JPH0311757Y2 - - Google Patents

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JPH0311757Y2
JPH0311757Y2 JP1986175675U JP17567586U JPH0311757Y2 JP H0311757 Y2 JPH0311757 Y2 JP H0311757Y2 JP 1986175675 U JP1986175675 U JP 1986175675U JP 17567586 U JP17567586 U JP 17567586U JP H0311757 Y2 JPH0311757 Y2 JP H0311757Y2
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fuel
grid
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fuel assembly
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は核燃料集合体に使用する燃料棒支持
格子に関するものである。
[従来の技術] 原子炉の炉心に装荷される燃料集合体は、複数
の長尺の燃料棒を有し、その複数の燃料棒を燃料
集合体の長手軸方向の途中の複数箇所を燃料棒支
持格子102で束ねている。
従来の燃料棒支持格子102は第5図、第6図
及び第7図に示すように、複数の格子板103を
その板厚を示す側面105が燃料集合体101の
長手軸方向に直角をなす状態で格子状に組合せ
て、多数の格子目106を形成する。燃料棒10
4は格子目106に插通される。
格子板103には、スプリング107及びデイ
ンプル108が一体に形成されて格子目106内
に突出しており、燃料棒104はスプリング10
7及びデインプル108に当接して支持される。
スプリング107は格子板103から切り出され
て格子板103と一体になつている板ばねであ
り、弾性撓み性を付与するための折り目線111
が形成されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかるにこの折り目線111は冷却材の流れ方
向112(燃料集合体101の長手軸方向)に直
角をなしスプリングの側面113は冷却材の流れ
方向112に平行をなしている。したがつて、冷
却材の流れ方向に直角な第6図におけるスプリン
グ107の投影面の面積がスプリング107によ
る冷却材流路の閉塞となつている。
このように燃料支持格子102は燃料棒104
を支持するために不可欠なものであるが、冷却材
の流動の観点からは燃料支持格子102の位置に
おいて、流路面積が減少するため、大きな圧力損
失が生じ、燃料支持格子102がない場合に比べ
て、冷却材ポンプがが大型化し、燃料集合体10
1自体に加わる水力的荷重も大きくなつている。
燃料集合体101における燃料支持格子102部
分の圧力損失を小さくするためには冷却材流路面
積を出来るだけ大きくとれるようにすればよい
が、そのために、格子板を薄くすることには機械
的強度上の限界がある。スプリングによる流路面
積減少を少なくするために、スプリングを第5図
のデインプル108と同じようにその長手方向を
冷却材流れ方向112と直交するように設け、ス
プリングの折り目線を冷却材流れ方向112と平
行にしてもよい。しかし、この方法ではスプリン
グの長手方向の長さが充分にとれないために、充
分な機械的性能を持つたスプリングを設計するこ
とは困難である。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、格子板の厚みを少さくすることなし
に冷却材流路面積を増加させることができる燃料
棒支持格子を提供することを目的とするものであ
る。
(ロ) 考案の構成 [問題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案の燃料棒支持格
子は、燃料集合体の長手軸方向の途中に位置して
いて複数の格子板を格子状に合せて形成した複数
の格子目に燃料棒を插通させる燃料棒支持格子で
あつて、前記格子板は前記格子目内に突出して前
記燃料棒に当接するスプリング及びデインプルを
前記格子板と一体に前記格子板から切り出して備
え、しかも、前記スプリングはその長手方向が燃
料集合体の長手軸方向に斜めに位置すると共に弾
性撓み性を付与するための前記スプリングの折り
目線を燃料集合体の長手軸と平行としたことを特
徴としている。
以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
第1図、第2図及び第3図において、1は燃料
集合体であり、2は燃料支持格子であり、燃料支
持格子2は複数の格子板3をその板厚を示す側面
5が燃料集合体1の長手軸10の方向に直角をな
す状態で格子に組合せて多数の格子目6を形成す
る。燃料棒4は格子目6に插通される。格子板3
にはスプリング7及びデインプル8が一体に形成
されて格子目6内に突出しており、燃料棒4はス
プリング7及びデインプル8に当接して支持され
る。
スプリング7は格子板3から切り出されて格子
板3と一体をなしている板ばねであつて格子目6
内に突出しており、弾性撓み性を付与するために
折り目線11が格子板3の長手方向に対して直角
に形成されている。ここで、スプリング7の長手
方向とは格子板3に連結するスプリング7の両端
a,bが共に含まれる方向をいう。スプリング7
は第2図に示す平面視で燃料集合体1の長手軸1
0に直交する方向の両端a,bで格子板3と連結
し、また、第1図に示す正面視では一端aは左上
端で格子板3と連結し、他端bは右下端で格子板
3と連結して両端支持梁となつている。折り目線
11は長手軸10に平行な方向に形成されてい
る。したがつて、スプリング7の板厚tの方向が
長手軸10の方向と直交する。
なお、第1図に示す実施例ではデインプル8も
長手方向が燃料集合体の長手軸10の方向と斜め
に交差しその板厚t′の方向が長手軸10の方向と
直交するように構成される。
このデインプル8は、格子板3から切り出され
て格子板3と一体をなしていて格子目6内に突出
している。デインプル8は第2図に示す平面視で
燃料集合体の長手軸10に直交する方向の両端
c,dで格子板3と連結し、両端支持梁となつて
いるが弾性撓みを許容するための折り目線は形成
されていない。
[作用] このように構成された燃料支持格子2において
は、直交する格子板3が構成する格子目6に燃料
棒4が插通され、燃料棒4はデインプル8に当接
し、かつスプリング7で弾性的に押付けられて支
持される。冷却材は燃料集合体1の長手軸10の
方向に流れ、燃料支持格子2の部分では格子板
3、燃料棒4、スプリング7及びデインプル8の
間隙を流通する。
(ハ) 考案の効果 このように構成された燃料支持格子2において
は、スプリングはその長手方向の長さを充分にと
ることができる上、スプリング7の板厚tの方向
が冷却材の流れ方向(長手軸10の方向)と直交
し、かつ、スプリングの折り目線の方向が冷却材
の流れ方向と平行となるので、スプリング7を設
けたことによる格子目6内の冷却材流路の狭まり
は、スプリング7の板厚tの分だけである。
このことは、デインプル8についても同じであ
る。したがつて既設の原子炉にこの考案による燃
料支持格子を使用した燃料集合体を装荷すること
により、炉心の圧損が低減されるため、冷却材流
量が増加する。これにより他の原因で生じた流量
低下を補うことができる。また、燃料集合体の水
力的揚動が低減され、上部ノズルに設置されてい
る押えばねのばね力の余裕が増加する。しかも、
燃料支持格子には冷却材の混合を促進させるため
の混合羽根が設けられている場合があるが、これ
は比較的大きな圧力損失を生じさせている。燃料
支持格子部の圧力損失を低減するために、混合羽
根を削除する方法が考えられるが、そうすると支
持格子の冷却材混合特性が低下することになる。
一方、この考案によれば、冷却材の混合特性に対
しては何等影響を与えずに、燃料支持格子部の圧
力損失を低減させることができる。
以上の説明から明らかな通り、この考案によれ
は、格子板の板厚を減少させる必要がなく、した
がつて格子板の機械的強度を低下させることなし
に、冷却材の流路面積を大きくとることができる
燃料支持格子を得ることができる。
(ニ) 他の実施例 第1図、第2図及び第3図に示す実施例におい
ては、デインプル8はその両端c,dが長手軸1
0に直交する方向に配置されているが、このデイ
ンプル8′は、第4図に示すように、その両端が
斜めになるように設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの考案の一実施例に係わ
る燃料支持格子を示すもので、第1図は正面部分
説明図、第2図は平面部分説明図、第3図は縦断
面部分説明図、第4図は他の実施例に係わる燃料
支持格子の正面部分説明図、第5図から第7図は
従来の燃料支持格子を示すもので、第5図は正面
部分説明図、第6図は平面部分説明図、第7図は
縦断面部分説明図である。 1……燃料集合体、2……燃料支持格子、3…
…格子板、4……燃料棒、5……側面、6……格
子目、7……スプリング、8,8′デインプル、
10……長手軸、11……折り目線、a,b……
両端、c,d……両端、t,t′……板厚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料集合体の長手軸方向の途中に位置していて
    複数の格子板を格子状に組合せて形成した複数の
    格子目に燃料棒を插通させる燃料棒支持格子であ
    つて、前記格子板は前記格子目内に突出して前記
    燃料棒に当接するスプリング及びデインプルを前
    記格子板と一体に前記格子板から切り出して備
    え、しかも、前記スプリングはその長手方向が燃
    料集合体の長手軸方向に斜めに位置すると共に弾
    性撓み性を付与するための前記スプリングの折り
    目線を燃料集合体の長手軸と平行としたことを特
    徴とする燃料棒支持格子。
JP1986175675U 1986-11-15 1986-11-15 Expired JPH0311757Y2 (ja)

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JP1986175675U JPH0311757Y2 (ja) 1986-11-15 1986-11-15

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JP1986175675U JPH0311757Y2 (ja) 1986-11-15 1986-11-15

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JPS6381296U JPS6381296U (ja) 1988-05-28
JPH0311757Y2 true JPH0311757Y2 (ja) 1991-03-20

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JP1986175675U Expired JPH0311757Y2 (ja) 1986-11-15 1986-11-15

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US6144716A (en) * 1997-07-02 2000-11-07 Westinghouse Electric Corp. Nuclear fuel assembly grid with diagonal fuel retaining springs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492998U (ja) * 1972-04-18 1974-01-11

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JPS6381296U (ja) 1988-05-28

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