JPH03118732A - 電源装置のバッテリーバックアップ回路およびバッテリー充放電回路 - Google Patents

電源装置のバッテリーバックアップ回路およびバッテリー充放電回路

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JPH03118732A
JPH03118732A JP1254977A JP25497789A JPH03118732A JP H03118732 A JPH03118732 A JP H03118732A JP 1254977 A JP1254977 A JP 1254977A JP 25497789 A JP25497789 A JP 25497789A JP H03118732 A JPH03118732 A JP H03118732A
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voltage
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概 要] 電源装置のバッテリーバックアンプ回路およびバッテリ
ー充放電回路に関し。
内部インピーダンスの高い小型バッテリーの使用を可能
にすると共に、簡素な構成で高効率の昇降圧コンバータ
による充放電回路を実現することを目的とする。
(1)  電源装置のバッテリーバックアップ回路は。
交流入力電圧を整流および平滑し、得られた直流電圧を
スイッチングしてトランスの1次側巻線を駆動し、トラ
ンスの2次側巻線から所定のレベルに変圧されたパルス
電圧を取り出し、これを整流および平滑して直流電圧に
変換して出力するスイッチングレギュレータ方式の電源
装置において。
交流入力電圧の停電や電圧低下を検出する停電・低電圧
検出回路と、1次側巻線側の直流電圧線と接続された第
1の充電回路と、これにより充電される第1のバッテリ
ーと、1次側巻線側の直流電圧線と接続された第2の充
電回路と、これにより充電される第2のバッテリーとを
備え2通常時には、第1の充電回路により第1のバッテ
リーを充電すると共に、第2の充電回路により第2のバ
ッテリーを充電し、停電・低電圧検出回路が交流入力電
圧の停電や電圧低下を検出した時には、第1のバッテリ
ーと第2のバッテリーとをスイッチにより直列接続し、
この2個のバッテリーの電圧を加算した電圧を1次側巻
線側の直流電圧線へ供給するように構成する。
(2)バッテリー充放電回路は、交流入力電圧を整流お
よび平滑し、得られた直流電圧をスイッチングしてトラ
ンスの1次側巻線を駆動し、トランスの2次側巻線から
所定のレベルに変圧されたパルス電圧を取り出し、これ
を整流および平滑して直流電圧に変換して出力するスイ
ッチングレギュレータ方式の電源装置において、トラン
スの1次側または2次側の直流電圧の高圧線と接地線と
の間に、コイルおよびスイッチングトランジスタから成
る直列回路を接続すると共に、スイッチ、バッテリーお
よび逆バイアス・ダイオードから成る直列回路を接続し
、コイル−スイッチングトランジスタ間の接続点と、ス
イッチ−バッテリー間の接続点とを順バイアス・ダイオ
ードで接続し、高圧線と、バッテリー−逆バイアス・ダ
イオード間の接続点とを逆バイアス・ダイオードで接続
し充電時には、スイッチングトランジスタのオン時にコ
イルが蓄えた電力で、スイッチングトランジスタのオフ
時にバッテリーを充電し、放電時には。
充電を停止しスイッチを閉じて、バッテリーの電流を電
源装置へ放電するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電源装置のバッテリーバックアップ回路およ
びバッテリー充放電回路に関する。
コンピュータなどの情報処理に関係する電子機器は、商
用電源の停電や瞬断によるデータの破壊および電圧低下
による機器の誤動作を防止するために、電源装置として
無停電電源装置を用いている。
無停電電源装置を実・現するための方法の一つに。
電源装置をバッテリーによりバックアップする方法があ
る。
本発明は、この型の無停電電源装置を対象とする。
〔従来の技術〕
(従来例1) 第3図は、従来の電源装置のバッテリーバックアップ回
路を示す図である。
同図において、301はフィルタ、302は整流器、3
03は平滑コンデンサ、304はトランス、305は1
次側巻線、306はスイッチングトランジスタ、307
はP WM11制御回路、308は2次側巻線、309
および310はダイオード。
311はチョークコイル、312は平滑コンデンサ、3
13は出力電圧検出回路、314はスイッチ、315は
充電回路、316はバッテリー、317はバッテリーの
内部インピーダンス、318はスイッチ314と連動す
るスイッチ、319はダイオードである。
本従来例は、電源装置の1次側直流電圧部にバッテリー
を付加し1人力交流電源が停電した場合。
このバッテリーの電力により電源装置の運転を継続する
ようにしたものである。
以下、第3図に示す回路の動作を説明する。
(1)通常時の動作 入力交流電圧は、フィルタ301を通った後。
整流器302で整流され、平滑コンデンサで平滑化され
て直流電圧となり5 トランス304の1次側巻線30
5に印加される。
1次巻線305には、スイッチングトランジスタ306
が直列に接続されている。このスイッチングトランジス
タ306は、PWM制御回路307からベースに印加さ
れる駆動パルスにより0N10FF動作して、1次側巻
線305を流れる電流をスイッチングする。
PWM制御回路307は、出力電圧検出回路313の検
出電圧に従ってパルス幅変調を行ったスイッチング駆動
パルスを生成し、スイッチングトランジスタ306のベ
ースを駆動する。
トランス304の1次側巻線305がスイッチング駆動
されることにより2次側巻線308に誘起されるパルス
電圧は、ダイオード309で整流され、チョークコイル
311および平滑コンデンサ312で平滑化された後、
直流電圧として出力される。
一方、この間、充電回路315は、整流器302により
整流された電圧を入力としてバッテリー316を充電し
ている。
(2)停電発生時および入力電圧低下時の動作停電が発
生したり、入力交流電圧が低下して平滑コンデンサ30
3の電圧が、バッテリー316の基準電圧以下になると
、ダイオード319が導通して、バッテリー316の電
圧が平滑コンデンサ303に供給される。
このようにして、入力交流電圧に代わってバッテリー3
16から供給された電圧は、トランス304の1次側巻
線305に印加され1通常時と同様にスイッチングされ
、電圧変換されて直流電圧が出力される。
(従来例2) 第6図は、従来のバッテリー充放電回路を示す図である
同図において、401はコンデンサ、402は抵抗、4
03はダイオード、404はトランス。
405は1次側巻線、406はスイッチングトランジス
タ、407はPWM制御回路、408は2次側巻線、4
09および410はダイオード、411は平滑コンデン
サ、412はバッテリー、413は電圧検出回路、41
4はスイッチである。
コンデンサ401.抵抗402およびはダイオード40
3でサージアブソーバを形成している。
本従来例は、従来例1の充電回路315.バッテリー3
16.スイッチ318およびダイオード319からなる
バッテリーバックアップ回路部を対象としている。
以下、第6図に示す回路の動作を説明する。
(1)充電時の動作 スイッチ414は、開放にしておく。
+vcc充電ラインの直流電圧がトランス404の1次
側巻線405に印加される。この1次側巻線405には
スイッチングトランジスタ406が直列に接続されてい
る。スイッチングトランジスタ406は、PWM制御回
路407からベースに印加される駆動パルスによりON
/○FF動作して、1次側巻線405を流れる電流をス
イッチングする。
PWM制御回路407は、電圧検出回路413の検出電
圧に従ってパルス幅変調を行ったスイッチング駆動パル
スを生成し、スイッチングトランジスタ4060ベース
を駆動する。
トランス404の1次側巻線405がスイッチング駆動
されることにより2次側巻線408に誘起されるパルス
電圧は、2次側巻線408→ダイオード409→平滑コ
ンデンサ411→2次側巻線408.という閉回路によ
り平滑コンデンサ411に電荷を蓄える。
以上の過程を繰り返していると、平滑コンデンサ411
の両端の電圧が上昇してゆき、ダイオード410の順方
向電圧降下VFとバッテリー412の電圧V、との和(
VF +Vl )よりも大きくなろうとしたとき、2次
側巻線408→ダイオード409→ダイオード410→
バッテリー412→2次側巻線408.という閉回路に
よりバッテリー412がパルス充電される。
また、電圧検出回路413は、平滑コンデンサ411の
両端の電圧を常時モニタしており、検出電圧をPWM制
御回路407ヘフイードバツクすることにより、バッテ
リー412の過充電を防止する。
(2)放電時の動作 スイッチ414を閉じる。
バッテリー412からの電流は、+vcc放電ラインへ
流れる。すなわち、バッテリー412→スイツチ414
→(+Vcc放電ライン)→外部負荷→Ovライン→バ
ッテリー412.という閉回路中をバッテリー412の
放電電流が流れる。
〔発明が解決しようとする1llB) (従来例1の課題) 第3図にしめず従来の電源装置のバッテリーバックアッ
プ回路においては、入力交流電圧が±lO%の範囲で変
動するため、平滑コンデンサ303の両端の電圧Eも±
10%の範囲で変動する。
一方、バッテリー316の電圧v3は、内部インピーダ
ンス317の低い大容量のバッテリーでも放電終止電圧
には約20%の変動がある。
これらの関係を第4図に、従来の電源装置のバッテリー
バックアップ回路の電圧関係どして示す。
第4図によると、バッテリーのエネルギーを充分に引き
出すためには、スイッチングレギュレータの安定化開始
電圧をバッテリーの放電終止電圧に設定する必要がある
。一般に、スイッチングレギュレータは、入力交流電源
瞬断時の保持時間の関係から、交流の定格入力電圧に対
し一30%まで出力電圧を安定化する能力を有している
。したがって、内部インピーダンスの低い大容量のバッ
テリーを使用する限り、従来の回路でもさほど問題には
ならない。
しかし、バ・ンテリーバックアップ回路を小型化しよう
とすると、バッテリーも小型のものを使用しなければな
らない。すると、バッテリーの内部インピーダンスを無
視することができなくなり。
バッテリーから電流を取り出すだけでバッテリー電圧V
mが低下してしまう。
また、スイッチングレギュレータは、出力電力を一定に
保つように動作するので、入力電圧が低下すると、これ
を補うために電流を増加させている。したがって、バッ
テリーの出力電圧が低下すると、さらに電流を増加させ
てしまうので、バッテリーの出力電圧は一層低下する。
という状態に陥る。これは、第4図に示したV、の変動
範囲が一20%に留まらず、−40〜−50%にまでも
達することを意味している。
以上述べたことを明確にするために、バッテリーの放電
特性を第5図に示す。
同図は、低内部インピーダンス・バッテリーおよび高内
部インピーダンス・バッテリーは、容量が同一で、満充
電時の開放電圧も同一であり、定電力放電した場合の特
性を示している。
したがって、高内部インピーダンスの小型バッテリーを
使用して、第3図に示した従来の回路でバックアップを
−行うと1次のような問題が生じる。
■スイッチングレギュレータの安定化開始電圧を極端に
低くしなければならない。
■そうすると、定格電圧入力時のスイッチングレギュレ
ータの効率の悪化を招く。
■バッテリー電圧の低下により電流が増大するので、バ
ッテリーの内部インピーダンスが消費する電力が増加し
、スイッチングレギュレータへ送られる電力が低下する
これら■〜■の問題点を解決するための唯一の手段は、
バッテリーの出力電流を極端に小さくすることである。
そのためには、バッテリー電圧V、を極端に高く設定し
なければならない、しかしながら、第3図および第4図
に示したように、従来例ではバッテリー電圧V、が交流
電源時の電圧Eよりも低いことを前提にしているので、
バッテリー電圧■、をむやみに高く設定することはでき
ない。
仮に、バッテリー電圧■、の放電終止電圧を電圧Eの変
動範囲の上限値よりも高く設定し、停電時にのみスイッ
チ318を閉じる構成を採ったとすると、スイッチング
レギュレータを予め高い入力電圧に耐え得るように設計
しなければならない。
そうすると、スイッチングレギュレータ自体が大型化し
てしまう、これでは、小型のバッテリーを使用する意味
がない。
したがって、スイッチングレギュレータ自体を大きくす
ることなしに、小型のバッテリーを使用するためには、
バッテリー電圧■、を、1次側巻線側の直流電圧Eの変
動範囲の上限値からスイッチングレギュレータの安定化
開始電圧の間に終始あるように設定しなければならない
、ただし、この場合にもrjlgがある。すなわち、■
バッテリーの充電回路に昇降圧コンバータを必要とする
ので9充電回路が大きくなる。■一般的な昇降圧コンバ
ータは効率が悪く2発熱量も多いので、高温を嫌うバッ
テリーの近くに実装することができず、小型化が困難に
なる。
(従来例2の諜B) バッテリーの充放電用ライン(十V。、)の電圧がバッ
テリー電圧V、より高い場合も低い場合もあり得るよう
な回路にバッテリーバックアップ回路を付加する場合、
充放電の安定化用にフライバック形の昇降圧コンバータ
を用いることは不可欠である。
第6図に示す従来のバッテリー充放電回路では。
0■ラインを基準としているので、安定化出力を取り出
すためには、1次側巻線405および2次側巻線408
という絶縁された2つの巻線を持つトランス404が必
ず必要であった。
しかしながら、トランス404のように2つの巻線を持
つフライバック用トランスは、変換効率が悪く、形状も
大きい、という欠点がある。
したがって、従来例2には、バッテリー充放電回路を小
型化することができない、という問題があった。
(本発明の目的) 本発明は、内部インピーダンスの高い小型バッテリーの
使用を可能にした。電源装置のバッテリーバックアップ
回路を提供することを第1の目的とする。
また、簡素な構成で高効率の昇降圧コンバータによるバ
ッテリー充放電回路を提供することを第2の目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、第1の発明に係るt源装
置のバッテリーバックアップ回路は、交流入力電圧を整
流および平滑し、得られた直流電圧をスイッチングして
トランスの1次側巻線を駆動シ、トランスの2次側巻線
から所定のレベルに変圧されたパルス電圧を取り出し、
これを整流および平滑して直流電圧に変換して出力する
スイッチングレギュレータ方式の電源装置において、交
流入力電圧の停電や電圧低下を検出する停電・低電圧検
出回路と、第1の充電回路と、これにより充電される第
1のバッテリーと、第2の充電回路と、これにより充電
される第2のバッテリーとを備え9通常時には、第1の
充電回路により第1のバッテリーを充電すると共に、第
2の充電回路により第2のバッテリーを充電し、停電・
低電圧検出回路が交流入力電圧の停電や電圧低下を検出
した時には、第1のバッテリーと第2のバッテリーとを
スイッチにより直列接続し、この2個のバッテリーの電
圧を加算した電圧を電源装置へ供給するように構成する
また、第2の発明に係るバッテリー充放電回路は、交流
入力電圧を整流および平滑し、得られた直流電圧をスイ
ッチングしてトランスの1次側巻線を駆動し、トランス
の2次側巻線から所定のレベルに変圧されたパルス電圧
を取り出し、これを整流および平滑して直流電圧に変換
して出力するスイッチングレギュレータ方式の電源装置
において、トランスの1次側または2次側の直流電圧の
高圧線と接地線との間に、コイルおよびスイッチングト
ランジスタから成る直列回路を接続すると共に、スイッ
チ、バッテリーおよび逆バイアス・ダイオードから成る
直列回路を接続し、コイル−スイッチングトランジスタ
間の接続点と、スイッチ−バッテリー間の接続点とを順
バイアス・ダイオードで接続し、高圧線と、バッテリー
−逆バイアス・ダイオード間の接続点とを逆バイアス・
ダイオードで接続し、充電時には、スイッチングトラン
ジスタのオン時にコイルが蓄えた電力で、スイッチング
トランジスタのオフ時にバッテリーを充電し7放電時に
は、充電を停止しスイッチを閉じて、バッテリーの電流
を電源装置へ放電するように構成する。
〔作 用〕
第1の発明に係る電源装置のバッテリーバックアップ回
路は、1次側巻線側の直流電圧線に接続された第1の充
電回路と、これにより充電される第1のバッテリーと、
1次側巻線側の直流電圧線に接続された第2の充電回路
と、これにより充電される第2のバッテリーとを備える
ように構成されている。
通常時には、第1の充電回路により第1のバッテリーの
充電を行うと共に、第2の充電回路により第2のバッテ
リーの充電を行う。
停電や入力交流電圧の低下が生じた時には、第1のバッ
テリーと第2のバッテリーとをスイッチにより直列接続
し、この2個のバッテリーの電圧を加算した電圧を1次
側巻線側の直流電圧線へ供給する。
すなわち、第1の発明の回路では、バッテリーを2分割
し、その中間に停電時にのみ閉じるスイッチを設けてい
る。さらに、バッテリーの片極は必ず1次側巻線側の直
流電圧線に接続されている構成をとっている。したがっ
て、1次側巻線側の直流電圧の変動範囲の下限値に対し
てもバッテリー1総当たりの電圧を充分に低くすること
が可能になるので、充電回路に昇降圧コンバータは不要
となり、簡素で発熱量も少なく、小型化が可能な降圧形
チョッパの使用が可能となる。したがって。
バッテリー、充電回路共に小型化することができる。
第2の発明に係るバッテリー充放電回路は、第1の発明
に係る電源装置のバッテリーバックアップ回路に用いる
充電回路を上述のように降圧形チョッパは使用せずに、
別の手段により構成して小型化したものである。
すなわち、第2の発明に係るバッテリー充放電回路は、
直流電圧の高圧線と接地線との間に、コイルおよびスイ
ッチングトランジスタから成る直列回路を接続すると共
に、スイッチ、バッテリーおよび逆バイアス・ダイオー
ドから成る直列回路を接続し、コイル−スイッチングト
ランジスタ間の接続点と、スイッチ−バッテリー間の接
続点とを順バイアス・ダイオードで接続し、高圧線と。
バッテリー−道バイアス・ダイオード間の接続点とを逆
バイアス・ダイオードで接続することにより構成する。
そして、充電時には、スイッチングトランジスタのON
時にコイルが蓄えた電力で、スイッチングトランジスタ
のOFF時にバッテリーを充電し。
放電時には、スイッチを閉じて、バッテリーの電流を電
源装置へ放電する。
このように、第2の発明の充電回路部分は、従来例2の
ようにフライバックトランスを使用せずに、昇降圧コン
バータをコイルのみで実現している。これは、従来例2
のように0■ラインを基準とせず、逆バイアス・ダイオ
ードにより0■ラインから浮かせたラインである直流電
圧の高圧線を基準とすることにより成し遂げられたもの
である。
コイルは巻線が一つであり、フライバックトランスのよ
うなり一ケージインダクタンス分による変換効率の悪化
が少ないので、第2の発明に係るバッテリー充放電回路
は、高効率が得られると共に、小型化が可能となる。
〔実 施 例〕
(第1の発明の実施例) 第1図は本発明の電源装置のバッテリーバックアンプ回
路を示す図である。
同図において、101はフィルタ、102は整流器、1
03は平滑コンデンサ、104はトランス、105は1
次側巻線、106はスイッチングトランジスタ、107
はPWM制御回路、108は2次側巻線、109および
110はダイオード。
111はチョークコイル、112は平滑コンデンサ、1
13は出力電圧検出回路、114は停電・低電圧検出回
路、115は充電回路A、116は充電回路B、117
はバッテリーA、11BはバッテリーB、119はスイ
ッチである。
本実施例は、電源装置としてスイッチングレギュレータ
を用いている。そして、このスイッチングレギュレータ
の1次側直流電圧部にバッテリーを付加し、入力交流電
源が停電した場合、このバッテリーの電力によりスイッ
チングレギュレータの運転を継続するようにしたもので
ある。
以下、第1図に示す回路の動作を説明する。
(1)通常時の動作 入力交流電圧は、フィルタ101にかけられた後、整流
器102で整流され、平滑コンデンサ103で平滑化さ
れて直流電圧となり、トランス104の1次側巻線10
5に印加される。
1次側巻線105には、スイッチングトランジスタ10
6が直列に接続されている。このスイッチングトランジ
スタ106は、PWM制御回路107からベースに印加
される駆動パルスにより0N10 F F動作して、1
次側巻線105を流れる電流をスイッチングする。
PWM制御回路107は、出力電圧検出回路113の検
出電圧に従ってパルス幅変調を行ったスイッチング駆動
パルスを生成し、スイッチングトランジスタ106のベ
ースを駆動する。
トランス104の1次側巻線105がスイッチング駆動
されることにより2次側巻線108に誘起されるパルス
電圧は、ダイオード109で整流され、チョークコイル
1’ 11および平滑コンデンサ112で平滑化された
後、直流電圧として出力される。
一方、この間、充電回路A115は、1次側巻線側の高
レベルの直流電圧を入力としてバッテリーA117を充
電しており、充電回路Bl 16は。
1次側巻線側の低レベルの直流電圧を入力としてバッテ
リーB118を充電している。
(2)停電発生時および入力電圧低下時の動作停電・低
電圧検出回路114は、入力交流電圧を常時モニタして
いる。停電が発生したり、入力交流電圧が低下して基準
電圧以下になると、停電・低電圧検出回路114は、充
電回路A115および充電回路8116を停止させると
同時にスイッチ119を閉じる。この結果、バッテリー
8118の電圧■邸(B)とバッテリーA117電圧v
、(A)との和、すなわち、V*  (B) 十v。
(A)が平滑コンデンサ103に供給される。
このようにして、入力交流電圧に代わってバッテリー8
118とバッテリーA117との直列接続から供給され
た電圧は、トランス104の1次側巻線105に印加さ
れ1通常時と同様にスイッチングされ、電圧変換されて
直流電圧が出力される。
(第2の発明の実施例) 第2図は1本発明のバッテリー充放電回路を示す図であ
る。
同図において、201はコイル、202はスイッチング
トランジスタ、203はPWM制御回路。
204および205はダイオード、206はバッテリー
、207および208はダイオード、209は平滑コン
デンサ、210はスイッチ、211は電圧検出回路であ
る。
本実施例は、第1図に示した第1の発明の電源装置のバ
ッテリーバックアップ回路における。充電回路A115
−バッテリーA1170組から成る充放電回路および充
電回路8116−バッテリー811Bの組から成る充放
電回路を対象とし。
第1の発明が高効率の降圧形チョッパ回路を充電回路と
することが可能であるのに対し1本実施例は第2の発明
の昇降圧コンバータを用いるものである。
以下、第2図に示す回路の動作を説明する。
(1)充電時の動作 スイッチ210は、開放にしておく。
+Vcc充電ラインの直流電圧がコイル201に印加さ
れる。このコイル201にはスイッチングトランジスタ
202が直列に接続されている。スイッチングトランジ
スタ202は、PWM制御回路203からベースに印加
される駆動パルスにより0N10FF動作して、コイル
201を流れる電流をスイッチングする。
PWM11]?11回路203は、電圧検出回路211
の検出電圧に従ってパルス幅変調を行ったスイッチング
駆動パルスを生成し、スイッチングトランジスタ202
のベースを駆動する。
PWM制御回路203からの出力によりスイッチングト
ランジスタ202がONすると、コイル201に電流が
流れ、エネルギーが蓄えられる。
そして、スイッチングトランジスタ202がOFFにな
ると、コイル201に蓄えられていたエネルギーは、電
流となって、コイル201→ダイオード204→平滑コ
ンデンサ209→ダイオード207→コイル201.と
いう閉回路を流れることにより、平滑コンデンサ209
に電荷を蓄える。
この過程を繰り返している七、平滑コンデンサ209の
両端の電圧が上昇してゆき、ダイオード205の順方向
電圧降下■、とバッテリー206の電圧v8との和(V
F + Vm )よりも太きくなろうとしたとき、コイ
ル201→ダイオード204→ダイオード205→バツ
テリー206→ダイオード207→コイル201.とい
う閉回路によりバッテリー206が充電される。
また、電圧検出回路211は、平滑コンデンサ2090
両端の電圧を常時モニタしており、検出電圧をPWMI
IJli1回路203ヘフィードバックすることにより
、バッテリー206の過充電を防止する。
(2)放電時の動作 スイッチ210を閉じる。
バッテリー206からの電流は、+Vcc放電ラインへ
流れる。すなわち、バッテリー206→スイツチ210
→(+Vcc放電ライン)→外部負荷→Ovライン→ダ
イオード208→バッテリー206、という閉回路中を
バッテリー206の放電電流が流れる。
〔発明の効果〕
第1の発明によれば、高内部インピーダンスの小容量バ
ッテリーを使用することが可能になると共に、入力交流
電圧が大きく変動しても問題なく充電を行うことのでき
る安定なバッテリーバックアップ回路を実現することが
できる。
第2の発明によれば、N素な構成で高効率の昇降圧コン
バータによるバッテリー充放電回路を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電源装置のパンテリーバックアップ回
路を示す図。 第2図は本発明のバッテリー充放電回路を示す図。 第3図は従来の電源装置のバッテリーバックアップ回路
を示す図。 第4図は従来の電源装置のバッテリーバンクアップ回路
の電圧関係を示す図。 第5図はバッテリーの放電特性を示す図。 第6図は従来のバッテリー充放電回路を示す図である。 第1図において 101:フィルタ 102:!!流器 103:平滑コンデンサ 104 F )ランス lQ5:1次側巻線 106:スイッチングトランジスタ 107 : P WMI11111回路10日:2次側
巻線 109:ダイオード 110:ダイオード 111:チョークコイル 112:平滑コンデンサ 113:出力電圧検出回路 114:停電・低電圧検出回路 115;充電回路A 116:充電回路B 117:バッテリーA 118:バッテリーB 119:スイッチ 第2図において 201:コイル 202ニスイツチングトランジスタ 203:PWM制御回路 204:ダイオード 205:ダイオード 206:バッテリー 207:ダイオード 208:ダイオード 209:平滑コンデンサ 210:スイッチ 21に電圧検出回路 特許出廓人  株式会社ピーエフニー 復代理人 弁理土中 島洋治

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流入力電圧を整流および平滑し、得られた直流
    電圧をスイッチングしてトランスの1次側巻線を駆動し
    、トランスの2次側巻線から所定のレベルに変圧された
    パルス電圧を取り出し、これを整流および平滑して直流
    電圧に変換して出力するスイッチングレギュレータ方式
    の電源装置において。 交流入力電圧の停電や電圧低下を検出する停電・低電圧
    検出回路と、1次側巻線側の直流電圧線と接続された第
    1の充電回路と、これにより充電される第1のバッテリ
    ーと、1次側巻線側の直流電圧線と接続された第2の充
    電回路と、これにより充電される第2のバッテリーとを
    備え、 通常時には、第1の充電回路により第1のバッテリーを
    充電すると共に、第2の充電回路により第2のバッテリ
    ーを充電し、 停電・低電圧検出回路が交流入力電圧の停電や電圧低下
    を検出した時には、第1のバッテリーと第2のバッテリ
    ーとをスイッチにより直列接続し、この2個のバッテリ
    ーの電圧を加算した電圧を1次側巻線側の直流電圧線へ
    供給する ことを特徴とする電源装置のバッテリーバックアップ回
    路。
  2. (2)交流入力電圧を整流および平滑し、得られた直流
    電圧をスイッチングしてトランスの1次側巻線を駆動し
    、トランスの2次側巻線から所定のレベルに変圧された
    パルス電圧を取り出し、これを整流および平滑して直流
    電圧に変換して出力するスイッチングレギュレータ方式
    の電源装置において、 トランスの1次側または2次側の直流電圧の高圧線と接
    地線との間に、コイルおよびスイッチングトランジスタ
    から成る直列回路を接続すると共に、スイッチ、バッテ
    リーおよび逆バイアス・ダイオードから成る直列回路を
    接続し、 コイル−スイッチングトランジスタ間の接続点と、スイ
    ッチ−バッテリー間の接続点とを順バイアス・ダイオー
    ドで接続し、 高圧線と、バッテリー−逆バイアス・ダイオード間の接
    続点とを逆バイアス・ダイオードで接続し、 充電時には、スイッチングトランジスタのオン時にコイ
    ルが蓄えた電力で、スイッチングトランジスタのオフ時
    にバッテリーを充電し、 放電時には、充電を停止しスイッチを閉じて、バッテリ
    ーの電流を電源装置へ放電する ことを特徴とするバッテリー充放電回路。
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