JPH0311587Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0311587Y2 JPH0311587Y2 JP11241784U JP11241784U JPH0311587Y2 JP H0311587 Y2 JPH0311587 Y2 JP H0311587Y2 JP 11241784 U JP11241784 U JP 11241784U JP 11241784 U JP11241784 U JP 11241784U JP H0311587 Y2 JPH0311587 Y2 JP H0311587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- combustor
- fuel
- premixing
- rib structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 11
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ガスタービン、ジエツトエンジンな
どに利用できる燃焼器殊に２段燃焼器に関する。
どに利用できる燃焼器殊に２段燃焼器に関する。
従来の技術
第３図は従来の燃焼器の一例を示し、低NOx
で燃焼させるためには、予混合室内で燃焼と空気
とを予混合させた後に、燃焼器０１内で燃焼させ
る。
で燃焼させるためには、予混合室内で燃焼と空気
とを予混合させた後に、燃焼器０１内で燃焼させ
る。
そして、低NOxで連続的に運転するためには、
空燃比を一定に制御しながら、パイロツト燃焼器
とメイン燃焼器とを利用する２段燃焼器構造が必
要になる。
空燃比を一定に制御しながら、パイロツト燃焼器
とメイン燃焼器とを利用する２段燃焼器構造が必
要になる。
第４図は従来の２段燃焼器構造を示し、２段燃
焼器１におけるメイン燃焼器２の周方向及び軸方
向の空気孔３を通つた空気４と燃料パイプ５によ
り供給された燃料６とを予混合室７で予混合させ
た後ノズル８を通してメイン燃焼器２内で燃焼さ
せるものである。また、パイロツト燃焼器９は、
頭部より燃料１０を入れ、その空気孔１１より空
気１２を導入して、燃焼させるものである。
焼器１におけるメイン燃焼器２の周方向及び軸方
向の空気孔３を通つた空気４と燃料パイプ５によ
り供給された燃料６とを予混合室７で予混合させ
た後ノズル８を通してメイン燃焼器２内で燃焼さ
せるものである。また、パイロツト燃焼器９は、
頭部より燃料１０を入れ、その空気孔１１より空
気１２を導入して、燃焼させるものである。
考案が解決しようとする問題点
以上述べた従来の２段燃焼器は、しかし、その
メイン燃焼器２が円筒の周方向及び軸方向に空気
孔３を設けたメイン燃焼器であるため、メイン燃
焼器２内に入つてくる空気４の流れが乱れること
になり、これがその空気４と燃料６とを予混合さ
せる予混合室７内での空燃比の乱れの原因とな
り、低NOxで安定して燃焼できるという目的が
達成できなくなる問題があつた。
メイン燃焼器２が円筒の周方向及び軸方向に空気
孔３を設けたメイン燃焼器であるため、メイン燃
焼器２内に入つてくる空気４の流れが乱れること
になり、これがその空気４と燃料６とを予混合さ
せる予混合室７内での空燃比の乱れの原因とな
り、低NOxで安定して燃焼できるという目的が
達成できなくなる問題があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、予混合させるに必要な空気を乱れな
く一様に予混合室内に導入できるように、メイン
燃焼器の前部の構造を円筒に空気孔を設けた構造
からリブ構造に代えて、空気の流れを改善したも
のである。
く一様に予混合室内に導入できるように、メイン
燃焼器の前部の構造を円筒に空気孔を設けた構造
からリブ構造に代えて、空気の流れを改善したも
のである。
実施例
以下第１及び２図を参照して本考案の一実施例
について詳述する。第１及び２図において、第４
図に示したものと同一の部分には同一の参照符号
を付して、その詳細な説明は省略する。
について詳述する。第１及び２図において、第４
図に示したものと同一の部分には同一の参照符号
を付して、その詳細な説明は省略する。
しかして、本考案によれば、メイン燃焼器２の
前部はリブ構体１３により構成され、このリブ構
体は複数のリブ１４をそれらの間に予混合用空気
通路１５を限定するよう互いに間隔を置いて円筒
状に配列して形成している。
前部はリブ構体１３により構成され、このリブ構
体は複数のリブ１４をそれらの間に予混合用空気
通路１５を限定するよう互いに間隔を置いて円筒
状に配列して形成している。
したがつて、このリブ構体１３のリブ１４間に
限定した通路１５を通つた空気４と燃料パイプ５
により供給された燃料６を予混合室７で均一に予
混合させた後、ノズル８を通してメイン燃焼器２
内で燃焼させることができる。尚、空気を滑らか
に流すため、ノズル８の入口をベルマウス１６と
し、かつ、十分な剛性を持つようにしてある。
限定した通路１５を通つた空気４と燃料パイプ５
により供給された燃料６を予混合室７で均一に予
混合させた後、ノズル８を通してメイン燃焼器２
内で燃焼させることができる。尚、空気を滑らか
に流すため、ノズル８の入口をベルマウス１６と
し、かつ、十分な剛性を持つようにしてある。
考案の効果
本考案は、以上述たように、低NOx燃焼に必
要な空気と燃料との予混合を行なうのに必要な予
混合室への空気導入に対し、空気流れの乱れの影
響をなくして一様に導入できるように、従来の円
筒に空気孔を設けるかわりに、リブ構造としたの
で、空気は従来のように円筒の空気孔を通つて導
入されるのではなく、リブ間の非常に広いスペー
スより導入されるので、空気の流れに乱れが生ず
ることはない。
要な空気と燃料との予混合を行なうのに必要な予
混合室への空気導入に対し、空気流れの乱れの影
響をなくして一様に導入できるように、従来の円
筒に空気孔を設けるかわりに、リブ構造としたの
で、空気は従来のように円筒の空気孔を通つて導
入されるのではなく、リブ間の非常に広いスペー
スより導入されるので、空気の流れに乱れが生ず
ることはない。
また、従来の円筒の空気孔の場合には、この部
分で空気量が規制されるので、予混合室で燃料と
空気を予混合する際に、導入空気不足になつて、
空燃比一定の制御が困難となり、低NOxでの燃
焼が不可能になることがあつたが、本考案による
リブ構造では、十分な空気が確保でき、このよう
な不具合は生じない。
分で空気量が規制されるので、予混合室で燃料と
空気を予混合する際に、導入空気不足になつて、
空燃比一定の制御が困難となり、低NOxでの燃
焼が不可能になることがあつたが、本考案による
リブ構造では、十分な空気が確保でき、このよう
な不具合は生じない。
更に、本考案によるリブ構造によれば、パイロ
ツト燃焼器への空気導入にしても十分な空気が利
用でき、実績のある構造形式がパイロツト燃焼器
に適用できる。
ツト燃焼器への空気導入にしても十分な空気が利
用でき、実績のある構造形式がパイロツト燃焼器
に適用できる。
第１図は本考案による燃焼器の一例を示す図、
第２図はその斜視図、第３図及び第４図は従来の
燃焼器を示す図である。 ２……メイン燃焼器、１３……リブ構体、１４
……リブ、１５……予混合用空気通路。
第２図はその斜視図、第３図及び第４図は従来の
燃焼器を示す図である。 ２……メイン燃焼器、１３……リブ構体、１４
……リブ、１５……予混合用空気通路。
Claims (1)
- 複数のリブをそれらの間に予混合用空気通路を
限定するよう互いに間隔を置いて円筒状に配列し
て形成したリブ構体によりメイン燃焼器の前部を
構成してなる燃焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11241784U JPS6134363U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11241784U JPS6134363U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 燃焼器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6134363U JPS6134363U (ja) | 1986-03-03 |
| JPH0311587Y2 true JPH0311587Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30671469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11241784U Granted JPS6134363U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 燃焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6134363U (ja) |
-
1984
- 1984-07-26 JP JP11241784U patent/JPS6134363U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6134363U (ja) | 1986-03-03 |
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