JPH0311482Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0311482Y2 JPH0311482Y2 JP469885U JP469885U JPH0311482Y2 JP H0311482 Y2 JPH0311482 Y2 JP H0311482Y2 JP 469885 U JP469885 U JP 469885U JP 469885 U JP469885 U JP 469885U JP H0311482 Y2 JPH0311482 Y2 JP H0311482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shuttle valve
- passage
- hole
- pipe
- shuttle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシヤトルバルブに関し、一層詳細には
内管と外管とから構成される多重管を弁本体に組
み込むことによつてシヤトルピストンを変位させ
て高圧力側の入力ポートを選択するように構成し
たシヤトルバルブに関する。
内管と外管とから構成される多重管を弁本体に組
み込むことによつてシヤトルピストンを変位させ
て高圧力側の入力ポートを選択するように構成し
たシヤトルバルブに関する。
流体、例えば、空気を利用して客体を駆動しあ
るいは制御を行うための各種装置が従来から広汎
に普及している。シヤトルバルブはこの種の装置
の一つに数えることが出来るものであり、一般的
に、一個の出力ポートと二個以上の入力ポートと
を持ち、シヤトルピストンの変位作用下に出力ポ
ートが最高圧力側の入力ポートを選択する機能を
有している。すなわち、方向制御弁の一種を謂え
る。この種のシヤトルバルブでは、前記の通り、
二個以上の入力ポートを有するために夫々の入力
ポートに空気圧導入用の管路が接続されている。
その従来例を第1図に示す。
るいは制御を行うための各種装置が従来から広汎
に普及している。シヤトルバルブはこの種の装置
の一つに数えることが出来るものであり、一般的
に、一個の出力ポートと二個以上の入力ポートと
を持ち、シヤトルピストンの変位作用下に出力ポ
ートが最高圧力側の入力ポートを選択する機能を
有している。すなわち、方向制御弁の一種を謂え
る。この種のシヤトルバルブでは、前記の通り、
二個以上の入力ポートを有するために夫々の入力
ポートに空気圧導入用の管路が接続されている。
その従来例を第1図に示す。
すなわち、シヤトルバルブ2の本体4には第1
の入力ポート6と第2の入力ポート8とが形成さ
れ、前記入力ポート6,8の間にはシヤトルピス
トン10が変位するための孔部12が形成されて
いる。一方、この孔部12の途上には通路14が
形成され、この通路14は前記本体4から膨出形
成された環状突部16によつて画成される出力ポ
ート18に連通している。
の入力ポート6と第2の入力ポート8とが形成さ
れ、前記入力ポート6,8の間にはシヤトルピス
トン10が変位するための孔部12が形成されて
いる。一方、この孔部12の途上には通路14が
形成され、この通路14は前記本体4から膨出形
成された環状突部16によつて画成される出力ポ
ート18に連通している。
このような構成のシヤトルバルブ2に所定圧の
空気を導入し、且つこれをシヤトルピストンを介
して出力ポート18から外部へ導出するためには
夫々の入力ポート6,8および出力ポート18に
は管路が接続されなければならない。参照符号2
0は第1入力ポート6に接続する管路を示し、ま
た、参照符号22は第2の入力ポート8に接続さ
れる管路を示す。そして、参照符号24は出力ポ
ート18に気密に連結される管路を示す。
空気を導入し、且つこれをシヤトルピストンを介
して出力ポート18から外部へ導出するためには
夫々の入力ポート6,8および出力ポート18に
は管路が接続されなければならない。参照符号2
0は第1入力ポート6に接続する管路を示し、ま
た、参照符号22は第2の入力ポート8に接続さ
れる管路を示す。そして、参照符号24は出力ポ
ート18に気密に連結される管路を示す。
そこで、管路20並びに管路22から夫々異な
る圧力下に空気を導入すれば、その空気圧によつ
てシヤトルピストン10が変位し、高い圧力側の
入力ポートと出力ポートとを連通し、一方、低い
圧力側の入力ポートは前記シヤトルピストン10
によつて閉塞される。このようにして、シヤトル
バルブは最高圧力側入口をシヤトルピストンによ
つて連通させる機能を達成する。
る圧力下に空気を導入すれば、その空気圧によつ
てシヤトルピストン10が変位し、高い圧力側の
入力ポートと出力ポートとを連通し、一方、低い
圧力側の入力ポートは前記シヤトルピストン10
によつて閉塞される。このようにして、シヤトル
バルブは最高圧力側入口をシヤトルピストンによ
つて連通させる機能を達成する。
そこで、以上のような構成ではシヤトルバルブ
には少なくとも入力ポート用管路20,22およ
び出力ポート用管路24が連結接続されなければ
ならず、特に入力ポートの数が増大すれば、それ
に接続される管路も対応して増加せざるを得な
い。すなわち、工場内に載置固定される各種装置
にこのシヤトルバルブを利用して所定圧の空気を
送給しようとする時、入力ポートの数が増大する
につれて、あるいは、シヤトルバルブの数が増大
するにつれて著しく管路の本数が増大し、流体制
御系の構成そのものが複雑とならざるを得ない。
には少なくとも入力ポート用管路20,22およ
び出力ポート用管路24が連結接続されなければ
ならず、特に入力ポートの数が増大すれば、それ
に接続される管路も対応して増加せざるを得な
い。すなわち、工場内に載置固定される各種装置
にこのシヤトルバルブを利用して所定圧の空気を
送給しようとする時、入力ポートの数が増大する
につれて、あるいは、シヤトルバルブの数が増大
するにつれて著しく管路の本数が増大し、流体制
御系の構成そのものが複雑とならざるを得ない。
また、場合によつては管路の本数が増加するこ
とに対応して配管工数が増大する結果、ポート間
の接続を間違える、所謂、誤配管の危険性も少な
くない。さらにまた、このような管路の増加は狭
小な空間を効果的に利用しようとする工場等の実
質的な要望に到底答えることが出来ないという不
都合を露呈する。
とに対応して配管工数が増大する結果、ポート間
の接続を間違える、所謂、誤配管の危険性も少な
くない。さらにまた、このような管路の増加は狭
小な空間を効果的に利用しようとする工場等の実
質的な要望に到底答えることが出来ないという不
都合を露呈する。
そこで、本考案者は鋭意考究並びに工夫を重ね
た結果、一本のチユーブ内に複数本の流体用通路
を画成した多重管に着目し、この多重管を連結機
構を介してシヤトルバルブの入力ポートに接続
し、夫々の流体用通路に圧力の異なる空気を導入
するように構成すれば、取付スペースを極めて有
効化できると共に誤配管の可能性も少なく、しか
も配管工数を減少することが出来るために取扱い
が簡便でさらに保守管理も容易なシヤトルバルブ
が得られ、前記の種々の不都合が一掃されること
が判つた。
た結果、一本のチユーブ内に複数本の流体用通路
を画成した多重管に着目し、この多重管を連結機
構を介してシヤトルバルブの入力ポートに接続
し、夫々の流体用通路に圧力の異なる空気を導入
するように構成すれば、取付スペースを極めて有
効化できると共に誤配管の可能性も少なく、しか
も配管工数を減少することが出来るために取扱い
が簡便でさらに保守管理も容易なシヤトルバルブ
が得られ、前記の種々の不都合が一掃されること
が判つた。
従つて、本考案の目的は取付スペースを可及的
に少なくし、しかも誤配管も回避出来ると共に配
管工数が減少し、さらにまた保守管理も極めて容
易なシヤトルバルブを提供するにある。
に少なくし、しかも誤配管も回避出来ると共に配
管工数が減少し、さらにまた保守管理も極めて容
易なシヤトルバルブを提供するにある。
前記の目的を達成するために、本考案はボデイ
に異なる圧力下で空気を夫々導入するための内管
と外管とからなる多重管を連結する孔部を画成す
ると共に前記二つの流路によつて導入される空気
の中、高圧側空気を導出する単管を連結する孔部
を形成し、さらに前記多重管と単管の連結部分の
間に夫々の管体が連通するシリンダを形成し、前
記シリンダの内部にシヤトルピストンを変位自在
に配設することを特徴とする。
に異なる圧力下で空気を夫々導入するための内管
と外管とからなる多重管を連結する孔部を画成す
ると共に前記二つの流路によつて導入される空気
の中、高圧側空気を導出する単管を連結する孔部
を形成し、さらに前記多重管と単管の連結部分の
間に夫々の管体が連通するシリンダを形成し、前
記シリンダの内部にシヤトルピストンを変位自在
に配設することを特徴とする。
次に、本考案に係るシヤトルバルブについて好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第2図および第3図において、参照符号30は
本考案に係るシヤトルバルブを示す。このシヤト
ルバルブ30は合成樹脂製の略円筒状のボデイ3
2を含む。ボデイ32はその一端部において大き
く開口する孔部34を有し、この孔部34の終端
する底部36には前記ボデイ32の軸心方向に延
在する第1の通路38が画成され、一方、前記底
部36の側端部には前記第1通路38と平行に延
在する第2の通路40が形成される。第1通路3
8を形成する壁部はその一端部を拡開して環状溝
42が形成され且つその他端部は屈曲して前記ボ
デイ32の半径方向へと延在している。
本考案に係るシヤトルバルブを示す。このシヤト
ルバルブ30は合成樹脂製の略円筒状のボデイ3
2を含む。ボデイ32はその一端部において大き
く開口する孔部34を有し、この孔部34の終端
する底部36には前記ボデイ32の軸心方向に延
在する第1の通路38が画成され、一方、前記底
部36の側端部には前記第1通路38と平行に延
在する第2の通路40が形成される。第1通路3
8を形成する壁部はその一端部を拡開して環状溝
42が形成され且つその他端部は屈曲して前記ボ
デイ32の半径方向へと延在している。
一方、前記底部36には円周方向に等間隔にし
かもボデイ32の軸方向に延在して傾斜面を形成
した受座44が複数個配設される。
かもボデイ32の軸方向に延在して傾斜面を形成
した受座44が複数個配設される。
以上のような構成において、前記環状溝42に
はシールリング48が嵌合し、受座44にはリン
グ状のシール部材50が着座する。シール部材5
0はシール効果を増大させるために断面円状を構
成し、さらにその上端部と下端部に周回する溝5
2a,52bを刻設している。シール部材50は
その機能上、例えば、天然ゴム若しくは合成ゴム
の如き弾性体で構成しておくと好適である。さら
に、本考案ではチヤツク部材54が用いられてい
る。チヤツク部材54は一般的には弾性力に富む
金属性の平板をリング状に構成し、その本体56
には等間隔にスリツト58が複数本画成される。
そして、本体56の一端部はこれを内側に折曲し
て爪部60を形成する。爪部60の先端部は、図
から容易に諒解されるように、鋭化しておくと好
適である。コレツト62は前記チヤツク部材54
に外嵌する。このコレツト62も好ましくは合成
ゴム等の可撓性部材から構成され、前記チヤツク
部材54と同様にリング状の本体64に等間隔に
スリツト66が複数本形成される。
はシールリング48が嵌合し、受座44にはリン
グ状のシール部材50が着座する。シール部材5
0はシール効果を増大させるために断面円状を構
成し、さらにその上端部と下端部に周回する溝5
2a,52bを刻設している。シール部材50は
その機能上、例えば、天然ゴム若しくは合成ゴム
の如き弾性体で構成しておくと好適である。さら
に、本考案ではチヤツク部材54が用いられてい
る。チヤツク部材54は一般的には弾性力に富む
金属性の平板をリング状に構成し、その本体56
には等間隔にスリツト58が複数本画成される。
そして、本体56の一端部はこれを内側に折曲し
て爪部60を形成する。爪部60の先端部は、図
から容易に諒解されるように、鋭化しておくと好
適である。コレツト62は前記チヤツク部材54
に外嵌する。このコレツト62も好ましくは合成
ゴム等の可撓性部材から構成され、前記チヤツク
部材54と同様にリング状の本体64に等間隔に
スリツト66が複数本形成される。
コレツト62の本体64の一方の端部には外方
に向けて肉厚となる膨出部68が形成され、ま
た、他方の端部にはリング状のフランジ70が形
成される。スリツト66の存在によつて前記本体
64は内方、若しくは外方に容易に撓曲可能であ
ることが諒解されよう。
に向けて肉厚となる膨出部68が形成され、ま
た、他方の端部にはリング状のフランジ70が形
成される。スリツト66の存在によつて前記本体
64は内方、若しくは外方に容易に撓曲可能であ
ることが諒解されよう。
次に、本考案では前記コレツト62の外側に嵌
合するガイド部材72が用意される。ガイド部材
72は、第2図から容易に諒解されるように、そ
の上端部に内方に指向して延在するフランジ74
が形成され、一方、その下端部には周回してしか
も内側に所定の角度をもつ傾斜面76が形成され
る。さらに、この傾斜面76の上端部にあつて前
記リング状のガイド部材72には環状突部78が
膨出形成されている。
合するガイド部材72が用意される。ガイド部材
72は、第2図から容易に諒解されるように、そ
の上端部に内方に指向して延在するフランジ74
が形成され、一方、その下端部には周回してしか
も内側に所定の角度をもつ傾斜面76が形成され
る。さらに、この傾斜面76の上端部にあつて前
記リング状のガイド部材72には環状突部78が
膨出形成されている。
一方、第2図において、参照符号80はリリー
スブツシユを示す。リリースブツシユ80は円筒
状に構成され、その上端部には外方に指向して延
在するフランジ82が形成される。さらに、この
リリースブツシユ80の他端部にはエツジ84が
形成される。リリースブツシユ80にはその円筒
状の筒体の途上から前記エツジ84に指向する複
数個のスリツト86が形成されると共にこのスリ
ツト86とフランジ82との間では前記リリース
ブツシユ80の肉厚を薄く形成して段部88が画
成される。
スブツシユを示す。リリースブツシユ80は円筒
状に構成され、その上端部には外方に指向して延
在するフランジ82が形成される。さらに、この
リリースブツシユ80の他端部にはエツジ84が
形成される。リリースブツシユ80にはその円筒
状の筒体の途上から前記エツジ84に指向する複
数個のスリツト86が形成されると共にこのスリ
ツト86とフランジ82との間では前記リリース
ブツシユ80の肉厚を薄く形成して段部88が画
成される。
そこで、以上のように構成されるボデイ32の
略中央部分にはシヤトルピストン90を変位自在
に収納するためのシリンダ92が形成される。シ
リンダ92は第1通路38の屈曲部分を画成する
壁部94と第2通路40を屈曲させる壁部96
と、さらに後述する連結機構を収納するボデイ3
2の一部によつて形成される。実際、シリンダ9
2の一方の端部はこれを開放するよう構成してい
るが、実質的には蓋部材98がボデイ32の側部
に大きく開口する孔部100に嵌合してこれを閉
塞する。すなわち、蓋部材98はその大径部に環
状の突部102を有し、さらにこの環状突部10
2の近傍に環状溝104を画成している。環状溝
104にはシールリング106が嵌合する。蓋部
材98はさらに第1通路38とを連通する通路1
08を画成した円筒状の突部110を有し、この
円筒突部110の先端部近傍には環状溝112が
刻設される。環状溝112の内部にはシールリン
グ114が嵌合する。
略中央部分にはシヤトルピストン90を変位自在
に収納するためのシリンダ92が形成される。シ
リンダ92は第1通路38の屈曲部分を画成する
壁部94と第2通路40を屈曲させる壁部96
と、さらに後述する連結機構を収納するボデイ3
2の一部によつて形成される。実際、シリンダ9
2の一方の端部はこれを開放するよう構成してい
るが、実質的には蓋部材98がボデイ32の側部
に大きく開口する孔部100に嵌合してこれを閉
塞する。すなわち、蓋部材98はその大径部に環
状の突部102を有し、さらにこの環状突部10
2の近傍に環状溝104を画成している。環状溝
104にはシールリング106が嵌合する。蓋部
材98はさらに第1通路38とを連通する通路1
08を画成した円筒状の突部110を有し、この
円筒突部110の先端部近傍には環状溝112が
刻設される。環状溝112の内部にはシールリン
グ114が嵌合する。
以上のように構成される蓋部材98は環状突部
102を前記ボデイ32の周回する環状溝116
に嵌合してこれを係着する。この結果、第1通路
38は通路108を介して前記シリンダ92の円
筒状の孔部118に連通する。シヤトルピストン
90は、第3図から容易に諒解されるように、そ
の両端部に環状の突部102a,102bを形成
した円柱状に構成されている。
102を前記ボデイ32の周回する環状溝116
に嵌合してこれを係着する。この結果、第1通路
38は通路108を介して前記シリンダ92の円
筒状の孔部118に連通する。シヤトルピストン
90は、第3図から容易に諒解されるように、そ
の両端部に環状の突部102a,102bを形成
した円柱状に構成されている。
次に、前記ボデイ32の他端部には孔部122
が形成される。この孔部122の終端する底部1
21を画成する壁部には前記孔部118に連通す
る第3の通路124が画成され、さらに、この第
3通路124の一端部は拡開して環状溝126が
画成される。
が形成される。この孔部122の終端する底部1
21を画成する壁部には前記孔部118に連通す
る第3の通路124が画成され、さらに、この第
3通路124の一端部は拡開して環状溝126が
画成される。
前記孔部122には出力ポートに連結する管体
123を結合するための連結機構が配設される。
この連結機構は既に説明した孔部34に配設され
る構成要素と同一の構成要素からなるものである
ためにその詳細な説明は省略する。然しながら、
ここで参照符号130はシールリングを示し、参
照符号132はチヤツク部材を示し、参照符号1
34はコレツトを示し、また、参照符号136は
ガイド部材を示し、さらに参照符号138はリリ
ースブツシユを示すものとする。
123を結合するための連結機構が配設される。
この連結機構は既に説明した孔部34に配設され
る構成要素と同一の構成要素からなるものである
ためにその詳細な説明は省略する。然しながら、
ここで参照符号130はシールリングを示し、参
照符号132はチヤツク部材を示し、参照符号1
34はコレツトを示し、また、参照符号136は
ガイド部材を示し、さらに参照符号138はリリ
ースブツシユを示すものとする。
本考案に係るシヤトルバルブは基本的には以上
のように構成されるものであり、次にその作用並
びに効果について説明する。
のように構成されるものであり、次にその作用並
びに効果について説明する。
先ず、シヤトルバルブ30を構成するボデイ3
2によつて画成された孔部34にはシール部材5
0、チヤツク部材54、コレツト62、ガイド部
材72およびリリースブツシユ80が組み込まれ
る。すなわち、シール部材50は前記受座44の
上端部に係着される。このようにシール部材50
を載置固定しておき、次いでチヤツク部材54に
コレツト62を外嵌する。この結果、コレツト6
2のフランジ70は前記チヤツク部材54の周回
する上端部に当接する。このようにしてチヤツク
部材54とコレツト62とは一体的な構成におい
て受座44に固定されたシール部材50の上端部
に係合する。すなわち、内方に傾斜する爪部60
はシール部材50の湾曲する内部端部に係合す
る。そこで、ボデイ32の孔部34にガイド部材
72が係着される。可撓性に富むガイド部材72
はその下端部を若干内方に撓ませた状態で前記孔
部34の内部に導入され、その撓みを開放するこ
とにより環状突部78はボデイ32に係合する。
すなわち、このようにしてガイド部材72はボデ
イ32に組み込まれる。
2によつて画成された孔部34にはシール部材5
0、チヤツク部材54、コレツト62、ガイド部
材72およびリリースブツシユ80が組み込まれ
る。すなわち、シール部材50は前記受座44の
上端部に係着される。このようにシール部材50
を載置固定しておき、次いでチヤツク部材54に
コレツト62を外嵌する。この結果、コレツト6
2のフランジ70は前記チヤツク部材54の周回
する上端部に当接する。このようにしてチヤツク
部材54とコレツト62とは一体的な構成におい
て受座44に固定されたシール部材50の上端部
に係合する。すなわち、内方に傾斜する爪部60
はシール部材50の湾曲する内部端部に係合す
る。そこで、ボデイ32の孔部34にガイド部材
72が係着される。可撓性に富むガイド部材72
はその下端部を若干内方に撓ませた状態で前記孔
部34の内部に導入され、その撓みを開放するこ
とにより環状突部78はボデイ32に係合する。
すなわち、このようにしてガイド部材72はボデ
イ32に組み込まれる。
次に、リリースブツシユ80が前記ガイド部材
72の内部に挿入される。先に説明したようにリ
リースブツシユ80はエツジ84を有し、このた
めにリリースブツシユ80がガイド部材72を経
てチヤツク部材54の内部に嵌入すると、前記エ
ツジ84は爪部60にその面を当接する。このよ
うな組込状態で準備段階を完了する。
72の内部に挿入される。先に説明したようにリ
リースブツシユ80はエツジ84を有し、このた
めにリリースブツシユ80がガイド部材72を経
てチヤツク部材54の内部に嵌入すると、前記エ
ツジ84は爪部60にその面を当接する。このよ
うな組込状態で準備段階を完了する。
次いで、前記リリースブツシユ80の内部に多
重管200が挿入される。多重管200は外管2
02と内管204とを同心的に配置した可撓性部
材からなり、内管204を前記外管202より若
干外部に露呈した状態で孔部34に挿入する。す
なわち、多重管200はその先端部をリリースブ
ツシユ80の中央部を貫通する孔部を経て受座4
4の傾斜面の下端部まで導入する。その際、シー
ル部材50は前記多重管200の外管202によ
つて若干押圧されて変形された状態でボデイ32
の内壁に密着すると共に前記外管202をその弾
発力で押圧する。この場合、既に説明したように
内管204は外管202よりも外方へと露呈する
だけの長さを保有しており、従つて、以上のよう
に外管202が装着されることによつて前記内管
204は第1通路38内に到達してシールリング
48によりその先端部を気密に保持されることに
なる。
重管200が挿入される。多重管200は外管2
02と内管204とを同心的に配置した可撓性部
材からなり、内管204を前記外管202より若
干外部に露呈した状態で孔部34に挿入する。す
なわち、多重管200はその先端部をリリースブ
ツシユ80の中央部を貫通する孔部を経て受座4
4の傾斜面の下端部まで導入する。その際、シー
ル部材50は前記多重管200の外管202によ
つて若干押圧されて変形された状態でボデイ32
の内壁に密着すると共に前記外管202をその弾
発力で押圧する。この場合、既に説明したように
内管204は外管202よりも外方へと露呈する
だけの長さを保有しており、従つて、以上のよう
に外管202が装着されることによつて前記内管
204は第1通路38内に到達してシールリング
48によりその先端部を気密に保持されることに
なる。
このようにして内管204によつて画成される
通路204aは通路108を介して孔部118と
連通することになる。一方、前記と同様に出力ポ
ート用管体123はリリースブツシユ138を貫
通する孔部の内部に導入されて環状溝126の先
端部に係合し、このために前記管体123によつ
て画成される通路123aは第3通路124を介
して孔部118と連通状態を確保する。
通路204aは通路108を介して孔部118と
連通することになる。一方、前記と同様に出力ポ
ート用管体123はリリースブツシユ138を貫
通する孔部の内部に導入されて環状溝126の先
端部に係合し、このために前記管体123によつ
て画成される通路123aは第3通路124を介
して孔部118と連通状態を確保する。
以上のような構成において、第1の入力ポート
としての外管202と第2の入力ポートとしての
内管204から夫々圧力差のある空気をこのシヤ
トルバルブ30に導入すると、外管202によつ
て画成される通路202aからの空気は第2通路
40に到達してシヤトルピストン90を矢印A方
向へと押圧する。一方、内管204の通路204
aを介して導入される空気圧は通路38、通路1
08を介して孔部118に導入され、矢印B方向
へとシヤトルピストン90を押圧する。この結
果、図に示すように内管204から導入される空
気圧の圧力が外管202から導入される空気の空
気圧よりも優る時、シヤトルピストン90は矢印
B方向へと押圧され、このために第1通路38、
通路108は通路123aと連通状態を確保す
る。
としての外管202と第2の入力ポートとしての
内管204から夫々圧力差のある空気をこのシヤ
トルバルブ30に導入すると、外管202によつ
て画成される通路202aからの空気は第2通路
40に到達してシヤトルピストン90を矢印A方
向へと押圧する。一方、内管204の通路204
aを介して導入される空気圧は通路38、通路1
08を介して孔部118に導入され、矢印B方向
へとシヤトルピストン90を押圧する。この結
果、図に示すように内管204から導入される空
気圧の圧力が外管202から導入される空気の空
気圧よりも優る時、シヤトルピストン90は矢印
B方向へと押圧され、このために第1通路38、
通路108は通路123aと連通状態を確保す
る。
一方、このようにして押圧されたシヤトルピス
トン90の環状突部120aはシリンダ92の一
方の端部と気密に接触するために外管202側の
空気の通流を阻止することになる。一方、外管2
02側の空気の圧力が内管204側の空気圧より
も高い場合には前記とは逆にシヤトルピストン9
0は矢印A方向へと押され、環状突部120bは
通路108が通路123aに対して連通する状態
を阻止する。すなわち、外管202の通路202
aは第2通路40を経て通路123aと連通可能
である。このようにして管体123から導入され
た空気は種々の装置に導入されて所定の仕事を達
成することになる。
トン90の環状突部120aはシリンダ92の一
方の端部と気密に接触するために外管202側の
空気の通流を阻止することになる。一方、外管2
02側の空気の圧力が内管204側の空気圧より
も高い場合には前記とは逆にシヤトルピストン9
0は矢印A方向へと押され、環状突部120bは
通路108が通路123aに対して連通する状態
を阻止する。すなわち、外管202の通路202
aは第2通路40を経て通路123aと連通可能
である。このようにして管体123から導入され
た空気は種々の装置に導入されて所定の仕事を達
成することになる。
なお、前記の実施例において、多重管200を
このシヤトルバルブから離脱させようとする時に
はリリースブツシユ80が好適に作用する。すな
わち、リリースブツシユ80を第3図において下
方に押圧すれば、そのエツジ84はチヤツク部材
54の爪部60を外方へと拡開し、このために前
記爪部60は多重管20の外管202との係合を
解かれる。従つて、多重管200は内管204と
共に外方へ容易に離脱させることが出来る。これ
と同様にして管体123をシヤトルバルブ30か
ら離脱させる場合にもリリースブツシユ138が
好適に用いられることは勿論である。
このシヤトルバルブから離脱させようとする時に
はリリースブツシユ80が好適に作用する。すな
わち、リリースブツシユ80を第3図において下
方に押圧すれば、そのエツジ84はチヤツク部材
54の爪部60を外方へと拡開し、このために前
記爪部60は多重管20の外管202との係合を
解かれる。従つて、多重管200は内管204と
共に外方へ容易に離脱させることが出来る。これ
と同様にして管体123をシヤトルバルブ30か
ら離脱させる場合にもリリースブツシユ138が
好適に用いられることは勿論である。
本考案によれば、従来技術のように複数個の入
力ポート用管路を一つに纏めた多重管を利用して
これをシヤトルバルブの夫々の入力ポートに別異
に導入するように構成し、これによつてシヤトル
バルブを構成するシヤトルピストンをその差圧を
介して変位させるように構成している。従つて、
入力ポートを構成する管路の配管工数は著しく減
少し、装置自体を極めて簡素化出来る利点が得ら
れる。さらにまた、誤配管の可能性も極めて少な
くなり、これに加えて保守管理も容易化するとい
う効果が得られる。結局、狭小な空間を有効に活
用するが可能となるために、工場等の利用空間を
著しく増大せることが出来、さらにまた、図から
容易に諒解されるように、極めて簡単な構成であ
るために製造コストも低廉で済むという実用的な
効果も得られる。
力ポート用管路を一つに纏めた多重管を利用して
これをシヤトルバルブの夫々の入力ポートに別異
に導入するように構成し、これによつてシヤトル
バルブを構成するシヤトルピストンをその差圧を
介して変位させるように構成している。従つて、
入力ポートを構成する管路の配管工数は著しく減
少し、装置自体を極めて簡素化出来る利点が得ら
れる。さらにまた、誤配管の可能性も極めて少な
くなり、これに加えて保守管理も容易化するとい
う効果が得られる。結局、狭小な空間を有効に活
用するが可能となるために、工場等の利用空間を
著しく増大せることが出来、さらにまた、図から
容易に諒解されるように、極めて簡単な構成であ
るために製造コストも低廉で済むという実用的な
効果も得られる。
以上、本考案のシヤトルバルブについて詳細に
説明したが、本考案はこの実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並びに設計の変更が可能であるこ
とは勿論である。
説明したが、本考案はこの実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並びに設計の変更が可能であるこ
とは勿論である。
第1図は従来技術に係るシヤトルバルブの概略
構成を示す縦断説明図、第2図は本考案に係るシ
ヤトルバルブとこれに接合する多重管との相互関
係を示す分解斜視説明図、第3図は本考案に係る
シヤトルバルブと多重管との結合状態を示す一部
省略縦断説明図である。 30……シヤトルバルブ、32……ボデイ、3
4……孔部、38,40……通路、44……受
座、48……シールリング、50……シール部
材、54……チヤツク部材、60……爪部、62
……コレツト、70……フランジ、72……ガイ
ド部材、78……環状突部、80……リリースブ
ツシユ、84……エツジ、90……シヤトルピス
トン、92……シリンダ、98……蓋部材、13
0……シールリング、132……チヤツク部材、
134……コレツト、136……ガイド部材、1
38……リリースブツシユ、200……多重管、
202……外管、204……内管。
構成を示す縦断説明図、第2図は本考案に係るシ
ヤトルバルブとこれに接合する多重管との相互関
係を示す分解斜視説明図、第3図は本考案に係る
シヤトルバルブと多重管との結合状態を示す一部
省略縦断説明図である。 30……シヤトルバルブ、32……ボデイ、3
4……孔部、38,40……通路、44……受
座、48……シールリング、50……シール部
材、54……チヤツク部材、60……爪部、62
……コレツト、70……フランジ、72……ガイ
ド部材、78……環状突部、80……リリースブ
ツシユ、84……エツジ、90……シヤトルピス
トン、92……シリンダ、98……蓋部材、13
0……シールリング、132……チヤツク部材、
134……コレツト、136……ガイド部材、1
38……リリースブツシユ、200……多重管、
202……外管、204……内管。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ボデイに異なる圧力下で空気を夫々導入する
ための内管と外管とからなる多重管を連結する
孔部を画成すると共に前記二つの流路によつて
導入される空気の中、高圧側空気を導出する単
管を連結する孔部を形成し、さらに前記多重管
と単管の連結部分の間に夫々の管体が連通する
シリンダを形成し、前記シリンダの内部にシヤ
トルピストンを変位自在に配設することを特徴
とするシヤトルバルブ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のシヤト
ルバルブにおいて、前記多重管と単管とは夫々
連結部材を介してボデイに気密に接続してなる
シヤトルバルブ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第2項記載のシヤト
ルバルブにおいて、連結部材はチヤツク部材と
コレツトとガイド部材とリリースブツシユとか
らなるシヤトルバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP469885U JPH0311482Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP469885U JPH0311482Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122465U JPS61122465U (ja) | 1986-08-01 |
JPH0311482Y2 true JPH0311482Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=30480518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP469885U Expired JPH0311482Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311482Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110701360A (zh) * | 2019-09-13 | 2020-01-17 | 上海空间推进研究所 | 具有快速连接功能的换向三通阀 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010078897A (ko) * | 2001-05-12 | 2001-08-22 | 박병룡 | 로드레스피스톤정량투입기 |
JP4994048B2 (ja) * | 2007-01-18 | 2012-08-08 | カヤバ工業株式会社 | 油圧制御装置 |
JP4994049B2 (ja) * | 2007-01-18 | 2012-08-08 | カヤバ工業株式会社 | 油圧制御装置 |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP469885U patent/JPH0311482Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110701360A (zh) * | 2019-09-13 | 2020-01-17 | 上海空间推进研究所 | 具有快速连接功能的换向三通阀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122465U (ja) | 1986-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5338002A (en) | Fluid conduit quick connectors with anti-spill valves | |
US4600221A (en) | Connection system for flexible tubing | |
EP0018440B1 (en) | Pipe coupling | |
US4286622A (en) | Check valve assembly | |
US4207923A (en) | Fluid valve | |
US4754782A (en) | Hose assembly & clip therefor | |
US3228418A (en) | Check valve | |
US4922971A (en) | Hose assembly, clip therefor and method of making the same | |
US4807666A (en) | Stopcock valve for high pressure applications | |
US3817562A (en) | Connector for plastic tube | |
JPH0198791A (ja) | 流体用コネクタアセンブリ | |
GB2401920A (en) | A tube joint sealed and secured by fluid pressure | |
US4088350A (en) | Plastic tubing connector | |
US7389798B2 (en) | Plug for a port | |
JPH0311482Y2 (ja) | ||
US2850297A (en) | Quick detachable coupler | |
US7353842B2 (en) | Air fitting with an integral check valve | |
JP3782827B2 (ja) | モジユラー式弁構造体 | |
JPH0417295B2 (ja) | ||
EP0062880B1 (en) | Axial flow valve | |
JPH0113910Y2 (ja) | ||
JPH0113914Y2 (ja) | ||
JPH0113909Y2 (ja) | ||
US4258614A (en) | Cylinder device | |
JPH0115992Y2 (ja) |