JPH03118035A - 筋肉酸素代謝測定装置 - Google Patents

筋肉酸素代謝測定装置

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JPH03118035A
JPH03118035A JP1255773A JP25577389A JPH03118035A JP H03118035 A JPH03118035 A JP H03118035A JP 1255773 A JP1255773 A JP 1255773A JP 25577389 A JP25577389 A JP 25577389A JP H03118035 A JPH03118035 A JP H03118035A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光を用いて筋肉の酸素代謝を無侵襲で計測する
方法とその装置に関するものである。
(従来の技術) 生体の情報を得る方法として、−足運動負荷を与えたと
きの血圧、心拍数、心電図、酸素摂取量などをモニタす
ることにより呼吸系や循環系の情報を得る装置が開発さ
れている。また、筋力を測定する装置も各種製品化され
ている。
しかしながら、筋肉の血液酸素代謝を直接測定する方法
及びそのための装置は皿発されていない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は先に近赤外領域の特定波長の光を用いて生体
血液中のヘモグロビン量の変動を直接測定する方法とそ
の装置を提案している(特願昭63−248833号)
そこで、本発明は本発明者がすでに提案している方法を
用いて筋肉の血液酸素代謝を直接測定する方法とその装
置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の方法では、筋肉に一定の運動を負荷させ、近赤
外領域において異なる特定の3波長λ、。
λ2及びλ3を選択し、これらの波長光を前記筋肉に直
接照射して各波長についての吸光度変化AA工、ΔA2
及びΔA、を運動負荷の前後で測定し、これらの吸光度
変化ΔA□、ΔA2及びAA。
と、予め前記特定波長によって得られた吸光係数によ、
に、、に、、によ l’に2 1 k3′とに基づいて
、前記照射光路中の酸素化型ヘモグロビン量変動Δ(H
b O2)、脱酸素化型ヘモグロビン量変動Δ(Hb)
及び全ヘモグロビン量変動Δ(THb)をそれぞれ Δ(l(bo、)=((k2′−に:)AA、−(kj
−に;)AA、+(k、’−に;)AA、)/K  −
−−−−−(1)Δ印b) ” (−(kz −に、 
)ΔA1+(k□−に3)Δ〜−(kニーに2)AA3
)/K  ・・・・・・(2)Δ〔l〕= ((k2−に3’2”k3)AA、+(k、−ka−k
t”k:)ΔAz”(kn−kz−kz”kz)AA3
)/K・・・・・・(3) として、それらの値の少なくとも1つの運動負荷後の定
常状態への回復時間又は変化量から筋肉の酸素代謝を測
定する。ただし、に工、 k2. k□はそれぞれ波長
λ8.λ2.λ3における酸素化型ヘモグロビンの吸光
係数、にエ r k2 ’ r k3′はそれぞれ波長
λ1.λ2.λ、における脱酸素化型ヘモグロビンの吸
光係数。
K = (kt−ki)(k2−ka)−(kz−ka
)(kx−に3)である。
また1本発明の装置は上記の近赤外領域の特定の3波長
λ工、λ2及びλ、の光を時分割で筋肉に照射し、前記
特定の3波長における透過光又は反射光の強度を測定す
る測定系と、前記筋肉の異なる時間における透過光又は
反射光の強度から前記特定の3波長での吸光度変化量Δ
A1.ΔA 2 yΔA3を算出する吸光度変化量算出
部と、予め測定された吸光係数に1. k2. k3.
 k、’、 k2に3′が設定される吸光係数設定部と
、吸光度変化量算出部からの吸光度変化量ΔA□、ΔA
2゜ΔA、と吸光係数設定部からの吸光係数に□、に2
゜k3.に1′、に2に、′とから上記(1)〜(3)
式により与えられる酸素化型ヘモグロビン量変動Δ(H
bO2)、脱酸素化型ヘモグロビン量変動Δ(Hb)及
び全ヘモグロビン量変動Δ(THb〕の値の少なくとも
1つの運動負荷後の定常状態への回復時間又は変化量を
算出する演算部とを備えている。
選択する3波長λ4.λ2.λ、は例えば700nm以
上の長波長領域で、得られる吸光度の差が大きく、かつ
、散乱などの波長依存性の少ない組み合わせが好ましい
測定装置における測定系には3波長の光を筋肉に直接照
射するために、それぞれの波長のレーザダイオードを備
えて順次発振させたり、分光光度計によって特定の3波
長を選択して使用する。また、光源から検出器までの測
定光路には測定対象である筋肉に直接光照射できるよう
に、例えば光ファイバ束などを用いる。
近赤外領域においては運動負荷を与えるとヘモグロビン
だけではなく筋肉中のミオクロビンもその酸素解離状態
によりスペクトルが変化する。筋肉酸素代謝針81qに
おいては、特にヘモグロビンとミオグロビンを区別する
必要はなく1本発明ではヘモグロビンとミオグロビンを
含んでヘモグロビンと表現し、両者を含んだ測定値によ
って筋肉酸素代謝を測定する。
(作用) 本発明の方法は、ヘモグロビン量の変動と吸光度変化と
の間にランベルト−ベールの法則が成立する生理範囲内
で用いられる。すなわち、生体組織への特定波長λ2.
λ2.λ、による照射光路(光路長d)中での酸素化型
ヘモグロビン(Hb O2)量変動をΔ(Hb 021
、脱酸素化型ヘモグロビン(Hb)量変動をΔ(Hb)
、全ヘモグロビン(THb)量変動をΔ〔THb〕とし
、波長λ1.λ2.λ。
における酸素化型ヘモグロビンの吸光係数をそれぞれに
□、 k2. k3、波長λ0.λ2.λ、における脱
酸素化型ヘモグロビンの吸光係数をそれぞれに□ 1k
21に3′とすると、各波長λ□、λ2゜λ3における
経時吸光度変化量ΔA 1 tΔA2゜ΔA3は ΔA工=に工Δ(HbO□〕+に1Δ(Hb)+ΔS1
  ・・・・・(4)ΔA2=に2Δ(HbO2) +
 k2’Δ(Hb)十ΔS2  ・・・・・・(5)Δ
A、=に、Δ(HbO2) + k3’Δ(Hb)+Δ
S3  ・・・・・・(6)として表わされる直線関係
が成立する。ここで、ΔS□、ΔSz+ΔS3はそれぞ
れ波長λ□、λ2゜λ3における数品光強度変化分であ
る。
波長λ0.λ2.λ、を互いに比較的近い値に設定すれ
ば、ΔS1=ΔS2=ΔS=ΔSと近似することができ
る。その結果、各変動量Δ(Hb O□〕。
Δ(Hb)、Δ(THb)は(1)〜(3)式により算
出することができる。
一方、筋肉に負荷を与えたとき血液量が変動することが
わかった。血液量変動の状態をモデルとして第1図に示
す。時刻t0からt工までのt秒間運動を負荷させると
、血液量は運動負荷を与える前の定常状態からPだけ減
少する。運動負荷を取り除くと血液量は徐々に回復する
。そこで、仮りに10%回復した時刻t2から90%回
復したときの時刻t3までの時間Tを回復時間と仮定す
れば、Tを筋肉疲労の指標とすることができる。回復時
間を筋肉疲労の指標とする場合でも、10%から90%
までの回復の時間に限らず、他の区間をもって回復時間
としてもよい。
また、運動負荷による血液変化量Pをもって酸素代謝や
疲労度の指標とすることもできる。
(実施例) 第2図は一実施例の測定装置を表わす。
2−1〜2−3はそれぞれ特定の波長λ0.λ2゜λ、
のレーザ光を発振するレーザダイオードであり、それぞ
れの出力は例えば30rnWである。発振波長(λ1.
λ2.λ3)は700nm以上に設定することが好まし
く、その組合わせは例えば(750nm、780nm、
805nm)、(700nm、730nm、750nm
)などであるが。
これらの波長に限定されず、近赤外領域であれば任意に
設定することができる。レーザダイオード2−1〜2−
3は旺動回路4によって順次切り替えて発振させられる
。駆動回路4はCPU6によって制御される。8は測定
対象としての筋肉であり、レーザダイオード2−1〜2
−3からのレーザビームが照射用光ガイド10によって
筋肉8に導かれる。光ガイド10は例えば直径5mmの
光ファイバ束である。12は検出器の光電子増倍管であ
り、筋肉8による透過光又は反射光が検出用光ガイド1
4によって光電子増倍管12に導かれる。光ガイド14
も例えば直径が5mmの光ファイバ束である。
16は光電子増倍管12の出力信号を増幅するプリアン
プ、18は増幅された信号をサンプルホールドするサン
プルホールド回路、20はサンプルホールド回路18の
出力信号を増幅する増幅器、22は増幅された信号電圧
を周波数に変換するV/F変換器であり、V/F変換器
22の出力信号がCPU6に入力されてカウントされる
CPU6はレーザダイオード2−1〜2−3の発振を制
御するとともに、各波長λ8.λ2.λ。
でのデータを取り込み、経時吸光度変化量ΔA1゜ΔA
2.ΔA、を算出する。その算出した経時吸光度変化猷
ΔA工、ΔA2.ΔA、と予め測定されて設定された吸
光係数に工、に2.に3.に工に、’、に、’とから酸
素化型ヘモグロビン量変動Δ(HbO,)、脱酸素化型
ヘモグロビン量変動Δ(Hb)及び全ヘモグロビン量変
動Δ(THb)を算出する。CPU6はまた。運動負荷
の前後でのこれらの値の変化から回復時間や変化量を算
出する。
CPU6は第3図に示されるような機能を果たしている
。26は吸光度変化量算出部であり、透過光又は反射光
の強度を入力し、ダーク補正をした後、対数値に変換し
、異なる時間における特定の3波長での吸光度変化量Δ
AllΔAZlΔA。
を算出する。28は予め測定された吸光係数k x +
に2. k3. km l km  l k3′が設定
される吸光係数設定部、30は吸光度変化量算出部26
からの吸光度変化量ΔA工、ΔA2.ΔA、と吸光係数
設定部28からの吸光係数に□、 J、 k3゜k、’
  k2’、に、’とから(1)〜(3)式により酸素
化型ヘモグロビン量変動Δ(Hb O2)、脱酸素化型
ヘモグロビン量変動Δ(Hb)及び全ヘモグロビン量変
動Δ(THb)を算出し、運動負荷の前後でのこれらの
値の変化から回復時間や変化量を算出する演算部である
測定系24は第2図で鎖線で囲まれた部分に該当する。
第2図においてCPU6には入出力部32を介して、こ
の装置を操作したり吸光係数を入力するためのキーボー
ド34.測定値などを表示する液晶デイスプレィ36.
測定結果を出力するレコーダ38、異常を知らせる警報
装置40などが接続されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
第4図はCPU6が測定値を取り込み、ダーク補正をす
るまでのタイムチャートである。A、B。
Cはそれぞれ波長λ0.λ2.λ、のレーザダイオード
2−1〜2−3の変動パルス、Dは積分パルス、Eはサ
ンプリングパルス、Fはリセットパルス、Gは光電子増
倍管12の出力信号、Hは波長λ1のチャネルのサンプ
ルホールド前の出力信号である。他のチャネルについて
も同様の出力信号Hが得られる。Sλ、は信号レベル、
Dλ、はダークレベルである。IはSλ1−Dλ1であ
り、これによって真の信号レベルを得ることができる。
第5図のフローチャートにしたがって動作を説明する。
レーザダイオード2−1〜2−3をオフにするなど、測
定装置の初期設定を行ない(ステップS1)、光電子増
倍管12の負高圧値や出力パラメータなどの条件設定を
行なう(ステップS2)。
ダークレベルを検出するために、レーザダイオード2−
1〜2−3がオフの状態で各波長λ1゜λ2.λ、のチ
ャネルについて所定の時間だけ検出値を積分する(ステ
ップ83〜S6)。これらの積分ViDλ□、Dλ2.
Dλ、をダークレベルのデータとして読み込み、記憶す
る(ステップS7)。
これらのダークレベルDλ4.Dλ2.Dλ3が設定値
よりも小さければ、信号レベルの測定に移行し、大きけ
ればアラームを点灯してダークレベルの測定から繰り返
す(ステップS8.S9)。
信号の検出においては、レーザダイオード2−1〜2−
3をオンにして各波長λ0.λ9.λ、のチャネルにつ
いて所定の時間だけ検出値を積分する(ステップ810
〜513)、これらの積分値Sλ□、Sλ2+ Sλ、
を信号データとして読み込み、記憶する(ステップ51
4)。これらの信号Sλ1+ Sλml Sλ、が設定
範囲になければ、アラームを点灯し、ステップS2に戻
って負高圧値を変更してダークレベルから測定を繰り返
す(ステップS15. S16.S17,518)。
信号Sλ11 Sλ2.Sλ3が設定範囲にあれば真の
信号レベルを出すために、Sλ1−Dλ、。
Sλ、−Dλ!1 Sλ、−Dλ、を算出する(ステッ
プ519)。算出された値を対数値に変換しくステップ
520)、データとして記憶しておく (ステップ52
1)。
その後、(1)〜(3)式により酸素化型ヘモグロビン
量変動Δ(Hb02)、脱酸素化型ヘモグロビン量変動
Δ(Hb)及び全ヘモグロビン量変動Δ(THb)を算
出し、運動負荷の前後でのこれらの値の変化から回復時
間や変化量を算出する(ステップ522)。算出された
値が妥当なものであれば、出力しくステップ523,8
25)、妥当でなければアラームを点灯し、ステップS
2に戻ってダークレベルの測定から繰り返す(ステップ
S23,524)。
実施例の装置を用い、人が5kgの錘を持ち上げた場合
の上腕筋及び前腕筋における筋肉血液量の挙動の測定に
適用した例を第6図に示す。(A)は上腕筋の測定結果
、(B)は前腕筋の測定結果である。図中でWORKと
書かれている位置が錘を持ち上げた時刻である。
測定を行なう3波長として750nm、780nm、8
05nmを用いる。ΔHbO2は酸素化型ヘモグロビン
の変動量、ΔTHbは全ヘモグロビン変動量、ΔAは各
波長での吸光度の変動を表わしている。測定装置では第
2図の光ガイド10の先端にプローブを設け、そのプロ
ーブを前腕筋又は上腕筋の片側に接触させ、光ガイド1
4の先端には受光用プローブを設けて前腕筋又は上腕筋
の他方の側に接触させて光ガイド10からの光の透過光
を測定する。
第6図の結果によれば、(A)に示されるように、上腕
では運動負荷により血液量が増加し、このため筋肉酸素
濃度(酸素化型ヘモグロビン量)が僅かに減少するにと
どまっている。一方、強い筋収縮を要する前腕では、筋
肉血液量が著しく減少し、酸素供給低下が組織酸素濃度
を低下させ、筋肉の疲労が認められる。
(4)〜(6)式における散乱光強度によるバックグラ
ウンド補正項ΔS1.ΔS 2 r ΔS、に波長依存
の係数をかけてaΔSユ、bΔS2.cΔS3とすれば
、さらに精度がよくなる。
実施例ではCPU6がヘモグロビン量変動の演算だけで
なく、ダークレベル補正、対数変換も行なっているが1
例えば対数増幅器を用いて対数変換したデータをCPU
に取り込んで演算するようにしでもよい。
また、3波長を選択するために3種類のレーザダイオー
ドを用いているが、分光光度計を用いて3波長でのデー
タを得るようにしてもよい。
本発明では3波長で測定しているが、4波長以上を用い
てヘモグロビン各量の変動Δ(Hb 02)。
Δ(Hb)、Δ(THb)を測定すればさらに精度を上
げることができる。
(発明の効果) 本発明では筋肉の酸素代謝を光学的に直接測定すること
ができるので、運動能力や筋肉疲労度の個人差を明確に
数値化することができ、そのようなデータ量を増やすこ
とにより1本発明をスポーツ医学へ適用することができ
る。
本発明はまた5例えば手術前と手術後や、医学的処置の
前後での筋肉疲労度を測定するために用いることもでき
るので、リハビリテーションの分野にも応用することが
できる。
4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の測定原理をモデルとして示す図、第2
図は一実施例を示すブロック図、第3図は一実施例にお
けるCPUの機能を示すブロック図、第4図は一実施例
の検出動作を示すタイムチャート、第5図は一実施例の
動作を示すフローチャー1〜、第6図は一実施例の装置
を用いた測定例を示す図である。
24・・・・・・測定系、26・・・・・吸光度変化7
&算出部、28・・・・・・吸光係数設定部、30・・
・・・・演算部。
特許出願人 株式会社島津製作所 代理人 弁理士 野口繁雄

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筋肉に一定の運動を負荷させ、近赤外領域におい
    て異なる特定の3波長λ_1、λ_2及びλ_3を選択
    し、これらの波長光を前記筋肉に直接照射して各波長に
    ついての吸光度変化ΔA_1、ΔA_2及びΔA_3を
    運動負荷の前後で測定し、これらの吸光度変化ΔA_1
    、ΔA_2及びΔA_3と、予め前記特定波長によって
    得られた吸光係数k_1、k_2、k_3、k_1′、
    k_2′、k_3′とに基づいて、前記照射光路中の酸
    素化型ヘモグロビン量変動Δ〔HbO_2〕、脱酸素化
    型ヘモグロビン量変動Δ〔Hb〕及び全ヘモグロビン量
    変動Δ〔THb〕をそれぞれ Δ〔HbO_2〕={(k_2′−k_3′)ΔA_1
    −(k_1′−k_3′)ΔA_2+(k_1′−k_
    3′)ΔA_3}/KΔ〔Hb〕={−k_2−k_3
    )ΔA_1+(k_1−k_3)ΔA_2−(k_1−
    k_2)ΔA_3}/KΔ〔THb〕= {(k_2′−k_3′−k_2+k_3)ΔA_1+
    (k_1−k_3−k_1′+k_3′)ΔA_2+(
    k_1′−k_2′−k_1+k_2)ΔA_3}/K
    とし、それらの値の少なくとも1つの運動負荷後の定常
    状態への回復時間又は変化量から筋肉の酸素代謝を測定
    する方法。 ただし、k_1、k_2、k_3はそれぞれ波長λ_1
    、λ_2、λ_3における酸素化型ヘモグロビンの吸光
    係数、k_1′、k_2′、k_3′はそれぞれ波長λ
    _1、λ_2、λ_3における脱酸素化型ヘモグロビン
    の吸光係数、K=(k_1−k_3)(k_2′−k_
    3′)−(k_2−k_3)(k_1′−k_3′)で
    ある。
  2. (2)近赤外領域において異なる特定の3波長λ_1、
    λ_2及びλ_3の光を時分割で筋肉に照射し、前記特
    定の3波長における透過光又は反射光の強度を測定する
    測定系と、前記筋肉の異なる時間における透過光又は反
    射光の強度から前記特定の3波長での吸光度変化量ΔA
    _1、ΔA_2、ΔA_3を算出する吸光度変化量算出
    部と、予め測定された吸光係数k_1、k_2、k_3
    、k_1′、k_2′、k_3′が設定される吸光係数
    設定部と、吸光度変化量算出部からの吸光度変化量ΔA
    _1、ΔA_2、ΔA_3と吸光係数設定部からの吸光
    係数k_1、k_2、k_3、k_1′、k_2′、k
    _3′とから Δ〔HbO_2〕={(k_2′−k_3′)ΔA_1
    −(k_1′−k_3′)ΔA_2+(k_1′−k_
    2′)Δ_3}/KΔ〔Hb〕={−(k_2−k_3
    )ΔA_1+(k_1−k_3)ΔA_2−(k_1−
    k_2)Δ_3}/KΔ〔THb〕= {(k_2′−k_3′−k_2+k_3)ΔA_1+
    (k_1−k_3−k_1′+k_3′)ΔA_2+(
    k_1′−k_2′−k_1+k_2)ΔA_3}/K
    として、それらの値の少なくとも1つの運動負荷後の定
    常状態への回復時間又は変化量を算出する演算部とを備
    えた筋肉酸素代謝測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013119001A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Asahi Sun Clean Co Ltd 筋疲労評価装置、システム、方法、及びプログラム
JP2014016230A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 生体その場観察における分光分析法
JP2015536693A (ja) * 2012-09-28 2015-12-24 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 酸素飽和度の低下からの回復反応に基づく患者の健康状態の評価のためのシステム及び方法
JP2017032592A (ja) * 2016-11-15 2017-02-09 国立研究開発法人産業技術総合研究所 生体その場観察における分光分析法

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