JPH031201Y2 - - Google Patents

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JPH031201Y2
JPH031201Y2 JP1985001590U JP159085U JPH031201Y2 JP H031201 Y2 JPH031201 Y2 JP H031201Y2 JP 1985001590 U JP1985001590 U JP 1985001590U JP 159085 U JP159085 U JP 159085U JP H031201 Y2 JPH031201 Y2 JP H031201Y2
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JP
Japan
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tool
motor drive
cutting blade
cutting
rotation shaft
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JP1985001590U
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JPS61118701U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、携帯用切削工具に関する。
従来の技術 ロータリーカツターやデイスクグラインダーと
して携帯用の切削工具が知られている。しかし、
従来のものは、モータ駆動部と切削刃の工具回転
軸とを複数段の減速ギヤーを介して接続してい
た。また、切削刃の回転伝達用のスラスト荷重を
駆動軸に伝達しないようにするため、平歯車の減
速係合を必要とするものであつた。
考案が解決しようとする問題点 そのため、構成部品が多く、組立てに手間がか
かるとともに、切削工具が大型化するものであつ
た。特に、モータ駆動軸と切削刃の工具回転軸と
が直交する携帯用工具では、平歯車と傘歯車とが
併存して、これらの軸受装置が必要となつてい
た。さらに、周知のようにこれらの切削工具は高
速回転しなければならないため、ギヤーの耐久性
が問題となつているとともに、騒音が発生して困
るものであつた。
また、実開昭58−4381号公報のように曲がり歯
傘歯車で回転伝達することも知られているが、部
品点数が多くて組立てにくく、また軽量化がはか
れずに騒音の低減もできないものであつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、モー
タ駆動軸に直角方向にロータリーカツターやデイ
スクグラインダーの切削刃を回転駆動して切削自
在とした携帯用切削工具において、モータ駆動部
と工具回転軸を枢支する工具回転枢支部とをL字
状の固定部材にそれぞれの中心軸線を直交させて
一体的に固着し、モータ駆動部と切削刃を回転自
在に枢支した上記工具回転軸とを一段減速のゼロ
ールのかさ歯車で回転伝達自在に直結するととも
に、工具回転軸側のゼロールのかさ歯車を硬質の
エンジニアリングプラスチツクス材で形成したこ
とを特徴とする携帯用切削工具を提供するにあ
る。
実施例 以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図以下は、本考案のロータリーカツターの
実施例である。ロータリーカツターの携帯用の切
削工具1は、第1図のようにABS樹脂のような
合成樹脂の長手方向に二つ割したケース2の筒状
の把持部3に1分間8000〜12000回位の高速回転
のマイクロモータのようなモータ駆動部4を装着
して、このモータ駆動部4のモータ駆動軸5の直
角方向に切削刃6の工具回転軸7を枢支し、モー
タ駆動軸5と工具回転軸7とをゼロールのかさ歯
車8,9を介して一段減速で直結して切削自在と
している。モータ駆動部4と工具回転軸7とは、
第1図、第2図のようにL字状に曲折した固定部
材10に一体的に固着している。モータ駆動部4
は、固定部材10の垂直状の縦材11に図面のよ
うに軸端部を嵌装してボルトのような固定具12
で固定し、工具回転軸7は固定部材10の水平状
の横材13に図のように嵌装してかしめ固着した
二重に軸受14を設けた工具回転軸枢支部15に
枢着し、モータ駆動軸5の端部に快削性鋼材製等
の小径のゼロールのかさ歯車8を、工具回転軸7
の端部にジユラコン(商品名)のようなポリアセ
タールの硬質のエンジニアリングプラスチツクス
材の大径のゼロールのかさ歯車9を取着して減速
比がほぼ3〜5分の1位の割合で回転伝達自在に
係合している。このようにモータ駆動部4と工具
回転軸7部とを一体的に固定した固定部材10の
横材13を、ケース2の内側に突設した溝状の挿
着部16に密接して挿着してケース2に簡単に固
定できるようにしている。上記したゼロールのか
さ歯車8,9は、かさ形状の歯車の歯形を所定の
曲率のわん曲状に形成しているもので、第4図に
示すように、捩れ角がなく、歯筋の曲がりRは歯
車の中心と直角で小歯車と大歯車がR面のピツチ
円で噛み合つて、Rの中心に最大の力がかかつて
推力が発生せず、噛み合い騒音が小さくて振動も
なく、高速回転伝達が行えるようにしているもの
である。そして、上記工具回転軸7の他端部に
は、第3図のように交互に対称状に目立てした円
板状の両面が切削可能な切削刃6を切刃締付台1
7と切刃締付板18とを介して皿ねじのような締
付具19で脱着可能に取着している。20は安全
用の固定部材固定ねじ、21は半円状の箱状の切
削刃カバーで、切削刃6を半開状態と前閉状態と
にできるようにしている。22は切削刃カバー2
1が半開時の係止具、23は底面カバー、24は
スイツチ、25は電源接続用コード、26,2
7,28は半割のケース締付取着部である。
作 用 しかして、上記切削工具を生姜の茎等の農作物
や果樹の小枝の切断に使用するにあつては、一段
の減速だけなので軽量小型で持ち運び易く、操作
がしやすいものである。そして、電源投入してモ
ータ駆動部を駆動すると、切削刃を1分間に3000
〜4000回の高速で回転駆動できて、切削能率の向
上がはかれ、かつモータ駆動部と切削刃の工具回
転軸とをゼロールのかさ歯車で回転伝達自在に係
合しているための、バツクラツシユがなく無潤滑
で過酷な高速回転にも耐えられ、従来のような多
数の軸受も削除できて構造も簡単化できるもので
ある。また、上記ゼロールのかさ歯車の工具回転
軸側をジユラコン(商品名)等のポリアセタール
のエンジニアリングプラスチツク材としているの
で、騒音も低減できて使用しやすいものである。
特に、本考案では、モータ駆動部と切削刃の工
具回転軸枢支部とをL字状の固定部材に一体的に
固着し、ケースに内設した溝部に挿着して固定す
るようにしているため、組立てがきわめて簡単に
でき、量産しやすいものである。
また、本考案では、切削刃に切削刃カバーを設
けて、半開、全閉状態としているため、使用時に
は半開の切削刃カバー自体が当て材となり、また
保管時には切削刃カバーを全閉として切削刃の保
護がはかれる利点もある。
さらに、切削刃を両面利用の目立てとしている
ため、一枚の切削刃で従来の2倍の切削が行える
ものである。
上記実施例では、モータ駆動用として交流モー
タを使用したが、直流モータも使用することがで
き、また切削刃としては、カツターに限らずにデ
イスクグラインダーについても同様に適用できる
ものである。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、L字状の固定
部材を用いることによつて、容易に歯車を正確な
直交状態に組立てられて回転伝達させることがで
き、高精度な製品を得られるとともに軽量化をは
かることができる。また、モータ駆動軸と切削刃
の工具回転軸との回転伝達をゼロールのかさ歯車
を用いて1段減速で行つているので、モータ駆動
側や工具回転軸側にスラスト荷重がかからずに構
成部品を削減できるとともに、騒音も低減でき、
耐久性よく高速回転することができる。さらに、
工具回転側のゼロールのかさ歯車に硬質のエンジ
ニアリングプラスチツクス材を用いたので、一層
の騒音の低減がはかれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部省略した側断
面図、第2図は同上の一部省略した縦半正断面
図、第3図は同上の切削刃カバーを半開状態とし
た底面図、第4図は同上に使用のゼロール歯車の
説明用図である。 1……切削工具、4……モータ駆動部、5……
モータ駆動軸、6……切削刃、7……工具回転
軸、8,9……かさ歯車、10……固定部材、1
5……工具回転軸枢支部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータ駆動軸に直角方向にロータリーカツター
    やデイスクグラインダーの切削刃を回転駆動して
    切削自在とした携帯用切削工具において、 モータ駆動部と工具回転軸を枢支する工具回転
    軸枢支部とをL字状の固定部材にそれぞれの中心
    軸線を直交させて一体的に固着し、 モータ駆動部と切削刃を回転自在に枢支した上
    記工具回転軸とを一段減速のゼロールのかさ歯車
    で回転伝達自在に直結するとともに、工具回転軸
    側のゼロールのかさ歯車を硬質のエンジニアリン
    グプラスチツクス材で形成したことを特徴とする
    携帯用切削工具。
JP1985001590U 1985-01-10 1985-01-10 Expired JPH031201Y2 (ja)

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JP1985001590U JPH031201Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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JP1985001590U JPH031201Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS61118701U JPS61118701U (ja) 1986-07-26
JPH031201Y2 true JPH031201Y2 (ja) 1991-01-16

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ID=30474475

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JP1985001590U Expired JPH031201Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6302393B2 (ja) * 2014-10-10 2018-03-28 ニシガキ工業株式会社 園芸用バリカン装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584381B2 (ja) * 1977-02-25 1983-01-26 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション 識別札装置

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JPS584381B2 (ja) * 1977-02-25 1983-01-26 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション 識別札装置

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JPS61118701U (ja) 1986-07-26

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