB、VSCISC)の掛け算はそれぞれ
のA−D変換器によってとられた各サンプルの各相に対
する配電を計算する。VMUXおよびIMUXは、各相
を順次サンプリングするため&、:VACLK−VCC
LKおよびIACLK−ICCLKによって制御される
。各相を順次サンプリングし、電流と電圧サンプルの乗
算から得られた積をDSP 14の共通累算器に加算す
ることによって各相の配電を一緒に合計する。所定時間
に渡る全ての電力サンプルの累算は電力をエネルギーに
積分する。その累算器は選択した特定計器の型に対する
前記しきい値によって設定された値と等しい又はそれを
越える毎に、1つの出力パルス(WH0UT)が発生し
、その計器型に対するしきい値がその累算器から差し引
かれる。
発生されるW)I  OUTパネルは、本例において計
量される4線Y字状回路に流れるエネルギーの1つの量
に比例する。
第1表に示すと共に前述した6つの計器型に各々につい
て、適当なサンプリング計画および対応するしきい値が
得られた0次の第2表はそれぞれの型の計器(電力量計
)に対して用いたサンプリング順序を示す。
星−1−皇 サンプリングの順序 *  VSB and ISB断路 #  VSCAMD ISC新路 表示した12の一連の状態は12の逐次サンプルを示し
、VMUX38で選択された量、例えばVSAはIMU
X4817)選択した量、例えばISAと掛ける。第2
表において、計器の型3.5および6について示された
ような電圧および電流入力のあるものに対して零が存在
する。これらの計器の型が配置され、第2表に示したそ
れぞれの相電圧および線電流が断路されるとき、計器に
対する対応する電圧および電流入力信号は零と考えられ
る。本発明が零入力のサンプリングを取り扱う方法は次
に説明する。
第2表を参照すると、一連の状態1〜12の各々は表記
の相に対するそれぞれの電圧および電流入力のサンプル
(例えば、VSA、ISA等)を示す。12の一連のサ
ンプルを平均して、平均電力/サンプルが各計器の型に
ついて次の第3表に要約して示すことができる。第3表
には、W(電力/サンプル、ミリワット);F(必要な
出力パルス繰返数、すなわちWH0UT);および各計
器型に対する対応する闇値(ミリワット/パルス)も示
されている。前記のように、これらの闇値はDSP14
の記憶装置に定数として記憶される。各計器型は自身の
闇値を有するが、計器の型3と4は同一のしきい値を共
有し、計器5と6は同様に共通のしきい値を共有するこ
とがわかる。
従って、DSPの要求は3つの別々の閾値、すなわち、
計器型lと2に対する別々の値、計器3と4に対する別
の値、および計器型5と6に対するもう1つの値を記憶
するだけである。
第3表 第3表におけるしきい値の各々に対する闇値は次のよう
に計算する。
注l:定格電圧(1,6V)および試験電流(300t
lA)、力率1における平均電力/サンプル。
注2:注1の条件に対する出力パルス繰返数。
= −X92915 ’msv/パルス但し、W=試験
状態における平均電力/サンプルF=出力バルス繰返数 17280サンプル/秒=サンプル速度各変換器の3.
45全目盛基準電圧 Wが電流の全目盛そして電圧の全目盛にある場合には、
各サンプルに対してDSP累算器に128mwが加算さ
れる。用語W/(3,45X3.45)は全目盛のどの
くらいの部分が各サンプルによって表わされるか、そし
て128のどのくらいの部分がそのサンプルに対してD
SP累算器へ加えられるかを決定する。用語2Fは、D
SPの2つの内部状態が1つの出力パルスを発生する必
要があるので必要である。
第3表に示した閾値は自己内蔵計器用である。
第3表に用いた300μAの代わりに250mAの試験
電流における同一の出力パルス繰返数Fを得るには、単
にその閾値を試験電流の比5/6(0,83325)で
約分するだけである。従って、第1表について既に述べ
たように、自己内蔵又は変圧器定格計器の選択に用いら
れる第4型の選択ピッ) (TSB3)は、変圧器定格
計器を選択するときその闇値を計数5/6で約分するだ
けでよい。
第4図を参照して本発明をさらに詳細に説明する。第4
図は第2図に示したクロック発生器16によって発生さ
れた種々の時限信号間の時限関係を示す基本タイミング
図形である。A−Dクロック発生器30からのADCL
K信号は207KHzのクロック信号であって、それは
時間軸発生装置32において割られてそれぞれの出力信
号RESET、VSAMPLE、ISAMPLEおよび
FCCLKを発生する。RESETパルス間の間隔は1
サイクル、または第2表に関して既に述べたように1つ
の連続状態を示す。また、RESETパルス間の時間間
隔は1つのA−D変換時間、すなわち各A−Dサンプル
をとって変換されるときの時間を表わすことに留意され
たい。第4図において、説明のために、VACLK−V
CCLKおよびIACLK−ICCLK信号は、4線Y
字状回路の供給設備のエネルギーの計量用1型計器(第
2表)について先に述べたように逐次発生されるものと
して示されている。VMUX38IMUX3BからA−
D変換器12’および12“′への電圧および電流入力
は第4図に示したVSAMPLEおよびISAMPLE
パルスの時の各々の間にサンプリングされる。これはそ
れぞれのA−D変換器の入力補足時間である。VSAM
PLEとISAMPLEが共に二進法の1の状態にある
とき、VACLKおよびIACLK信号は、第3図に示
したMυX iIJ御回路42の制御下のVMUXおよ
びIMUXを通してそれぞれのVSAおよびISA入力
電圧および電流信号を切換えるためにそれぞれのマルチ
プレクサへ供給される。このサンプリング又はVSAお
よびISA入力信号のA−D変換は第4図にサンプリン
グ相A(φA)として示す。同様に、それぞれのVSA
MPLEおよびISAMPLE信号の発生について、相
φBおよびφCが順次サンプリングされる。第4図から
れかるように、VACLKとIACLK信号は17.2
8KH2の信号(1つの完全時間枠は5.76KHzの
全周波数として示された約174μsをとる)である。
従って、各サンプルは約58μ秒かかることがわかる。
各A−D変換サイクルの終端で、A−D変換器12°お
よび12”からの出力(DVO−DVNおよびDIO−
DIN)は第4図にIADCおよびVADCとして示し
た新しい電流および電圧値としてDSP14内に読み込
まれる(Reset時間に刻時される)。DSP14が
これらの値を処理する方法は後述する。
前述のように、第3図のVMUX3Bを介したVSA〜
VSC電圧入力信号の多重送信はMUX制御回路42か
らのVACLK−VCCLK信号を逐次配列することに
よって制御される。VACLK−VCCLK信号の発生
順序は型選択ビットTSBO〜TSB2のMUX制御型
複合回路42において複合することによって決定される
。VACLK〜VCCLK信号の発生順序又は時間は本
発明において構成された計器の型に依存する。
第5図〜第10図は前記計器型1〜6に対するMUX制
御型不都合回路42の動作のタイミング図形である。
例えば、第一5図は前記1型計器のタイミング図形であ
って、そのタイミングは第4図に関して説明したものに
類似する。第5図に示した信号VACL K−V CC
L K(7)逐次発生をさせてVMUX38を介してV
SA−VSC信号を逐次多重送信するために、型選択ピ
ッ)TSBO−TSB2は第5図に示した状態をもたな
ければならない。TSBO〜TSB2の状態は第1表に
ついて先に説明したl型計器に対応する。さらに、第2
表から、VACLK−VCCLK信号によるvSA〜■
SCの逐次サンプリングは第2表に関して先に説明した
逐次状態に対応する。これら12の逐次状態は第5図お
よび第6図〜第10図におけるVSAMPLE線の上に
番号で区別されている。第5図〜第10図においてIA
CLK〜I CCLK信号の逐次タイミングも変わらな
いことがわかる。第3図かられかるように、電流相クロ
ック50への唯一の入力信号は、MUX制御回路42に
供給されるVSAMPLE信号と同時に発生するISA
MPLE信号である。電流相クロック50に必要な入力
制御信号又はいずれの複合もない。従って、それは第5
図〜第10図のタイミング図形の各々に示したように信
号IACLK−ICCLKを逐次発生するだけである。
第5図に示したように、順序状態lの間に、VSAおよ
びl5A(VAおよびIA)入力信号はIMUX48に
供給されるIACLK〜ICCLK信号オヨびVMUX
38に供給VACLK−VCCLK信号の状態によって
制御されるそれぞれのA−D変換器によって同時にサン
プリングされることがわかる。同様に、順序状態2およ
び3の間に、VSBとISBおよびVSC−ISCが逐
次サンプリングされる。
第6図は、2型計器のタイミング図形であって、MUX
制御回路42から(7)VACLK−VCCLK信号の
発生を示す。再び第2表と第3表を参照すると、2型計
器に対してはVSAおよびvSCの量は、VSAおよび
ISA、VSCおよびIsCのサンプルに対してDSP
において適当な積を得るために2で割らなければならな
いことがわかる。さらに、第1表に示したように2型の
計器は4線3相Y時状供給設備用の2要素計器であるこ
と、従ってその計器はVSB電圧相入力を監視しないこ
とがわかる。この非監視は、第6図に示すようにMUX
制御回路42においてTSBO−TSB2゛信号の状態
に複合によって行われる。図示のようにVBXLK信号
は2型の計器には発生しない。従ってVSB信号はMU
X3Bを介して重複送信されない。しかしながら、その
計器はIMUX4Bに供給されたISB電流信号を監視
することに留意する必要がある。ISBは第6図に示す
ようにVSA又はvSCと同時に変換される。
この時点で第6図において、TSBO−TSB2信号の
複合は、またDSP14に供給されるMUX制御回路4
2の出力から÷2の信号を発生させることに注目する必
要がある。この後者の信号はDSPに通知して、VSA
およびvSCサンプルのいくつかを2で割って第3表に
示した式を得る。
第8図には4型の計器のタイミング図形を示す。
第1表にも示したように、4型の計器は4線3相三角回
路の供給設備用に構成されていることを除いて2型に類
似した2要素計器である。第2表および第8図に示した
ように、この型の計器にはVSA入力電圧信号は2によ
って2回割られる。すなわち、VSAとISAがサンプ
リングされるとき第1の順序状態中に1回、そしてVS
AがIsBと共にサンプリングされるとき第2の順序状
態中に1回割られる。
第9図には5型の計器のタイミング図形を示す。
5型の計器のタイミング(記憶)は、第1表で注記した
されたことを除いて4型の計器について示したものに類
似する。そして5型の計器は3線単相供給設備用の単一
要素計器である。この型の供給設備においては、1つの
電圧和、VSAが監視されるのみである。しかしながら
、計量される2つの電流相、ISAとISBがある。第
9図に示すように、VSAは第8図の4型計器について
説明したように2で2回割られる。さらに、重要なこと
は入力電圧および電流信号vSCとIBCは計器へのこ
れらの2つの入力が第2表で注記したように断路される
ことによって零であることである。従って、順序状態3
の間に、A−D変換が行われるとき、A−D変換器12
’ とI2°゛の出力はそれぞれvSCとISCの両方
に対して零である。
第10図には、第1表に示した6型の計器のタイミング
図形を示す。その計器は2線単相供給設備用の単一要素
計器である。この型の計器においては、計器に接続され
た1つの電圧和、VSAのみがある。従って、第10図
および第2表に示したように、TSBO−TSB2が6
型の計器を選択するように構成されるとき、VSB、I
SBおよびvsc、tscの変換は零であって、それら
はDSP14に読み込まれる。
以上、第5図〜第1O図に示したTSBO〜TSB2信
号の複合に関してMUX制御型デコード42の操作を説
明したので、第5図〜第10図のタイミング図形を用い
て当業者はこれらの図形に示しかつ説明した順序でVA
CLK〜VCCLK信号を発生させるのに必要な複合論
理回路を容易に設計できると考えられる。DSP試験が
開始されるとき、5ELFCHKEN信号が高くなるこ
とに注意する必要がある。5ELFCHKEN信号が高
いと、MUX制御型デコード42は無条件にDSP 1
4への信号+2を低いままにさせる。
これは、選んだ特定の計器型に依存して、DSPの試験
中にDSP l 4に2で決して割らせないことになる
再び第3図を参照したしきい値デコード回路66に戻る
が、前述のようにしきい値デコード回路66は型選択デ
コーダ64からのビットTSBO〜TSB3を複合して
臨界デコード出力信号THO−TH2を発生する。そし
てそれらの信号はDSP14へ送られる。次の第4表は
、式の形でしきい値デコード回路6Gの論理を示す。ま
た、第4表はDSPがしきい値デコード66からのTH
2出力を複合して構成計器が変圧器定格か自己内蔵であ
るかの決定の仕方を示す。さらにこの表は、DSPがし
きい値デコードからのTHOおよびTH1出力を複合し
て、選択された特定の型の計器に適当な記憶しきい値を
選択させる方法を示す。
DSP自己試験が開始されると、5ELFCHKEN信
号が高くなる。5ELFCHKEN信号が高いと、しき
い値デコード論理回路66は無条件に信号THO−TH
2を下げる。これは、選択した特定の計器型に依存して
、DSP l 4にDSP試験に対して特定の既知しき
い値を選択させる。
DSP14が信号THO−TH2を複合する方法はDS
Pの操作の説明の項で後述する。
第4表 1〜6型計器のしきい値選択複合論理 TH1=(TSBI・7丁丁丁)+ (TSBO−7丁丁1−TSB2) THO= (TSB 1−TSB2)+(77丁丁・7
丁丁丁) TH2=TSB3 :変圧器定格計器。特定の計器型に
対してDSPにおいて選 択したしきい値を5/6 (0 ,83325)によって縮小 する。
↑■1丁丁丁丁丁:自己内蔵計器。特定の計器型に対し
てDSPにおいてしき い値を使用する。
T)10−THI:2型計器に対してDSPにおいてし
きい値(13380)を選 択する。
THO・TTT:3型および4型に対してDSPにおい
てしきい値(17840) を選択する。
TTT・THI:5型および6型計器に対してDSPに
おいてしきい値(446 0)を選択する。
しきい値デコード66はピットTSBO−TSB2も複
合して、2つの出力信号ENIB−ENICを発生する
。後者の2つの信号は電流およびDSP自己試験論理回
路20°へ送られる。これらの信号を複合する論理は次
の第5表に示す。
”T’TT・TTT: 1型計器に対してDSPにおい
てしきい値(26759)を選 択する。
第5表 IVC試験用計器型デコード論理 型l及び2        型2 ENIB= (TSBO・7丁丁1)+(7丁丁丁・7
丁丁丁)型4 + (7丁丁丁・7丁丁丁) 型1.2.3       型4 ENIC=    (TTT丁)   (’I’T丁T
 ・′r!ffT)第5表に示すように、信号ENIB
は型1.2゜4及び5として複合され、信号ENICは
型1゜2.3及び4として複合される。ENIBおよび
ENIC信号は、自己試験論理回路20”に供給される
ITA〜ITC信号によって検出されるように電流スケ
ーリングおよび隔離回路46においてセンサの故障を検
査するためだけに電流DSP自己試験論理回路20°に
利用される。
その計器が電流[SB又はISCを使用又は監視する計
器の型の1つに構成されたとき、疑似電流試験の発生を
防止するために特定の線電流入力の試験を不能にさせる
必要がある。信号ENIBおよびENICは、電流およ
びDSP自己試験論理回路20°にそのような゛発生を
防ぐために種々の計器型の識別をさせる。しきい値デコ
ード66からのENIB信号はITB信号をもった自己
試験論理回路20’におけるANDEDである。同様に
、ENIC信号はITC信号をもったANDED信号が
可能化されると、それはその対応するANDゲー)、I
TB信号が高くなって線2の電流センサの故障を検出す
るときに使用可能にさせる。同様に、ENIC信号が可
能化されると、それはそのANDゲートを、ITC信号
が高くなって線3の電流センサの故障を検出するときに
使用可能にさせる。上記2つのANDゲートの出力は、
共に試験論理回路20°におけるITA信号をもったO
Rゲートにおける0REDであり、従ってITA−IT
C信号のいずれか1つが電流センサの故障状態を示すと
きはついでも、そのゲートから出力信号を提供する。そ
のORゲートの出力は自己検査期間中に故障がある場合
にIVC試験信号を発生する作用をする。
IVC試験信号の発生方法をさらに詳細に説明する前に
、第25図を参照して電流スケーリングおよび分離回路
46におけるITA−ITC信号の発生方法を説明する
第25図は第3図の線lの電流を感知する電流スケーリ
ングおよび分離回路46の略図である。
1988年12月2日付は米国特許出願第279.16
1号は、変流器(cT)、スイッチ78、演算増幅器8
0および電流マルチプレクサ48からなる第25図の回
路の部分を開示している。そしてその出願は出願と同一
の出願人によるものであって、その詳細な説明をここに
引用する。
本発明の自己検査の特徴部分として、スイッチ(SW)
84とコンパレータ86が第25図の回路に組み込まれ
ている。スイッチ84は5ELFC)(KEN信号によ
って作動され、メータが自己検査モードにあるとき既知
極性の電圧信号を増幅器80の負(−)端子に注入する
。この電圧信号は、−VT端子と5W84間に接続され
た電流源からの小電流によって提供される。
導線90上の増幅器80の出力端子はコンパレータ86
の正(+)の入力端子へ接続される。コンパレータ86
の負(−)端子は+VT端子へ接続される(第2図参照
)。
スイッチ7日は約154HzのFCCLK信号で駆動さ
れて、増幅器80の正負入力端子間のCTにおけるセン
ス巻線N3の電位を連続的(交互に)切換える。増幅器
80の出力はスイッチ78の接点を通ってCTの帰還巻
線Ntヘフィードバックされる。この帰還信号は、Nt
巻線を通ってCTのコアの磁束を零にしてN8巻線にお
いて誘導される電圧を下げる。
スイッチ78は回路46の出力側のNt巻線の極性を切
換えて、前記ISA電流をIMUX48の入力端子へ供
給する。I MUX 48は、第25図及び第3図に示
すようにそれぞれの電流分離およびスケーリング回路4
6から電流信号ISBとISCを受ける。IIN信号は
第25図のIMUX48の出力側に示す。前述のように
、この信号は切換利得制御器52(第3図)へ送られる
さらに第25図を参照して、5ELFCHKEN信号が
高く(すなわち、試験モードにある)、SWにITES
T電流信号を増幅器80へ向けさせると仮定する。増幅
器80の負入力端子における2の信号の大きさは、N、
又はNtの巻線が開放されない限りその動作に影響を与
えない。従って、増幅器の出力電圧は十分に低くてコン
パレータ86の回転を防ぐ。
電流センサ(cT)が自己検査モードに入る前又は入っ
ている間にNs巻線の開放のために故障した仮定する。
N8巻線の開放の場合、その極性は増幅器入力端子間の
スイッチ80によってもはや切換えれない。その結果、
増幅器80の負端子におけるITEST電流によりもた
らされる電圧がそれを飽和させ、その出口を正にさせ、
従ってコンパレータ86をターンオンさせる。コンパレ
ータ86がターンオンすると、その出力信号ITAは正
になり、従って、電流センサの故障を表示する。
第3図について既に説明したように、電流分離およびス
ケーリング回路46からのITA−ITC信号は電流お
よびDSP自己試験論理回路20゜へ送られ、そこでそ
れらは共に0REDであってIVC試験信号を発生する
第3図について前に説明したように、電流およびDSP
自己試験論理回路20°もDSP14が特定の時間窓内
でWHOUT信号を発生できないときは常にDSP試験
信号を発生する。
電流およびDSP自己試験論理回路の動作を良く理解す
るために、第12図を参照する。この図はIVCTES
TおよびDSP  TEST信号を発生させるための該
論理回路の動作のタイミング図形である。自己検査は自
己検査スイッチ68が押されたときに始まる。その時5
ELFCHKEN信号は高くなる。5ELFCHKEN
信号は第12図に示すようにFCCLK信号の立上り縁
部にくる。そのS E L F CHK E N信号は
説明する種々の条件に依存してそれぞれの期間高いまま
である。ENIBおよびENIG信号の状態は、しきい
値レゴード66によって選択されたメータのタイプに従
って正又は負になる。ENIBおよびENIC信号の基
本式は第5表に示した通りである。前に説明したように
、これらの信号は試験される電流センサ回路である試験
論理回路20’に確認される。
IVCTESTおよびDSP  TEST信号は共に試
験サイクルに入る際には低い。試験サイクル中、ITA
−ITc信号(第3図及び第25図参照)は電流センサ
(第25図0CT)の故障が試験される。DSPも試験
サイクルの間DSPからのWHOUTパルスを検査する
ことによって試験される。DSPがその試験のためにW
HOUTパルスを発生する方法は後で説明する。
第3図及び第25図と共に第12図を参照する。
第12図に示すように、5ELFCHKEN信号が高く
なると、精密電圧基準器34からのVTEST信号がス
イッチSW40と5W58によって切換えられて第3図
に示したようにA−D電圧および電流変換器12゛と1
2”に入る。この時点で両方の変換器は前述のように変
換プロセスを行う。また、5ELFCHKEN信号が高
いこの時点で、第25図に示したITEST電流信号は
5W84を介して増幅器80の負入力端子に切換えられ
る。従って、−VT基準サプライからの試験電流は今度
は増幅器80の入力端子に付加されて第25図に関して
既に説明したように開放センサの試験をすることがわか
る。
5ELFCHKEN信号は第3図に示したように電流お
よびDSP自己試験論理回路20°の入力側へ付加され
ることがわかる。従って、この時点で第12図に示した
ように、FCCLKパルスがDSP自己試験論理回路2
0°内の自己検査タイマ記録を開始する。このタイマ(
図示せず)はFCCLKによって記憶される。
試験モートに入る際に、電流のスケーリングおよび分離
回路46における電流センサのいずれか1つが試験に入
る前に故障していたか、或いは試験中に故障したかが考
えられる。説明のために、第12図に示す■vC試験線
について、IVC試験信号は試験中に高くなることが示
されている。
従って、電流センサの1つが第25図について説明した
ように故障していたことを示していることがわかる。例
えば、電流のスケーリングおよび分離回路46における
電流センサが第25図で線工の電流線について前に説明
したように故障していた場合、ITA信号は高くなり電
流およびDSP自己試験論理回路20′の入力側へ付加
される。
前述のように、ITA信号は自己試験論理回路20“の
ITBおよびITC信号と共に0REDであるので、試
験論理回路20’の出力端子においてIVC試験信号を
発生する。もちろん、試験の時および試験中に、ITA
−ITC信号が高くならない場合には、故障は検出され
ず、従って■■C試験信号は第12図に示すように低い
ままである。IVC試験信号は自己試験サイクル中いず
れの時においても高くなることができる。
今度は第12図のDSP試験線を参照すると、DSP試
験信号はDSP試験試験サイクル中低いままである。A
−D変換は自己検査期間のちょうど始まりに開始される
ことが思い出される。第4図に関して前に説明したよう
に、A−D変換試料は僅か約58μsを要するのみであ
る。その変換試料の終端で、A−D変換器の出力がデジ
タル信号プロセッサに記憶されて処理される。クロック
発生器16のMCCLKパルスから極めて高い周波数で
動作するプロセッサは極めて短時間にこれらA−D変換
の多くを行うことができる。
DSPl 4.電圧A−D変換器12゛および電流A−
D変換112”が適当に動作すると、自己検査試験の開
始に伴い所定の時間内に第12図に示したWHOUT信
号を発生する。DSP自己試験論理回路20”はDSP
l4から第1のWHOUTパルスの受取りを待つ。しか
しながら、DSPが適当に動作していないと、論理回路
20゛によって検出されるいずれのWHパルスも発生し
ない。第12図に説明のために示したように、自己試験
サイクルの開始後のある時間に第1のWHOUTパルス
がDSPl4によって発生されることが示されている。
第1のWHOUTパルスが第12図に示したように試験
論理回路20゛に入ると、そのパルスは論理回路20′
内のDSP試験タイマを始動させる。この第1のパルス
の受取りは論理回路20’内の記憶装置に保持され、従
ってDSPタイマにRESETパルスで記憶させる。D
SPタイマは第12図に示したように予め決めた時間の
量計数を続ける。そしてその時間にタイマの出力が負に
なりWHOUTの時間窓を生じさせる。この時間窓は、
DSP試験タイマが第12図に示すように正になること
によって中断するまで予め決めた期間続くことになる。
第12図に示したように、第2のWHOUT信号はWH
OUT窓の間に受取られる。DSPがこの第2のWHO
UTパルスをその窓の範囲で発生する場合には、DSP
および変換器が適切に作動していることを示す。従って
、第12図の最上部に示すように5ELFC)IKEN
信号は負になり自己検査サイクルが終了する。自己検査
可能(エネーブル)信号の5ELFCHKENは、この
時点でDSP自己試験論理回路20°から発生されるE
NDSELFCHKEN信号によって負になる。この後
者の信号は自己検査可能論理回路70に印加され、従っ
て5ELFCHKEN信号を負にする。一方、第2のW
HOUT信号が試験論理回路20’に受取られない場合
には、ENDSELFCHKEN信号は発生されず、5
ELFCHKEN信号は第12図に点線で示したように
高いままになる。第2のWHOUT信号が受取られなか
ったと仮定すると、DSPタイマーは、RESETパル
スによって第12図に示したように負になることによっ
て中断されるまで記憶され続ける。この時点で、DSP
TEST信号は第12図に示したように高くなり、DS
P試験は第2のWHOUT信号が時間窓内に受取られな
かったことによって失敗であったことを示す。また、こ
の時点で、5ELFCHKEN信号は負になり自己検査
を終了し、その時点でDSPタイマが中断し、同じ時間
に自己検査タイマを停止する。
この時点で、もちろんENDSELFCHKEN信号は
正になり、従って5ELFCHKEN信号を自己検査エ
ネーブル論理回路70において不可能化する。
今度は第12図の右側の5ELFCHKEN線を参照す
ると、「εND 5elf Check on 5el
f CheckTimer out Jという注記があ
る。これは、この時点で5ELFC)fKEN信号が負
になり自己検査を終了したという意味である。自己検査
タイマが中断されないと、DSPがなんらかのWHOU
Tパルスを発生しなかった場合に自己検査試験期間を終
わらせない方法がないことになる。これは、第1のWH
OUT信号が受取られないと、DSPタイマが決して始
動せず、従ってDSPタイマが中断して自己検査を決し
て終了させないということのためである。
第3図に示した電圧および線周波数試験論理回路20″
゛の動作を第11図と第17図を参照して説明する。第
17図から、電圧および線周波数試験論理回路20”の
論理は前記出力信号の全て、LPOUT、0FFCLF
 (÷32カウンクから)、VIOUT信号、およびS
YSTEM  FALL信号を発生することがわかる。
さらに、入力信号VACLK−VCCLK、  FCC
LK、VIIN。
ENBおよびENCがその論理回路に第3図の電圧およ
び線周波数試験回路の説明に関して前に記載したように
提供される。
電圧入力和VSA、VSBおよびVSCにそれぞれ対応
する3つの26μsタイマ、90.92および94が設
けられている。これらのタイマは、各タイマのDE入力
端子に付加されるFCCLKCC定Kってそれぞれ記憶
される。FCCLKCC定Kンバータ96を介して反転
されて、丁rてτX信号を各タイマのDB端子の1つへ
送り、これらのタイマに通常の計数法で記憶させる。3
つフリップ−フロップ98,100および100も設け
て、タイマ90−94の復帰の制御および信号FA、F
BおよびPCの線周波数アウト・デコード論理回路10
4への提供をする。
フリップ−フロップ98.100および102の各々は
それぞれVACLK、VBCLKおよびVCCLKの信
号によってクロックされる。前述のように、VIIN信
号は第3図に示したように電圧イン・デコード44から
電圧および線周波数試験論理回路20゛へ付加される。
電圧イン・デコード44からの信号は二進信号であって
、入力電圧VSA、VSBおよびvSCがサンプリング
される際にそれぞれの変換サンプリング中に電圧A−D
変換器からの語の大きさに依存して二進法の0と1の間
を変わる。例えば、各A−D変換の終わりにおいて電圧
A−D変換器12°からの出力語の大きさはちょうど試
料採取され変換された相電圧(VSA−VSC)の大き
さを表わしかつそれに比例する二進値を有する。電圧イ
ン・デコード44によって符号解読されたこの語の大き
さが予め決めたしきい値以上の場合には、VIIN信号
は正であって、正の入力信号をフリップ−フロップ98
−102のDE入力端子の各々に付加する。VACLK
、VBCLKおよびVCCLKクロック信号はそれぞれ
フリップ−フロップ98゜100および102のC又は
クロック入力端子へ付加されることがわかる。従って、
フリップ−フロップ98−102の各々は、それらに印
加されたそれぞれのクロック信号VACLK−VCCL
Kの発生時にVIIN信号の状態を把握することがわか
る。
フィリップ−フロップ100および102の出力頁は1
つの入力としてそれぞれ2つのNANDゲート104と
106へ印加される。ゲート104はその別の入力端子
においてENB信号を受け、ゲート106はその別の入
力端子においてENC信号を受ける。それらのENBお
よびENC信号は線周波数デコード104にも印加され
る。
ENBおよびENC信号は、MUX制御器42によって
選択されるメータのタイプに依存してタイマ92と94
の動作の可能化か又は不可能化に利用される。次の第6
表はMUX制御器42におけるENBおよびENC信号
をデコードする論理を規定する論理式を与える。
第6表 VIOUT試験用メータ・タイプのデコードタイプI ENB=TSBO・T丁丁T−TIr7タイブ1−4 ENC=7r]「1「1−十 <f口30 ・”T¥T
T)第11図を参照すると、この図はVIIN信号を2
進の1又は0にできるかを示す。VSA相電圧入力はV
ACLK信号の発生時にサンプリングされる。そしてV
IINが正であると仮定すると、フリップ−フロップ9
8はセットされて、そのQ出力端子を正の1にさせ、従
ってリセット信号をタイマ90に印加し、そのタイマの
駆動を保つ。
この2進の1の信号はVSAと呼ぶ線周波数アウト・デ
コード104にも遺憾される。一方、vsA相電圧入力
のサンプリングのときに、VIINが2進のO又は低い
状態であると、フリップ・フロップ98はVACLK信
号の発生時にリセットされる。フリップ−フロップ98
のQ出力端子が今度は低い又は2進のOの状態になり、
タイマ90からのリセット信号を除去する。第11図に
示すように、リセット信号がタイマ90がら除去される
と、FCCLK信号は今度はタイマ90を切換えてタイ
マを第11図に示すように始動させる。タイマ90が中
断する前にフリップ−フロン198がセットされない。
従ってVSA入力の損失を示すと、タイマ90は2進の
1の状態になって第17図に示すようにVAT信号を発
生する。
そしてその信号は線周波数デコード104に印加される
と共に1つの入力としてORゲー1−108へ印加され
る。ORゲート108は3つの入力VAT入力、VBT
入力およびVCT入力(後の2つはタイマ92と94か
らくる)を受けることがわかる。従って、これらの信号
の1つが2進の1の状態になるときは必ずORゲート1
08は第3図で記載説明したように2進の1の信号(V
IOUT電圧故障信号)を出すことが可能になる。
他のタイマ92と94もフリップ−フロップ100およ
び102に応答してタイマ90と同じように機能して、
VBCLKおよびVCCLKの整相に従ってVSBおよ
び■SCの電圧を監視する。しかしながら、VSBおよ
びVSC信号に対応するタイマ92と94はそれらのリ
セット入力端子においてNANDゲート104と106
に印加されたENBとENC信号の状態によっても制御
されることを注目すべきである。第6表の式かられかる
ように、ENB信号が2進の1又は正であると、NAN
Dゲート104は、フィリップ−フロップ100がリセ
ットの状態にあるときその出力を負にしてタイマ92か
らのリセット信号を除去させることができる。もちろん
、フリップ−フロップ98について前述したように、フ
リップ−フロップ100は、VIINが2進のO又は低
い状態にある場合にはVBCLK信号の時にリセット状
態を得ることができ、従ってVSB入力相電圧の損失を
示す。これが生じると、フリップ−フロップ100の頁
出力が正の状態になり、そして正の状態のENBでNA
NDゲート104はリセット入力をタイマ92から除去
することが可能になる。そしてタイマ92はタイマ90
の場合と同様にFCCI、Kパルスを計数し始める。タ
イマ94は、ENB信号が2進の1の状態にあるときタ
イマ92の場合と同様にリセットされる。
電圧相入力VSA−VSBのいずれか1つがタイマ90
−94の各々によって決定される26μsの所定の時間
の間十分でないと、ORゲート108に印加されるVA
T−VCT信号がそのゲートに相電圧の1つの損失又は
電圧A−D変換器の可能な故障の1つを表わすVIOU
T信号を直ちに発生させることができる方法がわかる。
第11図に示したように、タイマ9O−94(7)各々
はVACLK−VCCLKCC定Kって決定される時間
に始動してそれぞれのフリップフロップ9B−102を
記憶する。従って、これらタイマの各々は異なる時間に
始動すること、従ってそれらは後で中断してそれぞれの
VAT−VCT信号を発生することがわかる。
第17図を参照すると、VIOUT信号が1つの入力と
してORゲートへ印加されることがわかる。ORゲート
110への他の入力は電流およびDSP自己試験論理回
路20゛からのDSP試験およびIVC試験信号である
ことがわかる。従って、メータが電圧試験(VIOUT
高い)、 DSP試験又はIVC試験を失敗すると、O
Rゲート110が1つの入力として2進の高信号1をA
NDゲート112へ提供することを可能にすることがわ
かる。この後者のゲートへの別の入力は5ELFC)I
KEN信号である。従って、メータが自己検査モードに
あるとき、ゲート112は前記試験のいずれか1つが失
敗した場合にSYSTEMFALL (システム落第)
の信号を発生させることができる。
線周波数アウト・デコード104を参照すると、デコー
ド104の論理は次の第7表の方程式の形で示される。
第7表 線周波数アウト・デコード論理 VSA存在     VSA不在 LPOUT−(TKT ・FA)+、(FB ・VAT
 ・V丁T−ENB)VSA及びVSB不在 +(FC−VAT−’γで7・ENC) ・(TTT+
VBT)フリップ−クロツタ9898,100,102
からのFA、FBおよびFC信号はそれぞれ約60ヘル
ツの周波数である。第7表かられかるように、デコー)
i04の論理は、VSA相電圧が欠けているとVSB相
電圧の周波数(すなわち、FBの周波数)がLFOUT
としてデコード論理回路104から提供されるように設
計されている。
VSAもVSBの電圧も存在しない場合には、デコード
論理回路104の出力端子にvSC電圧周波数が現われ
る。もちろん、全ての相電圧入力■5A−VSCが存在
しないと、出力信号LFOUTは存在しない。
上記の線周波数アウト・デコード104の説明から、時
間軸信号として前記電子レジスタ22へ提供されるLP
OUT信号は、相電圧入力VSA−VSCの少なくとも
1つがメータの入力端子に存在する限り常に提供される
ことがわかる。
第16図(÷32カウンタ76の発生する0FFCLK
信号のタイミングを示す)と共に第17図を参照して÷
32カウンタ76を参照すると、第16図に示したよう
にカウンタ76はLPOUT60ヘルツの信号を32で
割る。従ってカウンタの32カウント毎に1パルスの出
力を発生する。
第3図について前に説明したように、この0FFCLK
パルスはDSP14へ提供されて、DSP14にフラグ
をセットしてプロセッサ14に更新DCオフセット・サ
ブルーチンを入れることを通知することに利用される。
0FFCLKパルスがDSPにおいて利用される方法は
以下に説明する。
第3図に戻ってバールクロツタ発生器74について述べ
る。前記のようにパールクロツタ発生器はIACLK信
号に応答して反復発生する出力信号MARCKを発生す
る。そしてその信号はDSP14へ印加される。Var
/Q選択スイッチ72は選択信号(VAR/QSLCT
で示す)をパールクロック発生器へ印加する。そしてそ
の選択信号はDSP14への印加される。さらに、前記
のように、DSPにおける電圧語(ワード)は電流語に
よる掛け算の前に電力線の周波数の90度に相当する時
間まで遅延される。同様に、VAR/Q選択スイッチ7
2によってQが選択されると、電圧語は電流語との掛け
算の前に電力線周波数の60度まで遅延される。DSP
において、電流と遅延電圧との積は前記しきい値が選択
したメータの特定のタイプのものに到達するまで別に蓄
積される。上記の出力パルスVAR/Q  OUTはD
SP14から前記電子レジスタへ提供される。
VAR/QSLCT信号はプロセッサ14にバール時又
はQ時を計算することを知らせる。VAR/QSLCT
信号は第15図に示すようにタイミング信号VARCL
Kのレートを変更する。バール時を選択すると、VAR
CLKは第4図のタイミング図形で説明したように1/
3のフレーム・レートで動作する。前記のように、フレ
ームはマルチプレクサvMUX38およびIMUX48
に必要な時間の間隔である。第15図に示したように、
VARCLKはQ時を選択した場合(VAR/QSLT
は高い)に1/2のフレーム・レートで動作する。
DSP 14はVARCLK信号の試料採取をする。そ
して試料採取時の状態に依存して電圧語の時間的遅れを
制御する。DPSの記憶装置には、相1の電圧語に対し
て8つの記憶場所(VSA)、相2の電圧語に対して8
つ(VSB)そして相3の電圧語に対して8つの(VS
C)記憶場所が設けられている。VARCLK信号が高
くなる度に新しい組の電圧語が記憶場所に負荷される。
既に記憶されているものは1つの場所移動し、最も古い
組の電圧語はその対応する電流語との掛け算に利用され
ることになる。すなわち、8つの記憶場所に最も早く受
は入れされる最古の語はその場所から移動してその対応
する電流語と掛け算される。
バール時を選択すると、この遅延は24フレーム(8つ
の記憶場所×l/3フレーム・レートでのVARCLK
)であり、Q時を選択すると、その遅延は16フレーム
(1/2フレーム・レートでのVARCLK)である。
第15図に示したように、フレーム・レートは1/3D
SPリセツト・レートであるから、72DSPサイクル
のバール時遅れと48DSPサイクルのQ時遅れとなる
DSPリセット・レートは17.28キロヘルツ又は2
88リセツト・サイクル/60ヘルツ・サイクルである
(第4図参照)。288サイクルから720SPサイク
ルのバール時遅れは1/4である。360度の1/4は
90度である。同様に、Q時の遅れは60度である。
DSPには2つの積分器があり、1つは電流および相電
圧の入力の積の和を累算するワット時積分器、そして第
2の積分器は入力電流と遅延電圧との積の和を累算する
バール時積分器である。例えば、第15図を参照すると
、VARCLKが高いとき、最初のDSPサイクルの間
に、電流ISAは電圧VSAと乗算されて、その積がワ
ット時の積分器に加算される。次に電流ISAが。遅延
電圧VSAと乗算されて、バール時の積分器に加えらレ
ル。ISB、VSB、ISC,VSC(7)掛け算は選
択されたメータのタイプに合わせて従う。
これらのフレームの間、vARCLK信号が低いときに
は、バール時(又はQ時)は計算されない。
前記のように、DSPへのVAR/QSLCT信号はD
SPにバール時を計算すのかQ時を計算するのかを知ら
せる。バール時およびQ時の計算にはそれぞれ別のしき
い値が必要である。すなわち、選択されたメータのタイ
プに対してバール時の計算をするときに1つのしきい値
が必要であり、Q時の計算のときに別のしきい値が必要
である。
DSPにおいて、これらのしきい値は選択したメータの
タイプのしきい値をバー時の計算の場合には3で割る、
又は選択したメータのタイプのしきい値をQ時の計算に
は2で割ることによって計算される。これが行われる方
法はDSP14の動作に関して次に説明する。
電子電力量計は計量される広範囲の値に渡って高精度を
有する必要がある。典型的に、これらのメータの誤差は
エネルギーの測定値の1%以下に限定する必要がある。
−力測定される電流は1〜200アンペアの範囲に及ぶ
。0.1/1アンペアの範囲の電流では若干低い精度が
許容される。
メータへの入力電流の全範囲は約0.1〜200アンペ
ア(1:2000の範囲)である。その電流はより小さ
い値に縮小することができるが、変動範囲は依然として
11000である。あるときに別のときよりも2000
倍も大きい電流の正確な測定は困難な問題である。この
問題は、本発明においては最低電流信号レベルが大きい
電流信号レベルに殆ど匹敵するように測定される入力電
流信号をスケーリングする。従って電子電力量計におけ
る次の測定回路が動作しなければならない全範囲を小さ
くすることによって解決される。さらに、これらの次の
回路も、全体の結果が入力値を正確に表わすように入力
電流信号のスケーリングを適当に補償できなければなら
ない。この問題の1の解決法が本発明の出願人と同一出
願人による米国特許筒4,761.606号に記載され
ている。この特許は、自動範囲切換装置を開示している
が、その装置はアナログ積分型の電子電力量計に適する
が、本発明の意図するタイプのデジタル電子電力量計に
は適さない。さらに、この特許において用いられている
スケーリング法は異なる巻線の数種の変流器巻線の1つ
を選択することに基づ、いた基本可変スケーリング法と
併用された。
この方法は必要な余分の巻線および相互接続に伴う信幀
正の低下と共にコスト増という欠点がある。
さらに、変流器の電気特性はこれらの巻線と共に変わっ
て、回路の動作に有害な可変電気特性をもたらす。本発
明は、これらの欠点を変流器に余分の2次巻線を必要と
しない回路構成にする方法を提供することによって解決
している。
第18図は、第1図および第3図に関して前に説明した
自動範囲選択器26の略図である。IMUX48から多
重送信された入力電流信号1sA−rscは前記11N
信号として第18図で一般に52で示した切換利得制御
器の入力端子へ提供される。IIN信号は複数のCMO
3)ランジスタ・スイッチ114,116,118およ
び120に印加される。これらトランジスタの切換えは
、範囲選択記憶フリップ−フロップ122から各トラン
ジスタのゲート電極へ印加される前記EN16信号によ
って制御される。トランジスタ116と120のドレイ
ン電極は一緒に接続されて、前記電流−電圧変換器54
の負(−)入力端子へ接続される。変換器54はその正
(+)の入力端子を接地している。入力信号11Nは変
換器54を介して信号IVCOUTによって出力端子に
示したように入力電流に比例する電圧信号に変換される
。そのIVCOUT信号は第3図に関連して前に説明し
た利得調整器56へ印加される。2つの抵抗器R+とR
2は124の所で一緒に接続され、さらに変換器54の
出力端子の126に接続される。抵抗器R1の他端はト
ランジスタ・スイッチ1.14と116のドレインおよ
びソース電極の接続点130に接続される。同様に、抵
抗器R2の他端はトランジスタ118と120のドレイ
ンとソース電極間の接続点128で結合される。
第18図と共に第3図に示した利得調整器56に言及す
る。図示のように、l0UT信号は5W58を介して電
流A−D変換器へ提供される。さらに、■OUT信号は
、2つの電圧コンパレータ134と136からなる二重
コンパレータ132の入力端子へ提供される。[OUT
信号はコンパレータ134の正(+)入力端子と共にコ
ンパレータ136の正(+)の入力端子へ印加される。
コンパレータ134の負(−)入力端子は第2図の精密
電圧基準器34によって提供される十VT基準電圧へ接
続される。同様に、コンパレータ136の負(−)入力
端子は精密比較源34からの−VT基準電圧へ接続され
る。コンパレータ134および136の各々の出力は、
フリップ−フロップ140のデータ入力端子へRANG
E信号を提供する排他的NORゲート138の入力端子
へ印加される。
ADCLKおよびISAMPLEの信号は第18図に一
般に60で示した範囲選択器へ提供される。ISAMP
LE信号は4で割るカウンタ142のリセット入力端子
(R)、フリップ−フロップ140のセット(S)入力
端子および記憶フリップ−フロップ122の入力クロッ
ク端子(c)へ印加される。ADCLK信号はRANG
E  CLOCKで示した出力信号を発生するカウンタ
142に記憶する。その出力信号はフリップ−フロップ
140のクロック(c)入力端子へ印加される。フリッ
プ−フロップ140はそ@Q出力端子を記憶フリップ−
フロップ122のリセット(R)入力端子へ接続される
第18図と共に第14°図に示すように、範囲選択1m
はISAMPLEパルスで付勢される。従って、切換利
得制御器52の入力端子に現われる入力電流11Nの各
電流試料に対して範囲が選択されることがわかる。IS
AMPLE信号が第14図に示したように高くなると、
+4カウンタ142はリセットされるそして同時にフリ
ップ−フロップ140がセットされる。記録フリップ−
フロップ122のデータ入力端子は精密電圧基準器34
からの+V電圧出力端子へ接続される。従って、ISA
MPLE信号は、(c)フリップ−フロップ122のク
ロック端子とで正(+)のとき記憶フリップフロップ1
22をセットする。
第14図に示したように、フリップ−フロップ122が
セットされているときにそのQ出力端子は負になって、
EN16信号を下げ、従ってDSPにメータが高い範囲
の状態であることを示す。
第14図に示すように、ISAMPLE信号が+4カウ
ンタ142をリセットさせると、そのカウンタ142は
ADCKパルスを計数し始める。
カウンタ142が中断するとき、それは第14図に示し
たRANGE 、CLOCK信号を発生する。
そしてその信号はフリップ−フロップ140のC入力端
子へ印加される。この時にフリップ−フロップ140は
排他的N’ORゲート138からのRANGE信号の2
進状態の出力を把握する。そのRANGE信号が低いと
、それはフリップ−フロップ140をリセットさせ、従
ってフリップ−フロップ140の頁出力を高(してリセ
ット信号を記憶フリップ−フロップ122の入力端子へ
印加する。フリップ−フロップ122がリセットされる
と、その出力信号EN16は正になり、従ってDSP1
4にメータが入力電源に対して低い範囲を選択したこと
を知らせる。一方、RANGE  CLOCKが発生さ
れているときに、RANGE信号が高い又は2進法の1
であると、フリップ−フロップ140はISAMPLE
信号によって先に与えられたセットのままになり、フリ
ップ−フロップ140の出力頁は変わらない。そしてフ
リップ−フロップ122は先に与えられたセットの状態
のままである。この状態において、プロセッサはメータ
が入力電流に対して高い範囲のままであることを通知さ
れる。
第18図の範囲選択器26の動作をさらに十分に理解す
るために、トランジスタ・スイッチ114と118に印
加されるIIN信号を説明する。前述のように、最初に
EH11の信号は低いから範囲選択器を高電流範囲モー
ドにさせる。
EH11の信号が低いと、トランジスタ114と116
は共に伝導にされるので、IIN電流を増幅器54の負
入力端子へ印加させることができる。
これらトランジスタの伝導は増幅器54のIVCOUT
端子からR3を介して電流を印加する。
その電流はトランジスタ114と116間の接続点13
0でIIN電流と合流される。この電流の和は入力信号
を増幅器54の負入力端子へ印加して、増幅器54に入
力電流FINに実質的に比例するIVC信号を発生させ
る。このIVC信号は、利得調整器を通して供給され、
電圧コンパレータ134と136の正の入力端子へ印加
される。されらコンパレータの動作は、印加される電圧
の大きさに依存する。次の例は、コンパレータ134と
136の動作を説明する最良の方法である。
コンパレータ134および136の各々の十入力端子に
印加された入力電圧は+2VTの大きさであると仮定す
る。この条件下で、+2VTの電圧は増幅器134の一
端子に印加された+VT電圧よりも大きい。従って、そ
の出力は2進法の1である。さらに、増幅器136の子
端子に印加された+2VT電圧は増幅器の一端子に印加
された一VT電圧より正であるから、その出力は同様に
2進法の1である。その結果、排他的NORゲート13
8の出力は2進法の1つであり、従って、セットエネー
ブル(可能)信号をフリップ−フロップ140のD入力
端子を配置する。第14図かられかるように、範囲クロ
ック信号が現われているとき、フリップ−フロップ14
0はセットされ、従って、この頁出力端子を負のままに
して記憶フリップ−フロップ122をリセットさせない
。フリップ−フロップ122がセットのままのとき、そ
の頁出力端子は低いままであるから、プロセッサにメー
タが高電流範囲の動作のままに選択されていることを知
られる。さらに、EN16信号はトランジスタ114と
116を伝導状態に保持し、トランジスタ118と12
0を非伝導状態に保つ。第18図に示すように、トラン
ジスタ118と120は切られたままであるから、抵抗
器R2は切断されR1は接続され電流をトランジスタ1
14と116間の接続点130ヘフイードバツクさせる
。切り換えられた利得制御器520入力端子へ印加され
たIIN電流は抵抗器R1間の電圧降下に比例する。従
って、増幅器54からのIVCOUT信号は利得調整器
56を介してA−D変換器へ提供される。そして該変換
器はその電流試料をDSPプロッセッサへの電流語(ワ
ード)として入力用デジタル値に変換する。
増幅器134および136も、−2VT入力信号がそれ
らの増幅器の正端子へ印加されるときに+2VT入力信
号について記載したように動作する。例えば、増幅器1
34の子端子における一2VT信号は負端子に印加され
た+VT信号よりも負である。その結果、増幅器134
の子端子に印加された一2VT信号はその入力端子に印
加された一VT信号よりも負である。従って、増幅器1
36の出力は同様に2進法のOになる。その結果、排他
的NORゲート138からの範囲出力信号は前述のよう
に高くなり、フリップ−フロップ140をセッ゛トのま
まにし、従って、フリップ−フロップ122のリセット
をさせない。EN16信号は+2VTの例について前に
記載したように低いままである。
前述のように、EN16信号は範囲選択サイク・ルの開
始時に常に低いので、範囲選択を高電流範囲モードにさ
せる。範囲選択サンプリング期間の開始時の信号11N
が低い値であって、利得調整器56を介してコンパレー
タ134と136へ印加されるIVCOUT信号が十η
VTであると仮定する。+vr′A信号は増幅器134
の負入力端子へ印加された+VT信号よりも低い値の正
であるから、その増幅器の出力は今度は2進法のOにな
る。コンパレータ136の正端子に印加された十′Av
T信号は負入力端子に印加されたーVT信号よりも正で
あるから、コンパレータ136の出力は2進法の1にな
る。従って、排他的NORゲート138の出力は範囲信
号を低くさせてリセット信号をフリップ−フロップ14
0のD入力に印加させる。RANGECLOCKが中断
してフリップ−フロップ140をクロックすると、それ
は今度はリセットされて、2進法の1のリセット信号を
フリップ−フロップ122のリセット端子に印加させる
。これは今度はフリップ−フロップ122をリセットさ
せて、EN16信号を正し今度はトランジスタ118と
120を伝導にさせ、従って、抵抗器R3を切り増幅器
54のIVCOUT出力からトランジスタ118と12
0の接続点12日へと抵抗器R2にスイッチを入れる。
より大きな値の抵抗器R2は今度はより大きな出力信号
を増幅器54の出力端子に発生させて、メータの範囲入
力端子に提供され小電流11N信号を補償し、その小電
流信号を拡大して+2VT信号がコンパレータ134と
136に印加された前記例に匹敵させる。コンパレータ
134と136は前記のようにそれらの正の入力端子に
印加された一%VT信号に応答して動作する。−%VT
信号が増幅器134と136の両方に印加されると、増
幅器134の出力は2進法のOになり、増幅器136の
出力は2進法の1になる。その結果、排他的NORゲー
ト138からの範囲信号は2進法のOになり、従ってE
N16信号を前記のように正にする。
以上の説明から、R,/R,の比を2の幕として選択す
ることによって、種々の試料の量を結合するた峠に、1
つの尺度で採った試料を別の尺度に変換することはDS
P14にとって簡単になる。
以下に説明するようにDSPにおいて、これは採取され
る各試料を表す2進値を算術的なシフト(桁移動)又は
割り算のプロセスによって行われる0本実施例における
R、:R,の比は1:16である。従って、電流のA−
D変換器12゛に見られる信号の変動範囲は係数16に
よって2000 : 1から125:1に低減される。
16:1以外のRz:Rtの比も使用できる。2の幕で
ある比は、マイクロコンピュータのデジタル回路におけ
る補償が容易であるという利点がある。
しかしながら、2つ以上の範囲も使用可能である。
例えば、R1およびR2に類偵する第3の抵抗器および
3つの抵抗器のうちどれを使用すべきかを選択するため
に範囲選択論理回路60にもう1つの闇値検出器を使用
することによって、第3の範囲を追加することができる
さらに、以上の説明から、範囲の決定は電流信号が所定
の闇値以下の場合には、高い電流範囲で開始して低い電
流範囲に切り換えて測定することによって行われること
がわかる。また、電流信号が所定の閾値以上の場合には
、低電流範囲で開始して高電流範囲に切り換えて測定す
ることによって範囲を決定することができる。
今度は第19図〜第24図を参照してDSP(デジタル
信号プロセッサ)14の操作を以下に説明する。先ず、
第19図はDSP 14が種々の計算をして最終的にW
HOUTおよびVAR/Q  OUTのパルスを発生す
るプログラムおよび方法のフローチャート全体図である
。第19図の説明に当たって、DSO14は電圧および
電流のA−D変換試料を基礎にしてその計算を行うこと
を思い出す必要がある。すなわち、DSPは、第2図に
示した時間軸発生器32がらRESETパルスの発生す
るときに開始するA−D変換器がらの各A−D変換ワー
ドを読む。DSPは、その計算の全てを極めて迅速に行
うことができる。そして次に待ちサイクルに入り時間軸
発生器からもう1つのリセット信号の受取を待ち、別の
サイクルを開始する。
第19図に示すように、リセット信号を受は取ったDS
Pは5TARTブロツクに入る。そしてそこから実行ブ
ロックに入り、そこでDSPは八−〇変換器からの新し
い又は丁度変換した電圧および電流のワードをDSPに
読み込む。■およびIで示したこれらの新しい試料はD
SPの記憶装置の一時的可変場所に記憶される。次に、
プロセッサは、高範囲又は低範囲が入力電流試料に用い
られたかを決定するために範囲選択器60からのEN1
6信号が高いか低いかを見る検査をする。
範囲選択器60が低範囲を選択していた場合には、プロ
セッサは次に実行ブロックに入り、そこで電流試料Iを
16で割り、次にVARCLK?判定ブロックに入る。
一方、EN16信号が低くて範囲選択器が入力電流試料
に高範囲を選択したことを示す場合には、EN16?判
定ブロックのN0分岐を通って出て、VARCL K 
?判定ブロックに入る。
DSPは今度は、パールクロック発生器75からのVA
RCLK信号の存在を検査する。前の説明から、DSP
はVARCLK信号が2進法の1又は高いときだけバー
ル時又はQ時を計算することが思い出される。この試料
のときに、VARCLK信号が低い場合には、VARC
LK?のNO分岐判定ブロックから5ELECT  W
THFROM  THO−TH2サブルーチン144に
入る。その5ELECT  WTHサブルーチン144
は後で説明するが、その主目的は選択したメータのタイ
プに対してDSP記憶装置に保持されている各種闇値の
中の適当な闇値を選択することである。5ELECT 
 WTHサブルーチンが完了したら、次に、後で説明す
るDC0FFSET  C0MPEN5ATIONサブ
ルーチン146に入る。要約すると、DC0FFSET
サブルーチンの目的は、前述の各種電圧A−D変換器回
路に生じるDCオフセットを補償するためのオフセット
値を計算することである。
VARCLK?判定ブロックに戻って説明する。
パールクロック発生器74からのVARCLK信号は正
であると仮定する。その結果、プロセッサはVARCL
K?判定ブロックのYes分岐を出て実行ブロック14
8に入る。ブロック148′はDSP記憶装置に記憶さ
れる前記24ワード・シフト・レジスタを示す。電圧相
入力信号VSA。
VSBおよびvSCの各々に対して8つの記憶場所があ
ることは既に述べたが、これらの記憶場所は新らしい電
圧試料Vの各々が読み取られる際に押し下げスタック(
s tack)として機能する。そして、その新らしい
電圧試料VはVVARIと呼ばれるこのスタックの1つ
の場所に移送される。■がVVARIに負荷される際に
、そのスタック内のワードは逐次押し下げられ、最古の
電圧試料は14Bに示したようにスタックの底部に押し
下げられ、それによってスタック場所VVAR23はV
VAR24の下に押し下げられる。また、スタックで最
古の試料であるVVAR24は押し出されて現在の試料
に対するバール時を計算するために使用されるDVAR
と呼ばれる記憶装置内の記録場所に入れる。前記の説明
から、電圧試料Vはバール時の計算には90度まで、又
はQ時の計算には60度まで位相が後れるということが
思い出される。これらの2つの遅延はブロック148で
1度説明したスタックで生じたことがわかる。電圧試料
の遅れの量はVARCLKパルスの発生頻度に依存する
。、前記の説明から、メータがバール時モードで動作し
ているとき、パールクロック信号がある頻度で発生し、
それがスタック148を押し下げ、電圧試料の各々を遅
延させて前記90度の位相遅れを達成するということが
思い出される。従って呼称DVVARはメータがバール
時の選択モードにあるときにバール時計算用の遅延電圧
試料を表す。一方、メータがQ時の選択モードにあって
VARCLK信号の発生がある頻度で生じている場合、
DVVAR試料の遅れを生じて電圧における前記60度
シフトが得られるということが思い出される。
さて、DC0FFSET  C0MPEN5ATION
サブルーチン146の出力に戻るが、ここで÷2?判定
判定ブロックる。前の説明から、あるタイプのメータの
電圧試料は適当なWHOUTおよびVar/Q  OU
Tのパルス繰返数を計算するために2で割らなければな
らないことが思い出される。DSPがMUX制御器42
からの÷2の信号の存在を試験するのは、この判定ブロ
ックで行われる。次の第8表は、第3図のメータ・タイ
プ・デコード42によって行われた÷2の符号解読用方
程式における論理を示す。
第8表 メータ・タイプ・デコード ÷2論理方程式 %式%) タイプ4及び5 (VACLK、 TSB2.  TSBI)さらに、第
19図を参照して説明すると、÷2の信号が存在する場
合には、÷2?のブロックからYesの分岐を経て実行
ブロックに入り、そこで電圧試料が2で割られる。また
この時に、今はDVVARにある後れた電圧試料も2で
割られる。
割り算信号が存在しない場合には、判定ブロックのNo
分岐を通ってWATT  INTEGRATIONサブ
ルーチン150に入る。このサブルーチンにおいて、D
SPはそれぞれの電流と電圧試料(IとV)を乗算し、
それら試料の積をワット時の積分器に累積することによ
ってエネルギー消費に比例する値を得る。WATT  
INTEGRATI ONサブルーチン150の完了後
、5ELECT  VAR/Q  THRESHOLD
サブルーチン152に入る。このサブルーチンにおいて
、DSPは再びVARCLKパルスの存在を試験してバ
ール時又は9時に適当な閾値であるか否かについての決
定をする。そのサブルーチン152には2つの出口点が
ある。その1つは、RESET?判定ブロックに入り、
もう1つはVARINTEGRATI ONサブルーチ
ン156に入る。
サブルーチン152において、VARCLK信号が試験
が行われている時点で存在しない場合には、RESET
?判定ブロックに入りそこでDSPはRESETパルス
が再び発生するまで循環する。
RESETパルスを受は取った場合には、DSPはRE
SET’i’判定ブロックのYes分岐を通って再び戻
ってREAD  THE  NEW  Vψ■SAMP
LESの入力端子に入る。一方、試験の時点でVARC
LKパルスが存在する場合には、VARINTEGRA
TIONサブ7L/−チンニ入る。VARINTEGR
ATIONサブルーチンはワット積分ルーチン150の
場合と同じように機能する。それは、現時点の電流試料
とDVVARにおける遅延電圧試料とを乗算して、それ
ら試料の積を電圧積分器に配置し、そこで試料の積は加
算そして積分されてVAR/Q  OUTパルスの発生
に対する無効エネルギー消費を得る。
さらに、第19図を参照して今度は5ELECT  W
THサブルーチン144を説明する。そのサブルーチン
は第20図に示されている。このサブルーチンはVAR
CLK信号の状態を試験する際に入る。このサブルーチ
ンにおいてDSPは第3図に示した闇値デコード66か
らのTHO−TH2信号の状態を検査する。前述のよう
に、THO−TH2信号は本発明によって選択されるメ
ータのタイプを規定する。5ELECT  WTHサブ
ルーチン144に入る際に、最初にT)II?判定ブロ
ックに入り、そこでTHI信号の状態を試験する。TI
(1が2進法の0の場合には、No分岐を通ってTHO
?判定ブロックに入り、そこでTHOの状態を試験する
。THOが2進法のOの場合には、そのブロックのNo
分岐を通って出てタイプ1のメータが選択されているこ
とを示す。
タイプ1が選択されている場合には、実行ブロックに入
り、そこでTHと呼称する記録メモリーがメモリー内の
一定のTI(RES 1場所からの闇値と等しくされる
(タイプ1のメータに対する闇値)。
THレジスタはメモリ内の1つの場所であって、選択さ
れたメータに対して特定の闇値に設定される。T)(1
?判定ブロックに戻って説明する。THlが設定される
と、T)10?判定ブロックに入り、そこでTHOの状
態が試験される。THOが設定されると、今度は実行ブ
ロックに入り、そこでレジスタTHがタイプ2のメータ
に対して一定の闇値THRES2が設定される。一方、
T)(Oが設定されない場合には、Noの分岐を通って
判定ブロックに入り、そこでTHレジスタがタイプ5お
よびタイプ6に対する闇値に設定される。
THレジスタは、前に説明したTHO?判定ブロックか
ら出ることによって示されたように、タイプ3又はタイ
プ4のレジスタ用闇値に設定される。THレジスタが適
当な闇値に一旦セットされると、次にTI(2?判定ブ
ロックに入り、DSPが閾値66デコード66からTH
2ビットの状態を試験する。このビットの状態は、DS
Pにメータのタイプが自蔵メータか電圧器一定格メータ
であるかについて規定する。TH2がセットされる場合
には、Yesの分岐を介して実行ブロックに入り、そこ
でTHレジスタはその現在の値に5 / 6 (0,8
3325)を掛けた値に等しくセットし、従って、変圧
器一定格メータに対しては闇値の大きさに5/6を掛け
て下げる。一方、TH2がセットされない場合には、自
蔵メータであって、従って、閾値の変更をする必要がな
く、DC0FFSET  C0MPEN5ATIONル
ーチン146に入る。
第21図のDC0FFSETサブルーチン146につい
て説明する。前述のように、このDC0FFSETサブ
ルーチンの目的は、本発明のタイプの電子メータにおい
て前に説明したDCのオフセットの問題を補償すること
である。DCのオフセットを補償するために、本発明は
60ヘルツ波形のサイクルの整数について電圧A−D変
換器12″による全ての試料の平均は零の平均値を持た
ねばならないことを利用する。このオフセットを補償す
るために、本発明は固定数のサイクル(本実施例では3
2)に対して全ての電圧試料の和を蓄積し、蓄積された
それら試料の和を試料数(本実施例では9216)で割
り、得られた1試料当たりのDCオフセットを次の電圧
試料から差し引く。この実施例における補正係数又はオ
フセット補償値は60ヘルツ入力信号の32サイクル毎
に更新される。
第21図において、DC0FFSETサブルーチン14
6に入る際に、DSPは実行ブロックに入り、そこでD
SPのメモリにおけるオフセット整数レジスタ(OFF
INTと呼ぶ)は、0FFINTに前記電圧試料数で割
った電圧試料■を加えた値と等しく設定される。DSP
は次に第16図および第17図について前に説明した+
32カウンタ76からの0FFCLK信号の状態を試験
する。0FFCLK信号が存在する場合には、3260
ヘルツ・サイクルが通ったことを示す0次に、Yes分
岐を介して出て実行ブロックに入る。そこでDSPメモ
リにおけるオフセット・レジスタ0FFREGが、先に
DC0FFSETサブルーチン146に入る際に得られ
た0FFINTO値と等しく設定される。この時点で、
0FFINT積分器は零に等しく設定される。一方、0
FFCLK信号がDCオフセット・サブルーチンに入る
際に存在しない場合には、DSPは0FFREGレジス
タの更新を迂回して、No分岐を経て実行ブロックに入
り、そこで、現在の電圧試料=その電圧試料−丁度得ら
れたレジスタ0FFREGの内容、と、設定することに
よって補償調整が生じる。
遅延した電圧試料DVVARはこの時点でDCオフセッ
ト補償に対しても調整しなければならない。従って、D
SPは実行ブロックに入り、そこで、DVVARL/ジ
スタ=DVVAR−1,ジスタ0FFREGの内容、と
、設定される。プログラムは今度は第19図のコネクタ
Aにおいて÷2?判定ブロックへ出る。そこでDSPは
前述のようにデータの処理を続ける。
第19図を参照すると、プロセッサが一旦丁度説明した
DC0FFSETサブルーチンからコネクタAに入ると
、それは前述の方法で÷2?判定ブロックを通って第2
2図に示したWATTINTEGRATIONサブルー
チン150に入る。そのサブルーチン150に入る際に
、DSPは実行ブロックに入り、そこでDSP、WIN
Tのメモリにおけるワット積分器=WINT+IXVの
積(現在の電流と電圧試料)と設定される。
プログラムは、次に判定ブロックに入り、そこでWIN
Tの内容が第20図で説明したように選択したメータの
タイプに対して先に得られた闇値レジスタTHの内容に
等しいか又はそれより大きいかの試験が行われる。WI
NTがTHより大きい場合には、プログラムはYes分
岐を通って実行ブロックに入り、そこで、WI NT=
WI NT−闇値レジスタTHの内容、と、設定される
。プログラムのこの時点で、選択した特定タイプのメー
タの闇値が積分した電流と電圧の積の値から差し引かれ
る。また、この実行ブロックににおいて、DSPは出力
パルスWHOUTを発生する。−方、WINTがTHと
等しくない又は大きい場合には、プログラムはNo分岐
を介して出る。そしてこの時点で出力信号を発生しない
。そしてプログラムは、5ELECT  VAR/Q 
 THRESHOLDサブルーチン150に入る。
5ELECT  VAR/THRESHOLD+ブルー
チン152に入る際に、DSPが行う第1のことはVA
RCLKパルスの存在の検査である。
VARCLK信号が存在しない場合には、プログラムは
コネクタBへ行き、そこでRESET?判定ブロックに
入り、そこでDSPはRESET信号を受は取るまで遊
ぶ(空転する)。−旦リセット信号を受けると、プログ
ラムは第19図に示すようにRESET?判定ブロック
をYes分岐を介して出て実行ブロックに戻り、そこで
次の電圧および電流試料■と■をDSPに読み込む。第
23図に示すように、VARCLK信号が存在する場合
には、VAR/Q  5ELECT判定ブロックに入り
、そこでプロセッサはVAR/Q選択スイッチ72から
のVAR/Q  5LCT信号の状態を試験する。スイ
ッチ72によってバール時が選択されている場合には、
VAR路を経て実行ブロックに入り、そこでバールに対
する別の閾値VTH=選択したメータのタイプの閾値/
3.と、設定される。プログラムは、次にVARINT
EGRATI ON4+ブルーチン156に入る。VA
R/Q  5ELECT判定ブロックについて説明する
と、選択スイッチ72がQを計算せよと指定した場合に
は、DSPはその判定ブロックのQ分岐を介して出て実
行ブロックに入り、そこで、VTH闇値レジしタ=げん
ざいの閾値/2.と、設定される。DSPは、次に第2
4図に示したVARINTEGRATIONサブルーチ
ン156に入る。
そのVARINTEGRATIONサブルーチン156
は、前に説明したWATT  INTEGRATORサ
ブルーチン150と同じように動作する。しかしながら
、このサブルーチンには、VAR(バール)の計算に必
要な別の積分器VINTがある。
VARINTEGRATION+ブルーチン156に入
る際に示したように、実行ブロックに入り、そコテ、積
分器V INT=V INT+ (現在の電流デジタル
・ワーク×遅延電圧ワーク、DVVAR)の値、と、設
定される。次に、VINTの内容がVTH(バール積分
器の闇値)に等しいか又はそれより大きいかの試験が行
われる。VINTがVTHより大きい場合には、Yes
分岐を通って実行ブロックに入り、そこで、VINT=
V INT−VTH,と、設定される。ソシテDSPは
第3図に示したプロセッサ14のVAR/Q  OUT
出力について前に計算したバール時と9時のいずれかに
適するパルスを出力する。次に、プロセッサは第19図
のコネクタBにおいてRESET?判定ブロックに入り
、そこでプ凸セッサは前述のように別のRESET信号
を待つ。
さらに、第24図において、VINTがVTHより小さ
い場合には、プロセッサはVINTからVTHを引かす
<テ、VAR/Q  OUTパルスを提供しない。そし
て次に、No分岐を通ってコネクタBに入る。
以上、本発明の望ましい実施例を添付図面を参照して説
明したが、本発明はこれらの実施態様には限定されず、
種々の変化および改良が特許請求の範囲に規定されてい
る本発明の範囲又は意図から逸脱することなく当業者に
よって実施され得ることが理解される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子電力量計のブロック図。 第2図は本発明の実施において印加される種々のタイミ
ング信号および基準電圧を示すブロック図。 第3図は本発明の実施態様に従った電子電力量計の詳細
な論理ブロック図、第4図〜第16図は本発明の電子電
力量計の構成および操作を理解する上で有用な各種信号
のタイミング関係を示すタイミング図。第17図は本発
明の実施態様に従って電子電力量計の動作を試験する電
圧およびシステム試験論理の論理回路略図。第18図は
デジタル信号プロセッサに選択した電流の範囲を知らせ
る手段を含む電子電力量計に印加される入力電流を自動
的にスケーリングする範囲選択回路の略図。 第19図〜第24図は本発明の実施態様に従って電子電
力量計の操作を実施すると共にメータのデータを処理す
るデジタル信号プロセッサの操作を説明するプログラム
・フローチャート図。そして第25図は自己検査操作中
に試験フェイル信号を発生する線電流試験回路のブロッ
ク図である。 符号の説明 10・−・−・電子電力量計 12.12°、12°゛・−・−・−電圧及び電流A−
D変換器 14・・・−・デジタル信号プロセッサ16・・−・−
・クロック発振器 18−−−−−・・メータ型式選択論理回路0・・・・
・・・メータ自己検査論理回路0°−・自己検査論理回
路 0゛・・・電圧及び線周波数試験論理回路2・・・・−
・・電子記録器    24・−・・〜・表示器6・・
・−・・・自動範囲選択器  28・・−・−発振器0
−・・・−・A−Dクロック発生器 2・−・−・・時間軸発生器 4・−・−・・精密電圧基準器 6−・−・・・−電圧スケーリング及び分#回路8−・
−・・・電圧マルチプレクサ O・−−一−−・自己検査可能スイッチ2・−・−・−
マルチプレクサ制御器 4−−−−−−一電圧イン・デコード回路6・−−−−
−一電流スケーリング及び隔離回路8・−・−電流マル
チプレクサ O・・・−・・電流相クロック 2・−−−−−・切換利得制御回路 4−・・・・−電流一電圧変換器 6・・・−・・利得調整器 8・−・・−・自己検査電圧試験スイッチ0・−・・−
範囲選択回路  62−・−・型選択器4−・−・型選
択デコーダ 6−・・−・・−閾値デコード論理回路8−−−−−−
・自己検査スイッチ 0・・−・−・−自己検査可能論理回路2−・−・−V
AR/Q選択スイッチ 4・・・・−バールクロック発生器 6・−・−÷32割算カウンタ 8−・−・・・−スイッチ  80・−・−・−演算増
幅器4・・・・−・−スイッチ  86・・・・・−・
コンパレーク8・・・・・・・電流源 0.92.94−・・−・・−ミリセカンド・タイマ6
−・・・−インバータ 8、 100. 102−−−−−−フリップ−フロッ
プ04・−・−線周波数アウト・デコード論理回路04
.106・−一−−・−NANDゲート08 、 11
0−−−−−・・ORゲート12・・・−・−・AND
ゲート 14.116,118,120・−トランジスタ・スイ
ッチ 2・−・・・・・派印選択メモリーフリップーフロップ
2・・−・・・2重コンパレータ 4.136・・−一一一・電圧コンパレータO・−・−
フリップ−フロップ 4・−・・・・−3ELECT  WTHサブルーチン
6−−−−−−・DCオフセット補償サブルーチン8−
・−・−・−ワード・シフト・レジスタ0−・・−・−
ワット積分サブルーチン2−・−選択VAR/Q闇値サ
ブルーチン6−−−−−・−バール積分サブルーチン特
許 出 願 人 ゼネラル・エレクトリック・カンバニ
イ 復代理人 弁理士  平  1) 忠  離開    
    酒   井   宏   明2転 TSBO ysa+ w Fx石。7 T’a日0

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単相および多相の配電系の複数の異なるタイプの
    電力線相線における電流および電圧を監視することによ
    って電気エネルギーの消費を計量する電子デジタル式電
    力量計において、 (a)前記電力線相線から得られる電流および電圧試料
    に比例する電流および電圧値を処理する手段; (b)前記電力線相線に流れる電流の試料に比例する電
    流値を出力側で前記処理手段へ供給する第1のA−D変
    換器; (c)前記電力線相線へ印加される電圧試料に比例する
    電圧値を出力側で前記処理手段へ供給する第2のA−D
    変換器; (d)前記電力線相線の電流に比例するアナログ信号の
    試料を前記第1のA−D変換器へ供給する第1のマルチ
    プレクサ; (e)前記電力線相線の電圧に比例するアナログ信号の
    試料を前記第2のA−D変換器へ供給する第2のマルチ
    プレクサ; (f)電子デジタル式電力量計を複数の選択したタイプ
    の電力計の1つとして選択的に配列させる型選択手段か
    らなり、該選択手段が、 (i)計量される配電系のタイプおよび選択した電力量
    計のタイプに従って、前記電力線相線からの電流試料を
    前記第1のA−D変換器に選択的に転送するために、複
    数の第1のクロック信号を前記第1のマルチプレクサへ
    供給する第1の手段と; (ii)前記第2のA−D変換器に電圧試料を選択的に
    転送するために前記電力線相線の電圧試料を採取する順
    序を選択的に制御する複数の第2のクロック信号を前記
    第2のマルチプレクサへ供給する第2の手段を含み、電
    圧試料の採取およびその転送の順序は計量される配電系
    のタイプと選択される電力量計のタイプに従い前記第1
    および第2のA−D変換器の出力から前記処理手段によ
    って処理されるのに適した電流および電圧値を出して選
    択された電力量計のタイプに対する電気エネルギーの消
    費を計算することを特徴とする電子デジタル式電力量計
  2. (2)前記型選択手段が選択した電力量計のタイプを表
    わすデジタル信号を供給する手段と、前記第2のクロッ
    ク信号発生のタイミングを修正する、従って選択した電
    力量計のタイプに従って電圧試料採取の順序を修正する
    ために前記デジタル信号を解読するデコード手段を含む
    請求項第1項記載の電子デジタル式電力量計。
  3. (3)前記処理手段が、前記第1および第2のA−D変
    換器から供給される電流値と電圧値の積を積分して、電
    気エネルギーの消費に比例する出力パルスを発生するプ
    ログラムを作るデジタル信号プロセッサである請求項第
    1項記載の電子デジタル式電力量計。
  4. (4)前記型選択手段が、前記処理手段に選択した相線
    から採取した規定の電圧試料に対応する特定の電圧値を
    選択した電力量計のタイプに従った規定の数で割らせる
    ために該処理手段に割り算制御信号を供給する手段を含
    む請求項第3項記載の電子デジタル式電力量計。
  5. (5)さらに、前記電力線相線から電力量計に印加され
    る電圧の存在をテストする自己試験手段を含み、前記型
    選択手段がさらに、選択した電力量計のタイプに適用で
    きる電力線相線のみから電圧の試験をするために前記自
    己試験手段にイネーブル型デコード信号を供給する手段
    を含む請求項第1項記載の電子デジタル式電力量計。
  6. (6)前記型選択手段が選択された電力量計のタイプが
    自蔵メータか変圧器定格メータであるかを特定する手段
    を含む請求項第1項記載の電子デジタル電力量計。
  7. (7)前記型選択手段が前記デジタル信号プロセッサに
    選択できる電力量計の型を表わすしきい値デコード信号
    を供給する手段を含み、前記デジタル信号プロセッサが
    電力量計の選択できる型の各々に対する規定のしきい値
    を内部に記憶していて、該デジタル信号プロセッサが前
    記しきい値デコード信号に応答して選択した電力量計の
    型に対するしきい値を選択して前記電流および電圧値の
    積分した積の大きさと比較し、積分した積の大きさが選
    択した電力量計の型に対するしきい値に少なくとも等し
    いとき電気エネルギーの消費に比例する出力信号を発生
    する請求項第3項記載の電子デジタル式電力量計。
  8. (8)計量される電力線の相線に流れる電流および該相
    線間の電圧に比例するアナログ信号が、試料採取されて
    電流および電圧のA−D変換器においてそれぞれ試料採
    取された電流および電圧の瞬時量に比例する値を有する
    電流および電圧の語に変換される電子デジタル式電力量
    計において、(a)入力および遅延したデジタル語の出
    現用出力を有し、前記電圧A−D変換器から供給された
    デジタル語を遅延する遅延線を設ける工程;(b)前記
    電流および電圧A−D変換器において電流および電圧を
    反復サンプリングする工程;(c)サンプリング時に所
    定の間隔で前記遅延線に電圧語を配置する工程; (d)それぞれのサンプリングにおいて前記遅延線の出
    力を検査する工程; (e)前記遅延線の出力端子において最後に試料採取し
    た電流語と遅延した電圧語との積に比例する値によって
    積分器の値を増す工程; (f)前記積分器の現在の値と所定のしきい値とを比較
    する工程; (g)前記積分器の値が前記所定のしきい値に少なくと
    も等しくなるまで工程(b)〜工程(fc)を反復する
    工程;および(hd)測定の量が電圧語をとってその入
    力側から出力側へ送るときの関数である無効エネルギー
    量の測定を表わすパルスを発生する工程から成ることを
    特徴とする無効エネルギーの測定方法。
  9. (9)複数の選択できるメータの型のいずれか1つとし
    て前記電子デジタル式電力量計をデジタルの構成にする
    工程を含む請求項第8項記載の方法。
  10. (10)サンプリングの工程が、電流語および非遅延電
    圧語の対応する試料の積を積分し、その積分で得られた
    値が予め決めたしきい値に少なくとも等しいときにワッ
    トおよびワット時の測定に使用される実エネルギーの測
    定量を表わすパルスを発生する工程を含む請求項第8項
    記載の方法。
  11. (11)さらに、所定の間隔を選択的に代える工程を含
    み、それによって電圧語を異なる所定の間隔で前記遅延
    線に配置して前記遅延線を通る電圧語の遅れを代えて1
    つ以上のタイプの無効測定の積分をする請求項第8項記
    載の方法。
  12. (12)所定の周波数で動作し計量される電力線の相線
    に流れる電流および該相線間の電圧に比例するアナログ
    信号がサンプリングされて、電流および電圧のA−D変
    換器においてそれぞれサンプリングされた電流および電
    圧の瞬時量に比例する値を有する電流語および電圧語に
    変換される電子デジタル式電力量計において、 (a)前記電流のA−D変換器において電流および電圧
    の語を反復サンプリングする工程; (b)前記電力線の電圧の所定サイクルに渡ってサンプ
    リングされた電圧語の和を周期的に蓄積する工程; (c)得られたサンプリングされた電圧語の和を前記所
    定数のサイクルについて採取された試料の数で割って、
    前記所定数のサイクル中に採取された各試料に対する合
    成DCオフセット電圧誤差を得る工程; (d)サンプリングされた電圧語の和の次の周期的蓄積
    が始まるまで一定の期間後続の各電圧語の試料から得ら
    れたDCオフセット電圧語の誤差を差し引いて電圧A−
    D変換回路によって各電圧試料に固有に導入されたDC
    オフセット電圧を補償する工程; (e)サンプリングされた電流語と補償された後続のサ
    ンプリングされた電圧語との積を積分する工程;および (f)積分された積の量が所定のしきい値に少なくとも
    等しいとき電気エネルギーの目安を表わすパルスを発生
    する工程;からなることを特徴とする該電力量計の電圧
    A−D変換回路における固有のDCオフセット電圧語差
    を補償する方法。
  13. (13)割り算および減算の工程が各電圧試料における
    DCオフセット電圧を実質的に零に減じ、そして積分工
    程において実質的に零のDCオフセット電圧誤差を有す
    るように補償されサンプリングされた電圧語とサンプリ
    ングされた電流語が積分の前に掛け算され、それによっ
    てサンプリングされた電流語における全てのDCオフセ
    ット電圧誤差がサンプリングされた電圧語においていず
    れのDCオフセット電圧誤差が存在しないため零になり
    、発生工程において、電気エネルギー消費の精確な測定
    であるところのパルスを発生する請求項第12項記載の
    方法。
  14. (14)多相配電計の相電圧からのアナログ信号がその
    大きさに比例するデジタル値に逐次変換される電子デジ
    タル電力量計において、 (a)それぞれの相電圧のアナログ信号が逐次変換され
    る際に、該アナログ信号のデジタル値を連続的に監視し
    て、監視される電圧相の存在又は損失を表わす論理レベ
    ル信号を発生する工程、該論理レベル信号は電圧相の損
    失の際には第1の二進状態から第2の二進状態になる工
    程;(b)前記論理レベル信号が第1の状態から第2の
    状態になるときに所定の時間の間電力フェイル信号の発
    生を遅らすために、論理レベル信号に選択的に応答する
    各相電圧用遅延タイマを提供する工程;および (c)遅延タイマが電力フェイル信号の発生を中断する
    前に遅延タイマの相電圧がアクティブになる場合には、
    遅延タイマの相電圧の電力サービス中断を偽電力サービ
    ス中断として検出しないことを保証するために、相電圧
    の遅延タイマを復帰させる工程; から成ることを特徴とする相電圧の損失を検出し、該損
    失を表わす電力フェイル信号を発生する方法。
  15. (15)電圧相の遅延タイマの出力を結合して少なくと
    も1つの電圧相の損失を表わす共通の電力フェイル信号
    を提供する請求項第14項記載の方法。
  16. (16)電力サービス中断の発生の将来の標示のために
    電力フェイル信号が電子レジスタに提供される請求項第
    15項記載の方法。
  17. (17)電力フェイル信号がディスプレイ表示器に提供
    される請求項第15項記載の方法。
  18. (18)少なくとも1つの遅延タイマを選択的に不能化
    して該1つの遅延タイマに対する相電圧の監視を抑制す
    る工程をさらに含む請求項第1項記載の方法。
  19. (19)多相配電計の相電圧からのアナログ信号がアナ
    ログ信号の大きさに比例するデジタル値に逐次変換され
    る型式の電子デジタル式電力量計において、電力フェイ
    ル信号を発生する電力サービス中断検出手段が、 (a)それぞれの相電圧のアナログ信号が逐次変換され
    る際に該アナログ信号のデジタル値を連続的に監視し、
    監視される電圧相の存在又は損失を表わして電圧相の損
    失時に第1の二進状態から第2の二進状態になる論理レ
    ベル信号を発生するデコード手段; (b)前記論理レベル信号が第1の状態から第2の状態
    になるとまた該論理レベル信号に選択的に応答して所定
    の時間の間電力フェイル信号の発生を遅らす各相電圧用
    遅延タイマ;および(c)各相電圧と共同する遅延タイ
    マが電力フェイル信号の発生を中断する前に該共同する
    タイマの相電圧がアクティブになる場合に、該遅延タイ
    マを選択的にリセットするため、従って該遅延タイマの
    相電圧の電力サービス中断を偽電力サービス中断として
    検出しないことを保証するために論理レベル信号の状態
    に応答する手段、からなる電力フェイル信号を発生する
    電力サービス中断検出手段。
  20. (20)さらに、電圧相の遅延タイマの出力を結合して
    少なくとも1つの相電圧の損失を表わす共通の電力フェ
    イル信号を発生する手段を含む請求項第19項記載の電
    力サービス中断検出手段。
  21. (21)使用される電力サービス中断信号を受ける電子
    レジスタを設けて該電子レジスタによって将来の表示を
    する請求項第19項記載の電力サービス中断検出手段。
  22. (22)電力フェイル信号に応答して電力サービス中断
    を即時表示するために、ディスプレイ表示器を設けた請
    求項第20項記載の電力サービス中断検出手段。
  23. (23)配電計に使用されるタイプであって大きな動的
    範囲に渡って変わる大きさを有する交流を計量する電子
    デジタル式電力量計において、 (a)入力電流信号を前記電子デジタル式電力計へ供給
    する工程; (b)所定のしきい値に対する入力電流信号の大きさを
    比較して、前記電力量計の電流測定回路に加えられるス
    ケールド電流を得る工程;および (c)入力電流信号の大きさが前記所定のしきい値より
    小さいときに前記スケールド電流を増し、入力電流信号
    の大きさが前記所定のしきい値より大きいときに前記ス
    ケールド電流を減少させるために、それぞれ第1および
    第2の所定の倍率によって入力電流信号の大きさを拡大
    および減少する工程、からなることを特徴とする該電力
    量計の電流測定回路が動作しなければならない全電流範
    囲を最適にするため所定の範囲について該電力量計への
    前記入力電流信号をスケーリングする方法。
  24. (24)スケーリングの工程において、入力電流を2の
    正数乗である少なくとも1つの予め決めた比率によって
    拡大および縮小させる請求項第23項記載の方法。
  25. (25)前記少なくとも1つの予め決めた比率が16:
    1である請求項第24項記載の方法。
  26. (26)配電計に使用されて大きな動的範囲に渡って変
    わる大きさを有する交流を測定する型式のものであって
    、交流がA−D変換器における入力電流信号としてサン
    プリングされて各交流試料の大きさに比例するデジタル
    値を得る電子デジタル式電力量計において、(a)入力
    電流信号を前記電力量計へ提供する工程; (b)入力電流信号を反復サンプリングし、サンプリン
    グした各入力電流信号のA−D変換を行う工程; (c)各サンプリングの前に、所定のしきい値に対する
    入力電流信号の大きさを比較して、前記A−D変換器に
    おいてサンプリングおよび変換されるスケールド電流を
    得る工程;および (d)入力電流信号の大きさが前記所定のしきい値より
    小さいときに前記スケールド電流を増し、入力電流信号
    の大きさが前記所定のしきい値より大きいときに前記ス
    ケールド電流を減少させるために、それぞれ第1および
    第2の所定の倍率によって入力電流信号の大きさを拡大
    および縮小することによって、各入力電流試料が前記A
    −D変換器において変換される前に直ちにスケーリング
    する工程;からなることを特徴とするA−D変換器へ加
    えられる入力電流信号の範囲を最適にするため所定の範
    囲について該電力量計への入力電流信号をスケーリング
    する方法。
  27. (27)スケーリングの工程において、入力電流を2の
    正数乗である少なくとも1つの予め決めた比率によって
    拡大および縮小される請求項第26項記載の方法。
  28. (28)前記少なくとも1つの予め決めた比率が16:
    1である請求項第27項記載の方法。
  29. (29)線電流および相電圧のセンサを有してアナログ
    電流および電圧信号の試料をそれぞれ電流および電圧の
    A−D変換器へ提供することによってアナログ電流およ
    び電圧信号がデジタル電流および電圧語に変換され、電
    流および電圧語を処理するデジタル信号プロセッサへ転
    送されてエネルギーの消費に比例する出力パルスを発生
    する型式の電子デジタル式電力量計において、 (a)前記電子デジタル式電力量計に所定の期間自己検
    査動作を行わせる自己検査エネーブル信号を発生する工
    程; (b)前記自己検査エネーブル信号を前記電流センサへ
    供給してその完全性を検査させる工程; (c)前記自己検査エネーブル信号に応答して、所定レ
    ベルの電圧試験信号を前記電流および電圧のA−D変換
    器の各々へ付加する工程; (d)前記デジタル信号プロセッサにおいて、前記電流
    および電圧のA−D変換器からの電流および電圧のデジ
    タル語をそれぞれ処理して、前記電圧試験信号のレベル
    によって決定される電気エネルギー消費試験試料に比例
    するパルスを発生させる工程;および (e)自己検査動作の期間中に、 (i)いずれか1つの電流センサの完全性が電流信号を
    通さない場合には電流試験フェイル信号を発生し、 (ii)電圧A−D変換器が所定の大きさの電圧語を発
    生しない場合には電圧試験フェイル信号を発生し、そし
    て (iii)プロセッサが予め決めた期間内に所定数のパ
    ルスを発生しない場合にはデジタル信号プロセッサ・フ
    ェイル信号を発生させる工程、からなることを特徴とす
    る電子デジタル電力量計の回路および要素を自己試験す
    る方法。
  30. (30)多相配電線からの電気エネルギーを計量する型
    式の電子電力量計において、 (a)時間を保つために外的に加えられた時間軸信号を
    利用する型式の電子レジスタ;および(b)前記電子レ
    ジスタに前記時間軸信号を配電線の電圧相の周波数と同
    一の周波数で供給する手段であって、配電線の電圧相を
    監視し有効および無効相の電圧を監視して他の電圧相が
    無効のときに所定の有効電圧相から前記電子レジスタに
    時間軸信号を選択的かつ連続的に提供するデコード手段
    を含む時間軸信号を提供する手段からなることを特徴と
    する電子電力量計。
  31. (31)前記電子電力量計が複数の異なる被選択型式の
    メータとしてデジタル構成にするため型選択手段を含む
    デジタル・メータであり、そのいくつかが電圧相から選
    択した電圧相を計量する必要がなく、前記型選択手段が
    信号を前記デコード手段に提供して選択したメータの型
    によって決まる被選択電圧相の監視を不可能化し、従っ
    て時間軸信号を不必要な電圧相から前記電子レジスタへ
    提供するのを防ぐ請求項第30項記載の電子電力量計。
  32. (32)さらに、前記時間軸信号に応答して少なくとも
    1つの有効電圧相の存在を示す表示器手段を含む請求項
    第30項記載の電子電力量計。
  33. (33)多相配電線からの電気エネルギーを計量する型
    式の電子電力量計において、 (a)時間軸信号を提供するため電力線の電圧相の有効
    および無効の相電圧を監視する工程; (b)通常は、少なくとも1つの他の電圧相が有効であ
    るときには選択した有効電圧相の1つから時間軸信号を
    提供する工程; (c)前記選択した有効電圧相の1つが無効になるとき
    には所定の有効電圧相を選択して該所定の有効電圧相か
    ら時間軸信号を提供し、少なくとも1つの電圧相が有効
    である限り該時間軸信号を前記電子レジスタへ提供し続
    ける工程、からなることを特徴とする電子レジスタへ時
    間軸信号を提供する方法。
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