JPH03120031A - 柔軟な支持体と支持体上に適用され且つ支持体に結合したポリマー層とからなる平担な繊維物品及びその製造方法 - Google Patents

柔軟な支持体と支持体上に適用され且つ支持体に結合したポリマー層とからなる平担な繊維物品及びその製造方法

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JPH03120031A
JPH03120031A JP2246396A JP24639690A JPH03120031A JP H03120031 A JPH03120031 A JP H03120031A JP 2246396 A JP2246396 A JP 2246396A JP 24639690 A JP24639690 A JP 24639690A JP H03120031 A JPH03120031 A JP H03120031A
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    • B29B15/00Pretreatment of the material to be shaped, not covered by groups B29B7/00 - B29B13/00
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J5/04Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱及び圧力を用いる成型体の製造用の中間製品
として用いる平坦な繊維物品に関し、上記平坦な物品は
、成型体を強化するのに用いる柔軟で且つ平坦な支持体
と、支持体上に適用され且つ支持体に結合したポリマー
層とからなる。
また、本発明は上記平坦な繊維物品を製造する方法に関
する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]平坦な
物品とは3方向の長さうちの少なくとも1つが他の2つ
のいずれかよりも極めて短い物品をいう。
上記タイプの平坦な繊維物品に関する記載は、例えば、
雑誌r Chemiefasern−Textilin
dustrie(Industrie−Textili
en) J  (1989年778月、頁T188及び
頁T189)中に見出される。
しかしながら、上記知られた平坦な繊維物品は以下の欠
点を有する。
支持体上にポリマーを塗布するには、一般には、初めに
ポリマーを溶媒中に溶解し、次に支持体を上記ポリマー
溶液に含浸させる。しかし、多くの理由から溶媒の使用
は推奨されない(なぜなら、例えば、それらの毒性、そ
れらの環境に対する影響、それらの回収等の理由による
)。
また、熱及び圧力による平坦な物品の知られた加工、例
えば、加熱した二次成形器具中で深絞り成形することに
よる加工は、比較的長い時間を必要とし、その結果、高
いエネルギー(熱)動力を要する。
本発明は以下の課題、すなわち上記のタイプの平坦な繊
維物品の専門家により処理されるべき課題に基(; すなわち、ポリマー層を支持体上に適用するために溶媒
を用いることを要しないで製造することができ、そして 短時間にて熱及び圧力を用いて成型できるという課題に
基づく。
この課題は、本発明、−層正確には、熱及び圧力を使用
して成型物品を製造するための中間製品として用いる平
坦な繊維物品に関する本発明により解決される。すなわ
ち、上記平坦な成型物品は、 成型体用の強化材として働く柔軟且つ平坦な繊維支持体
及び、 上記支持体上に適用(塗布)されてそしてそれに結合し
たポリマー層からなり、そして、ポリマーが紡糸可能な
ポリマーであり、ポリマーが直径0.5〜30μmを有
する繊維及び/またはフィラメント状であり、 繊維及び/またはフィラメントが、少なくとも一つのダ
イアプローチを含む紡糸口金にて溶融可紡性ポリマーの
吹込み紡糸(blow−spinning)によって得
られ、そしてダイアプローチのポリマー出口と支持体と
の距離を少なくとも10mmにして、直接、支持体上に
押出され、 ポリマー繊維及び/またはフィラメントの層が支持体に
結合され、I)IN規格54310に従って1JllI
定した分離力が少なくとも3 cN/cmであることを
特徴とする。
本発明は以下の利点をもたらす: ■本発明に従う平坦な繊維物品の製造の際、支持体上に
ポリマー層を塗布するのに溶媒を使用する必要がない ■本発明に従う平坦な繊維物品を成型体に変換するのに
わずかな時間で足り、その結果として低い熱エネルギー
動力で足りる ■本発明に従う平坦な物品は、柔軟で、曲げやすく、巻
取り可能であり、それゆえ、取扱いが容易である ■知られた平坦な物品の製造と比較して、支持体がポリ
マー溶液で含浸される際に、本発明に従う平坦な物品の
製造は、含浸溶媒の蒸発の工程の減少をもたらし、そし
て本発明に従えば、ポリマー材料が支持体に到達したと
きに固形状態(繊維及び/またはフィラメント状)のポ
リマー材料が実際に得られる ■知られた平坦な物品に比べて、支持体がポリマー溶液
で含浸されて製造される際に、本発明に従λば、 a)支持体に対するポリマー層の重量比を自由に選択す
ること(従って、支持体上に望むだけの量のポリマーを
塗布することが可能である)ができ、 b)ポリマー物質を支持体上に種々に分散することがで
き、従って、本発明に従えば、平坦な物品から異なる肉
厚を有する成型体を得ることができる。
本発明に従う平坦な繊維物品は以下の工程を含む方法に
より製造される; 繊維及び/またはフィラメントを、少なくとも一つのダ
イアプローチを含む紡糸口金で、溶融可紡性ポリマーを
吹き込み紡糸する技術を用いて製造する工程、及び それらを柔軟且つ平坦な繊維支持体上に直接押し出し、
その際、ダイアプローチのポリマー出口と支持体との距
離を少なくとも10mmにし、DIN規格54310に
従い測定して少なくとも3cN/cmの分離力により支
持体に結合した繊維及び/またはフィラメント層を得る
工程。
溶融可紡性ポリマーを吹込み紡糸する技術に従う繊維及
び/またはフィラメントを製造する方法は、西独特許出
願第1.900.265号及び第1.964、060号
並びに文献「微細繊維化したウェブの製造用の溶融吹込
み方法の開発及び商業化」(”Formed Fabr
ics Industry” 1974年、12月、頁
39〜50に発表)に記載されている。
溶融紡糸可能なポリマーを吹き込み紡糸する技術に従っ
て?M維及び/またはフィラメントを製造するこれらの
方法において用いられるこれらの紡糸口金の一つは、例
えば、西独特許出願第2,550.463号に記載され
ている。
溶融紡糸することができる任意のポリマーは本発明のた
めに可紡性ポリマーとして用い得る。これらのうち特に
好適なものは、例えば、ナイロン6、ナイロン66また
はナイロン610のような全脂肪族ポリアミド、例えば
、イソフタル及び/またはテレフタル酸とへキサメチレ
ンジアミンまたはアルキルペンタメチレンジアミンとか
ら得られるコポリマーのようなアルキル芳香族ポリアミ
ド(または半芳香族ポリアミド):例えば、ポリエチレ
ンテレフタレートまたはポリ−1,4−ブタンジオール
テレフタレートのようなポリアルキレンテレフタレート
型のアルキル芳香族ポリエステル;例えば、高及び低密
度ポリエチレン、ポリプロピレン及びエチレン−プロピ
レンコポリマーのようなポリオレフィン;例えば、サー
モトロピック全芳香族ポリエステル、サーモトロピック
アルキル芳香族ポリエステル、サーモトロピック全芳香
族ポリエステルアミド、サーモトロピックアルキル芳香
族ポリエステルアミド、芳香族カーボネートポリエステ
ル、及びこれらのポリマーの、昆合物のようなそれらの
構造中にポリエステル鎖序列を含むサーモトロピックポ
リマーが挙げられる。
本発明に従う平坦な繊維物品が、特に自動車用部品、例
えば、バンパーに転換されるとき、用いる可紡性ポリマ
ーは構造中にポリエステル鎖の秩序を含むサーモトロピ
ックポリマーが好ましい。
本発明のためのサーモトロピックポリマーの使用は本発
明の好ましい尺度になる。なぜなら、平坦な繊維物品に
変換した後、サーモトロピックポリマ一部分の配向した
構造のために、成型体は非サーモトロピックポリマーか
ら生じる平坦な繊維物品から得られるものと比較して改
善された特性を有するものを得ることが出来るからであ
る。この状況において、サーモトロピックポリマーは、
一般に平坦な繊維物品を製造する既知の方法に対して簡
単に役に立たないことを知るべきである。
それは斯かる既知の方法は、溶媒ルート(サーモトロピ
ックポリマーとともに用いることができる溶媒は取り扱
いが困難である)を介して支持体を含浸する前記の技術
に加え、ポリマーフィルムを支持体上にカレンダー印刷
すること(サーモトロピックポリマーはこの技術に対し
て有害な異方性の特性を示す)またはポリマー粉末を支
持体上に静電噴霧した後にポリマーを溶融してそして全
体をプレスすること(サーモトロピックポリマーは配向
構造であるので、通常、粉末状では利用されない)から
なるからである。
本発明を利用する一層好ましい方法に従えば、用いるサ
ーモトロピックポリマーは全芳香族ポリエステル、全芳
香族ポリエステルアミド及びこれらのポリマーの混合物
である。
サーモトロピックである全芳香族ポリエステルは、すな
わち、異方性溶融体を形成することが可能なものであり
、例えば、米国特許第3.991.013号、第3.9
91.014号、第4.066.620号、4.075
.262号、4.118,372号、4,130、54
5号、4.161.470号、4,181.792号、
4.188.476号、4,219,461号、4゜2
24.433号、4.230.817号及び4.346
208号、及び欧州特許出願筒0.191,705号及
びフランス特許出願第2.617.851号に記載され
ており、これらの特許出願の物質を援用して本文に記載
の一部とする。
サーモトロピックである全芳香族ポリエステルアミドは
、例えば、米国特許第4.272.625号、生330
.457号、4.339.375号及び4゜355、1
32号及び欧州特許出願0.272.992号及びフラ
ンス特許出願第2゜617.851号、2゜617.8
52号及び2,617.853号に記載されており、こ
れらの特許及び特許出願中に記載されている物質をまた
援用して本文の記載とする。
本発明で利用するのに選ばれるサーモトロピックポリマ
ーは、上記の一般的なまたは好ましいグループに属し、
それらは、200℃〜350℃の範囲、好ましくは26
0℃〜330℃の範囲にある流れ温度を有し、そして少
なくとも0.5 dlg−’そして好ましくは1.0〜
4.0 dlg−’の範囲にある固有粘度を有する。”
流れ温度”はチップ型のポリマー試料または切断した繊
維の端部が丸くなり始める温度を意味する。この温度は
、適当な温度上昇率、一般には、10℃〜20℃/分程
度においてスライドカバー上の試料を目視観察すること
により決定される。かかる観察は商標Thermopa
nの下で取引界で知られている加熱ステージ装着顕微鏡
により行われる。固有粘度は100cm’のパラクロロ
フェノール/l、2−ジクロロエタン混合溶媒(容量比
50150)当たり0.5gのポリマーを含む25℃の
溶液に関して測定すると説明されよう。
本発明で使用するのに極めて好ましいサーモトロピック
全芳香族ポリエステル及びポリエステルアミドは欧州特
許出願0.191.705号及び0,272、992号
中に記載されている。これらのポリエステル及びポリエ
ステルアミドは以下の特徴を有する; ・それらは下記式の繰り返し単位(1)、(II)(I
II)及び(IV )を含み、単位(II)の存在は任
意であり、 式(I)は次の構造を示す; (式中、R1はメチル若しくはエチル基または塩素また
は臭素原子を示し、単位(I)は互いに同一または異な
ってもよい) 単位(II)は次の構造を示す; 式(III )は次の構造を示す; 式([V )は次の構造を示す (式中、記号Aは酸素原子またはNH基を示す)・単位
(11)+(rll)の合計に対する単位(I)のモル
比は0.95〜1.05の範囲内にある。
・単位(II)+(Ill)混合物中の単位(II)の
量は0〜70モル%の範囲内にあり、(■)+(III
)混合物に対する単位(III)のモル比は100〜3
0モル%の範囲内にあり、 ・単位(IV)の量は単位(I)の量に対して表わして
、Aが酸素の場合には10〜300モル%の範囲内にあ
り、AがNHの場合には5〜100モル%の範囲内にあ
る。
さらに−層好ましい方法に従えば、本発明に用いること
ができるサーモトロピック全芳香族ポリエステルおよび
ポリエステルアミドは上記に定義したような構造を有し
、(II)+(In)混合物中の単位(n)の量は20
〜60モル%の範囲内にあり、そして同じ基準に対して
単位(ffl)の量は80〜40モル%の範囲内にあり
、 ・単位(IV)の量は単位(I)の量に対して表わして
、Aが酸素の場合には30〜200モル%の範囲内にあ
り、AがNH基の場合には10〜60モル%の範囲内に
ある。
この−層特に好ましい方法に対応する芳香族ポリエステ
ル及びポリエステルアミドにおいて、適当なものは単位
(I)が、置換基りがメチル基または塩素原子を示すも
のと同一構造を表わすポリマーである。
前記のきわめて好ましいサーモトロピック全芳香族ポリ
エステル及びポリエステルアミドは、さらに、構造中に
エステル及びアミド官能基(ジオキシ単位及び/または
ジカルボニル単位及び/または混合オキシ/カルボニル
または第2級アミノ/カルボニル単位)を生じる芳香族
単位をさらに含み得るポリマーもまた含む。斯かる官能
基は(I)、(II)、(III)及び(IV)単位の
構造以外の構造を有し、これらの付随的な単位の全量は
単位(I)の量に対して10モル%を超えない。これら
の付随的な単位を以下に掲げるが、それらに限定されな
い: &(J/*f″°1・    8゜ 3 (式中、R2及びR3は、同一または異なってもよく、
R,に関する上記定義の通りであり、単位(工”)は互
いに同一でも異なってもよい)及び/または 及び/または (IV’) (式中、記号Aは単位(IV )との関連で上記の意味
を有する) 本発明で使用するのに一層特に好ましいの別のタイプの
サーモトロピック全芳香族ポリエステルおよびポリアミ
ドは米国特許筒4.161.470号及び4.330.
457号に記載されており、以下の特徴を有する: ポリエステルに関して。
・それらは式(V)及び(Vl)の繰り返し単位をを含
み: 式(V)は次の構造を示し: (VU)は次の構造を示し: 式(VT)は次の構造を示し、 −oc % co − (IX)は次の構造を示す ・単位(V) + (Vl)の混合物中の単位(V)の
量は10〜90モル%の範囲にあり、単位(vr)の量
は同じ基準に対して90〜10モル%の範囲にある; ポリエステルアミドに関して、 ・それらは下記(■)、(■)及び(IX)の繰り返し
単位を含み、 (■)+(■)+(IX)の混合物中、単位(■)の量
は10〜90モル%の範囲にあり、単位(■)の量は同
じ基準に対して5〜45モル%の範囲にあり、単位([
X)の量は同じ基準に対して5〜45モル%に範囲にあ
る。
きわめて好ましいポリマーのこのほかのグループに属す
る全芳香族ポリエステル及びポリエステルアミドとして
、好適なものは登録商標VectraのA900 (ポ
リエステル)またはB2O2(ポリエステルアミド)の
下で、Celanese社により販売されているポリマ
ーである。
本発明に従えば、柔軟且つ平な繊維支持体は、織物、編
物または不織布からなる。本発明に従えば、例えば、支
持体として次のものを使用し得る; ・ガラスフィラメントを基質にした加工糸の織物及び/
または全芳香族ポリアミドまたはポリ(イミドアミド)
繊維を基質にした糸、 ・ポリエステル繊維を基質にした糸の編物及び/または
ポリエステルフィラメントを基質にした加工糸の編物、
または、 ・ポリアミド及び/若しくはポリエステルの繊維並びに
/またはフィラメントの不織布。
本発明に従う平坦な物品は、熱または圧力を用いて以下
のような種々の成型体に転換し得る。
・空間的配置を有し、特に、自動車、航空機及び建築の
分野において軽量構造を目的とする架橋材料(繊維で格
子状に強化した複合材料)、・自動車の構造用のバンパ
ー及び本体部品。
本発明に従う平坦な繊維物品は熱及び圧力を用いて成型
体に独立に変換し得る。しかしながら、成型体の高度の
強化(支持体によって)を得ることが望まれるときまた
はそれを欠くことが出来ないときは、本発明に従い、多
くの平坦な物品を互いにその上に置いたり若しくは重ね
たりまたは造形することができる。
以下の実施例により本発明をより詳細に説明するが、本
発明はそれらに限定されるものではない。
[実施例] 欧州特許出願筒0.191.705号に記載されたタイ
プの全芳香族コポリエステルを調製する。
以下の反応物を、反応器ジャケット中を循環する熱媒液
により加熱し且つ蒸留及び不活性ガスによるパージ用の
装置を装着した、75ρの撹拌重縮合反応器中に導入し
た。
(1)メチルヒドロキノンジアセチ−トコ1456g、
モル比(1) /(2) + (3) = 1(2)テ
レフタル酸:581g (2)+(3)の混合物中50モル%、(3)4.4’
 −ジカルボキシジフェニルエーテル:903g、(2
)+(3)の混合物中50モル%(4)パラ−アセトキ
シ安息香酸ニア56g。
(1)に対して60モル%。
反応器を窒素で充填し、ついで260℃に調節された熱
媒液で2時間20分間加熱した。蒸留した酢酸の容量は
890cm’(すなわち理論値の85%である)である
。その後、熱媒液の温度は、60分間で、同じ時間に1
度って圧力が1010×102Pa〜0.39X 10
” Paに下がりながら300℃に徐々に上昇する。酢
酸の蒸留が終了したときに、温度は300℃に、圧力は
0.39X102のままに39分間維持されている。補
数された酢酸の全容量は1040cm’である(すなわ
ち理論値の100%である)。
得られるポリマーの外観は、灰色であり、繊維状である
。それは2.07 dlg−’の固有粘度を有する。流
れ温度は290℃である。異方性域は290℃〜350
℃以上に渡る。
2 、       に  う  1の  1得られる
サーモトロピックコポリエステルは300℃にて溶融し
て、メルトブロー紡糸方法に従って、西独特許第2.5
50.463号に記載されたのと同様の紡糸口金によっ
て5〜6μmの平均直径の繊維及びフィラメントに転換
される。紡糸口金は円形のダイアプローチを含み、紡糸
は下方に垂直に引き起こされる、ダイアプローチの直径
は0、4 mmであり、紡糸口金の運転条件は次の通り
である;溶融温度:330℃、材料の流量、 0.18
kg/時間である。
用いる支持体は、ガラスフィラメントを基質にした糸の
柔軟且つ平坦な織物からなる。この織物はサージタイプ
であり、50 g/m”の単位面積当たりの重量を有す
る。それは参照番号108の下でPorcher社によ
り販売されており、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン(ユニオン・カーバイトのシランAl100)によ
る処理を受けている。上記支持体を紡糸口金の下の調製
テーブル上に置く。支持体は長さ700mm、幅700
mmであり、紡糸軸に対して垂直に配置され、ダイアプ
ローチのポリマー出口と支持体との間の距離は10mm
である。10mmのこの距離において、紡糸口金は支持
体上で丸いスポットを形成し、すなわち、直径15mm
を有する繊維及びフィラメントの円形のかたまりである
。支持体を繊維及びフィラメントで完全に覆うために、
調製テーブルをX軸及びY軸に沿って相当する速度で動
かす。かくして、160 g/m2の繊維及びフィラメ
ントが支持体上に堆積される。
この繊維またはフィラメントは支持体にしっかりと結合
して、分離力はDIN規格54310に従って5cN/
cmである。
こうして得られた平坦な物品は、 ・ガラスフィラメントを基質にした糸の柔軟且つ平坦な
織物の形態を有する支持体と、 ・上記支持体上に堆積し且つ支持体にしっかりと結合し
た直径5〜6μmの繊維及びフィラメントの1.3 m
mの層とからなり、 柔軟で、曲げやすく且つ巻き取り可能である。
ついで上記平坦な物品を12の正方形(15cmX15
cm)に切り出して、それらを型中で積み重ね、そして
その全体を300℃に加熱したオーブン中の不活性雰囲
気下に30分間装(。この時間後、前加熱されたその積
み重ねが入った型を、すぐに以下の条件の下、プレスの
プラテンの間に置(; プレスプラテンの温度:100℃、 圧カニ35X10BPa、 プレス時間;1分30秒。
ついで以下の特性を、30重量%のガラス織物を含む得
られた積層物品に関して測定する:・密度: 1.65
g/cm3(N F規格T51063に従う)・屈曲特
性(NF規格T51001に従う):曲げ強さ:   
 250 MPa 曲げ弾性率:16000MPa ・引張り特性(NF規格T51034に従う):引張り
強さ:    160MPa 引張り弾性率:13000MPa ・1.82MPaの荷重撓み温度(NF規格T5100
5に従う):275℃ 匠l: 230℃にて2.16 kgの負荷の下で35g/10
分のメルトインデックス、0.902g/cm”  (
23℃)の密度及び165℃〜170℃に融点範囲を有
するポリプロブレンを溶融し、この溶融したポリプロピ
レンを、メルトブロー紡糸方法に従い、西独特許筒2.
550.463号に記載されたのと同様の紡糸口金によ
って2〜3μmの平均直径の繊維及びフィラメントに転
換する。紡糸口金は円形のダイアプローチを有し、紡糸
は下方に垂直に起こる、ダイアプローチの直径は0.4
mmであり、紡糸口金の運転条件は次の通りである:溶
融温度;330℃及び原料流量;O,15kg/時間。
用いる支持体はガラスフィラメントを基質にする糸の柔
軟且つ平坦な織物からなる。この織物はサージ型であり
且つ単位面積当たり50 g/m”の重量を有しており
、識別番号108の下でPorcher社により販売さ
れており、そしてアーアミノブロビルトリエトキシシラ
ン(ユニオンカーバイト社のシランAl100)による
処理を受けている。
上記支持体を紡糸口金の下の調製机上に置き、支持体は
長さ700mm、幅700mmであり、紡糸軸に対して
垂直に配置されており、ダイアプローチのポリマー出口
と支持体との距離は180mmである。この18(1m
mの距離にて、紡糸口金は支持体上に丸いスポット、す
なわち直径30mmを有する円形のかたまりを形成する
。支持体を繊維またはフィラメントで完全に覆うために
は、調製テーブルをX軸及びY軸に添った相当する速度
で移動する。かくして、160 g/m”の繊維及びフ
ィラメントが支持体上に堆積される。
この繊維及びフィラメント物質は支持体上にしっかりと
結合しており、分離力はDIN規格5431Oに従い、
実際に、5cN/cmである。
こうして得られた平坦な物品は、 ・ガラスフィラメントを基質にする糸の柔軟且つ平坦な
織物の形態を有する支持体、 ・該支持体上に厚さ1.6 mmに堆積し且つ支持体上
にしっかりと結合した直径2〜3μmの繊維の層からな
り、柔軟、可撓且つ巻き取り可能である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱及び圧力を用いた成型物品を製造するための中
    間体として用いられる平坦な繊維物品であって、 上記平坦な物品が、 成型体の強化として働く柔軟且つ平坦な支持体と、 上記支持体上に適用され且つ上記支持体に結合したポリ
    マー層とからなり、そして、 上記ポリマーが可紡性のポリマーであり、 上記ポリマーが直径0.5〜30μmを有する繊維及び
    /またはフィラメント状であり、該繊維及び/またはフ
    ィラメントが、少なくと一つのダイアプローチを含む紡
    糸口金により溶融可紡性ポリマーの吹き込み紡糸方法に
    より得られ、且つ支持体上に直接押し出され、該ダイア
    プローチのポリマー出口と支持体との距離が少なくとも
    10mmであり、 ポリマー繊維及び/またはフィラメントの層が支持体に
    結合しており、DIN規格54310に従い測定される
    分離力が少なくとも3cN/cmであることを特徴とす
    る上記物品。
  2. (2)可防性ポリマーが全脂肪族ポリアミド、アルキル
    芳香族ポリエステルまたはポリオレフィンである請求項
    1の平坦な繊維物品。
  3. (3)ポリアミドがナイロン66であり、ポリエステル
    がポリアルキレンテレフタレートであり、ポリオレフィ
    ンがポリプロピレンである請求項2の平坦な物品。
  4. (4)可紡性ポリマーが、構造中にポリエステル鎖の序
    列を含むサーモトロピックポリマーである請求項1の平
    坦な物品。
  5. (5)サーモトロピックポリマーが、サーモトロピック
    全芳香族ポリエステルまたはサーモトロピック全芳香族
    ポリエステルアミドである請求項4の物品。
  6. (6)サーモトロピックポリマーが、200℃〜350
    ℃の範囲にある流れ温度及び少なくとも0.5dl/g
    の固有粘度を有する請求項4または5の物品。
  7. (7)柔軟且つ平坦な繊維状支持体が織物、編物または
    不織布からなる請求項1〜6のいずれか一項の平坦な物
    品。
  8. (8)織物及び編物が、フィラメントを基質にする糸、
    繊維を基質にする加工糸またはフィラメント及び繊維を
    基質にする糸からなり、そして、不織布が繊維及び/ま
    たはフィラメントからなる請求項7の物品。
  9. (9)繊維及び/またはフィラメントを、少なくとも一
    つのダイアプローチを含む紡糸口金によって溶融可紡性
    ポリマーのブロー紡糸技術を用いて製造する工程と、 ダイアプローチのポリマー出口と支持体との距離を少な
    くとも10mmにして、繊維及びフィラメントを柔軟且
    つ平坦な繊維支持体上に直接押し出して、DIN規格5
    4310に従い測定して少なくとも3cN/cmの分離
    力で支持体に結合した繊維及びフィラメント層を得る工
    程と、 を連続的に組み合わせることを特徴とする請求項1〜8
    項の物品の製造方法。
JP2246396A 1989-09-25 1990-09-18 柔軟な支持体と支持体上に適用され且つ支持体に結合したポリマー層とからなる平担な繊維物品及びその製造方法 Granted JPH03120031A (ja)

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FR89/12725 1989-09-25

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JPH0587363B2 JPH0587363B2 (ja) 1993-12-16

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FR2652362B1 (fr) 1992-02-21
FR2652362A1 (fr) 1991-03-29
BR9004774A (pt) 1991-09-10

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