JPH03114814A - プラスチック成形用金型 - Google Patents
プラスチック成形用金型Info
- Publication number
- JPH03114814A JPH03114814A JP25210289A JP25210289A JPH03114814A JP H03114814 A JPH03114814 A JP H03114814A JP 25210289 A JP25210289 A JP 25210289A JP 25210289 A JP25210289 A JP 25210289A JP H03114814 A JPH03114814 A JP H03114814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- grade
- slit
- mold
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010137 moulding (plastic) Methods 0.000 title claims description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 29
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 4
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920005177 Duracon® POM Polymers 0.000 description 1
- 101150034459 Parpbp gene Proteins 0.000 description 1
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明はプラスチックを成形するための金型に関し、特
に成形に使用した樹脂のグレードを判別できるように構
成したプラスチック成形用金型に関する。
に成形に使用した樹脂のグレードを判別できるように構
成したプラスチック成形用金型に関する。
(従来の技術)
プラスチックを成形する樹脂には同一種類のものでもそ
のグレードに差があり、成形する製品によってグレード
を選択して使用しなければならない。この成形時の使用
樹脂のグレードを誤ると、特にポリアセタール等の工業
プラスチックの場合には、製品寿命に影響することが多
く、市場での信頼性が損なわれるという問題がある。
のグレードに差があり、成形する製品によってグレード
を選択して使用しなければならない。この成形時の使用
樹脂のグレードを誤ると、特にポリアセタール等の工業
プラスチックの場合には、製品寿命に影響することが多
く、市場での信頼性が損なわれるという問題がある。
ところが、このグレードの違いは外見上で見分けること
は困難で、成形現場で適否を識別することはできない。
は困難で、成形現場で適否を識別することはできない。
成形したものではなおのこと使用樹脂のグレードの違い
を発見(ることができない。
を発見(ることができない。
そのため、現場では成形材料の管理を徹底し、グレード
の誤使用を防止するように努めるのみであった。
の誤使用を防止するように努めるのみであった。
(発明が解決しようとする課題)
上記の如く、従来は、樹脂のグレードの違いを見分ける
ことが困難であった。
ことが困難であった。
本発明は使用した樹脂のグレードの違いを現場で発見す
ることができるプラスチック成形用金型を提供すること
を目的とするものである。
ることができるプラスチック成形用金型を提供すること
を目的とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
そのため、金型の彫込部への樹脂流動箇所にパリを発生
させるスリットを形成させたことを特徴とするものであ
る。而して、このスリットは、同じ樹脂でもグレードに
よって液入する長さに違いを生じる幅とする。
させるスリットを形成させたことを特徴とするものであ
る。而して、このスリットは、同じ樹脂でもグレードに
よって液入する長さに違いを生じる幅とする。
このスリットを形成させる箇所は金型としての機能上問
題とならない箇所であるのは当然である。
題とならない箇所であるのは当然である。
(作用)
上記のスリットを有する金型で成形すると、当然そのス
リットに樹脂が入り込み、パリが発生する。グレードが
異ると流動性が異るので、このパリの発生長さがグレー
ドによって異ってくる。
リットに樹脂が入り込み、パリが発生する。グレードが
異ると流動性が異るので、このパリの発生長さがグレー
ドによって異ってくる。
したがって、作業者はそのパリの長さから正しいグレー
ドの樹脂を使用したかどうかを確認することができる。
ドの樹脂を使用したかどうかを確認することができる。
(実施例)
実施例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図で本発明の詳細な説明する前に第3図
を参照して本実施例で成形されるアウトサート成形品に
ついて説明する。
を参照して本実施例で成形されるアウトサート成形品に
ついて説明する。
アウトサート成形品は板金等を成形金型に挾み、その板
金に樹脂で機能部分を成形させるものである。−例とし
て、第3図に板金11上に機能性ボス12.13をラン
ナー14を介して樹脂で成形したものを示している。使
用樹脂はポリアセクールである。以下、第3図の成形品
を例として説明する。
金に樹脂で機能部分を成形させるものである。−例とし
て、第3図に板金11上に機能性ボス12.13をラン
ナー14を介して樹脂で成形したものを示している。使
用樹脂はポリアセクールである。以下、第3図の成形品
を例として説明する。
第1図は本発明の一実施例のプラスチック成形用金型を
彫込面から見た平面図である。
彫込面から見た平面図である。
第1図に示すように、金型21は機能性ボス12.13
に相当する彫込部22.23を設けてその間にランナー
14に対応する溝(樹脂流動部)24を設けている。本
実施例の金型21はこの溝24に幅20〜50μm程度
のスリット25を設ける。このスリット25の幅は樹脂
のグレードによってそこに流入する長さに違いを生じる
ように選択する。
に相当する彫込部22.23を設けてその間にランナー
14に対応する溝(樹脂流動部)24を設けている。本
実施例の金型21はこの溝24に幅20〜50μm程度
のスリット25を設ける。このスリット25の幅は樹脂
のグレードによってそこに流入する長さに違いを生じる
ように選択する。
この金型で成形したものが第3図に示すもので、図示の
ように第1図のものと同様に板金31上に機能性ボス3
2.33をランナー34を介して形成させてあり、さら
にランナー34にはパリ35が突出して形成される。
ように第1図のものと同様に板金31上に機能性ボス3
2.33をランナー34を介して形成させてあり、さら
にランナー34にはパリ35が突出して形成される。
このパリ35の突出長さは射出圧力に応じて下記の第1
表のように変化する。この表は、金型のスリット幅を数
十μmに設定し、樹脂をジュラコン(ポリプラスチック
ス社の商品名)にしたときのパリの長さを示している。
表のように変化する。この表は、金型のスリット幅を数
十μmに設定し、樹脂をジュラコン(ポリプラスチック
ス社の商品名)にしたときのパリの長さを示している。
第1表
突出長さのバラツキは12〜3mである。
上記においてグレードを示すM2O,Ml 40゜M2
70とはASTM規格D1238のMl値(メルトフロ
ーインデックス値)が10分当りくれぞれ99.141
279であることを意味する。なお、パリ3.5の高さ
はランナー34の板厚に同じかそれより低くなる。
70とはASTM規格D1238のMl値(メルトフロ
ーインデックス値)が10分当りくれぞれ99.141
279であることを意味する。なお、パリ3.5の高さ
はランナー34の板厚に同じかそれより低くなる。
前掲衣のように射出条件が同じなら使用する樹脂のグレ
ードによってパリ35の突出長さが異るので、現場で容
易にグレードが合っているか否かを判別することができ
る。
ードによってパリ35の突出長さが異るので、現場で容
易にグレードが合っているか否かを判別することができ
る。
また、同一グレードでも射出条件によってパリ35の長
さが変る点に着目すれば、射出条件の変動をもチエツク
することができる。
さが変る点に着目すれば、射出条件の変動をもチエツク
することができる。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、使用するグレードによっ
て発生するパリの長さに違いを生じるようなスリットを
設けであるので、そのスリットによって発生するパリの
長さから使用する樹脂のグレードの適否を容易に判別す
ることができる。
て発生するパリの長さに違いを生じるようなスリットを
設けであるので、そのスリットによって発生するパリの
長さから使用する樹脂のグレードの適否を容易に判別す
ることができる。
さらに、本発明はこのパリの長さが射出条件によっても
異るので、射出条件の変動のチエツクをも行うことがで
きるという効果をも有する。
異るので、射出条件の変動のチエツクをも行うことがで
きるという効果をも有する。
第1図は本発明の一実施例のプラスチック成形用金型の
一部を示す平面図、第2図は第1図の金型で作られた製
品を示す斜視図、第3図はアウトサート成形品の一例を
示す斜視図である。 21・・・金型、22.23・・・彫込部、24・・・
溝、25・・・スリット、35・・・パリ。
一部を示す平面図、第2図は第1図の金型で作られた製
品を示す斜視図、第3図はアウトサート成形品の一例を
示す斜視図である。 21・・・金型、22.23・・・彫込部、24・・・
溝、25・・・スリット、35・・・パリ。
Claims (1)
- 成形品を形成させる彫込部への樹脂流動部に、樹脂のグ
レードによって当該樹脂の流入長さに違いを生じる幅の
スリットを形成したことを特徴とするプラスチック成形
用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25210289A JPH03114814A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | プラスチック成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25210289A JPH03114814A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | プラスチック成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03114814A true JPH03114814A (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=17232536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25210289A Pending JPH03114814A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | プラスチック成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03114814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022552908A (ja) * | 2019-11-04 | 2022-12-20 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィ | 射出成形コンポーネント |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP25210289A patent/JPH03114814A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022552908A (ja) * | 2019-11-04 | 2022-12-20 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィ | 射出成形コンポーネント |
US11774061B2 (en) | 2019-11-04 | 2023-10-03 | Signify Holding, B.V. | Injection molded component |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ATE221329T1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines haftverschlussteils aus thermoplastischem kunststoff | |
CN105102980B (zh) | 具有试条保持件的横向流动测定法 | |
CH703208A1 (de) | Verfahren zum detektieren von einlageobjekten in einem spritzgussteil. | |
JPH03114814A (ja) | プラスチック成形用金型 | |
DE3582971D1 (de) | Verfahren zur herstellung eines rohres aus thermoplastischem harz mit zaehem fliessverhalten und vorrichtung dafuer. | |
KR20200140369A (ko) | 에너지 안내 체인을 위한 사출 성형 부품 상의 표시 | |
Stump | Paradigms at the interface of a lexeme’s syntax and semantics with its inflectional morphology | |
CN101097636B (zh) | 保持纸币识别装置的间隙的结构 | |
JPS63144026A (ja) | 合成樹脂成形材料の離型性判定方法 | |
Baruffi et al. | Investigation on the micro injection molding process of an overmolded multi-material micro component | |
JP2002370257A (ja) | 樹脂スクラップの回収方法 | |
JPH0363587B2 (ja) | ||
Lam | Mould design and manufacturing using computer technology: a thesis presented in partial fulfilment of the requirements for the degree of Master in Technology at Massey University | |
JPH04347607A (ja) | Icカード用カード基材の製造方法及び製造用金型 | |
Menges et al. | Intelligent computer programs for plastic processing | |
DE60110003D1 (de) | Verfahren und Vorrichtung mit Mitteln zur Wahrnehmung der Verzerrung einer Form | |
DE58909400D1 (de) | Verfahren zur herstellung eines mit thermoplastischem kunststoff modifizierten bituminösen bindemittels für baustoffe. | |
JPS6345284B2 (ja) | ||
JP5494798B2 (ja) | 樹脂判別装置および樹脂判別方法 | |
JPH0732023Y2 (ja) | 射出成形型 | |
JP2001121581A (ja) | ガス加圧射出成形方法 | |
JP3470307B2 (ja) | 縁材付天板の製造方法 | |
JPS584697Y2 (ja) | 製品管理用表示カ−ド | |
Glendenning | Simulation of the injection moulding process--a practical validation | |
DE50301212D1 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Gehäuses |