JPH03118046A - Nmr装置用無線周波受信器 - Google Patents

Nmr装置用無線周波受信器

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JPH03118046A
JPH03118046A JP2205342A JP20534290A JPH03118046A JP H03118046 A JPH03118046 A JP H03118046A JP 2205342 A JP2205342 A JP 2205342A JP 20534290 A JP20534290 A JP 20534290A JP H03118046 A JPH03118046 A JP H03118046A
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ロバート・スティーブン・ストーモント
Michael C Anas
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明の分野は核磁気共鳴(N M R)の方法および
システムである。更に詳しく述べると、本発明は精密な
周波数と位相をそなえたRF励起ノくルスを作成するた
めのRFシンセサイザおよび送信器、ならびに結果とし
て生じるNMR信号を正確に受信し復調しディジタル化
するための受信器に関するものである。
磁気モーメントをそなえたどの核もそれに加えられてい
る磁界の方向に自身をそろえようとする。
しかしそうする際、磁界の強さおよび特定の核種の性質
(核の磁気回転比γ)によって決まる固有の角周波数(
ラーモア周波数)で核は上記磁界の方向のまわりを歳差
運動する。この現象を示す核をここでは「スピン」と呼
ぶ。
人体組織のような物質が−様な磁界(分極磁界Bo)を
受けると、組織内のスピンの個別磁気モーメントはこの
分極磁界にそろおうとするが、それらの固有ラーモア周
波数で無秩序に分極磁界のまわりを歳差運動する。分極
磁界の方向に正味の磁気モーメントM:!が作られるが
、垂直平面すなわち横断平面(X−Y平面)内のランダ
ムな方向を向いた磁気成分は相互に相殺する。しかし、
X−Y平面内にある大体ラーモア周波数の磁界(励起磁
界B+)を物質または組織に加えた場合、正味のそろっ
たモーメント量工がX−Y平面へ回転すなわち「傾いて
」、ラーモア周波数でX−Y平面内で回転すなわちスピ
ンしている正味の横方向磁気モーメントM、が生じる。
正味の磁気モーメントMzが傾く程度、したがって正味
の横方向磁気モーメントM、の大きさは、主として印加
される励起磁界B1の大きさ、時間長およびその周波数
によってきまる。
この現象の実用的な価値は、励起信号B1が終了した後
、励起されたスピンによって放射される信号にある。簡
単なシステムでは、励起された核が振動正弦波信号を受
信コイル内に誘導する。この信号の周波数はラーモア周
波数であり、その最初の振幅Aoは横方向磁気モーメン
トM、の大きさによって決定される。放射信号の振幅A
は時間tとともに指数関数的に恭衰する。
A −AOe−t/T28 減衰定数1/T2には磁界の均質性、および「スピン−
スピン緩和」定数または「横緩和」定数と呼ばれるT2
によって決まる。T2定数は、完全に均質な磁界中で励
起信号B1が除去された後のスピンのそろった歳差運動
の位相のずれなどにより信号が減衰していく指数関数的
な速度に逆比例する。
NMR信号の振幅Aに寄与するもう1つの重要な要素は
スピン−格子緩和過程と呼ばれ、これは時定数T1によ
って特徴付けられる。これはまた縦緩和過程とも呼ばれ
る。正味磁気モーメントの磁気分極軸(z)に沿ったそ
の平衡値への回復を記述するからである。T1時定数は
T2より長く、医学的に関心のある殆んどの物質ではず
っと長くなる。正味磁気モーメントMがその平衡値まで
緩和するのに充分な時間が与えられていない場合は、後
続のパルス・シーケンスで作成されるNMR信号の振幅
Aは小さくなる。
特に本発明に関係するNMR測定は「パルス式NMR測
定」と呼ばれる。このようなNMR測定はRF励起期間
ならびに信号の放射と取得の期間に分けられる。これら
の測定は周期的に行なわれ、NMR測定が多数回繰り返
される。これにより各サイクルの間に異なるデータが累
積されるか、または被検者内の異なる位置で同じ測定が
行なわれる。さまざまの予備励起技術が知られており、
これらでは種々の大きさ、周波数成分、位相および継続
時間を存する1個以上のRF励起パルス(B+ )が印
加される。このようなRF励起パルスは狭い周波数スペ
クトルを持つこともある(選択的励起パルス)。あるい
はこのようなRF励起パルスはある範囲の共鳴周波数に
わたって横磁化M:!を作成することができる広い周波
数スペクトルを持つこともある。従来技術には特定のN
MR現象を利用するように設計され、N M R711
1+定過程の特定の問題を克服するRF励起技術が豊富
にある。
励起パルスの後、NMRイメージング・システムは励起
された核によって放射される無線周波(RF)信号を受
信し、これらの信号を使って患者の画像を構成する。「
画像情報」を含む受信信号はラーモア周波数を中心とす
る周波数帯域内にある。この帯域の周波数を一層低い周
波数に下げて復調することにより、画像情報を抽出して
患者の画像を構成することができる。画像情報信号を基
準信号と混合することにより周波数帯域を移す通常の信
号変換が用いられる。適切にフィルタで除かなければ、
基準信号周波数を中心として画像情報帯域とは対称な周
波数帯域内の雑音が、ヘテロダインの作用によって生じ
る合成信号の画像情報に重畳される。
直角受信器を用いて画像情報をベースバンドに移せば、
この問題を避けることができる。同相(I)および直角
(Q)の復調を使用することにより、IおよびQ信号チ
ャネルの位相および振幅の調整が正確であれば、基準周
波数の両端の周波数を区別することができる。具合の悪
いことに、このような精密調整は難しく、調整不良によ
り基準周波数の片側のエネルギの幾分かが他方の側に誤
まって割り当てられる(「画像」阻止不良)。
更に、低周波(たとえば1/F)雑音が画像情報信号に
導入されて、その品質を低下させることがある。
従来、画像情報を復調し、2つの直角信号を作成する信
号処理がアナログ領域で行なわれてきた。
耐雑音性の見地から、できるだけ早期の処理段階で画像
情報信号をディジタル領域に変換するのが有利である。
高性能ディジタル回路およびプログラマブル信号プロセ
ッサの進歩に伴なって、複雑な信号処理をディジタル的
に高速で行なうことが可能になりつつある。
発明の要約 信号プロセッサは受信信号を変換して画像情報を含む直
角の2つの信号を作る。受信した信号はまず一波されて
、所望の情報を含む周波数以外の周波数の信号が除去さ
れる。次に、1戸波された信号にヘテロダイン作用が加
えられることにより、情報を伝える周波数の帯域が下方
へ移されて情報帯域幅の1.5倍の周波数を中心とする
帯域となる。ヘテロダイン作用を加えた信号は濾波して
情報帯域外へ周波数は除去することが好ましく、その後
、画像情報帯域幅の2倍の速度で信号をサンプリングす
るアナログ−ディジタル(A/D)変換器によってディ
ジタル化される。サンプリング速度と信号帯域幅とのこ
の周波数関係は故意に情報伝搬周波数をエイリアシング
(aliaslng) L、て低い周波数を作る。
通常の直角信号はディジタル情報信号から求められる。
このため、信号帯域幅の半分に於ける正弦(s I n
e)信号と余弦(cosine)信号がデイジタル情報
サンプルと組合わされる。ディジタル領域で直角検出を
行なうため、アナログ−ディジタル変換器で使用されて
いるのと同じサンプリング速度で正弦信号と余弦信号を
ディジタル化しなければならない。この速度は正弦信号
および余弦信号の周波数の4倍である。この周波数関係
の結果、ディジタル化された余弦信号および正弦信号の
数値列はそれぞれ1.O,−1,0,1,0,−1゜0
、・・・および0. 1.  O,−1,0,1,0゜
1、O・・・となる。直角検出では正弦サンプルおよび
余弦サンプルに情報サンプルが乗算されるので、積は零
、もしくはプラスまたはマイナスの情報サンプルとなる
直角検出は通常のIおよびQの直角信号を作成する2個
のディジタル信号プロセッサによって実施される。一対
のゲートが情報サンプルを信号プロセッサに交互に通過
させる。■およびQの信号サンプルがディジタル的に)
P波されることにより、情報を伝搬していない周波数の
余計な信号が除去され、これらの信号が移相(すなわち
時間遅延)されて時間的にそろえられる。濾波によって
数値列の1つ置きの項が否定される。このような項に−
1の正弦値または余弦値を乗算しなければならないから
である。これは信号ゲーティングによっては行なわれな
かったものである。
本発明の1つの目的は患者から受信したNMR信号を復
調することにより画像情報を含む周波数を抽出する装置
を提供することである。
もう1つの目的は通常のアレープロセッサで後で処理す
るために、抽出された情報を互いに直角の2つの信号に
変換することである。
更にもう1つの目的は結果として得られる情報信号に於
いて雑音および余計な信号の影響を最小にするように信
号処理を行なうことである。
本発明の更にもう1つの目的は熱雑音および「画像」雑
音の除去を改善するためにディジタル領域で復調および
直角検出の一部を行なうことである。
本発明の上記の目的および利点ならびに他の目的および
利点は以下の説明から明らかであろう。
説明は本発明の実施例を示す付図を参照して行う。
しかし、このような実施例は必らずしも本発明の全範囲
を表わすものではないので、発明の範囲の解釈には請求
の範囲を参照すべきである。
発明の詳細な説明 まず第1図には本発明を用いるのに適した、ゼネラル−
xレフトリック社(General Eloctric
 C0II!pany>からシグナ(S IGNA)と
いう商標名で販売されているNMRシステムの主要構成
品がブロック図形式で示されている。システムの動作全
体が主コンピユータ100(たとえばデータ・ジェネラ
ル社(Data Gcneral)製のMV4000コ
ンピュータ)を含む、全体を100と表わしたホスト・
コンピュータ拳システムによって制御される。コンピュ
ータにはインタフェース102が付随している。複数の
コンピュータ周辺装置および他のNMRシステム構成品
がインタフェース102を介して結合される。コンピュ
ータ周辺装置の中に磁気テープ駆動装置104があり、
これは、轡者のデータおよび画像をテープに記録するた
め主コンピユータの指示のもとに使用することができる
。処理された患者データは画像ディスク記憶装置110
に格納してもよい。画像プロセッサ108の機能は拡大
、画像比較、グレースケール調整および実時間データ表
示のような対話形画像デイスプレィ操作を提供すること
である。コンピュータ・システム1こはディスク・デー
タに己憶システム112を使用する生データ(すなわち
画像構成する前のデータ)を記憶するための手段が設け
られている。操作卓116もインタフェース102によ
ってコンピュータに結合されており、これにより操作者
には患者の診断に適したデータ、ならびに走査の較正、
開始および終了のような適切なNMRシステム動作に必
要な付加的なデータを人力する手段が与えられる。操作
卓はディスクまたは磁気ディスクに記録された画像の表
示にも使用される。
コンピュータ・システム100はシステム制御器118
および勾配増幅器システム128を介してNMRシステ
ムを制御する。コンピュータ100は当業者には周知の
方法で通信データ・リンク103を介してシステム制御
器118と通信する。
通信データ・リンク100は並列データ・バス、並列ア
ドレス・バスおよび制御信号バスで構成される。システ
ム制御器118にはパルス制御モジュール(PCM)1
20.アレープロセッサ106、無線周波トランシーバ
122、ステータス制御モジュール(SCM)124、
および構成品の付勢に必要な電[126等のサブシステ
ムが含まれている。PCM120は主コンピユータ10
1から与えられる制御信号を使うことにより、勾配コイ
ルの励磁を制御するディジタル波形やRF励起パルスを
変調するためにトランシーバ122内で使用されるRF
エンベロープ波形などのようなディジタル・タイミング
および制御信号を発生する。勾配波形がほぼG1増幅器
130.Gy増幅器132およびG2増幅器134で構
成された勾配増幅器システム128に印加される。各増
幅器130.132,134は、磁石アセンブリ146
の一部である勾配コイル・アセンブリ136の中の対応
する勾配コイルを励磁するために使用される。励磁され
ると、勾配コイルは主分極磁界と同じ方向に磁界の磁界
勾配G工+GyおよびG2を発生する。これらの勾配は
デカルト座標系の互いに直角なX軸方向、Y軸方向、お
よびZ軸方向を向いている。すなわち、主磁石(図示し
ない)の発生する磁界が2方向を向いておりBoで表わ
され、Z方向の総磁界がB工で表わされれば、c、C−
asz /ax 、cy−aBZ /ay。
Gニー□B2/a2であり、任意の点(x、y。
2)に於ける磁界はB (x、y、z)=Bo +G、
X+GyY+G工Zで与えられる。
勾配磁界はトランシーバ122、RF電力増幅器123
およびRFコイル138の発生する無線周波パルスと組
み合わされて使用される。これにより、空間情報が検査
している患者の領域から出てくるNMR信号に符号化さ
れる。パルス制御モジュール120から供給される波形
および制御信号をトランシーバ122が用いてRF搬送
波の変調とモード制御を行なう。送信モードでは、送信
器が制御信号に従って変調された無線周波波形をRF電
力増幅器123に供給する。RF電力増幅器123は主
磁石アセンブリ146の中に配置されたRFコイル13
8を励磁する。患者内の励起された核が放射するNMR
信号は、送信に使用されるのと同じRFコイルまたはそ
れと異なるRFコイルによって検知され、前置増幅器1
39によってトランシーバ122に結合されている。N
MR信号はトランシーバ122の受信部で増幅、復調、
>P波、ディジタル化される。処理されたNMR信号は
専用の一方向データ・リンク105によってアレープロ
セッサ106に送られて処理される。
PCM120および30M124は独立のサブシステム
である。その両方とも主コンピユータ101、患者位置
ぎめシステム152のような周辺システムと通信すると
ともに、データ通信リンク103によって相互に通信す
る。PCM120および30M124は−それぞれ、主
コンピユータ101からのコマンドを処理するための1
6ビツトのマイクロプロセッサ、たとえばインテル社(
Intel )製の8086マイクロプロセツサで構成
される。30M124には、患者架台の位置および可動
の患者位置合せ用扇形光ビーム(図示しない)の位置に
関する情報を取得するための手段が含まれている。主コ
ンピユータ101はこの情報を使って画像表示および再
構成パラメータを修正する。
30M124は患者移動および位置合せシステムの作動
のような機能を起動する。
勾配コイル・アセンブリ136およびRF送受信コイル
138は分極磁界を作るために使用される磁石の内腔の
中に実装されている。この磁石は患者位置合せシステム
148を含む主磁石アセンブリの一部を形成する。主磁
石に付設された、分極磁界の不均質性を補正するために
使用されるシム(shim)コイルを励磁するためにシ
ム電源140が使用される。抵抗性磁石の場合、主磁石
trS源142を使ってこの磁石を継続的に励磁する。
超伝導磁石の場合、電源142を使って磁石の形成する
分極磁界を適切な動作強度とした後、主電源を切り離す
。永久磁石の場合は、電源142は必要でない。患者位
置合せシステム148は患者架台移動システム150お
よび患者位置ぎめシステムとの組合わせで動作する。外
部の発生源からの干渉を最小限にするため、主磁石アセ
ンブリ、勾配コイル・アセンブリ、RF送受信コイル、
患者取扱い装置等のNMRシステム構成要素はRFシー
ルド室144の中に入れられている。
第1図および第2図に示すようにトランシーバ122に
は、RF電力増幅器123を介してコイル138AにR
F励起磁界B1を作成する構成要素、およびその結果と
してコイル138Bに誘導されるNMR信号を受ける構
成要素が含まれている。周波数シンセサイザ200はR
F励起磁界のベース周波数すなわち搬送周波数を作成す
る。周波数シンセサイザ200はデータ通信リンク10
3を介して主コンピユータ101から−組みのディジタ
ル信号(OF)を受ける。これらのディジタル信号は出
力201に作成されるRF搬送波信号の周波数(たとえ
ば63. 86MIIz )および送信/受信相対位相
を示す。指令されたRF搬送波が変調器202に印加さ
れる。変調器202で、RF搬送波はPCM120から
リンク103を介して受けた信号R(t)に応じて変調
される。信号R(t)は作成すべきRF励起パルスの包
絡線を決定する。これは、RF励起パルスが発生したと
き所望の包路線を表わす一連のディジタル記憶値を順次
読み出すことによりPCM120内で作成される。コン
ピュータ100はこれらのディジタル記憶値を変更する
ことにより、所望の任意のRFパルス包絡線を作成する
ことができる。線205を通るRF励起パルス出力の大
きさはデータ通信リンク103を介して主コンピユータ
101からディジタル信号TAを受ける送信減衰回路2
06によって減衰される。減衰されたRF励起パルスは
RF送信コイル138Aを駆動する電力増幅器123に
印加される。
患者の発生するNMR信号は受信コイル138Bによっ
てピックアップされ、受信器207の人力に印加される
。受信器207はNMR信号を増幅し、これは主コンピ
ユータ101からリンク103を介して受けるディジタ
ル減衰信号(RA)によって定められる量だけ減衰され
る。受信器207はまた、線211を介してPCMI 
20から受ける信号に従ってオン/オフされる。これに
より、逐行している特定の信号取得期間の間だけNMR
信号が取得される。
受信したNMR信号には、ラーモア周波数を中心とする
1 25 kllzの周波数帯域の中に患者の画像情報
が含まれている。本発明の実施例では、ラーモア周波数
は63. 86M!lzである。関心のある主要な画像
情報は通常この125 kllzの周波数帯域の中の更
に狭い帯域の中にある。受信された高周波信号は復調器
208の中で2段階プロセスで一波および復調される。
まず最初にNMR信号が濾波され、画像情報の周波数中
心より2.6875MIIz高い線201上の搬送波信
号と混合される。その結果として得られる差信号は’t
P波され、線204上の2 、 5 Mllzの基準信
号と混合される。
線212に結果として得られる復調されたNMR信号の
最大帯域幅は125 kHzであり、中心周波数は18
7.5kHzである。この信号は更に濾波され、アナロ
グ−ディジタル(A/D)変換器209の人力に印加さ
れる。アナログ−ディジタル変換器209は250 k
llzの速度でアナログ信号をサンプリングし、ディジ
タル化する。A/D変換器209の出力はディジタル直
角検出器210に印加される。ディジタル直角検出器2
10は交互に受信したディジタル・サンプルに対応する
32ビツトの同相(1)値および32ビツトの直角(Q
)値を作成する。その結果書られる受信NMR信号のl
およびQのディジタル値の流れがデータ・リンク105
を介してアレープロセッサ106に出力され、そこで画
像を再構成するために使用される。
多重イメージング・シーケンスの受信NMR信号で位相
の一貫性を得るため、送信部の変調器202と受信部の
復調器はともに共通の、すなわちディジタル的に制御さ
れる信号で動作する。更に詳しく述べると、周波数シン
セサイザ200の出力201の搬送波信号および基準周
波発生器203の出力204の2 、 5 Mllzの
基準信号が変調と復調の両方のプロセスで用いられてい
る。したがって位相の一貫性が維持され、受信NMR信
号を復調したものの位相変化は励起されたスピンで生じ
る位相変化を正確に示す。基準周波数発生器203は共
通の10MIIzのクロック信号から2.5MHzの基
準信号の他に5 Mllz 、 10 MHzおよび6
0 MHzの基準信号を作成する。周波数シンセサイザ
200は後の3つの基準信号を用いて出力201に搬送
波信号を作成する。
第3図に示すように、受信器および減衰器207からの
信号が復調器20gの中のRF増幅器301に印加され
る。RF増幅器301の出力は帯域フィルタ302の入
力に結合されている。帯域フィルタ302は63. 8
6M1lzを中心とするIX肚の周波数帯域を通過させ
、この帯域外の周波数に対する減衰量は30(Ibであ
る。たとえば、このフィルタはケー・アンド・エル・マ
イクロウェーブ社(K & L  Microwave
、 Inc、)製の型番4LB32を調整して適切な周
波数応答としたものでよい。帯域フィルタ302の目的
はNMR画像情報を含む125 kHzの帯域を包含す
るI Mllzの周波数帯域の外側の雑音を除去するこ
とである。この−波は、画像情報と基準周波数信号との
ヘテロダインにより次に作成される信号に雑音が導入さ
れることがないように保証する。代案として、帯域フィ
ルタ302のかわりに適切な周波数応答の低域フィルタ
を使用することができる。
受信モードでは、線201に66.5475Mtlzの
変更された搬送波信号を発生するように周波数シンセサ
イザ200が調整される。受信モードの間の搬送波信号
の周波数は関心のある入力RF信号の周波数帯域の中心
より2. 6875MIIz高い。これは後述するよう
に画像情報の中心周波数が線212の復調器出力信号に
おいてその最大帯域幅(125kllz )の1.5倍
となるように選定されている。変更された搬送波信号は
第1のミクサ303で帯域フィルタ302の出力とへテ
ロダイーンにより混合される。この混合によって節点A
に第1の中間周波(IP)信号が生じ、第4A図に示す
ように画像情報401は2.6875M11zを中心と
する1 25 kllzの周波数帯域の中に含まれる。
第1のミクサ303の出力はIF増幅器304によって
高域フィルタ305に結合されている。
(第4A図の破線402によって表わされた)このフィ
ルタ305の応答は2.50MIIzより下の雑音を除
去するように選定されている。特に問題なのは2 、 
5Ml1zに関して画像情報401とは対称な、2. 
3125Ml1zを中心とする周波数帯域の中の雑音お
よび余計な信号403である。たとえば、フィルタ30
5は通過周波数が2.6873 Mllzで、通過周波
数の両側のそれぞれの62゜5 kHzの帯域にわたっ
て振幅応答が±0.1dbであり、2. 375MHz
より低い周波数での減衰量が30dbであるネットコム
社(Netcom、Inc、 )製の型番968フイル
タとすることができる。2゜50MIIzより低い周波
数の雑音や他の余計な信号を除かないと、後続のヘテロ
ダイン動作によりこれらの不要信号が画像情報の中に重
畳する。
画像雑音高域フィルタ305の出力は第2のミクサ30
6の一方の入力に印加される。第2のミクサのもう1つ
の入力は線204で基準周波数発生器203から2.5
0MHzの基準信号を受ける。
ミクサ306に印加された2つの信号はヘテロゲイン動
作により節点Bに出力信号を生じる。この出力信号では
第4B図に示すように、画像情報を含む125 ktl
zの周波数帯域の中心は187゜5kHzである。
その結果として第2のミクサ306から得られる信号は
エイリアシング防止帯域フィルタ308に結合されてい
る。このフィルタ308の応答特性は第4B図の台形の
破線404で表わされており、画像情報の周波数帯域よ
り上および下の周波数の信号から雑音を除去するように
選定されている。フィルタ308の周波数応答は187
.5kllzを中心とする1 25 kllzの帯域内
の周波数に対してはほぼ平らであり、中心周波数の両側
で81、・25 kllz以上ずれた周波数での減衰量
は50dbである。たとえば、このフィルタはネットコ
ム社(Netcoa+、Inc、 )製の型番944フ
イルタとすることができる。
第3図および第4A−4D図を参照して説明を続けると
次に、)P波された信号はアナログ−ディジタル変換器
209の入力に結合される。アナログ−ディジタル変換
器209は信号を周期的にサンプリングし、信号サンプ
ル振幅のディジタル表現を作成する。シャノン(Sha
nnon )の標本化定理によれば、サンプリング速度
はアナログ信号の帯域幅の2倍以上でなければならない
。これを行なわないと、アナログ信号の幾つかの周波数
成分が重畳される、すなわち、サンプリングされたデー
タにおいてこれらの周波数成分が相互に識別不能となる
。この現象は[エイリアシング(allasing) 
Jと呼ばれる。アナログ信号(たとえば周波数成分がO
から250 kHzまでの低域信号)にあてはめると、
この理論によればサンプリング速度はその最高の周波数
の2倍(すなわち500 kl!z )以上でなければ
ならない。
アナログ−ディジタル変換器209の入力を低域信号す
なわち0から250 kl(zとみなせば250 kt
lzのサンプリング速度では画像情報データのサンプリ
ング不足(アンダーサンプリング)となる。信号のこの
アンダーサンプリングにより画像情報成分が故意にエイ
リアシングされ、125−250 kllzの周波数が
周波数方向に反対向きに折り返されてO−125kHz
に入る。このエイリアシングの結果が第4C図の波形で
示されている。
エイリアシング防止帯域フィルタ308によって0−1
25kllz帯域内のすべての信号成分(たとえば雑音
)および250 kllzより上の周波数のすべての成
分が本質的に除去されていることを思い出されたい。し
たがって、ディジタル化された信号には、主としてl 
25−250 kHzの帯域内の周波数成分、すなわち
NMR画像情報を含む周波数成分の振幅による情報が含
まれている。エイリアシング防止フィルタ308がなけ
れば、0−125kHzの帯域内の雑音および他の信号
がディジタル化プロセスにより画像情報に重畳される。
エイリアシング防止帯域フィルタ308の周波数しゃ断
がステップ関数でないので、125 kllzのすぐ下
および250 kllzのすぐ上のスプリアス信号は充
分には減衰されない。しかし、関心のある主要な画像情
報は通常、187. 5kllzを中心とする更に狭い
(たとえば32 kllz )帯域の中にあるので、こ
れらのスプリアス信号が再構成されたNMR画像に悪影
響を与えることはない。
復調器208およびアナログ−ディジタル変換器209
は画像情報の周波数帯域をベースバンド周波数近傍に移
し、信号をディジタル化する。この処理の結果化じる信
号をアレープロセッサ106(第1図参照)が直接使っ
て画像を構成することもできるが、従来のアレープロセ
ッサを使えるように画像情報を含む2つの標準的な直角
信号(IおよびQ)を得ることが望ましい。
第3図の残りの部分は直角検出器210の構成要素を示
す。この回路はディジタル化された画像情報信号からI
およびQの直角信号を作成し、ディジタル化された信号
の中心周波数(62,5kllz )を実質的に直流レ
ベル(すなわち第4D図のOヘルツ)まで下げる。直角
検出器210はまたI信号およびQ信号をディジタル的
にン戸波することにより余計な周波数を除去する。
古典的な直角検出技術では、アナログ−ディジタル変換
器209からのすべてのサンプルが別々に62.5kH
zの中心周波数の正弦(sin )および余弦(cos
 )基準信号と混合される。画像情報信号に対するアナ
ログ−ディジタル変換器のサンプリング速度は250 
kllzであるので、正弦および余弦基準信号もその速
度でサンプリングして、画像情報サンプルに乗算すべき
ディジタル値を作らなければならない。サンプリング周
波数は基準信号の周波数の4倍であり、余弦および正弦
基準信号に対して次のディジタル値列を発生するような
位相関係にある。
余弦:1.  o、 −1,0,1,O,−1,O,・
・・正弦:0,1.O,−1,0,1,0,−1,・・
・これらの数値列かられかるように、画像情報信号に・
余弦および正弦の基準信号を乗算したとき、結果として
得られる!信号およびQ信号の1つ置きの積、すなわち
1つおきの項が零となる。その結果、1つ置きの画像情
報信号サンプルを交互に通過させる一対のゲートによっ
て直角検出の部分を容易に実現することができる。間に
存在する零の項はゲーティングされた出力には存在しな
い。
すなわち、rNゲートが開いて画像情報サンプルを通す
ときrQJゲートは閉じ、rQJゲートが開いて画像情
報サンプルを通すときrNゲートは閉じる。しかし、正
弦および余弦の両方の数値列の4項ごとに負の項となる
。このことは各ゲートが開かれるとき、1回おきにサン
プルを反転しなければならない、すなわちディジタル用
語を使えば、否定しなければならないということを意味
する。
第3図に示すように、アナログ−ディジタル変換器20
9からのディジタル化された画像信号サンプルが2組の
論理ゲート311および321の入力に印加される。■
ゲートと表わされた第1組の論理ゲート311が、フリ
ップフロップ(F/F)310のQ出力からのクロック
信号によって導電状態とされる。Qゲー)・と表わされ
た第2組の論理ゲート321が、フリップフロップ31
0のζ出力からのクロック信号によって導電状態とされ
る。このフリップフロップはアナログ−ディジタル変換
器209にも与えられる2 50 kllzの信号によ
ってクロック作動される。Qと◇は相捕的な信号である
ので、■ゲート311およびQゲート321はそれぞれ
250 kHzの基桑信号の1つおきのパルスで導電状
態となり、それらのうちの1つだけが任意のとき導電状
態となる。■およびQゲートの組のこの1つおきのクロ
ック作動により、通された1つおきのサンプルの符号の
否定を除いて直角検出が行なわれる。後述するように、
この後者の機能は直角検出器210の中の後続のディジ
タル低域フィルタによって行なわれる。ディジタル低域
フィルタは!チャネルおよびQチャネルの1つおきのサ
ンプルの符号を変える。
I信号ゲート311およびQ信号ゲート321の出力は
別々の低域の有限インパルス応答(FlR)ディジタル
・フィルタ312および322にそれぞれ結合されてい
る。これらのIおよびQの低域フィルタは2つの同じ回
路によって実現される。この回路は255個までのタッ
プでコンボリューション演算をディジタル的に計算する
ことができる。信号サンプルがフィルタ312および3
22の一方に印加されると、信号サンプルはN段のパイ
プラインの第1段に入る。このパイプラインで、各段は
フィルタのタップを表わし、前のサンプルはパイプライ
ンで1段下にシフトされる。
各段に対してフィルタ・タップ係数が定められる。
フィルタ出力値が望ましいとき、タップ係数が対応する
段の信号サンプルに乗算される。これらの乗算の積が加
算されて、フィルタ出力値を作る。
Iゲート311およびQゲート321の動作の結果とし
て、入ってくる画像情報信号サンプルと余弦および正弦
基準信号のサンプルとの乗算によって生ずる全ての非零
データが低域フィルタ312および322に与えられる
。しかし、これらのサンプルは時間的に同期していない
。■ゲート311がアナログ−ディジタル変換器209
の第1のサンプルを低域フィルタ312に通すようにゲ
ート論理が構成されているものと仮定する。対応するQ
データ・サンプルは零となり、Q低域フィルタ322は
これを見ない。アナログ−ディジタル変換器209から
の次のサンプルはQゲート321によりQ低域フィルタ
322に通される。その結果、■低域フィルタ312の
最初のデータ点はQ低域フィルタ322の最初のデータ
点に比べて1サンプリング周期だけ先行する。この時間
差に対する補償を行なわないと、lフィルタおよびQフ
ィルタの出力は通常時間的に同期している従来の!およ
びQのデータ対とみなされない。
しかし、Iデータに対するQデータのこの相対的遅延の
補償はIディジタル・フィルタ312およびQディジタ
ル・フィルタ322のフィルタ係数の異なる組を使用す
ることによって低域−波動作の一部として容易に行なわ
れる。エイリアシング防止帯域フィルタ308の信号出
力の周波数成分の知識ぼ公知の技術と250 kllz
のサンプリング速度を用いるFIRフィルタの計算に使
用される。これらの係数は[fl、f2.fs、・−・
fN)とする。直角検出および低域>P波の従来のディ
ジタル構成は次の通りである。■チャネルについては、
アナログ−ディジタル変換器209からのサンプルに余
弦基準信号を乗算する。同時に、ディジタル・サンプル
に正弦基準信号も乗算する。この並列乗算によって、一
対の正弦と余弦基準積が作成される。低域濾波されたI
、Qデータ対が望ましいときはいつでも、最新のN個の
余弦基準積を対としてフィルタ係数ff+、  f2.
fx、 ・・・fNl と乗算した後、加算して>P波
されたI値を求める。また、最新のN個の正弦基準積を
対としてフィルタ係数(fl、f2.r3.・・・fN
l と乗算した後、加算して濾波されたQ値を求める。
このI、Qデータ対を従来の方法で用いてNMR画像を
構成する。
しかし前に述べたように、余弦および正弦基準信号の1
つおきのサンプルは零であるので、対応する余弦および
正弦基塾積も零となる。したがって、従来の)2波動作
で加算される値の半分が零となる。これらの不要なステ
ップは容易にバイパスすることができる。
濾波されたI、Qデータ対が望ましいときに最新の余弦
基準積が零でないものと仮定する。ここまでで明らかな
ように、余弦基準信号と数値列ff+、f2+  fs
、・・・fNlの奇数番目の係数との対乗算のみが零で
ない積を持つ。動作全体が余弦基準積の1つおきの出力
(零でないもの)のみを使い、これらのN/2個の値に
1つおきの係数tf+、f3.f5+ ・・暑を対果算
し、N/2個の積を加算するのと等価である。同様に、
非零正弦基阜値だけを考える必要があり、これらに偶数
番目の係数(f2 、f4.fs 、・・・)を乗算し
た後、N/2個の積を加算することにより、濾波された
Qの値を求める。
このとき、完全なディジタル直角復調および低域)P波
はアナログ−ディジタル変換器209の1つおきの出力
を1回路および0回路に通過させ、各々の1つおきのサ
ンプルを否定し、■およびQの各サンプル組に対して若
干異なるFrRフィルタを動作させることにより等価的
に行なうことができるということがわかる。FIRフィ
ルタ312および322の各々に対する係数は単に従来
のFIRフィルタ係数列の1つおきの項である。処理の
簡単化は復調周波数がサンプリング周波数の1/4であ
るということ、および1つおきのサンプルが零となるよ
うに余弦および正弦の基準の位相が選択されたことによ
って得られている。
IおよびQの低域フィルタは同一の回路で構成されてい
る。■信号フィルタ312に対する回路が第5図に示さ
れている。濾波プロセスはテキサスインス゛ツルメント
ン土(Texas In5truI5ents、Inc
、)製のTMS320C25のようなディジタル信号プ
ロセッサ(DSP)502によって行なわれる。
TMS32’0C25ディジタル信号プロセッサには3
2ビツトの演算装置とアキュムレータ、オンチップ・メ
モリ(RAMおよびROM) 、および外部メモリ・ア
クセス機能が含まれている。このDSPはI信号および
Q信号を公知のディジタル信号処理アルゴリズムに従っ
て処理することができるようにするプログラマブル装置
である。詳しく述べると、DSPはI信号またはQ信号
にディジタルフィルタ係数を印加することにより画像情
報を含まない周波数の雑音およびスプリアス信号を除去
する。DSP502を用いているため、異なるフィルタ
係数の組をソフトウェア選択することによって1信号に
異なるフィルタ特性を加えることができる。
一波を行なうためDSP502が実行するプログラムお
よびそのプログラムが使用するディジタル・フィルタ係
数はランダム・アクセス・メモリ(RAM)504の中
に記憶されている。NMRイメージング・システムの電
源投入時にプログラムおよび係数が主コンピュータ◆シ
ステム100から通信リンク103を介してRAM50
4にダウンロードされる。前に述べたように、このリン
ク103はデータ・バス、アドレス・バスおよび制御信
号バスで構成される。データ・バスは1組のデータ・バ
ッファ506に接続されている。デ−タ・バッファ50
6は通信リンク103のフィルタ・データ・バス511
に対するインタフェースとなっている。フィルタ・デー
タ・バス511はIデータ・ラッチ313に伸びている
ので、フィルタの出力をラッチに記憶させることができ
る。
プログラムおよびフィルタ係数をダウンロードしている
とき、データ・バッファ506およびアドレス・バッフ
ァ508に制御バス513の線上の信号によって動作可
能にされる。
■ゲート311が通した信号サンプルは1組の線314
を介して512段のFIFOレジスタ514のデータ入
力に与えられる。FIFOレジスタ514はI信号ゲー
トをフィルタ・データ・バス511から分離するための
非同期後アクセス・レジスタを提供し、これによりDS
P502は中断されないやり方で動作することができる
。DSP502が■信号サンプルを必要とするとき、制
御バス513からの信号に応答して信号サンプルFIF
Oレジスタ514の出力がフィルタ・データ・バス51
1に結合される。
フィルタ制御回路516は任意の与えられた時点にどの
構成要素をフィルタ・データ・バス511およびアドレ
ス・バス512に電気的に結合するか管理する。この目
的のため、フィルタ制御回路はDSP502からのコマ
ンドに応答して、特定の構成要素に対する制御信号をバ
ス513に送出する。
ディジタル濾波を行なうためにDSP502が実行する
プログラムはDSPの製造業者から人手し得る文書化お
よびプログラム開発のソフトウェアを使用する標準プロ
グラミング技術によって通常の方法で書き込まれる。た
とえば、テキサスインスツルメント社(Texas I
nstruments、Inc、がTMS320C25
型ディジタル信号プロセッサをプログラミングするため
のこのような資料を提供する。
ディジタル信号プロセッサのプログラムは第6A図およ
び第6B図のフローチャートに示されている。新しいN
MRデータ・フレームを処理しているということを示す
信号をDSP502が受けたとき、プログラムが実行サ
イクルで始まる。濾波プロセスの第1ステツプで、DS
Pが初期設定される。各出力値を作成する前にフィルタ
に所定の数の信号サンプルを入力しなければならないよ
うにすることにより信号データ量を間引くようにフィル
タを構成してもよい。ステップ602で、この機能が使
用する入力信号サンプルの間引き(デシメーション)計
数値を零とする。次に、コンピュータシステム100か
ら前に受けたデータをステップ603で使い、RAM5
04に記憶された数組のフィルタ・タップ係数の中の1
組、間引き量等のパラメータを選択することによってフ
ィルタを構成する。ステップ604で、フィルタの各タ
ップに対してI信号サンプルを記憶する内1DsP/(
ッファから、前のデータ・フレームから残ったサンプル
が除去される。
次にステップ606でディジタル信号プロセッサ502
は制御信号を発してFIFOレジスタ514から第1の
信号サンプルを読み出す。前に述べたように、■ゲート
の組311が通す1つおきの画像情報信号サンプルを否
定しなければならないが、■ゲートはその否定を行なう
ことができない。したがって、ステップ60gで直角符
号フラグを試験して現在のサンプルを否定すべきか否か
判定する。フラグが高論理レベルにセットされていれば
、プログラム実行はステップ612にジャンプする。し
かし、直角符号フラグが低論理レベルであれば、ステッ
プ610で信号サンプルの符号が変えられる。次にステ
ップ612で直角符号フラグがトグル(togglc)
され、次のI信号サンプルを否定すべきか否かが示され
る。代案として、ここおよびステップ630−634で
の否定はRAM504に記憶された適切なフィルタ係数
を否定することにより行なうことができる。
フィルタの出力値を計算する前に、フィルタ・タップの
半分(たとえば255個のタップのフィルタの場合には
128タツプ)に予め信号サンプルを入れておかなけれ
ばならない。ステップ614で、DSP502はカウン
タをチエツクして、フィルタ・タップの半分に入ってい
るか否か判定する。予め入れる動作が完了していなけれ
ば、プログラム実行はステップ616に分岐する。ステ
ップ616で、現在の信号サンプルはDSPの内部メモ
リの中のサンプル・バッファのロケーションに記憶され
る。このロケーションはポインタによって示される。ス
テップ618でバッファ・ポインタが歩進した後、プロ
グラム実行はステップ606に戻る。ステップ606で
もう1つの信号サンプルがFIFOレジスタ514から
得られる。
フィルタのタップの半分が予め満たされるまで、プログ
ラム実行はステップ606−618のループを循環し続
ける。
フィルタのタップの半分が満たされると、プログラムは
ステップ614からステップ620に進む。ステップ6
20で、電流I信号サンプルがフィルタラバッファに記
憶される。次にステップ622でバッファ・ポインタは
最後のバッファ記憶ロケーションのアドレスを示すよう
に変更される。
これにより、バッファ内の最も古いサンプルが指示され
る。しかし、タップの半分だけが予め満たされているの
で、最後のバッファ・ロケーションに最初は零の値が入
っている。バッファ内でサンプルを物理的にシフトする
ことは時間のかかる動作であるので、信号サンプルがバ
ッファの中の記憶ロケーションのリング内に記憶される
。新しいサンプルがフィルタに与えられると、これはス
テップ620でポインタによって示されるように最も古
いサンプルに重ね書きされ、ステップ622でポインタ
はリングのまわりの次に最も古いサンプルに変更される
。後で説明するように、記憶されたサンプルにタップ係
数を適用する際、最後のフィルタ・タップに対する係数
はポインタが指示するサンプルに適用され、後続の各タ
ップ係数はバッファリングのまわりの次の記憶ロケーシ
ョンに適用される。
るテップ624で、DSP502はそのメモリに記憶さ
れた間引き計数値をチエツクすることにより、計数値が
零に等しいか否か判定する。前に述べたように、作成す
る出力値ごとにフィルタに所定数のサンプルを入力する
ことにより信号データを間引きしてもよい。この所定数
の入力サンプルは間引き計数値をリセットするために使
用される、RAM504に記憶された間引きパラメータ
によって指示される。間引き計数値が非零の値であれば
、フィルタの出力は計算されない。そのかわりにプログ
ラムはステップ626に分岐し、そこで間引き計数値は
減らされる。プログラムは次にステップ628に進み、
そこで次のI信号サンプルがFIFOレジスタ514か
ら得られる。予め入れるサンプルの場合と同様、1つお
きのサンプルを否定しなければならない。ステップ63
0で直角符号フラグが試験され、必要な場合にはステッ
プ632でサンプルが否定される。次にステップ634
でフラグがトグルされた後、プログラム実行はステップ
520に戻り、サンプルが記憶される。
間引き計数値が零になるまでプログラムはステップ62
0−634を通って循環し続ける。間引き計数値が零に
なったとき、実行はステップ636に分岐する。ステッ
プ636では間引き計数値がパラメータ値にリセットさ
れる。次にステップ538でディジタル信号プロセッサ
502は対応するタップに対するバッファ・ロケーショ
ンに記憶された信号サンプルを各フィルタ・タップ係数
に乗算することによりフィルタ出力値を計算する。
各タップに対する乗算の積が加算されてフィルタに対す
るディジタル出力値が求められる。必要な場合には、フ
ィルタのセットアツプの間にコンピュータ・システム1
00が供給するパラメータに従ってステップ640でデ
ィジタル出力値のレベルをシフトしてもよい。
ステップ642で、フィルタ312に対する計算された
出力値がDSP502によりフィルタ・データ・バス5
11に与えられ、入力作動信号がフィルタ制御バス51
3の線518を介して工信号データ・ラッチ313にセ
ットされる。この人力作動信号によって、データ・ラッ
チ313はそのときデータ・バス511に存在するフィ
ルタ出力値を記憶する。
次ニステップ644でDsP502はFIF。
レジスタ514にもう1つの信号サンプルが存在してい
るか否か判定する。このようなサンプルが見出されると
、プログラム実行はステップ628に分岐することによ
りサンプルを得て処理する。
−波プロセスは反復され、やがてすべての信号サンプル
の>P波が完了し、この点でプログラムが終了する。
第1図および第3図に示すように、■およびQのディジ
タル低域フィルタ312および322のディジタル出力
値がデータ・ラッチの組313および323に記憶され
るとき、■およびQの値の対がアレープロセッサ106
によりデータ・リング105を介して選択的に読み出さ
れる。アレープロセッサ106からの制御線316およ
び326の信号はそれぞれエデータ・ラッチ313およ
びQデータ・ラッチ323の出力を可能化する。
データ・ラッチは1およびQの値をバッファすることを
可能とするFIFOデバイスである。このバッファリン
グにより、アレープロセッサ106は1回路および0回
路と非同期で動作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたNMRシステムのブロック図で
ある。第2図は第1図のNMRシステムの一部を形成す
るトランシーバの電気的なブロック図である。第3図は
第2図のトランシーバの中の受信信号プロセッサの電気
的なブロック図である。第4A−4D図は処理の異なる
段階に於ける受信信号の波形図である。第5図は受信信
号を処理するために使用されるディジタル・フィルタの
電気的なブロック図である。第6A図および第6B図は
第3図の低域フィルタの中のディジタル信号プロセッサ
に対するフィルタ・プログラムのフローチャートである
。 (主な符号の説明) 201・・・搬送波信号線、 204・・・基準信号線、 207・・・受信器、 208・・・復調器、 209・・・アナログ−ディジタル変換器、210・・
・直角検出器、 303・・・第1のミクサ、 305・・・画像雑音高域フィルタ、 306・・・第2のミクサ、 30g・・・エイリアシング防止帯域フィルタ、310
・・・フリップフロップ、 311・・・I信号ゲート、 312・・・I低域フィルタ、 321・・・Q信号ゲート、 322・・・Q低域フィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、帯域幅BW内に含まれた周波数帯域の中に情報を含
    む入力信号を受信する医用イメージング装置のための受
    信器に於いて、 入力信号を復調して、入力信号からの情報が帯域幅BW
    の1.5倍の周波数を中心とする周波数帯域内にある結
    果の信号を作成する復調手段、および 上記結果の信号を帯域幅BWの2倍に等しい速度でサン
    プリングして、そのサンプルをディジタル信号に変換す
    るアナログ−ディジタル変換器、を含むことを特徴とす
    る受信器。2、アナログ−ディジタル変換器のディジタ
    ル信号から2つの出力IおよびQ信号を作成する直角検
    出器を更に含み、I信号は帯域幅BWの1/4の周波数
    を持つ基準信号と同相である上記結果の信号の成分であ
    り、Q信号は該基準信号に対して位相が90度ずれてい
    る上記結果の信号の成分である請求項1記載の受信器。 3、上記直角検出器は、1つおきの信号サンプルを選択
    することによりI信号を作成する手段、およびI信号と
    して選択されない信号サンプルを選択することによりQ
    信号を作成する手段を含んでいる請求項2記載の受信器
    。 4、上記直角検出器は、mおよびnを整数として、サン
    プルmから始めて(n−1)個おきのサンプルを選択す
    ることによりI信号を作成する手段、およびm+(n/
    2)サンプルから始めて(n−1)個おきのサンプルを
    選択することによりQ信号を作成する手段を含んでいる
    請求項2記載の受信器。 5、上記のI信号およびQ信号をディジタル的に濾波す
    ることにより情報を含む周波数帯域より上の周波数を阻
    止する手段を更に含む請求項2記載の受信器。 6、上記復調手段が、 受信信号を第1の基準信号とヘテロダイン式に混合する
    ことにより、第1の中間周波数を中心とする周波数帯域
    に情報をシフトした中間周波信号を作成する第1の手段
    、および 上記中間周波信号を第2の基準信号とヘテロダイン式に
    混合することにより、帯域幅BWの1.5倍の周波数を
    中心とする周波数帯域に情報がシフトされた上記結果の
    信号を作成する第2の手段を含んでいる請求項1記載の
    受信器。 7、上記結果の信号を上記アナログ−ディジタル変換器
    に印加する前に濾波する手段を更に含み、該濾波手段の
    通過帯域が情報を含む周波数帯域にほぼ等しい請求項1
    記載の受信器。 8、帯域幅BWを持つ周波数帯域内に情報を含む入力信
    号を処理する医用イメージング装置のための受信器に於
    いて、 周波数fで入力信号をサンプリングして、その信号サン
    プルをディジタル形式に変換するアナログ−ディジタル
    変換器であって、結果として得られるディジタル信号サ
    ンプルが順に番号を付与されているアナログ−ディジタ
    ル変換器、ならびに上記ディジタル信号サンプルから第
    1および第2の二次的な信号を発生する手段であって、
    該二次的な信号の一方は周波数がf/4の基準信号と同
    相になっている上記入力信号の成分であり、他方の二次
    的な信号は該基準信号に対して位相が90度ずれている
    上記入力信号の成分である、第1および第2の二次的な
    信号を発生する手段を含み、この2つの二次的な信号を
    発生する手段がa)偶数番目のディジタル信号サンプル
    を選択することにより第1の二次的な信号を作成し、か
    つ奇数番目のディジタル信号サンプルを選択することに
    より第2の二次的な信号を作成する選択手段、およびb
    )上記第1および第2の二次的な信号の各々に対して選
    択された1つおきのディジタル信号サンプルを否定する
    否定手段を含んでいることを特徴とする受信器。 9、上記選択手段が、 入力としてディジタル信号サンプルを受け、第1のクロ
    ック信号によって作動されたときに該ディジタル信号サ
    ンプルを出力に通過させる第1のゲート手段、 入力としてディジタル信号サンプルを受け、第2のクロ
    ック信号によって作動されたときに該ディジタル信号サ
    ンプルを出力に通過させる第2のゲート手段、および 周波数fの信号に応答して第1および第2のクロック信
    号を作成する手段を含んでいる請求項8記載の受信器。 10、上記否定手段が、上記2つの二次的な信号の各々
    のための別々のディジタル低域フィルタ手段を含んでい
    る請求項8記載の受信器。 11、無線周波信号を復調することにより、情報を含む
    周波数帯域の中心が帯域幅BWの1.5倍の周波数であ
    る入力信号を作成する手段を更に含む請求項8記載の受
    信器。 12、上記アナログ−ディジタル変換器が入力信号をサ
    ンプリングする周波数fは帯域幅BWの2倍である請求
    項9記載の受信器。 13、帯域幅BWの周波数帯域内に画像情報を含む入力
    信号を復調する磁気共鳴イメージング・システムの受信
    器に於いて、 第1の基準信号の周波数より上にある入力信号の周波数
    を阻止する第1のフィルタ、 上記第1のフィルタからの信号を上記第1の基準信号と
    ヘテロダイン式に混合することにより、第1の中間周波
    数を中心とする周波数帯域内に画像情報をシフトした第
    1の中間信号を作成する第1の混合手段、 上記第1の中間信号の中の、画像情報を含む周波数帯域
    の外側にある周波数を阻止する第2のフィルタ、 上記第2のフィルタからの信号を第2の基準信号とヘテ
    ロダイン式に混合することにより、帯域幅BWの1.5
    倍の周波数を中心とする周波数帯域内に画像情報がシフ
    トされた第2の中間信号を作成する第2の混合手段、 上記第2の中間信号の中の、画像情報を含む周波数帯域
    の外側にある周波数を阻止する第3のフィルタ、および 帯域幅BWの2倍に等しい速度で上記第3のフィルタか
    らの信号をサンプリングして、そのサンプルをディジタ
    ル信号に変換するアナログ−ディジタル変換手段 を含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング・システ
    ムの受信器。 14、上記アナログ−ディジタル変換器のディジタル信
    号から2つの出力IおよびQ信号を作成する直角検出器
    を更に含み、I信号は帯域幅BWの1/4の周波数の基
    準信号と同相である上記ディジタル信号の成分であり、
    Q信号は基準信号に対して位相が90度ずれている上記
    ディジタル信号の成分である請求項13記載の受信器。 15、上記直角検出器が、 1つおきのディジタル信号サンプルを選択することによ
    り上記I信号を作成し、かつI信号として選択されない
    ディジタル信号サンプルを選択することにより上記Q信
    号を作成する選択手段、および 上記I信号として選択された1つおきのディジタル信号
    サンプルを否定し、かつ上記Q信号として選択された1
    つおきのディジタル信号サンプルを否定する否定手段を
    含んでいる請求項14記載の受信器。 16、上記のI信号およびQ信号を濾波することにより
    、画像情報を含む周波数帯域より上の周波数を阻止する
    手段を更に含む請求項14記載の受信器。
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