JPH03115323A - 金属フタロシアニンでドープされた導電性ポリ(ジチオフェン)ポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

金属フタロシアニンでドープされた導電性ポリ(ジチオフェン)ポリマーおよびその製造方法

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JPH03115323A
JPH03115323A JP1113599A JP11359989A JPH03115323A JP H03115323 A JPH03115323 A JP H03115323A JP 1113599 A JP1113599 A JP 1113599A JP 11359989 A JP11359989 A JP 11359989A JP H03115323 A JPH03115323 A JP H03115323A
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metal
dithiophene
phthalocyanine
conductive
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Jiei Madou Maruku
マルク ジェイ マドウ
Shii Naran Shiyubashiyu
シュバシュ シー ナラン
Otagawa Takaaki
タカアキ オタガワ
Uingu Shiyaron
シャロン ウィング
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Osaka Gas Co Ltd
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    • C08G61/12Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/122Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule derived from five- or six-membered heterocyclic compounds, other than imides
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K9/00Tenebrescent materials, i.e. materials for which the range of wavelengths for energy absorption is changed as a result of excitation by some form of energy
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    • H01B1/06Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
    • H01B1/12Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドーパントとしての金属フタロシアニンの様
な有機金属化合物の存在下にα、α−チオフェン ダイ
マーを電解重合することにより、ポリ(ジチオフェン)
(以下PDTPということがある)からなる導電性ポリ
マーを製造する方法に関する。
従来技術とその問題点 荷電したドーパントの存在下および不存在下に電気化学
的な性質を有するヘテロ原子ポリマーを開示する文献は
多数存在する。例えば、下記の様な文献がある: *大釜ら(特開昭60−188931号公報)は、ピロ
ールまたはチオフェンとソジウム バトフェノアンスロ
リンースルフオネートイオン コンプレックスまたはフ
タロシアニンの溶液の電解重合により合成されるエレク
トロクロミック デイスプレィ エレメントを開示して
いる。
*カネトら(Japanese Journal of
 AppliedPhysics Vol、22. N
o、7.pp、、L412〜Li4.1983年刊行)
は、導電性ポリマーであるポリチオフェンおよびポリピ
ロールのフィルムを使用する電機−光学的デバイスの若
干の特性を開示している。
*カネトら(Japanese Journal of
 AppliedPhysics Vol、25. N
o、7.July、1985.pp、L553〜L55
5)は、ポリチオフェンの導電性ポリマーからなるヘテ
ロジャンクションを開示している。
*J、カストンガイらは、Th1n 5olid Fi
lms。
Vol 、69.pp85−97(1980)において
、半導体特性を有するモノマー分子を使用する薄いポリ
マー性フィルムの析出を開示している。これらの選択さ
れたモノマーは、フタロシアニン、銅フタロシアニン、
テトラシアノジメタン(TCNQ)およびそのトリエチ
ルアミン塩ならびにペリレンーイオダインコンプレック
スである。グロウ放電において約10秒という短かいレ
ジデンスタイムを有するモノマーが、微粉砕されている
*オサカらは、Bulletin of the Ch
emicalSociety of Japan、Vo
l、59.pp2717−2722(1986)におい
て、ガラス状のカーボン/ポリピロール/(テトラフタ
ロシアニナート)コバルトの電極を開示している。
*イナベらは、Polymer Materlals 
ScienceEngineering、Vol、49
.pp、89−93  (1983)において、ポリア
ミド類(アラミド類)およびメタル フタロシアニン類
の導電性ポリマーを開示している。
*ティー、スコトハイムらは、Journal of 
theChemjcal 、Chemical Com
munications、PP、612−813(19
85)において、ポリピロルスルホネート化コバルト 
フタロシアニンの導電性ポリマーの形成を開示している
。これらの電極は、アセトニトリル/テトラエチルアン
モニウム中での−1,0と1.2■との間での繰返しサ
イクリル操作において、安定しており、水性電解質中で
、コバルト フタロシアニンの僅か35%を失うにすぎ
ない。フィルムの導電性は、空気中で貯蔵することによ
り、増大する。これは、BF4−カウンターイオンを含
有する通常のフィルムが導電性の低下を示すのと対照的
である。
*イナベらは、5ynthetic Metals、V
ol、9.pp、303−316  (1984)にお
いて、環境的に安定で、柔軟性があり、方向性のある導
電性繊維を開示している。
フタロシアニンの溶液(巨大分子である[Si (Pc
)Oコ または分子状のN1PC,メタルプレカーサ−
およびホストポリマーであるケブラーを含む)は、湿式
紡糸され、ハロゲンまたは電気化学的ドーピング後に、
熱的に活性化された5Ω−1cm−1という高い電子的
伝導度を有する強い、空気中で安定した繊維が得られて
いる。
しかしながら、これらの公知文献は、単独でも或いは組
合わせたとしても、金属フタロシアニンでドープされた
導電性ポリマーであるポリ(ジチオフェン)を同時に製
造するという本発明を開示していない。
発明の開示 本発明は、金属フタロシアニンをドーパントとするジチ
オフェンに基く電気的に伝導性のポリマーを製造するの
に極めて有用である。
本発明は、金属四置換フタロシアニンの様な有機金属化
合物からなる導電性ドーパントにより同時にドープされ
ているポリ (ジチオフェン)(PDTP)からなり、
本質的に平滑で、無組織(texture”f ree
)で、電気的に伝導性のポリマーに関する。
本発明は、さらに、下記の工程を備えたポリ(ジチオフ
ェン)(PDTP)と有機金属化合物からなる平滑で、
テクスチャーのない、電気的に伝導性のポリマーの製造
方法に関する:A。
(a)ジチオフェンの濃度が、約0.1Mと0.001
Mとの間にあり、 (b)鉄、銅、コバルトまたはニッケルを含む置換され
ていても良い有機金属化合物の水溶性塩の濃度が、約0
.01mMとlomMとの間にあり、(c)溶媒が、双
極性非プロトン性溶剤:水=約30:70〜10:90
  (容量%)の割合からなり、かつ約0℃と95℃と
の間で約0.1分と60分との間でサイクリング ポテ
ンシャル(cycling I)otential ’
)が約0,1■と10Vとの間にある溶液と白金、パラ
ジウム、インジウム、金、これらの混合物或いは合金お
よびインジウム−錫酸化物(ITO)被覆ガラスから選
ばれた電極とを接触させる工程:および B、生成される導電性ポリマーを回収する工程。
本発明は、さらに、上記の方法により製造された導電性
のポリ(ジチオフェン)ポリマーにも関する。
さらにまた、本発明は、必要に応じ置換された金属フタ
ロシアニンからなるドーパントを含む電気的に伝導性の
ポリ(ジチオフェン)に関する。
さらにまた、本発明は、ポリ(ジチオフェン)と必要に
応じ置換された金属フタロシアニンからなるドーパント
を含むポリマーのエレクトロクロミック ティスプレー
における導電性ポリマーとしての用途に関する。
以下に本明細書において使用する用語を定義しておく。
「ジチオフェン」とは、2位または3位または2°位ま
たは3°位で炭素−炭素結合した下記の構造を有する有
機化合物を意味する: 他の命名法では、2=α、3=β、4=β0.5=αと
なる。
「有機金属化合物」とは、有機化合物錯体類、金属サン
ドウィッチ型化合物、金属ポルフィリン類、金属フタロ
シアニン類などを意味する。これらの中でも、金属フタ
ロシアニン類がより好ましい。
「ポリ(ジチオフェン)」とは、溶液中でジチオフェン
を電気化学的に重合させることにより得られるポリマー
を意味する。このポリマーは、より高度の規則性を有し
ており、恐らく下記の繰返し構造を有しているものと推
定される:「ポリ (チオフェン)」とは、溶液中でチ
オフェンを電気化学的に重合させることにより得られる
ポリマーを意味する。このポリ廿−は、より低度の規則
性を有しており、恐らく下記の繰返し横2.2−または
α、α°−ジチオフェン以外の結合がポリマー中に導入
されると、導電性が低下する。もし、出発モノマーがα
、α゛である場合には、統計的にα、β゛結合はより少
ないものと予測され、α、α゛ポリ(ジチオフェン)の
導電性はより高いものと予測される。
「チオフェン」とは、下記構造の有機化合物を意味する
: 本発明においては、ニッケル フタロシアニン(Ni−
Pc)の如き有機金属化合物によりドープされたポリ(
ジチオフェン)(PDTP)の新規な導電性ポリマーが
、電解重合により同時に合成される。サイクリング ポ
テンシャル法が、混合水−有機溶媒を使用して、白金(
薄膜)またはインジウム 錫酸化物(ITO)で被覆さ
れたガラス電極上に適用される。溶液中に存在するジチ
オフェンは、通常的0.01〜0.1モルの間にあり、
より好ましくは約0.04〜0.07モルの間にある。
有機金属化合物は、約0.1〜10ミリモルの間にあり
、より好ましくは約0.5〜5モルの間にある。有機金
属化合物は、ニッケルアセチルアセトンの様な有機金属
錯体、フェロセンの様な金属サンドウィッチ型化合物、
ニッケルポルフィリンの様な金属ポフィリン、金属フタ
ロシアニン或いはこれらの混合物であっても良い。好ま
しくは、有機金属化合物は、置換された有機金属化合物
であって、スル中糸、カルボキシル基などの約1〜6個
の従属基を有することが好ましい。より好ましい金属は
、鉄、ニッケル、コバルト、銅などである。金属フタロ
シアニンの濃度は、約0.01から10ミリモルの範囲
にある。特に好ましいものは、ニッケルーコバルト−お
よび銅テトラスルホン化フタロシアニンである。
使用される有機溶媒は、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、アセトニトリルなどの双極性非プロト
ン性溶媒から選択される。非反応性の窒素原子を有する
溶媒が、より好ましい。特に好ましいものは、アセトニ
トリルである。
反応媒体中の溶媒/水の濃度は、容積比で、約3077
0とto/90の間にある。事実、アセトニトリル/水
の割合が30/70と10/90の範囲外となると、平
滑な導電性のポリ(ジチオフェン)が得られないことが
判明した。アセトニトリル/水の割合は、好ましくは約
20/80(容積比)である。
実施例に示すように、ジチオフェンのモノマーを出発モ
ノマーとして選択したのは、約0.9Vでの電解重合の
ためにより低いアノードポテンシャル(Liに対して約
3,8 V)を要するのみであるからである。これに対
して、チオフェンモノマーの電解重合の場合には、Li
に対して約4,5Vを要する。本発明による反応条件下
にポリ(チオフェン)を製造しようとする多くの試みが
なされてきた。その結果は、本発明のような平滑な導電
性フィルムは、得られなかった。
第2図は、ITO電極上に置かれた代表的な連続サイク
リックボルタモダラムを示す。アノード方向およびカソ
ード方向への増大する電流(例えば、増大するライン1
,2,3.4など)から、電気的サイクリングによる連
続成長が、明らかである。標準カロメル電極(SCE)
に対してポテンシャルを−1,5から+1.5V lこ
スイープすると、平滑なポリマー性フィルムの色は、紫
(purple・)から緑−青をへて明るい茶色に変り
、典型的なエレクトロクロミック特性を呈した。
得られたPDTPフィルムの特質、抵抗および透明性は
、溶媒と水との比、特にアセトニトリルと水との比に明
確に依存しているように見受けられる。最適の比率は、
アセトニトリル/水=約20/80  (8世)である
電気化学的な重合方法により製造されたPDTPフィル
ムは、極めて滑らかで(これは、重要な特性である)、
第3図に示す様に組織を持たない(tcxture f
ree) oまた、PDTPフィルムは、機械的強度に
も優れている。
既存のPDTPフィルムに代表的に16〜25原子%の
バークロレートをドープさせて達成していると同じオー
ダーの導電性(例えば、1Ω−1cm−1)を得るため
に必要なドーパント(例えば、有機金属化合物)の世は
、僅かに約0.1〜0.5原子%程度である。特に、ニ
ッケルフタロシアニン ユニットは、多くのポリマー鎖
に結合して、ポリマー骨格に比較的高度のオーダーを導
入するものと考えられている。
第3図は、アセトニトリル中にO,1MLiClO4を
含む溶液中における、PDTP−NiPcで被覆された
pt電極上での連続ボルタモダラムを示す。実線は、n
サイクル目のポルタモグラムを示す。破線は、第1サイ
クルのポルタモグラムを示す。
第4図は、ジチオフェンとNiPcとの同時重合により
得られた平滑なポリマーを示す写真である。
ドーピングの適切なレベルは、同様な実験において、C
uPcおよびCoPcの様な他の金属フタロシアニンを
使用しても得られた。実施例に示すように、これらの有
機金属化合物でドープされたポリ(ジチオフェン)導電
性(エレクトロクロミック)ポリマーは、予想外にも、
既知のアニオンでドープされたFTP (ポリチオフェ
ン)導電性ポリマーに比して、数種の基本的性質におい
て、優れている。この点については、下記第1表を参照
のこと。
第 表 研究された多数のポリマー中でも、PDTPは、SEC
に対するポテンシャルを÷1.5vから−1,5■に変
化させると、ダークブルーからダークブラウンに変色す
る。基材が、極薄のptで被覆されたガラスである場合
には、より良い結果が得られた。
構成および試験条件は、実施例2の一部として第2表に
示されている。
PDTPフィルムによる繰返し可能なエレクトロクロミ
ックな結果は、極薄のptで被覆されたガラスを基材と
して使用した場合に得られる。ナフィオンを使用してま
たは使用すること無く、ニッケル フタロシアニンをド
ーパントとするPDTPフィルム(これらは、特にアセ
トニトリルが溶媒として使用される場合に、ニッケル 
フタロシアニンの溶出を避けるために、IMのHCl中
で試験した)は、僅かの強度変化(0,5〜18mv)
を伴って、1.5から7秒の範囲の応答時間を示した。
ナフィオンは、エレクトロクロミック特性を改善するた
めに使用したものであるが、その結果は、不明確である
装置 第1図は、ポリマーの挙動を評価するために使用した実
験装置を模式的に示すものである。光源(10)は、所
望の波長を有するほぼコヒーレントな光(IIA)を得
るために、その光線(10A)をボーシュ アンド ロ
ーム モデル33−86−02モノクロメータ−(11
)に焦点を合わせであるゴダック スライド プロジェ
クタ−からなる。凸レンズ(12)は、モノクロメータ
−からの光の焦点を外して、ラウンド ビームとするた
めに使用する。電気化学セル(14)は、光学的に平面
なガラス板(15)および(15A)により構成されて
おり、これらを光(13)が通過する。対電極(16)
は、光ビーム(13)が通過して、ビーム(13A)と
なるように、孔(17)を備えている。飽和カロメル電
極(SCE)が、参照電極(18)として使用されてい
る。
プリンストン アプライド リサーチ(PAR)モデル
 173 ポテンショスタット(19)が、PARモデ
ル 175ユニバーサル プログラマ−(20)ともに
使用されて、ポリマー電極(21)のポテンシャルをコ
ントロールする。エレクトロクロミック フィルム(2
1)の応答時間は、固有応答時間約10ミリ秒のX−Y
レコーダー(22)を使用して決定される。
フォトトランジスターの調整 供試重合体のオプティカル トランスミツタンス(即ち
、導電性ポリマーを通過した送信された光(23A)の
強度)は、フェアチャイルド タイプ FPT  10
0  npn  フォトトランジスター(23)により
測定した。光ビーム(23A)は、エレクトロクロミッ
ク フィルム(21)による吸収の為に、光ビーム(1
3A)よりも弱い。フォトディテクターの振幅および時
間応答は、数種の波長の光について、調整した。これに
は、レーザー プレシジョン インコーホレイテッドモ
デル RK5100  パイロエレクトリックラジオメ
ーター 光測定装置とテクトロニクスモデル ユユウウ
 デュアルビーム オシロスコープをそれぞれ使用した
。第3図は、代表的な振幅を示す。およそ1.5マイク
ロセカンド(μS)の応答時間は、ポリマーフィルムの
試験には充分以上に適したものであり、これは普通0.
1秒以上の応答時間である。
第6A図は、種々の波長に対する振幅応答としてのフォ
トトランジスターの調整を示すものである。フォトトラ
ンジスターの応答は、光の可視領域にわたり低い照射二
(70μW/cJ以下)では、若干非線形であった。以
下の全てのプロットは、この非線形を考慮して補正され
ている。第6B図は、光源出力スペクトラム(パイロエ
レクトリック ラジオメーターにより測定)および対応
するフォトトランジスタ一応答を示す。光源は、ベル型
のスペクトラムを示すが、フォトトランジスタ一応答は
、変形している。特に、約650nmでのフォトトラン
ジスター振幅/波長カーブにおける谷部は、フォトトラ
ンジスター自体による光の吸収により生じたものである
。これらの調整曲線から、エレクトロクロミック フィ
ルムの真の光−伝送特性を定めることが出来る。
エレクトロクロミックポリマーフィルムの製造エレクト
ロクロミック フィルムは、下記に示すように、ITO
で被覆したガラス板上か、或いは透明な極薄の白金で被
覆された顕微鏡スライドグラス上に電気化学的に成長さ
せた。ITOで被覆したガラス板(コーニング 774
0 グラスとして規定され、テクニカル グラス プロ
ダクツより購入:シート抵抗=5Ω)は、トリクロロエ
チレンおよびアルコールを使用して超音波洗浄機で30
分間処理した後、使用した。残念ながら、ITO基板に
対するFTPフィルムの密着性は、低く、そのエレクト
ロクロミック特性を調べることは、出来なかった。透明
で、極薄(約40〜50nm)の白金で被覆された顕微
鏡スライドグラス基板(実験の大多数は、これを使用し
て行った)は、スパッタリング法により製造され、可視
領域での光トランスミツタンスが、所定のポリマーのそ
れの少なくとも2倍であることを確認するために、それ
ぞれテストを行い、次いで、シリコン産業で使用されて
いる標準マイクロコンタミネイション クリーナー中で
超音波により洗浄した。
薄い白金層のシート抵抗は、はぼ100Ω/crIであ
った。
第5図は、NiPcでドープされたポリジチオフェン(
PDTP)の抵抗を示す。測定は、インターディジタル
化されたマイクロ エレクトロ−ドアレイを使用して、
2つの隣接するマイクロエレクトロード間で印加したポ
テンシャルの関数として行った。NiPcでドープされ
たポリジチオフェンは、SCEに対するポテンシャルが
0がら1.2Vに変わるとともに、絶縁体から半導体へ
と抵抗を大きく変えた(5桁の大きさ)。マイクロ エ
レクトロード/ポリマーアセンブリーの形状が十分に規
定されていないので、酸化されたポリマーの導電性を評
価することは困難である。しかしながら、本発明者は、
ポリジチオフェンNi Pcの導電性を2 xlO−、
’ S (Siemens ) /cmのオーダーであ
ると推定する。
第7A図は、グラススライド上に析出した白金電極上の
析出PDTP−ニッケル フタロシアニン フィルムの
走査電子顕微鏡写真を示す。フィルムは、−見したとこ
ろかなり均一に見えるが、ポリマー表面には、何かの円
形の物体(または粒子)の存在が認められる。
フィルムのこれらの不均一領域を調べるために行ったフ
ィルムのエネルギー分散X線分析(EDAX)の結果を
第7B図に示す。この図面は、不均一領域が、一定の場
所に濃縮しているPDTP−NiPcからなっているこ
とを示している。
未だ明確ではないが、高い電場において、スパッターさ
れたptの不完全さが、この様な局部的PDTP−Ni
Pc不均一(こぶ状)の原因であると思われる。第7B
図におけるシリコンおよびカルシウムのピークは、ガラ
ス基板に由来する。硫黄のピークは、PDTPに由来し
、小さなニッケルのピークは、NiPcに由来する。ニ
ッケルに対する硫黄のピークの比は、NiPcの濃度が
低いこと(1原子%未満)を示唆している。
PDTP−C1O4のEDAX像において、塩素に対す
る硫黄の比がより高い塩素含量を示すことが見出された
。明らかに、CI Ot−に等しい導電性を得るために
、少量のフタロシアニンが必要である。フタロシアニン
は、荷電キャリアーの移動性を増大させるものと思われ
る。
実施例 以下の実施例は、本発明の代表例のみを示すものであり
、これにより本発明を限定的に解釈すべきものではない
実施例1 平滑なポリ(ジチオフェン)ポリマーフィルムの製造 (a)ジチオフェンを溶解するために (0,5g/100m1) 、100m1ビーカーにア
セトニトリル10m1を加えた。次いで、ニッケルフタ
ロシアニン テトラスルホネート(1mM。
0゜0975g/100m1)を加え、次いで水を加え
て、液体50m1を調製した。溶液は、次第に濁り始め
、エマルジョンの外観を呈した。0.1VとI■との間
でのサイクリック ポルタモグラムにより、平滑な組織
のない(texture free)フィルムが得られ
た。多数のサイクル後、多色のフィルムが得られた。
(b)同様にして、上記(a)の手法にしたがってジチ
オフェンの重合を行った。ただし、ニッケル フタロシ
アニン テトラスルホネートに代えて等量のコバルト 
フタロシアニン テトラスルホネートを使用した。平滑
な組織のない(texture free)  ドープ
されたポリ(ジチオフェン)が得られた。
(c)同様にして、上記(a)の手法にしたがってジチ
オフェンの重合を行った。ただし、二・ソケル フタロ
シアニン テトラスルホネートに代えて等量の銅 フタ
ロシアニン テトラスルホネートを使用した。
実施例2 PDTPフィルムのエレクトロクロミ・ツク特性エレク
トロクロミック PDTP  フィルムを一括して第2
表に示す。関連する条件を第2表の脚注として付記した
2 製造条件: 1.2vの定電圧を1分間印加した。
0、(1Mジチオフェンおよび1mM N i P c
を含む20%CH3CN/80%H20中でQ(電荷)
−〇、01C(cou!omb ) 〜0.3 C以上
においては、特定の実施例について説明したが、当業者
にとっては、導電性ポリマー、その製造方法、そのエレ
クトロクロミックデイスプレィにおける使用、特に金属
フタロシアニンでドープされたポリ(ジチオフェン)に
ついて、本発明の範囲を逸脱すること無く、種々の改善
および展開を行うことは容易である。さらに、本発明の
基本的な開示範囲を逸脱すること無く、特定の条件、材
料、製法、製造工程などを改良することも、容易なとこ
ろである。この様な改善ないし改良も本発明の範囲に含
まれるものと理解されるべきである。・
【図面の簡単な説明】
第1図は、エレクトロクロミック測定装置を模式的に示
すダイヤグラムである。 第2図は、ITO被覆ガラス電極上で測定した典型的な
連続サイクリック ボルタモダラムの一例である。 第3図は、アセトニトリル中に0.1MLiCJl!0
4を含む溶液性で測定したFTP−NiPcフィルムで
被覆されたpt電極の連続サイクリック ポルタモグラ
ムの一例である。 第4図は、極めて平滑な組織のない(texturef
ree)表面を有する機械的に非常に強い4種のフィル
ムを示す写真である。第4A図および第4B図は、PD
TP−NiPcフィルムを示し、第4C図および第4D
図は、PDTP−N L P c/C1ot−フィルム
を示す。 第5図は、印加されたポテンシャルの関数としてのNi
Pcでドープされたポリ(ジチオフェン)の抵抗を示す
。 第6A図は、種々の波長に対する振幅応答のフォトトラ
ンジスター調整を示す。 第6B図は、光源のスペクトラムと対応するフォトトラ
ンジスターの応答を示す。 第7A図は、ガラススライド上に析出した白金電極上に
析出したPDTP−ニッケル フタロシアニン フィル
ムのSEM写真である。 第7B図は、第7A図に示すフィルムの不均一部分のエ
ネルギー分散X線分析の結果を示す。 (10)・・・光源 (10A)・・・光ビーム (11)・・・モノクロメータ− (12)・・・凸レンズ (13)・・・ラウンド ビーム (13A)・・・ビーム (14)・・・電気化学セル (15)、(15A)・・・ガラス板 (16)・・・対電極 (17) (18) (1つ) (20) (21) (22) ・・・孔 参照電極 ・・・ポテンショスタット ・・・ユニバーサル プログラマ− ・・・ポリマー電極 ・・・x−yレコーダー (以 上) FIG、4A。 FIG、  4B。 :”3iiIli Ij1′Fに変更なし、) F/θ=40゜ FIG、  4β PH0TOREsIsTOR OLITPUT (mV) PHOTOTRANSISTOR ○UTPUT(mV) F/に、7A。 図面の浄芭 F(内容に変更なし) F/G、Zβ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性の有機金属化合物からなるドーパントによ
    り緊密にドープされているポリ(ジチオフェン)からな
    る平滑で、テクスチャーのない導電性ポリマー。
  2. (2)有機金属化合物が、置換もしくは非置換の金属フ
    タロシアニン、金属ポルフィリン、金属アセチルアセト
    ンおよび金属有機サンドウィッチ型化合物からなる群か
    ら選択される特許請求の範囲第1項に記載の導電性ポリ
    マー。
  3. (3)有機金属化合物が、置換もしくは非置換の金属フ
    タロシアニンである特許請求の範囲第2項に記載の導電
    性ポリマー。
  4. (4)フタロシアニン中の金属が、鉄、ニッケル、銅お
    よびコバルトから選択される特許請求の範囲第3項に記
    載の導電性ポリマー。
  5. (5)ポリマーが、フィルムまたは繊維状である特許請
    求の範囲第1項に記載の導電性ポリマー。
  6. (6)ドーパントとしての金属フタロシアニンが、約0
    .01〜5重量%存在する特許請求の範囲第1項に記載
    の導電性ポリマー。
  7. (7)ドーパントとしての金属フタロシアニンが、約0
    .01〜3重量%存在する特許請求の範囲第6項に記載
    の導電性ポリマー。
  8. (8)ドーパントとしての金属フタロシアニンが、約0
    .01〜1.0原子%存在する特許請求の範囲第1項に
    記載の導電性ポリマー。
  9. (9)ドーパントとしての金属フタロシアニンが、約0
    .25原子%存在する特許請求の範囲第8項に記載の導
    電性ポリマー。
  10. (10)金属が、ニッケルである特許請求の範囲第5項
    に記載の導電性ポリマー。
  11. (11)金属フタロシアニンが、銅−、コバルト−、ニ
    ッケル−および鉄テトラスルホネート化フタロシアニン
    から選択される特許請求の範囲第5項に記載の導電性ポ
    リマー。
  12. (12)下記の工程からなることを特徴とするポリ(ジ
    チオフェン)(PDTP)と置換されていてもよい有機
    金属化合物とからなる平滑で、テクスチャーがなく、電
    気的に伝導性のポリマーの製造方法: A. (a)ジチオフェンの濃度が、約0.1Mと0.001
    Mとの間にあり、 (b)鉄、銅、コバルトまたはニッケルを含む置換され
    ていても良い導電性有機金属化合物の水溶性塩の濃度が
    、約0.01mMと10mMとの間にあり、 (c)溶媒が、双極性非プロトン性溶剤:水=約30:
    70〜10:90(容量%)の割合からなり、かつ約0
    ℃と95℃との間で約0.1分と60分との間でサイク
    リングポテンシャル (cycling potential)が約0.1V
    と10Vとの間にある溶液と 白金、パラジウム、インジウム、金、これらの混合物或
    いは合金およびインジウム−錫酸化物 (ITO)被覆ガラスから選ばれた電極とを接触させる
    工程;および B.生成される導電性ポリマーを回収する工程。
  13. (13)導電性有機金属化合物が、置換もしくは非置換
    の金属フタロシアニン、金属ポルフィリン、金属アセチ
    ルアセトンおよび金属有機サンドウィッチ型化合物から
    なる群から選択される特許請求の範囲第12項に記載の
    方法。
  14. (14)導電性
  15. (15)アセトニトリル/水の容量比が、約20/80
    である特許請求の範囲第12項に記載の方法。
  16. (16)金属が、ニッケルである特許請求の範囲第12
    項に記載の方法。
  17. (17)金属が、銅である特許請求の範囲第12項に記
    載の方法。
  18. (18)金属が、コバルトである特許請求の範囲第12
    項に記載の方法。
  19. (19)特許請求の範囲第12項に記載の方法により製
    造された導電性ポリマー。
  20. (20)特許請求の範囲第13項に記載の方法により製
    造された導電性ポリマー。
  21. (21)特許請求の範囲第14項に記載の方法により製
    造された導電性ポリマー。
  22. (22)特許請求の範囲第15項に記載の方法により製
    造された導電性ポリマー。
  23. (23)特許請求の範囲第16項に記載の方法により製
    造された導電性ポリマー。
  24. (24)特許請求の範囲第16項に記載された、置換さ
    れていてもよい金属フタロシアニンによりドープされて
    いるポリ(ジチオフェン)からなる平滑な導電性ポリマ
    ーを導電性ポリマー系として使用するエレクトロクロミ
    ックディスプレイ。
  25. (25)特許請求の範囲第23項に記載された平滑なポ
    リマーを導電性ポリマー系として使用するエレクトロク
    ロミックディスプレイ。
JP1113599A 1988-05-05 1989-05-02 金属フタロシアニンでドープされた導電性ポリ(ジチオフェン)ポリマーおよびその製造方法 Pending JPH03115323A (ja)

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