JPH03119962A - フラクトース甘味チユーインガム組成物およびその製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １、本発明の利用分野 本発明は、強化されたフレーバー　フレーバーおよび甘
味知覚の速度増加、フレーバーおよび甘味のより長い持
続性およびより良好な先立ち甘味を有する無水チューイ
ンガム組成物に関するものである。さらに具体的には本
発明は、ガムベース、６０メツシュのふるいを通過しう
る粒子サイズを有する粉末化フラクトースを含有する増
量甘味剤およびフレーバー剤を含有するチューインガム
組成物に関するものである。フラクトース甘味チューイ
ンガム組成物は広く様様なチューインガム製品に利用す
ることができる。また本発明は、使用しうるこれらのフ
ラグドース甘味組成物およびチューインガム製品の製法
に関する。

２、従来技術の説明 フラクトースシロップ（高フラクトースコーンシロツプ
）は、スクロース溶液の水素添加で転化糖を製造するか
またはデキストロースを異性化酵素またはアルカリで処
理して製造することができる。このような製法は、通常
、乾燥固体基準（ｄ、ｓ、ｂ、）で約５０％より少ない
フラクトースを含有するシロップを提供する。別の製法
は、フラクトースのシロップ中の濃度を約９０％ｄ、ｓ
、ｂ、にまで増加させることおよびフラクトースを結晶
の形状で製造することが知られている。

フラクトースは、砂糖（スクロース）の約１３２％の甘
味強度を有することが知られている最も糖度の高い糖増
量刑の一種である。フラクトースは、よく知られたフレ
ーバー強化剤であり、チューインガム中で増量甘味剤と
して使用されるとき、他の増量剤を使用している同様な
組成物に比べると、よりさっばりした、より心地よい味
および口当り、先立つ甘味、柔らかい用明テクスチャー
およびフレーバーの改良された速度および甘味の持続が
得られる。フラクトースの甘味強度は、スクロース甘味
組成物のそれと等しいがより少量の増量甘味剤を含有す
るそしてそれゆえによりカロリーの少ない可食性組成物
を調製する手段を提供する。

フラクトースは、軟釈剤であり水性柔軟剤と組み合わせ
て使用すると、一般に貯蔵条件で周囲の湿気を吸収する
可食性組成物になる。従って、フラクトース甘味製品は
、湿気による変質の問題を生じる傾向があり、柔化して
包装紙に付着する傾向がある。結晶形態のフラクトース
は、チューインガムに増量甘味剤として使用される時ざ
らざらした口当りを与える。

Ｃｈｅｒｋｕｒｉ他によるＷａｒｎａｒ−Ｌａｍｂｅｒ
ｔ社の米国特許第４，５８１，２３４号は、湿気吸収へ
耐性を有する無水のチューインガム組成物を開示してい
る。

これらの無水ガムは、軟質のポリビニールアセテ−ト（
ＰＶＡ）エラストマーを含有するガムベースを使用して
いる。

Ｃｈｓｒｋｕｒｉ他によるＷａｒｎｅｒ−Ｌａｍｂｅｒ
　を社の米国特許出願番号第９３９，９１８号は強化さ
れた親水性を有するガムベースを含有する軟質ポリビニ
ールアセテートが強化甘味剤約０．６０％までおよび増
量甘味剤約４０％までと組み合わせて約５０％より多い
量で使用される低カロリーのチューインガムを開示して
いる。ガムベースは、主ｉｔで使用されてガムのカロリ
ー含量を低下させる強化甘味剤により、増量甘味剤の濃
度を慣用的な濃度から製品における甘味を損なわないで
下げることができる。

Ｐｅｒｆｅｔｔｉ他によるＧｕｍ　Ｂａ５ｅ　Ｃｏ、、
　　ＳＰＡ　社の米国特許番号第４．６９８．２２３号
は、ガムベース９２％〜９９％、グリセロール４％まで
およびフレーバー剤３％までを含有するノーカロリーの
チューインガム組成物を開示している。ガムベースは、
エラストマー８％〜１５％、水素添加または部分水素添
加動物油または植物油１０％〜３０％、不活性な鉱物充
填剤１０％〜３９％、ポリビニールアセテート８％〜２
５％、脂肪酸グリセリド４％〜９％、樹脂１５％〜２５
％、天然ガム２％〜６％、ワックス４％〜１２％および
酸化防止剤０．０５までを含有している。

Ｃｈｅｒｕｋｕｒｉ他によるＬｉｆｅ　５ａｖｅｒｓ社
の米国特許番号第４．２７１，１９９号は、フラクトー
スシロップおよびスクロースの混合物である液体および
固体の甘味剤のプレミックスして再結晶した組み合わせ
物を含有する砂糖−含有チューインガムを開示している
。

Ｃｈｅｒｕｋｕｒ　ｉ他によるＬｉｆｅ　５ａｖｅｒｓ
社の米国特許番号第４，２７１，１９８号は、ガムベー
ス、増量甘味剤および高フラクトースコーンシロツプで
ある液体加湿剤の約５Ｉｉ量％〜約２５重量％を含有す
るチューインガムを開示している。

Ｃｈｅｒｕｋｕｒ　ｉ他によるＮａｂｉｓｃｏ　Ｂｒａ
ｎｄｓ社の米国特許第４．４０９．２４４号は、ガムベ
ース、砂糖および希釈剤としての純フラクトースシロツ
プの重量で約８％〜約３０％を含有するチューインガム
を開示している。

Ｂａｔｔｅｒｍａｎ他によるＡ、Ｅ、　５ｔａｌｅｙ製
造会社の製造時許第４，６７６．９９１号は、本質的に
フラクトースとスクロースの混合物からなる甘味剤組成
物ベースのモノサッカライドおよびジサッカライドを開
示している。

Ｎｉｅｋａｍｐ他によるＡ、Ｅ、　５Ｌａｌｅｙ製造会
社の米国特許第４，６３４，４７２号は、フラクトース
含量を強化したシロップは、初期のフラクトースシロツ
プのフラクトース含量より少なくとも１．１倍より多い
強化フラクトースシロツプを製造するための結晶化方法
を開示している。

Ｒｅａｍ他によるＷｍ、　　Ｗｒｉｇｌｅｙ　Ｊｒ、会
社の米国特許第４，１５１，２７０号は、ガムベース、
甘味剤、フレーバー剤および唾液の分泌を促進する少な
くとも有機酸の３％およびフラクトースの少なくとも１
０％の混合物からなる唾液刺激チューインガム組成物を
開示している。

従って様々なフラクトース甘味チューインガム組成物は
、スクロース甘味チューインガムに比べて改良された甘
味およびフレーバー強度を有することが知られている。

しかしながら、よりさっばりした、より心地よい味およ
び口当り、先立つ甘味、柔らかい咀嘔テクスチャーおよ
びフレーバーの改良された速度および甘味持続を有する
ガムを提供する唯一の増量甘味剤としてフラクトースを
使用するガム組成物の要求が今なおあるのである。本発
明は、慣用のフラクトース甘味組成物に伴う不利益なし
に改良された感覚受容性を有する改良されたフラクトー
ス甘味ガム組成物を提供するものである。

〔本発明の詳細な説明〕

本発明は、チューインガム組成物の重量に対するパーセ
ントで（ａ）約５５重量％までの量で存在するガムベー
ス、（ｂ）約３５〜約９０重量％の量で存在する６０メ
ツシュのふるいを通過しうる粒子サイズを有する粉末化
フラクトースを含有する増量甘味剤、および（、ｃ）フ
レーバー剤の有効量を含有する無水チューインガム組成
物に関するものである。別の実施態様では、本発明は、
チューインガム組成物の重量に対するパーセントで（ａ
）約５５〜約９０重量％の量で存在する強化された親水
性を有するガムベース、（ｂ）約４５重量％までの量で
存在する６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイズ
を有する粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤、お
よび（ｃ）フレーバー剤の有効量を含有する無水低カロ
リーのチューインガム組成物に関するものである。

本発明のチューインガム組成物は、無水ガム組成物であ
る。さらに具体的には、無水ガム組成物は、全ガム組成
物の重量に対して約１．０重量％までの湿分（水）含量
、好ましくは約０．６重量％まで、さらに好ましくは約
０．１ｆＪ１％までの水分含量を有する。比較的大きい
湿分含量を与える成分、例えば、軟化剤は本組成物には
使用されない。従って、本発明の７ラクト一ス甘味ガム
組成物は、湿気（水分）による分解および湿気吸収に関
する問題を生じない。一般に、無水チューインガム組成
物は、最終ガム組成物の重量で約１〜約１０重量％の水
分含量を有する。

フラクトースのような増量甘味剤は、最終ガムが水分関
連の問題を生じ易いのでこれらの組成物と一緒に使用す
るのは不適当である。本発明の低カロリーのチューイン
ガムは、１ｇ当り約３〜４カロリーのカロリー含量を有
する慣用の砂糖および砂糖なしのチューインガムの約１
ハより少ないカロリー含量、好ましくは、約１７２より
少ないカロリー含量を有する。

上述したように、本発明における増量甘味剤は、６０メ
ツシュのふるいを通過しうる粒子サイズ（６０メツシュ
の粒子サイズ）を有する粉末化フラクトースである。６
０メツシュの粒子サイズを持つ粉末化フラクトースは、
当該技術分野で良く知られている慣用の任意の方法で商
業的に利用しうる結晶状ラクトースを粉末化（摩砕、粉
末化）することによって製造される。例えば、結晶状フ
ラクトースは、フィッパトリック（ＦｉｔｚｐａＬｒｉ
ｃｋ）　ミルのような高速微粉機で粉末化することがで
きる。その際使用される最適な機械のスピードおよびふ
るいは、用いられる微粉機の種類によって変更しうるが
、当該技術分野で熟達した人々による所望の粒子サイズ
を得るための過度の実験を行う必要もなく、このような
変更は容易に決定される。結晶形状のフラクトースの適
当なものは、Ａ、Ｅ、　　５ｔａｌｅｙ製造会社、Ｄｅ
ｃａｔｕｒｘ　　ｒ　１１によって製造された商品名、
結晶フラクトースとして供給されている。

結晶形状フラクトースの粒子サイズ分布および６０メツ
シュ粒子サイズを有する粉末化フラクトースの比較を第
１表に示す。

第１表 結晶状および粉末化フラクトースのスクリーン分析本４
０メツシュ　　　　　　　　２０．６２％６０メツシュ
　　　　　　　　５７．１０％８０メツシュ　　　　　
　　　１５．３５％パン（Ｐａｎ、もつと細かい）　　
６．９５％＊ふるいに残存するパーセント。

０．００％ ０．００％ ９７．００％ ３．００％ ６０メツシュの粒子サイズを有する粉末化フラクトース
がチューインガム組成物の増量甘味剤として使用される
時、得られたチューインガムは結晶状フラクトースを用
いて甘味付けした等価の組成物より約２０％甘味が強い
。またこのようなフラクトース甘味ガムは、他の増量甘
味剤を用いて甘味付けした等価の組成物より著しく甘味
が強い。本発明のフラクトース甘味ガムは、強化したフ
レーバー　フレーバーおよび甘味知覚の速度の増加、比
較的長いフレーバーおよび甘味の持続および比較的良好
な先立ち甘味を有する。

理論に縛られるつもりはないが、出願人は粉末化したフ
ラクトースは噛んだ時、結晶状フラクトースより一層容
易にチューインガムマトリックスから放出され、従って
甘味とフレーバーの強化が得られると考える。

一般に、最終チューインガム組成物に使用される６０メ
ツシュの粒子サイズを有する粉末化フラクトースを含有
する増量甘味剤の量は、各チューインガム組成物に対し
て選ばれた所望の甘味量およびカロリー含量によって変
ることになる。増量甘味剤の全量は、ガムベースに対す
る不連続性を与えるのに十分な量である。ガムベースが
慣用的な量、すなわち、約５５％までの量で存在するガ
ムベースを含量するチューインガム組成物中に存在する
増量甘味剤の量は、通常、最終チューインガムの組成物
の重量で約３５〜約９０を量％、さらに好ましくは、約
４５〜約８５重量％、最も好ましくは、約５５〜約８５
重量％であろう。強化された親水性を有するガムベース
の主要量、すなわち、約５５〜約９０重量％の量で存在
するガムベースを含有する低カロリーのチューインガム
組成物中に存在する増量甘味剤の量は、通常、最終のチ
ューインガム組成物の重量に対して、約４５重量％まで
、好ましくは約５〜約４０重量％、最も好ましくは約５
〜約２５重量％である。

本発明は、本発明の７ラクト一ス組成物を混入した改良
されたチューインガムおよびチューインガムと風船ガム
の両方の処方を含む改良されたガム組成物の製造法を包
含している。

本発明の組成物を使用するチューインガム処方は、種々
の要因、例えば用いられるガムベースの種類、所望のコ
ンシスチンシイおよび最終組成物を調製するのに用いら
れる他の成分により変化する。

一般に、改良されたチューインガム組成物は、ガムベー
ス、本発明のフラクトース組成物の有効量および種々の
添加剤例えば、フレーバー剤を含有する。フラクトース
甘味チューインガムは、種々の製品、例えば、スティッ
クガム、板状ガム、厚切りガム、ポールガム、ロープ型
ガム、タブレット型ガム、センター充填型ガム等に作る
ことができる。

一般に、ガム組成物中に存在するガムベースの量は、最
終チューインガム組成物の重量に対して約５〜９５重量
％である。慣用的な濃度のガムベースを含有するチュー
インガム組成物（低カロリー製品が所望されない場合）
は、チューインガム組成物の重量に対してガムペースヲ
約５５重量％までの量、好ましくは約１０〜約４０重量
％の量およびさらに好ましくは約１０〜約３０重量％の
量で、通常含有している。強化された親水性を有するチ
ューインガムベースの主要量を使用する低カロリーのチ
ューインガム組成物は、通常、チューインガム組成物の
重量に対して、約５５〜約９５重量％の量で、好ましく
は約６０〜約９０重量％の量で、さらに好ましくは約６
５〜約８５重量％の量で存在するガムベースを含有して
いる。

ここで使用される“低カロリーの組成物”という用語は
、慣用の組成物の２７．またはそれより少ないカロリー
値を有する組成物を意味する。

緊密（ｔｉｇｈｔ）またはゴム様（ｒｕｂｂｅｒｙ）の
用明感（ｃｈｅｗ）という用語は、かみこなすのに筋肉
の強い用明努力を多く必要とするチューインガム組成物
を称するかまたは高度な弾性およびバウンド性をガムの
塊りに与えて変形しにくくなる組成物を称するのである
。

強化された親水性を有するガムベースには、また低融点
ワックスを含有することのできるポリビニールアセテー
トガムベースが包含される。

このようなガムベースは用明している間ガムベースを可
塑化および軟化させる高濃度の増量剤を必要としない。

これらのガムベースは、チューインガム組成物中で慣用
の濃度より高い濃度で、すなわち増量剤または増量甘味
剤の代りに主要量で使用することができ、ゴム様の、す
なわち緊密な川明特性を有しない高品位のガムベース−
低カロリー増量剤の低カロリーガムを調製する。これら
のガムベースは、慣用のガムベースにまさる増加した親
水性を有しており、柔かい用明テクスチャーを維持しな
がらガムベース中に通常含有しているフレーバー剤およ
び甘味剤の用明の際の放出を量的に増加させているよう
に思われる。増加した親水性を高いレベルで有するこの
ようなガムベースで調製された低カロリーのチューイン
ガム組成物は、比較的低吸湿性（より低い湿気−吸収性
を有する）であって比較しうる適当な固さとテクスチャ
ーを有する慣用の低カロリーガム組成物より新鮮さを失
いにくい。強化された親水性を有するチューインガムベ
ースの主要量を使用するチューインガム組成物は、米国
特許出願第９３９，９１８号（１９８６年１２月１０日
出りに、より十分に記述されており、その開示はここに
参考に組み入れられている。

一つの実施態様においては、本発明は、低力口り−のチ
ューインガム組成物に関するものであって、（Ａ）（ａ
）ガムベースの重量に対して約０．５〜約２０重量％の
量で存在するエラストマー（ｂ）ガムベースの重量に対
して約５〜９５重量％の量で存在して約３５，０００〜
約５５，０００の分子量を有する中分子量ポリビニール
アセテートポリマー、（、ｃ）ガムベースの重量に対し
て約４．５〜約１０重量％の量で存在するアセチル化モ
ノグリセリド、（ｄ）ガムベースの重量に対して約６〜
約１０重量％で存在する融点約６０℃未満の融点を有す
るワックスおよび（ｅ）ガムベースの重量に対してガム
ベースの全量が１００％になるような量で存在するエラ
ストマー溶媒、乳化剤、可塑剤、充填剤およびこれらの
混合物からなる群から選ばれた物質を含有する、チュー
インガム組成物の重量に対して約５５〜約９０重量％の
量で存在するガムベース、（Ｂ）約４５％までの量で存
在する６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイズを
有する粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤および
（、ｃ）フレーバー剤の有効量を含有している。

本発明のガムベースに用いられるエラストマー（ラバー
）は、種々の要因、例えば、所望のガムベースの種類、
所望のガム組成物のコンシスチンシー（口当り）および
最終チューインガム製品をつくる組成物に用いられる他
の成分により大いに変化する。エラストマーは当該技術
分野で知られた任意の水−不溶性ポリマーであり、チュ
ーインガムおよび風船ガムに使用されるガムポリマーが
包含される。ガムベースにおける適当なポリマーの具体
的な例としては、天然および合成の両方のエラストマー
がある。例えば、ガムベース組成物に適しているそれら
のポリマーには、これらに限定されるわけではないが、
天然物（植物超厚の）、例えば、チクル、天然コム、ク
ラウンガム、ニスペロ、ロシシンハ、ジェルトン、ペリ
ロ、ニガーグッタ、ツヌ、バラタ、ダッタペル力、レチ
カブシ、ソルバ、グッタカイ等およびこれらの混合物が
包含される。

合成のエラストマーの例には、これらに限定されるもの
ではないが、スチレン−ブタジェンコポリマ＝（ＳＢＲ
）　、ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコ
ポリマー　ポリエチレン等およびそれらの混合物がある
。

ガムベースに使用されているエラストマーの量は、種々
の要因、例えば、使用したガムベースの種類、所望する
ガム組成物のコンシスチンシーおよび最終チューインガ
ム製品をつくる組成物に使用される他の成分により大い
に変化する。一般に、エラストマーは、ガムベースの重
量に対して約０．５〜約２０重量％、好ましくは約２．
５〜約１５％の量でガムベース中に存在する。

本発明のガムベースに使用するポリビニールアセテート
ポリマーは、中分子量、特定的には、約３５，０００〜
約５５，０００の範囲の平均分子量を存するポリビニー
ルアセテートポリマーである。この中分子量ポリビニー
ルアセテートポリマーは、好ましくは約３５秒〜約５５
秒（Ｆｏｒｄ　ｃｕｐ粘度計法を用いるＡＳＴＭ指定Ｄ
　ｌ２００−８２）の粘度を有している。

この中分子量ポリビニールアセテートポリマーは、ガム
ベースの重量で約ｌＯ〜約２５重量％の量、好ましくは
、約１２〜約２７重量％の量でガムベース中に存在する
。

また中分子量ポリビニールアセテートポリマーは、低分
子量ポリビニールアセテートポリマーと混合することが
できる。低分子量ポリビニールアセテートポリマーは約
１２．０００〜約１６，０００の範囲の平均分子量を有
している。この低分子量ポリビニールアセテートポリマ
ーは、好ましくは約１２〜約１７秒（Ｆｏｒｄ　ｃｕｐ
粘度計法を用いるＡＳＴＭ指定Ｄ　ｌ２００−８２）の
粘度を有している。低分子量ポリビニールアセテートポ
リマーは、ガムベースの重量で約１７重量％までの量、
好ましくは約１２〜約１７重量％の量でガムベース中に
存在する。

低分子量ポリビニールアセテートポリマーを中分子量ポ
リビニールアセテートポリマート混合する場合、ポリマ
ーは、約１：０．５〜約１：１．５のモル比で、それぞ
れ存在している。

また、中分子量ポリビニールアセテートポリマーは、高
分子量ポリビニールアセテートポリマーと混合すること
ができる。高分子量ポリビニールアセテートポリマーは
、約６５，０００〜約９５　、０００の範囲にある平均
の分子量を有している。

高分子量ポリビニールアセテートポリマーは、ガムベー
スの重量で約５重量％までの量でガムベース中に存在す
る。

本発明中のアセチル化モノグリセリドは、ポリビニール
アセテートポリマーのように、可塑剤として働く。アセ
チル化モノグリセリドのけん比値は臨界的ではないが、
好ましいけん比値は、２７８〜２９２．３１６〜３３１
．３７０〜３８０および４３０〜４７０である。特に好
ましいアセチル化モノグリセリドは、約４００以上のけ
ん化を有している。

このようなアセチル化モノグリセリドは、一般に、約９
０以上のアセチル化値（アセチル化パーセントおよび約
１０以下のヒドロキシル化値を有する（Ｆｏｏｄ　Ｃｈ
ｅｍｉｃａｌ　　Ｃｏｄｅｘ（ＦＣ、ｃ）Ｉ［［／Ｐ５
０８、ＡＯＣ５改訂版）。

本発明のガムベースにアセチル化モノグリセリドを用い
ることは比較的苦いポリビニールアセテート（ＰＶＡ）
可塑剤、特に、トリアセチンを用いる以上に好ましい。

アセチル化モノグリセリドは、ガムベースの重量で約４
．５〜約１０重量％、好ましくは、約５〜約９重量％の
量でガムベースに存在する。

本発明のガムベース中のワックスは、重合エラストマー
混合物を柔軟にし、ガムベースの可塑性を改良する。使
用したワックスは、約６０℃以下の融点を有し、好まし
くは、約４５℃〜約５５℃の融点を有する。好ましいワ
ックスは、低融点のパラフィンワックスである。ワック
スは、ガムベースの重量で約６〜約１０重量％、好まし
くは、約７〜約９．５重量％の量でガムベース中に存在
する。

低融点ワックスに加えて、比較的高い融点を有するワッ
クスをガムベースの重量で約５重量％までの量でガムベ
ースに使用しうる。このような高融点のワックスには、
蜜ろう、植物性ワックス、カンデリラワックス、カルナ
ウバワックス、石油ワックス等およびこれらの混合物が
包含される。

上述の成分の外に、ガムベースは、種々の慣用の成分、
例えば、エラストマー溶媒、乳化剤、可塑剤、充填剤お
よびこれらの混合物からなる群から選ばれる成分を包含
する。これらの成分は、ガムベースの全量が１００％に
なるような量でガムベース中に存在する。

ガムベースは、エラストマー成分の軟化を助けるエラス
トマー溶媒を含有することができる。

このようなエラストマー溶媒は、当該技術分野で知られ
たエラストマー溶媒、例えば、α−ピネンまたはβ−ピ
ネンのポリマー　ロジンまたは変性ロジンのメチル、グ
リセロール、ペンタエリスリトールエステルのようなテ
ルピネン樹脂およびガム、例えば、水素添加、２量化お
よび重合ロジンおよびこれらの混合物を含有しうる。こ
こで使用に適したエラストマー溶媒の例には、部分水添
ウッドガムロジンのペンタエリタエリスリトールエステ
ル、ウッドロジンのグリセロールエステル、部分２量化
ウツドガムロジンのグリセロールエステル、重合ウッド
ガムロジンのグリセロールエステル、トール油ロジンの
グリセロールエステル、ウッドガムロジンおよび部分水
添ウッドガムロジンのグリセロールエステル、ウッドロ
ジンの部分水添ロジンのメチルエステル等、およびこれ
らの混合物が挙げられる。エラストマー溶媒は、ガムベ
ースの重量で約２〜約１５重量％、好ましくは約７〜約
１１重量％の量でガムベース中に使用することができる
。

スリトールエステル また、ガムベースは、単一安定系に混和しない成分を分
散するのに助けとなる乳化剤を含有することができる。

本発明に有用な乳化剤は、グリセリルモノステアレート
、レシチン、脂肪酸モノグリセリド、ジグリセリド、プ
ロピレングリコールモノステアレート等、およびこれら
の混合物である。好ましい乳化剤はグリセリルモノステ
アレートである。乳化剤は、ガムベースの重量で約２〜
約１５重量％、好ましくは約７〜約１１重量％の量で使
用しうる。

また、ガムベースは、種々の所望のテクスチャーおよび
フンシスチンシー特性を与える可塑剤または軟化剤を包
含しうる。これらの成分は低分子量であるために可塑剤
および軟化剤はガムベースの基本的構造に浸透すること
ができ、ガムベースを可塑性で粘度の小さなものにする
。

有用な可塑剤および軟化剤には、ラノリン、パルミチン
酸、オレイン酸、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウ
ム、ステアリン酸カリウム、グリセリルトリアセテート
、グリセリルレシチン、グリセリルモノステアレート、
プロピレングリコールモノステアレート、アセチル化モ
ノグリセリド、グリセリン等、およびこれらの混合物が
包含される。ワックス、例えば、天然および合成ワック
ス、水添植物油、石油ワックス、例えば、ポリウレタン
ワックス、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス
、微品性ワックス、脂肪ワックス、ソルビタンモノステ
アレート、牛脂、プロピレングリコール、これらの混合
物等は、またガムベースに混入することができる。可塑
剤および軟化剤は、一般にガムベースの重量で約２０重
量％までの量、好ましくは約９〜約１７重量％の量で使
用しうる。

好ましい可塑剤は、水添植物油であって、単独または組
み合せて使用しうる大豆油および綿実油が包含される。

これらの可塑剤は、良好なテクスチャーおよび柔かな川
明特性をガムベースに与える。これらの可塑剤および軟
化剤は、−ａにガムベースの重量で約５〜約１４重量％
の量で、好ましくは約５〜約１３，５重量％の量で使用
される。

別の好ましい実施態様では、軟化剤は無水グリセリン、
例えば工業的に利用しうる米国薬局方（ｕｓｐ）グレー
ドのものである。グリセリンは、甘いあだだか味のある
味を持つシロップ状液体であってせ蔗糖の約６０％の甘
味を有する。グリセリンは吸湿性であるので、無水グリ
セリンはチューインガム組成物調製を通して無水の条件
下で保持することが重要である。

本発明のガムベースは、また充填剤およびテクスチャー
剤として役立つ鉱物性佐剤のような増量剤の有効量を含
有しうる。有用な鉱物性佐剤には、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、珪酸
アルミニウム、タルク、リン酸トリカルシウム、リン酸
シカルシウム等およびこれらの混合物を挙げることがで
きる。

これらの充填剤または佐剤は、ガムベース組成物中で種
々の量で使用しうる。好ましい充填剤の量は、使用され
る時ガムベースの重量で約１５〜約４０重量％、好まし
くは約２０〜約３０重量％の量で存在する。

種々の慣用の成分は、場合によっては、ガムベース中に
有効量で例えば、着色料、酸化防止剤、保存剤、フレー
バー剤等を含有することが’ｔ’１６゜ｆＲ、ｔ　Ｉｆ
　、Ｆ、Ｄ、＆　Ｃ，染料として知られている食品、医
薬および化粧品ｌこ適している二酸化チタンおよび他の
染料を使用するこきができる。ブチル化ヒドロキシトル
エン（ＢＨ丁）、ブチル化ヒドロキシアニソール（ＢＨ
Ａ）　、プロピルガ−レートおよびこれらの混合物のよ
うな酸化防止剤も、また含有させることができる。チュ
ーインガムの技術分野で知られた他の慣用のチューイン
ガム添加物もまたガムベースに使用しうる。

ガムベース成分を混合する方法は、臨界的でよなくこの
技術分野で知られた標準的な技術および装置を用いて行
なわれる。典型的な方法では、エラストマーは、エラス
トマー溶媒および／または可塑剤および／または乳化剤
と混合され、１〜３０分間撹拌される。混合が終了した
後、ポリビニールアセテート成分が混合物に混合される
。中分子量ポリビニールアセテートは、好ましくは、任
意の低分子量ポリビニールアセテートの添加に先立って
混合してエラストマー混合物内のポリビニールアセテー
トの空隙の生成を防ぐ。残りの成分、例えば低融点ワッ
クスは、次いでガムベース混合物が再び１〜３０分間混
合されている間に漸増させながらまたは大量に混合され
る。

強化した親水性を有し、低カロリーチューインガム組成
物に主要量で使用するに適している他のガムベースは、
また本発明に使用しうる。

般に、これらのガムベースは、チューインガム組成物の
重量に対して約９９重量％までの量、好ましくは約４０
〜約８５重量％の量、さらに好ましくは約４０〜約７５
重量％の量で使用することができる。強化された親水性
を有する適当なガムベースは、例えば、米国特許筒４，
６９８，２２３号に開示されていて、その開示は、参照
としてここに組み込まれている。このガムベースを、本
発明のフラクトース組成物とフレーバー剤のような慣用
の添加物を用いて調製して種々の甘味チューインガム組
成物を製造する。

チューインガム組成物に使用されるガムベースの量は、
使用されるガムベースの種類、所望のコンシスチンシイ
および最終のチューインガム製品をつくるために用いら
れる他の成分のような要因に応じて変化する。一般に、
強化された親水性を有するガムベースは、チューインガ
ム組成物の重量に対して約５５〜約９０重量％の量で、
好ましくは、約６０〜約９０重量％の量で、さらに好ま
しくは約６５〜約８５重量％の量で低カロリーチューイ
ンガム組成物中に存在する。

別の実施態様では、本発明は、チューインガムベースの
慣用的な量を含有するチューインガム組成物に関するも
のであり、すなわち、チューインガム組成物の重量で約
５５重量％までの量で、好ましくは約１０〜約４０重量
％の量で、さらに好ましくは約１０〜約３０重量％の量
で存在するガムベースに関するものである。この実施態
様において、ガムベースは、エラストマーおよび種々の
慣用の成分、例えば、エラストマー溶媒、ワックス、乳
化剤、可塑剤または軟化剤、増量剤、例えば充填剤およ
びテクスチャー剤として作用する鉱物性佐剤、着色剤、
酸化防止剤、保存剤等およびこれらの混合物を含有する
。これらのガムベース成分の説明的な例は、上述してき
　ｔこ　。

調製されたあと、慣用のガムベースまたは強化された親
水性を有するガムベースは、多種類のチューインガム組
成物を製造するため６０メツシュのふるいを通過しうる
粒子サイズを有する粉末化フラクトースおよびフレーバ
ー剤のような慣用の添加物と混合することができる。

ガム組成物は、可塑剤、軟化剤、乳化剤、ワックス、充
填剤、鉱物性佐剤、フレーバー剤（フレーバー　フレー
バーリンク）、着色剤（カラーラント、カラーリング）
、酸化防止剤、酸性化剤、濃厚化剤等およびこれらの混
合物からなる群から選ばれる慣用の添加剤の有効量を含
有しうる。これらの成分は、チューインガム組成物の全
量が１００％になるような量でチューインガム組成物に
存在する。これらの添加剤のいくつかは、１つ以上の目
的に役立つことができる。例えば、シュガーレスのガム
組成物では甘味剤、例えばソルビトールまたはその他の
糖アルコールがまた増量剤として機能することができる
。

ガムベースの用途に適しているとした上で論じた可塑剤
、軟化剤、鉱物性佐剤、ワックスおよび酸化防止剤は、
またチューインガム組成物に使用しうる。その他の使用
しうる慣用の添加剤の例としては、乳化剤、例えば、レ
シチンおよびグリセリルモノステアレート、例えばメチ
ルセルローズ、アルギン酸塩、カラギーナン、キサンタ
ンガム、ゼンチン、カロブ、トラガカントオよびローカ
ストビーンのような他の軟化剤と単独または組み合せで
使用される濃厚化剤、酸性化剤、例えば、リンゴ酸、ア
ジピン酸、クエン酸、酒石酸、フマール酸およびこれら
の混合物そして充填剤、鉱物性佐剤の筒中に入る上述し
たようなものを包含している。

使用しうるフレーバー剤は、天然および合成フレーバー
のように当該技術分野で知られたフレーバーである。こ
れらのフレーバー剤は、合成、フレーバー油および植物
、葉類、花弁、果実その他およびこれらの組み合せから
誘導されたフレーバーリング芳香剤および／またはオイ
ル、オレオレジン、およびエキストラクトかも選択しう
る。代表的な限定のないフレーバーオイルには、スペア
ミントオイル、シナモンオイル、冬緑油（メチルアニソ
−ル）、ハツカ油、クローブオイル、ペイオイル、アニ
スオイル、ユーカリオイル、タイムオイル、シダーリー
フオイル、ナツメグオイル、オールスパイス、セージオ
イル、メース、ビターアーモンドオイルおよび桂皮油を
例として挙げることができる。

また、有用なフレーバー剤は、人工、天然および合成フ
ルーラフレーバー、例えばバニラ、レモン、オレンジ、
ライム、グレープフルーツを含む柑橘油およびリンゴ、
梨、桃、ブドウ、いちご、ラズベリー　チェリー　プラ
ム、パイナツプル、アプリコツト等を含むフルーツエッ
センスである。これらのフレーバー剤は、液体まｊ；は
固体で、そして個々にまたは混合して使用しうる。一般
に使用しうるフレーバーとしては、個々にまたは混合し
て使用されるペパーミント、メントールのようなミント
類、人工バニラ、シナモン誘導体および種々のフルーラ
フレーバーをあげることができる。

他の有用なフレーバー剤は、アルデヒドおよびエステル
、例えば、シンナミルアセテート、シンナムアルデヒド
、シトラールジエチルアセクール ゲニルホルメート、ｐ−メチルアニソールなどであり、
これらを使用しうる。一般に、フレーバー剤または食品
添加物として、例えば、Ｎａｔｉｏｎａｌ　Ａｃａｄｅ
ｍｙ　ｏｆ　ＳｃｉｅｎｃｅによるｒＣｈｅｍｉ−ｃａ
ｌｓ　　Ｕｓｅｄ　　ｉｎ　　Ｆｏｏｄ　　Ｐｒｏｃｅ
ｓｓｉｎｇＪ　　ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎ１２７４、　
　ｐ　６３〜２５８に記載されている任意のものが使用
しうる。

さらにアルデヒドフレーバー剤としてはこれらに限定さ
れるものではないがアセトアルデヒド（りんご）、ベン
ズアルデヒド（チェリーアーモンド）、アニスアルデヒ
ド（甘草、アニス）、シナミックアルデヒド（シナモン
）、シトラール、すなわち、σーシトラール（レモン、
ライム）、ネラール、すなわち、β−シトラール（レモ
ン、ライム）、デカナール（オレンジ、レモン）、エチ
ルバニリン（バニラ、クリーム）、ヘリオトロープ、す
なわち、ビベロナール（バニラ、クリーム）、バニリン
（バニラ、クリーム）、α−アミルシンナムアルデヒド
（スパイシイフルーティフレーバー）、ブチルアルデヒ
ド（パター　チーズ）、バレルアルデヒド（バター　チ
ーズ）、シトロネラール（変性、多くの種類）、デカナ
ール（シトラスフルーツ）、アルデヒ）’Ｃ−８（シト
ラスフルーツ）、アルデヒドＣ−９（シトラスフルーツ
）、アルデヒドＣ−１２（シトラスフルーツ）、２−エ
チルブチルアルデヒド（ベリーフルーツ）、ヘキセナー
ル、すなわち、トランス−２−（ペリーフルーツ）、ト
リルアルデヒド（チェリー　アーモンド）、ベラトラル
デヒド（バニラ）、２．６−シメチルー５−ヘプテナー
ル、すなわち、メロナール（メロン）　、２．６−シメ
チルオクタナール（グリーンフルーツ）、および２−ド
デセナール（シトラスマンダリン）、チェリー　グレー
グ、ストロベリーショートケーキ、これらの混合物等を
あげることができる。

フレーバー剤は、液体の形態および／または乾燥の形態
のいずれかで使用しうる。後者の形態で使用される時、
オイルを噴霧乾燥するような適当な乾燥方法を使用する
ことができる。代わりに、フレーバー剤は、水溶性物質
、例えば、セルロース、でんぷん、砂糖、マルトデキス
トリン、アラビヤゴムなどに吸着されるかまたはカプセ
ル化される。このような乾燥形態を調製する実際の技術
は良く知られていて本発明の一部を構成するものではな
い。

本発明のフレーバー剤は、フレーバーの最初の放出およ
び／またはフレーバーの延長した知覚を与える当該技術
分野で良く知られた多くの種類の形態で使用しうる。そ
れらに限定する訳ではないが、このような形態としては
自由なもの、例えば、噴霧乾燥、粉末状、ビーズ状およ
びカプセル化形態およびこれらの混合物がある。

フレーバー剤または甘味剤のカプセル化供給システムは
、甘味剤またはフレーバー剤の核をとり囲む脂肪または
ワックスの疎水性マトリックスを包含している。脂肪は
、任意の数の慣用の物質、例えば脂肪酸、グリセリド、
ポリグリセロールエステル、ソルビトールエステルおよ
びこれらの混合物より選択することができる。

脂肪酸の例としては水添および部分水添植物油、例えば
パーム油、パーム核油、落花生油、アブラナ油、米糠油
、大豆油、綿実油、ひまわり油、サフラワー油およびこ
れらの混合物がある。有用なグリセリドとしては、モノ
グリセリド、ジグリセリドおよびトリグリセリドをあげ
ることができる。使用しうるワックスは、天然および合
成のワックスおよびこれらの混合物からなる群から選ぶ
ことができる。限定されない例としては、パラフィンワ
ックス、黄色ワセリン、ポリエチレングリコール、微品
性ワックス、ビーズワックス、カルナウバワックス、カ
ンデリラワックス、ラノリン、ベイベリーワックス、シ
ュガーカーネワックス、鯨油ワ・７クス、米糠ワックス
およびこれらの混合物をあげることができる。

脂肪およびワックスは、カプセル化システムの重量で約
１０〜約７０重量％、好ましくは約４０〜約５８重量の
変化する量で独立してまたは組み合せて使用しうる。組
み合せて使用する時、脂肪およびワックスは、好ましく
は、それぞれ約７０：１０〜約８５：１５の比で存在す
るのがよい。

典型的なカプセル化フレーバー剤またハせ味剤供給シス
テムは、米国特許第４，５９７．９７０号および第４，
７２２，８４５号に開示されており、この開示は、参照
としてここに組み入れられている。

ここに使用されたフレーバー剤の量は、通常、最終的ガ
ム組成物のタイプ、個々のフレーバー使用するガムベー
スおよび所望のフレーバー強度によって選択する問題で
ある。従って、フレーバー剤の量は、最終製品において
所望の結果を得るために変えることができ、このような
変更は、この技術分野で熟達した人々にとって特に、実
験を要することもない問題である。ガム組成物において
、フレーバー剤は、通常チューインガム組成物の重量に
対して約０．０２〜約５重量％、好ましくは約０．１〜
約２重量％、さらに好ましくは約０．８〜約１．８重量
％の量で存在する。

本発明で使用しうる着色剤は、所望の色を出す有効量で
使用される。これらの着色剤としては、ガム組成物の重
量に対して約６重量％までの量で混入される顔料を含有
する。好ましい顔料、二酸化チタンは、ガム組成物の重
量に対して約２重量％までの量、好ましくは約１重量％
よりも少ない量で混入される。着色料は、また食品、薬
品および化粧品の使用に適した天然食品色素および染料
を含有することができる。これらの着色料は、Ｆ、Ｄ、
＆　Ｃ，染料およびレーキとして知られている。前述の
用途に容認できる物質は、好ましくは水溶性である。限
定されない具体的な例としては５．５−インジゴチンジ
スルホン酸のジナトリウム塩である、Ｆ、Ｄ、＆　Ｃ，
ブルーＮｏ、２として知られているインジゴイド染料が
ある。同様に、Ｆ、Ｄ、＆　Ｃ，グリーンＮｏ、ｌとし
て知られている染料はトリフェニルメタン染料であり、
４−（４−（Ｎ−エチル−ｐ−スルホニウムベンジルア
ミノ）ジフェニルメチレン〕−〔１−（Ｎ−エチル−Ｎ
−ｐ−スルホニウムベンジル）−デルタ−２，５−シク
ロへキサジエンイミン〕のモノナトリウム塩である。Ｆ
、Ｄ、＆　Ｃ，着色料や相当する化学構造のすべての十
分な説明は、ｒＫｉｒｋ−Ｏｔｈｍｅｒ　Ｅｎｃｙｃｌ
ｏｐｅｄｉａ　ｏｆ　ＣｈｅｍｉｃａｌＴｅｃｈｎｏｌ
ｏｇｙＪ　、　３ｒｄ　Ｅｄｉｔｉｏｎ、　ｖｏｌ　５
．　ｐ８５７〜８８８４に見出すことができ、その内容
は参考としてここに組み入れられている。

また、チューインガム組成物は、場合によっては微孔性
の溝を有する球状粒子に成形しうる可食性食品物質を含
をすることができる。粒子または微孔性のビーズは、約
３．０〜約８．０１ｂ／ｆｔ３そして好ましくは約３．
０〜約６．０　ｌｂ／ｆｔ”の範囲の低い嵩密度を有し
ている。細かい多孔性球状ビーズは、チューインガムが
かみくだかれる時唾液から水分を直ちに吸収する。つい
で微孔性ビーズは膨張してガムのもつジューシイ不スを
付与する。微孔性の溝と結合する低い嵩密度を有しない
微孔性ビーズは、使用に適さないことが分った。このよ
うなビーズは、組成物からフレーバー剤を急速に放出す
るが、フレーバーおよび甘味の持続を維持することがで
きないことが分った。

微孔性ビーズは、広範囲の物質から製造しうる。限定し
ない具体的な例としては、炭水化物、例えばデキストリ
ン、でんぷん、ペクチン、アルギン、メチルセルロース
、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルアミ
ロース、カルボキシメチルアミロペクチン、デキストロ
ース、フラクトース、マルトース、ラクトース、デキス
トリン、天然ガム等およびこれらの化合物がある。限定
しない天然ガムの例としては、トラガカント、アカシア
、アラビア、ローカスビーン、カラヤ、カラーギン等お
よびこれらの混合物がある。

このような微孔性ビーズは、商業的に入手しうるし、ま
たは予め加熱帯域中で膨張させたビーズを噴霧乾燥する
ことによって調製することもできる。このようなビーズ
の調製は、Ｃｏｈａｎによる米国特許第４，１０８．５
９３号により記載されていて、その内容はここに参考と
して組み入れられている。一般に、このような方法では
、流動性の組成物を膨張剤、例えば炭酸水素アンモニウ
ムの存在下噴霧してビーズを形成させ、ビズを加熱帯域
にさらして、ビーズ内のガスを膨張させることによって
ビーズを膨張させ、生成したビーズがさらにふくらむの
を停止するために冷却し、嵩密度を抑制している。

好ましい実施態様では、微孔性ビーズはマルトデキスト
リンである。このマルトデキストリンは、特徴のある粒
子サイズを有し、微孔性の溝の構造のないもので、知ら
れているマルトデキストリンとは異なるものである。こ
のような慣用のマルトデキストリンまたはコーンシロッ
プ固形物は、約１５〜約４６　　ｌｂ／ｆｔ”の嵩密度
を有し約７〜約３８のデキストロース当量値（Ｄ、Ｅ、
）を有する。微孔性の粒子のないこのような物質は本発
明の使用には不適である。このようなマルトデキストリ
ンは、微孔性ビーズのほかに本発明の処方に使用しうる
。

球形の粒子は、最終のチューインガム組成物の重量に対
して約０．１〜約１２重量％、好ましくは約０．５〜約
６重量％の量でチューインガム組成物に使用することが
できる。約０．１％より少ない量では、一般に満足な強
化されたフレーバーおよび甘味知覚を与えないし、約１
２％より多い量では、一般に好ましいフレーバーおよび
甘味放出を与えない。

ガム組成物に有用な油脂には、部分水添植物油または動
物脂肪、例えばココナツオイル、ヤシ核オイル、牛脂、
豚腸等がある。これらの成分が使用される時、一般にガ
ム組成物の重量に対して約７重量％までの量で、好まし
くは約３．５重量％までの量で存在する。

本発明に従って、６０メツシュのふるいを通過しうる粒
子サイズを有する粉末化フラクトースの有効量をチュー
インガム組成物に混合することができる。使用するフラ
クトースの正確な量は、通常、調製されるガム組成物の
特定の種類、使用するガムベースの種類、使用するフレ
ーバーの種類および所望の甘味強度のような要因に左右
される好みの問題である。従って粉末化フラクトースの
量は、最終製品で所望の結果を得るために変えうるもの
であり、このような変更は当該技術分野で熟達した人々
にとって過度の実験をするまでもないことである。

一般に、ガムベースの慣用の量（約５５％までの量で存
在するガムベース）を含有する無水チューインガム中に
存在する粉末化フラクトースの量は、最終チューインガ
ム組成物の重量に対して約４０〜約９０重量％、好まし
くは約４５〜約８５重量％、さらに好ましくは約５５〜
約８５重量％である。強化された親水性を有するガムベ
ースの主要量（約５５〜約９０％の量で存在するガムベ
ース）を含有する低力σリーの無水チューインガム組成
物中に存在する粉末フラクトースの量は、最終チューイ
ンガム組成物の重量ｔ；対して約４０重量％未満、好ま
しくは約５〜約４０重量％、さらメニ好ましくは約５〜
約２５重量％である。

また、本発明は、チューインガムおよび風船ガムの両方
の処方を含む改良されたチューインガム組成物の製法を
包含している。チューインガム組成物は、当該技術分野
で知られた標準的技法および設備を用いて製造すること
ができる。

本発明による有用な装置は、チューインガム製造分野で
良く知られた混合および加熱装置よりなっており、従っ
て特定の装置の選択は、当業者にとって明白なことであ
ろう。

組成物は、溶融したガムベースを粉末フラクトースのあ
る量と均一で均質な塊りが形成されるまで混合すること
によって製造しうる。フラクトースの残りの量とフレー
バー剤を、引続き各添加ステップにおいて混合し、次い
で均一で均質な塊りが形成されるまで混合する。

ガムベースの増量甘味剤に対する比は、約１　：　１５
〜約３＝１である。もしも軟化剤を使用するならば、溶
融したガムベースはフラクトースの最初の量を混合する
前に均一で均質な塊りが形成される迄軟化剤と混合する
。その他の成分は、通常、この技術分野でよく知られた
所望の組成物の性質に合うように組成物に混入される。

この塊りは、ついで押し出され適当なチューインガム片
に成形される。最終的なチューインガム組成物は、−船
内に食品技術およびチューインガム分野で知られた方法
を用いて容易に製造される。

例えば、ガムベースは、ベースの物理的および化学的組
成に悪い影響を与えないで軟化させるに十分な温度に加
熱される。使用される最適な温度は、用いられるガムベ
ースの組成によって変るが、この技術分野では過度の実
験をすることなく容易に決定することができる。ガムベ
ースは、慣用的にはこのベースを溶融させるのに十分な
時間をかけて約り０℃〜約１２０℃の範囲の温度で溶融
される。このガムベースは、これらの条件下、ガム組成
物の残りの成分、例えば本発明の調合物を可塑化しまた
ベースの固さ、粘弾性、成型性を調節する甘味剤組成物
、可塑剤、軟化剤、増量剤および／または充填剤、着色
剤およびフレーバー剤と漸増的に混合するのに先立って
約３０分間加熱することができる。混合は、ガム組成物
の均一な混合物が得られる迄続けられる。その後、ガム
組成物混合物は所望のチューインガムの形状に成型され
る。

好ましい実施態様では、本発明は、（ａ）溶融したガム
ベースを６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイズ
を有する粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤の最
初の量と均一な混合物が形成される迄混合し、ここでガ
ムベースおよび増量甘味剤は実質的に無水である、（ｂ
）６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイズを有す
る粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤の第二の量
を工程（ａ）の均一な混合物と、均一な混合物が生成す
る迄混合し、ここでガムベースの増量甘味剤に対する全
重量比は約１＝１５〜約３：１である、（ｃ）フレーバ
ー剤を工程（ｂ）の均一な混合物と均一な混合物が得ら
れる迄混合し、そして（ｄ）工程（ｃ）の均一な混合物
をチューインガム片に成形することからなる無水のチュ
ーインガム組成物の製法に関するものである。

別の実施態様においては、本発明は、（ａ）溶融したガ
ムベースを６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイ
ズを有する粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤の
最初の量と均一な混合物を形成される迄混合し、ここで
ガムベースおよび増量甘味剤は実質的に無水である、（
ｂ）６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイズを有
する粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤の第二の
量を工程（ａ）の均一な混合物と均一な混合物が形成さ
れる迄混合し、ここでガムベースの増量甘味剤に対する
全重量比は約１：１５〜約３＝１である、（ｃ）７レー
バー剤を工程（ｂ）の均一な混合物と均一な混合物が得
られる迄混合し、そして（ｄ）工程（、ｃ）の均一な混
合物をチューインガム片に成形することの各工程からな
る６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイズを有す
る粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤の有効量を
ガム組成物に混入することからなるチューインガム組成
物甘味付けする方法に関する。

本発明を、さらに次の実施例により説明するが本発明の
請求範囲を限定するものではない。

実施例における全ての部、パーセントは、明細書および
特許請求の範囲を通して他に明記しない限り最終の組成
物の重量に基づくものである。

実施例　１〜２ これらの実施例は、本発明によるガムベースの慣用の量
を含有する無水フラクトース甘味チューインガム組成物
の製法を説明するものである。

実施例１および２のチューインガムは、第２表に示す組
成を有するように調製された。

ガムベース　　　　　　１４．６０　　１４．６０フラ
クトース（粉末）　　８０．００　　７５．００フレー
バー　　　　　　１．１０　　　１．１０軟化剤　　　
　　　　　４．３　　　４．３微孔性ビーズ　　　　　
　　　　　５．００チユーインガムを含む揚食製品の官
能検査の経験を有する熟練知覚チューパネルは、実施例
１および２のチューインガム組成物について３０秒、２
分、６分、１０分および１５分の時点における相対的甘
味強度（０〜１００の段階法による、０甘くない、１０
０大変甘い）をランダムの順序で評価し、そして結果を
プールし平均化した。実施例１および２のチューインガ
ム組成物は、良好な先立ちの甘味と純粋な味を有するこ
とが分つ　ｌこ　。

実施例　３〜５ これらの実施例は、本発明に従った強化された親水性お
よび強力甘味剤を有するガムベースの主要量を含有する
無水フラクトース甘味チューインガム組成物の調製を示
す。

実施例３．４および５（対照）のチューインガムは、第
３表に記載の組成を有するように調製された。

第３表 ガムベース　　　　　　８２．４４　７２゜４４　８２
．４４フラクトース（粉末）　　１０．００　２０．０
０砂糖　　　　−一−−−−１０，００ フレーバー　　　　　　　２．４　　２．４　　　２．
４軟化剤　　　　　　　　４．２　　４．２　　４．２
強力甘味料　　　　　　０．９６　　０．９６　　０．
９６チユーインガムを含む揄食製品の官能検査の経験を
有する熟練知覚チューパネルは、実施例３．４および５
のチューインガム組成物について３０秒、２分、６分、
１０分、１５分の時点における相対的甘味強度（０〜１
００の段階法による、０甘くない、１００大変甘い）を
ランダムの順序で評価し、そして結果をプールして平均
化した。

結果は、第１図にグラフで表わす。そこでは甘味強度は
噛み出し時間に対してプロットされている。

第１図は、実施例３のチューインガム組成物が、６分で
良好な先立ちの甘味、緊密感のある用明感、さっばり味
、高い甘味濃度を有し、１０分まで甘味が継続した。実
施例４のチューインガム組成物は、６分で良好な先立ち
の甘味、ややしっかりした用明感、さっばりした味、６
分で高い甘味濃度を有し、１０分まで甘味は継続した。

実施例５のチューインガム組成物は、６分で低調な先立
ちの甘味、わずかにしっかりした用明感、実施例３およ
び４のガム（フラクトース）はどさっばりした味ではな
く、ピークの甘味濃度（然し、実施例３および４のガム
程せくない）を有し、１０分まで甘味が継続した。

実施例　６〜８ これらの実施例は、本発明に従った強力甘味剤を含まな
いで強化された親水性を有するガムベースの主要量を含
有する無水フラクトース甘味チューインガム組成物の製
法を説明するものである。

実施例６．７および８（対照）のチューインガムは、第
４表に記載した組成を有するように調製された。

ガムベース フラクトース（粉末） 砂糖 フレーバー 軟化剤 ８３．４０　　７３．４０　　８３．４０１０．００　
　２０．００ ２．４　　　２．４ ４．２　　　４．２ ｉｏ、ｏ。

２．４ ４．２ チューインガムを含む揚食製品の官能検査の経験を有す
る熟練知覚チューパネルは、実施例６．７および８のチ
ューインガム組成物について３０秒、２分、６分、１０
分および１５分の時点における相対的甘味強度（０〜１
００の段階法による、０　甘くない、１００大変甘い）
をランダムの順序で評価し、そして結果をプールして平
均化しｌこ。

実施例６のチューインガム組成物は、良好な先立ちの甘
味、しっかりした用明感、さっばりした味、４分まで甘
味が継続した。実施例７のチューインガム組成物は、良
好な先立ちの甘味、ややしっかりした用明感、さっはセ
した味、４分まで甘味が継続した。実施例８のチューイ
ンガム組成物は、低調な先立ちの甘味、少々しっかりし
た用明感、実施例６および７のガム（フラクトース）程
さっばりしない味、４分まで甘味が継続した。

以上本発明を記載したが、本発明は種々変りうろことは
明らかである。このような変形は、本発明の精神および
範囲を逸脱するものではなく、全てこのような変形は請
求範囲内に包含されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、６０メツシュのふるいを通過しうる粒子サイ
ズを有する粉末化フラクトースおよび砂糖（対ＷＡ）を
含有する組成物に対して見出された甘味強度をグラフ形
式で表わしたものである。 甘味強度

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）チューインガム組成物の重量に対するパーセントで
   下記： ａ）約５５重量％までの量で存在するガムベース； ｂ）約３５〜約９０重量％の量で存在する６０メッシュ
   のふるいを通過しうる粒子サイズを有する粉末化フラク
   トースを含有する増量甘 味剤；および ｃ）フレーバー剤の有効量 を含有する無水チューインガム組成物。 ２）ガムベースがチューインガム組成物の重量に対して
   約１０〜約４０重量％の量で存在する請求項１記載のチ
   ューインガム組成物。 ３）ガムベースがチューインガム組成物の重量に対して
   約１０〜約３０重量％の量で存在する請求項２記載のチ
   ューインガム組成物。 ４）ガムベースがチクル、天然ゴム、クラウンガム、ニ
   スペロ、ロシジンハ、ジェルトン、ペリロ、ニガーグッ
   タ、ツヌ、バラタ、グッタペルカ、レチーカプスイ、ソ
   ルバ、グッタカイ、スチレン−ブタジエンコポリマー、
   ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマ
   ー、ポリエチレンおよびそれらの混合物からなる群から
   選ばれたエラストマーである請求項１記載のチューイン
   ガム組成物。 ５）ガムベースがさらにポリビニールアセテートポリマ
   ーを含有する請求項４記載のチューインガム組成物。 ６）増量剤がチューインガム組成物の重量に対して約４
   ５〜約８５重量％の量で存在する請求項１記載のチュー
   インガム組成物。 ７）増量剤がチューインガム組成物の重量に対して約５
   ５〜約８５重量％の量で存在する請求項６記載のチュー
   インガム組成物。 ８）フレバー剤がチューインガム組成物の重量に対して
   約０．０２〜約５重量％の量で存在する請求項１記載の
   チューインガム組成物。 ９）チューインガム組成物の重量に対するパーセントで
   下記： ａ）約５５〜約９０重量％の量で存在する強化された親
   水性を有するガムベース ｂ）約４５重量％の量で存在する６０メッシュのふるい
   を通過しうる粒子サイズを有する粉末化フラクトースを
   含有する増量甘味剤； および ｃ）フレバー剤の有効量 を含有する無水低カロリーのチューインガム組成物。 １０）ガムベースがチューインガム組成物の重量の対し
   て約６０〜約９０重量％の量で存在する請求項９記載の
   チューインガム組成物。 １１）ガムベースがチューインガム組成物の重量の対し
   て約６５〜約８５重量％の量で存在する請求項１０記載
   のチューインガム組成物。 １２）ガムベースがチクル、天然ゴム、クラウンガム、
   ニスペロ、ロシジンハ、ジェルトン、ペリロ、ニガーグ
   ッタ、ツヌ、バラタ、グッタペルカ、レチーカプシ、ソ
   ルバ、グッタカイ、スチレン−ブタジエンコポリマー、
   ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマ
   ー、ポリエチレンおよびそれらの混合物からなる群から
   選ばれたポリビニールアセテートポリマーおよびエラテ
   ストマーを含有する請求項９記載のチューインガム組成
   物。 １３）ガムベースがガムベースの重量に対するパーセン
   トで下記： ａ）約０．５〜約２０重量％の量で存在するエラストマ
   ー、 ｂ）約１０〜約２５重量％の量で存在する約３５，００
   ０〜約５５，０００の分子量を有する中分子量ポリビニ
   ールアセテートポリマー、 ｃ）約４．５〜約１０重量％の量で存在するアセチル化
   モノグリセリド、 ｄ）約６〜約１０重量％の量で存在する約６０℃未満の
   融点を有するワックス、 ｅ）ガムベースの全重量を１００重量％とする量で存在
   するエラストマー溶媒、乳化剤、可塑剤、充填剤および
   それらの混合物からなる群から選ばれた物質 を含有する請求項９記載のチューインガム組成物。 １４）増量剤がチューインガム組成物の重量に対して約
   ５〜約４０重量％の量で存在する請求項９記載のチュー
   インガム組成物。 １５）増量剤がチューインガム組成物の重量に対して約
   ５〜約２５重量％の量で存在する請求項１４記載のチュ
   ーインガム組成物。 １６）フレーバー剤がチューインガム組成物の重量に対
   して約０．０２〜約５重量％の量で存在する請求項９記
   載のチューインガム組成物。 １７）さらに強化甘味料の有効量を含有する請求項９記
   載のチューインガム組成物。 １８）下記工程： ａ）溶融ガムベースを６０メッシュのふるいを通過しう
   る粒子サイズを有する粉末化フラクトースを含有する増
   量甘味剤の最初の量と均一な混合物が生成するまで混合
   し、ここでガムベースおよび増量甘味剤は実質的に無水
   である； ｂ）６０メッシュのふるいを通過しうる粒子サイズを有
   する粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤の第二の
   量を工程ａ）の均一な混合物と均一な混合物が生成する
   まで混合し、ここでガムベースの増量甘味剤に対する全
   重量比は約１：１５〜約３：１である； ｃ）フレーバー剤の有効量を工程ｂ）の均一な混合物と
   均一な混合物が生成するまで混合し；そして ｄ）工程ｃ）の均一な混合物をチューインガム中に形成
   する ことからなる無水チューインガム組成物の製造法。 １９）ガムベースがチューインガム組成物の重量に対し
   て約５５重量％までの量で存在する請求項１８記載の方
   法。 ２０）ガムベースがチューインガム組成物の重量に対し
   て約５５〜約９０重量％の量で存在する請求項１８記載
   の方法。 ２１）増量剤がチューインガム組成物の重量に対して約
   ３５〜約９０重量％の量で存在する請求項１８記載の方
   法。 ２２）増量剤がチューインガム組成物の重量に対して約
   ４５重量％までの量で存在する請求項１８記載の方法。 ２３）下記工程： ａ）溶融ガムベースを６０メッシュのふるいを通過しう
   る粒子サイズを有する粉末化フラクトースを含有する増
   量甘味剤の最初の量と均一な混合物が生成するまで混合
   し、ここでガムベースおよび増量剤は実質的に無水であ
   る； ｂ）６０メッシュのふるいを通過しうる粒子サイズを有
   する粉末化フラクトースを含有する増量甘味剤の第二の
   量を工程ａ）の均一な混合物と均一な混合物が生成する
   まで混合し、ここでガムベースの増量甘味剤に対する全
   重量比は約１：１５〜約３：１である； ｃ）フレーバー剤を工程ｂ）の均一な混合物と均一な混
   合物を得られるまで混合し；そして ｄ）工程ｃ）の均一な混合物をチューインガム片に形成
   すること からなるチューインガム組成物を甘味付けする方法。