JPH03117330A - 系統連系における商用停電時制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、商用−自家発電装置との系統連系における商
用停電時制御装置に関する。

（従来の技術） 従来の商用−自家発電装置との系統連系において商用側
の事故や停電等で商用側へ逆電力を生じた場合、逆電力
継電器により逆電力を検出し連系しゃ断器を開放してい
る。

この方法の場合、発電機定格容量以上の逆電力が発生し
ても逆電力継電器の動作に時限を入れている為、系統連
系しゃ断器を高速に開放出来ず。

機関が重負荷となり機関停止に至る可能性があった。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は発電電力と負荷電力を常時比較し、負荷電力と
逆電力の総和が発電機定格電力より大きな場合、高速に
系統連系しゃ断器をしゃ断し負荷設備に安定した電給供
給を継電できる系統連系における商用停電時制御装置を
提供する。

〔発明の構成〕

（ａｌＭを解決するための手段） 本発明は商用−自家発電装置との系統連系において自家
発電々力を検出する変流器と、白菊電力を検出する変流
器と、母線電圧を検出する計器用変圧器と、各電力を判
定する判定装置と、この判定装置にて自家発電々力及び
負荷電力を常時比較する比較装置と、商用停電等の原因
により逆電力が生じた場合に判定装置により高速に検出
し系統連系しゃ断器を開放する機能とを具備した系統連
系における商用停電時制御装置である。

（作　用） 本発明に於ては発電々力検出用変流器により発電々力を
検出し、負荷電力検出用交流器より負荷電力を検出し、
母線電圧検出用計器用変圧器で母線電圧を検出し、入力
とともにアナログ量を判定器４に入力し、判定器は負荷
電力が発電機電力以下でかつ負荷電力と逆電力の総和が
発電機容量以上となった時に連系しゃ断器にしゃ断指令
を与える。

（実施例） 次に本発明の一実施例を説明する。第１図及び第２図は
発電電力を検出する変流器１と、負荷の電力を検出する
変流器２と、母！ａ電圧を検出する計器用変圧器３と、
これら計器用変圧器３及び変流器１，２の信号を入力し
て発電装置７からの発電電力及び負荷９の電力とを比判
判定する判定回路１１と１判定回路１１の出力信号によ
って負荷９の回路に選択しゃ断指令を出力する負荷選択
しゃ断指令回路１２と、商用電源８との連系を開閉する
系統連系しゃ断器５と、判定回路１１の出力信号によっ
て系統連系しゃ断器５にしゃ断指令を出力する系統連系
しゃ断器しゃ断指令回路１３とを具備してなる系統連系
における商用停電時制御装置を示している。

即ち、発電々力検出用の変流器１により発電々力を検出
し、負荷電力検出用の変流器２より負荷電力を検出する
。

また母線電圧検出用の計器用変圧器３で母線電圧を検出
し、入力とともにアナログ量を判定器４に入力する。

判定器４は負荷電力が発電機電力以下でかつ負荷電力と
逆電力の総和が発電機容量以上となった時、連系しゃ断
器５にしゃ断指令を与える。

また判定器４は重負荷時に配線しゃ断器に負荷選択しゃ
断信号を出力する機能も具備している。

第２図は１判定器内の判定フローを示したもので前記の
機能を説明している。

尚、第２図に於て、Ｄａは発電機定格電力、ＷＤａは発
電機電力、Ｗｔは負荷電力を示している。

〔発明の効果〕

本発明によれば発電機に負荷電力と逆電力の総和以上の
逆電力が生じた場合高速に連系点をしゃ断出来る系統連
系における商用停電時制御装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例を示す制御装置の構成図、
第２図は１判定器の判定フロー説明図である。 １１・・・判定回路 １２・・・負荷選択しゃ断指令回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発電電力を検出する第１の変流器と、負荷の電力を検出
   する第２の変流器と、母線電圧を検出する計器用変圧器
   と、これら計器用変圧器及び前記第１及び第２の変流器
   の信号を入力して前記発電電力及び前記負荷の電力とを
   比判判定する判定回路と、この判定回路の出力信号によ
   って前記負荷の回路に選択しや断指令を出力する負荷選
   択しや断指令回路と、商用電源との連系を開閉する系統
   連系しや断器と、前記判定回路の出力信号によって前記
   系統連系しや断器にしや断指令を出力する系統連系しや
   断器しや断指令回路とを具備してなる系統連系における
   商用停電時制御装置。