JPH03115369A - 耐熱性塗料 - Google Patents

耐熱性塗料

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Publication number
JPH03115369A
JPH03115369A JP25281289A JP25281289A JPH03115369A JP H03115369 A JPH03115369 A JP H03115369A JP 25281289 A JP25281289 A JP 25281289A JP 25281289 A JP25281289 A JP 25281289A JP H03115369 A JPH03115369 A JP H03115369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
heat
pts
polyborosiloxane
coating material
Prior art date
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Pending
Application number
JP25281289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hashimoto
洋 橋本
Akira Moriya
昭 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性および防食性、特に耐塩水噴霧性が良
好で、また作業効率のよい耐熱性塗料に関する。
(従来の技術) 近年の急速な技術の発展に伴い、広い分野で300℃を
越える高温域で使用可能な耐熱部材が要求され、このよ
うな耐熱部材を形成するための材料は種々のものが開発
されてきている。具体的な用途としては、各種調理器の
内外壁、自動車のエンジン周辺部分の部材等があり、本
出願人はポリボロシロキサン樹脂を主成分として各種充
填剤を配合し溶剤に溶解または分散させてなる耐熱性塗
料による薄い塗膜を金属などの基材上に設けたものを閘
発し、すでに提案してきた。
しかしながら、ポリボロシロキサン樹脂を主成分とする
従来の塗料は、耐熱性は充分であるものの、防食性、特
に耐塩水噴霧性が悪く、またtA膜を100μ程度の厚
膜に形成するとクラックやひびわれが生じてしまい実用
に供しないという問題があった。さらに塗料を塗布する
金属またはガラス質等の基材と塗膜との密着性は不充分
であるため、基材は予めサンドブラストやショツトブラ
スト処理を施しておかなければならず、作業に手間がか
かるという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 以上の点に鑑みて、本発明は耐熱性と防食性、特に耐塩
水噴霧性が良好で、また基材の前処理をしなくても塗膜
との充分な密着性が得られ作業効率のよい耐熱性塗料を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は即ち、ポリボロシロキサン樹脂、ポリカルボシ
ラン樹脂、ポリシラスチレン樹脂、ポリチタノカルボシ
ラン樹脂、ポリシラザン樹脂からなる群から選ばれた一
種または二桟以上の樹脂と無機充填剤とガラス繊維とを
溶剤に溶解または分散させてなる塗料において、前記ガ
ラス繊維は直径dが1〜30μ、長さgが10〜300
μであり、かつII/dが2〜100の範囲内にあるこ
とを特徴とする耐熱性塗料に関する。
本発明の耐熱性塗料は、上記ポリボロシロキサン樹脂等
よりなる群より選ばれた樹脂に無機充填剤を配合してい
るので耐熱性、耐熱衝撃性に優れ、またガラス繊維を上
述のように特定することによって耐塩水噴霧性が良好で
基材との密着性が大幅に向上し、かつ塗膜を100μ程
度の厚膜に形成してもクラックやひびわれが生じない。
本発明に使用するポリボロシロキサン樹脂、ポリカルボ
シラン樹脂、ポリシラスチレン樹脂、ポリチタノカルボ
シラン樹脂、およびポリシラザン樹脂は、主鎖にシラン
、チタン、硼素等の金属元素を有し、側鎖にメチル基、
フェニル基等の有機基が結合しているポリマーである。
これらの樹脂は単独あるいは二種以上の混合物として塗
料中の全樹脂成分中の50重量%以上使用することが望
ましい、これらの樹脂の割合が塗料中の全樹脂成分中の
50重量%未満であると本発明の耐熱効果が充分に得ら
れない、なお、本発明においてはシリコーン樹脂を結合
剤中の50重置型未満の範囲で併用することができる。
ポリボロシロキサン樹脂、ポリカルボシラン樹脂、ポリ
シラスチレン樹脂、ポリチタノカルボシラン樹脂、およ
びポリシラザン樹脂は、通常無酸素下で加熱焼成され非
酸化物系セラミック塗膜(S i C,84C3等)を
形成するが、大気中での焼成では、側鎖の有機基が脱離
し、最終的には酸化物系の薄いセラミック塗膜を形成す
るため、耐熱性と耐熱衝撃性に優れた塗膜となる。
また、本発明においては、耐熱性をさらに向上させる目
的および着色を目的として無機充填剤を配合する。無機
充填剤としては、各種セラミック粉末や金属酸化物など
があり、例えばAI、O,,5to2、Ti0z 、Z
r0z 、MnO,、WO、、Ni01CoO1Cub
、Mob、−Fe。
03、LazOi、BizOi、VzO3、Pr。O+
+、 A I N、 S i Cや、さらに複数の金属
の複合酸化物による着色顔料などが例示され、これらは
単独あるいは混合して使用することができる。
これらの無機充填剤は、ポリボロシロキサン樹脂、ポリ
カルボシラン樹脂、ポリシラスチレン樹脂、ポリチタノ
カルボシラン樹脂、ポリシラザン樹脂からなる群から選
ばれた一種または二種以上の樹脂分100重量部に対し
て30〜150重量部配合するのが望ましく、これより
少ないと耐熱性、塗膜の強度、熱輻射性が小さく、また
これより多いと塗膜の膜厚が不均一となる。
本発明におけるガラス繊維としては、直径dが1〜30
μ、長さ1が10〜300μであり、かつfi/dが2
〜100の範囲内にあるものを使用する。直径d、長さ
1およびj/dがこの範囲外であると、基材との密着性
が低下し、また塗膜を100μ程度の厚膜に形成したと
きクラックやひびわれが生じてしまう、ガラス繊維の配
合量はポリボロシロキサン樹脂、ポリカルボシラン樹脂
、ポリシラスチレン樹脂、ポリチタノカルボシラン樹脂
、ポリシラザン樹脂からなる群から選ばれた一種または
二種以上の樹脂分100重策部に対して20〜70重量
部配合するのが望ましく、これより少ないと基材との密
着性が低下しクラックやひびわれを生じやすく、また耐
塩水噴霧性が低下し、これより多いと塗膜の成型性が悪
くクラ・ツクやひびわれを生じやすい。
なお、本発明においては本発明の効果を損なわない範囲
で、上述の各成分のほかに公知の顔料や添加剤を添加す
ることができる。
本発明の耐熱性塗料は、トルエン、キシレン等の非極性
溶剤に溶解または分散させるか、あるいは予め同様の溶
剤に溶解または分散させた液状にしたものを混合し充分
攪拌することにより製造されるが、上述の各成分を所定
の比率で配合し、ポリボロシロキサン樹脂等からなる群
から選ばれた一種または二種以上の樹脂分100重量部
に対して溶剤を50〜150重量部の割合で混合すれば
得られる塗料は1回塗りで100μ以上の厚膜に塗布す
ることができ、従来の重ね塗りに比して作業効率が大幅
に向上する。
このようにして得られた塗料を基材の上に塗布する際に
は、基材表面をサンドブラスト処理などの前処理をする
必要がなく、スプレーコート、フローコート、デイツプ
コート、ロールコート等の常法により塗布することがで
き、これを焼成することにより耐熱性、基材との密着性
、耐塩水噴霧性が良好で、厚膜形成可能な塗膜が製造さ
れる。
(実施例) 本発明の実施例について説明する。
実施例1 表に示す配合で樹脂と無機充填剤と溶剤とを混合しアト
ライタにて撹拌した後、ガラス繊維を添加してミキサー
で攪拌し本発明の塗料を製造した。
得られた塗料を何等の表面処理を施していない5US3
04板の寒村上にスプレー塗布しなとこる1回塗りで1
50μ以上の厚膜が形成された。これを400℃×30
分焼成して試験片を製造した。
得られた試験片を用いて塗膜の膜厚を測定した後、次の
試験を行った。密着性は100マスの基盤目に清を切り
粘着テープテスト後の残存マス目数を調べた。耐塩水噴
霧性は、オーブン中で5゜O℃×24時間加熱後JIS
−5400に準拠して塩水噴霧試験2行った。評価は、
◎は錆の発生なし、Oは錆の発生が塗膜面積の5%以下
、Δは錆の発生が塗膜面積の5〜90%、×は塗膜全体
に錆が発生、結果を表に示す。
実施例2〜3 表に示す配合でその他は実施例1と同様にして塗料およ
び試験片を製造し、同様に試験した。結果を表に示す。
比較例1 表に示す成分で、その他は実施例1と同様にして試験片
を製造し同様に試験した。
比較例2〜3 表に示す成分で、その他は実施例1と同様にして塗料を
製造し、これをスプレー塗布したところ1回塗りではf
fM形成できなかったので2回以上重ね塗りを行って表
に示す膜厚の塗膜を形成した。
これを用いて実施例1と同様の試験を行った。結果を表
に示す。
(以下余白) (発明の効果) 以上本発明の耐熱性塗料によれば、塗膜の耐熱性、基材
との密着性、耐塩水噴震性が大幅に向上しており、しか
も厚膜形成が可能でかつ作業効率に優れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリボロシロキサン樹脂、ポリカルボシラン樹脂
    、ポリシラスチレン樹脂、ポリチタノカルボシラン樹脂
    、ポリシラザン樹脂からなる群から選ばれた一種または
    二種以上の樹脂と無機充填剤とガラス繊維とを溶剤に溶
    解または分散させてなる塗料において、前記ガラス繊維
    は直径dが1〜30μ、長さlが10〜300μであり
    、かつl/dが2〜100の範囲内にあることを特徴と
    する耐熱性塗料。
JP25281289A 1989-09-28 1989-09-28 耐熱性塗料 Pending JPH03115369A (ja)

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JP25281289A JPH03115369A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 耐熱性塗料

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JP25281289A JPH03115369A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 耐熱性塗料

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JPH03115369A true JPH03115369A (ja) 1991-05-16

Family

ID=17242556

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JP25281289A Pending JPH03115369A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 耐熱性塗料

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JP (1) JPH03115369A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010027529A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Mitsubishi Electric Corp 高周波加速器
US12084593B2 (en) 2018-12-19 2024-09-10 Ppg Industries Ohio, Inc. Sprayable silicone polymer dispersion

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