JPH0311547A - 表面計測方法および装置 - Google Patents

表面計測方法および装置

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JPH0311547A
JPH0311547A JP1145328A JP14532889A JPH0311547A JP H0311547 A JPH0311547 A JP H0311547A JP 1145328 A JP1145328 A JP 1145328A JP 14532889 A JP14532889 A JP 14532889A JP H0311547 A JPH0311547 A JP H0311547A
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敬三 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面M−1測技術に関わり、特に低エネルギー
の中性粒子(中性原子、中性分子)ビームを用いた表面
R」測方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
最近の固体表面や極薄膜(超格子膜)を用いた素子の発
展と共に、表面の化学結合状態計測への要望が高まって
いる。特に最近では、表面微小領域(被測定領域の代表
長が1μn1以下さらには]nm以下)の化学状態計測
への要望が高まっている。
化学結合状態を知る方法としては、従来E E LS 
(Electron IEncrgy LoSs 5p
ectroscopy)のような電子線を用いる方法、
 I S S (Ton Scatterj−ngSp
ectroscopy)のようなイオン線を用いる方法
、X P S (X−ray Photoemj、5s
ion 5pectroscopy)のようなX線を用
いる方法が知られている。これらの方法は、例えば、ス
トラフチャー アンドダイナミックス オブ サーフィ
シーズI、ダブリュー、ショマーズ アン1(ピー、フ
ォノ ブランケンハーゲン 編集、スプリンガーーフェ
ルラータ 社発行、東京、1986年(Structu
reand Dynamics of 5urface
s  T 、 Edied by 11゜Schomm
ers  and  P、  Von  Blanck
enhagen、  SprjngerVerl、ag
、 Tokyo (+986))において、E E L
 Sが第245頁から第276頁(PP、 24.5〜
276)において、ISSが第56頁から第61頁(p
p。
56−61. )において、X、 P Sが第63頁(
P。
63)において説明されている。
E E L Sは、数10 e Vの電子線を試料表面
に照射し、反射してくる電子のエネルギーを分析するこ
とによって表面に存在する原子・分子の化学結合状態を
知る方法である。また、ISSは、数keVのイオン線
を試料表面に照射し、反射イオンのエネルギー分析によ
り表面の化学状態を調べる方法である。また、XPSは
数1. OOe Vないし数keVのX線を表面に照射
し、表面から出てくる光電子のエネルギー分析により表
面の化学状態を知る方法である。これらの方法により、
表面の化学状態を知ることができるが、問題は表面に入
射する粒子線(電子線、イオン線)やX線のエネルギー
が大き過ぎるために、測定途中において試料表面に損傷
(化学結合状態が変化してしまうこと)が発生してしま
うことである。このことは、一般に化学結合状態の強さ
は1〜]、 Oe Vであり、上記粒子線のエネルギー
がこれよりも大きいことを考えると当然の結果といえる
無損傷表面計測を実現するためには、入射粒子線のエネ
ルギーを10V以下にすれば良い。しかし、一般的に電
子線やイオン線のような荷電粒子でこのような低エネル
ギー線を得ることは難しい。
これは、粒子自体の空間電荷により、粒子線のエネルギ
ーや軌道を制御することが難しくなるからである。
一方、X線を含めた電磁波(広い意味で光)で1、eV
以下の低エネルギー線を得ることは容易である。しかし
、光のエネルギーEと波長λとの間には、 λ= c h / E   ・ ・・ ・・・・・・・
・・ ■なる関係があり、Eが小さくなるとλが大きく
なる。ここで、Cは光速、hはブランク定数である。
第2図において、光と示した実線は、このような光にお
けるエネルギーEと波長λの関係を示したものである。
図より、光では、エネルギーEが1eV以下になるとλ
が1μm以上になってしまうことがわかる(即ち、赤外
線領域になってしまう)。
波長が1μm以上になると、回折・干渉のために、光線
を約1μm以下に集束させることができなくなる。即ち
、光(電磁波)を用いた方法では、E < i e V
の無損傷性とλ(1μm以下の微沙領域計測とを両立さ
せることができない。
一方、光以外の粒子(電子、イオン、原子2分子等)線
も量子力学的には、波動と考えることができ、粒子線の
運動エネルギーEと1・・ブローイ(de Brogl
ie)波長λとの間には、λ=h/f】扁「「  ・ 
・ ■ の関係が有る。ここに、mは粒子の質量である。
0式より、同じEでも質iLmが小さくなる程、波長λ
が大きくなることがわかる。第2図において、電子と示
した実線は、電子に関する0式の関係を示したものであ
る。この場合では、エネルギーEが約1O−5eV以上
であれば、波長λは10μm以下となる。即ち、無損傷
での微小領域計測の可能性はある。しかし、λをlnm
以下にするにはEは1. e V以上となり、3. n
 m以下の極微小領域計測をすると損傷が発生する可能
性が有る。
上記した如く、光線や荷電粒子線を用いた表面計測では
、計測に伴い表面に損傷が発生してしまうし、さらに無
損傷に微小領域の化学結合状態を計測することが極めて
難しい。
本発明は、無損傷な表面計測を実現する方法、装置を提
供することを目的としており、特に、表面微小領域の化
学結合状態を計測する方法、装置を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、プローブ・ビームとして中性粒子線を用
いることにより達成可能となる。
第2図において、I−I eとして示した実線は、He
原子に関する0式の関係を示したものである。
この場合では、エネルギーEが約1O−3eV以にであ
れば、λはlnm以下となる。即ち、無損傷な極微小領
域計測が常に可能である。さらに、He原子は中性粒子
であるため、前述したような空間電荷による粒子線の乱
れもなく、微小領域H]測が容易となる。
第2図ではHeg子のみについて示しであるが、1 他の原子や分子に関してもほぼ類似の関係が存在し、同
様に無損傷な微小(極微小)領域の化学結合状態計測が
可能となる。
したがって、原子・分子の中性粒子線を用いることによ
って無損傷な表面R1測が可能であり、必要に応じて中
性粒子線を細く絞ることによって、微小領域の計測も可
能となる。
〔作用〕
中性粒子線は電荷を持たないため、低エネルギー(約1
eV以下)でも容易に粒子線軌道やエネルギーを制御す
ることができ、無損傷な表面計測が可能である。また、
後述する如く、中性粒子線を絞ることも可能であり、そ
れにより微小部分の計測も可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。ガス
導入手段1を介してガスを容器2内に導入する。このガ
スを冷却手段3により冷却した後、噴出口4から真空排
気室22中に噴出させる。こ2 る。中性粒子線5は試料6の表面で反射または散乱する
。この時に、中性粒子線5を構成する中性粒子(原子・
分子)は、試料表面とエネルギーの授受を行なう。授受
されるエネルギーの大きさは、試料表面を構成する原子
・分子の種類や化学結合状態によって異なる。したがっ
て、反射または散乱した中性粒子5′のエネルギーを分
析することによって、試料表面の化学的状態を知ること
ができる。また、同様にして運動量の授受を調べること
によって試料表面の状態を計測することもできる。
第1図では、飛行時間法によって反射または散乱した中
性粒子線5′のエネルギーを分析する方法を示しである
。即ち、反射または散乱した中性粒子線5′をチョッパ
ー7によってチョップしくパルス的な中性粒子の流れに
し)、所定の長さQを飛行させた後、検出器8によって
検出する。
チョッパーはチョッパー旺動モーター9によって駆動(
通常は回転)させている。チョッパーは開口部(スリッ
ト)を持った板で形成されており、中性粒子ビームがこ
の間[」部を間欠的に通過することによってパルスビー
ムが形成される。中性粒子が上記距離Qを飛行するに要
する時間を飛行時間測定系」0で測定することにより、
中性粒子の飛行速さを求めることができる。これより、
中性粒子の質量が解っていれば、中性粒子のエネルギー
を求めることができる。なお、開閉センサー11は、中
性粒子がチョッパー7を通過する時刻を測定し、飛行時
間を割り出すためのものである。
中性粒子線5を形成する空間(粒子線形成室)23と試
料6を設置する空間(試料室)24を分離壁12によっ
て分離し、それぞれ別の排気手段(図示せず)によって
排気すること(差動排気)も、必要に応じて可能である
。この場合、中性粒子線5は分離壁12に設けられたア
パーチャ」3を通って試料室24側に導入される。第1
図は一段の差動排気について例示しであるか、多段の差
動排気にすることも可能である。また、同様にアパーチ
ャを有する分離壁(図示せず)を用いて検出器8の設置
される空間(検出室)25を試料室24から分離し、差
動排気することも、必要に応して可能である。
中性粒子線5の形成に用いるガスとしてはHeガスが適
している。これは、化学反応性が低く、かつ低温まで冷
却しても気相の状態を保持できるからである。その他、
N e r A r + K r r X e等の希ガ
スを用いることもできるし、必要に応じて、Co2. 
N2. N2.02等の分子を用いることもできる。
ガス容器2から噴出口4を通って真空中にガスが噴出す
る時に、断熱膨張による冷却が起り、ガス温度が低くな
る。この結果、中性粒子のエネルギー分布幅の狭い中性
粒子線5が得られる。断熱膨張によるガス粒子の温度低
下は、まず並進温度Ttについて起り、次いで分子線の
場合、回転温度T1.振動温度TVの順で起る。容器2
内のガス圧力P。が高い程、温度低下は激しく起る。容
器2内のガス圧力は、10−’〜10’T o r r
が実用的に実現可能である。Pn=10−’〜10To
rrでは、一般にT1やT、の温度低下はおこ5 るが、TVの温度低下は起らない。Pn=10〜1.0
4Torrでは、あらゆる温度の低下が起こる。Pnが
高くなり過ぎると、噴出口4から噴出するガス流量が大
きくなりすぎ、粒子線形式室23や試料室24を排気す
る排気系に巨大なものが必要となり、実用的でなくなる
。これを防ぐために、噴出口をパルス的(間欠的)に開
閉し、パルス的な中性粒子線を得る方法が有る。こうす
ることにより、平均的なガス流量は小さくなり、P。
が高い条件で、Tt、T、、TVの低い、したがって、
エネルギー分布幅の小さい良質な中性粒子線を得ること
ができる。
中性粒子線を形成する中性粒子は、はぼ無衝突で試料室
24内を飛翔する必要がある。このためには、試料室2
4内のガス圧力Psは約]X1、0−”T o r r
以下が望ましい。もっと一般的には、試料室24内での
中性粒子の平均自由行程が、試料室24内で中性粒子が
飛翔する金側距離より十分長いことが望ましい。
第3図に、試料表面で反射または散乱した中性6 粒子線5′のエネルギー分布を測定した結果を示しであ
る。横軸に中性粒子のエネルギーを示してあり、縦軸に
そのエネルギーを持った中性粒子の強度(粒子流束)を
示しである。図中、エネルギーEoの位置の大きなピー
クaは、試料に入射した中性粒子が弾性散乱(エネルギ
ーの変化なしの散乱)したものに対応している。ピーク
aより高エネルギー側にあるピークg工r g2・・・
・・は、試料表面での反射または散乱時に、試料表面よ
りエネルギーを得た中性粒子に対応している。ピークa
より低エネルギー側にあるピークQ工l Q2・・・ 
は、試料表面での反射または散乱時に、試料表面にエネ
ルギーを与えた中性粒子に対応している。g工。
g2 ・・やQ工l Q2・・・・のピークの位置やピ
ークの大きさから、試料表面に存在する原子の種類。
量、さらに化学的結合状態を知ることができる。
分解能の高いスペク1−ルを得るためには、g□。
g2・・・・・やQ□T Q2・・・等の各ピークの幅
を小さくする必要があるが、この為には、入射中性粒子
線のエネルギー幅(即ち、ピークaの幅)を小さくする
必要がある。これは、入射中性粒子ビー11のエネルギ
ー幅が、反射・散乱中性粒子ビー11のエネルギー幅に
反映されるからである。
ピークaのエネルギ−中バを小さくするために(土、前
述した如く、容器2内のガス圧力を高くして噴出時の断
熱冷却効果を大きくするか、容器2内のガスの温度をも
ともと低くするかのどちらかが必要である。容器2内の
ガス圧力を高くすると必然的にガス流量が大きくなり、
その結果、巨大な排気系を必要とすることになり実用的
でない。実用的には後者の方法、即ち容器2内のガス温
度を低くする方法が有効である。
ピーク間(例えば、ピークg1とピークg2間)のエネ
ルギー差は、分子振動エネルギーの程度であり、約IX
1.O−3〜10 ’eVの程度である。
これらのピークを分離させるためには、各ビータのエネ
ルギーIN (即ち入射中性粒子ビー11のエネルギー
幅)が上記ピーク間エネルギー差(1×」0−3〜10
−’eV)以下であることが望まれる。
これは、入射中性粒子ビームの温度が、12〜1200
 K以下であることに対応している。これを実現するた
めの容器2内のガスの温度としては、噴出時の断熱冷却
効果を考慮して、かつ実用的な冷却方法を考慮して、液
体窒素の温度77.4K(約80K)以下であることが
望ましい。この場合には、冷却手段3の冷媒として液体
窒素を用いることになる。さらに、分解能を」こげるた
めには、冷媒として液化I−(eガスを用いて、容器2
内のガスの温度を20にや1. OKの程度にまで冷却
することが必要である。
第4図に、本発明の別の実施例を示しである。
本実施例ではエネルギー幅の小さな入射中性粒子線5を
得るために、2段のチョッパー14とチョッパー15を
用いている。チョッパー14とチョッパー15は距離鮪
だけ隔たっており、それぞれチョッパー駆動モーター1
6,17により駆動(回転)されている。チョッパー1
4を通過した中性粒子か距離鮪を飛翔してチョッパー1
5に到達した時、丁度チョッパー15が開になっている
場合のみ粒子線はチョッパ−1,4,15の両方9 を通過することができる。即ち、中性粒子のうち一定の
速さ(従って、一定のエネルギー)を持ったものだけが
選択される。この方法により、エネルギーの揃った、即
ち、エネルギー幅の小さな入射中性粒子線5を得ること
ができる。
また、第4図には、試料表面で反射または散乱した中性
粒子線5′のエネルギーを分析する別の方法が示されて
いる。まず、中性粒子線5′はイオン化手段18によっ
てイオン化される。ここで生成したイオンは、そのエネ
ルギーが静電形エネルギーアナライザー19によって分
析された後検出器8によって検出される。イオン化の後
にイオンが持つ運動エネルギーともともと中性粒子が持
っていたエネルギーが等しいことが必要である。
このためには、イオン化手段としては、低速電子線や光
を用いる方法が有効である。静電形エネルギーアナライ
ザーは、対向した電極間に電圧を印加し、静電力によっ
てイオン線の軌道を変化させてエネルギー分析する方法
である。この実施例の方法によれば、第1図に示した飛
行時間法による0 よりも、高精度でエネルギー分析を行うことができる。
第5図に本発明のさらに別の一実施例を示しである。本
実施例は、レンズ20によって中性粒子線を収束させ、
微小部分の表面計測を可能にさせるものである。中性粒
子が試料表面で行なうエネルギーまたは運動量の授受は
エネルギー分析器21によって測定される。レンズ20
は中心軸Cのまわりに回転対称の筒状体となっており、
中性粒子線5がレンズ内面で鏡面反射することによって
収束される。鏡面反射とは、レンズ内面局所的な法線に
対する、粒子線の入射角と反射角の等しいことをいう。
レンズ20による中性粒子線の収束点にその表面が来る
ように試料6が設置されており、試料が粒子線に対して
相対的に1次元または2欣元的に駆動されるようになっ
ている。試料表面で反射・散乱した粒子線のエネルギー
をエネルギー分析器2]により分析する。これにより、
試料表面状態の線上または面内分布を調べることができ
る。この場合の試料暁動は、1〜100n mの精度で
行う必要があり、ピエゾ・アクチュエータを用いるのが
有効である。試料表面での中性粒子線の直径(収束径)
は必要に応して変化させることができるが、1μm以下
にすることは、半導体素子の評価や物性評価にとって、
特に有用である。
中性粒子としてHeを用いると、Heは化学的に不活性
であるため、レンズ反射面への入射粒子の大部分が反射
する1、これが鏡面反射をするためには入射粒子のド・
ブローイ波長が、レンズ反射面を構成する物質の原子間
距離以」二である必要がある。通常の物質の原子間距離
はO,J−nmのオーダーであり、一方、He粒子のエ
ネルギーが約1O−3eV以下になると、そのト・ブロ
ーイ波J%も0.1nm以上になる。これを実現するた
めの容器2の温度は20に以下が必要である。
また、中性粒子がレンズ20の反射面で反射する際にエ
ネルギーを変化させないことが望まれる。
このためには、レンズ反射面を構成する物質の原子の重
さ(原子番号)は、Heの重さ(原子番号)より十分大
きいことが望ましい。また、反射面を常に清浄に保つた
めには、化学的に安定な物質が望ましい。これらの条件
を、満足する物質としては、A u I P t I 
A g + Cuが有る。したがって、レンズをこれら
の物質で作るか、または反射面にこれらの物質をコーテ
ィングすることが望ましい。
しかし、必ずしもこうすることが不可欠ではない。
本実施例では、レンズ20を中心軸Cのまわりの回転対
称な構造としたが、必ずしもこうである必要はなく、も
っと一般的な曲面を用いて粒子線を収束させることも可
能である。また、必要に応じてレンズに温度制御手段を
設け、加熱したり冷却したりすることも可能である。例
えば、加熱することはレンズ反射面を清浄に保つ(フラ
ッシングする)ために有効であり、冷却することは反射
時(レンズとしての動作中)における中性粒子のエネル
ギーの変動を防止するのに有効である。
本実施例では、レンズに固体表面で中性粒子線が反射す
る現象を用いているが、他の方法で中性粒子線を収束さ
せても良いことはいうまでもない。
3 たとえば、レーザー、重力2強力な電磁界により中性粒
子線の軌道を制御し収束させることも可能である。
本実施例では、中性粒子線を収束させる効果について述
へたが、同様の方法を用いることにより、さらに一般的
に、必ずしも収束しなくても中性粒子線の軌道を制御す
ることが可能であるということはいうまでもない。
最後にレンズ20を具体的に説明する。第5図示のよう
にレンズ20では、中性粒子線5は2回反射 芹する。これはレンズ系の収差を少なくするためである
。このような2回反射方式のレンズとしては、ウォルタ
ー光学系、カーク式1−リック・ペッツ光学系、シュバ
ルツシルド光学系等がある。またタンデム型光学系でも
良い。中性粒子線を狭い範囲に収束させる必要のない場
合には(収差で問題とならない場合には)、必ずしも2
回反射を用いる必要はなく、−回反射で十分である。こ
の場合には上記光学系以外、球面反射鏡や2次曲面反射
鏡等あらゆる反射鏡を用いることができる。
4 また、先にも述べたように、中性粒子を量子力学的に波
動であると考えれば、ゾーンプレートの様な回折効果を
利用した中性粒子線の集束も可能である。特にド・ブロ
ーイ波長が1人以」二の中性粒子線に対しては、この方
式が有効と考えられる。
ゾーンプレートは第5図のレンズ20のかわりに使用す
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、試料表面に損傷を与えることなく、試
料表面の化学的状態を計測することができる。また、中
性粒子を収束させることによって表面の微小部分の化学
的状態を計測したり、それらの面内分布を計測すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は光、電子
、Heのエネルギーと波長の関係を示す図、第3図は本
発明で得られる反射粒子線のエネルギースペクトルの一
例を示す線図、第4図および第5図はそれぞれ本発明の
他の一実施例の断面図、である。 1・・・ガス導入手段、2・・容器、3 冷却手段、4
・・噴出口、5,5′ ・中性粒子線、6・・試料、7
・・チョッパー、8・・検出器、9・チョッパー叶動モ
ーター、10・飛行時間測定系、■]・・開閉センサー
、12・・分離壁、13・・アパーチャ、1.4.15
・・チョッパー、16,1.7・ チョッパー鄭動モー
タ、18・・イオン化手段、19 静電形エネルギーア
ナライザー、20・レンズ、21・・・エネルギー分析
器、22・真空排気室、23・・・中性粒子線形成室、
24・・試料室、25・・・検出室。 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中性粒子線を少なくとも測定手段の一部として用い
    、該中性粒子線が試料表面で行うエネルギーまたは運動
    量の授受を測定することにより該試料表面を測定する表
    面計測方法において、上記中性粒子線の軌道を制御する
    ことを特徴とする表面計測方法。 2、前記中性粒子線の軌道を制御することが該中性粒子
    線を収束させることであることを特徴とする請求項1記
    載の表面計測方法。 3、前記中性粒子線を構成する中性粒子の全エネルギー
    が1eV以下であることを特徴とする請求項1記載の表
    面計測方法。 4、前記全エネルギーが並進、振動、回転の自由度が持
    つエネルギーの総和であることを特徴とする請求項3記
    載の表面計測方法。 5、前記中性粒子線を構成する中性粒子が希ガス原子で
    あることを特徴とする請求項1記載の表面計測方法。 6、前記中性粒子線を構成する中性粒子がHe原子であ
    ることを特徴とする請求項1記載の表面計測方法。 7、前記中性粒子線の軌道を制御するための手段として
    固体表面での反射を利用したレンズを用いることを特徴
    とする請求項1記載の表面計測方法。 8、前記中性粒子線の軌道を制御するための固体表面に
    Au、Pt、Ag、Cuのうちの少なくとも1つ、また
    はこれらを混合した物質、またはこれらのうち少なくと
    も1つを構成要素の一部とする物質がコーティングされ
    ていることを特徴とする請求項7記載の表面計測方法。 9、中性粒子線を少なくとも測定手段の一部として用い
    、該中性粒子線が試料表面で行うエネルギーまたは運動
    量の授受を測定することにより該試料表面を測定する表
    面計測方法において、冷却したガスを真空排気した空間
    に噴出することにより該中性粒子線を形成することを特
    徴とする表面計測方法。 10、前記冷却したガスの温度が80K以下であること
    を特徴とする請求項9記載の表面計測方法。 11、前記中性粒子線を形成する空間と前記試料が設置
    される空間とが差動排気になっていることを特徴とする
    請求項9記載の表面計測方法。 12、前記中性粒子線の軌道を制御することを特徴とす
    る請求項9記載の表面計測方法。13、前記中性粒子線
    を収束させることを特徴とする請求項9記載の表面計測
    方法。 14、前記中性粒子線の軌道を制御ための手段として固
    体表面での反射を利用したレンズを用いることを特徴と
    する請求項12記載の表面計測方法。 15、前記中性粒子線の軌道を制御するための固体表面
    にAu、Pt、Ag、Cuのうちの少なくとも1つ、ま
    たはこれらを混合した物質、またはこれらのうち少なく
    とも1つを構成要素の一部とする物質がコーティングさ
    れていることを特徴とする請求項14記載の表面計測方
    法。 16、前記中性粒子線を構成する中性粒子が希ガス原子
    であることを特徴とする請求項9記載の表面計測方法。 17、前記中性粒子線を構成する中性粒子がHe原子で
    あることを特徴とする請求項9記載の表面計測方法。 18、前記中性粒子線が試料表面で行うエネルギーまた
    は運動量の授受を測定するための方法として飛行時間法
    を用いることを特徴とする請求項9記載の表面計測方法
    。 19、前記中性粒子線が試料表面で行うエネルギーまた
    は運動量の授受を測定するための手段として静電形エネ
    ルギーアナライザーを用いることを特徴とする請求項9
    記載の表面計測方法。 20、中性粒子線を形成する手段、試料、該中性粒子が
    該試料表面において行うエネルギーまたは運動量の授受
    を計測する手段より構成される表面計測装置において、
    該中性粒子線形成手段がガスが導入される容器、該導入
    されたガスを冷却する手段、該冷却されたガスが噴出さ
    れる排気された空間より構成されてなることを特徴とす
    る表面計測装置。 21、前記の冷却されたガスの温度が80K以下である
    ことを特徴とする請求項20記載の表面計測装置。 22、前記中性粒子線を形成するための排気空間と前記
    試料が設置されるべき空間とが差動排気構成になってい
    ることを特徴とする請求項20記載の表面計測装置。 23、前記の形成された中性粒子線の軌道を制御するた
    めの手段がさらに付設されていることを特徴とする請求
    項20記載の表面計測装置。 24、前記の形成された中性粒子線を収束させるための
    手段がさらに付設されていることを特徴とする請求項2
    0記載の表面計測装置。 25、前記中性粒子線の軌道を制御するための手段とし
    て固体表面での反射を利用したレンズを用いることを特
    徴とする請求項23記載の表面計測装置。 26、前記中性粒子線の軌道を制御するための固体表面
    にAu、Pt、Ag、Cuのうちの少なくとも1つ、ま
    たはこれらを混合した物質、またはこれらのうち少なく
    とも1つを構成要素の一部とする物質がコーティングさ
    れていることを特徴とする請求項25記載の表面計測装
    置。 27、前記ガスが希ガスであることを特徴とする請求項
    20記載の表面計測装置。 28、前記ガスがHeガスであることを特徴とする請求
    項20記載の表面計測装置。 29、前記中性粒子線が試料表面で行うエネルギーまた
    は運動量の授受を計測する手段として飛行時間を用いた
    計測手段を用いることを特徴とする請求項20記載の表
    面計測装置。 30、前記中性粒子線が試料表面で行うエネルギーまた
    は運動量の授受を計測する手段として静電形エネルギー
    アナライザーを用いることを特徴とする請求項20記載
    の表面計測装置。 31、前記中性粒子線の軌道を制御するための手段とし
    て回折を利用したレンズを用ることを特徴とした請求項
    1記載の表面計測方法。 32、前記中性粒子線の軌道を制御するための手段とし
    て回折を利用したレンズを用いることを特徴とした請求
    項12記載の表面計測方法。 33、前記中性粒子線の軌道を制御するための手段とし
    て回折を利用してレンズを用いることを特徴とした請求
    項23記載の表面計測装置。
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