JPH03119188A - 繊維強化プラスチック複合材 - Google Patents
繊維強化プラスチック複合材Info
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- JPH03119188A JPH03119188A JP25816889A JP25816889A JPH03119188A JP H03119188 A JPH03119188 A JP H03119188A JP 25816889 A JP25816889 A JP 25816889A JP 25816889 A JP25816889 A JP 25816889A JP H03119188 A JPH03119188 A JP H03119188A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
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- D07B1/04—Ropes built-up from fibrous or filamentary material, e.g. of vegetable origin, of animal origin, regenerated cellulose, plastics with a core of fibres or filaments arranged parallel to the centre line
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- D07B2401/20—Aspects related to the problem to be solved or advantage related to ropes or cables
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は繊維強化プラスチック複合材に関するものであ
り、より詳しくは長手方向に配列集束された繊維強化プ
ラスチック複合材に関するものである。この繊維強化プ
ラスチック複合材はローブ、ワイヤー、ケーブルあるい
はコンクリート構造物の補強筋、緊張用ケーブル等とし
て使用される。
り、より詳しくは長手方向に配列集束された繊維強化プ
ラスチック複合材に関するものである。この繊維強化プ
ラスチック複合材はローブ、ワイヤー、ケーブルあるい
はコンクリート構造物の補強筋、緊張用ケーブル等とし
て使用される。
（従来の技術）
従来より、連続長繊維を一方向に引き揃えて熱硬化性樹
脂を含浸し、引き抜き成型・硬化してなる繊維強化プラ
スチック複合材成形品（ロンド等）を構造用部材、引張
用部材として各種用途に使用する試みがなされている。
脂を含浸し、引き抜き成型・硬化してなる繊維強化プラ
スチック複合材成形品（ロンド等）を構造用部材、引張
用部材として各種用途に使用する試みがなされている。
例えばコンクリート補強材、光フアイバーケーブル用補
強材等が知られている。
強材等が知られている。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、かかる繊維強化プラスチック複合材成形
品（ロンド等）は長繊維を一方向に配列し熱硬化樹脂を
含浸、成型、硬化して一体化したものであるから、最小
曲げ半径の限度が大きく、特に高弾性の長繊維を補強用
繊維として使用した場合には曲率の小さい箇所にこの高
弾性長繊維を補強材として使用することが難しくその適
用範囲が限定されるという課題があった。
品（ロンド等）は長繊維を一方向に配列し熱硬化樹脂を
含浸、成型、硬化して一体化したものであるから、最小
曲げ半径の限度が大きく、特に高弾性の長繊維を補強用
繊維として使用した場合には曲率の小さい箇所にこの高
弾性長繊維を補強材として使用することが難しくその適
用範囲が限定されるという課題があった。
（課題を解決するための手段）
そこで、本発明者等はかかる従来の課題を解決するべく
鋭意検討した結果、棒状の繊維強化プラスチック複合体
を複数本〜体的かつ滑動可能に集合させることにより、
これらの問題点が解消されることを見出し本発明に到達
した。
鋭意検討した結果、棒状の繊維強化プラスチック複合体
を複数本〜体的かつ滑動可能に集合させることにより、
これらの問題点が解消されることを見出し本発明に到達
した。
すなわち、本発明の目的は曲率の小さい箇所にも適用で
きうる繊維強化プラスチック複合材を提供することにあ
る。
きうる繊維強化プラスチック複合材を提供することにあ
る。
そして、その目的は連続長繊維で補強された棒状の繊維
強化プラスチック複合体を複数本束ね、繊維強化プラス
チック複合体集合体とし、当該集合体を熱可塑性樹脂か
らなる管状物に挿入してなり、前記棒状繊維強化プラス
チック複合体が互いに滑動可能としてなる繊維強化プラ
スチック複合材により容易に達成される。
強化プラスチック複合体を複数本束ね、繊維強化プラス
チック複合体集合体とし、当該集合体を熱可塑性樹脂か
らなる管状物に挿入してなり、前記棒状繊維強化プラス
チック複合体が互いに滑動可能としてなる繊維強化プラ
スチック複合材により容易に達成される。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いる連続長繊維で補強された棒状の繊維強化
プラスチック複合体としては、炭素繊維、ガラス繊維等
の無機質繊維あるいはアラミド繊維等の耐熱性有機質繊
維にマトリックス樹脂を含浸、成型、硬化して棒状化し
たものである。
プラスチック複合体としては、炭素繊維、ガラス繊維等
の無機質繊維あるいはアラミド繊維等の耐熱性有機質繊
維にマトリックス樹脂を含浸、成型、硬化して棒状化し
たものである。
マトリックス樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂等の熱硬化性樹脂あるいはフェノール樹脂
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン樹脂、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンサルファイド等の熱可塑
性樹脂が挙げられ、好ましくは、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂等が用いられる。
エステル樹脂等の熱硬化性樹脂あるいはフェノール樹脂
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン樹脂、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンサルファイド等の熱可塑
性樹脂が挙げられ、好ましくは、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂等が用いられる。
これらの配合割合は特に限定されるものではないが、繊
維含有率（ＶＦ）として通常１０〜８０体積％、好まし
くは４０〜７０体積％とするのがよい。そしてかかる棒
状の繊維強化プラスチック複合体は上記の補強用長繊維
を張力下引き揃えながらマトリックス樹脂を含浸し成型
する、いわゆるプルトルージョン法により製造される。
維含有率（ＶＦ）として通常１０〜８０体積％、好まし
くは４０〜７０体積％とするのがよい。そしてかかる棒
状の繊維強化プラスチック複合体は上記の補強用長繊維
を張力下引き揃えながらマトリックス樹脂を含浸し成型
する、いわゆるプルトルージョン法により製造される。
本発明ではかかる棒状繊維強化プラスチック複合体を複
数本束ね、繊維強化プラスチック複合体集合体とし、こ
の集合体を熱可塑性樹脂からなる管状物に挿入してなる
ものとするのが重要である。
数本束ね、繊維強化プラスチック複合体集合体とし、こ
の集合体を熱可塑性樹脂からなる管状物に挿入してなる
ものとするのが重要である。
この場合、繊維強化プラスチック複合体集合体を構成す
る棒状繊維強化プラスチック複合体の本数は特に限定さ
れるものではなく、目的の用途に応じて決定される。そ
してこの集合体を熱可塑性樹脂からなる管状物に挿入さ
せるが、その際、予め熱可塑性樹脂からなる管状物を加
熱して管状物を膨張させ、上記の集合体を挿入後、管状
物を冷却して集合体と管状物とを密着させる方法、ある
いは前記集合体の外周部に熱可塑性樹脂からなるシート
を巻き、次いでシートの両端を接着もしくは融着して管
状物とし集合体と管状物とを密着させる方法、更には前
記集合体の外周部に熱可塑性樹脂をコーティングして熱
可塑性樹脂からなる管状物を形成して集合体と管状物と
を密着させる方法等により行われる。尚、集合体の外周
部と管状物の内周部とが必ずしも接着している必要はな
いものの、本発明においては接着していても、していな
くてもいずれであってもよい。このようにして形成され
た管状物の厚みは特に限定されるものではないが、通常
０．０５〜１０鶴、好ましくは０．０５〜５ｎであれば
よい。
る棒状繊維強化プラスチック複合体の本数は特に限定さ
れるものではなく、目的の用途に応じて決定される。そ
してこの集合体を熱可塑性樹脂からなる管状物に挿入さ
せるが、その際、予め熱可塑性樹脂からなる管状物を加
熱して管状物を膨張させ、上記の集合体を挿入後、管状
物を冷却して集合体と管状物とを密着させる方法、ある
いは前記集合体の外周部に熱可塑性樹脂からなるシート
を巻き、次いでシートの両端を接着もしくは融着して管
状物とし集合体と管状物とを密着させる方法、更には前
記集合体の外周部に熱可塑性樹脂をコーティングして熱
可塑性樹脂からなる管状物を形成して集合体と管状物と
を密着させる方法等により行われる。尚、集合体の外周
部と管状物の内周部とが必ずしも接着している必要はな
いものの、本発明においては接着していても、していな
くてもいずれであってもよい。このようにして形成され
た管状物の厚みは特に限定されるものではないが、通常
０．０５〜１０鶴、好ましくは０．０５〜５ｎであれば
よい。
そして、本発明の繊維強化プラスチック複合材は棒状繊
維強化プラスチック複合体を複数本束ね、繊維強化プラ
スチック複合体集合体とし、この集合体を上記の様にし
て熱可塑性樹脂からなる管状物に挿入してなるものとす
るため、棒状繊維強化プラスチック複合体同士は互いに
滑動可能となり、これにより曲率の小さい箇所にも適用
できうる繊維強化プラスチック複合材となる。
維強化プラスチック複合体を複数本束ね、繊維強化プラ
スチック複合体集合体とし、この集合体を上記の様にし
て熱可塑性樹脂からなる管状物に挿入してなるものとす
るため、棒状繊維強化プラスチック複合体同士は互いに
滑動可能となり、これにより曲率の小さい箇所にも適用
できうる繊維強化プラスチック複合材となる。
（実施例）
以下、実施例により具体的に本発明を説明するが、本発
明はその要旨を越えないかぎり下記の実施例に限定され
るものではない。
明はその要旨を越えないかぎり下記の実施例に限定され
るものではない。
実施例１及び比較例１
繊維強化プラスチック複合体（１） （第１図）として
補強用長繊維（４）（第２図）と、マトリックス樹脂（
３）（第２図）としてエポキシ樹脂（２３℃で１０００
ｃｐｓ）を用いた繊維含有率（ＶＦ）が６５体積％の直
径１ｍｍ、長さ５ｍの炭素繊維強化エポキシ樹脂製ロン
ドを用い、該ロンドを７本引き揃えて、管状物（２）（
第１図及び第２図）である直径３ｎの塩化ビニル樹脂製
中空チューブ（厚み０．５ｍｍ）に挿入して約３ｍの直
径を有する本発明の繊維強化プラスチック複合材を作製
した。この複合材の破壊限界内の最小曲率半径を測定し
たところ５０ｍであった。比較の為に、直径３鶴、長さ
５ｍの炭素繊維強化エポキシ樹脂製ロンド（繊維含有率
＝６５体積％）の破壊限界内の最小曲率半径を測定した
ところ１８０ｍであった。これらの結果から明らかなよ
うに、同一直径の棒状繊維強化プラスチックに比べ、大
幅に曲率半径を小さくすることが出来、作業上大変に有
利である。
補強用長繊維（４）（第２図）と、マトリックス樹脂（
３）（第２図）としてエポキシ樹脂（２３℃で１０００
ｃｐｓ）を用いた繊維含有率（ＶＦ）が６５体積％の直
径１ｍｍ、長さ５ｍの炭素繊維強化エポキシ樹脂製ロン
ドを用い、該ロンドを７本引き揃えて、管状物（２）（
第１図及び第２図）である直径３ｎの塩化ビニル樹脂製
中空チューブ（厚み０．５ｍｍ）に挿入して約３ｍの直
径を有する本発明の繊維強化プラスチック複合材を作製
した。この複合材の破壊限界内の最小曲率半径を測定し
たところ５０ｍであった。比較の為に、直径３鶴、長さ
５ｍの炭素繊維強化エポキシ樹脂製ロンド（繊維含有率
＝６５体積％）の破壊限界内の最小曲率半径を測定した
ところ１８０ｍであった。これらの結果から明らかなよ
うに、同一直径の棒状繊維強化プラスチックに比べ、大
幅に曲率半径を小さくすることが出来、作業上大変に有
利である。
（発明の効果）
本発明の繊維強化プラスチック複合材は同一断面積の単
一の棒状繊維強化プラスチック複合材に比較して曲率半
径を大幅に小さくでき、その結果曲げ部材として使用す
る場合設計の自由度が大きくひろがる。また運搬上ある
いは保存管理上もコンパクトに収納でき有利である。更
には棒状繊維強化プラスチック複合体の集合体の外周部
に熱可望性樹脂からなる管状物を設けているので、衝撃
等の外力に対しても内部にある棒状繊維強化プラスチッ
ク複合体が大きく損傷を受けることなく、本来の強度を
保持できるという利点を有している。
一の棒状繊維強化プラスチック複合材に比較して曲率半
径を大幅に小さくでき、その結果曲げ部材として使用す
る場合設計の自由度が大きくひろがる。また運搬上ある
いは保存管理上もコンパクトに収納でき有利である。更
には棒状繊維強化プラスチック複合体の集合体の外周部
に熱可望性樹脂からなる管状物を設けているので、衝撃
等の外力に対しても内部にある棒状繊維強化プラスチッ
ク複合体が大きく損傷を受けることなく、本来の強度を
保持できるという利点を有している。
第１図及び第２図はそれぞれ本発明の複合材の外観図及
び横断面図を示す。 １：繊維強化プラスチック複合体 ２：管状物 ３：マトリックス樹脂 ４：補強用長繊維 出 願 人
び横断面図を示す。 １：繊維強化プラスチック複合体 ２：管状物 ３：マトリックス樹脂 ４：補強用長繊維 出 願 人
Claims (1)
- （１）連続長繊維で補強された棒状の繊維強化プラスチ
ック複合体を複数本束ね、繊維強化プラスチック複合体
集合体とし、該集合体を熱可塑製樹脂からなる管状物に
挿入してなり、前記棒状繊維強化プラスチック複合体が
互いに滑動可能としてなる繊維強化プラスチック複合材
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25816889A JPH03119188A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 繊維強化プラスチック複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25816889A JPH03119188A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 繊維強化プラスチック複合材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03119188A true JPH03119188A (ja) | 1991-05-21 |
Family
ID=17316474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25816889A Pending JPH03119188A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 繊維強化プラスチック複合材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03119188A (ja) |
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-
1989
- 1989-10-03 JP JP25816889A patent/JPH03119188A/ja active Pending
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