JPH03114814A - プラスチック成形用金型 - Google Patents

プラスチック成形用金型

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Publication number
JPH03114814A
JPH03114814A JP25210289A JP25210289A JPH03114814A JP H03114814 A JPH03114814 A JP H03114814A JP 25210289 A JP25210289 A JP 25210289A JP 25210289 A JP25210289 A JP 25210289A JP H03114814 A JPH03114814 A JP H03114814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
grade
slit
mold
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP25210289A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Hata
義和 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03114814A publication Critical patent/JPH03114814A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はプラスチックを成形するための金型に関し、特
に成形に使用した樹脂のグレードを判別できるように構
成したプラスチック成形用金型に関する。
(従来の技術) プラスチックを成形する樹脂には同一種類のものでもそ
のグレードに差があり、成形する製品によってグレード
を選択して使用しなければならない。この成形時の使用
樹脂のグレードを誤ると、特にポリアセタール等の工業
プラスチックの場合には、製品寿命に影響することが多
く、市場での信頼性が損なわれるという問題がある。
ところが、このグレードの違いは外見上で見分けること
は困難で、成形現場で適否を識別することはできない。
成形したものではなおのこと使用樹脂のグレードの違い
を発見(ることができない。
そのため、現場では成形材料の管理を徹底し、グレード
の誤使用を防止するように努めるのみであった。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、従来は、樹脂のグレードの違いを見分ける
ことが困難であった。
本発明は使用した樹脂のグレードの違いを現場で発見す
ることができるプラスチック成形用金型を提供すること
を目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) そのため、金型の彫込部への樹脂流動箇所にパリを発生
させるスリットを形成させたことを特徴とするものであ
る。而して、このスリットは、同じ樹脂でもグレードに
よって液入する長さに違いを生じる幅とする。
このスリットを形成させる箇所は金型としての機能上問
題とならない箇所であるのは当然である。
(作用) 上記のスリットを有する金型で成形すると、当然そのス
リットに樹脂が入り込み、パリが発生する。グレードが
異ると流動性が異るので、このパリの発生長さがグレー
ドによって異ってくる。
したがって、作業者はそのパリの長さから正しいグレー
ドの樹脂を使用したかどうかを確認することができる。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図で本発明の詳細な説明する前に第3図
を参照して本実施例で成形されるアウトサート成形品に
ついて説明する。
アウトサート成形品は板金等を成形金型に挾み、その板
金に樹脂で機能部分を成形させるものである。−例とし
て、第3図に板金11上に機能性ボス12.13をラン
ナー14を介して樹脂で成形したものを示している。使
用樹脂はポリアセクールである。以下、第3図の成形品
を例として説明する。
第1図は本発明の一実施例のプラスチック成形用金型を
彫込面から見た平面図である。
第1図に示すように、金型21は機能性ボス12.13
に相当する彫込部22.23を設けてその間にランナー
14に対応する溝(樹脂流動部)24を設けている。本
実施例の金型21はこの溝24に幅20〜50μm程度
のスリット25を設ける。このスリット25の幅は樹脂
のグレードによってそこに流入する長さに違いを生じる
ように選択する。
この金型で成形したものが第3図に示すもので、図示の
ように第1図のものと同様に板金31上に機能性ボス3
2.33をランナー34を介して形成させてあり、さら
にランナー34にはパリ35が突出して形成される。
このパリ35の突出長さは射出圧力に応じて下記の第1
表のように変化する。この表は、金型のスリット幅を数
十μmに設定し、樹脂をジュラコン(ポリプラスチック
ス社の商品名)にしたときのパリの長さを示している。
第1表 突出長さのバラツキは12〜3mである。
上記においてグレードを示すM2O,Ml 40゜M2
70とはASTM規格D1238のMl値(メルトフロ
ーインデックス値)が10分当りくれぞれ99.141
279であることを意味する。なお、パリ3.5の高さ
はランナー34の板厚に同じかそれより低くなる。
前掲衣のように射出条件が同じなら使用する樹脂のグレ
ードによってパリ35の突出長さが異るので、現場で容
易にグレードが合っているか否かを判別することができ
る。
また、同一グレードでも射出条件によってパリ35の長
さが変る点に着目すれば、射出条件の変動をもチエツク
することができる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、使用するグレードによっ
て発生するパリの長さに違いを生じるようなスリットを
設けであるので、そのスリットによって発生するパリの
長さから使用する樹脂のグレードの適否を容易に判別す
ることができる。
さらに、本発明はこのパリの長さが射出条件によっても
異るので、射出条件の変動のチエツクをも行うことがで
きるという効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のプラスチック成形用金型の
一部を示す平面図、第2図は第1図の金型で作られた製
品を示す斜視図、第3図はアウトサート成形品の一例を
示す斜視図である。 21・・・金型、22.23・・・彫込部、24・・・
溝、25・・・スリット、35・・・パリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成形品を形成させる彫込部への樹脂流動部に、樹脂のグ
    レードによって当該樹脂の流入長さに違いを生じる幅の
    スリットを形成したことを特徴とするプラスチック成形
    用金型。
JP25210289A 1989-09-29 1989-09-29 プラスチック成形用金型 Pending JPH03114814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022552908A (ja) * 2019-11-04 2022-12-20 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 射出成形コンポーネント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022552908A (ja) * 2019-11-04 2022-12-20 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 射出成形コンポーネント
US11774061B2 (en) 2019-11-04 2023-10-03 Signify Holding, B.V. Injection molded component

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