JPH03114638U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例に係る駆動力伝達装
置の断面図、第２図は第１図の矢印−線方向
の断面図、第３図ａ，ｂは同装置における要部拡
大断面図、第４図は同装置を採用した車両の概略
図、第５図は差動回転数と発生圧力の関係を示す
グラフである。 符号の説明、１０……駆動力伝達装置、１０ａ
……押圧力発生手段、１０ｂ……摩擦クラツチ、
１１……アウタケース、１２……インナシヤフト
、１３……作動ピストン、１４……ロータ、１４
ｂ……ベーン部、１５……エンドカバー、１６…
…クラツチプレート、１７……クラツチデイスク
、１８……レリーフバルブ、１８ｂ……第２ピス
トン、１８ｃ……コイルスプリング、１８ｄ……
リテーナ、１８ｅ……シリンダ部、２５，２６…
…プロペラシヤフト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回転
   部材間に配設され、これら両回転部材の相対回転
   により作動して両回転部材をトルク伝達可能に連
   結する摩擦係合力を発生させるとともに付与され
   る軸方向の押圧力に応じて前記摩擦係合力を増減
   させる摩擦クラツチ、および両回転部材の相対回
   転に応じた軸方向の押圧力を発生させて前記摩擦
   クラツチに付与する押圧力発生手段を備え、同押
   圧力発生手段を、前記両回転部材間に液密的に軸
   方向へ摺動可能かつ外側回転部材に一体回転可能
   に組付けられて前記摩擦クラツチに対向する作動
   ピストンと、前記外側回転部材と前記作動ピスト
   ン間に形成され軸方向に所定間隔を有して粘性流
   体が封入される流体室と、半径方向へ延びる１ま
   たは複数のベーン部を備え前記流体室にて同流体
   室に対して相対回転可能に収容されたロータとに
   より構成してなる駆動力伝達装置において、前記
   作動ピストンまたは外側回転部材に設けられ一端
   にて前記流体室に連通するシリンダ部と、同シリ
   ンダ部に摺動可能に嵌挿された第２のピストンと
   、前記シリンダ部の他端に進退可能に組付けられ
   たリテーナと、同リテーナと前記第２のピストン
   間に介装され同ピストンを押圧するとともに所定
   の高温に達したとき前記押圧力を消失または低減
   する押圧部材を備えていることを特徴とする駆動
   力伝達装置。