JP2520505Y2 - ルーター枝打機 - Google Patents
ルーター枝打機Info
- Publication number
- JP2520505Y2 JP2520505Y2 JP1989041471U JP4147189U JP2520505Y2 JP 2520505 Y2 JP2520505 Y2 JP 2520505Y2 JP 1989041471 U JP1989041471 U JP 1989041471U JP 4147189 U JP4147189 U JP 4147189U JP 2520505 Y2 JP2520505 Y2 JP 2520505Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- router
- pruning
- trunk
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、林木の枝打を行う機具に係るものであり、
詳しくは動力による枝打装置に関するものである。
詳しくは動力による枝打装置に関するものである。
従来、この種の枝打機としては、ガソリンエンジンを
動力源とした、回転鋸歯、油圧カッター、チェンソー刃
を利用するものが知られている。
動力源とした、回転鋸歯、油圧カッター、チェンソー刃
を利用するものが知られている。
枝打は、鋭利な刃物で幹に沿って、やや食い込む様に
滑かに切断することが理想とされている。
滑かに切断することが理想とされている。
前述の枝打機は、いずれも幹にやや食い込む様に切断
することが難かしく、又、強力な動力を要するため、動
力源には、ガソリンエンジンを使用しており、騒音も高
く、重量も重い。
することが難かしく、又、強力な動力を要するため、動
力源には、ガソリンエンジンを使用しており、騒音も高
く、重量も重い。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、枝
打が簡単な操作ででき、枝の切口が滑かで、しかも幹に
やや食い込む様な切削が可能な、小型、軽量な枝打機を
提供しようとするものである。
みてなされたものであり、その目的とするところは、枝
打が簡単な操作ででき、枝の切口が滑かで、しかも幹に
やや食い込む様な切削が可能な、小型、軽量な枝打機を
提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案における枝打装置
は、木工用の面取り等に使用されているルーター刃を利
用し、枝打を行うもので、ルーター刃を両端支持とし、
安全性を高め、切削方向を安定板で制御することによ
り、幹に適度に食い込む様な切削が可能である。又、直
径10mm程度の刃を回転させるため大きな動力を要せず、
電動モーターで駆動が可能であり、騒音も低く、小型、
軽量となる。
は、木工用の面取り等に使用されているルーター刃を利
用し、枝打を行うもので、ルーター刃を両端支持とし、
安全性を高め、切削方向を安定板で制御することによ
り、幹に適度に食い込む様な切削が可能である。又、直
径10mm程度の刃を回転させるため大きな動力を要せず、
電動モーターで駆動が可能であり、騒音も低く、小型、
軽量となる。
動力源である電動モーターからプーリー、ベルトを介
し、ベベルギァで回転軸方向を直角に変え、ルーター刃
を回転させ、枝を切断する。
し、ベベルギァで回転軸方向を直角に変え、ルーター刃
を回転させ、枝を切断する。
ルーター刃の回転振れと、曲げモーメントを小さくす
るため、刃を両端支持とする。
るため、刃を両端支持とする。
ルーター刃は、回転方向に移動する力が働くので、必
要以上幹に食い込まない様するため、幹と刃の間隔を保
つ安定板を設け、枝の切口高を調整する。
要以上幹に食い込まない様するため、幹と刃の間隔を保
つ安定板を設け、枝の切口高を調整する。
実施例について図面を参照して説明する。
第１図において、電動モーター（Ａ）は、例えばバッ
テリー（6V〜12V）で駆動させる。
テリー（6V〜12V）で駆動させる。
動力の伝達は、プーリー（１）からボルト（２）を介
し、プーリー（３）に伝え、ベベルギァ（４）で回転軸
方向を直角に変え、ルーター刃（Ｂ）を20,000/r.p.m程
度で回転させる。
し、プーリー（３）に伝え、ベベルギァ（４）で回転軸
方向を直角に変え、ルーター刃（Ｂ）を20,000/r.p.m程
度で回転させる。
ルーター刃は、直径10mm程度、刃長50mm程度で両端支
持とし、連結金具（６）で連結されている。ルーター刃
の片側は、刃を交換するため、ベアリングケース（５）
がスライド座金（７）で30mm程度移動できるものであ
る。
持とし、連結金具（６）で連結されている。ルーター刃
の片側は、刃を交換するため、ベアリングケース（５）
がスライド座金（７）で30mm程度移動できるものであ
る。
枝打の操作は、電動モーター（Ａ）部分を握り、ルー
ター刃（Ｂ）を枝に押しつけ切断する。このとき安定板
（Ｄ）を幹に密着させ、幹と本体のなす角度を変えなが
ら枝の切口の高さを調整し切断する。（第２図参照） 〔考案の効果〕 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
ター刃（Ｂ）を枝に押しつけ切断する。このとき安定板
（Ｄ）を幹に密着させ、幹と本体のなす角度を変えなが
ら枝の切口の高さを調整し切断する。（第２図参照） 〔考案の効果〕 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
請求項１の枝打装置は、ルーター刃を両端支持するこ
とにより、刃の回転振れを少くし、刃の軸端にかかる曲
げモーメントを小さくすることができ、安定かつ安全に
枝打ちができる。
とにより、刃の回転振れを少くし、刃の軸端にかかる曲
げモーメントを小さくすることができ、安定かつ安全に
枝打ちができる。
請求項２のルーター刃の切削方向と深さを制御するた
めの安定板は、高速回転する刃の切削反発力をおさえ適
度に枝の切口高を調整することができる。
めの安定板は、高速回転する刃の切削反発力をおさえ適
度に枝の切口高を調整することができる。
第１図は本考案の平面図 第２図は本考案の使用状態を表す図面 第３図は本考案の斜視図 第４図は本考案の平面図 第５図は（イ）部左側面図 第６図は（ロ）部右側面図 （８）はベアリング、（９）は軸止め具 （10）はピニオンギア、（11）はタイミングベルト Ａは電動モーター、Ｂはルーター刃 Ｃはフレーム、Ｄは安定板、（１）はプーリー （２）はベルト、（３）はプーリー、（４）はベベルギ
アケース、（５）はベアリングケース、（６）は連結金
具、（７）はスライド座金
アケース、（５）はベアリングケース、（６）は連結金
具、（７）はスライド座金
Claims (2)
- 【請求項１】電動モーター（Ａ）を動力源とし、木工用
ルーター刃（Ｂ）を高速回転させ、林木の枝打ちを行う
装置においてルーター刃（Ｂ）の回転振れを少くするた
めと、曲げモーメントを小さくするため、刃の両端を連
結金具（６）で連結し、ベベルギアケース（４）及びベ
アリングケース（５）で保持することを特徴とするルー
ター枝打機。 - 【請求項２】ルーター刃（Ｂ）の切削方向を安定させる
ためと、枝の切口高を調整するため、林木の幹と接しな
がら滑らすことのできる金属製の安定板（Ｄ）をルータ
ー刃（Ｂ）と電動モーター（Ａ）の間にルーター刃
（Ｂ）と平行に、かつフレーム（Ｃ）が幹に面する底部
より突出させた位置に設置することを特徴とするルータ
ー枝打機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989041471U JP2520505Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ルーター枝打機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989041471U JP2520505Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ルーター枝打機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02134839U JPH02134839U (ja) | 1990-11-08 |
| JP2520505Y2 true JP2520505Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31552167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989041471U Expired - Lifetime JP2520505Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ルーター枝打機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520505Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5789450U (ja) * | 1980-11-20 | 1982-06-02 | ||
| JPS6038561U (ja) * | 1983-08-23 | 1985-03-16 | 株式会社 アキラ商会 | 電動枝打ち機 |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1989041471U patent/JP2520505Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02134839U (ja) | 1990-11-08 |
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